JPH0633101B2 - 液だれ防止用蓋体 - Google Patents

液だれ防止用蓋体

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JPH0633101B2
JPH0633101B2 JP60250361A JP25036185A JPH0633101B2 JP H0633101 B2 JPH0633101 B2 JP H0633101B2 JP 60250361 A JP60250361 A JP 60250361A JP 25036185 A JP25036185 A JP 25036185A JP H0633101 B2 JPH0633101 B2 JP H0633101B2
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JP
Japan
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thin
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walled
pouring
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JP60250361A
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文男 木下
誠治 鈴木
征生 和田
俊次 山田
基晃 桐
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Nippon Closures Co Ltd
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Japan Crown Cork Co Ltd
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65DCONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D47/00Closures with filling and discharging, or with discharging, devices
    • B65D47/40Closures with filling and discharging, or with discharging, devices with drip catchers or drip-preventing means

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は食用油等粘稠性を有する液体用容器の蓋体に関
するものである。
[従来の技術] 従来、食用油等の粘稠性液体を納めた容器の蓋体におい
ては、内容液である液体の液切れが悪い為、第7図に示
す様に蓋体天板部25から上方へ注出筒31を設け、注出筒
31の上端から内溶液を流下又は滴下させることにより内
溶液が口部の外周に付着して垂れることがないように
し、又、該注出筒31の上端において、外方への湾曲部を
形成して注出筒31の上端における液切れを良くすること
が多い。
ところで、上記注出筒31の内方部分における蓋体天板部
25には、天板部25の肉厚よりも薄肉とした切込線29をも
って周囲を囲んだ開封除去部41が形成されており、内容
液を容器内に充填した後、該容器の移送、保管等におい
て該容器が転倒しても内容液が漏れない様にしておき、
使用に際しては開封除去部41の上方に設けられたプルリ
ング48を引き上げて開封除去部41を取り除き、注出筒31
から内容液を注ぎ出していた。
[発明が解決しようとする問題点] 前述の様に注出筒31内方の蓋体天板部25に設けられる開
封除去部41は、その周囲に薄肉の切込線29が設けられ、
且つ、プルリング48が付設されて開口除去を容易として
いるも、注出筒31の内径は比較的小さく、従ってプルリ
ング48を開封除去部41に直接取り付けると指先をプルリ
ング48に掛け難い為、支柱部49を介してプルリング48を
蓋体天板部25よりも上方に浮かしてプルリング48を比較
的摘み易くしているも、支柱部49を介してプルリング48
を蓋体天板部25よりも上方に浮かしている為に、プルリ
ング48に加えられた力が支柱部49の変形等により分散
し、以て引き上げ力が切込線29に集中し難く、開封除去
部41を容易に取り除き得ない場合があった。
[問題を解決するための手段] 本発明は、注出筒31の上端を傾斜させることにより、注
出筒31の高さを一方において高く、その対称位置におい
て低くすると共に、注出筒31の高い部分には外方への薄
肉延出部35を設け、又、開封除去部41は中央部42と該中
