JPH0728505Y2 - ダクト等の接合用フレームの組立構造 - Google Patents
ダクト等の接合用フレームの組立構造Info
- Publication number
- JPH0728505Y2 JPH0728505Y2 JP40349090U JP40349090U JPH0728505Y2 JP H0728505 Y2 JPH0728505 Y2 JP H0728505Y2 JP 40349090 U JP40349090 U JP 40349090U JP 40349090 U JP40349090 U JP 40349090U JP H0728505 Y2 JPH0728505 Y2 JP H0728505Y2
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- blade
- abdominal surface
- corner
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、ビルや工場の空調設備
や各種プラント設備のダクト、住宅の換気扇の排気筒部
などの相互連結や取付に使用される接合用フレームの組
立構造に関するものである。
や各種プラント設備のダクト、住宅の換気扇の排気筒部
などの相互連結や取付に使用される接合用フレームの組
立構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の四辺形状の接合用フレ−ムは、第
1翼板部の内側腹面と第2翼板部の裏側腹面が長手方向
に沿って直角に会合したアングル型材を4本組み合わせ
ることによって製作されている。
1翼板部の内側腹面と第2翼板部の裏側腹面が長手方向
に沿って直角に会合したアングル型材を4本組み合わせ
ることによって製作されている。
【0003】直角に会合する2辺を構成する2本のアン
グル型材は、一方のアングル型材の第1翼板部の長手方
向端部を第2翼板部の基部をも含めて他方のアングル型
材の第2翼板部の幅相当分だけ切除し、この第1翼板部
の端部切除面に他方のアングル型材の第1翼板部の長手
方向端部の内側腹面を突き合わせて溶接し、また、第2
翼板部の基部切除面に他方のアングル型材の第2翼板部
の長手方向端面を突き合わせ溶接している。
グル型材は、一方のアングル型材の第1翼板部の長手方
向端部を第2翼板部の基部をも含めて他方のアングル型
材の第2翼板部の幅相当分だけ切除し、この第1翼板部
の端部切除面に他方のアングル型材の第1翼板部の長手
方向端部の内側腹面を突き合わせて溶接し、また、第2
翼板部の基部切除面に他方のアングル型材の第2翼板部
の長手方向端面を突き合わせ溶接している。
【0004】しかしながら、4本のアングル型材の長手
方向端部を切除して突き合わせ溶接する従来の接合用フ
レームでは、各アングル型材の長手方向端部の切除が正
確になされても、突き合わせ溶接時に隣り合う2辺のア
ングル型材の各第1翼板部の内側腹面同志が直角に位置
固定されていないとき、あるいは、各第2翼板部の裏側
腹面同志が同一平面内に位置固定されていないときに
は、全体の配置角度と位置関係に狂い生じ、組立てられ
た接合用フレームにダクト類を円滑に嵌挿することが困
難又は不可能になる。
方向端部を切除して突き合わせ溶接する従来の接合用フ
レームでは、各アングル型材の長手方向端部の切除が正
確になされても、突き合わせ溶接時に隣り合う2辺のア
ングル型材の各第1翼板部の内側腹面同志が直角に位置
固定されていないとき、あるいは、各第2翼板部の裏側
腹面同志が同一平面内に位置固定されていないときに
は、全体の配置角度と位置関係に狂い生じ、組立てられ
た接合用フレームにダクト類を円滑に嵌挿することが困
難又は不可能になる。
【0005】隣り合う2辺のアングル型材の配置角度を
突き合わせ溶接に際して入念に調整する工程が存在する
ことは、組立て加工の全体の作業能率を悪くするもので
あり、また、手作業による調整には限度があるため、不
良品の発生率を低下させることが困難であった。
突き合わせ溶接に際して入念に調整する工程が存在する
