JPH06326698A - ディジタル信号を同期化する方法及び装置 - Google Patents

ディジタル信号を同期化する方法及び装置

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JPH06326698A
JPH06326698A JP7044993A JP7044993A JPH06326698A JP H06326698 A JPH06326698 A JP H06326698A JP 7044993 A JP7044993 A JP 7044993A JP 7044993 A JP7044993 A JP 7044993A JP H06326698 A JPH06326698 A JP H06326698A
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JP7044993A
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English (en)
Inventor
Philippe Meylemans
フィリップ・メイルマンス
Leon Cloetens
レオン・クローテンス
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Alcatel Lucent NV
Original Assignee
Alcatel NV
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L7/00Arrangements for synchronising receiver with transmitter
    • H04L7/02Speed or phase control by the received code signals, the signals containing no special synchronisation information
    • H04L7/033Speed or phase control by the received code signals, the signals containing no special synchronisation information using the transitions of the received signal to control the phase of the synchronising-signal-generating means, e.g. using a phase-locked loop
    • H04L7/0337Selecting between two or more discretely delayed clocks or selecting between two or more discretely delayed received code signals
    • H04L7/0338Selecting between two or more discretely delayed clocks or selecting between two or more discretely delayed received code signals the correction of the phase error being performed by a feed forward loop

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 遅延回路を用いずに、ディジタルクロック信
号とディジタルデータ信号を同期化する。 【構成】 ディジタルクロック信号CKとレートが同一
のディジタル入力信号Dinをサンプリングし(S)、こ
のサンプリングにより得られたサンプルを、複数の連続
したサンプルからなる連続したセットに組分けし(S
T)、各セットについて起こり得るサンプル値の変換を
検出し(D)、サンプル値の変換を処理し(P)、理論
的に公称の入力データ信号サンプリングして得られると
考えられる各セットについて検出される電流位置を決定
し(SD)、この理論電流位置と最終変換値を使用して
出力信号Dout を発生させることにより(GE)、前記
ディジタルクロック信号CKとディジタル入力データ信
号Dinを同期化する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ディジタル入力信号と
ディジタルクロック信号とを同期させる方法及び装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ディジタル入力データ信号とディ
ジタルクロック信号とを同期させる方法として、次の方
法として、ディジタルクロック信号と同位相のディジタ
ル入力データ信号をサンプリングする工程と、このサン
プリングにより得られた複数の連続したサンプルを任意
の連続したセットに組分けする工程と、サンプルの値が
変換し得る各セットについて検出する工程と、サンプル
値の変換の処理を行ない、前記ディジタル入力信号の同
期化されたものである出力信号を発生させる工程からな
る方法が知られている(例えば、International Patent
Application W089/09520 )。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】同期方法としては、3
