JPH06331207A - 共板工法用コーナ金具 - Google Patents

共板工法用コーナ金具

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Publication number
JPH06331207A
JPH06331207A JP12277393A JP12277393A JPH06331207A JP H06331207 A JPH06331207 A JP H06331207A JP 12277393 A JP12277393 A JP 12277393A JP 12277393 A JP12277393 A JP 12277393A JP H06331207 A JPH06331207 A JP H06331207A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
metal fitting
corner metal
corner
welding
duct
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP12277393A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsutoshi Totsuka
勝利 戸塚
Hiroyuki Koide
弘之 小出
Hitoshi Mori
均 森
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JAPAN LE-WA KK
Original Assignee
JAPAN LE-WA KK
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Publication date
Application filed by JAPAN LE-WA KK filed Critical JAPAN LE-WA KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ダクトのフランジ部に対して確実且つ迅速な
溶接を行うことができる共板工法用コーナ金具の提供。 【構成】 コーナ金具1のL形状のそれぞれの翼部2
a,2bの、使用時にダクトのフランジ部12側に当接
する面に少くとも1個の突出部9a,9b;10a,1
0bを設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は空調用等に用いられるダ
クトのフランジ部のコーナに固定されるコーナ金具に関
する。
【0002】
【従来の技術】空調用等に用いられるダクトのフランジ
部のコーナへのコーナ金具の取付は従来はフランジ部を
コーナ金具に向けて折曲げることによって行われてき
た。この取付方法は手数を要すると共にコーナ金具をフ
ランジ部に正確に位置決めすることが困難であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そこで本出願と同一の
出願人が平成4年12月25日に平成4年特許願第34
2311号として出願した「共板工法のコーナ金具の固
定方法」に記載されているように、コーナ金具をフラン
ジ部に溶接する方法が提案されている。前述の溶接によ
るコーナ金具のダクトのフランジ部への取付は従来スポ
ット溶接機で行われており、この場合溶接されるべき箇
所を1個づつ溶接する事が必要であった。溶接はそれぞ
れの翼部に対して少くとも1箇所、通常は2箇所必要で
あるので、1個のコーナ金具については2回又は4回の
溶接作業を必要とし、空調用ダクトの製造に多大な時間
を要するという問題が生じていた。
【0004】本発明は従来の溶接によるコーナ金具のフ
ランジ部の取付に際して生ずる前述の問題を解決して、
コーナ金具をフランジ部に確実且つ迅速に固定すること
ができるコーナ金具を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は、空調用
等に用いられるダクトのフランジ部のコーナにプロジェ
クション溶接又はスポット溶接によって固定される平面
視L形状のコーナ金具であって、該コーナ金具のL形状
のそれぞれの翼部の、使用時にダクトのフランジ部側に
当接する面に少くとも1個の突出部が設けられているこ
とを特徴とするコーナ金具によって達成される。
【0006】突出部を有するコーナ金具をダクトのフラ
ンジ部に当て、プロジェクション溶接すればコーナ金具
の複数の突出部が一度にフランジ部に溶接されることに
なり、溶接作業を極めて迅速にすることができる。
【0007】
【実施例】本発明のコーナ金具の一例を示す添付図面を
参照して、本発明を以下詳述する。図1に本発明のコー
ナ金具のダクトのフランジ面に当接する側から見た平面
図を示す。コーナ金具1は平面視L形状を有し、隣接す
る2個のダクトを連結するためのボルト孔8が設けられ
た中央部から互いに直角方向に翼部2a,2bが延び
る。図1のそれぞれの部位の断面図である図3、図4、
および図5により明らかなように、翼部2a,2bの両
側にはダクトのフランジ部12(図3参照)を正確にコ
ーナ金具1にはめ込れるように壁部3a,4a;3b,
4bが設けられている。コーナ金具1の中央部には壁部
を有する凸部11が設けられており、この凸部11はコ
ーナー金具1をフランジ部12に位置決めするのに役立
つ。又中央部の内側にも背の高い壁部7が配置されてい
