JPH04308497A - ステッピングモータ制御装置 - Google Patents

ステッピングモータ制御装置

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JPH04308497A
JPH04308497A JP7306391A JP7306391A JPH04308497A JP H04308497 A JPH04308497 A JP H04308497A JP 7306391 A JP7306391 A JP 7306391A JP 7306391 A JP7306391 A JP 7306391A JP H04308497 A JPH04308497 A JP H04308497A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】〔発明の目的〕
【0002】
【産業上の利用分野】本発明は、たとえばシリアルプリ
ンタのキャリッジ駆動等に用いられるステッピングモー
タの動作角補正手段を有するステッピングモータ制御装
置に関する。
【0003】
【従来の技術】一般に、シリアルプリンタのキャリッジ
の駆動には、ステッピングモータが広く用いられている
。このステッピングモータの駆動制御には、例えば特開
平1−152996号公報に記載されているマイクロス
テップ方式がある。このマイクロステップ方式は、ステ
ッピングモータの各相に所定の位相差で供給される励磁
電流を、所定のステップ数で階段状に変化させ、サイン
カーブに近似させて駆動するもので、従来の矩形波状の
励磁電流により駆動する場合に比べ、モータの基本ステ
ップ角の分解能が向上するためトルクのリップルが押さ
えられ、振動や騒音を低減できる等の利点がある。
【0004】図8は、1相を2分割した場合のマイクロ
ステップ動作を示しており、4相構成のステッピングモ
ータを電気角で360度、4ステップ分動作させている
。ここで図示しないステッピングモータの4相、すなわ
ち、A相、B相、C相、D相は、互いに電気角で90度
ずつ離れて設置されており、これらA相、B相、C相、
D相を、図示のような位相および波形の電流で励磁する
ことにより、実線の矢印のようなトルクが生じる。
【0005】例えば、A相励磁電流が最大ステップ値の
とき電気角0度の方向にトルクが生じ、A相励磁電流お
よびB相励磁電流が共に中間ステップ値のときは0度お
よび90度の双方にトルクが生じるので、破線の矢印で
示すこれらの合成ベクトルにより45度の方向にトルク
が生じる。以下、励磁電流を順次切換える毎に電気角で
45度ずつの駆動トルクが生じる。
【0006】上記マイクロステップ駆動はオープンルー
プで制御されるため、A相、B相、C相、D相の各相が
電気角で正確に90度ずつ離れて設置されていなければ
ならず、これはモータ単体の組み込み精度によるところ
が大きい。
【0007】このため、マイクロステップ駆動に使用で
きるモータは、一般には角度精度の良い高額なモータで
あり、安価ではあるが角度精度にバラツキの多いPM(
パーマネントマグネット)型のモータを使用すると、振
動や騒音が発生して、期待するマイクロステップ駆動効
果は得られない。すなわち、マイクロステップ駆動の本
来の効果を出すためには角度精度の良い高額なモータを
使用しなければならず、コストの上昇を招く。
【0008】また、このような角度精度の良いモータは
、前記PM型に比べて体積が大きいため、小型の機器に
は適用することができない。このため、小型の機器には
PM型を使用せざるを得ないが、多くのPM型モータか
ら角度精度の良いモータのみを選別しなければならず、
歩留まりが悪化し、結局コストアップにつながる。
【0009】上記説明は4相のPM型モータを対象とし
て行っているが、この他にVR型やハイブリッド型の2
相,3相,…のモータについても、角度精度が悪い場合
は、同様に本来期待するマイクロステップ駆動の効果は
得られない。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】このように、マイクロ
ステップ駆動本来の効果を得るためには、各相の角度精
