JP2764608B2 - パネルフレーム - Google Patents

パネルフレーム

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JP2764608B2
JP2764608B2 JP12578189A JP12578189A JP2764608B2 JP 2764608 B2 JP2764608 B2 JP 2764608B2 JP 12578189 A JP12578189 A JP 12578189A JP 12578189 A JP12578189 A JP 12578189A JP 2764608 B2 JP2764608 B2 JP 2764608B2
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pieces
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常男 柴田
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National House Industrial Co Ltd
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National House Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、パネルフレーム片の反りや変形を防止し、
高い精度で製作できるパネルフレームに関するものであ
る。
〔従来の技術〕
外壁パネル、屋根パネル、床パネル、間仕切パネル等
各種パネルが建築に用いられている。
これらのパネルのうち鉄骨製パネルフレームは、第5
図及び第6図に示すように、互いに90度にて突き合わせ
る一方のパネルフレーム片102の端部を絞り加工をして
溝型鋼を端部にて1周り小サイズとし、この絞り加工を
施した端部に、他方のパネルフレーム片101を嵌合し、
この嵌合部分をスポット溶着等にて一体としている。
〔発明が解決しようとする課題〕
溝型鋼の端部を絞り加工すると溝型鋼自体に反りが発
生し、かつ絞り加工部分のウェブ部面に膨出現象が生じ
る。このため互いに嵌合して90度に突き合わせて構成す
るパネルフレーム本体に変形が生じ、精度が低下する欠
点がある。
また、この絞り加工は部材毎に行なうため加工手数を
要すると共に、サイズ(長さ)が異なると予め絞り加工
を施してある部材でも使用することができない欠点があ
る。
本発明は、パネルフレームに変形を生じやすい絞り加
工を省き、精度の高いパネルフレームを提供することを
目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するため、本発明のパネルフレーム
は、所要の大きさを有する溝型鋼を用い、これを所要寸
法に切断したパネルフレーム片を互いに直角方向に突き
合わせて一体とするパネルフレームにおいて、一方のパ
ネルフレーム片の端部に、このパネルフレーム片内に嵌
合できるサイズを有し、かつ、一端のウェブを切り欠い
た継手形成用の溝型鋼を嵌合、溶着することにより継手
を形成し、この一方のパネルフレーム片に対し直角に突
き合わせる他方のパネルフレーム片を、前記継手形成用
の溝型鋼からなる継手に嵌合、溶着して一体としたこと
を特徴とする。
〔作 用〕
溝型鋼を所要寸法に切断したパネルフレーム片の一方
に、この溝型鋼内に嵌合できるサイズを有し、かつ、一
端のウェブを切り欠いた継手形成用の溝型鋼をの溝型鋼
を嵌合、溶着することにより、継手形成用の溝型鋼と一
直線状に継合されるパネルフレーム片との両ウェブ面を
面一とする。
このようにして形成した継手形成用の溝型鋼からなる
継手の他端部に、これと直角方向に交わるようにして他
方のパネルフレーム片の端部を嵌合し溶着する。
継手形成用の溝型鋼からなる継手を介することによ
り、互いに突き合わせるパネルフレーム片の端部に絞り
加工を施さなくても簡易にかつ精度高く継合することが
できる。
〔実施例〕
以下、本発明パネルフレームを図示の実施例に基づい
て説明する。
図において1は断面角コ字形をした溝型鋼を予め定め
た寸法に切断したパネルフレーム片で、これは主として
横方向に配設される。また、2は同じくパネルフレーム
片で主として縦方向に配設され、断面形状、大きさはパ
ネルフレーム片1と同じであるが、長さにおいてのみ異
なる。
3はこのパネルフレーム片1,2の溝型鋼内に嵌合する
大きさ、すなわち、パネルフレーム片1,2より1周り小
