JPH0844145A - 画像形成装置 - Google Patents
画像形成装置Info
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- JPH0844145A JPH0844145A JP6174329A JP17432994A JPH0844145A JP H0844145 A JPH0844145 A JP H0844145A JP 6174329 A JP6174329 A JP 6174329A JP 17432994 A JP17432994 A JP 17432994A JP H0844145 A JPH0844145 A JP H0844145A
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- Japan
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- charging
- image carrier
- shielding member
- image forming
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- Electrophotography Configuration And Component (AREA)
- Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 コロナ放電により発生するイオンによる画品
質への悪影響を防止する。 【構成】 回転可能な感光体ドラム7の外周に、帯電器
23と、帯電器23により帯電された感光体ドラム7の
表面上に潜像を形成するためのスキャナユニット17
と、感光体ドラム7表面にトナー像を形成する現像装置
10と、転写電圧を印加することにより感光体ドラム7
のトナー像を用紙Pに転写する転写ローラとを順に配置
し、帯電器23の下流側に隣接して、帯電器23を覆う
帯電ケース51に遮蔽部材57を設け、さらにその遮蔽
部材57を感光体ドラム7表面に接近させるように臨ま
せた。帯電器23から発生するイオン(正電荷)の潜像
が形成される領域への流入を防止することができる。
質への悪影響を防止する。 【構成】 回転可能な感光体ドラム7の外周に、帯電器
23と、帯電器23により帯電された感光体ドラム7の
表面上に潜像を形成するためのスキャナユニット17
と、感光体ドラム7表面にトナー像を形成する現像装置
10と、転写電圧を印加することにより感光体ドラム7
のトナー像を用紙Pに転写する転写ローラとを順に配置
し、帯電器23の下流側に隣接して、帯電器23を覆う
帯電ケース51に遮蔽部材57を設け、さらにその遮蔽
部材57を感光体ドラム7表面に接近させるように臨ま
せた。帯電器23から発生するイオン(正電荷)の潜像
が形成される領域への流入を防止することができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プリンタ、複写機、フ
ァクシミリ装置等の画像形成装置に関するものである。
ァクシミリ装置等の画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、静電写真方式の画像形成装置
における帯電装置としては、コロナ放電を利用したいわ
ゆるスコロトロン方式の帯電装置が使用されている。こ
の帯電装置の概略構成を図6に示す。この帯電装置10
1は、円筒形状の感光体ドラム102の表面からある所
定距離だけ離れた位置に、感光体ドラム102の軸線方
向と平行に張架されたタングステン細線等のコロナ線1
03と帯電制御するためのグリッド電極104とを有す
るスコロトロンであり、数kVの高電圧印加によりコロ
ナ線103から放出するコロナ放電でイオン(正電荷)
が発生し、そのイオンにより感光体ドラム102の表面
が800V程度の電位となるように正帯電される。この
とき、グリッド電極104に数百Vの電圧を印加するこ
とで帯電が一様となるように制御する。また、コロナ線
103の周囲は感光体ドラム102側を開放した帯電ケ
ース105で覆われている。
における帯電装置としては、コロナ放電を利用したいわ
ゆるスコロトロン方式の帯電装置が使用されている。こ
の帯電装置の概略構成を図6に示す。この帯電装置10
1は、円筒形状の感光体ドラム102の表面からある所
定距離だけ離れた位置に、感光体ドラム102の軸線方
向と平行に張架されたタングステン細線等のコロナ線1
03と帯電制御するためのグリッド電極104とを有す
るスコロトロンであり、数kVの高電圧印加によりコロ
ナ線103から放出するコロナ放電でイオン(正電荷)
が発生し、そのイオンにより感光体ドラム102の表面
が800V程度の電位となるように正帯電される。この
とき、グリッド電極104に数百Vの電圧を印加するこ
とで帯電が一様となるように制御する。また、コロナ線
103の周囲は感光体ドラム102側を開放した帯電ケ
ース105で覆われている。
【0003】そして、このように帯電された感光体ドラ
ム102に対して印字データに応じたレーザビームBを
照射すると、そのレーザビームBが照射された部分のみ
は電荷が除去されて感光体ドラム102の表面電位が1
