JPH03290597A - トンネル覆工用型枠装置 - Google Patents

トンネル覆工用型枠装置

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JPH03290597A
JPH03290597A JP2092596A JP9259690A JPH03290597A JP H03290597 A JPH03290597 A JP H03290597A JP 2092596 A JP2092596 A JP 2092596A JP 9259690 A JP9259690 A JP 9259690A JP H03290597 A JPH03290597 A JP H03290597A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ 本発明はトンネル、下水道等のシールド工法における二
次覆工用型枠装置の改良に関する。
[従来の技術] 一般に、トンネルのシールド工法においては、−法覆工
が完了したトンネルの内面にコンクリートによる二次覆
工を行うための型枠装置が用いられる。この種のトンネ
ル覆工用型枠装置は、トンネル内にその長手方向に移動
可能に配置される2つの支持装置と、両支持装置の間に
配置されて両支持装置により支持される筒状の型枠本体
とを備えており、型枠本体は、一般に、周方向一端部が
ヒンジ若しくは天端フオームを介して相対変位可能に連
結された一対のサイドフオームと、両サイドフオームの
周方向他端部間に配設可能に形成され且つ少なくとも周
方向一端部がそれに隣接するフオームに対し切離し可能
に形成された少なくとも1つのインバートフオームとを
備えている。これらフオームは型枠本体が拡開状態のと
き連続した筒状の外表面を形成するようになっている。
さらに、型枠本体を径方向に拡縮変形させるための作動
機構として、従来より、両サイドフオームを相対変位さ
せるためのサイドフオーム作動ジヤツキ手段と、インバ
ートフオームを他のフオームに対し相対変位させるため
のインバートフオーム作動ジヤツキ手段とが用いられて
いる。
二のようなトンネル覆工用型枠装置を用いてトンネル内
面の二次覆工を行う場合、二次覆工を行うべき位置まで
型枠本体を移動させた後、上記各作動ジヤツキ手段を操
作して型枠本体を拡開状態にセットし、型枠本体の筒状
外表面とトンネル−法覆工の内面との間の環状空間内に
二次覆工用コンクリートを打設する0次いで、コンクリ
ートの固化により二次覆工が完了すると、上記各作動ジ
ヤツキ手段を再び操作して型枠本体を径方向に収縮変形
させることにより二次覆工面から脱型させ、型枠本体を
次の二次覆工位置まで移動可能にする。
[発明が解決しようとする課題] 従来のトンネル覆工用型枠装置においては、型枠本体を
径方向に拡縮変形させるための複数個の作動ジヤツキ手
段の少なくとも一部が型枠本体の内部に配設されていた
ため、それを操作するために作業畿が型枠本体の内部に
入らねばならず、比較小径のトンネル用型枠装置の場合
、その作業が困難となっていた。また、資材の運搬等の
ために型枠本体の内部を通行する際に、型枠本体の内部
に配置された作動ジヤツキ手段が通行の妨げになり、作
業性を低下させる原因となっていた。
上記問題点に鑑み1本発明は、型枠本体の径方向拡縮変
形のための作業を容易に行うことができるようにすると
ともに、型枠本体の内部の障害物の減少により型枠本体
内での作業効率を向上させることができるトンネル覆工
用移動型枠装置を提供することにある。
[課題を解決するための手段、作用] 上記目的を達成するための手段として、本発明によれば
、トンネル内にその長手方向に移動可能に配置される2
つの支持装置と1両支持装置の間に配置されて両支持装
置により支持される型枠本体と、型枠本体を径方向に拡
縮変形させるための複数個の作動ジヤツキ手段とを備え
、各作動ジヤツキ手段が型枠本体の長手方向外部に配設
されてなるトンネル覆工用型枠装置が提供される。
上記構成によれば、各作動ジヤツキ手段を型枠本体の長
