JPH04178156A - 電動機 - Google Patents

電動機

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Publication number
JPH04178156A
JPH04178156A JP30294290A JP30294290A JPH04178156A JP H04178156 A JPH04178156 A JP H04178156A JP 30294290 A JP30294290 A JP 30294290A JP 30294290 A JP30294290 A JP 30294290A JP H04178156 A JPH04178156 A JP H04178156A
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JP
Japan
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rotor
coil
stator
circuit board
conductive pin
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Pending
Application number
JP30294290A
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English (en)
Inventor
Tetsuya Tanaka
哲也 田中
Tomohiko Horii
智彦 堀井
Yuji Serizawa
祐司 芹澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
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  • Rotational Drive Of Disk (AREA)
  • Brushless Motors (AREA)
  • Insulation, Fastening Of Motor, Generator Windings (AREA)
  • Permanent Magnet Type Synchronous Machine (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、電動機に関するもので、特に、磁気ディスク
等の記録媒体に磁気記録信号を読み書きする磁気ヘッド
を有する磁気記録装置の記録媒体を回転させる電動機に
関するものである。
[従来の技術] 従来のこの種の電動機として、実開昭60−13586
3号公報に掲載の技術を挙げることができる。
第10図は従来の電動機の縦断面図、第11図は従来の
電動機の側面図である。
図において、(31)は中央部に配設された回転軸、(
32)は前記回転軸(31)の上部に嵌合固着されたデ
ィスク保持部材で、上面のディスク装着面(32a)に
磁気ディスク(3)が装着される。(33)は前記ディ
スク保持部材(32)の外周部に弾性部材により上下動
可能に設けられた駆動ビンで、磁気ディスク(3)に設
けられた窓穴に挿入されて磁気ディスク(3)を回転駆
動するものである。(34)はフレーム(35)に固定
されたフランジ(34a)を有する筒状の軸受ホルダー
で、軸受(36)によって前記回転軸(31)を軸支し
ている。軸受ホルダー(34)の外周にはドーナツ形の
鉄心(37)を有する固定子(38)が回転軸(31)
と同心に取付けられ、この固定子(38)はフレーム(
35)を挟んで軸受ホルダー(34)のフランジ(34
a)の外周部にねじ(39)によって固定されている。
そして、固定子(38)の鉄心(37)にはコイル(4
0)が巻回されており、これらの鉄心(37)とコイル
(40)とは鉄心(37)の外表面にコーティングされ
た合成樹脂からなる絶縁被膜(41)によって絶縁され
ている。(42)は前記固定子(38)の外側を覆う如
く取付けられた回転子で、蓋状のロータヨーク(43)
の中心部がねじ(44)によって回転軸(31)と同心
に固定され、更に、ロータヨーク(43)の円筒部内周
面に固定子(38)と僅かな間隙をもって対向する駆動
用永久磁石(45)が固着されたものである。(46)
はフレーム(35)に取付けられたインデックス検出素
子、(47)は前記インデックス検出素子(46)と対
向して回転子(42)のロータヨーク(43)の外周面
に取付けられたインデックス検出用磁石で、これらのイ
ンデックス検出素子(46)とインデックス検−出用磁