つのサンプル(1つは入力信号、他はその入力信号に続
いて遅れた型の信号)のセットを生成するサンプリング
回路を含む同期化回路により行なわれる。こうして得ら
れた3サンプルのセットについて信号の変換が検出され
ないとき、信号の同期が完成したと考えられる。変換の
無いセットに属する信号は、入力信号が同期したもので
ある。このような同期化回路とこれに関連した同期化方
法を実現するには、比較的複雑な遅延回路を使用するし
かなかった。
【0004】本発明は、遅延回路を用いずに、上述した
同期方法を実現させることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】(第1の発明)第1の発
明に係る同期化方法は、ディジタルクロック信号CKと
レートが同一のディジタル入力データ信号Dinをサンプ
リングし、このサンプリングにより得られた複数のサン
プルを複数の連続したサンプルからなる連続したセット
に組分けし、各セットについて起こり得るサンプル値の
変換を検出し、サンプル値の変換を処理し、同期化され
たディジタル入力信号Dinである出力信号Dout を発生
させ、前記ディジタル入力データ信号Dinと、前記ディ
ジタルクロック信号CKとを同期させ、さらに、理論的
に公称の入力データ信号をサンプリングして得られると
考えられるサンプルの各セットの理論電流位置STCを
各セットにおいて検出される電流位置毎に決定し、この
理論電流位置STCと最終変換値TSを使用して前記出
力信号Dout を発生させることを特徴とする。
【0006】(第2の発明)第2の発明に係る同期化装
置は、ディジタルクロック信号CKと、このディジタル
クロック信号CKとレートが同一のディジタルデータ信
号Dinとを同期させる同期化装置であって、入力データ
信号をサンプリングする手段Sと、このサンプリングに
より得られた複数のサンプルをそれぞれ複数の連続した
サンプルからなる連続したセットに組分けする手段ST
と、各セットについて起こり得るサンプル値の変換を検
出する手段Dと、同期化されたディジタル入力信号の出
力信号Dout を発生させるためにサンプル値の変換を処
理する手段Pとを備えた同期化装置であって、前記手段
Pは、理論的に公称の入力データ信号をサンプリングし
て得られると考えられるサンプルの各セットの理論電流
位置STCを各セットにおいて検出される電流位置毎に
決定する手段SDと、上記理論電流位置STCと最終変
換値TSを使用して前記出力信号Dout を発生させる手
段GEとを備えたことを特徴とする。
【0007】
【作用】理論的に公称の入力データ信号をサンプリング
して得られたと仮定される複数のサンプルからなる各セ
ットにおいて、電流変換を示す理論電流位置とは、デー
タ信号が公称のデータ信号(即ち、クロック信号と同じ
周期のパルスで構成される信号)であれば、検出された
変換があるサンプルのセットにおける変換位置である。
理論位置を決定することにより、発生されるべき同期化
データ信号の変換位置を知ることができ、また、前記理
論位置で連続検出された変換後の値に相当する信号値
を、同期化回路の出力において、クロック信号と同じレ
ートの信号を発生させることにより、信号を再構成する
ことができる。この場合、同期化回路の出力としての信
号値が最終変換での値と等しくなるような変換のないセ
ットを考える。例えば、もし、4つの連続したセットに
おいて、変換「0−1」が最初のセットに属し、変換
「1−0」が最後のセットに属するならば、最初のクロ
ック期間において、同期化回路の出力としてディジタル
値「1」が発生され、第2、第3のクロック期間におい
て、そのまま「1」を保持し、また、第4のクロック期
間において、ディジタル値が「0」にされなくてはなら
ない。
【0008】このようにして、新しいデータ信号は、ビ
ット及び位相がクロック信号と同期されて発生する。即
ち、新しいデータ信号は、その各ビットがクロック周期
と同じ幅の信号パルスであり、クロック信号と同位相で
あり、かつ、元のデータ信号と内容及び周波数が同一と
なる。
【0009】この発明の特徴について説明する。
【0010】電流変換の理論電流位置は、実際の電流位
置からこの電流位置に先立つ前の理論電流位置の属する
セットにおいて、実際の電流位置から繰り返し行なうこ
とにより決定される。各セットは、同じ数のサンプルか
らなる2つのサブセットを含み、各サブセットは、サン
プルの群と前のサブセットの最後のサンプルに等しい付
加サンプルを含む。また、前記セットにおける前記電流
変換の電流位置は、前記セットにおける前記変換の属す
るサブセットの位置により決定される。
【0011】前記変換の属する前記サブセットにおける
変換の位置について、前記電流と前の変換は、互いにそ
れぞれのサブセットにおけるそれぞれの位置によって決
定される相対的な位置関係にある。また、前記理論電流
位置は前記相対位置からも決定される。
【0012】要約すると、電流変換の理論電流位置は、
それの相当するセットにおける最後の変換の属するサブ
セットの位置から、上述した相対位置から、それの相当
するセットにおける前の変換の属するサブセットの位置
から、また、前の変換の理論電流位置から決定される。
【0013】表は、電流変換の理論的電流位置である最
後の4つの位置が結合可能となるよう、理論的手法によ
