JP3649411B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)

Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、プリンタ、複写機、ファクシミリ装置等の画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から、静電写真方式の画像形成装置における帯電装置としては、コロナ放電を利用したいわゆるスコロトロン方式の帯電装置が使用されている。この帯電装置の概略構成を図6に示す。この帯電装置101は、円筒形状の感光体ドラム102の表面からある所定距離だけ離れた位置に、感光体ドラム102の軸線方向と平行に張架されたタングステン細線等のコロナ線103と帯電制御するためのグリッド電極104とを有するスコロトロンであり、数kVの高電圧印加によりコロナ線103から放出するコロナ放電でイオン(正電荷)が発生し、そのイオンにより感光体ドラム102の表面が800V程度の電位となるように正帯電される。このとき、グリッド電極104に数百Vの電圧を印加することで帯電が一様となるように制御する。また、コロナ線103の周囲は感光体ドラム102側を開放した帯電ケース105で覆われている。
【0003】
そして、このように帯電された感光体ドラム102に対して印字データに応じたレーザビームBを照射すると、そのレーザビームBが照射された部分のみは電荷が除去されて感光体ドラム102の表面電位が100V程度となる。この感光体ドラム102に、正極性のトナーを供給すると、感光体ドラム102の表面電位が周囲よりも低くなっている部分、すなわち、レーザビームBが照射された部分のみにトナーが付着する。このようにして、感光体ドラム102の表面に静電潜像が形成され、周知の転写装置により像が用紙に転写された後に周知の定着装置にて用紙に定着される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような構成の画像形成装置においては、コロナ放電により生じる正の電荷がレーザビームBが照射されて電位の低くなった部分に流れ、その部分の電位を高くしてしまうことがあった。このような場合、本来ならばトナーが付着して画像として出力されるべき部分にトナーが付着しないため、画像として出力される部分が白地で出力されたり、あるいは画像の濃度が低くなるという現象が起こり、画像品質に重大な悪影響を及ぼすという問題があった。
【0005】
また、このような現象を防止するために、帯電装置101とレーザビームBの露光位置(潜像の形成される位置)との間の距離をコロナ放電によるイオンの届かない範囲まで広げることが考えられるが、装置として大きくなってしまい、組立などに不都合が生じる。
【0006】
本発明はこれらの従来の技術的課題を解決すべくなされたものであり、コロナ放電により生じるイオンによる画像への悪影響を除去し、画質を向上することのできる画像形成装置を提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、請求項1記載の発明の画像形成装置は、回転可能な像担持体の外周に、該像担持体を帯電させるためのコロナ線及びグリッド電極を有するスコロトロン帯電手段と、そのスコロトロン帯電手段により帯電された像担持体上に光線を照射して潜像を形成するための露光手段と、像担持体上にトナー像を形成する現像手段と、転写電圧を印加することにより像担持体上のトナー像を転写部位にて被記録媒体に転写する転写手段とを順に配置してなる画像形成装置において、前記スコロトロン帯電手段の前記グリッド電極は、前記コロナ線と前記像担持体との間に配置され、前記像担持体の帯電を制御するための電圧が印加され、前記スコロトロン帯電手段を支持する絶縁材製のケースと、前記像担持体の回転方向における前記スコロトロン帯電手段の下流側に隣接して前記絶縁性のケースに設けられ、前記スコロトロン帯電手段により発生するイオンが前記潜像の形成位置へ侵入しないように前記像担持体とは異なる電位とされ、前記像担持体との間に発生する電界により前記イオンをトラップする導電部材とを備えたものである。
【0008】