石(47)とによってインデックス検出機構が構成され
、1回転に1パルスの信号を発生する。
(48)、  (49)は磁気ディスク(3)の両面の
磁気記録信号を読み書きする磁気ヘッドで、フレーム(
35)に取付は部材(50)を介して固定された支持軸
(51)に摺動可能な摺動部材(52)によって直線運
動が可能に構成されている。
この種の電動機は、固定子(38)の外側に回転子(4
2)が位置するアウターロータ型と称されるものである
次に、上記のように構成された従来の電動機の動作を説
明する。
ディスク保持部材(32)のディスク装着面(32a)
に磁気ディスク(3)をセットし、磁気検出素子(図示
せず)で検出すると、これに基づいて固定子(38)の
鉄心(37)に巻かれたコイル(40)への通電が行な
われる。一方、回転子(42)の駆動用永久磁石(45
)は半径方向に磁力を生じるので、固定子(38)との
磁気的作用によって回転子(42)に回転トルクを発生
する。そして、回転子(42)が回転を始めると、ねじ
(44)によってロータヨーク(43)に固定されてい
る回転軸(31)も一体に回転し、ディスク保持部材(
32)に弾性的に上下動可能に取付けられている駆動ピ
ン(33)が磁気ディスク(3)の窓孔に挿入されて磁
気ディスク(3)に回転力を与える。更に、磁気ヘッド
(48)及び磁気ヘッド(49)が直線運動しながら磁
気ディスク(3)の両面のヘッドウィンドを通して磁気
記録信号を読み書きする。
[発明が解決しようとする課題] 従来の電動機は、上記のように構成され、回転子(42
)が固定子(38)の外側にあるから、磁気ディスク(
3)等の記録媒体に対して半径方向に直線運動する磁気
ヘッド(48)及び磁気ヘッド(49)が回転子(42
)と干渉し、回転子(42)及び固定子(38)と同一
平面に配置することができず、磁気記録装置の薄型化に
限界があった。このため、回転子(42)が固定子(3
8)の内側にあるインナーロータ型の電動機が磁器記録
装置に採用されるようになってきている。
しかし、このインナーロータ型の電動機を採用するにあ
たって、固定子の鉄心に巻かれているコイルの端末を回
路基板上に印刷された電気回路に接続するとき、端末の
リード線が動き易いために保持しながら狭い回路基板上
に半田付は等の電気接続を行なわなければならず、作業
性及び精度の低下をきたす不具合があった。
そこで、本発明は、固定子のコイル端末の回路基板上へ
の電気接続を容易かつ確実に行なうことができる薄型化
可能なインナーロータ型の電動機の提供を課題とするも
のである。
[課題を解決するための手段] 請求項1にかかる電動機は、中央部に軸支された回転軸
と、半径方向に磁力を発生する駆動用永久磁石を有し、
前記回転軸と一体に回転する回転子と、前記回転子の外
側に配設され、鉄心に複数のコイルが巻かれて前記駆動
用永久磁石との磁気的作用で前記回転子に回転力を発生
させる固定子とを備え、更に、導電性ピンの一端部を前
記固定子のコイルの外側かつ回路基板面側に鉄心と電気
絶縁状態に取付けるとともに、他端部に前記コイルの端
末を絡げ、この絡げ部と他端部とを一体に回路基板の電
気回路に電気的に接続したものである。
請求項2にかかる電動機は、中央部に軸支された回転軸
と、半径方向に磁力を発生する駆動用永久磁石を有し、
前記回転軸と一体に回転する回転子と、前記回転子の外
側に配設され、鉄心に複数のコイルが巻かれて前記駆動
用永久磁石との磁気的作用で前記回転子に回転力を発生
させる固定子とを備え、更に、導電性ピンの一端部を前
記固定子のコイルの外側かつ回路基板面側に鉄心と電気
絶縁状態に取付け、他端部を回路基板の電気回路に電気
的に接続するとともに、この導電性ピンに前記コイルの
端末を電気的に接続したものである。
[作用] 請求項1においては、導電性ピンの一端部を前記固定子
のコイルの外側かつ回路基板面側に鉄心と電気絶縁状態
に取付けているので、導電性ピンが動くことなく一定位
置に保持される。このため、導電性ピンの他端部を容易
がっ確実に回路基板の電気回路に電気的に接続すること
ができる。また、固定子のコイル端末を導電性ピンの他
端部に絡げてこの絡げ部と導電性ピンの他端部とを一体
に回路基板の電気回路に電気接続しているので、電気接
続を一工程で行なうことができ、コイルの端末処理は簡
単かつ確実なものとなる。更に、コイル端末の導電性ピ
ンとの絡げ部がコイルの外側がっ回路基板面側にあるの
で、電気接続の作業性が向上し、また、コイル端末の磁
気ディスク装着側へのはみ出しがないため見栄えは良く
なる。
請求項2においては、導電性ピンの一端部を前記固定子
のコイルの外側かつ回路基板面側に鉄心と電気絶縁状態