度が良くなくてはならず、使用できるモータが限定され
てしまうという問題があった。
【0011】本発明の目的は、各相の角度精度が多少低
くても所期のマイクロステップ駆動効果が得られるよう
に制御するステッピングモータ制御装置を提供すること
にある。
【0012】〔発明の構成〕
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、複数の励磁巻
線を有するステッピングモータの各相を順次切換え、所
定の位相差を保って励磁電流を供給し駆動するステッピ
ングモータ制御装置に関するもので、前記各相毎の励磁
電流を所定ステップ数の階段状に変化させるマイクロス
テップ制御手段と、前記ステッピングモータの複数の励
磁巻線間の電気角誤差量に応じて予め設定された複数の
ランク毎に、上記電気角誤差量に対応した電気角を補正
値として有する記憶手段と、この記憶手段から、制御対
象となる前記ステッピングモータの前記ランクに対応す
る補正値を読み出し、この補正値分前記各相の切換えタ
イミングを補正して各相励磁電流の位相を調整する補正
手段と、を備えたものである。
【0014】
【作用】本発明では、ステッピングモータ毎に、複数の
励磁巻線間の電気角誤差量に基づくランクを予め求めて
おき、制御対象となるステッピングモータのランクに対
応して予め記憶手段に記憶してある補正値を読み出し、
この補正値分前記各相の切換えタイミングを補正して各
相励磁電流の位相を調整する。このため、各相の角度精
度が多少低いモータでも、所期のマイクロステップ駆動
効果を得られる。
【0015】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照して説
明する。
【0016】図1において、11はステッピングモータ
で、このステッピングモータ11は図示しないシリアル
プリンタのキャリッジ駆動に用いられる。このステッピ
ングモータ11は周知のように励磁巻線11a,11b
 を持っており、これら励磁巻線11a,11b の接
続点には、励磁電源Vhが供給されるように配線されて
いる。また、これら励磁巻線11a ,11b の両端
は、トランジスタアレイ12の対応するNPN形トラン
ジスタに接続されている。
【0017】すなわち、一方の励磁巻線11a の一端
はA相用トランジスタ12A のコレクタ・エミッタ間
を介し、他端はC相用トランジスタ12C のコレクタ
・エミッタ間を介した後共通接続され、さらに電流検出
抵抗13ACを介してアースに接続される。他方の励磁
巻線11b の一端はB相用トランジスタ12B のコ
レクタ・エミッタ間を介し、他端はD相用トランジスタ
12D のコレクタ・エミッタ間を介した後共通接続さ
れ、さらに電流検出抵抗13BDを介してアースに接続
される。
【0018】上記トランジスタアレイ12の各トランジ
スタ12A,12B,12C,12D のベースには、
イネーブルゲート14の対応するアンドゲート14A,
14B,14C,14D の出力端子が接続されており
、これらアンドゲート14A,14B,14C,14D
 を介して励磁相切換信号が入力される。
【0019】ここで、上記アンドゲート14A,14B
,14C,14D の各一方の入力端子には、1チップ
のマイクロコンピュータ15から励磁相切換用の対応す
る相データが入力される。また、各他方の入力端子には
、コンパレータ16AC,16BD からの出力信号が
入力される。
【0020】上記コンパレータ16ACに対しては、前
記電流検出抵抗13ACの端子電圧が反転入力端子に入
力され、非反転端子には、後述する励磁電流の基準値に
相当する基準電圧が入力される。したがって、コンパレ
ータ16ACは、A相またはC相電流値が励磁電流の基
準値まで上昇して反転入力端子への入力電圧が、非反転
端子に印加されている基準電圧以上になると出力がLレ
ベルに反転し、対応するアンドゲート14A または1
4C の前記他方の入力端子をLレベルにする。このた
め、これらアンドゲート14A または14C がオン
状態であればこれをオフ状態に変化させ、かつ対応する
