JPH0632784Y2 - フロツピイデイスクドライブ装置におけるキヤリツジ駆動用ステツピングモ−タ - Google Patents
フロツピイデイスクドライブ装置におけるキヤリツジ駆動用ステツピングモ−タInfo
- Publication number
- JPH0632784Y2 JPH0632784Y2 JP3758086U JP3758086U JPH0632784Y2 JP H0632784 Y2 JPH0632784 Y2 JP H0632784Y2 JP 3758086 U JP3758086 U JP 3758086U JP 3758086 U JP3758086 U JP 3758086U JP H0632784 Y2 JPH0632784 Y2 JP H0632784Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- carriage
- stepping motor
- driving
- excitation phase
- disk drive
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Control Of Stepping Motors (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案はフロッピィディスクドライブ装置におけるキ
ャリッジ駆動用ステッピングモータに関するものであ
る。
ャリッジ駆動用ステッピングモータに関するものであ
る。
〔従来技術とその問題点〕 以下、説明の便宜上、2ステップ駆動の場合を例にとっ
て説明する。
て説明する。
1トラックを2ステップ送りで使用される従来のフロッ
ピィディスクドライブ装置におけるキャリッジ駆動用の
2相ステッピングモータのコイルは、第1ステップ励磁
相と第2ステップ励磁相はともに同一の巻線仕様(同一
抵抗値、同一巻回数)であった。そして、更に第1ステ
ップ励磁相の巻線仕様はキャリッジを駆動するに十分な
条件に設定されている。
ピィディスクドライブ装置におけるキャリッジ駆動用の
2相ステッピングモータのコイルは、第1ステップ励磁
相と第2ステップ励磁相はともに同一の巻線仕様(同一
抵抗値、同一巻回数)であった。そして、更に第1ステ
ップ励磁相の巻線仕様はキャリッジを駆動するに十分な
条件に設定されている。
従って、第2ステップ励磁相は動き出した可動部(ステ
ッピングモータのロータ部、キャリッジ部)が指定位置
までの移動するに必要な電力であれば良いものが、第1
ステップ励磁相と同じ大きな電力が与えられることにな
っていた。
ッピングモータのロータ部、キャリッジ部)が指定位置
までの移動するに必要な電力であれば良いものが、第1
ステップ励磁相と同じ大きな電力が与えられることにな
っていた。
この結果、停止してリード/ライトを行なう場合には、
第2ステップ駆動開始からリード/ライトに入るまでの
時間はコイル時定数に比べて十分な時間があるために、
電流はほぼ100%流れることになり、大きな電力を消費
するという欠点があった。
第2ステップ駆動開始からリード/ライトに入るまでの
時間はコイル時定数に比べて十分な時間があるために、
電流はほぼ100%流れることになり、大きな電力を消費
するという欠点があった。
そこでこの考案は、これらの問題を解決する新しいキャ
リッジ駆動用ステッピングモータを提案しようとするも
のである。
リッジ駆動用ステッピングモータを提案しようとするも
のである。
この考案は、前記の目的を達成するために次のように構
成したものである。
成したものである。
即ち、キャリッジを2ステップで1トラック分駆動する
2相ステッピングモータにおいて、第1ステップ励磁相
のコイルの巻線仕様を他相に比べて抵抗値が小さく、又
は巻回数を小さく設定し、第2ステップ励磁相のコイル
の巻線仕様は第1ステップ励磁相より十分に消費電力が
小さくなるように設定したものである。
2相ステッピングモータにおいて、第1ステップ励磁相
のコイルの巻線仕様を他相に比べて抵抗値が小さく、又
は巻回数を小さく設定し、第2ステップ励磁相のコイル
の巻線仕様は第1ステップ励磁相より十分に消費電力が
小さくなるように設定したものである。
即ち、ステッピングモータの第1ステップ励磁相をキャ
リッジを効率良く動かすために、コイルの巻回数を必要
最小限にするか(電流の立上りが良くなる)、コイル抵
抗を上記巻回数条件において、キャリッジを駆動できる
アンペアターンに設定したものである。また、第2ステ
ップ励磁相は、消費電力を小さくするために、動いてい
る可動部が指定位置まで移動するに必要なアンペアター
ンのみとし、可動部を加速するのに必要なアンペアター
ン分を省略したものである。
リッジを効率良く動かすために、コイルの巻回数を必要
最小限にするか(電流の立上りが良くなる)、コイル抵
抗を上記巻回数条件において、キャリッジを駆動できる
アンペアターンに設定したものである。また、第2ステ
ップ励磁相は、消費電力を小さくするために、動いてい
る可動部が指定位置まで移動するに必要なアンペアター
ンのみとし、可動部を加速するのに必要なアンペアター
ン分を省略したものである。
以下この考案の実施例を図面に基づき説明すれば次の通
りである。
りである。
第1図は、この考案をユニポーラ巻線としたものに適用
した場合の実施例を示すものでNを巻回数、Rを抵抗値
とすれば N1≦N2 R1<R2 としたものである。
した場合の実施例を示すものでNを巻回数、Rを抵抗値
とすれば N1≦N2 R1<R2 としたものである。
また第2図は、この考案をバイポーラ巻線としたものに
適用した場合の実施例を示すもので、 R1=0.6R2(R1=30Ω) N1==N2 としたものである。
適用した場合の実施例を示すもので、 R1=0.6R2(R1=30Ω) N1==N2 としたものである。