手方向外部で操作することが可能となるので、型枠本体
の拡縮変形のための作業を容易に行うことができる。ま
た、各作動ジヤツキ手段が型枠本体の長手方向外部に配
設されることにより、型枠本体内部の傷害物が減少する
ので、資材運搬等のための型枠本体内部の通行等が容易
なり、その作業性が向上することとなる。
上記構成のトンネル覆工用型枠装置において、好ましく
は、上記型枠本体は周方向一端部がヒンジ若しくは天端
フオームを介して相対変位可能に連結された一対のサイ
ドフオームと、両サイドフオームの周方向他端部間に配
設可能に形成され且つ少なくとも周方向一端部がそれに
隣接するフオームに対し切離し可能に形成された少なく
とも1つのインバートフオームとを備えており、これら
フオームは型枠本体が拡開状態のとき連続した筒状の外
表面を形成するようになっており、上記作動ジヤツキ手
段は、両サイドフオームを相対変位させるためのサイド
フオーム作動ジヤツキ手段とインバートフオームを他の
フオームに対し相対変位させるためのインバートフオー
ム作動ジヤツキ手段とを含む。
二のような構成においては、サイドフオーム作動ジヤツ
キ手段およびインバートフオーム作動ジヤツキ手段が型
枠本体の長手方向外方に配設されることにより、それら
を型枠本体の長手方向外部で操作することが可能となる
[実施例] 以下、添付図面を参照して本発明の好ましい実施例につ
き詳細に説明する。なお、実施例構造の重複説明を避け
るために、添付図面に示す幾つかの実施例における同様
の構成要素には同一の参照符合が付されている。
第1図及び第2図は本発明の第1実施例を示したもので
ある。はじめに第1図を参照すると、シールド掘削機に
よって断面はぼ円形に掘削されたトンネル1の内面には
セグメントによる筒状の一次覆工2が施されている。
本発明に従い構成されたトンネル二次覆工用の型枠装置
10は、トンネルlの一次覆工2内に配設されてその内
面との間にコンクリートによる二次覆工用の環状の空間
を形成するための筒状の型枠本体12を備えており、型
枠本体12はトンネルl内をその長手方向に移動可能な
2つの走行形支持装置14.16によって支持されてい
る。第1図において、区間Aではコンクリートによる二
次覆工3が完了しており、この二次覆工3に使用された
型枠装置1oは次の二次覆工の区間Bまで移動されてい
る。
特に第2図を参照すると、この実施例においては、型枠
本体12は、トンネル1内の天端側に配置される天端フ
オーム18と、トンネル1内の両歯部に配置される一対
のサイドフオーム2o、21と、トンネルl内の底部側
に配置されるインバートフオーム22とを有している。
  両サイドフオーム20.21の上端部は天端フオー
ム18の周方向両端部にそれぞれヒンジ23,24を介
して回動可能に連結されている。インバートフオーム2
2の周方向一端部はヒンジ25を介して一方のサイドフ
オーム20の下端部に回動可能に連結されており、イン
バートフオーム22の他端は他方のサイドフオーム21
の下端部に当接可能に形成されている。
サイドフオーム20に対するインバートフオーム22の
枢動及び天端フオーム18に対する両サイドフオーム2
0.21の枢動により、型枠本体12は径方向に拡縮さ
れる。第2図に示す拡開位置のとき、天端フオーム18
.サイドフオーム20.21及びインバートフオーム2
2の外周端が当接状態とされて型枠本体12は周方向に
連続した筒状の外周面を形成する。したがって、型枠本
体12の外周面とトンネルl内の筒状−法覆工2の内面
との間に環状の二次覆工用環状空間Cが形成されること
となる。この環状空間Cの前端は天端フオーム18.サ
イドフオーム20.21及びインバートフオーム22の
前進側端部に設けられた端板(第2図においては天端フ
オーム18及びインバートフオーム22に設けられた端
板26゜27のみが見える)によって規定される。
代表的には、型枠本体12は上記フオーム構造を有す4
複数個の筒状型枠ユニットを長手方向に連接した構成と
される。したがって、型枠二二ットの連接個数を選定す
ることにより、トンネルlのカーブ状態等に応じて型枠