請求項2記載の発明の画像形成装置は、請求項1に記載の発明において、前記導電部材が電気的に接地されているものである。
【0009】
【0010】
【作用】
上記構成を有する請求項1に記載の発明の画像形成装置では、コロナ線と像担持体との間に配置されたグリッド電極に電圧が印加されて、コロナ線から発生するイオンによる像担持体の帯電が制御される。そして、スコロトロン帯電手段により帯電された像担持体に露光手段からの光線を照射すると、像担持体上には潜像が形成される。そして、導電部材は、像担持体の回転方向におけるスコロトロン帯電手段の下流側に隣接して絶縁性のケースに設けられており、像担持体とは異なる電位とされ、像担持体との間に発生する電界により前記イオンをトラップして、スコロトロン帯電手段により発生するイオンが潜像の形成位置へ流入しないようにするものである。
【0011】
また、請求項2に記載の発明の画像形成装置では、導電部材は電気的に接地され、スコロトロン帯電手段により発生して像担持体方向へ流れるイオン以外のイオンは導電部材へトラップされる。
【0012】
【0013】
【実施例】
次に、本発明を具体化した実施例について説明する。図1は画像形成装置としてのレーザビーム方式のプリンタ1の概略側断面図、図2は現像装置10及び感光体ユニット9の側断面図である。
【0014】
本実施例のプリンタ1は、本体ケース2の一側上側に給紙カセット3を着脱自在に装着し、給紙ローラ4と分離パッド5とにより、給紙カセット3内に積層された被記録媒体としての用紙Pが一枚づつに分離されて給送ローラ対6を介して像担持体としての感光体ドラム7と転写手段としての転写ローラ8等とからなる感光体ユニット9に給送される。感光体ユニット9に隣接して前記給紙カセット3に近い側に現像手段としての現像装置10が配置され、反対側には、加熱ローラ11と押圧ローラ12とからなる定着ユニット13が配置されている。
【0015】
感光体ユニット9の下方には、レーザ発光部14、レンズ15、反射鏡16等からなるスキャナユニット17、制御基板18,19及び電源ユニット20等が配置されており、カバー体21には複数の操作ボタンを備えたキーボード22が設けられている。
【0016】
後述するように帯電手段としてのコロナ帯電器23にて予め帯電させた感光体ドラム7の表面に、図示しないコンピュータ等の外部機器から伝送された画像データに応じて、スキャナユニット17から発射されたレーザビームBを照射して、感光体ドラム7の表面に静電潜像を形成し、次いで、現像装置10における現像スリーブ32が回転して磁化させた粉体状のトナーの供給により前記潜像を可視像化するという現像を実行した後、この感光体ドラム7と転写ローラ8との間に供給された用紙Pに前記トナー像を転写し、次に、定着ユニット13にて前記転写された像に熱及び圧力を付加して用紙Pにトナー像を定着させ、排紙ローラ対24からプリンタ1の排紙トレイ25に排出される。
【0017】
現像装置10における合成樹脂製等のケース27は、図2に示すように、攪拌室30と現像室34とが仕切り壁を介して隔てられ、該仕切り壁には現像スリーブ32の周面一側と対向するように開口部36が開口されている。
【0018】
攪拌室30に非磁性トナーまたは磁性トナーを供給するためのトナー供給室としてのトナーボックス26は、前記ケース27の一側に突設した左右一対のブラケット部(図示せず)に対して着脱自在に装着されており、供給されたトナーは、攪拌室30内の回転羽根からなる第2攪拌部材31にて攪拌される。
【0019】
現像室34には、内径部に磁石ローラ38を内蔵した現像スリーブ32及びその下方の回転羽根等からなる第1攪拌部材33を有し、回転自在な現像スリーブ32の周面一側が感光体ドラム7の外周面と対峙するように配置されている。
【0020】
そして、前記開口部36の近傍には、規制部材37が取付けられ、該規制部材37の中途部が現像室34内にてその下方向に延びて現像スリーブ32の外周面と対向し、且つ規制部材37はその自由端が第1攪拌部材33の回転軌跡の外側に近接するように配置されている。
【0021】
