JPH06330696A - 型枠装置 - Google Patents
型枠装置Info
- Publication number
- JPH06330696A JPH06330696A JP5142811A JP14281193A JPH06330696A JP H06330696 A JPH06330696 A JP H06330696A JP 5142811 A JP5142811 A JP 5142811A JP 14281193 A JP14281193 A JP 14281193A JP H06330696 A JPH06330696 A JP H06330696A
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- JP
- Japan
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- foam
- formwork
- top end
- jacks
- invert
- Prior art date
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- Lining And Supports For Tunnels (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 大きな脱型代を確保できる型枠装置を提供す
る。 【構成】 トンネル覆工材を打設する際のトンネル覆工
壁内面を規定するための型枠装置は天端フォーム34
と、左右一対のサイドフォーム35,36と、一端が天
端フォームの側端部近傍に他端がサイドフォームの上端
部近傍にそれぞれ枢着されて天端フォームとサイドフォ
ームとを連結する左右一対の連杆37,38と、サイド
フォームを天端フォームに対し拡縮移動させるジャッキ
45,46,49,50とを有する。拡開時に一対の連
杆の一端側枢着部間の間隔が他端側枢着部間の間隔より
も小さい関係にある。
る。 【構成】 トンネル覆工材を打設する際のトンネル覆工
壁内面を規定するための型枠装置は天端フォーム34
と、左右一対のサイドフォーム35,36と、一端が天
端フォームの側端部近傍に他端がサイドフォームの上端
部近傍にそれぞれ枢着されて天端フォームとサイドフォ
ームとを連結する左右一対の連杆37,38と、サイド
フォームを天端フォームに対し拡縮移動させるジャッキ
45,46,49,50とを有する。拡開時に一対の連
杆の一端側枢着部間の間隔が他端側枢着部間の間隔より
も小さい関係にある。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はトンネルの二次覆工に好
適に用いることができる型枠装置に関し、更に詳しく
は、大きな脱型代を確保できる型枠装置に関する。
適に用いることができる型枠装置に関し、更に詳しく
は、大きな脱型代を確保できる型枠装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、断面略矩形の内部空間を有する
トンネルの二次覆工には門形の型枠装置が用いられてい
る。図8および図9は従来のこの種の型枠装置の構造を
示したものである。図8に示す従来の型枠装置は同図
(a) に示すように、トンネル覆工壁の上部内面を規定す
る天端フォーム1と、打設時に上部が天端フォームの左
右の側端にそれぞれ衝合されてトンネル覆工壁の側部内
面を規定する左右一対のサイドフォーム2,3とを備え
ており、サイドフォーム2,3は天端フォーム1の両側
端に各々連結ピン4,5を介して回動可能に枢着されて
いる。そして、天端フォーム1とサイドフォーム2,3
との間に伸縮可能なジャッキ6,7が取り付られてい
る。したがって、トンネル内面と型枠装置との間に打設
されたコンクリート等の覆工材が固化した後、同図(b)
に示すように、ジャッキ6,7を縮めると、サイドフォ
ーム2,3は連結ピン4,5を中心としてトンネル内方
に回動し覆工壁内面から脱型する。その後、天端フォー
ム1と昇降可能に支持している昇降支持体10を操作し
て天端フォーム1を覆工壁の上部内面から脱型させる。
トンネルの二次覆工には門形の型枠装置が用いられてい
る。図8および図9は従来のこの種の型枠装置の構造を
示したものである。図8に示す従来の型枠装置は同図
(a) に示すように、トンネル覆工壁の上部内面を規定す
る天端フォーム1と、打設時に上部が天端フォームの左
右の側端にそれぞれ衝合されてトンネル覆工壁の側部内
面を規定する左右一対のサイドフォーム2,3とを備え
ており、サイドフォーム2,3は天端フォーム1の両側
端に各々連結ピン4,5を介して回動可能に枢着されて
いる。そして、天端フォーム1とサイドフォーム2,3
との間に伸縮可能なジャッキ6,7が取り付られてい
る。したがって、トンネル内面と型枠装置との間に打設
されたコンクリート等の覆工材が固化した後、同図(b)
に示すように、ジャッキ6,7を縮めると、サイドフォ
ーム2,3は連結ピン4,5を中心としてトンネル内方
に回動し覆工壁内面から脱型する。その後、天端フォー
ム1と昇降可能に支持している昇降支持体10を操作し
て天端フォーム1を覆工壁の上部内面から脱型させる。
【0003】また、図9に示す従来の型枠装置において
は、同図(a) に示すように、天端フォーム1の両側端に
トンネル中心に向かって延びる長孔8,9がそれぞれ形
成されており、サイドフォーム2,3の上部はこの長孔
8,9にスライド可能に係合する図示しない連結ピンを