って表したものである。
【0014】第2の発明は、入力データ信号をサンプリ
ングする手段と、このサンプリングにより得られた複数
の連続したサンプルについて任意の連続したセットに組
分けする手段と、サンプル値の変換し得る各セットにつ
いて検出する手段と、前記ディジタル入力信号の同期化
されたものである出力信号を発生させるためにサンプル
値の変換処理を行なう手段と、理論的に公称の入力デー
タ信号をサンプリングして得られると仮定されるサンプ
ルのセットのうちの1セットの理論電流位置について検
出される各電流位置を決定する手段と、上記理論電流位
置と最終変換値を使用して前記出力信号を発生させる手
段とを具備し、前記ディジタル入力データ信号と、これ
と同位相のディジタルクロック信号とを同期させること
を特徴とする同期化装置である。
【0015】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。
【0016】図1は同期化装置の構成を示す図である。
【0017】図1において、4MHz のクロック信号C
KとPCM(Pulse Code Modulation )信号であるディ
ジタルデータ入力信号Dinが同期される。これら2信号
は速度について同期しているが、ビット及び/又は位相
について同期していないため、入力信号Dinの信号パル
ス幅はクロック周期の幅に応じて変化し、入力信号Din
とクロック信号CK間で位相が変化するようになってい
る。入力信号Dinのパルス幅は「k224+−83」ナ
ノ秒(kは連続パルスの数。但し、各パルスは同じ論理
値を有する。)で、位相は61ナノ秒を越えて変化する
ことはできない。
【0018】同期化装置は、サンプリング回路S、サン
プル記憶モジュールST、変換検出装置D及び処理モジ
ュールPから成り、これらは、データ信号入力Dinから
データ信号出力Dout の間に直列に接続される。
【0019】ディジタル入力信号Din(図示せず)及び
32MHz のディジタルクロック信号CK1(図示せ
ず)が、それぞれ入力端Din及びサンプリング回路Sの
入力端CK1に供給され、同時に、8MHz のディジタ
ルクロック信号CK2(図示せず)及びディジタルクロ
ック信号CK(図示せず)が、それぞれ記憶モジュール
STの制御入力端CK2及び処理モジュールPの制御入
力端CKに供給される。同期化したデータ信号Dout
は、処理モジュールPにおける出力端Dout で発生され
る。ここで、処理モジュールPは、状態決定回路SD、
二方向インタフェースIにより内部接続された記憶モジ
ュールM及びデータ出力信号発生モジュールGEから成
る。また、検出装置Dが、状態決定回路SDを介してデ
ータ信号発生モジュールGEに接続されている。データ
信号発生モジュールGEの出力側はデータ信号出力端D
out に接続され、GEの入力側は制御入力端CKに接続
される。
【0020】この同期化装置の目的は、ディジタルデー
タ信号Dout 、即ち、ビット、速度、位相についてディ
ジタルクロック信号CDに同期したもので、かつ、ディ
ジタル入力信号Dinと同一のデータ内容を有する信号を
発生させることである。これを実現させるために、同期
化装置において、入力信号Dinをサンプルし、4サンプ
ルの群に組分けし、得られた群においてDin値の変換を
検出する。ここで、連続したDout 値を、図4の状態表
STTを用いて決定する。この状態表STTは、複数サ
ンプルの連続した群2つ分を含む任意のセットにおける
電流変換の位置、その任意のセットの前のセットにおけ
る前の電流変換の位置、及び、入力信号が公称であった
ならば属していたとされる任意のセットにおける前の電
流変換の位置との、すべての可能な組み合わせを示した
ものである。この状態表STTから、入力信号が公称で
あったならば属していたとされる任意のセットにおける
電流変換の位置を求め、クロック信号CKの制御の下で
の連続したDout 値を得る。
【0021】上述した原理と状態表STTがいかにして
作成されるかについて、以下に詳述する。
【0022】サンプリング回路Sにおいて、入力信号D
inは32MHz のクロック信号CK1によりサンプリン
グされる。公称の入力信号、即ち、クロック信号CKの
周期244nsと同じ幅であるパルス信号のサンプリング
では、結果的にパルス毎に8サンプルが発生する。ま
た、最大持続パルス、即ち、「244+83」ナノ秒の
幅のパルスのサンプリング及び最小持続パルス、即ち、
「244−83」ナノ秒の幅のパルスのサンプリングで
は、パルス毎にそれぞれ11サンプルと5サンプルが発
生する。
【0023】記憶モジュールSTにおいて、発生したサ
ンプルは、8MHz のクロック信号CK2制御の下で4
サンプルの群に組分けされ、検出回路Dにおいては、各
群の4サンプルは、5段階からなるレジスタのうち最後
の4連続の段階に記憶される。また、前のセットの最終
ビットは、現レジスタの最初の段階に記憶される。例え
ば、図2における表SAT1に示すように、検出装置D
におけるレジスタR1の内容は、上述したサンプルのサ
ブセットに相当するわけであるが、新しい4サンプル
「0011」の群が第2のレジスタR2において記憶さ
れる瞬間、そのレジスタR1の内容が「00000」で
あれば、その新しい4サンプルは、レジスタR2のうち
最後の4連続の段階に記憶される。これに対して、レジ
スタR1の最終サンプル「0」はR2の最初の段階
