JPH06328765A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH06328765A
JPH06328765A JP12134893A JP12134893A JPH06328765A JP H06328765 A JPH06328765 A JP H06328765A JP 12134893 A JP12134893 A JP 12134893A JP 12134893 A JP12134893 A JP 12134893A JP H06328765 A JPH06328765 A JP H06328765A
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JP
Japan
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toner
carrying roller
image forming
aperture
roller
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Application number
JP12134893A
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English (en)
Inventor
Masaichi Tanabe
政一 田辺
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Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
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Publication date
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Publication of JPH06328765A publication Critical patent/JPH06328765A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡易な構成で、必要な画像濃度、コントラス
トおよび印字速度を得ることが可能な、トナー供給効率
が高いトナー供給手段を備えた画像形成装置を提供する
こと。 【構成】 本画像形成装置は、帯電したトナー16を担
持しつつ搬送する感光性のトナー担持ローラ13に除電
光源32によって光を照射し、トナー16とトナー担持
ローラ13との間の静電引力を弱めた後にアパチャ電極
体1に対してトナーの供給を行うことにより、極めてト
ナー供給効率が良い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複写機、プリンタ、プ
ロッタ、ファクシミリなどに利用し得る画像形成装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、画像形成装置の1つとして、複数
の開口部(以下、アパチャと称する)が形成された電極
を用いて、その電極に対して画像データに基いて電圧を
印加し、トナー粒子が前記アパチャを通過し得るよう制
御して、通過したトナー粒子により支持体上に画像を形
成するものが、米国特許第3689935号の明細書に
おいて開示されている。
【0003】この画像形成装置は、絶縁体よりなる平板
と、この平板の一方の面に形成される連続した基準電極
と、他方の面に形成される互いに絶縁された複数の制御
電極とからなり、前記各制御電極毎に前記3者を貫いて
少なくも1列のアパチャが形成されたアパチャ電極体
と、前記基準電極と制御電極との間に選択的に電位を与
える手段と、印加された電位によってアパチャを通過す
るトナー粒子の流れが変調されるよう帯電したトナー粒
子を供給する手段と、支持体とアパチャ電極体が相対的
に移動し得るよう支持体を粒子流路中に位置決めする手
段とから構成されている。
【0004】また、例えば米国特許第4743926
号、同4755837号、同4780733号、および
同4814796号の明細書には、アパチャ電極体が支
持体側に制御電極、トナー供給側に基準電極を向けて配
設された画像形成装置が開示されている。
【0005】これに対して、米国特許第4912489
号の明細書には、アパチャ電極体を支持体側に基準電
極、トナー供給側に制御電極を向けて配設することによ
り、オフ時に制御電極に対して印加される電圧を、上記
