JPH06327213A - ブラシレスモータ - Google Patents
ブラシレスモータInfo
- Publication number
- JPH06327213A JPH06327213A JP11446593A JP11446593A JPH06327213A JP H06327213 A JPH06327213 A JP H06327213A JP 11446593 A JP11446593 A JP 11446593A JP 11446593 A JP11446593 A JP 11446593A JP H06327213 A JPH06327213 A JP H06327213A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- conversion element
- detecting
- brushless motor
- circuit board
- magnet
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Brushless Motors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 各種電気機器に使用されるブラシレスモータ
において、回転数信号検出用磁電変換素子を取り付ける
スペースを小さくした小型のブラシレスモータを提供す
ることを目的とする。 【構成】 ロータヨーク４の外周に樹脂マグネット５を
成形した回転子であって、樹脂マグネット５の回路基板
７と対向する端面に回転数信号検出用の多極着磁を施す
とともに、樹脂マグネット５の多極着磁面と対向する回
路基板７上に信号検出用の磁電変換素子８を配置した構
成とすることにより、従来使用していた磁電変換素子を
固定するホルダーや接続線が不要となるとともに、ホル
ダーや接続線を配設するスペースが不要となりモータを
小型化できる。
において、回転数信号検出用磁電変換素子を取り付ける
スペースを小さくした小型のブラシレスモータを提供す
ることを目的とする。 【構成】 ロータヨーク４の外周に樹脂マグネット５を
成形した回転子であって、樹脂マグネット５の回路基板
７と対向する端面に回転数信号検出用の多極着磁を施す
とともに、樹脂マグネット５の多極着磁面と対向する回
路基板７上に信号検出用の磁電変換素子８を配置した構
成とすることにより、従来使用していた磁電変換素子を
固定するホルダーや接続線が不要となるとともに、ホル
ダーや接続線を配設するスペースが不要となりモータを
小型化できる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はカセットテープレコーダ
やビデオテープレコーダ等のテープ駆動源、その他各種
機器の駆動源に用いられるブラシレスモータに関するも
のである。
やビデオテープレコーダ等のテープ駆動源、その他各種
機器の駆動源に用いられるブラシレスモータに関するも
のである。
【０００２】
【従来の技術】近年、カセットテープレコーダやビデオ
テープレコーダは小型化，薄型化を必要とされており、
これらの機器に使用されるモータも小型化，薄型化を要
求されている。
テープレコーダは小型化，薄型化を必要とされており、
これらの機器に使用されるモータも小型化，薄型化を要
求されている。
【０００３】以下に従来のブラシレスモータについて説
明する。図３は従来のブラシレスモータの断面構造図、
図４は従来のブラシレスモータの平面図である。
明する。図３は従来のブラシレスモータの断面構造図、
図４は従来のブラシレスモータの平面図である。
【０００４】図３，図４において、１は軸、２は軸１を
固定するロータボス、３は円周方向にＮ極，Ｓ極を交互
に着磁した駆動マグネット、４は駆動マグネット３を固
定する磁性材料からなるロータヨーク、５はロータヨー
ク４の外周に成形され、かつ外周に回転数検出用に多極
着磁された樹脂マグネット、６は駆動マグネット３と所
定空隙を保って円板状に等ピッチで配設された複数の巻
線を有する固定子巻線で、７の磁性材料からなりかつ回
路基板を有する固定ヨークに固定されている。
固定するロータボス、３は円周方向にＮ極，Ｓ極を交互
に着磁した駆動マグネット、４は駆動マグネット３を固
定する磁性材料からなるロータヨーク、５はロータヨー
ク４の外周に成形され、かつ外周に回転数検出用に多極
着磁された樹脂マグネット、６は駆動マグネット３と所
定空隙を保って円板状に等ピッチで配設された複数の巻
線を有する固定子巻線で、７の磁性材料からなりかつ回
路基板を有する固定ヨークに固定されている。
【０００５】８は樹脂マグネット５の外周に着磁された
回転数検出用の磁気信号を電気信号に変換するための磁