トランジスタ12A または12C をオフ状態にし、
相電流を遮断する。
【0021】コンパレータ16BDの機能も上記コンパ
レータ16ACと同じであり、B相またはD相電流値が
励磁電流の基準値まで上昇すると出力がLレベルに反転
し、対応するアンドゲート14B または14D の前
記他方の入力端子をLレベルにし、これらアンドゲート
14B または14D がオン状態であればこれをオフ
状態に変化させ、対応するトランジスタ12B または
12D をオフ状態にし、相電流を遮断する。
【0022】すなわち、各相に流れる励磁電流値が、後
述するD/Aコンバータ23からの基準電圧、つまりマ
イクロコンピュータ15に設定された励磁電流の基準値
に達するとこれを遮断する、いわゆるチョッパ制御を行
う。
【0023】前記マイクロコンピュータ15は、記憶手
段21としての内部ROM21を有し、ここにはステッ
ピングモータ11の駆動用のタイミングテーブルおよび
電流値テーブルが設定されている。
【0024】上記タイミングテーブルには、ステッピン
グモータ11を駆動するための図3ないし図7で示す励
磁相データA,B,C,Dおよびこの励磁相の切換タイ
ミング(すなわち、励磁電流の切換タイミング)が設定
されている。また、電流値テーブルには、適正な駆動ト
ルクを得るための励磁電流値が、マイクロステップ位相
に応じて設定されている。
【0025】ここで、本実施例では1相を8分割し、1
6ステップでマイクロステップ駆動するように、各ステ
ップ毎の励磁電流値が8ビットのデジタル信号として、
前記電流値テーブルに設定されている。マイクロコンピ
ュータ15は、クロック信号を基準として、マイクロス
テップ毎にその位相に合った励磁電流値、すなわち、前
記電流値テーブルに設定された8ビットのデジタル信号
をD/Aコンバータ23に出力する。D/Aコンバータ
23は、このデジタル信号をアナログ信号(電圧値)に
変換し、前記励磁電流の基準値として、前記コンパレー
タ16AC,16BD の非反転端子に出力する。
【0026】マイクロコンピュータ15は、ステッピン
グモータ11を駆動するに当り、励磁相データA,B,
C,Dを所定の位相差で順次出力すると共に、マイクロ
ステップ毎の励磁電流の基準値をD/Aコンバータ23
に出力する。このため、前記イネーブルゲート14およ
びトランジスタアレイ12により、励磁相および励磁電
流が順次切換えられ、かつ、D/Aコンバータ23から
のマイクロステップ毎に対応した基準値信号に従って、
コンパレータ16、イネーブルゲート14、トランジス
タアレイ12が、各相の励磁電流をサインカーブに近似
した階段状波形にし、ステッピングモータ11をマイク
ロステップ駆動する。すなわち、これらD/Aコンバー
タ23、コンパレータ16、イネーブルゲート14、ト
ランジスタアレイ12等の各回路がマイクロステップ制
御手段として機能する。
【0027】EE−PROM24には、ステッピングモ
ータ11の後述する角度精度に対応するランクが設定さ
れる。この角度精度について、以下、図2により説明す
る。
【0028】図2は、4相PM型ステッピングモータ1
1のコイル11a,11bの構造を示しており、AC相
用コイル11a とBD相用コイル11b とは、図示
のごとく、上下2段に構成されている。この場合、A相
、C相間およびB相、D相間は、それぞれ共通のコイル
11a 又は11b なので角度精度は良く、ほぼ電気
角180°で配置されている。これに対し、AC相およ
びBD相用の2個のコイル11a,11b 間について
は、これらの組み込み精度を高く保つことが難しく、A
C相軸に対してBD相軸が電気角の上で高精度に直交し
ていない。つまり、図2におけるAC相コイル11aと
BD相コイル11b との位置関係が左右にずれている
ことであり、角度精度が悪いということである。
【0029】この角度精度、すなわち、AC相軸に対す
るBD相軸の傾きはモータ毎に異なるので、各ステッピ
ングモータ11毎にテスター等を用いて予めこの傾きを
測定しておき、その傾き量毎にランク分けしておく。例
えば、表1で示すように、−2〜+2までの5つのラン