00V程度となる。この感光体ドラム102に、正極性
のトナーを供給すると、感光体ドラム102の表面電位
が周囲よりも低くなっている部分、すなわち、レーザビ
ームBが照射された部分のみにトナーが付着する。この
ようにして、感光体ドラム102の表面に静電潜像が形
成され、周知の転写装置により像が用紙に転写された後
に周知の定着装置にて用紙に定着される。
ム102に対して印字データに応じたレーザビームBを
照射すると、そのレーザビームBが照射された部分のみ
は電荷が除去されて感光体ドラム102の表面電位が1
00V程度となる。この感光体ドラム102に、正極性
のトナーを供給すると、感光体ドラム102の表面電位
が周囲よりも低くなっている部分、すなわち、レーザビ
ームBが照射された部分のみにトナーが付着する。この
ようにして、感光体ドラム102の表面に静電潜像が形
成され、周知の転写装置により像が用紙に転写された後
に周知の定着装置にて用紙に定着される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな構成の画像形成装置においては、コロナ放電により
生じる正の電荷がレーザビームBが照射されて電位の低
くなった部分に流れ、その部分の電位を高くしてしまう
ことがあった。このような場合、本来ならばトナーが付
着して画像として出力されるべき部分にトナーが付着し
ないため、画像として出力される部分が白地で出力され
たり、あるいは画像の濃度が低くなるという現象が起こ
り、画像品質に重大な悪影響を及ぼすという問題があっ
た。
うな構成の画像形成装置においては、コロナ放電により
生じる正の電荷がレーザビームBが照射されて電位の低
くなった部分に流れ、その部分の電位を高くしてしまう
ことがあった。このような場合、本来ならばトナーが付
着して画像として出力されるべき部分にトナーが付着し
ないため、画像として出力される部分が白地で出力され
たり、あるいは画像の濃度が低くなるという現象が起こ
り、画像品質に重大な悪影響を及ぼすという問題があっ
た。
【0005】また、このような現象を防止するために、
帯電装置101とレーザビームBの露光位置(潜像の形
成される位置)との間の距離をイオンの届かない範囲ま
で広げることが考えられるが、装置として大きくなって
しまい、組立などに不都合が生じる。
帯電装置101とレーザビームBの露光位置(潜像の形
成される位置)との間の距離をイオンの届かない範囲ま
で広げることが考えられるが、装置として大きくなって
しまい、組立などに不都合が生じる。
【0006】本発明はこれらの従来の技術的課題を解決
すべくなされたものであり、コロナ放電により生じるイ
オンによる画像への悪影響を除去し、画質を向上するこ
とのできる画像形成装置を提供することを目的とするも
のである。
すべくなされたものであり、コロナ放電により生じるイ
オンによる画像への悪影響を除去し、画質を向上するこ
とのできる画像形成装置を提供することを目的とするも
のである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は、回転可能な像担持体の外周
に、該像担持体を帯電させるための帯電手段と、その帯
電手段により帯電された像担持体上に光線を照射して潜
像を形成するための露光手段と、像担持体上にトナー像
を形成する現像手段と、転写電圧を印加することにより
像担持体上のトナー像を転写部位にて被記録媒体に転写
する転写手段とを順に配置してなる画像形成装置におい
て、前記帯電手段の下流側に隣接して、前記帯電手段に
より発生するイオンが前記潜像の形成位置へ侵入しない
ようにする遮蔽部材を設けたものである。
め、請求項1記載の発明は、回転可能な像担持体の外周
に、該像担持体を帯電させるための帯電手段と、その帯
電手段により帯電された像担持体上に光線を照射して潜
像を形成するための露光手段と、像担持体上にトナー像
を形成する現像手段と、転写電圧を印加することにより
像担持体上のトナー像を転写部位にて被記録媒体に転写
する転写手段とを順に配置してなる画像形成装置におい
て、前記帯電手段の下流側に隣接して、前記帯電手段に
より発生するイオンが前記潜像の形成位置へ侵入しない
ようにする遮蔽部材を設けたものである。
【0008】請求項2記載の発明は、請求項1に記載の
発明において、前記帯電手段は、前記像担待体の回転軸
線と平行に延びる1個のケース上に支持され、そのケー
スは前記遮蔽部材を一体に備えるものである。
発明において、前記帯電手段は、前記像担待体の回転軸
線と平行に延びる1個のケース上に支持され、そのケー
スは前記遮蔽部材を一体に備えるものである。
【0009】請求項3記載の発明は、請求項2に記載の
発明において、前記帯電手段は、前記遮蔽部材から間隔
を置いて平行に架設したコロナ放電用のコロナ線と、そ
のコロナ線と前記像担持体の間に位置するグリッド電極
から構成され、前記遮蔽部材は前記グリッド電極よりも
前記像担持体側へ突出しているものである。
発明において、前記帯電手段は、前記遮蔽部材から間隔
を置いて平行に架設したコロナ放電用のコロナ線と、そ
のコロナ線と前記像担持体の間に位置するグリッド電極
から構成され、前記遮蔽部材は前記グリッド電極よりも
前記像担持体側へ突出しているものである。
【0010】