「0」に記憶される。これは、レジスタR2に記憶され
たサンプルのサブセットが「00011」であることを
意味する。ここで、後半の「0011」は4連続したサ
ンプルの群を、前半の「0」は前のサブセットの最終サ
ンプルを示す。
【0024】こうして各レジスタに記憶された5サンプ
ルからなるサブセットを、窓と呼ぶ。また、窓の2連続
したものを大窓と呼ぶ。
【0025】図1に示す装置による同期化方法について
は後で説明するが、この同期化方法は、前述した窓にお
ける信号値変換の位置に基づいてなされる。任意の窓に
おける最後のサンプルを、その次の窓における最初のサ
ンプルへ複写させるのは、4サンプルからなる群の2連
続した群間で起こる変換を検出できるようにするためで
ある。
【0026】ここで、1つの公称信号パルスは8パルス
を発生するので、大窓は、任意の2つの群(4サンプル
からなるもの)を含むように選択されたものである。ま
た、窓は、1つの窓について1つだけの変換が起こるよ
うにするために、任意の1つの群(4サンプルからなる
もの)を含むように選択されたものである。これについ
ては後で説明する。
【0027】まず、公称入力信号の場合について考え
る。図2のサンプル表SAT1は、公称入力信号のサン
プルからなる連続した窓により、時間的変化を示したも
のである。この表における時間軸の方向は、左から右、
上から下である。各大窓は、検出回路Dの、2連続した
5ビットレジスタに記憶される。レジスタの左側にて、
時間的に最初となる第1の窓は「1」で示され、第2の
窓は「0」で示される。レジスタの右側には、出力信号
Dout に相当する値が示されており、これらは各大窓で
発生した値である。
【0028】ここで、図2上に示されたレジスタR1と
R2の時間的に連続した内容は、物理的にレジスタが異
なるわけではない。実際には、1つの窓内の内容及び大
窓の中のその窓の位置内容(「1」又は「0」で表され
る。)を記憶させるためには、1つのレジスタしか必要
としない。検出回路Dは、サンプルの新しい群をレジス
タに受け入れる前に、そのレジスタの内容を処理し、そ
の結果を状態決定回路SDに渡す。そして、次の新しい
群を受け入れると、レジスタの内容は上書される。
【0029】同期化装置について簡潔に説明するため、
検出回路Dにおいて使用される2つのレジスタを仮定す
る。各レジスタは1つの窓に対応し、また、レジスタを
2つ合わせて1つの大窓に対応する。1つのレジスタだ
けを使用した検出回路Dの装置及び2つのレジスタに代
わるPC値については、2つのレジスタR1とR2を持
つ検出回路Dの説明に基づいており、当業者に知られて
いる。
【0030】公称信号の場合、前記したサンプリング動
作で1パルス毎に8サンプルを発生するので、検出回路
Dに記憶される大窓に1つだけの値の変換が起こる。検
出回路Dが、大窓において、ディジタル値の低から高へ
の変換、即ち、「0/1」変換を検出するとき、同期化
された出力信号Dout は結果的に「1」とならなければ
ならない。また、高から低への変換、即ち、「1/0」
変換を検出するとき、出力信号Dout は結果的に「0」
とならなければならない。出力信号Dout 値の変換が検
出されなかった場合は、前の値と同じ値が保持される。
【0031】例えば、図2の表SAT1において、レジ
スタR1とR2の記憶された第1の大窓では、検出回路
Dは、「0」から「1」への変換を検出し、結果的に値
が「1」の出力信号Dout を発生する。
【0032】公称でない入力信号において、構成される
パルスの幅は、1つの大窓に1つ以上の変換が起こり得
るような幅、即ち、公称信号の幅よりも小か大となって
いる。これを示したのが図3の表SAT2で、図2の表
SAT1と類似するものであるが、公称パルスからなる
入力信号のサンプルの連続した窓を表し、値「1」は短
いハイパルスを、値「0」は長いローパルスを表してい
る。検出回路Dの大窓において、最初の変換は、点Aで
開始の長いローパルスから点Bで開始の短いハイパルス
にかけて起こり、第2の変換は、その短いハイパルスか
ら点Eまでの長いローパルスにかけて起こる。しかし、
5サンプルからなる窓では、継続時間が最小のパルスの
サンプリングで5サンプルを発生するので、1つの変換
しか起こらない。
【0033】パルス幅が増減された結果として、変換
は、前の大窓または後の大窓とは相互関係にある。この
ことは、もし入力信号が公称信号であったならば、変換
はその前の大窓または後の大窓で起こっていたことを意
味している。
【0034】例えば、図3のサンプル表SAT2におい
て、点Aで開始の長いローパルスのサンプリングで、値
「0」のサンプルを10サンプル発生し、点Bで開始の
短いハイパルスのサンプリングで値「1」のサンプルを
6サンプル発生する。この表において、大窓Cでの変換
は無い。従って、理論的に出力信号Dout が点Eからの
値、即ち、「0」に等しい値を保持するはずである。し
かし、大窓Dにおける、点Eでの短高形パルスから長低
形パルスへの変換、即ち、「1/0」変換については、
次のことが言える。
【0035】もし、点Aから点Bまでの長低形パルス
が、8サンプルを与える公称パルスであったならば、点
Bでの変換「0/1」が大窓Cにおいて現れる。このた
め、矢印「STC=P」に示すように、大窓Dにおける
変換は、前の大窓Cとは相互関係にある。大窓Cについ