ことは、組立て加工の全体の作業能率を悪くするもので
あり、また、手作業による調整には限度があるため、不
良品の発生率を低下させることが困難であった。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】従って本考案の目的
は、隣り合う2本の辺部材を作業能率よく正確に位置固
定することができ、四辺が直角に配置された接合用フレ
ームを簡単かつ容易に製作できる組立構造を提供するこ
とである。
は、隣り合う2本の辺部材を作業能率よく正確に位置固
定することができ、四辺が直角に配置された接合用フレ
ームを簡単かつ容易に製作できる組立構造を提供するこ
とである。
【0007】
【課題を解決するための手段】以下、添付図面中の参照
符号を用いて説明すると、本考案の接合用フレームの組
立構造では、第1翼板部1の内側腹面11aと第2翼板
部12の裏側腹面12aを長手方向に沿って直角に会合
させた4本の辺部材10と;第1翼板部21の内側腹面
21aと第2翼板部22の裏側腹面22aを長手方向に
沿って直角に会合させ、第3翼板部23の内側腹面23
aと第4翼板部24の裏側腹面24aを長手方向に沿っ
て直角に会合させ、第1翼板部21の内側腹面21aと
第3翼板部23の内側腹面23aを基端部において幅方
向に沿って直角に会合させた4個の隅部材20とを用い
る。
符号を用いて説明すると、本考案の接合用フレームの組
立構造では、第1翼板部1の内側腹面11aと第2翼板
部12の裏側腹面12aを長手方向に沿って直角に会合
させた4本の辺部材10と;第1翼板部21の内側腹面
21aと第2翼板部22の裏側腹面22aを長手方向に
沿って直角に会合させ、第3翼板部23の内側腹面23
aと第4翼板部24の裏側腹面24aを長手方向に沿っ
て直角に会合させ、第1翼板部21の内側腹面21aと
第3翼板部23の内側腹面23aを基端部において幅方
向に沿って直角に会合させた4個の隅部材20とを用い
る。
【0008】隅部材20の第1翼板部21と第2翼板部
22の各先端部の内側腹面21aと裏側腹面22aに
は、長手方向軸線に直角な同一面内にある位置決め壁面
25a,26aを介して、辺部材10の第1翼板部11
と第2翼板部12の板厚に合致した深さの段差部25と
段差部26を相互に連通して設け、隅部材20の第3翼
板部23と第4翼板部24の各先端部の内側腹面23a
と裏側腹面24aには、長手方向軸線に直角な同一面内
にある位置決め壁面27a,28aを介して、辺部材1
0の第1翼板部11と第2翼板部12の板厚に合致した
深さの段差部27と段差部28を相互に連通して設け
る。
22の各先端部の内側腹面21aと裏側腹面22aに
は、長手方向軸線に直角な同一面内にある位置決め壁面
25a,26aを介して、辺部材10の第1翼板部11
と第2翼板部12の板厚に合致した深さの段差部25と
段差部26を相互に連通して設け、隅部材20の第3翼
板部23と第4翼板部24の各先端部の内側腹面23a
と裏側腹面24aには、長手方向軸線に直角な同一面内
にある位置決め壁面27a,28aを介して、辺部材1
0の第1翼板部11と第2翼板部12の板厚に合致した
深さの段差部27と段差部28を相互に連通して設け
る。
【0009】辺部材10の第1翼板部11と第2翼板部
12の一方の端末部13,14には長手方向軸線に直角
な突当て端面13a,14aを設け、第1翼板部11と
第2翼板部12の他方の端末部15,16には長手方向
軸線に直角な突当て端面15a,16aを設け、前記段
差部25,26に前記端末部13,14を嵌め合わせる
一方、前記段差部27,28に前記端末部15,16を
嵌め合わせて、各辺部材10と隅部材20を連結する。
12の一方の端末部13,14には長手方向軸線に直角
な突当て端面13a,14aを設け、第1翼板部11と
第2翼板部12の他方の端末部15,16には長手方向
軸線に直角な突当て端面15a,16aを設け、前記段
差部25,26に前記端末部13,14を嵌め合わせる
一方、前記段差部27,28に前記端末部15,16を
嵌め合わせて、各辺部材10と隅部材20を連結する。