央部42の周囲に形成した立ち上り部43とし、前記注出筒
31の傾斜した上端近傍において注出筒31の内側に前記立
ち上り部43の上端を接合して線状の接合部45を形成し、
且つ、前記立ち上り部43の上方部分にして、前記注出筒
31の薄肉延出部35に近い位置に引張片47を形成した構造
を特徴とする液だれ防止用蓋体10である。
[作用] 本発明は上端を傾斜させた注出筒31を設けて粘稠性液体
が容器の外周に垂れないようにし、前述の様に注出筒31
の上端を傾斜させ、開封除去部41も周囲を立ち上り部43
として注出筒31の内側に接合し、この立ち上り部43の上
方部分にして、薄肉延出部35に近い位置に引張片47を設
けている故、前記注出筒31上端の傾斜と相俟って引張片
47へ容易に指を掛けることができ、又、開封除去部41の
周囲を立ち上り部43として開封除去部41と注出筒31の内
側との接合部45を上方に設け、且つ、引張片47を薄肉延
出部35に近い位置へ支柱等を介さずに直接に設ける故、
破断を生じる線状の接合部45と力を加える引張片47との
距離を近くすることができ、該引張片47を引く力を容易
に接合部45に加えることができ、線状の接合部45を容易
に破断して開封除去部41を容易に取り除くことができ
る。
更にこの注出筒31の高い部分に、外方への薄肉延出部35
を設けている故、注出筒31の上端を傾斜形状としても容
易に延出部を有する注出筒31を形成することができ、こ
の薄肉延出部35により粘稠性の高い液体であっても、内
容液の注ぎ出しに際して液切れを良好とし、注出筒31の
外側に液体がたれることを防止することができる。
[実施例] 本発明に係る液だれ防止用蓋体10の実施例として、第1
図に示す様にヒンジ部15を介して被せ蓋11が蓋体本体21
に付設されている例を説明する。
この蓋体10は、第5図に示される様に、蓋体天板部25よ
りも下方の蓋体側壁部22の内方に連続又は不連続な膨出
部23を有し、該膨出部23により容器口部に嵌合固定され
る蓋体10であり、蓋体天板部25の上方には内容液を注ぎ
出す為の注出筒31が設けられている。
この注出筒31は第1図に示す様に、該注出筒31の上端
を、蓋体本体21と被せ蓋11とのヒンジ部15に近い方向が
低くなる様に傾斜させた形状とされ、注出筒31の最も高
い部分の近辺において、注出筒31の上端から外方へ薄肉
の延出部35が形成され、以て、内容液の注ぎ出し終了時
における液切れを良くしている。
更に、該注出筒31の外周には、注出筒31の上端と略平行
に傾斜した液戻し膨出部32を設け、該液戻し膨出部32の
最下位置において、第3図及び第6図に示される如き切
り込み33を設けることにより注出筒31の外周面に流れた
液体を注出筒31内に戻す様にする。
そして、注出筒31内の開封除去部41は、第5図及び第6
図に示される様に、窪み状に形成し、略水平とされた中
央部42を有し、該中央部42の周囲を斜め上方に立ち上げ
た立ち上り部43として、この立ち上り部43の上端を前記
注出筒31の上端近傍において注出筒31の内側に接合し、
この接合部45は上下方向の幅が極めて狭く、外力を加え
た場合に、注出筒31と開封除去部41の立ち上り部43とは
容易に分離破断され得る線状の接合部45としている。
更に、前記立ち上り部43の上方部分にして、薄肉延出部
35に近い位置には、前記抽出筒31内に納まる大きさのプ
ルリング48等の引張片47を、支柱部を介することなく開
封除去部41の立ち上り部43へ直接に設けて開封除去部41
を容易に取り除き得る様にする。
そして、蓋体天板部25の周縁には第5図等に示す様に、
被せ蓋11を閉じたときに、該被せ蓋11を係止する係止膨
出部26を設け、又、被せ蓋11における天板部12の裏面に
は前記注出筒31の上端内側に密接する円筒状の垂下部13
を設ける。
この垂下部13は開封除去部41を取り除いた後、容器を不
注意等により転倒させた場合に、内容液が蓋体天板部25
上面や被せ蓋11内側に漏れることを防止するものであ
る。
上述の様に本発明に係る液だれ防止用蓋体10は、注出筒
31の上端を傾斜させると共に、開封除去部41をその周縁
の立ち上り部43をもって注出筒31の上端近傍で注出筒31
の内側に接合し、立ち上り部43の上方に引張片47を設け
ている故、この引張片47の取り付け位置と前記注出筒31
上端の傾斜形状とによりプルリング48等の引張片47を摘
み易くし、以て開封除去部41へ容易に力を加えることが
でき、又、この引張片47の取り付け位置が破断される接
合部45に極めて近い故、引張片47に加えられた力が効率
良く接合部45に集中し、開封除去部41を容易に取り除き
得ることになる。
そして、この様に注出筒31の上端を傾斜させていても注