図2に示すように、アジテーターとしての第2攪拌部材31は矢印B方向に回転して、攪拌室30内のトナーを底から開口部36に向かって掻上げる。第1攪拌部材33は矢印C方向に回転し、開口部36から供給されたトナーと、予め現像室34内に収納されていた磁性キャリアとを攪拌しながら一旦現像室34の底を介して現像スリーブ32の下面に向かって撥ね上げる。現像スリーブ32は矢印D方向に回転する一方、その内径部の磁石ローラ38(放射状にN極とS極とが交互に配列されている)が矢印E方向に回転し、現像スリーブ32は矢印F方向に回転する感光体ドラム7に近接している。
【0022】
前記現像室34のうち、感光体ドラム7の外周面一側に近接する箇所には、現像スリーブ32の外周面に磁性キャリアに担持されたトナーの層厚さ(現像剤層厚さ)を調整するためのトリマーブレード39が備えられている。
【0023】
なお、本実施例に使用される現像方式は、磁性キャリアが95〜98%(重量比率)、非磁性トナーが2〜5%(重量比率)からなるいわゆる2成分現像方式及び磁性キャリアが30〜80%(重量比率)、磁性トナーが20〜70%(重量比率)からなるいわゆる1.5成分現像方式あるいは非磁性トナー100%の1成分方式のいずれであっても良い。
【0024】
感光体ドラム7の円周面のうち上側に位置された転写ローラ8は導電性スボンジローラであって、この転写ローラ8を感光体ドラム7の表面(円周面)に用紙Pを押圧させる箇所を転写部位とする。感光体ドラム7の他側周面に摺接するクリーニングブレード40を備えたクリーナ41にて前記転写部位で用紙Pに転写しなかったトナーを拭き取り除去する。このクリーナ41と帯電器23との間に、本発明の前露光手段42としての発光素子(発光ダイオード,LED)50を設ける。
【0025】
本実施例の帯電器23は、タングステン細線等のコロナ線52と帯電制御するためのグリッド電極53とからなるスコロトロンであり、数kVの高電圧印加によりコロナ線52から放出するコロナ放電で発生したイオンにより、感光体ドラム7の表面を正帯電させる。このとき、グリッド電極53に数百Vの電圧を印加することで上記帯電を制御する。
【0026】
前露光手段42としての発光素子50は、帯電器23における帯電ケース51の外側に感光体ドラム7の回転軸線方向に沿って複数設ける(図3参照)。
【0027】
帯電器23と発光素子50は、1個の遮光性のある絶縁材製ケース51に支持される。ケース51は、感光体ドラム7の回転軸線と平行にかつその全長にわたって延びる箱状をなし、帯電器23と発光素子50の間を隔てるように隔壁51aを有する。隔壁51aの先端は感光体ドラム7の表面に接近するべく延び出している。
【0028】
ケース51は、隔壁51aの一側と間隔において平行に延びる側壁51b、隔壁51bと側壁51bの両端で両壁を連結する端壁51c,51cを枠状に一体成形し、隔壁51aと共同して感光体ドラム7側へ開口する箱状空間を形成している。コロナ線52は両端を端壁51c,51cに支持し、箱状空間に架設してある。グリッド電極53は箱状空間のドラム側開口部を覆って装着してある。隔壁51aの先端はグリッド電極53よりもドラム側へ突出している。またケース51は隔壁51aの他側から外方へ一体に突出する支持壁51dを有し、その支持壁51a上に、発光素子50を間隔を置いて配列した配線基板50aを固定する。発光素子50の列は隔壁51aに近接して位置し、感光体ドラム7の回転軸線と平行に並んで、その感光体ドラム7を全長にわたって露光するようにドラム7に向いて発光する。
【0029】
ケース51は、感光体ドラム7を回転可能に支持する感光体ユニット9の一対の側壁9a,9aに、両端の端壁51cにおいて固定される。
【0030】
また、ケース51は、図2に示すように、側壁51bの外側に傾斜状に延びる壁51eを一体に有し、その壁51eと感光体ユニット9の底壁9bとの間に、スキャナユニット17から発射されたレーザビームBを感光体ドラム7へ導入するための通路56を形成する。そして、この通路56に面した壁51eには帯電器23のコロナ線52から発生するイオンの、上記レーザビームBの照射される部分(潜像の形成される部分)への流入を防ぐための導電部材57が設けられている。この導電部材57は表面抵抗値1014Ω以下の導電性を有するカーボンを含有した合成ゴム系塗料で形成されており、その一端は電気的に接地されている。これにより、感光体ドラム7より導電部材57へ電界が形成される。