本体12の全長を適宜に設定可能である。
この実施例における支持装置14.16は型枠本体12
の天端フオーム18を支持する形式のものである。第1
図及び第2図を参照すると、支持装置14.16はそれ
ぞれ走行基台30を備えており、型枠本体12の進行方
向前端側の走行基台30の下部には一次覆工2の内面に
沿ってその長手方向に摺、動可能なソリ状のスライド板
31が取り付けられており、後端側走行基台30の下部
には二次覆工3の内面に沿って転勤可能な車輪32が設
けられている0両支持装置14.16の走行基台30上
にはそれぞれ昇降ジヤツキ34が設けられており、この
昇降ジヤツキ34によって昇降され得る支持アーム36
はそれぞれ天端フオーム18に連結固定されている。支
持アーム36の上部には浮力防止機構37が設けられて
おり、基台30と茎持アーム36との間にはゆがみ防止
用ジヤツキ38が設けられており、支持アーム36の両
側部にはそれぞれ横倒方向への振止め用ジヤツキ39が
設けられている。
次に1本発明の特徴をなす型枠本体拡縮作動機構につい
て説明する。
本発明による型枠装置はインバートフオーム22をサイ
ドフオーム20に対し移動させて型枠本体12の径方向
の拡縮変形を可能にするためのインバートフオーム作動
ジヤツキ40を備えており、二の作動ジヤツキ40は型
枠本体12の長手方向外部に設けられている。
更に詳しくは、この実施例においては、インバートフオ
ーム22には型枠本体12長手方向外方に延びる下アー
ム42が設けられており、型枠本体12の外部において
、インバートフオーム作動ジヤツキ40の両端部は支持
アーム36及び下アーム42に対しそれぞれヒンジを介
して連結されている。
更に、本発明による型枠装置は両サイドフオーム20.
21を天端フオーム18に対して枢動させるためのサイ
ドフオーム作動ジヤツキ44を備えており、サイドフオ
ーム作動ジヤツキ44も型枠本体12の長手方向外部に
配設されている。更に詳しくは、両サイドフオーム20
.21には型枠本体12の長手方向外方に突出するサイ
ドアーム45A、45Bがそれぞれ設けられており、サ
イドフオーム作動ジヤツキ44の両端部は型枠本体12
の外部で両サイドアーム45A、45Bに対しそれぞれ
ヒンジを介して連結されている。
上記作動ジヤツキ40.42としてはねじ式若しくは油
圧式のジヤツキを用いることができる。
これら作動ジヤツキ40.42は手作業で伸縮操作して
もよいが、動力を利用して伸縮動作させることも可能で
ある。
上記構成を有する型枠装置において、例えば、二次覆工
完了後に拡開状態の型枠本体12(第2図参照)を二次
覆工の内面から脱型させるときは、先ず、伸長状態の作
動ジヤツキ40を短縮させることにより、インバートフ
オーム22をサイドフオーム20に対して型枠本体の内
方仲枢動させる。
これにより、インバートフオーム20は他方のサイドフ
オーム21の下端から離脱される1次に、伸長状態の作
動ジヤツキ44を短縮させることにより、両サイドフオ
ーム20.21を天端フオーム18に対してトンネル内
方に枢動させる。これにより、型枠本体12が全体とし
て径方向に収縮されることとなる。その後、支持装置1
4.16の昇降ジヤツキ34により、型枠本体12全体
を降下させることにより、型枠本体12の天端フオーム
18を二次覆工の天端内面から離脱させる。
これにより、型枠本体12の脱型が完了する。型枠本体
12を拡開させるときは逆の操作を行えばよい。
上記構成の型枠装置においては、作動ジヤツキ40.4
2がそれぞれ型枠本体12の長手方向外部に設けられて
いるので、これら作動ジヤツキ40.42の伸縮操作を
手作業で行う必要がある場合、その作業を型枠本体12
の外部で容易に行うことができる。また、作動ジヤツキ
40.42が型枠本体12の長手方向外部に設けられて
いるので、型枠本体12の内部空間を横切る傷害物が減
少し、型枠本体12の内部での各種作業や資材運搬のた
めの通行等を楽に行うことができるようになる。
更に、上記構成の型枠装置においては、支持装置14.