【0010】
【作用】一本の辺部材10の第1翼板部11と第2翼板
部12の端末部13,14を一個の隅部材20の第1翼
板部21の段差部25と第2翼板部22の段差部26に
嵌合させるとき、隅部材20の第1翼板部21の位置決
め壁面25aに辺部材10の第1翼板部11の突当て端
面13aを当接させる一方、隅部材20の第2翼板部2
2の位置決め壁面26aに辺部材10の第2翼板部12
の突当て端面14aを当接させる。この当接状態におい
て辺部材10の一方の端末部13,14を隅部材20の
第1翼板部21と第2翼板部22に固着する。
部12の端末部13,14を一個の隅部材20の第1翼
板部21の段差部25と第2翼板部22の段差部26に
嵌合させるとき、隅部材20の第1翼板部21の位置決
め壁面25aに辺部材10の第1翼板部11の突当て端
面13aを当接させる一方、隅部材20の第2翼板部2
2の位置決め壁面26aに辺部材10の第2翼板部12
の突当て端面14aを当接させる。この当接状態におい
て辺部材10の一方の端末部13,14を隅部材20の
第1翼板部21と第2翼板部22に固着する。
【0011】当該辺部材10の第1翼板部11と第2翼
板部12の他方の端末部15,16を別の一個の隅部材
20の第3翼板部23の段差部27と第4翼板部24の
段差部28に嵌合させるとき、隅部材20の第3翼板部
23の位置決め壁面27aに辺部材10の第1翼板部1
1の突当て端面15aを当接させる一方、隅部材20の
第4翼板部24の位置決め壁面28aに辺部材10の第
2翼板部12の突当て端面16aを当接させる。この当
接状態において辺部材10の一方の端末部15,16を
隅部材20の第3翼板部23と第4翼板部24に固着す
る。
板部12の他方の端末部15,16を別の一個の隅部材
20の第3翼板部23の段差部27と第4翼板部24の
段差部28に嵌合させるとき、隅部材20の第3翼板部
23の位置決め壁面27aに辺部材10の第1翼板部1
1の突当て端面15aを当接させる一方、隅部材20の
第4翼板部24の位置決め壁面28aに辺部材10の第
2翼板部12の突当て端面16aを当接させる。この当
接状態において辺部材10の一方の端末部15,16を
隅部材20の第3翼板部23と第4翼板部24に固着す
る。
【0012】この工程を順次繰り返すことによって4本
の辺部材10と4個の隅部材20が嵌合固定されると、
任意の1本の辺部材10の第1翼板部11の内側腹面1
1aは、その両末端部に固着された2個の隅部材20の
第1翼板部21の内側腹面21aと第3翼板部23の内
側腹面23aと同一基準平面に位置することになる。ま
た、合計四つの基準平面のうち、隣り合う二つの基準平
面は直角に会合することになる。そのため、接合用フレ
ームは設計通りの四辺形状に正確に組立てられ、断面四
角形のダクト40が円滑に嵌挿される。
の辺部材10と4個の隅部材20が嵌合固定されると、
任意の1本の辺部材10の第1翼板部11の内側腹面1
1aは、その両末端部に固着された2個の隅部材20の
第1翼板部21の内側腹面21aと第3翼板部23の内
側腹面23aと同一基準平面に位置することになる。ま
た、合計四つの基準平面のうち、隣り合う二つの基準平
面は直角に会合することになる。そのため、接合用フレ
ームは設計通りの四辺形状に正確に組立てられ、断面四
角形のダクト40が円滑に嵌挿される。
【0013】また、4本の辺部材10の第2翼板部12
の裏側腹面12aと4個の隅部材20の第2翼板部22
の裏側腹面22aと第4翼板部24の裏側腹面24aと
が同一平面内に位置することになる。これらの各裏側腹
面は部分的な歪みのない単一の連結用面または取付用面
を形成し、辺部材10の各第2翼板部12と隅部材20
の第2翼板部22及び第4翼板部24は、ダクト40の
相互接続またはダクト40の建物や機器本体への取付に
使用される。
の裏側腹面12aと4個の隅部材20の第2翼板部22
の裏側腹面22aと第4翼板部24の裏側腹面24aと
が同一平面内に位置することになる。これらの各裏側腹
面は部分的な歪みのない単一の連結用面または取付用面