る。それぞれの翼部2a,2bには長方形の凸部5a,
5b及び6a,6bが開けられており、コーナ金具の剛
性強化に役立つ。図1に示す例ではそれぞれの翼部2
a,2bの使用時にフランジ部に当接する側の表面(図
1では図面の裏側)に突出部9a,9b;10a,10
bが設けられている(図3、図4参照)。図2に突出部
9aの具体的寸法の一例(単位mm)を示す。
【0008】本発明の突起付きコーナ金具を用いれば図
6(A)に示すように、専用の電極14を有するプロジ
ェクション溶接機で4箇所の突起部をワンアクションで
同時に溶接することができる。なお図6(A)において
電極14はダクト12のフランジ部13の上方にのみ図
示されているが、実際には図6(B)に示すように、コ
ーナ金具1の下方にも電極15が配置されている。
【0009】又コーナ金具1の片方の翼部毎の2個づつ
の突起部9a,9b;10a,10bの溶接であれば、
図7(A)及び図7(B)に示すような大型の電極1
6,17を用意してスポット溶接機で溶接することがで
き、この場合においても従来の1箇所づつのスポット溶
接に比べて2倍の速度での溶接を行うことができる。又
図7(A)に示すように円柱状電極16を用いてもよ
い。
【0010】
【発明の効果】本発明のコーナ金具はダクトのフランジ
面に当接する側に突起部が設けられているので、この突
起部を利用してプロジェクション溶接することにより従
来のスポット溶接より数分の一の作業時間で確実な溶接
を行うことができる。又スポット溶接の場合、電極の先
端が溶接を重ねる毎に損耗して行くが、プロジェクショ
ン溶接の場合にはコーナ金具の突起部を介して溶接する
ので、電極の損耗がないという利点を有する。本発明の
コーナ金具は前述の平成4年特許願第342311号で
出願された共板工法のコーナ金具の固定方法に用いると
より有用である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の共板工法用コーナ金具を示す平面図。
【図2】図1に示す突出部の具体的寸法の一例を示す断
面図。
【図3】図1の線A−Aによる断面をフランジのフラン
ジ部と組合せて示す断面図であり、図1(A)は溶接前
の断面図、図1(B)は溶接後の断面図。
【図4】図1の線B−Bによる断面図。
【図5】図1の線C−Cによる断面図。
【図6】本発明によるコーナ金具を専用の電極を用いて
プロジェクション溶接する例を示す図であって、図6
(A)は斜視図、図6(B)は断面図。
【図7】本発明によるコーナ金具を大型の電極を具備し
たスポット溶接機で溶接する例を示す図であって図7
(A)は斜視図、図7(B)は断面図。
【符号の説明】
1…コーナ金具 2a,2b…翼部 9a,9b;10a,10b…突起部 12…ダクト 13…ダクトのフランジ部 14,15…プロジェクション溶接用電極 16,17,18…スポット溶接用大型電極 M…溶接ナゲット

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 空調用等に用いられるダクトのフランジ
    部のコーナにプロジェクション溶接又はスポット溶接に
    よって固定される平面視L形状のコーナ金具であって、
    該コーナ金具のL形状のそれぞれの翼部の、使用時にダ
    クトのフランジ部側に当接する面に少くとも1個の突出
    部が設けられていることを特徴とするコーナ金具。
JP12277393A 1993-05-25 1993-05-25 共板工法用コーナ金具 Pending JPH06331207A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12277393A JPH06331207A (ja) 1993-05-25 1993-05-25 共板工法用コーナ金具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12277393A JPH06331207A (ja) 1993-05-25 1993-05-25 共板工法用コーナ金具

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06331207A true JPH06331207A (ja) 1994-11-29

Family

ID=14844262

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12277393A Pending JPH06331207A (ja) 1993-05-25 1993-05-25 共板工法用コーナ金具

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JP (1) JPH06331207A (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS624684B2 (ja) * 1984-06-28 1987-01-31 Takashi Mori

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS624684B2 (ja) * 1984-06-28 1987-01-31 Takashi Mori

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