16の構成部材としての支持アーム36を利用してイン
バートフオーム作動ジヤツキ40の一端が天端フオーム
18に連結されるので、インバートフオーム作動ジヤツ
キ40の取付は構造が簡素化されることとなる。
第3図及び第4図は本発明の第2実施例を示したもので
ある。
この第2実施例は、両サイドフオーム20,21を天端
フオーム18に対して枢動させるための一対のサイドフ
オーム作動ジヤツキ44A、44Bを備えており、両サ
イドフオーム作動ジヤツキ44A、44Bは型枠本体1
2の長手方向外部に配設されている。更に詳しくは、両
サイドフオーム20.21には型枠本体12の長手方向
外方に突出するサイドアーム45A、45Bがそれぞれ
設けられており、両サイドフオーム作動ジヤツキ44A
、44Bの両端部はそれぞれ型枠本体12の外部で支持
アーム36と各々のサイドアーム45A、45Bとに対
しそれぞれヒンジを介して連結されている。
この第2実施例における上記以外の構成は第1実施例と
同様である。
この第2実施例においては、天端フオーム18に対して
両サイドフオーム20.21を枢動させるために2つの
作動ジヤツキ44A、44Bをそれぞれ伸縮動作させる
必要があるが、型枠本体12の内部に対し作業者が出入
りする際にサイドフオーム作動ジヤツキを跨ぐ必要がな
くなるので。
型枠本体12の内部に対する出入りが容易になる。
他の作用効果は上記第1実施例と同様である。
第5図及び第6図は本発明の第3実施例を示したもので
ある。
この第3実施例における型枠装置(進行方向後側の支持
装置14のみが図示されている)は型枠本体12の両サ
イドフオーム20.21を支持する形式のものである。
すなわち、支持装置14について説明すると、走行基台
30上の昇降ジヤツキ34によって昇降可能とされた昇
降アーム35の両端には両サイドフォーム20.21に
対しそれぞれ連結された一対の支持アーム36A、36
Bがそれぞれヒンジを介して回動可能に連結されている
0図示実施例においては、第6図から容易に判るように
、昇降アーム35と両支持アーム36A、36Bとを連
結するヒンジは、天端フオーム18と両サイドフオーム
20.21とを連結するヒンジと同軸線上に位置してい
る。
インバートフオーム22には型枠本体12の長手方向外
方に延びる下アーム42が設けられており、インバート
フオーム22をサイドアーム20に対して枢動させるた
めのインバートフオーム作動ジヤツキ40の下端は下ア
ーム42に回動可能に連結されている。また、この作動
ジヤツキ40の上端は、インバートフオーム22が枢着
されている側のサイドフオーム20に連結されている支
持アーム36Aに対し回動可能に連結されている。
また、この実施例では、天端フオーム18に対して両サ
イドフオーム20.21を枢動させるためのサイドフオ
ーム作動ジヤツキ44の両端は、両支持アーム36A、
36Bに対しそれぞれ数値図されている。
この第3実施例においては、脱型時に先ずインバートフ
オーム作動ジヤツキ40を第6図に示す伸長状態から短
縮させることにより、インバートフオーム22をサイド
フオーム20に対して枢動させ、次に、サイドフオーム
作動ジヤツキ44を短縮させることにより、両サイドフ
オーム20゜21を両支持アーム36A、36Bと共に
天端フオーム18及び昇降アーム35に対して枢動させ
る。そして、その後、昇降ジヤツキ34によって型枠本
体12全体を必要量だけ降下させる。
この第3実施例においても、作動ジヤツキ40゜44は
型枠本体12の長手方向外部に設けられているので、上
記第1実施例と同様の作用効果が得られる。
第7図は本発明の第4実施例を示したものである、この
第4実施例における支持装置(進行方向後側の支持装置
14のみが図示されている)は第3実施例と同様に型枠
本体12のサイドアーム20.21に連結される一対の
支持アーム36A。
3.6 Bを備えている。
また、この実施例では、型枠本体12は一対のインバー