に取付けているので、導電性ピンが動くことなく一定位
置に保持される。このため、導電性ピンの他端部を容易
かつ確実に回路基板の電気回路に電気的に接続すること
ができる。更に、コイル端末の導電性ピンとの絡げ部が
コイルの外側かつ回路基板面側にあるので、電気接続の
作業性が向上し、また、コイル端末の磁気ディスク装着
側へのはみ出しがないため見栄えは良くなる。
[実施例] 〈第一実施例〉 まず、本発明の第一実施例を第1図乃至第3図に基づい
て説明する。
第1図は本発明の第一実施例による電動機の縦断面図、
第2図は本発明の第一実施例による電動機のシールド板
を除いた平面図、第3図は第1図の要部縦断面図である
図において、(1)は中央部に配設された回転軸、(2
)は前記回転軸(1)の上部に嵌合固着されたディスク
保持部材で、上面のディスク装着面(2a)に磁気ディ
スク(3)が装着される。
(4)は前記ディスク保持部材(2)の外周部に弾性部
材により上下動可能に設けられた駆動ピンで、磁気ディ
スク(3)に設けられた窓穴に挿入されて磁気ディスク
(3)を回転駆動するものである。(5)は下部を平板
状の金属性の回路基板(6)の中央部に穿設された穴部
に垂直に固定された筒状の軸受ホルダーで、軸受(7)
によって前記回転軸(1)を軸支している。(8)は回
転軸(1)の回路基板(6)側端部に取付けられたスラ
スト止具である。なお、前記回路基板(6)の上面には
印刷配線による電動機駆動のための電気回路が設けられ
ている。
軸受ホルダー(5)の外側には、強磁性材金属よりなる
リング状のロータヨーク(9)が回転軸(1)に圧入さ
れたディスク保持部材(2)の下部に固定されて一体化
されている。(1o)はリング状に形成され、前記ロー
タヨーク(9)の外周面に取付けられた駆動用永久磁石
である。これらのディスク保持部材(2)、ロータヨー
ク(9)、駆動用永久磁石(10)によって回転子(1
1)が構成され、この回転子(11)は回転軸(1)と
同心して回転する。
前記回転子(11)の駆動用永久磁石(1o)の外側に
は、僅かな間隙をもって前記駆動用永久磁石(10)と
対向する位置に固定子(12)が配設されている。(1
3)は固定子(12)を構成し、外周の一部に切欠部(
13a)を有するリング板状の鉄心で、全体を合成樹脂
からなる絶縁被膜(14)でコーティングされている。
この鉄心(13)はスペーサ(15)によって軸方向位
置を調整され、回転軸(1)と同心位置に固定されてい
る。鉄心(13)の内側には内周を18等分して得られ
た鉄心歯の連続した15個にコイル(16)が巻回され
ており、前記切欠部(13a)の内径部分には連続した
3個分の鉄心歯に相当する橋絡部(13b)が形成され
ている。なお、コイル(16)は鉄心歯に対して2個と
びに連続して巻回した3本の導線からなる3相配線とな
っている。(17)は銅などの通電性の金属丸棒を折曲
げて略鍵状に形成された導電性ピンで、一端部は鉄心(
13)の外周端面部に厚めにコーティングされた絶縁被
膜(14)内に回路基板(6)側から取付けられ、他端
部は回路基板(6)の上面に印刷された電気回路に半田
付けにより電気接続されている。更に、この導電性ピン
(17)の他端部にはコイル(16)の端末が絡げられ
ており、回路基板(6)の電気回路に前記導電性ピン(
17)の他端部と一体に半田付けされている。
(18)はディスク保持部材(2)の下面に着磁された
インデックス信号検出面(19)と対向して回路基板(
6)の上に取付けられたインデックス検出素子で、1回
転に1パルスの信号を発生する。(20)はディスク保
持部材(2)の下面に着磁された回転数検出面(FG着
磁面)で、電動機の回転数を周波数として検出するもの
である。
(21)は固定子(12)の鉄心(13)の外周部に取
付けられ、固定子(12)の上部を覆い、固定子(12
)の電機子から発生する磁束が磁気ディスク(3)等に
洩れるのを防止するシールド板である。(22)、(2
3)は磁気ディスク(3)の両面の磁気記録信号を読み
書きする磁気ヘッドで、回路基板(6)に取付は部材(
24)を介して固定された支持軸(25)に摺動可能な
摺動部材(26)によって直線運動が可能に構成されて
いる。
この種の電動機は、固定子(12)の内側に回転子(1
1)が位置するインナーロータ型と称されるものである
次に、上記のように構成された本実施例の電動機の動作
を説明する。
ディスク保持部材(2)のディスク装着面(2a)に磁
気ディスク(3)をセットし、駆動用永久磁石(10)
の磁束を磁気検出素子(図示せず)が検出すると、これ
