JPH0744878B2 - ヘッド位置決め装置 - Google Patents

ヘッド位置決め装置

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JPH0744878B2
JPH0744878B2 JP63142417A JP14241788A JPH0744878B2 JP H0744878 B2 JPH0744878 B2 JP H0744878B2 JP 63142417 A JP63142417 A JP 63142417A JP 14241788 A JP14241788 A JP 14241788A JP H0744878 B2 JPH0744878 B2 JP H0744878B2
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JP
Japan
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windings
rotor
head
phase
stepping motor
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JP63142417A
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Inventor
克哉 榎波
裕司 露口
隆裕 坂口
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ティアツク株式会社
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  • Control Of Stepping Motors (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ディスク装置において信号変換ヘッドをステ
ッピングモータを使用してディスク上の所望位置に配置
するためのヘッド位置決め装置に関する。
〔従来の技術〕
ステッピングモータを磁気デイスク駆動装置におけるヘ
ッドのデイスク半径方向の送りに使用することは、良く
知られている。このようにヘッドの送り機構にステッピ
ングモータを使用すると、所望のヘッド位置を比較的正
確且つ容易に得ることが出来る。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ところで、ステッピングモータを2相励磁方式で駆動す
る場合の回転子の停止位置は、同時に励磁されている2
つの巻線の中間となる。しかし、この2つの巻線の中間
位置は、2つの巻線に基づく磁束が実質的に同等に作用
する場所であり、回転子の角度位置の制御不能な範囲
(不感帯)が比較的大きい領域である。換言すれば、2
つの巻線の中間領域は回転子の停止位置のバラツキが比
較的大きい領域である。例えば、同一の回転方向におい
て回転子の停止制御を繰返した場合に同一角度位置に停
止することが困難であり、停止位置のバラツキが生じ
る。また、回転子の回転方向が異なる場合においては回
転子の停止位置の変化(バラツキ)が更に多くなる。
そこで、本発明の目的は、回転子の停止位置のバラツキ
を小さくすることができるステッピングモータの駆動装
置を提供することにある。
[問題点を解決するための手段] 上記目的を達成するための本発明は、複数のトラックを
有する記録媒体ディスクの所望トラックに信号変換ヘッ
ドを位置決めするためのヘッド位置決め装置であって、
第1、第2、第3及び第4相の巻線を有する固定子と、
前記巻線の励磁状態に対応した角度位置をとる回転子と
から成るステッピングモータと、前記ステッピングモー
タの2ステップ動作で前記ヘッドを1トラック進めるよ
うに形成されたヘッド移動手段と、選択的に励磁電流を
流すために前記第1、第2、第3及び第4相の巻線にそ
れぞれ直列に接続された第1、第2、第3及び第4のス
イッチ素子と、前記第1、第2、第3及び第4のスイッ
チ素子を2相励磁方式でオン・オフ制御する制御回路
と、前記第1〜第4相の巻線の内で同時に励磁される2
つの巻線の中心を基準にして非対称の磁束分布が生じる
ように前記第1及び第3相の巻線の励磁電流の値よりも
前記第2及び第4相の巻線の励磁電流の値を幾らか小さ
くするための励磁電流制限抵抗とを備えていることを特
徴とするヘッド位置決め装置に係わるものである。
[作用] 本発明に従って、同時に励磁される2つの巻線の中心を
基準にして非対象の磁束分布とすれば、これに応じて回
転子の停止角度位置も2つの巻線の中間からずれる。こ
の非対称な磁束分布に従う停止角度位置における回転子
の磁界に対する不感帯の幅は、従来の対称な磁束分布に
よる2つの巻線の中間の停止角度位置の不感帯の幅より
も狭くなる。この結果、本発明においては、停止角度位
置又はこの近傍で回転子が磁界に良好に応答し、同一角
度位置において複数回の停止動作を繰返した時の停止位
置のバラツキが少なくなる。なお、停止位置は2つの巻
線の中間から少しずれる。従って、このずれた位置を所
望位置に対応させる。また、ステッピングモータの2ス
テップでヘッドを1トラック進める。