電変換素子で、樹脂マグネット５の外周の着磁面と対向
し所定空隙を保って１２の磁電変換素子保持装置によっ
て固定され、磁電変換素子保持装置１２はビス１３によ
って固定ヨーク７に固定される。また、磁電変換素子８
と固定ヨーク７の回路基板とは接続線１４によって電気
的に接続する。１５はリード線で、モータとモータの駆
動回路，制御回路を接続する。
回転数検出用の磁気信号を電気信号に変換するための磁
電変換素子で、樹脂マグネット５の外周の着磁面と対向
し所定空隙を保って１２の磁電変換素子保持装置によっ
て固定され、磁電変換素子保持装置１２はビス１３によ
って固定ヨーク７に固定される。また、磁電変換素子８
と固定ヨーク７の回路基板とは接続線１４によって電気
的に接続する。１５はリード線で、モータとモータの駆
動回路，制御回路を接続する。
【０００６】９は軸受けハウジングで、軸１を回転自在
に支持するための軸受け１０と、駆動マグネット３が固
定ヨーク７と対向することによって反ロータ方向に作用
するスラスト力を受けるスラスト受け１１とを固定して
いる。
に支持するための軸受け１０と、駆動マグネット３が固
定ヨーク７と対向することによって反ロータ方向に作用
するスラスト力を受けるスラスト受け１１とを固定して
いる。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記図
３の従来の構成では回転数検出信号を精度よく検出する
ために、磁気信号を電気信号として検出するための磁電
変換素子を固定ヨークに対して傾かないように垂直に固
定する必要があり、磁電変換素子保持装置の寸法を高精
度に設定しなければならないという問題点を有してい
た。
３の従来の構成では回転数検出信号を精度よく検出する
ために、磁気信号を電気信号として検出するための磁電
変換素子を固定ヨークに対して傾かないように垂直に固
定する必要があり、磁電変換素子保持装置の寸法を高精
度に設定しなければならないという問題点を有してい
た。
【０００８】また、図４のように磁電変換素子を樹脂マ
グネットの外周に対向する位置に配置するために、磁電
変換素子保持装置を配設するスペースおよび接続線を回
路基板に接続するスペースが必要であり、モータを小型
化する妨げになるという問題点を有していた。
グネットの外周に対向する位置に配置するために、磁電
変換素子保持装置を配設するスペースおよび接続線を回
路基板に接続するスペースが必要であり、モータを小型
化する妨げになるという問題点を有していた。
【０００９】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、回転数信号検出用の磁電変換素子を容易に固定する
とともに、磁電変換素子を固定，接続するスペースを小
さくし小型のブラシレスモータを提供することを目的と
する。
で、回転数信号検出用の磁電変換素子を容易に固定する
とともに、磁電変換素子を固定，接続するスペースを小
さくし小型のブラシレスモータを提供することを目的と
する。
【００１０】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明のブラシレスモータは、円環状の駆動マグネッ
トを支持するロータヨークの外周に樹脂マグネットを成
形した回転子と、前記円環状の駆動マグネットと一定の
空隙をおいて配置される複数の固定子巻線と、この固定
子巻線を固定しかつ回路基板を有する固定ヨークとから
構成されたブラシレスモータであって、回転数検出用の
着磁された樹脂マグネット端面と対向する前記固定ヨー
ク上に回転数信号検出用の磁電変換素子を配置する構成
を有している。
に本発明のブラシレスモータは、円環状の駆動マグネッ
トを支持するロータヨークの外周に樹脂マグネットを成
形した回転子と、前記円環状の駆動マグネットと一定の
空隙をおいて配置される複数の固定子巻線と、この固定
子巻線を固定しかつ回路基板を有する固定ヨークとから
構成されたブラシレスモータであって、回転数検出用の
着磁された樹脂マグネット端面と対向する前記固定ヨー
ク上に回転数信号検出用の磁電変換素子を配置する構成
を有している。
【００１１】
【作用】この構成によって、回転数検出用の多極着磁さ
れた樹脂マグネット端面と対向する固定ヨーク上に回転
数信号検出用の磁電変換素子を直接固定し、かつ電気的
接続を行うことができ、従来磁電変換素子を樹脂マグネ
ットの外周と一定の空隙を保ち、かつ固定ヨークに対し
て傾かないように垂直に固定するための磁電変換素子保
持装置や、電気的接続を行うための接続線を使用するこ
となく容易に磁電変換素子を固定，接続することができ
る。また、磁電変換素子保持装置や接続線を使用するこ
となく磁電変換素子を固定，接続することができること