介して天端フォーム1に連結されている。さらに、天端
フォーム1を昇降可能に支持する昇降支持体10の上部
および下部とサイドフォーム2,3の上部および下部と
の間にそれぞれ伸縮可能なジャッキ6,7が取り付られ
ている。したがって、トンネル内面と型枠装置との間に
打設されたコンクリート等の覆工材が固化した後、同図
(b) に示すように、ジャッキ6,7を縮めると、サイド
フォーム2,3の上部に固設された連結ピンが長孔8,
9内の外方端から内方端へと移動し、これに伴ってサイ
ドフォーム2,3がトンネル内方に回動し覆工壁内面か
ら脱型する。その後、昇降支持体10を操作して天端フ
ォーム1を覆工壁の上部内面から脱型させる。
は、同図(a) に示すように、天端フォーム1の両側端に
トンネル中心に向かって延びる長孔8,9がそれぞれ形
成されており、サイドフォーム2,3の上部はこの長孔
8,9にスライド可能に係合する図示しない連結ピンを
介して天端フォーム1に連結されている。さらに、天端
フォーム1を昇降可能に支持する昇降支持体10の上部
および下部とサイドフォーム2,3の上部および下部と
の間にそれぞれ伸縮可能なジャッキ6,7が取り付られ
ている。したがって、トンネル内面と型枠装置との間に
打設されたコンクリート等の覆工材が固化した後、同図
(b) に示すように、ジャッキ6,7を縮めると、サイド
フォーム2,3の上部に固設された連結ピンが長孔8,
9内の外方端から内方端へと移動し、これに伴ってサイ
ドフォーム2,3がトンネル内方に回動し覆工壁内面か
ら脱型する。その後、昇降支持体10を操作して天端フ
ォーム1を覆工壁の上部内面から脱型させる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の型枠装
置においては、サイドフォーム2,3を脱型しても天端
フォーム1の両側端と覆工壁の側部内面との間に十分な
脱型代を確保することができない。このため、脱型後に
型枠装置を次の覆工区間まで移動させることが困難とな
り、特に、トンネルがカーブしていると脱型状態での移
動が不可能になる場合があり、一旦分解して次の覆工区
間で再び組み立てることが必要になるなど、覆工の作業
性を大きく低下させる原因となっていた。
置においては、サイドフォーム2,3を脱型しても天端
フォーム1の両側端と覆工壁の側部内面との間に十分な
脱型代を確保することができない。このため、脱型後に
型枠装置を次の覆工区間まで移動させることが困難とな
り、特に、トンネルがカーブしていると脱型状態での移
動が不可能になる場合があり、一旦分解して次の覆工区
間で再び組み立てることが必要になるなど、覆工の作業
性を大きく低下させる原因となっていた。
【0005】したがって、本発明の目的は、大きな脱型
代を確保できる型枠装置を提供することにある。
代を確保できる型枠装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明は、トンネル覆工材を打設する
際のトンネル覆工壁内面を規定するための型枠装置であ
って、天端フォームと、左右一対のサイドフォームと、
一端が天端フォームの側端部近傍に他端がサイドフォー
ムの上端部近傍にそれぞれ枢着されて天端フォームとサ
イドフォームとを連結する左右一対の連杆と、サイドフ
ォームを天端フォームに対し拡縮移動させる作動機構と
を備え、拡開時に一対の連杆の一端側枢着部間の間隔が
他端側枢着部間の間隔よりも小さい関係にあることを特
徴とする。
に、請求項1記載の発明は、トンネル覆工材を打設する
際のトンネル覆工壁内面を規定するための型枠装置であ
って、天端フォームと、左右一対のサイドフォームと、
一端が天端フォームの側端部近傍に他端がサイドフォー
ムの上端部近傍にそれぞれ枢着されて天端フォームとサ
イドフォームとを連結する左右一対の連杆と、サイドフ
ォームを天端フォームに対し拡縮移動させる作動機構と
を備え、拡開時に一対の連杆の一端側枢着部間の間隔が
他端側枢着部間の間隔よりも小さい関係にあることを特
徴とする。
【0007】請求項2記載の発明は、請求項1記載の型
枠装置において、拡開時に天端フォームまたはサイドフ
ォームと連杆とを固定するストッパを備えたことを特徴
とする。
枠装置において、拡開時に天端フォームまたはサイドフ
ォームと連杆とを固定するストッパを備えたことを特徴
とする。
【0008】請求項3記載の発明は、請求項1記載の型
枠装置において、サイドフォームの下端部にインバート
フォームを拡縮移動可能に取り付けたことを特徴とす
る。
枠装置において、サイドフォームの下端部にインバート
フォームを拡縮移動可能に取り付けたことを特徴とす
る。
【0009】請求項4記載の発明は、請求項1記載の型
枠装置において、作動機構が駆動モータを備えているこ
とを特徴とする。
枠装置において、作動機構が駆動モータを備えているこ
とを特徴とする。
【0010】
【作用】請求項1記載の型枠装置においては、天端フォ
ームとサイドフォームとが連杆を介してリンク結合され
ているので、トンネル覆工壁を打設形成した後に作動機
構を操作してサイドフォームを覆工壁内面から脱型させ
るとき、サイドフォーム全体を覆工壁内面から大きく脱
型させることができる。また、拡開時に一対の連杆の一
端側枢着部間の間隔が他端側枢着部間の間隔よりも小さ
い関係にあるので、サイドフォームを脱型したとき、天
端フォームの両側端と覆工壁内面との間にも横方向に大
きな脱型代を形成することができる。したがって、脱型