〔実施例〕
次に、図面を参照して本発明の実施例について述べる。
第1図に示す本発明の実施例に係わる磁気デイスク駆動
装置は、デイスク(1)をモータ(2)で回転し、磁気
ヘツド(3)でデータを変換するように構成されてい
る。磁気ヘッド(3)が取り付けられたキヤリッジ
(4)はガイド棒(5)に案内されてデイスク(1)の
半径方向に移動自在である。(6)はリードスクリユで
あり、ステッピングモータ(7)の回動角度に対応する
ようにキヤリッジ(4)を移動するものである。ステッ
ピングモータ(7)は、永久磁石型(PM型)であるた
め、等角度間隔に配設された多数の極(8)を有する固
定子コア(9)と極(8)に巻き回された第1、第2、
第3及び第4相巻線A、B、C、Dとから成る固定子
(10)と、等角度間隔に配設された複数の磁極(11)を
有する永久磁石から成る回転子(12)とを有する。第1
〜第4相巻線A〜Dは分割されて複数の極(8)に繰返
し巻き回されている。回転子(1)の磁極(11)は、第
1〜第4相巻線A〜Dの単位配列区間に1つのN極とS
極とが位置するように配されている。従つて、第1相巻
線Aに回転子(12)のN極が対向している時には第3相
巻線CにS極が対向する。なお、本実施例では、第1相
及び第3相巻線A、Cの極(8)に対応してデイスク
(1)のトラックが存在するようにステッピングモータ
(7)とヘッド(3)とが関係づけられている。要する
に2ステップで1トラック進むように構成されている。
第2図は第1図のステッピングモータ(7)の第1〜第
4相巻線A〜Dの電気的接続とその駆動回路とを死す。
第1〜第4相巻線A〜Dの一端は夫々直流電源端子(1
3)に接続され、他端はスイッチ素子として機能する第
1〜第4のトランジスタQ1、Q2、Q3、Q4を通してクラン
ド即ち電源の共通ライン(14)に接続されている。各ト
ランジスタQ1〜Q4のベースは位相制御回路(15)に接続
されている。位相制御回路(15)は、ステップパルスに
応答して所定の励磁方式でトランジスタQ1〜Q4を制御す
るものである。
(16)は本発明に従つて電流を例えば3〜20%程度制限
するための抵抗であり、第2相及び第4相巻線B、Dと
電源端子(13)との間に接続されている。
D1、D2、D3、D4はダイオード、ZDはツエナーダイオード
であり、これ等は巻線A〜Dの蓄積エネルギを放出する
ために設けられている。なお、第1〜第4相巻線A〜D
は、第1図の複数の極(8)に分割されて巻き回されて
いる。勿論、固定子(10)が4極構成の場合は巻線A〜
Dを分割する必要はない。
第2図の第1〜第4のトランジスタQ1〜Q4を2相励磁方
式で駆動すると、各相巻線A〜Dには第3図(B)〜
(E)に示す電圧が印加される。この図から明らかな如
く、同時に付勢される2つの相の巻線の中の一方の電圧
が他方の電圧よりも低くなり、励磁電流に差が生じる。
今、t4時点でステップパルスが終了し、回転子(12)の
停止制御期間になつたとすれば、第1相巻線Aに第1の
レベルの励磁電流が流れ、第4相巻線Dに抵抗(16)で
制限された第2のレベルの励磁電流が流れる。このた
め、第4図に示す第1相巻線Aの極(8b)が比較的強い
S極となり、第4相巻線Dの極(8a)が比較的弱いS極
となる。従って、極(8a)と(8b)との中間と回転子
(12)の中心軸(12a)とを結ぶ中心線(17)を基準に
して対称な磁速分布とならず、偏つた磁速分布になり、
回転子(12)のN極(11)の中心線(18)が中心線(1
7)よりも右側に偏つた状態で回転子が停止する。
今、回転子(12)が時計回り方向に回つた場合について
述べたが、反時計回り方向る回転子(12)が回る場合も
同様な動作となる。
回転子(12)のN極(11)の中心線(18)が第4図に示
す如く中心線(17)よりも少しずれた位置になるように
電流及び磁界を決定すると、回転子(12)の角度位置の
制御不能な範囲(不感帯)が小さくなる。即ち、回転子
(12)の停止角度位置が、例えば同時に励磁される第1
相巻線Aと第4相巻線Dとの中間位置から偏った位置に
なると、第1相巻線Aと第4相巻線Dによって形成され
ている磁界に対する回転子(12)の応答性が良くなる。
従って、第1相巻線Aと第4相巻線Dに所定電流が流さ
れた場合における回転子(12)の停止角度位置のバラツ
キが少なくなる。なお、回転子(12)の停止角度位置の
バラツキの低減効果は回転子(12)の時計回り方向にお
ける停止時と反時計回り方向における停止時との両方で
得られるので、結局、回転方向の相違による停止位置の
ずれ(ヒステリシス)も小さくなる。
なお、t2時点から停止制御期間となる場合もt0、t4時点
と同一動作になる。
本発明は上述の実施例に限定されるものでなく、例え
ば、次の変形例が可能なものである。
(A) 第1図に原理的に示す永久磁石型ステッピング
モータの代りに第5図及び第6図に示すハイブリッド
(hybrid)型ステッピングモータとしてもよい。このハ
イブリッド型ステッピングモータの回転子(31)は永久
磁石(32)と成層鋼板(33)とで構成され、表面に凹凸
を有する。また固定子(34)の極の表面にも凹凸があ
り、小さなステップ角が得られるように構成されてい