【作用】上記構成を有する請求項1に記載の発明では、
遮蔽部材は帯電手段の下流側に隣接して設けられてお
り、帯電手段により発生するイオンが潜像の形成位置へ
流入しないようにするものである。
遮蔽部材は帯電手段の下流側に隣接して設けられてお
り、帯電手段により発生するイオンが潜像の形成位置へ
流入しないようにするものである。
【0011】また、請求項2に記載の発明では、遮蔽部
材は帯電手段を支持するケースと一体に設けられるもの
である。
材は帯電手段を支持するケースと一体に設けられるもの
である。
【0012】また、請求項3に記載の発明では、遮蔽部
材は、帯電手段を構成する要素の一つであるグリッド電
極よりも像担持体側へ突出している。
材は、帯電手段を構成する要素の一つであるグリッド電
極よりも像担持体側へ突出している。
【0013】
【実施例】次に、本発明を具体化した実施例について説
明する。図1は画像形成装置としてのプリンタ1の概略
側断面図、図2は現像装置10及び感光体ユニット9の
側断面図である。
明する。図1は画像形成装置としてのプリンタ1の概略
側断面図、図2は現像装置10及び感光体ユニット9の
側断面図である。
【0014】本実施例のプリンタ1は、本体ケース2の
一側上側に給紙カセット3を着脱自在に装着し、給紙ロ
ーラ4と分離パッド5とにより、給紙カセット3内に積
層された被記録媒体としての用紙Pが一枚づつに分離さ
れて給送ローラ対6を介して像担持体としての感光体ド
ラム7と転写手段としての転写ローラ8等とからなる感
光体ユニット9に給送される。感光体ユニット9に隣接
して前記給紙カセット3に近い側に現像手段としての現
像装置10が配置され、反対側には、加熱ローラ11と
押圧ローラ12とからなる定着ユニット13が配置され
ている。
一側上側に給紙カセット3を着脱自在に装着し、給紙ロ
ーラ4と分離パッド5とにより、給紙カセット3内に積
層された被記録媒体としての用紙Pが一枚づつに分離さ
れて給送ローラ対6を介して像担持体としての感光体ド
ラム7と転写手段としての転写ローラ8等とからなる感
光体ユニット9に給送される。感光体ユニット9に隣接
して前記給紙カセット3に近い側に現像手段としての現
像装置10が配置され、反対側には、加熱ローラ11と
押圧ローラ12とからなる定着ユニット13が配置され
ている。
【0015】感光体ユニット9の下方には、レーザ発光
部14、レンズ15、反射鏡16等からなるスキャナユ
ニット17、制御基板18,19及び電源ユニット20
等が配置されており、カバー体21には複数の操作ボタ
ンを備えたキーボード22が設けられている。
部14、レンズ15、反射鏡16等からなるスキャナユ
ニット17、制御基板18,19及び電源ユニット20
等が配置されており、カバー体21には複数の操作ボタ
ンを備えたキーボード22が設けられている。
【0016】後述するように帯電手段としてのコロナ帯
電器23にて予め帯電させた感光体ドラム7の表面に、
図示しないコンピュータ等の外部機器から伝送された画
像データに応じて、スキャナユニット17から発射され
たレーザビームBを照射して、感光体ドラム7の表面に
静電潜像を形成し、次いで、現像装置10における現像
スリーブ32が回転して磁化させた粉体状のトナーの供
給により前記潜像を可視像化するという現像を実行した
後、この感光体ドラム7と転写ローラ8との間に供給さ
れた用紙Pに前記トナー像を転写し、次に、定着ユニッ
ト13にて前記転写された像に熱及び圧力を付加して用
紙Pにトナー像を定着させ、排紙ローラ対24からプリ
ンタ1の排紙トレイ25に排出される。
電器23にて予め帯電させた感光体ドラム7の表面に、
図示しないコンピュータ等の外部機器から伝送された画
像データに応じて、スキャナユニット17から発射され
たレーザビームBを照射して、感光体ドラム7の表面に
静電潜像を形成し、次いで、現像装置10における現像
スリーブ32が回転して磁化させた粉体状のトナーの供
給により前記潜像を可視像化するという現像を実行した
後、この感光体ドラム7と転写ローラ8との間に供給さ
れた用紙Pに前記トナー像を転写し、次に、定着ユニッ
ト13にて前記転写された像に熱及び圧力を付加して用
紙Pにトナー像を定着させ、排紙ローラ対24からプリ
ンタ1の排紙トレイ25に排出される。
【0017】現像装置10における合成樹脂製等のケー
ス27は、図2に示すように、撹拌室30と現像室34
とが仕切り壁を介して隔てられ、該仕切り壁には現像ス
リーブ32の周面一側と対向するように開口部36が開
口されている。
ス27は、図2に示すように、撹拌室30と現像室34
とが仕切り壁を介して隔てられ、該仕切り壁には現像ス
リーブ32の周面一側と対向するように開口部36が開
口されている。
【0018】撹拌室30に非磁性トナーまたは磁性トナ
ーを供給するためのトナー供給室としてのトナーボック
ス26は、前記ケース27の一側に突設した左右一対の
ブラケット部(図示せず)に対して着脱自在に装着され
ており、供給されたトナーは、撹拌室30内の回転羽根
からなる第2撹拌部材31にて撹拌される。
ーを供給するためのトナー供給室としてのトナーボック
ス26は、前記ケース27の一側に突設した左右一対の
ブラケット部(図示せず)に対して着脱自在に装着され