後の型枠装置の移動を容易に行うことができる。
ームとサイドフォームとが連杆を介してリンク結合され
ているので、トンネル覆工壁を打設形成した後に作動機
構を操作してサイドフォームを覆工壁内面から脱型させ
るとき、サイドフォーム全体を覆工壁内面から大きく脱
型させることができる。また、拡開時に一対の連杆の一
端側枢着部間の間隔が他端側枢着部間の間隔よりも小さ
い関係にあるので、サイドフォームを脱型したとき、天
端フォームの両側端と覆工壁内面との間にも横方向に大
きな脱型代を形成することができる。したがって、脱型
後の型枠装置の移動を容易に行うことができる。
【0011】請求項2記載の型枠装置においては、拡開
時に天端フォームまたはサイドフォームと連杆とを固定
するストッパを備えているので、拡開時に天端フォーム
とサイドフォームとを位置決めできるとともに、結合強
度を高めて型枠の歪みを防止することができる。
時に天端フォームまたはサイドフォームと連杆とを固定
するストッパを備えているので、拡開時に天端フォーム
とサイドフォームとを位置決めできるとともに、結合強
度を高めて型枠の歪みを防止することができる。
【0012】請求項3記載の型枠装置においては、サイ
ドフォームの下端部にインバートフォームを拡縮移動可
能に取り付けているので、先ずインバートフォームを脱
型させることにより、サイドフォームをより大きく脱型
させることができる。
ドフォームの下端部にインバートフォームを拡縮移動可
能に取り付けているので、先ずインバートフォームを脱
型させることにより、サイドフォームをより大きく脱型
させることができる。
【0013】請求項4記載の型枠装置においては、作動
機構が駆動モータに接続されているので、駆動モータの
動力によってインバートフォームの脱型動作および拡開
動作を自動的に行うことができる。
機構が駆動モータに接続されているので、駆動モータの
動力によってインバートフォームの脱型動作および拡開
動作を自動的に行うことができる。
【0014】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例につき
説明する。
説明する。
【0015】図1から図5までは本発明の一実施例を示
したものであり、図1はトンネル内に拡開セットされた
型枠装置の要部のトンネル長手方向断面図、図2は図1
に示す型枠装置の図1中矢印A方向より見た側面図、図
3は打設形成された覆工壁から脱型中の状態を示す図2
と同様の図、図4は天端フォームとサイドフォームとの
連結箇所の拡大図、図5は図4の5−5線に沿った断面
図である。はじめに図1〜図3を参照すると、断面略矩
形に掘削形成されたトンネル20には床壁21がコンク
リート等の覆工材により打設形成されており、床壁21
の上面には2本のレール22が敷設されている。型枠装
置30はトンネル内の床壁21の上に断面略コ字形の覆
工壁を形成するためのものである。図1において、符号
23は床壁21の上に既に打設形成された覆工壁を示し
ており、型枠装置30は次の打設区間にセットされてい
る。型枠装置30はレール22上を走行可能な複数個の
台車31を備えており、トンネル覆工壁の打設区間を貫
通して延びる桁ビーム32はその両端部と中間部(図1
では一端部および中間部のみ示されている)の箇所でそ
れぞれ昇降支持装置33を介して台車31に支持されて
いる。なお、桁ビーム32が比較的短いときはその支持
箇所を両端部のみとすることができる。
したものであり、図1はトンネル内に拡開セットされた
型枠装置の要部のトンネル長手方向断面図、図2は図1
に示す型枠装置の図1中矢印A方向より見た側面図、図
3は打設形成された覆工壁から脱型中の状態を示す図2
と同様の図、図4は天端フォームとサイドフォームとの
連結箇所の拡大図、図5は図4の5−5線に沿った断面
図である。はじめに図1〜図3を参照すると、断面略矩
形に掘削形成されたトンネル20には床壁21がコンク
リート等の覆工材により打設形成されており、床壁21
の上面には2本のレール22が敷設されている。型枠装
置30はトンネル内の床壁21の上に断面略コ字形の覆
工壁を形成するためのものである。図1において、符号
23は床壁21の上に既に打設形成された覆工壁を示し
ており、型枠装置30は次の打設区間にセットされてい
る。型枠装置30はレール22上を走行可能な複数個の
台車31を備えており、トンネル覆工壁の打設区間を貫
通して延びる桁ビーム32はその両端部と中間部(図1
では一端部および中間部のみ示されている)の箇所でそ
れぞれ昇降支持装置33を介して台車31に支持されて
いる。なお、桁ビーム32が比較的短いときはその支持
箇所を両端部のみとすることができる。
【0016】図2に示すように、桁ビーム32にはその
長手方向に沿って通常複数個の天端フォーム34が固設
されている。各天端フォーム34には左右一対のサイド
フォーム35,36が連杆37,38を介して連結され
ている。複数個の左サイドフォーム35および複数個の
右サイドフォーム36はトンネル長手方向に順次連結さ
れて一体化されている。図3から容易にわかるように、
天端フォーム34の両側端34a,34b間の寸法D1
は、従来の型枠装置と異なり、打設形成される覆工壁2
4の天端部内面24aの横幅寸法D2よりも短い。そし
て、サイドフォーム35,36の上部は略L字状に屈曲
されており、上部屈曲端35a,36aは拡開時(図2
参照)に覆工壁24の天端部内面24a上で天端フォー
ム34の両側端34a,34bとそれぞれ衝合されるよ