クをずれ量θ°(傾き量)に対応して設定しておき、こ
のずれ量に応じてランクを決める。
【0030】
【表1】
【0031】本実施例では、ステッピングモータ11を
、例えばシリアルプリンタのキャリッジ駆動装置等に組
み込むときに、マイクロコンピュータ15に接続されて
いる図示しないインターフェースコネクタによりコマン
ドの形で、この組み込み対象(制御対象でもある)とな
るステッピングモータ11のランクデータを図示しない
ホストコンピュータ等から入力する。マイクロコンピュ
ータ15はそのコマンドを解釈してランクデータをEE
−PROM24に書き込む。なお、このランクデータは
電源オフ後も保持される。
【0032】マイクロコンピュータ15はステッピング
モータ11を駆動する際に、EE−PROM24から読
み出したランクデータに従い、図3で示すように、AC
相サインカーブに対してBD相サインカーブの位相を進
めたり、或いは、遅らせたりする。そのために、前記ラ
ンクに対応した補正量(電気角)を予め記憶手段21に
設定しておく。この例では、前記ランクを5段階に分け
ているので、ランク毎に1マイクロステップ分の電気角
(11.25°)を基準として、このランクに応じた倍
数の電気角を補正値とする。すなわち、ランク「ノーマ
ル」では図3のように補正値は“0”、ランク「−1」
では図4のように補正値は“+1マイクロステップ(+
11.25°)、ランク「+1」では図5のように補正
値は“−1マイクロステップ(−11.25°)、ラン
ク「−2」では図6のように補正値は“+2マイクロス
テップ(+22.5°)、ランク「+2」では図7のよ
うに補正値は“−2マイクロステップ(−22.5°)
となる。
【0033】さらに、マイクロコンピュータ15は、上
記補正値に従って各相励磁電流の位相を調整する補正手
段22を有する。この補正手段22は、記憶手段21か
ら、制御対象となるステッピングモータ11のランクに
対応する補正値を読み出し、この補正値分前記A,B,
C,D各相データの切換えタイミングを補正して各相励
磁電流の位相を調整するものである。
【0034】ここで、一般にマイクロステップ駆動を行
う場合、ステッピングモータ11をチョッパ駆動するた
め、前述のようにマイクロコンピュータ15に設定され
たデジタルデータが用いられる。また、ステッピングモ
ータ11の角度誤差を前述のようにランク分けすれば、
それぞれのモータの誤差特性はデジタルデータとなる。
【0035】本発明はこのような点に着目してなされた
ものであり、誤差角度のランクデータに対応してステッ
ピングモータ11の駆動データ、すなわちA,B,C,
Dの各相データのタイミングを調整することにより各モ
ータ固有の誤差を吸収するものである。
【0036】上記構成において、ステッピングモータ1
1をマイクロステップ駆動する場合、マイクロコンピュ
ータ15はA,B,C,D各相データを所定の位相差で
順次出力すると共に、マイクロステップ毎に設定された
電流値データをD/Aコンバータ23を介して出力し、
各相励磁電流をサインカーブに近似した階段上波形にし
て、ステッピングモータ11をマイクロステップ駆動す
る。
【0037】ここで、制御対象のステッピングモータ1
1のコイルずれ量が少なく、ランクが表1で示した「ノ
ーマル」であれば、補正量は“0”なので、図3で示す
ように、A,B,C,D各相データの切換えタイミング
は標準通りであり、それらの位相差も変化ない。これに
対し、コイルずれ量が −28.125≦−16.87
5 の範囲内の場合は、表1で示すようにランクは「−
1」であり、図4で示す如く、AC相励磁電流に対し、
BD相励磁電流の位相が1マイクロステップ分(11.
25°)進むように、A,B,C,D各相データの切換
えタイミングを補正する。反対に、ランクが「+1」の
場合は、図5で示す如く、AC相励磁電流に対し、BD
相励磁電流の位相が1マイクロステップ分(11.25
°)遅れるように、A,B,C,D各相データの切換え
タイミングを補正する。以下、同様に、ランクが「−2
」の場合は、図6で示す如く、AC相励磁電流に対し、
BD相励磁電流の位相が2マイクロステップ分(22.