ており、供給されたトナーは、撹拌室30内の回転羽根
からなる第2撹拌部材31にて撹拌される。
【0019】現像室34には、内径部に磁石ローラ38
を内蔵した現像スリーブ32及びその下方の回転羽根等
からなる第1撹拌部材33を有し、回転自在な現像スリ
ーブ32の周面一側が感光体ドラム7の外周面と対峙す
るように配置されている。
を内蔵した現像スリーブ32及びその下方の回転羽根等
からなる第1撹拌部材33を有し、回転自在な現像スリ
ーブ32の周面一側が感光体ドラム7の外周面と対峙す
るように配置されている。
【0020】そして、前記開口部36の近傍には、規制
部材37が取付けられ、該規制部材37の中途部が現像
室34内にてその下方向に延びて現像スリーブ32の外
周面と対向し、且つ規制部材37はその自由端が第1撹
拌部材33の回転軌跡の外側に近接するように配置され
ている。
部材37が取付けられ、該規制部材37の中途部が現像
室34内にてその下方向に延びて現像スリーブ32の外
周面と対向し、且つ規制部材37はその自由端が第1撹
拌部材33の回転軌跡の外側に近接するように配置され
ている。
【0021】図2に示すように、アジテーターとしての
第2撹拌部材31は矢印B方向に回転して、撹拌室30
内のトナーを底から開口部36に向かって掻上げる。第
1撹拌部材33は矢印C方向に回転し、開口部36から
供給されたトナーと、予め現像室34内に収納されてい
た磁性キャリアとを撹拌しながら一旦現像室34の底を
介して現像スリーブ32の下面に向かって撥ね上げる。
現像スリーブ32は矢印D方向に回転する一方、その内
径部の磁石ローラ38(放射状にN極とS極とが交互に
配列されている)が矢印E方向に回転し、現像スリーブ
32は矢印F方向に回転する感光体ドラム7に近接して
いる。
第2撹拌部材31は矢印B方向に回転して、撹拌室30
内のトナーを底から開口部36に向かって掻上げる。第
1撹拌部材33は矢印C方向に回転し、開口部36から
供給されたトナーと、予め現像室34内に収納されてい
た磁性キャリアとを撹拌しながら一旦現像室34の底を
介して現像スリーブ32の下面に向かって撥ね上げる。
現像スリーブ32は矢印D方向に回転する一方、その内
径部の磁石ローラ38(放射状にN極とS極とが交互に
配列されている)が矢印E方向に回転し、現像スリーブ
32は矢印F方向に回転する感光体ドラム7に近接して
いる。
【0022】前記現像室34のうち、感光体ドラム7の
外周面一側に近接する箇所には、現像スリーブ32の外
周面に磁性キャリアに担持されたトナーの層厚さ(現像
剤層厚さ)を調整するためのトリマーブレード39が備
えられている。
外周面一側に近接する箇所には、現像スリーブ32の外
周面に磁性キャリアに担持されたトナーの層厚さ(現像
剤層厚さ)を調整するためのトリマーブレード39が備
えられている。
【0023】なお、本実施例に使用される現像方式は、
磁性キャリアが95〜98%(重量比率)、非磁性トナ
ーが2〜5%(重量比率)からなるいわゆる2成分現像
方式及び磁性キャリアが30〜80%(重量比率)、磁
性トナーが20〜70%(重量比率)からなるいわゆる
1.5成分現像方式のいずれであっても良い。
磁性キャリアが95〜98%(重量比率)、非磁性トナ
ーが2〜5%(重量比率)からなるいわゆる2成分現像
方式及び磁性キャリアが30〜80%(重量比率)、磁
性トナーが20〜70%(重量比率)からなるいわゆる
1.5成分現像方式のいずれであっても良い。
【0024】感光体ドラム7の円周面のうち上側に位置
された転写ローラ8は導電性スボンジローラであって、
この転写ローラ8を感光体ドラム7の表面(円周面)に
用紙Pを押圧させる箇所を転写部位とする。感光体ドラ
ム7の他側周面に摺接するクリーニングブレード40を
備えたクリーナ41にて前記転写部位で用紙Pに転写し
なかったトナーを拭き取り除去する。このクリーナ41
と帯電器23との間に、本発明の前露光手段42として
の発光素子(発光ダイオード,LED)50を設ける。
された転写ローラ8は導電性スボンジローラであって、
この転写ローラ8を感光体ドラム7の表面(円周面)に
用紙Pを押圧させる箇所を転写部位とする。感光体ドラ
ム7の他側周面に摺接するクリーニングブレード40を
備えたクリーナ41にて前記転写部位で用紙Pに転写し
なかったトナーを拭き取り除去する。このクリーナ41
と帯電器23との間に、本発明の前露光手段42として
の発光素子(発光ダイオード,LED)50を設ける。
【0025】本実施例の帯電器23は、タングステン細
線等のコロナ線52と帯電制御するためのグリッド電極
53とからなるスコロトロンであり、数kVの高電圧印
加によりコロナ線52から放出するコロナ放電で発生し
たイオンにより、感光体ドラム7の表面を正帯電させ
る。このとき、グリッド電極53に数百Vの電圧を印加
することで上記帯電を制御する。
線等のコロナ線52と帯電制御するためのグリッド電極
53とからなるスコロトロンであり、数kVの高電圧印
加によりコロナ線52から放出するコロナ放電で発生し
たイオンにより、感光体ドラム7の表面を正帯電させ
る。このとき、グリッド電極53に数百Vの電圧を印加
することで上記帯電を制御する。
【0026】前露光手段42としての発光素子50は、