うになっている。すなわち、覆工壁24の天端部内面2
4aの全区間(寸法D2)の形成のために天端フォーム
34と両サイドフォーム35,36とが用いられる。さ
らに、図3に示すように、天端フォーム24の両側端3
4a,34bおよびサイドフォーム25,36の上部屈
曲端35a,36aは傾斜面となっている。
長手方向に沿って通常複数個の天端フォーム34が固設
されている。各天端フォーム34には左右一対のサイド
フォーム35,36が連杆37,38を介して連結され
ている。複数個の左サイドフォーム35および複数個の
右サイドフォーム36はトンネル長手方向に順次連結さ
れて一体化されている。図3から容易にわかるように、
天端フォーム34の両側端34a,34b間の寸法D1
は、従来の型枠装置と異なり、打設形成される覆工壁2
4の天端部内面24aの横幅寸法D2よりも短い。そし
て、サイドフォーム35,36の上部は略L字状に屈曲
されており、上部屈曲端35a,36aは拡開時(図2
参照)に覆工壁24の天端部内面24a上で天端フォー
ム34の両側端34a,34bとそれぞれ衝合されるよ
うになっている。すなわち、覆工壁24の天端部内面2
4aの全区間(寸法D2)の形成のために天端フォーム
34と両サイドフォーム35,36とが用いられる。さ
らに、図3に示すように、天端フォーム24の両側端3
4a,34bおよびサイドフォーム25,36の上部屈
曲端35a,36aは傾斜面となっている。
【0017】一方の連杆37はその一端が第1連結ピン
39を介して天端フォーム34の一方の側端34aの近
傍に枢着されており、他端が第2連結ピン40を介して
サイドフォーム35の上部屈曲端35aの近傍に枢着さ
れている。同様に、他方の連杆38はその一端が第1連
結ピン41を介して天端フォーム34の他方の側端34
bの近傍に枢着されており、他端が第2連結ピン42を
介してサイドフォーム36の上部屈曲端36aの近傍に
枢着されている。
39を介して天端フォーム34の一方の側端34aの近
傍に枢着されており、他端が第2連結ピン40を介して
サイドフォーム35の上部屈曲端35aの近傍に枢着さ
れている。同様に、他方の連杆38はその一端が第1連
結ピン41を介して天端フォーム34の他方の側端34
bの近傍に枢着されており、他端が第2連結ピン42を
介してサイドフォーム36の上部屈曲端36aの近傍に
枢着されている。
【0018】図3に示すように、連杆37,38と天端
フォーム34の両側端34a,34bの近傍にストッパ
43,44(図2参照)を挿入する孔37a,38a,
34c,34dがそれぞれ形成されている。図2に示す
拡開状態としてとき、連杆37の孔37aと天端フォー
ム34の孔34c、および連杆38の孔38aと天端フ
ォーム34の孔34dがそれぞれ合致するので、これら
の孔にストッパ43,44を挿入することにより、天端
フォーム34とサイドフォーム35,36との位置決め
および固定を行うことができる。
フォーム34の両側端34a,34bの近傍にストッパ
43,44(図2参照)を挿入する孔37a,38a,
34c,34dがそれぞれ形成されている。図2に示す
拡開状態としてとき、連杆37の孔37aと天端フォー
ム34の孔34c、および連杆38の孔38aと天端フ
ォーム34の孔34dがそれぞれ合致するので、これら
の孔にストッパ43,44を挿入することにより、天端
フォーム34とサイドフォーム35,36との位置決め
および固定を行うことができる。
【0019】図2において、45,46は一方のサイド
フォーム35を天端フォーム34に対し拡縮移動させる
作動機構としてのジャッキであり、一端が桁ビーム32
に他端がサイドフォーム35に設けられたブラケット4
7,48にそれぞれ連結ピンを介して取り付られてい
る。49,50は他方のサイドフォーム36を天端フォ
ーム34に対し拡縮移動させる作動機構としてのジャッ
キであり、同様に、一端が桁ビーム32に他端がサイド
フォーム35に設けられたブラケット51,52にそれ
ぞれ連結ピンを介して取り付られている。これらのジャ
ッキ45,46,49,50は各サイドフォーム35,
36に対しそれぞれ型枠装置の長手方向に間隔をあけて
複数個配列されている。
フォーム35を天端フォーム34に対し拡縮移動させる
作動機構としてのジャッキであり、一端が桁ビーム32
に他端がサイドフォーム35に設けられたブラケット4
7,48にそれぞれ連結ピンを介して取り付られてい
る。49,50は他方のサイドフォーム36を天端フォ
ーム34に対し拡縮移動させる作動機構としてのジャッ
キであり、同様に、一端が桁ビーム32に他端がサイド
フォーム35に設けられたブラケット51,52にそれ
ぞれ連結ピンを介して取り付られている。これらのジャ
ッキ45,46,49,50は各サイドフォーム35,
36に対しそれぞれ型枠装置の長手方向に間隔をあけて
複数個配列されている。
【0020】サイドフォーム35,36の下端部にはイ
ンバートフォーム53,54がそれぞれ連結ピン55,
56を介して拡縮移動可能に取り付けられている。5
7,58はインバートフォームを拡縮移動させるための
ジャッキである。ジャッキ57,58の一端は桁ビーム
に、他端はインバートフォーム53,54に設けられた
ブラケット59,60にそれぞれ連結ピンを介して取り
付られている。なお、インバートフォーム53,54の
脱型時にインバートフォーム53,54を大きく脱型さ
せるために、図3に概略的に示すように、サイドフォー