米国特許に開示される画像形成装置に比べて1/4程度
に抑えることができることが記載されている。
【0006】ここにおいて、前記オフ時とは、支持体上
にトナー粒子を付着させない時、すなわち画像の空白部
分を形成する時点を意味するものであり、逆にオン時と
言えば、支持体上にトナー像を形成する時点を意味する
ものである。
【0007】また、上述したような従来の画像形成装置
に於いて、トナー粒子を供給する手段としては、表面が
平滑、或いは適当な粗さをもった平面状、またはブラシ
状で、前記開口部付近まで搬送される途中の帯電したト
ナーを一時的に担持するトナー担持体を備え、適当なト
ナー帯電手段によって帯電されたトナーをこのトナー担
持体上に担持し、このトナーを機械的、または電磁気的
な力によって開口部近傍まで供給するような構成のもの
が一般的に用いられていた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たような従来の画像形成装置に於いては、トナー担持体
の表面と帯電したトナーとの間に強固な静電引力が生じ
るため、トナー供給効率が悪くなり、必要な画像濃度や
コントラスト・印字速度を得るためには、前記アパチャ
電極体を駆動する電圧を高くしなければならず、したが
って装置全体がコスト高となっていた。
【0009】本発明は、上述した問題点を解決するため
になされたものであり、簡易な構成で、必要な画像濃
度、コントラストおよび印字速度を得ることが可能な、
トナー供給効率が高いトナー供給手段を備えた画像形成
装置を提供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の画像形成装置は、帯電したトナーの流れを制
御するトナー流制御手段と、前記トナーを担持し、その
トナーを前記トナー流制御手段に対して供給するトナー
供給手段とを備えるものであり、更には、前記トナー供
給手段は、前記帯電したトナーを担持すべく表面が光導
電性物質で構成された感光性トナー担持体と、その感光
性トナー担持体の表面の少なくとも一部分に対して、前
記光導電性物質が光導電性を示す波長の光を照射し、除
電を行う除電露光手段とを備えている。
【0011】
【作用】上記の構成を有する本発明の画像形成装置は、
帯電したトナーを担持しつつ搬送する感光性トナー担持
体に、除電露光手段によって光を照射し、トナーと感光
性トナー担持体との間の静電引力を弱めた後に、トナー
流制御手段に対してトナーの供給を行うことにより、極
めてトナー供給効率が良い。
【0012】
【実施例】以下、本発明を具体化した一実施例を図面を
参照しながら説明する。
【0013】図1は、本発明の画像形成装置の概要を示
す図であり、トナー流制御手段としてのアパチャ電極体
1の上側には、1mmの間隙を有して、円柱状の背面電
極ローラ22がシャーシ(図示せず)に回動可能に配設
されており、前記間隙に挿入される支持体20を搬送し
得るように構成されている。また、前記アパチャ電極体
1の下側には、そのアパチャ電極体1の長手方向に沿っ
て、トナー供給装置10が配設されており、更には、前
記背面電極ローラ22によって搬送される支持体20の
進行先には定着装置26が配設されている。
【0014】次に、上記各構成要素の詳細を説明する
と、前記トナー供給装置10は、装置全体のハウジング
を兼ねるトナーケース11と、そのトナーケース11内
に収納されるトナー16と、供給ローラ12と、トナー
担持ローラ13と、トナー層規制ブレード18とから構
成されている。ここにおいて、前記トナー担持ローラ1
3はトナー16を担持し、アパチャ電極体1に向かって
搬送するものであり、前記供給ローラ12は、トナー担
持ローラ13に対してトナー16を供給するものであ
る。
【0015】そして、前記供給ローラ12とトナー担持
ローラ13は、トナーケース11に図示する矢印方向に
回転可能に支持されており、両者は接した状態で平行に
配設されている。また、前記トナー層規制ブレード18
は、トナー担持ローラ13に担持されるトナー16の量
がローラ面上で均一になるよう調整するとともに、その
トナー16を均一に帯電させるためのものであり、トナ
ー担持ローラ13に圧接されている。
【0016】また更に、トナー担持ローラ13は、接地
された金属芯棒14の表面に、感光層15を被覆するよ
うに構成されている。この感光層15は、公知の電子写
真感光体に用いられている、セレンや有機感光体(OP
C)等の素材で構成されている。
【0017】前記アパチャ電極体1は、図2に示すよう
に厚さ25μmのポリイミド製の絶縁シート2に直径1