を形成し、辺部材10の各第2翼板部12と隅部材20
の第2翼板部22及び第4翼板部24は、ダクト40の
相互接続またはダクト40の建物や機器本体への取付に
使用される。
【0014】
【実施例】図示の実施例では、辺部材10の第2翼板部
12の各末端部14,15に透孔32を設ける一方、隅
部材20の第2翼板部22と第4翼板部24に段差部2
6,28に貫通した螺子孔31を設けてある。各辺部材
10と各隅部材20は、透孔32からビス30を螺子孔
31にねじ込むことによって、相互に固着されている。
この辺部材10と隅部材20の固着手段としては、ビス
止めに限定されず、リベット止めや突き合わせ溶接など
の他の公知の固着手段を適宜選択することができる。
12の各末端部14,15に透孔32を設ける一方、隅
部材20の第2翼板部22と第4翼板部24に段差部2
6,28に貫通した螺子孔31を設けてある。各辺部材
10と各隅部材20は、透孔32からビス30を螺子孔
31にねじ込むことによって、相互に固着されている。
この辺部材10と隅部材20の固着手段としては、ビス
止めに限定されず、リベット止めや突き合わせ溶接など
の他の公知の固着手段を適宜選択することができる。
【0015】各隅部材20の第1翼板部21と第3翼板
部23には、透孔33を設けてあり、ダクト40の各辺
板部41,42,43,44の隅角部には螺子孔35が
設けられている。接合用フレームに嵌め込まれたダクト
40は、透孔33から螺子孔35にねじ込まれたビス3
6によって、各隅部材20に固着される。このダクト4
0と接合用フレームとの固着手段も上記と同様に特に限
定されない。
部23には、透孔33を設けてあり、ダクト40の各辺
板部41,42,43,44の隅角部には螺子孔35が
設けられている。接合用フレームに嵌め込まれたダクト
40は、透孔33から螺子孔35にねじ込まれたビス3
6によって、各隅部材20に固着される。このダクト4
0と接合用フレームとの固着手段も上記と同様に特に限
定されない。
【0016】各隅部材20の第2翼板部22と第4翼板
部24の会合部には、透孔34を設けてある。一方のダ
クト40の終端部に固着された接合用フレームと、他方
のダクト40の始端部に固着された接合用フレームは、
相当接させた隅部材20,20の透孔34,34にねじ
込んだタッピングビス37によって連結されている。な
お、この透孔34を用いてダクト40を機器や建物本体
などの固定枠体に直角に取付けることもできる。この連
結用または取付用透孔34は、辺部材10の第2翼板部
12に設けることもでき、連結または取付手段としては
溶接などの他の手段を適宜選択使用することができる。
部24の会合部には、透孔34を設けてある。一方のダ
クト40の終端部に固着された接合用フレームと、他方
のダクト40の始端部に固着された接合用フレームは、
相当接させた隅部材20,20の透孔34,34にねじ
込んだタッピングビス37によって連結されている。な
お、この透孔34を用いてダクト40を機器や建物本体
などの固定枠体に直角に取付けることもできる。この連
結用または取付用透孔34は、辺部材10の第2翼板部
12に設けることもでき、連結または取付手段としては
溶接などの他の手段を適宜選択使用することができる。
【0017】
【考案の効果】以上のように本考案の組立構造では、辺
部材10の第1翼板部11と第2翼板部12を直角に会
合させ、隅部材20の第1翼板部21と第2翼板部2
2、第3翼板部23と第4翼板部24を、それぞれ長手
方向に沿って直角に会合させ、隅部材20の第1翼板部
21と第3翼板部23を基端部で幅方向に沿って直角に
会合させ、隅部材20の第1翼板部21と第2翼板部2
2の各先端部の内側腹面21aと裏側腹面22aに長手
方向軸線に直角な同一面内にある位置決め壁面25a,
26aを介して段差部25,26を相互に連通して設
け、隅部材20の第3翼板部23と第4翼板部24の各
先端部の内側腹面23aと裏側腹面24aに長手方向軸
線に直角な同一面内にある位置決め壁面27a,28a
を介して段差部27,28を相互に連通して設け、これ
