JP3936203B2 - 建築用壁パネル - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、住宅等のツーバイフォー工法建築に用いられる標準化された小型の壁パネルに関する。
【0002】
【従来の技術】
ツーバイフォー工法用の壁パネルは、縦枠、上下枠から成る枠組材と、構造用面材としての合板とを釘打ちにより結合して構成される。ツーバイフォー工法においては、従来から、工場で製作した複数の壁パネルを現場に搬送し、並べて建て込むことによって構造壁を構成することが行われている。この場合、壁パネルは、壁面に対して左右両端の縦枠同士を接合させて、複数が並べて建て込まれる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来の壁パネルの建て込み構造において、構造強度上は、重なった一方の縦枠は不要である。このような構造の壁パネルにおいて、都市部の狭い搬送路環境に配慮して、その幅寸法を小さく構成すると、単位構造壁あたりのパネル数が増える結果、縦枠の重なりが増え、著しい材料の無駄が生じることになる。
従って、この発明は、幅寸法を小さく構成しても材料の無駄が生じない小型の標準化された壁パネルを提供することを課題としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】
この発明においては、上記課題を解決するため、互いに所定間隔をおいて平行な少なくとも一対の縦枠2a,2bと、これら縦枠2a,2bの上端間を接続する上枠3と、縦枠2a,2bの下端間を接続する下枠4と、上枠3の一端部下面に結合される受け枠5と、縦枠2a,2b、上枠3、下枠4及び受け枠5の結合体の一面に張り止められる矩形の合板6とを具備させて壁パネル1を構成する。そして、上枠3及び下枠4の他端側には、縦枠2bから、縦枠2a−2c,2b−2c間の所定間隔dの1/2の長さ延出したつなぎ部3a,4aを設ける。上枠3の一端から縦枠間所定間隔dの1/2の長さ延出するように、上枠3の一端側下面に受け枠5を結合し、合板6は、一端が受け枠5の延出端に合致し、他端が縦枠2bの端に合致するように結合する。これによって、上枠3及び下枠4のつなぎ部3a,4aが、合板6の他端側に延出するように構成し、建て込み時に、相隣接する壁パネル1のうちの一方の壁パネル1の受け枠5の上に他方の壁パネル1の上枠3のつなぎ部3aを載せて結合するようにしたため、左右の縦枠2a,2b同士が重なることなく、規定間隔毎に縦枠2a,2b,2cが配置されるので、構造強度上の問題なく、材料を節約することができる。
【0005】
【発明の実施の形態】
図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。図1は壁パネルの斜視図、図2は壁パネルの正面図、図3は壁パネルの施工状態の説明図、図4は他の壁パネルの正面図である。
【0006】
ツーバイフォー工法用の壁パネル1は、縦枠2a,2b,2c、上下枠3,4及び受け枠5から成る枠組材と、構造用面材としての合板6とを釘打ちにより結合して構成される。
【0007】
図1乃至図3の実施形態において、左右両端の縦枠2a,2b及び中間の縦枠2cの3本の縦枠2a,2b,2cは、互いに所定間隔d(例えば、ツーバイフォー工法においける標準間隔である芯間455mm)をおいて平行に配置される。
【0008】
上枠3は、縦枠の所定間隔dの3倍の長さ(例えば、1365mm)を有し、左右両端の縦枠2a,2bの芯から側方へ夫々縦枠の所定間隔dの1/2の長さ(例えば、227.5mm)ずつ延出するように配置され、縦枠2a,2b,2cの上端間を接続して釘止めされる。
【0009】
下枠4は、上枠3と同様の条件で、縦枠2a,2b,2cの下端間を接続して釘止めされる。
【0010】
受け枠5は、上枠3の一端側下面に釘打ち固定される。受け枠5は、一端側の縦枠2aの芯から側方へ、縦枠の所定間隔d(例えば455mm)の位置まで延出するように配置される。
【0011】
矩形の合板6(例えば、幅455mm及び910mmの2枚の合板をはいで成る。)は、一端が受け枠5の延出端に合致し、他端が他端側の縦枠2bの端に合致するように枠組材に釘打ち固定される。
このように構成された壁パネル1においては、上枠3及び下枠4の他端側に、合板6の他端側から、縦枠2bの芯から側方へ縦枠の所定間隔dの1/2の長さ(例えば、227.5mm)延出したつなぎ部3a,4aが形成される。