帯電器23における帯電ケース51の外側に感光体ドラ
ム7の回転軸線方向に沿って複数設ける(図3参照)。
帯電器23における帯電ケース51の外側に感光体ドラ
ム7の回転軸線方向に沿って複数設ける(図3参照)。
【0027】帯電器23と発光素子50は、1個の遮光
性のある絶縁材製ケース51に支持される。ケース51
は、感光体ドラム7の回転軸線と平行にかつその全長に
わたって延びる箱状をなし、帯電器23と発光素子50
の間を隔てるように隔壁51aを有する。隔壁51aの
先端は感光体ドラム7の表面に接近するべく延び出して
いる。
性のある絶縁材製ケース51に支持される。ケース51
は、感光体ドラム7の回転軸線と平行にかつその全長に
わたって延びる箱状をなし、帯電器23と発光素子50
の間を隔てるように隔壁51aを有する。隔壁51aの
先端は感光体ドラム7の表面に接近するべく延び出して
いる。
【0028】ケース51は、隔壁51aの一側と間隔に
おいて平行に延びる側壁51b、隔壁51bと側壁51
bの両端で両壁を連結する端壁51c,51cを枠状に
一体成形し、隔壁51aと共同して感光体ドラム7側へ
開口する箱状空間を形成している。コロナ線52は両端
を端壁51c,51cに支持し、箱状空間に架設してあ
る。グリッド電極53は箱状空間のドラム側開口部を覆
って装着してある。隔壁51aの先端はグリッド電極5
3よりもドラム側へ突出している。またケース51は隔
壁51aの他側から外方へ一体に突出する支持壁51d
を有し、その支持壁51a上に、発光素子50を間隔を
置いて配列した配線基板50aを固定する。発光素子5
0の列は隔壁51aに近接して位置し、感光体ドラム7
の回転軸線と平行に並んで、その感光体ドラム7を全長
にわたって露光するようにドラム7に向いて発光する。
おいて平行に延びる側壁51b、隔壁51bと側壁51
bの両端で両壁を連結する端壁51c,51cを枠状に
一体成形し、隔壁51aと共同して感光体ドラム7側へ
開口する箱状空間を形成している。コロナ線52は両端
を端壁51c,51cに支持し、箱状空間に架設してあ
る。グリッド電極53は箱状空間のドラム側開口部を覆
って装着してある。隔壁51aの先端はグリッド電極5
3よりもドラム側へ突出している。またケース51は隔
壁51aの他側から外方へ一体に突出する支持壁51d
を有し、その支持壁51a上に、発光素子50を間隔を
置いて配列した配線基板50aを固定する。発光素子5
0の列は隔壁51aに近接して位置し、感光体ドラム7
の回転軸線と平行に並んで、その感光体ドラム7を全長
にわたって露光するようにドラム7に向いて発光する。
【0029】ケース51は、感光体ドラム7を回転可能
に支持する感光体ユニット9の一対の側壁9a,9a
に、両端の端壁51cにおいて固定される。
に支持する感光体ユニット9の一対の側壁9a,9a
に、両端の端壁51cにおいて固定される。
【0030】また、ケース51は、図2に示すように、
側壁51bの外側に傾斜状に延びる壁51eを一体に有
し、その壁51eと感光体ユニット9の底壁9bとの間
に、スキャナユニット17から発射されたレーザビーム
Bを感光体ドラム7へ導入するための通路56を形成す
る。そして、この通路56に面した壁51eには帯電器
23のコロナ線52から発生するイオンの、上記レーザ
ビームBの照射される部分(潜像の形成される部分)へ
の流入を防ぐための遮蔽部材57が設けられている。こ
の遮蔽部材57は絶縁性のフィルム、例えばPET(ポ
リエチレンテレフタレート)などにより形成されてお
り、その先端部と感光体ドラム7との間の間隔が1.5
mm程度となる位置に、すなわち、遮蔽部材57の先端
部がグリッド電極53よりも感光体ドラム7に接近する
ように支持されている。なお、この遮蔽部材57は、ケ
ース51と別体で設けられる必要はなく、図4に示すよ
うに、ケース51の壁51eを感光体ドラム7の方向へ
延伸して一体化すれば、部品点数の削減にも寄与するこ
とができる。
側壁51bの外側に傾斜状に延びる壁51eを一体に有
し、その壁51eと感光体ユニット9の底壁9bとの間
に、スキャナユニット17から発射されたレーザビーム
Bを感光体ドラム7へ導入するための通路56を形成す
る。そして、この通路56に面した壁51eには帯電器
23のコロナ線52から発生するイオンの、上記レーザ
ビームBの照射される部分(潜像の形成される部分)へ
の流入を防ぐための遮蔽部材57が設けられている。こ
の遮蔽部材57は絶縁性のフィルム、例えばPET(ポ
リエチレンテレフタレート)などにより形成されてお
り、その先端部と感光体ドラム7との間の間隔が1.5
mm程度となる位置に、すなわち、遮蔽部材57の先端
部がグリッド電極53よりも感光体ドラム7に接近する
ように支持されている。なお、この遮蔽部材57は、ケ
ース51と別体で設けられる必要はなく、図4に示すよ
うに、ケース51の壁51eを感光体ドラム7の方向へ
延伸して一体化すれば、部品点数の削減にも寄与するこ
とができる。
【0031】図5は感光体ユニット9による用紙Pへの
画像形成作動及び前露光手段42の制御手段の機能ブロ
ック図を示し、コントローラ44は、感光体ドラム7を
矢印F方向に回転させるための駆動モータ43と、感光
体ドラムの表面を帯電させる帯電器23と、前露光手段