【0031】
図5は感光体ユニット9による用紙Pへの画像形成作動及び前露光手段42の制御手段の機能ブロック図を示し、コントローラ44は、感光体ドラム7を矢印F方向に回転させるための駆動モータ43と、感光体ドラムの表面を帯電させる帯電器23と、前露光手段42と、画像データに応じて感光体ドラム7表面に露光させるスキャナユニット17と、現像装置10と転写ローラ8とを各々作動制御するものであり、帯電器23へは4kV〜7kV程度の高電圧が高圧ユニット45から電圧印加される。また、スキャナユニット17は、ホストコンピュータ等の外部装置からの画像データにより制御されるビデオコントローラ46及びスキャナコントローラ47を介して作動制御される。
【0032】
次に、このように構成されたプリンタ1における画像形成態様について説明すると、感光体ドラム7が矢印F方向に一定回転数で回転しているとき、まず、帯電器23の作動にて感光体ドラム7の表面を+800V程度に帯電させる。次に、スキャナユニット17からのレーザビームBによる露光によりその明部(レーザビームBの照射された部分)では感光体ドラム7の表面の電荷電位が略+100V程度まで低くなるように中和され、露光されない暗部(レーザビームBの照射されない部分)は当初の帯電電位のまま(+800V)で維持される。これにタイミングを合わせて現像装置10の箇所で正極性に帯電されたトナーが現像スリーブ32と感光体ドラム7の間に形成された電界により感光体ドラム7の明部に転移され、顕在化したトナー像が形成される。次いで、転写ローラ8にて−1kV〜−4kV程度の転写電圧が印加され、この電界の力にて転写ローラ8と感光体ドラム7との押圧部(転写部)間を通過する用紙Pにトナー像が転写される。
【0033】
ここで、以上説明したような電子写真プロセスにおいては、感光体ドラム7に対する帯電器23の作動とスキャナユニット17の作動とが同時に行われているので、コロナ放電により生じる正の電荷がレーザビームBが照射されて電位の低くなった部分(明部)に流れ、その部分の電位を高くしてしまいトナーが付着しないので、本来ならば画像として出力される部分が白地で出力されたり、あるいは画像の濃度が低くなるという現象が起こり、画像品質に重大な悪影響を及ぼすことがある。
【0034】
しかし、本実施例では、帯電器23のケース51の壁51eに、コロナ線52から発生するイオンの、上記レーザビームBの照射される部分(明部)への流入を防ぐための導電部材57を設け、その導電部材57の一端を電気的に接地しているので、感光体ドラム7の表面と導電部材57との間に電界が発生する。すると、コロナ線52から発生するイオンのうち感光体ドラム7を帯電するために作用する以外のイオンは、上述した明部へ流れるのではなく、上記電界の作用により導電部材57の方へトラップされるので、一旦露光されて表面電位の低くなった部分(明部)の電位が再度高くなることがなく、レーザビームBにより露光された通りの画像を形成することができる。
【0035】
なお、上記導電部材57は電気的に接地しなくてもよく、感光体ドラム7と異なる電位、例えばDC5V,DC24Vなどの電位としてもよい。
【0036】
ところで、スキャナユニット17からの露光により感光体ドラム7の表面の電荷電位が画像データに基づいてまだら状に分布されているので、その後いきなり帯電器23で帯電させても、前記残留した電荷の影響が残り、一様な正電荷に帯電させることができない。そこで、前記前露光手段42の露光にて、前記残留した正電荷をレーザ露光による露光部電位以下まで中和させておくのである。
【0037】
このとき、前述のような隔壁51aが感光体ドラム7表面まで接近するように延びていないときには、前露光手段42による感光体ドラム7表面への光照射の部分が帯電器23による帯電領域に侵入することになり、帯電器23による帯電効果が損なわれることになる。
【0038】