てのDout 値は、結果的に、大窓Dにおける変換「0/
1」の最終値TSと等しい値「1」となる。図中のすべ
ての変換についても同様のことが言え、各変換は、前の
電流又は後のビットの窓とは相互関係にある。これらの
相互関係は、それぞれSTC=P、STC=G、STC
=Cで示される。これらはそれぞれ信号Dout の値が、
変換の最終値TS、即ち、「1/0」変換における
「0」及び「0/1」変換における「1」となる。
【0036】図4に示すように、状態表STTは、考え
られるすべての、前の変換と現変換について挙げたもの
である。
【0037】この表STTは、PP、STP、PC、G
R及びSTCの5つの領域からなる。 PPは、前の変
換の起こる窓の位置(大窓の中のその窓の位置)を示
し、この大窓の中の最初の窓で変換があればその値は
「1」で、第2の窓で変換があればその値は「0」とな
る。
【0038】PCは、電流変換の起こる窓の位置(大窓
の中のその窓の位置)を示し、PPと同じようにしてそ
の値が決定される。
【0039】STPは、前の電流変換と相互関係のある
大窓を示す。即ち、G、N、Pは、現大窓、後の大窓及
び前の大窓との相互関係を示す。
【0040】GRは、前の電流変換の位置が現窓におい
て相当すると考えられる、相対的位置を示す。電流変換
が、現窓において、前の変換よりも比較的遅く起こると
きGRは「1」となり、また、早く起こるか同時に起こ
るときは「0」となる。GRの値が不要のときは「X」
となる。
【0041】STCは、電流変換についての相互関係を
示す。
【0042】状態表STTは、PP、STP、PC及び
GRの組合せによって、STCの値を決定することによ
り作成される。以下、状態表STTの1行目と2行目に
ついて、図5及び図6を参照して説明する。
【0043】例えば、大窓Bの中の第1の窓B1におい
て、電流変換「0/1」が起こるとき「PC=1」とな
り、前の大窓Aの中の第1の窓A1において、前の電流
変換「0/1」が起こるとき「PP=1」となる。前の
変換「0/1」がそれの属する大窓Aと相互関係にある
とき「STP=G」となり、このとき、両者の変換は必
然的に違った大窓の中に位置する。実際にもし、それら
が同じ窓の中で起こっていたならば、両者の変換の間に
は、5つ以下の数のサンプルを生ずる1パルスが存在す
ることになる。もし、図5において、変換を含む大窓A
及び大窓Bが連続するものであれば、電流変換「1/
0」は、それの属する大窓Bと相互関係にあり、即ち、
「STC=G」となる。実際には、変換「0/1」が既
にその大窓Aと相互関係にあったものと仮定されるの
で、それと、前の大窓Aとの相互関係は無い。また、P
CとPPは、両方とも「1」なので、後の大窓との相互
関係も無い。このことは、後者の変換の間のサンプル数
(1つ分のパルスに相当)が5から11までの間である
ことを意味する。11パルスは、すでに述べた通り、数
ナノ秒というパルス幅には限度があるため、2連続した
短パルスを発生させることはできない。2連続したパル
スの幅が405ナノ秒及び571ナノ秒の場合、2連続
した短パルスは、327ナノ秒の幅を持つ11サンプル
により、サンプリングされる。上記の説明は、2つの変
換の間に10サンプル存在する場合にも当てはまる。
【0044】大窓Bにおける変換は、大窓A及びBの中
の連続した変換の間に2つのパルスがあるため、後の大
窓とは相互関係になり得ない。
【0045】それらの変換を含む大窓が連続しない場合
についても、同様のことが言える。上記の設定では、そ
れらの窓の中の各変換の相対的位置、即ち、GR値は、
STCを決定するためには必要とされない。
【0046】図6は、状態表STTの3行目について表
したものである。大窓Bの中の第2の窓B2において、
電流変換「1/0」が検出されるとき「PC=0」とな
り、大窓Aの中の第1の窓A1において、前の変換「0
/1」が検出されるとき「PP=1」となる。前の電流
変換「0/1」がそれの属する大窓Aと相互関係にある
とき「STP=G」となり、前の相対的位置で、各窓に
おける電流変換が、前の変換よりも比較的遅く起こると
き「GR=1」となる。この場合、変換から次の変換の
間には13から15サンプル存在する。
【0047】ここで、現在の電流変換が、最も早くて地
点B21、最も遅くて地点B22で起こり得、その前の
電流変換が、最も早くて地点A11で、起こった場合を
考える。電流変換が地点B21で起こる場合、地点A1
1の電流変換から地点B21の電流変換の間には13サ
ンプル存在する。地点B22で起こる場合、地点A11
の電流変換から地点B22の電流変換の間には15サン
プル存在する。すでに述べたようにパルス幅の最小値に
は限度があり、そのために15サンプルを生成する3つ
の短いパルスの場合は除かれるので、結果として前後の
電流変換の間には2つのパルスが存在しなければならな
い。前後の電流変換の間には2つのパルスが存在するの
で、その電流変換は後の大窓と相互関係になければなら
ず、「STC=N」となる。
【0048】上述したことは、PP、PC、GRのすべ
ての可能な値について、また、STPの1つの値(例え
ば、「STP=G」)についても当てはまる。このこと
が、図4の表STTの上部を導く。ここで、状態とは相
互関係の型で、電流変換の状態はPC、PP、GRによ
り決定される。状態表STTの中部及び下部(それぞれ
「STP=N」、「STP=P」となっている。)は、