に基づいて固定子(12)の鉄心(13)に巻かれたコ
イル(16)への通電が行なわれる。一方、回転子(1
1)の駆動用永久磁石(10)は半径方向に磁力を生じ
るので、固定子(12)との磁気的作用によって回転子
(11)に回転トルクを発生する。そして、回転子(1
1)が回転を始めると、ディスク保持部材(2)に固定
されている回転軸(1)も一体に回転し、ディスク保持
部材(2)に弾性的に上下動可能に取付けられている駆
動ビン(4)が磁気ディスク(3)の窓穴に挿入されて
磁気ディスク(3)に回転力を与える。更に、磁気ヘッ
ド(22)及び磁気ヘッド(23)が直線運動しながら
磁気ディスク(3)の両面のヘッドウィンドを通して磁
気記録信号を読み書きする。 この第一実施例の電動機
は、磁気ヘッド(22)及び磁気ヘッド(23)を回転
子(11)、固定子(12)の位置とほぼ同一平面上に
配置することができ、磁気記録装置の薄型化を実現する
ことが可能となる。
次に、コイル(16)の端末処理について第3図に基づ
き説明する。
予め、錠状に形成された導電性ピン(17)が ′所定
位置にくるように、一端部を鉄心(13)の外周端面部
に厚めにコーティングされた絶縁被膜(14)と一体成
形することにより絶縁被膜(14)内に保持しておく。
次に、コイル(16)の端末を導電性ピン(4)の他端
部に絡げた後、他端部を回路基板(6)上の電気回路の
所定位置に配置する。この後、コイル(16)の端末の
絡げ部と導電性ピン(17)の他端部とを一体に回路基
板(6)の電気回路に半田付けする。このとき、コイル
(16)の端末を絡げた導電性ピン(17)は回路基板
(6)上に安定して位置するので、半田付けが容易で、
従来のようにコイル(16)の端末を保持している必要
はない。
これにより、コイル(16)と回路基板(6)上の電気
回路とは通電可能となる。
次に、この実施例の変形例を第4図に基づいて説明する
第4図は第一実施例の変形例による電動機の要部縦断面
図である。この第4図に示す変形例は、前記実施例の絶
縁被膜(14)とスペーサ(15)とを一体成形し、導
電性ピン(17)の一端部をスペーサ部分に保持したも
のである。したがって、前記実施例と同様に半田付は作
業を行なうことができるとともに、絶縁被膜(14)と
スペーサ(15)とを一体成形したので部品点数及び作
業工程を削減することができる。
このように、上記実施例及び変形例の電動機は、中央部
に軸支された回転軸(1)と、半径方向に磁力を発生す
る駆動用永久磁石(10)を有し、前記回転軸(1)と
一体に回転する回転子(11)と、前記回転子(11)
の外側に配設され、鉄心(13)に複数のコイル(16
)が巻かれて前記駆動用永久磁石(10)との磁気的作
用で前記回転子(11)に回転力を発生させる固定子(
12)とを備え、更に、導電性ピン(17)の一端部を
前記固定子(12)のコイル(16)の外側かつ回路基
板(6)面側に鉄心(13)と電気絶縁状態に取付ける
とともに、他端部に前記コイル(16)の端末を絡げ、
この絡げ部と他端部とを一体に回路基板(6)の電気回
路に電気的に接続したものである。
したがって、上記実施例及び変形例によれば、導電性ピ
ン(17)の一端部を前記固定子(12)のコイル(1
6)の外側かつ回路基板(6)面側に鉄心(13)と電
気絶縁状態に取付けているので、導電性ピン(17)が
動くことなく一定位置に保持され、導電性ピン(17)
の他端部を容易かつ確実に回路基板(6)の電気回路に
電気的に接続することができる。また、固定子(12)
のコイル(16)の端末を導電性ピン(17)の他端部
に絡げてこの絡げ部と導電性ピン(17)の他端部とを
一体に回路基板(6)の電気回路に電気接続しているの
で、電気接続を一工程で行なうことができ、コイル(1
6)の端末処理を簡単かつ確実に行なうことができる。
更に、コイル(16)の端末の導電性ピン(17)との
絡げ部がコイル(16)の外側かつ回路基板(6)面側
にあるので、電気接続の作業性が向上し、また、コイル
(16)の端末の磁気ディスク装着側へのはみ出しがな
いため見栄えは良くなる。
〈第二実施例〉 次に、本発明の第二実施例を第5図乃至第9図に基づい
て説明する。
第5図は本発明の第二実施例による電動機の要部縦断面
図、第6図乃至第9図はそれぞれ本発明の第二実施例の
変形例による電動機の要部縦断面図である。図中、第1
図乃至第4図と同一符号は第一実施例の構成部分と同一
または相当する部分である。
第5図において、(17)は棒状の導電性ピンで、一端
部は鉄心(13)の外周端面部に厚めにコーティングさ
れた絶縁被膜(14)内に一体成形により保持され、他