ム35,36のブラケット48,52とインバートフォ
ーム53,54のブラケット59,60またはインバー
トフォーム53,54に形成した取付穴61,62との
間に例えばチェーンジャッキ63,64を取り付けて使
用してもよい。
ンバートフォーム53,54がそれぞれ連結ピン55,
56を介して拡縮移動可能に取り付けられている。5
7,58はインバートフォームを拡縮移動させるための
ジャッキである。ジャッキ57,58の一端は桁ビーム
に、他端はインバートフォーム53,54に設けられた
ブラケット59,60にそれぞれ連結ピンを介して取り
付られている。なお、インバートフォーム53,54の
脱型時にインバートフォーム53,54を大きく脱型さ
せるために、図3に概略的に示すように、サイドフォー
ム35,36のブラケット48,52とインバートフォ
ーム53,54のブラケット59,60またはインバー
トフォーム53,54に形成した取付穴61,62との
間に例えばチェーンジャッキ63,64を取り付けて使
用してもよい。
【0021】この実施例では、天端フォーム34、サイ
ドフォーム35,36、およびインバートフォーム5
3,54はそれぞれ断面略コ字形のフレーム34f,3
5c,36c,53b,54bの外側にパネル状のメタ
ルフォーム34e,35b,36b,53a,54aを
着脱可能に取り付けたものとなっている。
ドフォーム35,36、およびインバートフォーム5
3,54はそれぞれ断面略コ字形のフレーム34f,3
5c,36c,53b,54bの外側にパネル状のメタ
ルフォーム34e,35b,36b,53a,54aを
着脱可能に取り付けたものとなっている。
【0022】図4および図5に詳細に示すように、連杆
38の他端を支持する第2連結ピン42はサイドフォー
ム36の断面コ字形のフレーム36cとその開口端側に
溶接等で固着された板36dとによって両端支持されて
いる。連杆38の一端を支持する第1連結ピン41の取
付構造も同様である。更にこの実施例では、連杆37,
38にサイドフォーム35,36の拡開時に天端フォー
ム34に当接するストッパ片65,66が固着されてい
る。
38の他端を支持する第2連結ピン42はサイドフォー
ム36の断面コ字形のフレーム36cとその開口端側に
溶接等で固着された板36dとによって両端支持されて
いる。連杆38の一端を支持する第1連結ピン41の取
付構造も同様である。更にこの実施例では、連杆37,
38にサイドフォーム35,36の拡開時に天端フォー
ム34に当接するストッパ片65,66が固着されてい
る。
【0023】図2からわかるように、本発明の型枠装置
は、拡開時に一対の連杆37,38の一端側枢着部(第
1連結ピン39,41)間の間隔が他端側枢着部(第2
連結ピン40,42)間の間隔よりも小さい関係にある
ことを特徴としている。
は、拡開時に一対の連杆37,38の一端側枢着部(第
1連結ピン39,41)間の間隔が他端側枢着部(第2
連結ピン40,42)間の間隔よりも小さい関係にある
ことを特徴としている。
【0024】上記構成の型枠装置30において、トンネ
ルの覆工壁24を打設形成した後に型枠装置30を脱型
させるときは、まず、ジャッキ57,58を短縮操作す
るか、若しくは、図3に示すように、チェーンジャッキ
63,64を用いてインバートフォーム53,54をト
ンネル内方に脱型させ、次に、ジャッキ45,46およ
びジャッキ49,50を短縮操作してサイドフォーム3
5,36を覆工壁24の内面から脱型させる。そして、
最後に昇降支持装置33を操作して天端フォーム34を
下方に脱型させる。本発明の型枠装置30においては、
天端フォーム34とサイドフォーム35,36とが連杆
37,38を介してリンク結合されているので、ジャッ
キ45,46およびジャッキ49,50を短縮操作して
サイドフォーム35,36を覆工壁24の内面から脱型
させるとき、図3から判るように、サイドフォーム3
5,36の全体を覆工壁24内面から大きく脱型させる
ことができる。また、サイドフォーム35,36を脱型
したとき、天端フォーム34の両側端34a,34bと
覆工壁24の内面との間にも横方向に大きな脱型代を形
成することができる。したがって、カーブしたトンネル
であっても、脱型後の型枠装置30の移動を容易に行う
ことができる。
ルの覆工壁24を打設形成した後に型枠装置30を脱型
させるときは、まず、ジャッキ57,58を短縮操作す
るか、若しくは、図3に示すように、チェーンジャッキ
63,64を用いてインバートフォーム53,54をト
ンネル内方に脱型させ、次に、ジャッキ45,46およ
びジャッキ49,50を短縮操作してサイドフォーム3
5,36を覆工壁24の内面から脱型させる。そして、
最後に昇降支持装置33を操作して天端フォーム34を
下方に脱型させる。本発明の型枠装置30においては、
天端フォーム34とサイドフォーム35,36とが連杆
37,38を介してリンク結合されているので、ジャッ
キ45,46およびジャッキ49,50を短縮操作して
サイドフォーム35,36を覆工壁24の内面から脱型
させるとき、図3から判るように、サイドフォーム3
5,36の全体を覆工壁24内面から大きく脱型させる
ことができる。また、サイドフォーム35,36を脱型
したとき、天端フォーム34の両側端34a,34bと
覆工壁24の内面との間にも横方向に大きな脱型代を形
成することができる。したがって、カーブしたトンネル
であっても、脱型後の型枠装置30の移動を容易に行う
ことができる。