サイズの溝型鋼からなる継手で、パネルフレーム片1の
端部内に継手3の一端を嵌合した時、パネルフレーム片
1の側片11,12の内面と継手3の側片31,32の外面とが互
いに接するようにしてサイズが定められる。
この継手3は、パネルフレーム片1内に挿入される側
の端部において、そのウェブ部33を、かつパネルフレー
ム片1に挿入される長さと等しい長さのみ切り欠くよう
にし、このウェブ部33を切り欠いた部分34の端面がパネ
ルフレーム片1のウェブ部13の端面に当接するように
し、これによりパネルフレーム片1と継手3のウェブ部
13と33の外面は面一となる。
そして、この継手3がパネルフレーム片1内に挿入さ
れる長さは、側片11,12の内側面に継手3の側片31,32の
外側面が接している部分をスポット溶着剤にて固定する
際、この継手3が所要強度をもって固定されるようにし
て定められ、さらに、パネルフレーム片1の先端より突
出する継手3の長さは他方のパネルフレーム片2の側片
21,22の内寸長と等しいかもしくはこれより少し短いも
のとする。
このパネルフレーム片1の端部に継手3を接合する状
態を、第2図及び第3図に示す。このようにして継手3
をパネルフレーム片1端部に固定した後、他方のパネル
フレーム片2を第3図に示すようにパネルフレーム片1
と交わる方向より継手3に嵌合するようにする。この
時、両パネルフレーム片1,2は直角に交わり互いに突き
合わされるようにし、次いでこの継手3の側片31,32と
パネルフレーム片2の側片21,22間をスポット溶着して
一体とする。
このようにして2本の横方向のパネルフレーム片1,1
と2本の縦方向のパネルフレーム片2,2とを用いて枠状
に組み立てるものである。
この場合、継手3は縦方向のパネルフレーム片2の端
部に設けることも可能である。
〔発明の効果〕
本発明のパネルフレームによれば、所要の大きさを有
する溝型鋼を用い、これを所要寸法に切断したパネルフ
レーム片を互いに直角方向に突き合わせて一体とするパ
ネルフレームにおいて、一方のパネルフレーム片の端部
に、このパネルフレーム片内に嵌合できるサイズを有
し、かつ、一端のウェブを切り欠いた継手形成用の溝型
鋼を嵌合、溶着することにより継手を形成し、この一方
のパネルフレーム片に対し直角に突き合わせる他方のパ
ネルフレーム片を、前記継手形成用の溝型鋼からなる継
手に嵌合、溶着して一体とすることにより、溝型鋼を用
いたパネルフレーム片に絞り加工を施す必要がないた
め、パネルフレーム片に反りや変形が生じることがな
く、パネルフレームを精度良く製作することができ、さ
らに、継手はパネルフレーム片の長さが異なる場合でも
適用できるので、サイズの異なるパネルフレームの製作
を簡易に行える利点を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第4図は、本発明のパネルフレームの一実施例
を示し、第1図は要部の正面図、第2図及び第3図は組
立順序を示す説明図、第4図は完成状態の説明図、第5
図〜第6図は、公知例のパネルフレームを示し、第5図
は要部の正面図、第6図はその断面図である。 1,2はパネルフレーム片、3は継手、11,12,22,23,31,32
は側片、13,23,33はウェブ部。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所要の大きさを有する溝型鋼を用い、これ
    を所要寸法に切断したパネルフレーム片を互いに直角方
    向に突き合わせて一体とするパネルフレームにおいて、
    一方のパネルフレーム片の端部に、このパネルフレーム
    片内に嵌合できるサイズを有し、かつ、一端のウェブを
    切り欠いた継手形成用の溝型鋼を嵌合、溶着することに
    より継手を形成し、この一方のパネルフレーム片に対し
    直角に突き合わせる他方のパネルフレーム片を、前記継
    手形成用の溝型鋼からなる継手に嵌合、溶着して一体と
    したことを特徴とするパネルフレーム。
JP12578189A 1989-05-19 1989-05-19 パネルフレーム Expired - Lifetime JP2764608B2 (ja)

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JPH02304159A JPH02304159A (ja) 1990-12-17
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