42と、画像データに応じて感光体ドラム7表面に露光
させるスキャナユニット17と、現像装置10と転写ロ
ーラ8とを各々作動制御するものであり、帯電器23へ
は4kV〜7kV程度の高電圧の高圧ユニット45から
電圧印加される。また、スキャナユニット17は、ホス
トコンピュータ等の外部装置からの画像データにより制
御されるビデオコントローラ46及びスキャナコントロ
ーラ47を介して作動制御される。
画像形成作動及び前露光手段42の制御手段の機能ブロ
ック図を示し、コントローラ44は、感光体ドラム7を
矢印F方向に回転させるための駆動モータ43と、感光
体ドラムの表面を帯電させる帯電器23と、前露光手段
42と、画像データに応じて感光体ドラム7表面に露光
させるスキャナユニット17と、現像装置10と転写ロ
ーラ8とを各々作動制御するものであり、帯電器23へ
は4kV〜7kV程度の高電圧の高圧ユニット45から
電圧印加される。また、スキャナユニット17は、ホス
トコンピュータ等の外部装置からの画像データにより制
御されるビデオコントローラ46及びスキャナコントロ
ーラ47を介して作動制御される。
【0032】次に、このように構成されたプリンタ1に
おける画像形成態様について説明すると、感光体ドラム
7が矢印F方向に一定回転数で回転しているとき、ま
ず、帯電器23の作動にて感光体ドラム7の表面を+8
00V程度に帯電させる。次に、スキャナユニット17
からのレーザビームBによる露光によりその明部(レー
ザビームBの照射された部分)では感光体ドラム7の表
面の電荷電位が略+100V程度まで低くなるように中
和され、露光されない暗部(レーザビームBの照射され
ない部分)は当初の帯電電位のまま(+800V)で維
持される。これにタイミングを合わせて現像装置10の
箇所で正極性に帯電されたトナーが現像スリーブ32と
感光体ドラム7の間に形成された電界により感光体ドラ
ム7の明部に転移され、顕在化したトナー像が形成され
る。次いで、転写ローラ8にて−1kV〜−4kV程度
の転写電圧が印加され、この電界の力にて転写ローラ8
と感光体ドラム7との押圧部(転写部)間を通過する用
紙Pにトナー像が転写される。
おける画像形成態様について説明すると、感光体ドラム
7が矢印F方向に一定回転数で回転しているとき、ま
ず、帯電器23の作動にて感光体ドラム7の表面を+8
00V程度に帯電させる。次に、スキャナユニット17
からのレーザビームBによる露光によりその明部(レー
ザビームBの照射された部分)では感光体ドラム7の表
面の電荷電位が略+100V程度まで低くなるように中
和され、露光されない暗部(レーザビームBの照射され
ない部分)は当初の帯電電位のまま(+800V)で維
持される。これにタイミングを合わせて現像装置10の
箇所で正極性に帯電されたトナーが現像スリーブ32と
感光体ドラム7の間に形成された電界により感光体ドラ
ム7の明部に転移され、顕在化したトナー像が形成され
る。次いで、転写ローラ8にて−1kV〜−4kV程度
の転写電圧が印加され、この電界の力にて転写ローラ8
と感光体ドラム7との押圧部(転写部)間を通過する用
紙Pにトナー像が転写される。
【0033】ここで、以上説明したような電子写真プロ
セスにおいては、感光体ドラム7に対する帯電器23の
作動とスキャナユニット17の作動とが同時に行われて
いるので、コロナ放電により生じる正の電荷がレーザビ
ームBが照射されて電位の低くなった部分(明部)に流
れ、その部分の電位を高くしてしまいトナーが付着しな
いので、本来ならば画像として出力される部分が白地で
出力されたり、あるいは画像の濃度が低くなるという現
象が起こり、画像品質に重大な悪影響を及ぼすことがあ
る。
セスにおいては、感光体ドラム7に対する帯電器23の
作動とスキャナユニット17の作動とが同時に行われて
いるので、コロナ放電により生じる正の電荷がレーザビ
ームBが照射されて電位の低くなった部分(明部)に流
れ、その部分の電位を高くしてしまいトナーが付着しな
いので、本来ならば画像として出力される部分が白地で
出力されたり、あるいは画像の濃度が低くなるという現
象が起こり、画像品質に重大な悪影響を及ぼすことがあ
る。
【0034】しかし、本実施例では、帯電器23のケー
ス51の壁51eに、コロナ線52から発生するイオン
の、上記レーザビームBの照射される部分(明部)への
流入を防ぐための遮蔽部材57を設けているので、一旦
露光されて表面電位の低くなった部分の電位が再度高く
なることがなく、レーザビームBにより露光された通り
の画像を形成することができる。特に、その遮蔽部材5
7の先端部が、グリッド電極53よりも感光体ドラム7
の表面に接近するように支持されているので、イオンの
遮蔽効果は極めて大である。
ス51の壁51eに、コロナ線52から発生するイオン
の、上記レーザビームBの照射される部分(明部)への
流入を防ぐための遮蔽部材57を設けているので、一旦
露光されて表面電位の低くなった部分の電位が再度高く
なることがなく、レーザビームBにより露光された通り
の画像を形成することができる。特に、その遮蔽部材5
7の先端部が、グリッド電極53よりも感光体ドラム7
の表面に接近するように支持されているので、イオンの
遮蔽効果は極めて大である。