00μmの複数のアパチャ6が1列に形成され、且つ上
面に厚さ1μmの制御電極4が各アパチャ6毎に形成さ
れたものである。そして、前記アパチャ電極体1は、図
1に示すように支持体20側に制御電極4を対向させた
状態で、絶縁シート2のアパチャ位置でトナー担持ロー
ラ13に対して圧接されている。
【0018】また、前記制御電極4とトナー担持ローラ
13の間には、制御電圧印加回路8が接続されている。
この制御電圧印加回路8は、画像信号に基いて制御電極
4に対して0V、もしくは+50Vの電圧を印加するよ
うに構成されている。
【0019】更には、前記背面電極ローラ22とトナー
担持ローラ13との間には直流電源24が接続されてお
り、この直流電源は前記背面電極ローラ22に対して+
1kVの電圧を印加し得るようになっている。
【0020】また、トナーケース11に内接し、かつト
ナー担持ローラ13の回転方向について、前記アパチャ
6よりも上流側に若干遡った位置には遮光板30が設置
されており、この遮光板30、トナーケース11、及び
絶縁シート2に囲まれた空間内には、除電光源32が設
置されている。ここで、この除電光源32は、帯電した
トナー16を担持して矢印の方向に回転するトナー担持
ローラ13の表面うち、アパチャ6に達する直前の部分
のみに光照射するよう、トナー担持ローラ13の表面と
遮光板30の先端部との間隙は約30μm以下に設定さ
れている。
【0021】次に、上述のように構成される画像形成装
置の動作を説明する。
【0022】まず始めに、トナー担持ローラ13と供給
ローラ12の図1に示す矢印方向の回転により、供給ロ
ーラ12から送られてくるトナー16はトナー担持ロー
ラ13に擦りつけられ、マイナスに帯電させられてトナ
ー担持ローラ13上に担持される。担持されたトナー1
6は、層規制ブレード18によって薄層化されるととも
に帯電される。
【0023】このとき、トナー担持ローラ13の表面に
は、供給ローラ12及びトナー16との摩擦によって誘
起された、トナー16の帯電電荷と逆極性の表面電荷と
トナー16との間の静電引力と、トナー16自身の電荷
による、トナー担持ローラ13表面上への鏡像力とによ
り、トナー16が強固に付着するので、十分な密度のト
ナー16がトナー担持ローラ13上に担持され、印字操
作に伴う装置の微小な振動や重力等の力学的作用によっ
てトナー16がはげ落ちてしまうことがない。その後、
トナー担持ローラ13の回転によってアパチャ電極体1
に向かって搬送されるが、トナー担持ローラ13上のト
ナー16とアパチャ電極体1の絶縁シート2とが接触す
る直前に除電光源32よりトナー担持ローラ13に光照
射される。したがって、トナー担持ローラ13の表面上
に誘起され、トナー16を強固に吸着していた電荷は、
光照射によって導電性となった部分の感光層15を通っ
て、接地された金属芯棒14に流れ、トナー16とトナ
ー担持ローラ13との間の引力は非常に小さくなる。
【0024】そして、トナー担持ローラ13上のトナー
16はアパチャ電極体1の絶縁シート2に擦られつつア
パチャ6の下に供給される。
【0025】ここで、画像信号に応じて、その画像部分
に対応する制御電極4には、制御電圧印加回路8から+
35Vの電圧が印加される。その結果、画像部分に対応
するアパチャ6の近傍には、制御電極4とトナー担持ロ
ーラ13の間の電位差により、制御電極4よりトナー担
持ローラ13に向かう電気力線が形成される。それによ
り、マイナスに帯電されたトナーは電位の高い方向に静
電力を受け、トナー担持ローラ13上からアパチャ6を
通過して制御電極4側に引き出される。引き出されたト
ナー16は、更に、背面電極22に印加されている電圧
によって支持体20とアパチャ電極体1との間に形成さ
れる電界により、支持体20に向かって飛翔し、支持体
20上に堆積して画素を形成する。
【0026】また、非画像部分に対応する制御電極4に
は、制御電圧印加回路8から0Vの電圧が印加される。
その結果、トナー担持ローラ13と制御電極4との間に
は電界が形成されないことにより、トナー担持ローラ1
3上のトナー16は静電力を受けないためアパチャ6を
通過しない。
【0027】更には、支持体20は、その面上にトナー
16により1列の画素が形成される間に、アパチャ列と
垂直の方向に1画素分送られる。そして、上記のプロセ
スを繰り返すことにより支持体20の全面にトナー像が
形成される。その後、形成されたトナー像は、定着装置
26によって支持体20上に定着される。
【0028】上記のように構成される画像形成装置にお