ら段差部25,26と段差部27,28の深さを辺部材
10の第1翼板部11と第2翼板部12の板厚に合致さ
せ、辺部材10の第1翼板部11と第2翼板部12の一
方の端末部13,14に長手方向軸線に直角な突当て端
面13a,14aを設け、第1翼板部11と第2翼板部
12の他方の端末部15,16に長手方向軸線に直角な
突当て端面15a,16aを設け、該位置決め壁面25
a,26aに該突当て端面13a,14aを当接させて
辺部材10の第1翼板部11と第2翼板部12の各末端
部13,14を隅部材20の第1翼板部21と第2翼板
部22の段差部25,26に嵌合させる一方、該位置決
め壁面27a,28aに該突当て端面15a,16aを
当接させて辺部材10の第1翼板部11と第2翼板部1
2の別の各末端部15,16を隅部材20の第3翼板部
23と第4翼板部24の段差部27,28に嵌合させた
ので、隣り合う2本の辺部材10,10を作業能率よく
正確に位置固定することができ、そのため、四辺が直角
に配置された接合用フレームの組立を熟練技能を要せず
に簡単かつ容易に行うことができ、不良品の発生率を減
少させてコストの節減が可能である。
部材10の第1翼板部11と第2翼板部12を直角に会
合させ、隅部材20の第1翼板部21と第2翼板部2
2、第3翼板部23と第4翼板部24を、それぞれ長手
方向に沿って直角に会合させ、隅部材20の第1翼板部
21と第3翼板部23を基端部で幅方向に沿って直角に
会合させ、隅部材20の第1翼板部21と第2翼板部2
2の各先端部の内側腹面21aと裏側腹面22aに長手
方向軸線に直角な同一面内にある位置決め壁面25a,
26aを介して段差部25,26を相互に連通して設
け、隅部材20の第3翼板部23と第4翼板部24の各
先端部の内側腹面23aと裏側腹面24aに長手方向軸
線に直角な同一面内にある位置決め壁面27a,28a
を介して段差部27,28を相互に連通して設け、これ
ら段差部25,26と段差部27,28の深さを辺部材
10の第1翼板部11と第2翼板部12の板厚に合致さ
せ、辺部材10の第1翼板部11と第2翼板部12の一
方の端末部13,14に長手方向軸線に直角な突当て端
面13a,14aを設け、第1翼板部11と第2翼板部
12の他方の端末部15,16に長手方向軸線に直角な
突当て端面15a,16aを設け、該位置決め壁面25
a,26aに該突当て端面13a,14aを当接させて
辺部材10の第1翼板部11と第2翼板部12の各末端
部13,14を隅部材20の第1翼板部21と第2翼板
部22の段差部25,26に嵌合させる一方、該位置決
め壁面27a,28aに該突当て端面15a,16aを
当接させて辺部材10の第1翼板部11と第2翼板部1
2の別の各末端部15,16を隅部材20の第3翼板部
23と第4翼板部24の段差部27,28に嵌合させた
ので、隣り合う2本の辺部材10,10を作業能率よく
正確に位置固定することができ、そのため、四辺が直角
に配置された接合用フレームの組立を熟練技能を要せず
に簡単かつ容易に行うことができ、不良品の発生率を減
少させてコストの節減が可能である。
【図1】本考案の一実施例に係る組立構造を用いた接合
用フレームの分解状態の斜視図である。
用フレームの分解状態の斜視図である。
【図2】前記接合用フレームの組み立て状態の正面図で
ある。
ある。
【図3】前記接合用フレームの組み立て状態の左側面図
である。
である。
【図4】前記接合用フレームの隅部材の正面図である。
【図5】前記隅部材の背面図である。
【図6】前記隅部材の左側面図である。
【図7】前記隅部材の右側面図である。
【図8】前記隅部材の平面図である。
【図9】前記隅部材の底面図である。
【図10】図4のA−A線断面図である。
【図11】図8のB−B線断面図である。
【図12】前記接合用フレームをダクトに嵌合固定した
状態の横断面図である。
状態の横断面図である。
【図13】図12のC−C線断面図である。