トフオーム22A、22Bを備えており、両インバート
フオーム22A、22Bの一端部はそれぞれ隣接するサ
イドフオーム20.21の下端部にヒンジ25A、25
Bを介して回動可能に連結されており、両インバートフ
オーム22A。
22Bの他端部は互いに当接可能に形成されている。す
なわち、両インバートフオーム22A、22Bはいわゆ
る観音開き状の枢動が可能である。
両インバートフオーム22A、22Bには型枠本体12
の長手方向外方に延びる一対の下アーム42A、42B
がそれぞれ設けられており、インバートフオーム22A
、22Bを隣接するサイドフオーム20.21に対して
それぞれ枢動させるための一対のインバートフオーム作
動ジヤツキ4OA、40Bの両端はそれぞれ対応する下
アーム42A、42B及び支持アーム36A、36Bに
対し回動可能に連結されている。
この第4実施例における上記以外の構成は第3実施例と
同様である。
この第4実施例においては、脱型時に先ず一対のインバ
ートフオーム作動ジヤツキ40A、40Bが短縮される
ことにより、一対のインバートフオーム22A、22B
が観音開き状に枢動され、次にサイドフオーム作動ジヤ
ツキ44が短縮されることにより、両サイドフオーム2
0.21が天端フオーム18に対して枢動される。
この第4実施例においても、上述したように、作動ジヤ
ツキ40A、40B、44が型枠本体12の長手方向外
部に配設されるので、上記第1実施例と同様の作用効果
が得られる。
第8図ないし第10図は本発明の第5実施例を示すもの
である。この第5実施例においては、上記実施例におけ
る天端フオームが省略されており。
両サイドフオーム20.21及び支持装置16の支持ア
ーム36はヒンジ46を介して枢動可能に連結されてい
る。すなわち、両サイドフオーム20.21はヒンジ4
6を介して支持アーム36に指示されると共にヒンジ4
5の軸を中心として相対変位可能となっている。
インバートフオーム22は一方のサイドフオーム20に
回動可能に連結されており、インバートフオーム作動ジ
ヤツキ40の両端は、インバートフオーム22から型枠
本体12の長手方向外方に突出した下アーム42と支持
アーム36とにそれぞれ回動可能に連結されている。一
方、サイドフオーム作動ジヤツキ44の両端は、両サイ
ドフオーム20.21から型枠本体12の長手方向外方
に突出した一対のサイドアーム45A、45Bに回動可
能に連結されている。
二次覆工を行うとき、型枠本体12は、第9図に示す・
ように、ロッド形の作動ジヤツキ40.44によって拡
開状態に保持される。二次覆工完了後に型枠本体12を
脱型させるときは、支持アーム36と下アーム42とを
チェーンジヤツキ47により連結し、ロッド形作動ジヤ
ツキ40.44を取り外す、その後、チェーンジヤツキ
47を短縮させることにより、第10図に示すように、
インバートフオーム22を上方に回動させる。このとき
、この実施例では、両サイドフオーム20゜21は自重
によってトンネル内方に回動することとなる。その後、
支持装置によって支持アーム36を所定量下降させるこ
とにより、型枠本体12の脱型が完了する。
この第5実施例においても、上述したように、作動ジヤ
ツキ40,44.47等が型枠本体12の長手方向外部
に配設されるので、上記第1実施例と同様の作用効果が
得られる。
第11図及び第12図は本発明の第6実施例を示すもの
で、この第6実施例においては、両サイドフオーム20
.21は、上記第5実施例と同様に、ヒンジ46を介し
て互いに回動可能に連結されると共に、二のヒンジ46
を介して支持装置の支持アーム36に支持されている。
一方、二の実施例では、第7図に示す第4実施例と同様
に、一対のインバートフオーム22A。
22Bの一端がそれぞれサイドフオーム20,21の下
端にヒンジ25A、25Bを介して回動可能に連結され
ている。そして、一対の伸縮ロッド形インバートフオー
ム作動ジヤツキ40A、40Bの下端は、インバートフ