上部(「STP=G」となっている。)から、1つの大
窓の前後にわたってSTC値をずらすことにより、導く
ことができる。
【0049】このようにして、状態表STTの残ってい
る部分(即ち、「STP=N」、「STP=P」となっ
ている部分。)は、2つの例外と共に得られる。電流変
換は、後のまた後の、前のまた前の大窓と相互関係にな
ければならず、また、本実施例においては、隣接する大
窓よりも遠い電流変換とは相互関係にないと決められて
いるので、「ST=N」及び「ST=P」は、それぞれ
前及び後にずらさない。こうした理由により、これらの
場合、電流変換は現大窓(即ち、「STC=G」)と相
互関係にあり、ビットは、図4において「BL」で示さ
れるように、失われたと考えられる。
【0050】ここで、隣接する窓より遠い電流変換の相
互関係は、公称パルスの幅を大きく逸脱させ、最初に述
べた場合よりも位相を大きくずらして処理することを可
能とする。このことは、STP値とSTC値の数を増や
し、状態表STTを広げることを意味する。これによ
り、STCによる状態表STTは、大窓における検出さ
れた各電流変換について、現電流変換が、現窓、後の窓
又は前の窓と相互関係にあるかどうかを示す。上記の表
示は、現窓における現変換と前の変換の検出された位
置、即ち、PCとPPに基づいており、これらPCとP
Pは、相対的位置GRに基づき、また、前の変換として
決定された、前の相互関係を示すSTPに基づいてい
る。
【0051】STC及び変換の最終値により、図1に示
すようなデータ信号Dout が発生される。また、上述し
た状態STT表が、状態決定回路SDのプロセッサ・モ
ジュールmでプログラムを走らせるのに使用される場
合、及び、メモリにおいて、記憶モジュールMに、前の
変換に係るパラメータ(以下、説明する。)が記憶され
る場合を仮定する。
【0052】PPは、前の変換が位置する大窓の中の窓
を示す。ELPは、この窓における前の変換の正確な位
置を示す。
【0053】STPは、前の変換と相互関係にある大窓
を示す。
【0054】入力信号Dinは、クロック信号CK1によ
り、サンプリング回路Sにおいてサンプリングされ、得
られたサンプルは、クロック信号CK2の制御の下、記
憶モジュールにおいて4つの群に組分けされる。最初で
述べた窓と大窓を使用することにより、サンプルの群
は、変換検出装置Dにより5段階のレジスタに記憶され
る。
【0055】変換検出装置Dは、信号変換を検出し、ま
た、こうした各変換におけるパラメータPCの値(相当
する大窓における変換の属する窓の位置),及び、この
窓における変換の正確な位置ELCを決定するための、
自明の回路(図示せず)を含む。パラメータPCとEL
Cの両方は、変換の最終値TSと共に、変換検出装置D
から状態決定回路SDへ送られる。
【0056】状態決定回路SDは、同じ記憶位置から、
パラメータPCとELC(実際には前の変換としてのP
C値とELC値)を再生した後、記憶モジュールMにお
いて、これらパラメータPCとELCを記憶する。状態
決定回路SDは、これらパラメータELCとELPか
ら、相当するGR値を決定し、記憶モジュールMから、
パラメータSTPを付加的に再生する。
【0057】状態決定回路SDは、現変換における相互
関係の型STCを見つけるために、パラメータPP、S
TP、PC、GRにより、状態表STTを参照する。S
TC値は、記憶モジュールMにおいて、その前に記憶さ
れたSTP値に上書きすることにより、記憶される。
【0058】ここで、この装置の動作開始の際に、記憶
モジュールMにおけるパラメータの値は、PP=1、E
LP=1、STP=Gに初期化される。
【0059】パラメータSTCとTSは、データ信号モ
ジュールGEへ送られる。
【0060】もし、考えられる大窓において変換が起こ
らなければ、このことはSTCとTSにおける特別コー
ドにより示される。
【0061】データ信号モジュールGEは、最後の変換
の最終値が記憶される記憶モジュールm′を含んでお
り、この後、コードTS1が、現パラメータTSのコー
ドTS2及びそれに相当するパラメータSTCのコード
STC2の値と共に記憶される。
【0062】データ信号モジュールGEにおいて、次の
TS値とSTC値(コードTS3とコードSTC3)を
受けるまでの間は、コードTS2は、出力部における発
生を遅らされる。
【0063】ここで、コードTSC2とコードTSC3
について考慮し、以下説明する。
【0064】もし、STC値とTS値が、上に述べた特
別コードに等しければ、コードTS3とコードTSC3
は、データ信号モジュールGEのコード入力部におい
て、それぞれコードTS2とコードGに等しくなる。
【0065】以下の表は、TSC2とTSC3の実際的
に可能な組合せを示したものである もし、TSC2とTSC3の両方がGに等しければ、デ
ータ信号モジュールGEの出力部においてTS2が発生
し、STC3、TS3及びTS2が、STC2、TS2
及びTS1の記憶されていた位置m′に記憶される。T
S1がTS2に等しい場合、上記と同じことが、「ST
C2=GとSTC3=N」、「STC2=PとSTC3
=G」、「STC2=PとSTC3=N」についても当
てはまる。
【0066】もし、STC2とSTP3がPに等しけれ
ば(すなわち、TS1=TS2を意味する。)、データ
信号モジュールGEの出力部においてTS3が発生し、