によって、磁電変換素子保持装置を配設するスペースお
よび接続線を回路基板に接続するスペースを必要とせず
小型のモータを構成することができる。
れた樹脂マグネット端面と対向する固定ヨーク上に回転
数信号検出用の磁電変換素子を直接固定し、かつ電気的
接続を行うことができ、従来磁電変換素子を樹脂マグネ
ットの外周と一定の空隙を保ち、かつ固定ヨークに対し
て傾かないように垂直に固定するための磁電変換素子保
持装置や、電気的接続を行うための接続線を使用するこ
となく容易に磁電変換素子を固定，接続することができ
る。また、磁電変換素子保持装置や接続線を使用するこ
となく磁電変換素子を固定，接続することができること
によって、磁電変換素子保持装置を配設するスペースお
よび接続線を回路基板に接続するスペースを必要とせず
小型のモータを構成することができる。
【００１２】
【実施例】以下本発明の一実施例について、図面を参照
しながら説明する。
しながら説明する。
【００１３】図１，図２において、１は軸で、ロータボ
ス２の圧入孔に軸１を圧入し固定する。３は円周方向に
Ｎ極，Ｓ極を交互に着磁した駆動マグネット、４は駆動
マグネット３を固定する磁性材料からなるロータヨーク
で、ロータボス２に固定されている。６は駆動マグネッ
ト３と所定空隙を保って円板状に等ピッチで配設された
複数の巻線を有する固定子巻線で、７の磁性材料からな
りかつ回路基板を有する固定ヨークに固定されている。
ス２の圧入孔に軸１を圧入し固定する。３は円周方向に
Ｎ極，Ｓ極を交互に着磁した駆動マグネット、４は駆動
マグネット３を固定する磁性材料からなるロータヨーク
で、ロータボス２に固定されている。６は駆動マグネッ
ト３と所定空隙を保って円板状に等ピッチで配設された
複数の巻線を有する固定子巻線で、７の磁性材料からな
りかつ回路基板を有する固定ヨークに固定されている。
【００１４】５はロータヨーク４の外周に成形され、か
つ固定ヨーク７と対向する端面に回転数検出用に多極着
磁された樹脂マグネットで、８は樹脂マグネット５の端
面に着磁された回転数検出用の磁気信号を電気信号に変
換するための磁電変換素子で、樹脂マグネット５と所定
空隙を保って対向するように固定ヨーク７の回路基板上
に固定し、磁電変換素子８の端子を回路基板上のパター
ンにハンダ付けすることによって電気的に接続する。１
５はリード線で、モータとモータの駆動回路，制御回路
を接続する。
つ固定ヨーク７と対向する端面に回転数検出用に多極着
磁された樹脂マグネットで、８は樹脂マグネット５の端
面に着磁された回転数検出用の磁気信号を電気信号に変
換するための磁電変換素子で、樹脂マグネット５と所定
空隙を保って対向するように固定ヨーク７の回路基板上
に固定し、磁電変換素子８の端子を回路基板上のパター
ンにハンダ付けすることによって電気的に接続する。１
５はリード線で、モータとモータの駆動回路，制御回路
を接続する。
【００１５】９は軸受けハウジングで、軸１を回転自在
に支持するための軸受け１０と、駆動マグネット３が固
定ヨーク７と対向することによって反ロータ方向に作用
するスラスト力を受けるスラスト受け１１とを固定して
いる。
に支持するための軸受け１０と、駆動マグネット３が固
定ヨーク７と対向することによって反ロータ方向に作用
するスラスト力を受けるスラスト受け１１とを固定して
いる。
【００１６】以上のように本実施例によれば、回転数検
出用の多極着磁された樹脂マグネット５の端面と対向す
る固定ヨーク７の回路基板上に回転数信号検出用の磁電
変換素子８を直接固定し、かつ電気的接続を行うことに
より、従来磁電変換素子８を樹脂マグネット５の外周と
一定の空隙を保ち、かつ固定ヨーク７に対して傾かない
ように垂直に固定するための磁電変換素子保持装置１２
や、電気的接続を行うための接続線１４を使用すること
なく容易に磁電変換素子８を固定，接続することができ
る。
出用の多極着磁された樹脂マグネット５の端面と対向す
る固定ヨーク７の回路基板上に回転数信号検出用の磁電
変換素子８を直接固定し、かつ電気的接続を行うことに
より、従来磁電変換素子８を樹脂マグネット５の外周と
一定の空隙を保ち、かつ固定ヨーク７に対して傾かない
ように垂直に固定するための磁電変換素子保持装置１２
や、電気的接続を行うための接続線１４を使用すること
なく容易に磁電変換素子８を固定，接続することができ
る。
【００１７】また、磁電変換素子保持装置１２や接続線
１４を使用することなく磁電変換素子８を固定，接続す
ることができることによって、磁電変換素子保持装置１
２を配設するスペースおよび接続線１４を回路基板に接
続するスペースを必要とせず小型のモータを構成するこ
とができる。
１４を使用することなく磁電変換素子８を固定，接続す