いて、絶縁性トナーを用いれば、トナー担持ローラ13
と制御電極4の間の絶縁性が保たれ、アパチャ6が絶縁
破壊することがない。
【0029】ここで、比較例として、本実施例の担持ロ
ーラ13の代わりに、金属製ローラや、通常の樹脂を用
いると、トナー16の電荷による鏡像力や、摩擦帯電電
荷によりトナー16を吸着する力は本実施例の場合に比
べてはるかに大きくなるので、この吸引力に打ち勝って
トナー16を支持体20に向かって飛翔させるために
は、制御電圧印加回路8から制御電極4に印加されるべ
き電圧が非常に高くなってしまい、ドライバコストの上
昇を招いていた。
【0030】尚、本発明は、以上詳述した実施例に限定
されるものではなく、その主旨を逸脱しない範囲におい
て、種々の変更を加えることが可能である。
【0031】例えば、上記実施例では非画像部分に対応
するアパチャの制御電圧を0Vとしたが、これは負の電
圧であっても良い。この場合、よりかぶりの少ない画像
を得ることができる。また、上記実施例においては、ト
ナー流制御手段としてアパチャ電極体を用いたが、例え
ば、米国特許第5036341号の明細書に記載される
ような編目状の電極体を用いることも可能である。
【0032】また、図3に示したように、除電露光手段
をトナー担持ローラ13の内側に接地しても良い。この
とき、図3における遮光板30は筒状でスリットを有
し、このスリットの開口端の少なくとも一方はアパチャ
6よりもトナー担持ローラ13の回転方向に対して上流
側にずれた位置にあるよう固定されて配置されている。
感光層15はスリーブ状で、内側に金属製スリーブが機
械的・電気的に接続されており、図3の矢印の方向に回
動可能に配設されている。この金属製スリーブは電気的
には接地されている。
【0033】また、上記実施例及び変形例に於いて、除
電露光手段は印字動作中常時点灯させても良いし、大き
な面積の白地部がある場合は必要に応じて点滅させても
良く、照射面積も、遮光板なしで感光性トナー担持体全
体を照射しても良い。
【0034】
【発明の効果】以上詳述したことから明かなように、本
発明の画像形成装置によれば、帯電したトナーを担持し
つつ搬送する感光性トナー担持体に、除電露光手段によ
って光を照射し、トナーと感光性トナー担持体との間の
静電引力を弱めた後に、トナー流制御手段に対してトナ
ーの供給を行うことにより、トナー供給効率が極めて良
いため、必要な画像濃度、コントラストおよび印字速度
を容易に得ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像形成装置の構成を具体化した一実
施例を示す断面図である。
【図2】本発明の画像形成装置に用いられるアパチャ電
極体の構成を示す斜視図である。
【図3】本発明の画像形成装置の他の実施例を示す断面
図である。
【符号の説明】
1 アパチャ電極体 2 絶縁性シート 4 制御電極 6 アパチャ 8 制御電圧印加回路 13 トナー担持ローラ 15 感光層 22 背面電極ローラ 24 直流電源 32 除電光源

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 帯電したトナーの流れを制御するトナー
    流制御手段と、 前記トナーを担持し、そのトナーを前記トナー流制御手
    段に対して供給するトナー供給手段とを備える画像形成
    装置において、 前記トナー供給手段は、前記帯電したトナーを担持すべ
    く表面が光導電性物質で構成された感光性トナー担持体
    と、 その感光性トナー担持体の表面の少なくとも一部分に対
    して、前記光導電性物質が光導電性を示す波長の光を照
    射し、除電を行う除電露光手段とを備えたことを特徴と
    する画像形成装置。
JP12134893A 1993-05-24 1993-05-24 画像形成装置 Pending JPH06328765A (ja)

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JP12134893A JPH06328765A (ja) 1993-05-24 1993-05-24 画像形成装置

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JP12134893A JPH06328765A (ja) 1993-05-24 1993-05-24 画像形成装置

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