JPS5911523Y2 - 接合部材 - Google Patents
接合部材Info
- Publication number
- JPS5911523Y2 JPS5911523Y2 JP3251680U JP3251680U JPS5911523Y2 JP S5911523 Y2 JPS5911523 Y2 JP S5911523Y2 JP 3251680 U JP3251680 U JP 3251680U JP 3251680 U JP3251680 U JP 3251680U JP S5911523 Y2 JPS5911523 Y2 JP S5911523Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- piece
- flat
- pieces
- bent
- fitting part
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Landscapes
- Joining Of Building Structures In Genera (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、建築物における構造材の接合部材に関する。
従来の住宅を建築する際の木材の継合せは、大工の刻み
作業によるはめ込み接合等によっていた。
作業によるはめ込み接合等によっていた。
しかし、この作業は大変面倒で手間がかかると共に熟練
を要し、延いては住宅のコスト高に繋がっていた。
を要し、延いては住宅のコスト高に繋がっていた。
これを解決する手段として、近年、L字形、丁字形など
の金具を介して柱と柱を接合する工法のほか、2×4イ
ンチ(5.08X10.16cm)寸法に規格化された
木材を基礎に、柱を使わず壁などのわく組みを主体とし
た工法、即ちツーバイフォー工法が採用され、作業の単
純化及びコストダウンという或果を挙げることができた
。
の金具を介して柱と柱を接合する工法のほか、2×4イ
ンチ(5.08X10.16cm)寸法に規格化された
木材を基礎に、柱を使わず壁などのわく組みを主体とし
た工法、即ちツーバイフォー工法が採用され、作業の単
純化及びコストダウンという或果を挙げることができた
。
然し乍ら、上記L字形、丁字形金具を使用して柱と柱を
接合するには、一個所の接合部に多数の金具が要求され
、而も該金具を使用した住宅では強度上の問題点が残さ
れていた。
接合するには、一個所の接合部に多数の金具が要求され
、而も該金具を使用した住宅では強度上の問題点が残さ
れていた。
そこで本考案は、ツーバイフォー工法の特徴、即ち規格
化された複数の構造材を1つの接合部材で接合し、更に
この接合部の強度を向上させて住宅の耐震強度等を向上
させることを目的とする。
化された複数の構造材を1つの接合部材で接合し、更に
この接合部の強度を向上させて住宅の耐震強度等を向上
させることを目的とする。
かかる目的を達或するために本考案接合部材は、1本の
柱を複数の片部材で包合し且つ、三方向に互いに垂直に
延びる3本の柱を接合し得るように威してある。
柱を複数の片部材で包合し且つ、三方向に互いに垂直に
延びる3本の柱を接合し得るように威してある。
以下添付図面に示す一実施例に基づいて本考案を詳述す
る。
る。
第1図は本考案の一実施例を示した斜視図、第2図は同
実施例を一枚の金属板から折曲げて形成する場合の金属
板を展開状態で示した正面図である。
実施例を一枚の金属板から折曲げて形成する場合の金属
板を展開状態で示した正面図である。
50は接合部材で、互いに直交方向に延びる嵌合部A,
B,Cを具備する。
B,Cを具備する。
嵌合部Aは平坦片53 aと、平坦片53 aの両側か
ら垂直下方に且つ互いに平行に折曲げられた外側片51
a及び内側片54 aとで形或されている。
ら垂直下方に且つ互いに平行に折曲げられた外側片51
a及び内側片54 aとで形或されている。
嵌合部Bは、平坦片53 aと同一平面上に位置し且つ
平坦片53 aと一角部が当接する平坦片53 bと、
該平坦片53 bの両側から垂直方向に且つ互いに平行
に折曲げられた外側片51 b及び内側片54 bとで
形戊されている。
平坦片53 aと一角部が当接する平坦片53 bと、
該平坦片53 bの両側から垂直方向に且つ互いに平行
に折曲げられた外側片51 b及び内側片54 bとで
形戊されている。
嵌合部Cは嵌合部Aと嵌合部Bとの交差部にこれらと垂
直に設けられている。
直に設けられている。
嵌合部Cは、平坦片53a,53bから後方へ延びて互
いに直交して連続する外側片51 a ,5l bの延
長部から上方へ延びた突片51 a’,5l b’と、
平坦片53a,53b(7)後端縁がら上方へ延びた突
片52 a ,52 bとで形或されている。
いに直交して連続する外側片51 a ,5l bの延
長部から上方へ延びた突片51 a’,5l b’と、
平坦片53a,53b(7)後端縁がら上方へ延びた突
片52 a ,52 bとで形或されている。
本実施例の内側片54 aは重合片55を具えており、
この重合片55と内側片54 bとか゛重ね合せられて
いる。
この重合片55と内側片54 bとか゛重ね合せられて
いる。