ることができることによって、磁電変換素子保持装置１
２を配設するスペースおよび接続線１４を回路基板に接
続するスペースを必要とせず小型のモータを構成するこ
とができる。
【００１８】なお、上記実施例ではロータヨークの外周
に樹脂マグネットを成形したロータを有する平面対向型
のブラシレスモータとしたが、鉄芯付きの周対向型ブラ
シレスモータ、また樹脂マグネットを用いずに駆動マグ
ネットに回転数信号検出用の着磁をした平面対向型のブ
ラシレスモータでもよい。
に樹脂マグネットを成形したロータを有する平面対向型
のブラシレスモータとしたが、鉄芯付きの周対向型ブラ
シレスモータ、また樹脂マグネットを用いずに駆動マグ
ネットに回転数信号検出用の着磁をした平面対向型のブ
ラシレスモータでもよい。
【００１９】
【発明の効果】以上のように本発明は、回転数信号検出
用の着磁されたマグネットを有する回転子と、この回転
子と軸方向に所定の空隙をおいて回路基板が配置された
ブラシレスモータであって、回路基板と対向する面に回
転数信号検出用の着磁されたマグネットと、この着磁面
と対向する回路基板上に回転数信号検出用の磁電変換素
子を配置することにより、磁電変換素子保持装置や接続
線を使用することなく容易に磁電変換素子を固定，接続
することができるとともに、磁電変換素子保持装置を配
設するスペースおよび接続線を回路基板に接続するスペ
ースを必要とせず、従来のブラシレスモータの固定ヨー
クの大きさに比較して著しく小型化したブラシレスモー
タを実現できるものである。
用の着磁されたマグネットを有する回転子と、この回転
子と軸方向に所定の空隙をおいて回路基板が配置された
ブラシレスモータであって、回路基板と対向する面に回
転数信号検出用の着磁されたマグネットと、この着磁面
と対向する回路基板上に回転数信号検出用の磁電変換素
子を配置することにより、磁電変換素子保持装置や接続
線を使用することなく容易に磁電変換素子を固定，接続
することができるとともに、磁電変換素子保持装置を配
設するスペースおよび接続線を回路基板に接続するスペ
ースを必要とせず、従来のブラシレスモータの固定ヨー
クの大きさに比較して著しく小型化したブラシレスモー
タを実現できるものである。
【図１】本発明の一実施例におけるブラシレスモータの
断面構造図
断面構造図
【図２】本発明の一実施例におけるブラシレスモータの
平面図
平面図
【図３】従来のブラシレスモータの断面構造図
【図４】従来のブラシレスモータの平面図
１ 軸 ２ ロータボス ３ 駆動マグネット ４ ロータヨーク ５ 樹脂マグネット ６ 固定子巻線 ７ 固定ヨーク ８ 磁電変換素子 ９ 軸受けハウジング １０ 軸受け １１ スラスト受け １２ 磁電変換素子保持装置 １４ 接続線 １５ リード線
Claims (1)
- 【請求項１】 回転数信号検出用マグネットを設けた回
転子と、前記回転子と軸方向に所定の空隙をおいて回路
基板を有する固定ヨークが配置されたブラシレスモータ
であって、前記回路基板と対向する面に着磁された回転
数信号検出用マグネットと、前記マグネットの着磁面と
対向する回路基板上に回転数信号検出用の磁電変換素子
を配置したことを特徴とするブラシレスモータ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11446593A JPH06327213A (ja) | 1993-05-17 | 1993-05-17 | ブラシレスモータ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11446593A JPH06327213A (ja) | 1993-05-17 | 1993-05-17 | ブラシレスモータ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06327213A true JPH06327213A (ja) | 1994-11-25 |
Family
ID=14638422
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11446593A Pending JPH06327213A (ja) | 1993-05-17 | 1993-05-17 | ブラシレスモータ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06327213A (ja) |
-
1993
- 1993-05-17 JP JP11446593A patent/JPH06327213A/ja active Pending
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