端部は回路基板(6)の電気回路上に立設されている。
この導電性ピン(17)の中央部にはコイル(16)の
端末が絡げられ、更に半田付けにより導電性ピン(17
)と電気接続されている。また、導電性ピン(17)の
他端部も回路基板(6)の電気回路に半田付けされてい
る。即ち、2箇所で半田付けが行なわれたものである。
これにより、コイル(16)と回路基板(6)上の電気
回路とは通電可能となる。
次に、この第二実施例の構成の異なる変形例を第6図か
ら第9図に示す。
第6図は第5図の絶縁被膜(14)とスペーサ(15)
とを一体成形したもので、部品点数と作業工程を削減す
ることができる。
第7図は絶縁被膜(14)とスペーサ(15)とを一体
成形したスペーサ部分に導電性ピン(17)を回路基板
(6)と平行に貫通させ、先端部にコイル(16)の端
末を絡げたものである。
第8図は絶縁被膜(14)とスペーサ(15)とを一体
成形したスペーサ部分に導電性ピン(17)の先端部を
保持し、他端部と回路基板(6)の電気回路との半田付
は部分をスペーサ部分の内側にしたものである。
第9図は鉄心(13)の外周部下部に袋状の穴を設け、
この穴内にも絶縁被膜(14)をコーティングし、導電
性ピン(17)の先端部を保持したものである。
第6図乃至第9図においても、第5図と同様に、コイル
(16)の端末の絡げ部と導電性ピン(17)の他端部
の2箇所で半田付けを行なっている。
このように、上記第二実施例及びこの変形例の電動機は
、中央部に軸支された回転軸(1)と、半径方向に磁力
を発生する駆動用永久磁石(10)を有し、前記回転軸
(1)と一体に回転する回転子(11)と、前記回転子
(11)の外側に配設され、鉄心(13)に複数のコイ
ル(16)が巻かれて前記駆動用永久磁石(10)との
磁気的作用で前記回転子(11)に回転力を発生させる
固定子(12)とを備え、更に、導電性ピン(17)の
一端部を前記固定子(12)のコイル(16)の外側か
つ回路基板(6)面側に鉄心(13)と電気絶縁状態に
取付け、他端部を回路基板(6)の電気回路に電気的に
接続するとともに、この導電性ピン(17)に前記コイ
ル(16)の端末を電気的に接続したものである。
したがって、上記実施例及び変形例によれば、導電性ピ
ン(17)の一端部を前記固定子(12)のコイル(1
6)の外側かつ回路基板(6)面側に鉄心(13)と電
気絶縁状態に取付けているので、導電性ピン(17)が
動(ことなく一定位置に保持され、導電性ピン(17)
の他端部を容易かつ確実に回路基板(6)の電気回路に
電気的に接続することができる。更に、コイル(16)
の端末の導電性ピン(17)との絡げ部がコイル(16
)の外側かつ回路基板(6)面側にあるので、電気接続
の作業性が向上し、また、コイル(16)の端末の磁気
ディスク装着側へのはみ出しがないため見栄えは良くな
る。
ところで、上記各実施例の導電性ピン(17)は、絶縁
被膜(14)との一体成形により一端部を保持している
が、本発明を実施する場合には、これに限定されるもの
ではなく、絶縁被膜(14)に穴を穿設しておいてから
、または、′直接圧入したり、穴に挿入後接着剤により
接着することによって保持することもできる。或いは、
第9図の場合には、スリーブ等の別ピースを鉄心(13
)と導電性ピン(17)との間に設けて絶縁することも
可能である。
また、上記実施例の導電性ピン(17)は、丸棒を使用
しているが、本発明を実施する場合には、これに限定さ
れるものではなく、断面が四角形成いは六角形等の角棒
とすることもできる。但し、加工性から言えば丸棒を使
用するのが望ましい。
[発明の効果] 以上のように、請求項1の発明の電動機は、回転軸と、
回転子と、前記回転子の外側に配設され、鉄心に複数の
コイルが巻かれた固定子とを備え、更に、導電性ピンの
一端部を前記固定子のコイルの外側かつ回路基板面側に
鉄心と電気絶縁状態に取付けるとともに、他端部に前記
コイルの端末を絡げ、この絡げ部と他端部とを一体に回
路基板の電気回路に電気的に接続したものである。した
がって、導電性ピンの一端部を前記固定子のコイルの外
側かつ回路基板面側に鉄心と電気絶縁状態に取付けてい
るので、導電性ピンが動(ことなく−定位置に保持され
、導電性ピンの他端部を容易かつ確実に回路基板の電気
回路に電気的に接続することができる。また、固定子の
コイル端末を導電性ピンの他端部に絡げてこの絡げ部と
導電性ピンの他端部とを一体に回路基板の電気回路に電
気接続しているので、電気接続を一工程で行なうことが
でき、コイルの端末処理を簡単かつ確実に行なうことが
できる。更に、コイル端末の導電性ピンとの絡げ部がコ