10 辺部材 11 第1翼板部 12 第2翼板部 13 第1翼板部の末端部 14 第2翼板部の末端部 15 第1翼板部の末端部 16 第2翼板部の末端部 13a 突当て端面 14a 突当て端面 15a 突当て端面 16a 突当て端面 20 隅部材 21 第1翼板部 22 第2翼板部 23 第3翼板部 24 第4翼板部 25 段差部 26 段差部 27 段差部 28 段差部 25a 位置決め壁面 26a 位置決め壁面 27a 位置決め壁面 28a 位置決め壁面 30 ビス 31 螺子孔 32 透孔 33 透孔 34 透孔 35 螺子孔 36 ビス 37 タッピングビス 40 ダクト 41 辺板部 42 辺板部 43 辺板部 44 辺板部
Claims (1)
- 【請求項1】 第1翼板部1の内側腹面11aと第2翼
板部12の裏側腹面12aを長手方向に沿って直角に会
合させた4本の辺部材10と;第1翼板部21の内側腹
面21aと第2翼板部22の裏側腹面22aを長手方向
に沿って直角に会合させ、第3翼板部23の内側腹面2
3aと第4翼板部24の裏側腹面24aを長手方向に沿
って直角に会合させ、第1翼板部21の内側腹面21a
と第3翼板部23の内側腹面23aを基端部において幅
方向に沿って直角に会合させた4個の隅部材20とを用
い、隅部材20の第1翼板部21と第2翼板部22の各
先端部の内側腹面21aと裏側腹面22aには、長手方
向軸線に直角な同一面内にある位置決め壁面25a,2
6aを介して、辺部材10の第1翼板部11と第2翼板
部12の板厚に合致した深さの段差部25と段差部26
を相互に連通して設け、隅部材20の第3翼板部23と
第4翼板部24の各先端部の内側腹面23aと裏側腹面
24aには、長手方向軸線に直角な同一面内にある位置
決め壁面27a,28aを介して、辺部材10の第1翼
板部11と第2翼板部12の板厚に合致した深さの段差
部27と段差部28を相互に連通して設け、辺部材10
の第1翼板部11と第2翼板部12の一方の端末部1
3,14には長手方向軸線に直角な突当て端面13a,
14aを設け、第1翼板部11と第2翼板部12の他方
の端末部15,16には長手方向軸線に直角な突当て端
面15a,16aを設け、前記段差部25,26に前記
端末部13,14を嵌め合わせる一方、前記段差部2
7,28に前記端末部15,16を嵌め合わせて、各辺
部材10と隅部材20を連結して成るダクト等の接合用
フレームの組立構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP40349090U JPH0728505Y2 (ja) | 1990-12-14 | 1990-12-14 | ダクト等の接合用フレームの組立構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP40349090U JPH0728505Y2 (ja) | 1990-12-14 | 1990-12-14 | ダクト等の接合用フレームの組立構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0614847U JPH0614847U (ja) | 1994-02-25 |
JPH0728505Y2 true JPH0728505Y2 (ja) | 1995-06-28 |
Family
ID=11573682
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP40349090U Expired - Lifetime JPH0728505Y2 (ja) | 1990-12-14 | 1990-12-14 | ダクト等の接合用フレームの組立構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0728505Y2 (ja) |
-
1990
- 1990-12-14 JP JP40349090U patent/JPH0728505Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0614847U (ja) | 1994-02-25 |
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