オーム22A、22Bから型枠本体12の長手方向外方
に突出する下アーム42A、42Bに回動可能に連結さ
れており、インバートフオーム作動ジヤツキ40A、4
0Bの上端は、サイドフオーム20.21からそれぞれ
型枠本体12の長手方向外方に突出する上部サイドアー
ム45A、45Bにそれぞれ回動可能に連結されている
。また、伸縮ロッド形サイドフオーム作動ジヤツキ44
の両端はサイドフオーム20.21から型枠本体12の
長手方向外方に突出する下部サイドアーム45G、45
Dに対しそれぞれ回動可能に連結されている。
この第6実施例における型枠本体12を第11図に示す
拡開状態から第12図に示す脱型状態へと縮径させると
きは、ロッド形作動ジヤツキ40A、40B、44をそ
れぞれチェーン形作動ジヤツキに47A、47B、48
に取り替えて、短縮操作することが好ましい。
この第6実施例においても、上述したように、作動ジヤ
ツキ40A、40B、44,47A、47B、48等が
型枠本体12の長手方向外部に配設されるので、上記第
1実施例と同様の作用効果が得られる。
上述した各実施例においては、インバートフオームが隣
接サイドフオームに回動可能に連結されているので、脱
型時にインバートフオームを大きく枢動させることがで
き、したがって、型枠本体12全体を径方向に大きく収
縮させることができることとなる。しかし、本発明は係
るインバートフオーム枢着構造に限定されるものではな
く、インバートフオームの周方向両端を両サイドフオー
ムの下端部に対してそれぞれ接離可能に配置構成するこ
ともできる。この場合、インバートフオームは型枠本体
の長手方向外部に配置されるインバートフオーム作動ジ
ヤツキを介して天端フオームに支持されることとなる。
更に、このような構成の場合、両サイドフオームはイン
バートフオームの移動に連動して天端フオームに対し枢
動するようにインバートフオーム作動ジヤツキに連結さ
れていてもよいが、別個のサイドフオーム作動ジヤツキ
によって独立に枢動させることもできる。
以上、本発明の各実施例及び幾つかの変形例につき説明
したが、特許請求の範囲を逸脱しない限りにおいてその
構成要素に更に種々の変更を加え得ることは当業者にと
って容易であろう。
[発明の効果] 以上の説明から明らかなように、本発明によれば、各作
動ジヤツキ手段を型枠本体の長手方向外部で操作するこ
とが可能となるので、型枠本体の拡縮変形のための作業
を容易に行うことができる。
また、各作動ジヤツキ手段が型枠本体の長手方向外部に
配設されることにより、型枠本体内部の傷害物が減少す
るので、資材運搬等のための型枠本体内部の通行等が容
易なり、その作業性が向上することとなる。したがって
、作業性に優れたトンネル覆工用型枠装置を提供できる
こととなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1実施例を示すトンネル覆工用型枠
装置の概略縦断面図、 第2図は第1図に示す型枠装置の第1図中■−■線に沿
った断面図、 第3図は本発明の第2実施例を示すトンネル覆工用型枠
装置の概略縦断面図、 第4図は第3図に示す型枠装置の第3図中■−■線に沿
った断面図、 第5図は本発明の第3実施例を示すトンネル覆工用型枠
装置の概略縦断面図、 第6図は第5図に示す型枠装置の第5図中VI−■線に
沿った断面図、 第7図は本発明の第4実施例を示す第6図と同様の断面
図である。 第8図は本発明の第5実施例を示すトンネル覆工用型枠
装置の概略縦断面図、 第9図は第8図に示す型枠装置の型枠本体が拡開状態に
あるときの第8図中■−■線に沿った概略断面図。 第10図は第8図に示す型枠本体が脱型途中状態にある
ときの第9図と同様の概略断面図、第11図は本発明の
第6実施例を示すトンネル覆工用型枠装置の要部の第9
図と同様の概略横断面図。 第12図は第11図に示す型枠本体が脱型途中状態にあ
るときの概略横路断面図である。 図において、10は型枠装置、12は型枠本体、14.