【0025】また、上記構成の型枠装置30は、拡開時
に天端フォーム34と連杆37,38とを固定するスト
ッパ43,44を備えているので、拡開時に天端フォー
ム34とサイドフォーム35,36とを位置決めできる
とともに、結合強度を高めて型枠の歪みを防止すること
ができる。
に天端フォーム34と連杆37,38とを固定するスト
ッパ43,44を備えているので、拡開時に天端フォー
ム34とサイドフォーム35,36とを位置決めできる
とともに、結合強度を高めて型枠の歪みを防止すること
ができる。
【0026】さらに、上記構成の型枠装置30において
は、サイドフォーム35,36の下端部にインバートフ
ォーム53,54を拡縮移動可能に取り付けているの
で、先ずインバートフォーム53,54を脱型させるこ
とにより、サイドフォーム35,36をより大きく脱型
させることができる。
は、サイドフォーム35,36の下端部にインバートフ
ォーム53,54を拡縮移動可能に取り付けているの
で、先ずインバートフォーム53,54を脱型させるこ
とにより、サイドフォーム35,36をより大きく脱型
させることができる。
【0027】図6および図7はサイドフォームを動作さ
せる作動機構の変形例を示したものである。まず、図6
に示す実施例は、上記実施例の第1連結ピン39,41
および第2連結ピン40,42の替わりに天端フォーム
の回動可能に軸支される第1シヤフト70,72と、サ
イドフォームに固定される第2シヤフト71,73とを
有している。そして天端フォームと左右のサイドフォー
ムとを連結する複数個の連杆37,38が各々第1シヤ
フト70,72に固着されている。したがって、複数個
の連杆37は天端フォームに対し第1シヤフト70を介
して、また複数個の連杆38は天端フォームに対し第1
シヤフト72を介してそれぞれ同時一体に回動すること
ができる。一方、サイドフォームに固定される第2シヤ
フト71,73は複数個の連杆37,38をそれぞれ貫
通し且つ各連杆37,38に対し回動可能に軸支されて
いる。
せる作動機構の変形例を示したものである。まず、図6
に示す実施例は、上記実施例の第1連結ピン39,41
および第2連結ピン40,42の替わりに天端フォーム
の回動可能に軸支される第1シヤフト70,72と、サ
イドフォームに固定される第2シヤフト71,73とを
有している。そして天端フォームと左右のサイドフォー
ムとを連結する複数個の連杆37,38が各々第1シヤ
フト70,72に固着されている。したがって、複数個
の連杆37は天端フォームに対し第1シヤフト70を介
して、また複数個の連杆38は天端フォームに対し第1
シヤフト72を介してそれぞれ同時一体に回動すること
ができる。一方、サイドフォームに固定される第2シヤ
フト71,73は複数個の連杆37,38をそれぞれ貫
通し且つ各連杆37,38に対し回動可能に軸支されて
いる。
【0028】さらに、第1シヤフト70,72は天端フ
ォーム若しくは桁ビーム32に固定される第1駆動モー
タ75,76にそれぞれ動力伝達機構としての歯車7
7,78を介して連結されている。また、第2シヤフト
71,73は連杆37,38に固定される第2駆動モー
タ79,80にそれぞれ動力伝達機構としての歯車8
1,82を介して連結されている。したがって、第1駆
動モータ75,76の駆動力によって複数個の連杆3
7,38を天端フォームに対して各々同時一体に回動さ
せることができ、また、第2駆動モータ79,80の駆
動力によって左右のサイドフォームを連杆37,38に
対して各々同時一体に回動させることができる。したが
って、これら第1および第2駆動モータの動作を制御す
ることにより、天端フォームに対してサイドフォームに
上記実施例と同様の脱型動作および拡開動作を行わせる
ことができる。したがって、この実施例においてはサイ
ドフォームの脱型動作あるいは拡開動作のためのジャッ
キ操作が不要となる。また、この実施例においては、コ
ンクリート等の覆工材の打設時には外圧による型枠装置
の変形を防止するためにサイドフォームと桁ビーム32
等とを連結するジャッキを用いることが好ましいが、サ
イドフォームの脱型時にはそれらのジャッキを取り除く
ことができるので、型枠内部の通行や資材の運搬等のた
めの作業空間を確保できることとなる。
ォーム若しくは桁ビーム32に固定される第1駆動モー
タ75,76にそれぞれ動力伝達機構としての歯車7
7,78を介して連結されている。また、第2シヤフト
71,73は連杆37,38に固定される第2駆動モー
タ79,80にそれぞれ動力伝達機構としての歯車8
1,82を介して連結されている。したがって、第1駆
動モータ75,76の駆動力によって複数個の連杆3
7,38を天端フォームに対して各々同時一体に回動さ
せることができ、また、第2駆動モータ79,80の駆
動力によって左右のサイドフォームを連杆37,38に
対して各々同時一体に回動させることができる。したが
って、これら第1および第2駆動モータの動作を制御す
ることにより、天端フォームに対してサイドフォームに
上記実施例と同様の脱型動作および拡開動作を行わせる
ことができる。したがって、この実施例においてはサイ
ドフォームの脱型動作あるいは拡開動作のためのジャッ
キ操作が不要となる。また、この実施例においては、コ
ンクリート等の覆工材の打設時には外圧による型枠装置
の変形を防止するためにサイドフォームと桁ビーム32
等とを連結するジャッキを用いることが好ましいが、サ
イドフォームの脱型時にはそれらのジャッキを取り除く