STC3、TS3及びTS2が、STC2、TS2及び
TS1の記憶されていた位置m′に記憶される。
【0067】もし、STC2がNに等しく、「STC3
=N」であれば、データ信号モジュールGEの出力部に
おいてTS1が発生し、STC3とTS2がそれぞれ記
憶される。
【0068】こうして、クロック信号CKの制御の下、
データ信号モジュールGEの出力部において、発生した
TS値は、信号Dout (入力信号Dinとクロック信号C
Kとを同期化したもの)を構成する。
【0069】ここで、最初で説明した、変換と大窓(隣
接した大窓よりも遠いところの大窓)との相互関係に関
し、データ信号モジュールGEは、より複雑になり、記
憶されるべきSTC値とTC値はより連続的になる。
【0070】上述の同期化装置は、上述したその構成要
素の機能の説明に基づけば、実現できるものであるとい
うことは、当業者に明らかである。
【0071】同期化装置は、ハードウェアのモジュール
により、又は、この実施例における検出装置Dと処理モ
ジュールPの機能が備わったソフトウェア・プログラム
のプロセッサの使用により十分実現できる。
【0072】クロック信号CKに対する入力信号Dinの
位相は、パルスが短いか長いかによって変化するので、
上述の同期化装置は、ビットの同期化のみならず、位相
の同期化をも実行する。
【0073】この発明の原理は、以上のとおり特定の装
置に関して説明したが、ここでの説明は、ほんの1例に
過ぎず、この発明の範囲を制限するものではない。
【0074】
【発明の効果】以上詳記したように本発明によれば、遅
延回路を用いずに、ディジタルクロック信号とディジタ
ルデータ信号を同期化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る同期化装置の構成を示
すブロック図。
【図2】同実施例におけるサンプル表SAT1。
【図3】同実施例におけるサンプル表SAT2。
【図4】同実施例における状態表STT。
【図5】同実施例における状態表STTの1行目と2行
目を示す図。
【図6】同実施例における状態表STTの3行目を示す
図。
【符号の説明】
Din…信号入力端, Dout …出力端,CK
1、CK2、CK…制御入力端,S…サンプリング回
路, ST…記憶モジュール,D…検出回路,
P…処理モジュール,SD…状態決定回路,
I…インタフェース,M…記憶モジュール,G
E…データ信号発生モジュール。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 レオン・クローテンス ベルギー国、ビー − 3500 ハッセル ト、クレイネ・マーストリヒターストラー ト 13

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディジタルクロック信号(CK)とレー
    トが同一のディジタル入力データ信号(Din)をサンプ
    リングし、このサンプリングにより得られた複数のサン
    プルを複数の連続したサンプルからなる連続したセット
    に組分けし、各セットについて起こり得るサンプル値の
    変換を検出し、サンプル値の変換を処理し、同期化され
    たディジタル入力信号(Din)である出力信号(Dout
    )を発生させ、前記ディジタル入力データ信号(Di
    n)と、前記ディジタルクロック信号(CK)とを同期
    させ、さらに、理論的に公称の入力データ信号をサンプ
    リングして得られると考えられるサンプルの各セットの
    理論電流位置(STC)を各セットにおいて検出される
    電流位置毎に決定し、この理論電流位置(STC)と最
    終変換値(TS)を使用して前記出力信号(Dout )を
    発生させることを特徴とする同期化方法。
  2. 【請求項2】 電流変換の前記理論電流位置(STC)
    が、それの属するセットにおいて、実際の電流位置(P
    C,ELC)から、実際の電流位置(PP,ELP)か
    ら、また、前記電流位置に先立つ前の電流変換の理論電
    流位置(STP)から繰り返し決定されることを特徴と
    する請求項1記載の同期化方法。
  3. 【請求項3】 電流変換の前記理論電流位置(STC)
    が、実際にそれの属するサンプルの現セット(G)又は
    前記現セットに先立つセット若しくは続くセットを示
    し、前記出力信号(Dout )が、前記理論電流位置によ
    り示されるセットについて発生することを特徴とする請
    求項1記載の同期化方法。
  4. 【請求項4】 前記出力信号(Dout )の値が、前記電
    流変換の最終値に等しくなることを特徴とする請求項3
    記載の同期化方法。
  5. 【請求項5】 各前記セットが、サンプル数の等しいサ
    ブセットを2つ有し、各サブセットが、複数のサンプル
    からなる群を1つ有し、付加サンプルが、前のサブセッ
    トにおける最後のサンプルに等しくなることを特徴とす
    る請求項1記載の同期化方法。
  6. 【請求項6】 各前記セットの群におけるサンプル数
    が、前記理論公称データ入力信号のパルスをサンプリン
    グして得られるサンプル数に等しくなることを特徴とす
    る請求項5記載の同期化方法。
  7. 【請求項7】 前記セットにおける前記電流変換の前記