【0035】ところで、スキャナユニット17からの露
光により感光体ドラム7の表面の電荷電位が画像データ
に基づいてまだら状に分布されているので、その後いき
なり帯電器23で帯電させても、前記残留した電荷の影
響が残り、一様な正電荷に帯電させることができない。
そこで、前記前露光手段42の露光にて、前記残留した
正電荷をレーザ露光による露光部電位以下まで中和させ
ておくのである。
光により感光体ドラム7の表面の電荷電位が画像データ
に基づいてまだら状に分布されているので、その後いき
なり帯電器23で帯電させても、前記残留した電荷の影
響が残り、一様な正電荷に帯電させることができない。
そこで、前記前露光手段42の露光にて、前記残留した
正電荷をレーザ露光による露光部電位以下まで中和させ
ておくのである。
【0036】このとき、前述のような隔壁51aが感光
体ドラム7表面まで接近するように延びていないときに
は、前露光手段42による感光体ドラム7表面への光照
射の部分が帯電器23による帯電領域に侵入することに
なり、帯電器23による帯電効果が損なわれることにな
る。
体ドラム7表面まで接近するように延びていないときに
は、前露光手段42による感光体ドラム7表面への光照
射の部分が帯電器23による帯電領域に侵入することに
なり、帯電器23による帯電効果が損なわれることにな
る。
【0037】上記実施例にように円筒形の感光体ドラム
7と対面する平面状のグリッド電極53の両側にできる
隙間のうち一方を、隔壁51aを延ばしてできるだけ小
さくすることができる。そして、帯電器23と前露光手
段42との間に配置する隔壁51aを、その先端と感光
体ドラム7の表面との隙間が例えば1.5mm程度とな
るように、隔壁51aの先端を感光体ドラム7表面にき
わめて接近するように配置すれば、前露光手段42から
感光体ドラム7に照射された光が帯電器23のケース5
1を透過して内側に直接侵入したり、隔壁51aを越え
て帯電領域に侵入したりすることが無くなり、帯電器2
3による帯電領域での帯電効果を減少させないのであ
る。
7と対面する平面状のグリッド電極53の両側にできる
隙間のうち一方を、隔壁51aを延ばしてできるだけ小
さくすることができる。そして、帯電器23と前露光手
段42との間に配置する隔壁51aを、その先端と感光
体ドラム7の表面との隙間が例えば1.5mm程度とな
るように、隔壁51aの先端を感光体ドラム7表面にき
わめて接近するように配置すれば、前露光手段42から
感光体ドラム7に照射された光が帯電器23のケース5
1を透過して内側に直接侵入したり、隔壁51aを越え
て帯電領域に侵入したりすることが無くなり、帯電器2
3による帯電領域での帯電効果を減少させないのであ
る。
【0038】図4の実施例では、前記ケース51におけ
る隔壁51aの先端部55を感光体ドラム7の回転方向
に適宜寸法L1(例えば1mm以上)となるように広幅
に形成するのである。このように形成することで、前露
光手段42から感光体ドラム7に照射された光が帯電器
23の帯電領域に直接または間接的に侵入することを完
全に無くすることができるという効果を奏する。
る隔壁51aの先端部55を感光体ドラム7の回転方向
に適宜寸法L1(例えば1mm以上)となるように広幅
に形成するのである。このように形成することで、前露
光手段42から感光体ドラム7に照射された光が帯電器
23の帯電領域に直接または間接的に侵入することを完
全に無くすることができるという効果を奏する。
【0039】前記隔壁51aを帯電ケース51の側板に
て構成すれば、別途隔壁材としての余分の部品が不要で
あるから、部品点数の省略化にも寄与するという顕著な
効果を奏するのである。
て構成すれば、別途隔壁材としての余分の部品が不要で
あるから、部品点数の省略化にも寄与するという顕著な
効果を奏するのである。
【0040】なお、感光体ドラム7の感光層とその内径
側の導電層との組合せから、帯電器23による感光体ド
ラム7の表面の帯電極性がマイナスであり、前露光手段
42による帯電がプラスの場合についても、前記と同様
の作用・効果を奏することはいうまでもない。
側の導電層との組合せから、帯電器23による感光体ド
ラム7の表面の帯電極性がマイナスであり、前露光手段
42による帯電がプラスの場合についても、前記と同様
の作用・効果を奏することはいうまでもない。
【0041】
【発明の効果】以上に説明したように、請求項1の発明
によれば、遮蔽手段を設けたことにより、露光手段によ
り露光された領域に帯電手段から発生するイオンが流入
することを防止できるので、高品質の画像を形成するこ
とができる。また、露光手段からの光が照射される位置
と帯電手段とが相互に近接する位置とすることができる
ので、画像形成装置全体の小型化が可能である。
によれば、遮蔽手段を設けたことにより、露光手段によ
り露光された領域に帯電手段から発生するイオンが流入
することを防止できるので、高品質の画像を形成するこ
とができる。また、露光手段からの光が照射される位置
と帯電手段とが相互に近接する位置とすることができる
ので、画像形成装置全体の小型化が可能である。
【0042】そして、請求項2記載の発明によれば、帯
電手段を覆うケースと一体に前記遮蔽部材を設けたの
で、装置全体を一層小型にできるとともに、両手段を一