また各片にはボルト・木ねし等を挿通するための孔70
が穿たれている。
が穿たれている。
本実施例の嵌合部Cの開口部は正方形であり、且つ嵌合
部A,Bの開口部の幅と同一に形或してある。
部A,Bの開口部の幅と同一に形或してある。
次に、上述の接合部材50を一枚の板材を折り曲げて形
或する場合の実施例を、第2図に示した展開図に基づい
て説明する。
或する場合の実施例を、第2図に示した展開図に基づい
て説明する。
図から明らかな通り、各片は、重合片55を除き折曲線
61を中心に対称をなす。
61を中心に対称をなす。
然しなから各片の形状は、図示の実施例に限定されるも
のではない。
のではない。
第2図において、左側の各片は、折曲線61,62a,
64 aが外側に、折曲線63 a ,65が内側にな
るように、且つこれらの折曲線を挾む各片が直角になる
ように折曲げられる。
64 aが外側に、折曲線63 a ,65が内側にな
るように、且つこれらの折曲線を挾む各片が直角になる
ように折曲げられる。
また右側の各片は、折曲げ線61 ,62 b ,64
bが外側に、折曲線63 bが内側になるように、且
つこれらの線を挾む各片が直角をなすように折曲げ゛ら
れる。
bが外側に、折曲線63 bが内側になるように、且
つこれらの線を挾む各片が直角をなすように折曲げ゛ら
れる。
このように折曲げ゛れは゛、第1図に示したように、重
合片55と内側片54 bとが重なり合うと共に互いに
直交して延在する嵌合部A,B,Cからなる接合部材5
0が完戊する。
合片55と内側片54 bとが重なり合うと共に互いに
直交して延在する嵌合部A,B,Cからなる接合部材5
0が完戊する。
重合片55と内側片54 bとには接続部材50を組立
てたときに整合する孔70が穿たれている。
てたときに整合する孔70が穿たれている。
次に、上記構或からなる本考案接合部材50の使用方法
を説明する。
を説明する。
第3図は両端に接合用の切欠きを形或していない2本の
柱を直角に突き合せた状態で示した平面図、第4図は接
合部材50によって第3図に示した柱を接合すると共に
これら2本の柱に更に1本の柱を直角に接合した状態を
示した平面図、第5図は第4図に示した実施例を土台6
0に載置した状態で示した斜視図である。
柱を直角に突き合せた状態で示した平面図、第4図は接
合部材50によって第3図に示した柱を接合すると共に
これら2本の柱に更に1本の柱を直角に接合した状態を
示した平面図、第5図は第4図に示した実施例を土台6
0に載置した状態で示した斜視図である。
接合部材50を各柱に嵌合するときは、先ず嵌合部Cを
一本の柱に嵌挿し、この柱を他の二本の柱に突き合せて
から嵌合部A,Bを他の二本の柱に嵌合する。
一本の柱に嵌挿し、この柱を他の二本の柱に突き合せて
から嵌合部A,Bを他の二本の柱に嵌合する。
その後に木ねじ等を孔70から柱にねし込んで接合部5
0と柱とを連結する。
0と柱とを連結する。
嵌合部Aの重合片55と嵌合部Bの内側片54 bとが
木ねじを介して固定されるので、嵌合部A,B,Cは一
体化される。
木ねじを介して固定されるので、嵌合部A,B,Cは一
体化される。
従って、嵌合部A,Bはこれらに固定された2本の柱が
外側に開くのを阻止し得る。
外側に開くのを阻止し得る。
また接合部材50は、柱に木ねじ等で固定する前に折曲
線61を介して嵌合部Cを開くことができるので、三本
の柱を所定状態に突き合せた後にこれら柱の接合部に取
り付けることも可能である。
線61を介して嵌合部Cを開くことができるので、三本
の柱を所定状態に突き合せた後にこれら柱の接合部に取
り付けることも可能である。
尚、本考案接合部材の材質は、金属に限定されず、一体
的に戊形される硬質プラスチック等で形或すれば、上述
の重合片を省略し得る。
的に戊形される硬質プラスチック等で形或すれば、上述
の重合片を省略し得る。
従って、接合部材の材質としては柱を強固に係止し得る
物であればよい。
物であればよい。
また本考案接合部材は、木材ばかりでなく金属等の柱で
も接合し得ることは言うまでもない。
も接合し得ることは言うまでもない。
更に、上記説明するところは、本考案における望ましい
実施例を基に本考案を説明したにとどまる。
実施例を基に本考案を説明したにとどまる。
本考案は、上記実施例によって制限的に解されるべきで
はなく、実用新案登録請求の範囲に記載された要旨に表
明されたところにより種々の変化例、発展例が設計変更
等によりなされ得ることを理解すべきである。
はなく、実用新案登録請求の範囲に記載された要旨に表
明されたところにより種々の変化例、発展例が設計変更
等によりなされ得ることを理解すべきである。
のって本考案接合部材を使用すると次の効果が得られる
。
。
先ず、面倒で手間のかかる柱の接合作業が容易になり、
而も建造物のコストを大幅に低減し、加えて建造物の強
度が増大する。
而も建造物のコストを大幅に低減し、加えて建造物の強
度が増大する。
また構造の簡単な接合部材であるので或形作業に手間が
かからない。
かからない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案接合部材の一実施例を示した斜視図、第
2図は同実施例を一板の板材から形威する場合の板材を
展開して示した平面図、第3図は二本の柱を直角に突き
合せた状態を示した平面図、第4図は第3図に示した柱
と更に他の一本の柱とを接合部材によって接合した状態
を示した平面図、第5図は第4図に示した実施例の斜視
図である。 50・・・・・・接合部材、51 a,51 b・・・
・・・外側片、51 a’,5l b’,52 a ,
52 b ・・−・−突片、53 a ,53 b −
−−−・・平坦片、54 a ,54 b・・・・・・
内側片、55・・・・・・重合片、70・・・・・・孔
、A,B,C・・・・・・嵌合部。
2図は同実施例を一板の板材から形威する場合の板材を
展開して示した平面図、第3図は二本の柱を直角に突き
合せた状態を示した平面図、第4図は第3図に示した柱
と更に他の一本の柱とを接合部材によって接合した状態
を示した平面図、第5図は第4図に示した実施例の斜視
図である。 50・・・・・・接合部材、51 a,51 b・・・
・・・外側片、51 a’,5l b’,52 a ,
52 b ・・−・−突片、53 a ,53 b −
−−−・・平坦片、54 a ,54 b・・・・・・
内側片、55・・・・・・重合片、70・・・・・・孔
、A,B,C・・・・・・嵌合部。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 平坦片53 aと、該平坦片53 aの両側縁がら該平
坦片53 aに対して垂直且つ互いに平行に折り曲げら
れた外側片51 a及び内側片54 aとで形或された
嵌合部Aと、 平坦片53 aと同一平面上に隣接して位置する平坦片
53 bと、該平坦片53 bの両側縁がら該平坦片5
3 bに対して垂直且つ外側片51 a及び内側片54
aと同一方向に、互いに平行に折曲げられた外側片5
l b及び内側片54 bとで形威され、嵌合部Aと互
いに直角をなして延在する嵌合部Bと、外側片51 a
,51 b 7!7”夫々平坦片53a,53b(7
)側縁に沿って延びて直角を威して折れ曲がって連続し
、該外側片51 a ,5l bの折れ曲り部近傍がら
該外側片51 a ,5l bの折曲げ方向とは反対方
向に延びる突片51 a’,51 b’と、平坦片53
a ,53 bの隣接部側の端縁から突片5l b’
,51 a’と同一方向且つ平行に折り曲げられた突片
52 a ,52 bとで形或され、嵌合部A,Hに対
して互いに直角を威して延在する嵌合部Cと、 更に内側片54 aまたは内側片54 bの隣接部の一
方の側縁から直角に折り曲げられ、内側片54 bまた
は内側片54 aに重なる重合片55と、を具備し、上
記各片51 a ,51 a’,51 b ,51 b
’,52 a ,52b ,53 a ,53 b ,
54 a ,54 b ,55 ニ孔70,70・・・
・・・カ穿設されていることを特徴とする接合部材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3251680U JPS5911523Y2 (ja) | 1980-03-14 | 1980-03-14 | 接合部材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3251680U JPS5911523Y2 (ja) | 1980-03-14 | 1980-03-14 | 接合部材 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS56135005U JPS56135005U (ja) | 1981-10-13 |
JPS5911523Y2 true JPS5911523Y2 (ja) | 1984-04-09 |
Family
ID=29628291
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3251680U Expired JPS5911523Y2 (ja) | 1980-03-14 | 1980-03-14 | 接合部材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5911523Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5921846A (ja) * | 1982-07-26 | 1984-02-03 | 根本 繁雄 | 建築用接合部材 |
JP6283443B1 (ja) * | 2017-06-07 | 2018-02-21 | みやび建設株式会社 | 建築用連結具、建築物形成用ユニット、及び建築物 |
JP6297738B1 (ja) * | 2017-10-17 | 2018-03-20 | みやび建設株式会社 | 建築用連結具、建築物形成用ユニット、及び建築物 |
-
1980
- 1980-03-14 JP JP3251680U patent/JPS5911523Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS56135005U (ja) | 1981-10-13 |
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