5°)進むように、また、ランクが「+2」の場合は、
図7で示す如く、AC相励磁電流に対し、BD相励磁電
流の位相が2マイクロステップ分(22.5°)遅れる
ように、それぞれA,B,C,D各相データの切換えタ
イミングを補正する。
【0038】このように、ステッピングモータ11のラ
ンク(ずれ量)に合わせてマイクロステップ励磁電流の
位相を変えるようにしたので、角度精度の悪いモータを
用いてもマイクロステップ効果を得ることができる。こ
のため、従来のように角度精度の良いモータだけを選り
分ける必要はなく、歩留まりの低下が生じることはない
。 すなわち、コスト上昇を伴うことなくマイクロステップ
駆動が可能となる。
【0039】また、ランクの記憶用にEE−PROM2
4を用いているので、ステッピングモータ11を交換し
た場合は、ランクを、交換したステッピングモータの値
に容易にセットし直すことができ、メンテナンス性も良
い。
【0040】上記実施例では、ずれ量のランクを5段階
に分けたが、ずれ量の多いステッピングモータ11を使
用する場合はランク数を増やし、補正量を多くすればよ
い。また、補正量として、電気角で11.25°を基本
としてその倍数の補正をかけるようにしたが、より細か
い補正が必要な場合は、マイクロステップの相内分割数
を増やし、ステップ数を多くすればよい。
【0041】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、ステッピ
ングモータ毎に、複数の励磁巻線間の電気角誤差量に基
づくランクを予め求めておき、制御対象となるステッピ
ングモータのランクに対応して予め記憶手段に記憶して
ある補正値を読み出し、この補正値分前記各相の切換え
タイミングを補正して各相励磁電流の位相を調整するの
で、マイクロステップ駆動に、小形で低コストではある
が、角度精度が劣るステッピングモータの適用が可能と
なったので、製造コストを低く押さえることができると
共に、多くのスペースを要しないため、このステッピン
グモータが用いられる装置全体の小形化も可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるステッピングモータ制御装置の一
実施例を示す回路図である。
【図2】ステッピングモータの励磁コイルの構造例を示
す断面図である。
【図3】角度精度のノーマルランクに対応して位相を変
化させる補正状態を示す波形図である。
【図4】角度精度の−1ランクに対応して位相を変化さ
せる補正状態を示す波形図である。
【図5】角度精度の+1ランクに対応して位相を変化さ
せる補正状態を示す波形図である。
【図6】角度精度の−2ランクに対応して位相を変化さ
せる補正状態を示す波形図である。
【図7】角度精度の+2ランクに対応して位相を変化さ
せる補正状態を示す波形図である。
【図8】従来装置による相電流の切換えタイミングと、
発生トルクとの関係を示す図である。
【符号の説明】
11    ステッピングモータ 11a,11b     励磁巻線 12,14,16,23     マイクロステップ制
御手段の主体となるトランジスタアレイ,イネーブルゲ
ート,コンパレータおよびD/Aコンバータ 21    記憶手段 22    補正手段

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  複数の励磁巻線を有するステッピング
    モータの各相を順次切換え、所定の位相差を保って励磁
    電流を供給し駆動するステッピングモータ制御装置にお
    いて、前記各相毎の励磁電流を所定ステップ数の階段状
    に変化させるマイクロステップ制御手段と、前記ステッ
    ピングモータの複数の励磁巻線間の電気角誤差量に応じ
    て予め設定された複数のランク毎に、上記電気角誤差量
    に対応した電気角を補正値として有する記憶手段と、こ
    の記憶手段から、制御対象となる前記ステッピングモー
    タの前記ランクに対応する補正値を読み出し、この補正
    値分前記各相の切換えタイミングを補正して各相励磁電
    流の位相を調整する補正手段と、を備えたことを特徴と
    するステッピングモータ制御装置。
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JPH09271199A (ja) モータ駆動装置

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