体に装置に組み込むことができ、製作を容易にできる効
果を奏する。
電手段を覆うケースと一体に前記遮蔽部材を設けたの
で、装置全体を一層小型にできるとともに、両手段を一
体に装置に組み込むことができ、製作を容易にできる効
果を奏する。
【0043】請求項3記載の発明によれば、遮蔽部材を
グリッド電極よりも像担持体側へ突出させたことを特徴
とするものであるから、円筒状の像担持体と平面状のグ
リッド電極の間にできる隙間を小さくでき、帯電手段か
ら発生するイオンの露光部分への流入をより一層防止す
ることができ、さらなる高品質の画像の形成が可能であ
る。
グリッド電極よりも像担持体側へ突出させたことを特徴
とするものであるから、円筒状の像担持体と平面状のグ
リッド電極の間にできる隙間を小さくでき、帯電手段か
ら発生するイオンの露光部分への流入をより一層防止す
ることができ、さらなる高品質の画像の形成が可能であ
る。
【図1】レーザプリンタの概略側断面図である。
【図2】感光体ユニットの要部一部切欠き側断面図であ
る。
る。
【図3】図2のIII−III線矢視図である。
【図4】他の実施例の側断面図である。
【図5】制御装置の機能ブロック図である。
【図6】従来装置の断面図である。
1 プリンタ 7 感光体ドラム 8 転写ローラ 9 感光体ユニット 10 現像装置 23 帯電器 51 帯電ケース 57 遮蔽部材
Claims (3)
- 【請求項1】 回転可能な像担持体の外周に、該像担持
体を帯電させるための帯電手段と、その帯電手段により
帯電された像担持体上に光線を照射して潜像を形成する
ための露光手段と、像担持体上にトナー像を形成する現
像手段と、転写電圧を印加することにより像担持体上の
トナー像を転写部位にて被記録媒体に転写する転写手段
とを順に配置してなる画像形成装置において、 前記帯電手段の下流側に隣接して、前記帯電手段により
発生するイオンが前記潜像の形成位置へ侵入しないよう
にする遮蔽部材を設けたことを特徴とする画像形成装
置。 - 【請求項2】 前記帯電手段は、前記像担待体の回転軸
線と平行に延びる1個のケース上に支持され、そのケー
スは前記遮蔽部材を一体に備えることを特徴とする請求
項1記載の画像形成装置。 - 【請求項3】 前記帯電手段は、前記遮蔽部材から間隔
を置いて平行に架設したコロナ放電用のコロナ線と、そ
のコロナ線と前記像担持体の間に位置するグリッド電極
から構成され、前記遮蔽部材は前記グリッド電極よりも
前記像担持体側へ突出していることを特徴とする請求項
2記載の画像形成装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6174329A JPH0844145A (ja) | 1994-07-26 | 1994-07-26 | 画像形成装置 |
US08/500,624 US5576809A (en) | 1994-07-26 | 1995-07-11 | Charge screening member for a corona discharge device of an image forming apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6174329A JPH0844145A (ja) | 1994-07-26 | 1994-07-26 | 画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0844145A true JPH0844145A (ja) | 1996-02-16 |
Family
ID=15976741
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6174329A Pending JPH0844145A (ja) | 1994-07-26 | 1994-07-26 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0844145A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7706730B2 (en) * | 2005-08-19 | 2010-04-27 | Fuji Xerox Co., Ltd. | Image recording device having a charge producing section upstream of a transfer receiving body |
-
1994
- 1994-07-26 JP JP6174329A patent/JPH0844145A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7706730B2 (en) * | 2005-08-19 | 2010-04-27 | Fuji Xerox Co., Ltd. | Image recording device having a charge producing section upstream of a transfer receiving body |
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