    電流位置(PC,ELC)が、前記セットにおいて前記
    電流転換の属するサブセットの位置(PC)、及び、前
    記電流変換が属する前記サブセットにおける前記電流変
    換の前記電流位置(ELC)により決定されることを特
    徴とする請求項2又は5記載の同期化方法。
  8. 【請求項8】 現在及び前の電流転換が、各サブセット
    におけるお互いの位置により決定される相対的位置(G
    R)を有することを特徴とする請求項2又は5記載の同
    期化方法。
  9. 【請求項9】 前記理論電流位置が、前記相対的位置
    (GR)により決定されることを特徴とする請求項8記
    載の同期化方法。
  10. 【請求項10】 ディジタルクロック信号(CK)と、
    このディジタルクロック信号(CK)とレートが同一の
    ディジタルデータ信号(Din)とを同期させる同期化装
    置であって、 入力データ信号をサンプリングする手段(S)と、 このサンプリングにより得られた複数のサンプルをそれ
    ぞれ複数の連続したサンプルからなる連続したセットに
    組分けする手段(ST)と、 各セットについて起こり得るサンプル値の変換を検出す
    る手段(D)と、 同期化されたディジタル入力信号の出力信号(Dout )
    を発生させるためにサンプル値の変換を処理する処理手
    段(P)とを備えた同期化装置であって、 前記処理手段(P)は、 理論的に公称の入力データ信号をサンプリングして得ら
    れると考えられるサンプルの各セットの理論電流位置
    (STC)を各セットにおいて検出される電流位置毎に
    決定する手段(SD)と、上記理論電流位置(STC)
    と最終変換値(TS)を使用して前記出力信号(Dout
    )を発生させる手段(GE)とを備えたことを特徴と
    する同期化装置。
  11. 【請求項11】 電流変換の前記理論電流位置(ST
    C)が、それの属するセットにおいて、実際の電流位置
    (PC,ELC)から、実際の電流位置(PP,EL
    P)から、また、前記電流位置に先立つ前の電流変換の
    理論電流位置(STP)から繰り返し決定されることを
    特徴とする請求項1記載の同期化装置。
  12. 【請求項12】 電流変換の前記理論電流位置(ST
    C)が、実際にそれの属するサンプルの現セット(G)
    又は前記現セットに先立つセット若しくは続くセットを
    示し、前記出力信号(Dout )が、前記理論電流位置に
    より示されるセットについて発生することを特徴とする
    請求項10記載の同期化装置。
  13. 【請求項13】 前記出力信号(Dout )の値が、前記
    電流変換の最終値に等しくなることを特徴とする請求項
    12記載の同期化装置。
  14. 【請求項14】 各前記セットが、サンプル数の等しい
    サブセットを2つ有し、各サブセットが、複数のサンプ
    ルからなる群を1つ有し、付加サンプルが、前のサブセ
    ットにおける最後のサンプルに等しくなることを特徴と
    する請求項10記載の同期化装置。
  15. 【請求項15】 各前記セットの群におけるサンプル数
    が、前記理論公称データ入力信号のパルスをサンプリン
    グして得られるサンプル数に等しくなることを特徴とす
    る請求項14記載の同期化装置。
  16. 【請求項16】 前記セットにおける前記電流変換の前
    記電流位置(PC,ELC)が、前記セットにおいて前
    記電流転換の属するサブセットの位置(PC)、及び、
    前記電流変換が属する前記サブセットにおける前記電流
    変換の前記電流位置(ELC)により決定されることを
    特徴とする請求項11又は14記載の同期化装置。
  17. 【請求項17】 現在及び前の電流転換が、各サブセッ
    トにおけるお互いの位置により決定される相対的位置
    (GR)を有することを特徴とする請求項11又は14
    記載の同期化装置。
  18. 【請求項18】 前記理論電流位置が、前記相対的位置
    (GR)により決定されることを特徴とする請求項17
    記載の同期化装置。
  19. 【請求項19】 前記手段(GE)が、次の電流変換を
    受けるまで前記電流変換の最終値(ST)が遅らされ、
    後の電流変換の理論電流位置(STC)が前記後の電流
    変換の実際に属するサンプルからなる現セットに先立つ
    セットを示すとき、後の電流変換の最終値を電流変換の
    最終値に上書きされ、現電流変換の理論電流位置(ST
    C)が前記現電流変換の実際に属するサンプルからなる
    現セットの後のセットを示すとき、現電流変換の最終値
    が後の電流変換の最終値に上書きされ、前記電流変換の
    最終値の結果が前記手段(GE)における出力部に供給
    され、前記出力信号(Dout )が決定される遅延モジュ
    ールを備えたことを特徴とする請求項10記載の同期化
    装置。
JP7044993A 1992-03-27 1993-03-29 ディジタル信号を同期化する方法及び装置 Pending JPH06326698A (ja)

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