出筒31の高い部分に外方への薄肉延出部35を設けている
故、内容液の注ぎ出し終了時における液切れを良好と
し、この薄肉延出部35を注出筒31の高い部分に設けてい
る故、注出筒31の上端全周を外方に湾曲させる場合に比
較して製造が容易である。
更に本実施例は、この薄肉延出部35の下側面に第2図に
示す様に葉脈状をした線状の厚肉部36を設けるものであ
る。
この厚肉部36は、薄肉延出部35の基部であって注出筒31
の最も高い位置から薄肉延出部35の中央先端に至る中央
線と該中央線から左右に枝分けされる支線とによる線状
の厚肉により形成するものである。
従って、この線状厚肉部36により該薄肉延出部35の肉厚
が薄くても、適宜にその剛性を有するように補強するこ
とができ、延出部35は薄肉構造である故、その先端に液
体が付着することが少なく、液切れを良好とすることが
できるものであって、液だれを防止するうえで有効に作
用する。
尚、上記実施例は被せ蓋11がヒンジ部15を介して蓋体本
体21と一体構造とされているも、この様な一体構造に限
ることなく、蓋体本体21と被せ蓋11とは別個に製造され
るものでも良く、又、蓋体本体21も容器口部に対して嵌
合式に限ることなく蓋体側壁部22内側に適宜の螺子部を
形成した螺合式であっても良く、更に引張片47はリング
タブ等のリング形状に限ることなく、T字状等適宜指を
掛け易い形状であれば良いことは言う迄もない。
[発明の効果] 本発明は前述の様に、開封除去部41の周辺を立ち上り部
43として注出筒31の内側上方で開封除去部41を注出筒31
に接合し、この立ち上り部43の上方部分にして、薄肉延
出部35に近い位置に支柱部を介することなく引張片47を
形成すると共に注出筒31上端を傾斜させている故、引張
片47が摘み易く、且つ、所要破断部分である接合部45に
開封力を集中させることが容易であって、開封除去部41
を容易に取り除くことができる蓋体10であり、注出筒31
上端を傾斜させる形状であっても注出筒31の高い部分に
薄肉延出部35を設けている故、製造容易にして液切れが
良好な液だれ防止用蓋体10である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る液だれ防止用蓋体の被せ蓋を開い
た状態における側面図、第2図乃至第4図は正面図、後
面図及び平面図にして、第5図及び第6図は被せ蓋を閉
じた状態及び開いた状態の各側面垂直断面図、第7図は
従来の液だれ防止用蓋体の一例を示す図である。 10=蓋体、11=被せ蓋、12=被せ蓋天板部、13=垂下
部、15=ヒンジ部、 21=蓋体本体、22=蓋体側壁部、23=膨出部、25=蓋体
天板部、26=係止膨出部、29=切込線、31=注出筒、 32=液戻し膨出部、33=切り込み、 35=薄肉延出部、36=線状厚肉部、41=開封除去部、42
=中央部、43=立ち上り部、45=接合部、47=引張片、 48=プルリング、49=支柱部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭60−112458(JP,U) 実開 昭60−20599(JP,U) 実公 昭53−53647(JP,Y2) 実公 昭58−11713(JP,Y2) 実公 昭55−43075(JP,Y2)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】円筒形にして上端が傾斜した注出筒であっ
    て、注出筒の一方が最も高く、その対称位置が最も低く
    されると共に、前記注出筒の最も高い部分には外方への
    薄肉延出部を有し、又、開封除去部は中央部と、該中央
    部の周囲から上方外方に向かう立ち上り部とで形成し、
    該立ち上り部の上端を前記注出筒の傾斜した上端近傍に
    おいて注出筒内側に接合した線状の接合部を有し、更
    に、前記立ち上り部の上方部分にして、前記注出筒の薄
    肉延出部に近い位置に引張片を有する構造を特徴とする
    液だれ防止用蓋体。
  2. 【請求項2】薄肉延出部は、その下面に中央線と該中央
    線から左右に分岐した支線とによって葉脈状とされた線
    状の厚肉部を有することを特徴とする第1項記載の液だ
    れ防止用蓋体。
JP60250361A 1985-11-08 1985-11-08 液だれ防止用蓋体 Expired - Lifetime JPH0633101B2 (ja)

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JPS62109765A JPS62109765A (ja) 1987-05-20
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