第3図は第2図に示した実施例と従来形のステッピング
モータを使用した場合の1トラック駆動後リード/ライ
トに入る場合の各ステップ相の電流波形と、その平均電
力の比較図で、この考案によるものは、キャリッジの駆
動が支障なく行なわれるとともに、第2ステップ励磁相
での平均電力は第1ステップの平均電力よりも低くでき
ることを示している。
モータを使用した場合の1トラック駆動後リード/ライ
トに入る場合の各ステップ相の電流波形と、その平均電
力の比較図で、この考案によるものは、キャリッジの駆
動が支障なく行なわれるとともに、第2ステップ励磁相
での平均電力は第1ステップの平均電力よりも低くでき
ることを示している。
この事は、平均電力が従来形のものに比べ約40%低減さ
れており、従来形の問題点が解決されていることを表わ
している。
れており、従来形の問題点が解決されていることを表わ
している。
前述の実施例では第2ステップ相の抵抗値を小さくした
がこの抵抗値に限定されるものではなく、消費電力の節
減を目的として、又は、シークマージンの短縮を目的と
して同様な効果が得られるなら、抵抗値と巻回数とを同
時に、あるいは独立して変えても良い。
がこの抵抗値に限定されるものではなく、消費電力の節
減を目的として、又は、シークマージンの短縮を目的と
して同様な効果が得られるなら、抵抗値と巻回数とを同
時に、あるいは独立して変えても良い。
最近、特に、フロッピィディスクドライブ装置が小形化
指向を強め、従来よりも小形のステッピングモータを使
用して、従来と同じアクセスタイムで使用されている。
その結果、第1ステップ励磁相は大きな電力を必要とす
る。
指向を強め、従来よりも小形のステッピングモータを使
用して、従来と同じアクセスタイムで使用されている。
その結果、第1ステップ励磁相は大きな電力を必要とす
る。
一方において、フロッピィディスクドライブ装置はポー
タブルのニーズに応えるため、バッテリリィで駆動する
用途が増えてきた。
タブルのニーズに応えるため、バッテリリィで駆動する
用途が増えてきた。
従って、第2ステップ励磁相も前述の条件で励磁を行な
うと、消費電力が大きいために、バッテリィ駆動の条件
を満さなくなる。
うと、消費電力が大きいために、バッテリィ駆動の条件
を満さなくなる。
この考案はこの矛盾を解決したもので、この考案によれ
ば平均消費電力を40%節約できる。
ば平均消費電力を40%節約できる。
第1図及び第2図はそれぞれこの考案の実施例の電気回
路図、第3図は第2図に示した実施例と、従来品を夫々
使用した場合の各ステップ相の電流と平均電力を示す比
較図である。 N1……第1ステップ励磁相の巻回数 N2……第2ステップ励磁相の巻回数 R1……第1ステップ励磁相の抵抗値 R2……第2ステップ励磁相の抵抗値
路図、第3図は第2図に示した実施例と、従来品を夫々
使用した場合の各ステップ相の電流と平均電力を示す比
較図である。 N1……第1ステップ励磁相の巻回数 N2……第2ステップ励磁相の巻回数 R1……第1ステップ励磁相の抵抗値 R2……第2ステップ励磁相の抵抗値
Claims (1)
- 【請求項1】キャリッジを複数ステップで1トラック分
駆動する多相ステッピングモータにおいて、第1ステッ
プ励磁相のコイルの巻線仕様を他相に比べて抵抗値を小
さく、又は巻回数を小さく設定し、第2ステップ以降の
励磁相のコイルの巻線仕様を第1ステップ以降の励磁相
より十分に消費電力が小さくなるように設定したことを
特徴とするフロッピーディスクドライブ装置におけるキ
ャリッジ駆動用ステッピングモータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3758086U JPH0632784Y2 (ja) | 1986-03-17 | 1986-03-17 | フロツピイデイスクドライブ装置におけるキヤリツジ駆動用ステツピングモ−タ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3758086U JPH0632784Y2 (ja) | 1986-03-17 | 1986-03-17 | フロツピイデイスクドライブ装置におけるキヤリツジ駆動用ステツピングモ−タ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62152698U JPS62152698U (ja) | 1987-09-28 |
JPH0632784Y2 true JPH0632784Y2 (ja) | 1994-08-24 |
Family
ID=30849036
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3758086U Expired - Lifetime JPH0632784Y2 (ja) | 1986-03-17 | 1986-03-17 | フロツピイデイスクドライブ装置におけるキヤリツジ駆動用ステツピングモ−タ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0632784Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2688204B2 (ja) * | 1987-12-01 | 1997-12-08 | シチズン時計株式会社 | Fddのステップモータ駆動装置 |
-
1986
- 1986-03-17 JP JP3758086U patent/JPH0632784Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62152698U (ja) | 1987-09-28 |
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