イルの外側かつ回路基板面側にあるので、電気接続の作
業性が向上し、また、コイル端末の磁気ディスク装着側
へのはみ出しがないため見栄えは良くなる。
また、請求項2の発明の電動機は、回転軸と、回転子と
、前記回転子の外側に配設され、鉄心に複数のコイルが
巻かれた固定子とを備え、更に、導電性ピンの一端部を
前記固定子のコイルの外側かつ回路基板面側に鉄心と電
気絶縁状態に取付け、他端部を回路基板の電気回路に電
気的に接続するとともに、この導電性ピンに前記コイル
の端末を電気的に接続したものである。したがって、導
電性ピンの一端部を前記固定子のコイルの外側かつ回路
基板面側に鉄心と電気絶縁状態に取付けているので、導
電性ピンが動くことなく一定位置に保持され、導電性ピ
ンの他端部を容易かつ確実に回路基板の電気回路に電気
的に接続することができる。更に、コイル端末の導電性
ピンとの絡げ部がコイルの外側かつ回路基板面側にある
ので、電気接続の作業性が向上し、また、コイル端末の
磁気ディスク装着側へのはみ出しがないため見栄えは良
くなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第一実施例による電動機の縦断面図、
第2図は本発明の第一実施例による電動機のシールド板
を除いた平面図、第3図は第1図の要部縦断面図、第4
図は第一実施例の変形例による電動機の要部縦断面図、
第5図は本発明の第二実施例による電動機の要部縦断面
図、第6図乃至第9図はそれぞれ本発明の第二実施例の
変形例による電動機の要部縦断面図、第10図は従来の
電動機の縦断面図、第11図は従来の電動機の側面図で
ある。 図において、 1:回転軸      6:回路基板 10:駆動用永久磁石 11:回転子 12:固定子     13:鉄心 14:絶縁被膜    16:コイル 17:導電性ピン である。 なお、図中、同−符号及び同一記号は同一または相当部
分を示すものである。 代理人 弁理士 大音 増雄 外2名

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)中央部に軸支された回転軸と、 半径方向に磁力を発生する駆動用永久磁石を有し、前記
    回転軸と一体に回転する回転子と、前記回転子の外側に
    配設され、鉄心に複数のコイルが巻かれて前記駆動用永
    久磁石との磁気的作用で前記回転子に回転力を発生させ
    る固定子と、一端部が前記固定子のコイルの外側かつ回
    路基板面側に鉄心と電気絶縁状態に取付けられるととも
    に、他端部は前記コイルの端末が絡げられ、かつ、この
    絡げ部と一体に回路基板の電気回路に電気的に接続され
    た導電性ピンと を具備することを特徴とする電動機。
  2. (2)中央部に軸支された回転軸と、 半径方向に磁力を発生する駆動用永久磁石を有し、前記
    回転軸と一体に回転する回転子と、前記回転子の外側に
    配設され、鉄心に複数のコイルが巻かれて前記駆動用永
    久磁石との磁気的作用で前記回転子に回転力を発生させ
    る固定子と、一端部が前記固定子のコイルの外側かつ回
    路基板面側に鉄心と電気絶縁状態に取付けられ、他端部
    が回路基板の電気回路に電気的に接続されるとともに、
    前記コイルの端末が電気的に接続された導電性ピンと を具備することを特徴とする電動機。
JP30294290A 1990-11-08 1990-11-08 電動機 Pending JPH04178156A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7760464B2 (en) * 2005-09-08 2010-07-20 Seagate Technology Llc Base for data storage device with parallelism mounting features
JP2020167752A (ja) * 2019-03-28 2020-10-08 キヤノンプレシジョン株式会社 インナーロータ型モータ、およびその製造方法

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US7760464B2 (en) * 2005-09-08 2010-07-20 Seagate Technology Llc Base for data storage device with parallelism mounting features
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