ことができるので、型枠内部の通行や資材の運搬等のた
めの作業空間を確保できることとなる。
【0029】図7に示す実施例は1つの駆動モータ83
によって第1シヤフト70,72および第2シヤフト7
1,73を同時に回転駆動させることができるものであ
る。すなわち駆動モータ83の駆動力は歯車84,8
5、スプロケット(不図示)、チェーン86およびスプ
ロケット87を介して一方の第1シヤフト70に伝達さ
れ、また、スプロケット88,チェーン89およびスプ
ロケット90を介して他方の第1シヤフト72に伝達さ
れる。さらに第1シヤフト70,72の回転は歯車列9
1,92を介してそれぞれ第2シヤフト71,73に伝
達される。
によって第1シヤフト70,72および第2シヤフト7
1,73を同時に回転駆動させることができるものであ
る。すなわち駆動モータ83の駆動力は歯車84,8
5、スプロケット(不図示)、チェーン86およびスプ
ロケット87を介して一方の第1シヤフト70に伝達さ
れ、また、スプロケット88,チェーン89およびスプ
ロケット90を介して他方の第1シヤフト72に伝達さ
れる。さらに第1シヤフト70,72の回転は歯車列9
1,92を介してそれぞれ第2シヤフト71,73に伝
達される。
【0030】以上、図示実施例につき説明したが、本発
明は上記実施例の態様のみに限定されるものではなく、
特許請求の範囲に記載した発明の範囲内でその構成要素
に種々の変更を加えることができる。すなわち、 (1) 図示実施例のインバートフォーム53,54はサイ
ドフォーム35,36に枢着されているが、インバート
フォーム53,54は脱型時にサイドフォーム35,3
6から離脱させてもよい。また、図4に示す従来例のよ
うに、インバートフォームを省略してもよい。
明は上記実施例の態様のみに限定されるものではなく、
特許請求の範囲に記載した発明の範囲内でその構成要素
に種々の変更を加えることができる。すなわち、 (1) 図示実施例のインバートフォーム53,54はサイ
ドフォーム35,36に枢着されているが、インバート
フォーム53,54は脱型時にサイドフォーム35,3
6から離脱させてもよい。また、図4に示す従来例のよ
うに、インバートフォームを省略してもよい。
【0031】(2) 図示実施例では昇降支持装置33に支
持された桁ビーム32に天端フォーム34が固定されて
いるが、天端フォーム34のトンネル長手方向両端部を
直接昇降支持装置により支持したり、天端フォームの代
わりに両サイドフォームのトンネル長手方向両端部を昇
降支持装置により支持してもよい。
持された桁ビーム32に天端フォーム34が固定されて
いるが、天端フォーム34のトンネル長手方向両端部を
直接昇降支持装置により支持したり、天端フォームの代
わりに両サイドフォームのトンネル長手方向両端部を昇
降支持装置により支持してもよい。
【0032】(3) サイドフォーム35,36を拡縮移動
させるジャッキの本数や種類や取付位置は適宜に選定す
ることができる。
させるジャッキの本数や種類や取付位置は適宜に選定す
ることができる。
【0033】(4) 図示実施例の型枠装置は断面略コ字形
乃至門形をなすものであるが、断面形状は打設形成する
覆工壁の形状に応じて種々の形状に設計することができ
る。
乃至門形をなすものであるが、断面形状は打設形成する
覆工壁の形状に応じて種々の形状に設計することができ
る。
【0034】
【発明の効果】以上の説明から明かなように、本発明に
よれば、サイドフォーム全体を覆工壁内面から大きく脱
型させることができるとともに、サイドフォームを脱型
したとき、天端フォームの両側端と覆工壁内面との間に
も横方向に大きな脱型代を形成することができるので、
脱型後のトンネル内の移動が容易な型枠装置を提供する
ことができる。
よれば、サイドフォーム全体を覆工壁内面から大きく脱
型させることができるとともに、サイドフォームを脱型
したとき、天端フォームの両側端と覆工壁内面との間に
も横方向に大きな脱型代を形成することができるので、
脱型後のトンネル内の移動が容易な型枠装置を提供する
ことができる。
【図1】トンネル内に拡開セットされた型枠装置の要部
のトンネル長手方向断面図。
のトンネル長手方向断面図。
【図2】図1に示す型枠装置の図1中矢印A方向より見
た側面図である。
た側面図である。
【図3】打設形成された覆工壁から脱型中の状態を示す
型枠装置の図2と同様の図である。
型枠装置の図2と同様の図である。
【図4】天端フォームとサイドフォームとの連結箇所の
拡大図である。
拡大図である。
【図5】図4中5−5線に沿った断面図である。
【図6】サイドフォームを動作させる作動機構の変形例
を示す概略斜視図である。
を示す概略斜視図である。
【図7】サイドフォームを動作させる作動機構の別の変
形例を示す概略斜視図である。
形例を示す概略斜視図である。
【図8】型枠装置の従来例を示すもので、(a) は覆工壁
を打設する前の拡開状態を示し、(b) は脱型中の状態を
示す。
を打設する前の拡開状態を示し、(b) は脱型中の状態を
示す。
【図9】型枠装置の他の従来例を示すもので、(a) は覆
工壁を打設する前の拡開状態を示し、(b) は脱型中の状
態を示す。
工壁を打設する前の拡開状態を示し、(b) は脱型中の状
態を示す。
30 型枠装置 34 天端フォーム 35,36 サイドフォーム 37,38 連杆 43,44 ストッパ 45,46,49,50 ジャッキ 53,54 インバートフォーム 70,72 第1シヤフト 71,73 第2シヤフト 75,76,79,80,83 駆動モータ