16は支持装置、18は天端フオーム、20.21はサ
イドフオーム、22,22A、22Bはインバートフオ
ーム、23. 24. 25. 25A、25Bはヒン
ジ、35は昇降アーム、36゜36A、36Bは支持ア
ーム、  40. 4OA、  40Bはインバートフ
オーム作動ジヤツキ、42゜42A、42Bは下アーム
、44,44A、44Bはサイドフオーム作動ジヤツキ
、45A、45Bはサイドアーム、46はヒンジ、47
,47A。 47B、48はチェーン形作動ジヤツキをそれぞれ示す
。 第 7 図 第 図 4I!、10図 22 1111図 bb ンbA

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、トンネル内にその長手方向に移動可能に配置される
    2つの支持装置と、両支持装置の間に配置されて両支持
    装置により支持される型枠本体と、型枠本体を径方向に
    拡縮変形させるための複数個の作動ジャッキ手段とを備
    え、各作動ジャッキ手段が型枠本体の長手方向外部に配
    設されてなるトンネル覆工用型枠装置。 2、上記型枠本体は周方向一端部がヒンジ若しくは天端
    フォームを介して相対変位可能に連結された一対のサイ
    ドフォームと、両サイドフォームの周方向他端部間に配
    設可能に形成され且つ少なくとも周方向一端部がそれに
    隣接するフォームに対し切離し可能に形成された少なく
    とも1つのインバートフォームとを備えており、これら
    フォームは型枠本体が拡開状態のとき連続した筒状の外
    表面を形成するようになっており、上記作動ジャッキ手
    段が、両サイドフォームを相対変位させるためのサイド
    フォーム作動ジャッキ手段とインバートフォームを他の
    フォームに対し相対変位させるためのインバートフォー
    ム作動ジャッキ手段とを含んでなる請求項1に記載の型
    枠装置。 3、支持装置は型枠本体の天端フォームに連結固定され
    る支持アームを有し、インバートフォーム作動ジャッキ
    の両端が、インバートフォームから型枠本体の長手方向
    外方に突出した下アームと上記支持アームとにそれぞれ
    回動可能に連結されている、請求項2に記載の型枠装置
    。 4、支持装置は型枠本体の両サイドフォームに対しそれ
    ぞれ連結固定される一対の支持アームを有し、インバー
    トフォーム作動ジャッキの両端が、インバートフォーム
    から型枠本体の長手方向外方に突出した下アームと一方
    の支持アームとにそれぞれ回動可能に連結されている、
    請求項2に記載の型枠装置。 5、支持装置はヒンジを介して両サイドフォームに連結
    される支持アームを有し、インバートフオーム作動ジャ
    ッキの両端が、インバートフォームから型枠本体の長手
    方向外方に突出した下アームと支持アームとにそれぞれ
    回動可能に連結されている、請求項2に記載の型枠装置
    。 6、支持装置はヒンジを介して両サイドフォームに連結
    される支持アームを有し、インバートフォーム作動ジャ
    ッキの下端は、インバートフォームから型枠本体の長手
    方向外方に突出した下アームに回動可能に連結され、イ
    ンバートフォーム作動ジャッキの上端は、一方のサイド
    フォームから型枠本体の長手方向外方に突出したサイド
    アームに回動可能に連結されている、請求項2に記載の
    型枠装置。
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