上記実施例のように円筒形の感光体ドラム7と対面する平面状のグリッド電極53の両側にできる隙間のうち一方を、隔壁51aを延ばしてできるだけ小さくすることができる。そして、帯電器23と前露光手段42との間に配置する隔壁51aを、その先端と感光体ドラム7の表面との隙間が例えば1.5mm程度となるように、隔壁51aの先端を感光体ドラム7表面にきわめて接近するように配置すれば、前露光手段42から感光体ドラム7に照射された光が帯電器23のケース51を透過して内側に直接侵入したり、隔壁51aを越えて帯電領域に侵入したりすることが無くなり、帯電器23による帯電領域での帯電効果を減少させないのである。
【0039】
図4の実施例では、前記ケース51における隔壁51aの先端部55を感光体ドラム7の回転方向に適宜寸法L1(例えば1mm以上)となるように広幅に形成するのである。このように形成することで、前露光手段42から感光体ドラム7に照射された光が帯電器23の帯電領域に直接または間接的に侵入することを完全に無くすることができるという効果を奏する。
【0040】
前記隔壁51aを帯電ケース51の側板にて構成すれば、別途隔壁材としての余分の部品が不要であるから、部品点数の省略化にも寄与するという顕著な効果を奏するのである。
【0041】
なお、感光体ドラム7の感光層とその内径側の導電層との組合せから、帯電器23による感光体ドラム7の表面の帯電極性がマイナスであり、前露光手段42による帯電がプラスの場合についても、前記と同様の作用・効果を奏することはいうまでもない。
【0042】
【発明の効果】
以上に説明したように、請求項1記載の発明によれば、コロナ線と像担持体との間に配置され、像担持体の帯電を制御するための電圧が印加されるグリッド電極を有するスコロトロン帯電手段を支持する絶縁性のケースにおいて、像担持体の回転方向におけるスコロトロン帯電手段の下流側に隣接して像担持体とは異なる電位とされ、像担持体との間に発生する電界によりイオンをトラップする導電部材が設けられているので、露光手段により露光された領域にスコロトロン帯電手段から発生するイオンが流入することが防止されて、高品質の画像を形成することができる。また、露光手段からの光が照射される位置とスコロトロン帯電手段とが相互に近接する位置とすることができるので、画像形成装置全体の小型化が可能である。
【0043】
請求項2記載の発明によれば、導電部材を電気的に接地したのでスコロトロン帯電手段から発生して露光された領域の方向へ流入するイオンを確実に除去できる。
【0044】
【図面の簡単な説明】
【図1】 レーザプリンタの概略側断面図である。
【図2】 感光体ユニットの要部一部切欠き側断面図である。
【図3】 図2のIII−III線矢視図である。
【図4】 他の実施例の側断面図である。
【図5】 制御装置の機能ブロック図である。
【図6】 従来装置の断面図である。
【符号の説明】
1 プリンタ
7 感光体ドラム
8 転写ローラ
9 感光体ユニット
10 現像装置
23 帯電器
51 帯電ケース
57 導電部材

Claims (2)

  1. 回転可能な像担持体の外周に、該像担持体を帯電させるためのコロナ線及びグリッド電極を有するスコロトロン帯電手段と、そのスコロトロン帯電手段により帯電された像担持体上に光線を照射して潜像を形成するための露光手段と、像担持体上にトナー像を形成する現像手段と、転写電圧を印加することにより像担持体上のトナー像を転写部位にて被記録媒体に転写する転写手段とを順に配置してなる画像形成装置において
    前記スコロトロン帯電手段の前記グリッド電極は、前記コロナ線と前記像担持体との間に配置され、前記像担持体の帯電を制御するための電圧が印加され、
    前記スコロトロン帯電手段を支持する絶縁材製のケースと、
    前記像担持体の回転方向における前記スコロトロン帯電手段の下流側に隣接して前記絶縁性のケースに設けられ、前記スコロトロン帯電手段により発生するイオンが前記潜像の形成位置へ侵入しないように前記像担持体とは異なる電位とされ、前記像担持体との間に発生する電界により前記イオンをトラップする導電部材と
    を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記導電部材は電気的に接地されていることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
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