Claims (4)
- 【請求項1】 トンネル覆工材を打設する際のトンネル
覆工壁内面を規定するための型枠装置であって、天端フ
ォームと、左右一対のサイドフォームと、一端が天端フ
ォームの側端部近傍に他端がサイドフォームの上端部近
傍にそれぞれ枢着されて天端フォームとサイドフォーム
とを連結する左右一対の連杆と、サイドフォームを天端
フォームに対し拡縮移動させる作動機構とを備え、拡開
時に一対の連杆の一端側枢着部間の間隔が他端側枢着部
間の間隔よりも小さい関係にあることを特徴とする型枠
装置。 - 【請求項2】 拡開時に天端フォームまたはサイドフォ
ームと連杆とを固定するストッパを備えたことを特徴と
する請求項1記載の型枠装置。 - 【請求項3】 サイドフォームの下端部にインバートフ
ォームを拡縮移動可能に取り付けたことを特徴とする請
求項1記載の型枠装置。 - 【請求項4】 作動機構が駆動モータを備えていること
を特徴とする請求項1記載の型枠装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5142811A JP2614174B2 (ja) | 1993-05-20 | 1993-05-20 | 型枠装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5142811A JP2614174B2 (ja) | 1993-05-20 | 1993-05-20 | 型枠装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06330696A true JPH06330696A (ja) | 1994-11-29 |
JP2614174B2 JP2614174B2 (ja) | 1997-05-28 |
Family
ID=15324185
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5142811A Expired - Fee Related JP2614174B2 (ja) | 1993-05-20 | 1993-05-20 | 型枠装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2614174B2 (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009209657A (ja) * | 2008-03-06 | 2009-09-17 | Taisei Corp | 覆工用型枠フレーム及び覆工用型枠の構築方法 |
KR100943286B1 (ko) * | 2009-04-27 | 2010-02-18 | (주)한틀엔지니어링 | 공동구 시공용 슬라이딩 거푸집 |
JP2010537086A (ja) * | 2007-08-22 | 2010-12-02 | ヴァシーリ ロザーティ | コンクリート表面からコンクリート型枠を取り外す手段 |
CN114319840A (zh) * | 2022-01-13 | 2022-04-12 | 广东天凛高新科技有限公司 | 一种可折叠升降的现浇模具 |
WO2023191511A1 (ko) * | 2022-03-31 | 2023-10-05 | 김명환 | 모듈형 하우스 내부벽체의 시공방법 |
-
1993
- 1993-05-20 JP JP5142811A patent/JP2614174B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010537086A (ja) * | 2007-08-22 | 2010-12-02 | ヴァシーリ ロザーティ | コンクリート表面からコンクリート型枠を取り外す手段 |
JP2009209657A (ja) * | 2008-03-06 | 2009-09-17 | Taisei Corp | 覆工用型枠フレーム及び覆工用型枠の構築方法 |
KR100943286B1 (ko) * | 2009-04-27 | 2010-02-18 | (주)한틀엔지니어링 | 공동구 시공용 슬라이딩 거푸집 |
CN114319840A (zh) * | 2022-01-13 | 2022-04-12 | 广东天凛高新科技有限公司 | 一种可折叠升降的现浇模具 |
CN114319840B (zh) * | 2022-01-13 | 2024-02-27 | 广东天凛高新科技有限公司 | 一种可折叠升降的现浇模具 |
WO2023191511A1 (ko) * | 2022-03-31 | 2023-10-05 | 김명환 | 모듈형 하우스 내부벽체의 시공방법 |
KR20230142084A (ko) * | 2022-03-31 | 2023-10-11 | 김명환 | 모듈형 하우스 내부벽체의 시공방법 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2614174B2 (ja) | 1997-05-28 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
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LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |