JPH06327957A - 混練機 - Google Patents

混練機

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JPH06327957A
JPH06327957A JP5142638A JP14263893A JPH06327957A JP H06327957 A JPH06327957 A JP H06327957A JP 5142638 A JP5142638 A JP 5142638A JP 14263893 A JP14263893 A JP 14263893A JP H06327957 A JPH06327957 A JP H06327957A
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stirring
flat side
pair
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kneading
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JP5142638A
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Yasuro Minami
康郎 三波
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  • Formation And Processing Of Food Products (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 混練性が良く、短時間の内に混練が可能な混
練機を提供する。 【構成】 駆動源16に接続され、噛合距離に平行に配
置された対となる攪拌羽根12、13と、前記対となる
攪拌羽根12、13の下部の外側軌跡円と少しの隙間を
有して形成された攪拌容器20とを有してなる混練機1
0であって、前記攪拌羽根12、13は片持ちであって
対向する前記平側板21、22にそれぞれ回転可能に取
付けられ、しかも外側にあって回転軸方向に平行な縦ロ
ッド25、26と、前記平側板21、22に近接して配
置された横ロッド24とを有し、更に前記対となる攪拌
羽根12、13は同一方向に回転駆動される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、小麦粉、肉、薬品等の
粉粒状物あるいは煉状物を攪拌、混練する場合に使用す
る混練機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、小麦粉等を混練する混練機は、底
部が断面半円状の容器の内部に回転羽根を設け、該回転
羽根をモータによって回転駆動することによって、投入
した小麦粉及び水等を混練していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
小麦粉等を混練する混練機は、内部の回転羽根が一つで
あるので、比較的粘性を有する材料を混練する場合に
は、材料が回転羽根に押されて同時に回転し、混練性が
悪く、部分的に混練されていない部分を生じるという問
題点があった。更に、十分に原料を混練しようとする場
合には、長時間の混練となり、結果として無駄な動力損
失を招き、更には原料の発熱を招くので、大型の場合に
は適当に冷却しながら混練を行う必要があるという問題
点があった。本発明はかかる事情に鑑みてなされたもの
で、混練性が良く、短時間の内に混練が可能な混練機を
提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記目的に沿う請求項1
記載の混練機は、駆動源に接続され、噛合距離に平行に
配置された対となる攪拌羽根と、前記対となる攪拌羽根
の下部の外側軌跡円と少しの隙間を有して形成された内
側双円状の底部を有する外側板、及び該外側板に連接す
る平側板を備える攪拌容器とを有してなる混練機であっ
て、前記攪拌羽根は片持ちであって、対向する前記平側
板にそれぞれ回転可能に取付けられ、しかも外側にあっ
て回転軸方向に平行な縦ロッドと、前記平側板に近接し
て配置された横ロッドとを有し、更に前記対となる攪拌
羽根は同一方向に回転駆動されて構成されている。
【0005】
【作用】請求項1記載の混練機は、攪拌羽根は片持ちで
あって、対向する平側板にそれぞれ回転可能に取付けら
れ、しかも回転軸方向に平行な縦ロッドと、前記平側板
に近接して配置された横ロッドとを有しているので、双
方の攪拌羽根を同一方向に回転させると、原料は外側に
配置された縦ロッドによって押されて、双円運動をす
る。そして、一方の回転羽根の内側にある原料は噛合す
る他方の縦ロッドに押されて攪拌されるので、原料が攪
拌羽根の内側に滞ることなく攪拌される。そして、各攪
拌羽根は、対向する側板にそれぞれ片持ち状態で取付け
られているので、有効攪拌容積が大きくなると共に、平
側板近傍に配置された原料も攪拌回転する。
【0006】
【実施例】続いて、添付した図面を参照しつつ、本発明
を具体化した実施例につき説明し、本発明の理解に供す
る。ここに、図1は本発明の第1の実施例に係る混練機
の平断面図、図2は図1における矢視A−A断面図、図
3は本発明の第2の実施例に係る混練機の部分平断面図
である。
【0007】図1、図2に示すように、本発明の一実施
例に係る混練機10は、攪拌容器11と、該攪拌容器1
1内に配置された対となる攪拌羽根12、13と、該攪
拌羽根12、13にそれぞれ連結された動力伝達機構1
4、15と、該動力伝達機構14、15に動力を伝える
減速モータ16と、これらの架台17とを有してなる。
以下、これらについて詳しく説明する。
【0008】前記攪拌容器11は、ステンレス材からな
って、図2に示すように底部18は内側に配置された攪
拌羽根12、13の外側軌跡より、やや大きな断面双円
状となって、該底部18には平面状の側板部19、19
aが一体的に連接して外側板20を構成している。そし
て、前記外側板20の両側には平側板21、22が溶接
接合され、全体として一つの容器を構成している。
【0009】前記攪拌容器11の内部に配置された攪拌
羽根12、13は、片持ち状態で平側板21、22にそ
れぞれ取付けられた動力伝達機構14、15に取付けら
れている。前記攪拌羽根12(13も同様)は、駆動軸
23に直角方向に連結された横ロッド(板材も含む)2
4と、該横ロッド24の両端に連結された縦ロッド2
5、26と、該縦ロッド26の先部に屈曲して一体的に
取付けられた横ロッド27とを有し、前記横ロッド2
4、27は平側板21、22に隙間を有して配置され、
前記縦ロッド25は前記底部18に隙間を有して配置さ
れている。なお、該攪拌羽根12、13は直角方向に位
相をずらして取付けられ、しかもそれぞれの駆動軸23
は十分近い距離にあって、該攪拌羽根12、13が噛合
しながら回転するようになっている。
【0010】前記動力伝達機構14、15は、前記駆動
軸23を所定方向に回転駆動するようになっているが、
該駆動軸23を回転自由に支持するベアリング28、2
9と、該駆動軸23の端部に取付けられた歯車30と、
該歯車30に噛合する歯車31及びスプロケット32を
備える中間体33と、該中間体33を中央軸34、35
に回転自由に支持するベアリング36、37と、これら
のハウジング38とをそれぞれ有して構成されている。
左右の前記スプロケット32にはチェーン39、40を
介して中間軸41に固定されたスプロケット42a、4
2と連結され、しかも前記中間軸41の端部にはスプロ
ケット43が設けられ、駆動源の一例である減速モータ
16の出力軸に取付けられているスプロケット45とチ
ェーン46によって連結され、該減速モータ16を回転
駆動すると、前記攪拌羽根12、13が同一方向に10
〜40rpmで回転するようになっている。
【0011】前記中央軸34、35は中間に攪拌容器1
1を介して同一軸心状に設けられ、両側には軸受47、
48が設けられて、前記攪拌容器11が回動可能に架台
17に取付けられていると共に、前記中央軸35の端部
にはウオーム減速機49が設けられ、該ウオーム減速機
49の入力軸に取付けられたハンドル50を回転するこ
とによって、前記攪拌容器11を傾動することができる
ようになっている。なお、前記攪拌容器11には図示し
ない蓋が設けられて、攪拌される内部の原料が溢れ出な
いようになっている。
【0012】従って、該混練機10を使用する場合に
は、まず攪拌容器11を正立させた状態で、減速モータ
16を回転して、前記攪拌羽根12、13を回転駆動
し、原料である小麦粉、適当量の水等を入れて混練する
と、最初底部に溜まっていた原料は、前後の攪拌羽根1
2、13によって攪拌されて、攪拌容器11内を回り、
一方の攪拌羽根の内側に入り込んだ原料は、他方の攪拌
羽根によって押し出されて攪拌される。一定時間混練し
た後、混練された原料を排出する場合には、ハンドル5
0を回して攪拌容器11を前側に傾動させて行う。
【0013】図3には、本発明の他の実施例に係る混練
機52が示されているが、図に示すように、前記混練機
10における縦ロッド25の内側に更に短い横ロッド5
3が複数本設けられている。これによって更に攪拌効率
が向上する。
【0014】以上の実施例における混練機の攪拌容器の
内側、及び攪拌羽根の表面には、全てテフロン加工を行
い、原料の剥離を良くするのが好ましい。なお、前記攪
拌羽根の形状については、混練容器内の原料を攪拌する
ものであれば、変形したものであっても良い。また、攪
拌羽根の駆動機構については、本実施例に限定されるも
のではなく、同一方向に所定速度で回転駆動するもので
あれば、如何なるものであっても良い。
【0015】
【発明の効果】請求項1記載の混練機は以上の説明から
も明らかなように、攪拌羽根は片持ちであって、対向す
る平側板にそれぞれ回転可能に取付けられ、しかも回転
軸方向に平行な縦ロッドと、前記平側板に近接して配置
された横ロッドとを有しているので、双方の攪拌羽根を
同一方向に回転させると、原料は外側に配置された縦ロ
ッドによって押されて、双円運動をし、まんべんなく攪
拌される。また、一方の回転羽根の内側にある原料は噛
合する他方の縦ロッドに押されて剪断力を与えながら攪
拌される。従って、投入された原料の攪拌が、短時間の
内に効率的に行われ、しかも原料に粘りを与えることも
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例に係る混練機の平断面図
である。
【図2】図1における矢視A−A断面図である。
【図3】本発明の第2の実施例に係る混練機の一部省略
平断面図である。
【符号の説明】
10 混練機 11 攪拌容器 12 攪拌羽根 13 攪拌羽根 14 動力伝達機構 15 動力伝達機構 16 減速モータ 17 架台 18 底部 19 側板部 19a 側板部 20 外側板 21 平側板 22 平側板 23 駆動軸 24 横ロッド 25 縦ロッド 26 横ロッド 27 横ロッド 28 ベアリング 29 ベアリング 30 歯車 31 歯車 32 スプロケット 33 中間体 34 中央軸 35 中央軸 36 ベアリング 37 ベアリング 38 ハウジング 39 チェーン 40 チェーン 41 中間軸 42 スプロケット 43 スプロケット 45 スプロケット 46 チェーン 47 軸受 48 軸受 49 ウオーム減速機 50 ハンドル 52 混練機 53 横ロッド

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 駆動源に接続され、噛合距離に平行に配
    置された対となる攪拌羽根と、前記対となる攪拌羽根の
    下部の外側軌跡円と少しの隙間を有して形成された内側
    双円状の底部を有する外側板、及び該外側板に連接する
    平側板を備える攪拌容器とを有してなる混練機であっ
    て、 前記攪拌羽根は片持ちであって対向する前記平側板にそ
    れぞれ回転可能に取付けられ、しかも外側にあって回転
    軸方向に平行な縦ロッドと、前記平側板に近接して配置
    された横ロッドとを有し、更に前記対となる攪拌羽根は
    同一方向に回転駆動されることを特徴とする混練機。
JP5142638A 1993-05-20 1993-05-20 混練機 Expired - Lifetime JPH07121350B2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP5142638A JPH07121350B2 (ja) 1993-05-20 1993-05-20 混練機

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JP5142638A JPH07121350B2 (ja) 1993-05-20 1993-05-20 混練機

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JPH06327957A true JPH06327957A (ja) 1994-11-29
JPH07121350B2 JPH07121350B2 (ja) 1995-12-25

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