る。また、巻線は2層に設けられ、極1、2、3、4、
5、6、7、8に対して、外側に第1〜4相巻線がA、
B、C、D、A、B、C、Dの順に配され、内側にC、
D、A、B、C、D、A、Bの順に配されている。
(B) 第1及び第3相巻線A、Cに第2のレベルの電
流を流し、第2及び第4相巻線B、Dに第1のレベルの
電流を流すようにしてもよい。換言すれば、巻線C、
D、A及びBを第1、第2、第3及び第4相の巻線と呼
ぶことができる。
〔発明の効果〕
上述から明らかなように、本発明によれば、第2及び第
4相の巻線の励磁電流の値を第1及び第3相の巻線の励
磁電流の値よりも幾らか小さくするという簡単な構成に
よって固定子側の磁束分布に偏りが生じ、回転子の角度
位置に偏りが生じ、回転子を所望角度位置に正確に停止
させることが可能になる。即ち、本発明によれば、同一
回転方向における回転停止位置のバラツキを小さくする
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例に係わるデイスク駆動装置を示
す原理図、 第2図は実施例の駆動回路を示す回路図、 第3図は第2図の各部の波形図、 第4図は第3図の制御に基づく回転子の停止位置を示す
ステッピングモータの一部断面図、 第5図は変形例のステッピングモータを示す断面図、 第6図は第5図のA−A線に相当する断面図である。 (10)……固定子、(11)……磁極、(12)……回転
子、(13)……電源端子、A……第1相巻線、B……第
2相巻線、C……第3相巻線、D……第4相巻線、Q1
Q4……トランジスタ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 坂口 隆裕 東京都武蔵野市中町3丁目7番3号 テイ アック株式会社内 (56)参考文献 特開 昭59−220096(JP,A) 特開 昭49−20613(JP,A) 特開 昭57−183299(JP,A) 実公 昭50−36165(JP,Y1)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数のトラックを有する記録媒体ディスク
    の所望トラックに信号変換ヘッドを位置決めするための
    ヘッド位置決め装置であって、 第1、第2、第3及び第4相の巻線を有する固定子と前
    記巻線の励磁状態に対応した角度位置をとる回転子とか
    ら成るステッピングモータと、 前記ステッピングモータの2ステップ動作で前記ヘッド
    を1トラック進めるように形成されたヘッド移動手段
    と、 選択的に励磁電流を流すために前記第1、第2、第3及
    び第4相の巻線にそれぞれ直列に接続された第1、第
    2、第3及び第4のスイッチ素子と、 前記第1、第2、第3及び第4のスイッチ素子を2相励
    磁方式でオン・オフ制御する制御回路と、 前記第1〜第4相の巻線の内で同時に励磁される2つの
    巻線の中心を基準にして非対称の磁束分布が生じるよう
    に前記第1及び第3相の巻線の励磁電流の値よりも前記
    第2及び第4相の巻線の励磁電流の値を幾らか小さくす
    るための励磁電流制限抵抗と を備えていることを特徴とするヘッド位置決め装置。
JP63142417A 1988-06-09 1988-06-09 ヘッド位置決め装置 Expired - Lifetime JPH0744878B2 (ja)

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JP63142417A JPH0744878B2 (ja) 1988-06-09 1988-06-09 ヘッド位置決め装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP63142417A JPH0744878B2 (ja) 1988-06-09 1988-06-09 ヘッド位置決め装置

Publications (2)

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JPS6477498A JPS6477498A (en) 1989-03-23
JPH0744878B2 true JPH0744878B2 (ja) 1995-05-15

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Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59220096A (ja) * 1983-05-30 1984-12-11 Toshiba Corp ステツピングモ−タの制御装置
JPS60153700U (ja) * 1984-03-21 1985-10-14 株式会社日立製作所 ステツプモ−タ制御回路

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JPS6477498A (en) 1989-03-23

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