【0012】
以上のように構成された複数の同一壁パネル1を同方向に並べて建て込む場合には、図3に示すように、相隣接する一方の壁パネル1の受け枠5の上に他方の壁パネル1の上枠3のつなぎ部3aを載せると共に、一方の壁パネル1の下枠4の一端に他方の壁パネル1の下枠4のつなぎ部4a端突き合わせて、互いに釘打ち結合する。相隣接する2つの壁パネル1,1間は、頭つなぎ7で釘打ち接続される。相隣接する2つの壁パネル1,1は、左右の縦枠同士が重なることなく、規定間隔毎に縦枠2a,2b,2cが配置されるので、構造強度上の問題なく、縦枠の重なりを省略して材料を節約することができ、また接続作業を効率的に行うことができる。
【0013】
図4に示す他の実施形態の壁パネル1は、縦枠が両端の2本2a,2bで構成され、従って、縦枠の1間隔d分だけ先の実施形態のものより全幅が狭く構成される外は先の実施形態のものと同一構成であるから、同一の符号を付して説明を省略する。
【0014】
【発明の効果】
以上のように、本発明は、縦枠2a,2bと、それの上端間を接続する上枠3と、縦枠2a,2bの下端間を接続する下枠4と、上枠3の一端部下面に結合される受け枠5と、縦枠2a,2b、上枠3、下枠4及び受け枠5の結合体の一面に張り止められる矩形の合板6とを具備させて壁パネル1を構成する。そして、上枠3及び下枠4の他端側には、縦枠2bから、縦枠間の所定間隔dの1/2の長さ延出したつなぎ部3a,4aを設ける。上枠3の一端から所定間隔dの1/2の長さ延出するように、上枠3の一端側下面に受け枠5を結合し、合板6は、一端が受け枠5の延出端に合致し、他端が縦枠2bの端に合致するように結合する。これによって、上枠3及び下枠4のつなぎ部3a,4aが、合板6の他端側に延出するように構成し、建て込み時に、相隣接する壁パネル1のうちの一方の壁パネル1の受け枠5の上に他方の壁パネル1の上枠3のつなぎ部3aを載せて結合するようにしたため、相隣接する2つの壁パネル1,1は、左右の縦枠2a,2b同士が重なることなく、規定間隔d毎に縦枠2a,2b,2cが配置されるので、構造強度上の問題なく、縦枠の重なりを省略して材料を節約することができ、また接続作業を効率的に行うことができる。工場で製作するパネルの幅を極力小さくして、狭隘な搬路での運搬を容易にしても、材料の無駄、作業の非効率化を招かない。
【図面の簡単な説明】
【図1】壁パネルの斜視図である。
【図2】壁パネルの正面図である。
【図3】壁パネルの施工状態の説明図である。
【図4】他の壁パネルの正面図である。
【符号の説明】
1 壁パネル
2a 縦枠
2b 縦枠
2c 縦枠
3 上枠
3a つなぎ部
4 下枠
4a つなぎ部
5 受け枠
d 縦枠間の間隔

Claims (4)

  1. 工場で生産され、建築現場に搬送されて、構造壁を構成するために、複数が同方向に並べて建て込まれる小型標準化されたパネルであって、
    互いに所定間隔をおいて平行な少なくとも一対の縦枠と、これら縦枠の上端間を接続する上枠と、縦枠の下端間を接続する下枠と、前記上枠の一端部下面に結合される受け枠と、前記縦枠、上枠、下枠及び受け枠の結合体の一面に張り止められる矩形の合板とを具備し、
    前記上枠及び下枠の他端側は、他端側に位置する前記縦枠から前記縦枠の所定間隔の1/2の長さ延出したつなぎ部を有し、
    前記受け枠は、前記上枠の一端から前記所定間隔の1/2の長さ延出するように、上枠の一端側下面に結合され、
    前記合板は、一端が前記受け枠の延出端に合致し、他端が他端側に位置する前記縦枠の端に合致するように結合され、
    これによって、前記上枠及び下枠のつなぎ部が前記合板の他端側に延出するように構成され、
    建て込み時に、相隣接する壁パネルのうちの一方の壁パネルの前記受け枠の上に他方の壁パネルの上枠のつなぎ部を載せて結合するようにしたことを特徴とする建築用壁パネル。
  2. 前記縦枠が所定間隔をおいて2本設けられることを特徴とする請求項1に記載の建築用壁パネル。
  3. 前記縦枠が所定間隔をおいて3本設けられることを特徴とする請求項1に記載の建築用壁パネル。
  4. 前記縦枠の相互間隔が芯間で455mmであることを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の建築用壁パネル。
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