JPH0632628A - ガラス板加工方法及びその装置 - Google Patents

ガラス板加工方法及びその装置

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JPH0632628A
JPH0632628A JP23344491A JP23344491A JPH0632628A JP H0632628 A JPH0632628 A JP H0632628A JP 23344491 A JP23344491 A JP 23344491A JP 23344491 A JP23344491 A JP 23344491A JP H0632628 A JPH0632628 A JP H0632628A
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cutting line
glass plate
folding
stage
auxiliary
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Masashi Kudo
雅司 工藤
Shigeo Suzuki
茂雄 鈴木
Shigeru Bando
茂 坂東
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Bando Kiko Co Ltd
AGC Inc
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Asahi Glass Co Ltd
Bando Kiko Co Ltd
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  • Control Of Cutting Processes (AREA)
  • Perforating, Stamping-Out Or Severing By Means Other Than Cutting (AREA)
  • Re-Forming, After-Treatment, Cutting And Transporting Of Glass Products (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ガラス板の品種変更に対応するプレスヘッド
の位置調整を短時間で行うことを目的とする。 【構成】 第1、第2の切折り手段及び第1、第2の折
割り手段30、32、34、36を移動可能に構成する
と共に切折り手段30、32にカッタ55とプレスヘッ
ド56A、56B、56Cを設け、折割り手段34、3
6にプレスヘッド88、98を設けた。切折り及び折割
り手段30、32、34、36はコントローラ部100
に入力されているデータに基づいて駆動して、カッタ5
5とプレスヘッド56A、56B、56C、88、98
とを所定位置に位置決めする。位置決めされたカッタ5
5は下降してガラス板20に補助切線をいれ、位置決め
されたプレスヘッド56A、56B、56C、88、9
8はガラス板20を切線に沿って折割りして所望の形状
に加工する

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自動車のフロントウイン
ド用ガラス板、リヤウインド用ガラス板等や、その他の
ガラス板を所望の形状に切り折り加工するガラス板加工
方法及びその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、自動車のフロントウインド用ガ
ラス板、リヤウインド用ガラス板等のガラス板をガラス
板加工装置で所望の形状に切り折り加工する場合、先ず
位置決めステージでガラス板の位置決めを行い、次に切
りステージのカッターでガラス板に所望の形状の切線を
入れる。そして切線が入れられたガラス板は折りステー
ジに搬送され、前記切線の周囲に折り割り用補助切線を
入れ折りステージのプレスヘッドで切線の外側のガラス
板を押圧して切線でガラス板を折り割りする。これによ
りガラス板が所望の形状に加工される。加工されたガラ
ス板は折り割られたガラスと共に搬送ステージに搬送さ
れ、加工されたガラス板はエア吸着されて次工程に搬送
される。一方折り割られたガラスは搬送ステージで廃却
される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ガラス板加工装置の折りステージで補助切線を入れる補
助切線入れ手段及びガラス板を折り割りするプレスヘッ
ドは昇降可能な部材に固定されているので、ガラス板の
品種が変わる毎にガラス板の形状に対応するように昇降
可能な部材のプレスヘッドや、補助切線入れ手段の位置
を調整する必要がある。そしてこの調整は作業者が手作
業で行うので調整時間が長くなり、生産性が低下すると
いう問題がある。
【0004】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
もので、補助切線入れ手段やプレスヘッドの位置調整を
短時間で行うことができるガラス板加工方法及びその装
置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決する為の手段】本発明は、ガラス板に所望
の加工形状の切線を入れ、切線入れ完了後ガラス板を折
りステージに搬送し、折りステージの補助切線入れ手段
でガラス板の前記所望の加工形状に形成された切線の周
辺に折割り用の補助切線を入れ、ガラス板に対して傾斜
した、複数のプレスヘッドを有する折りステージのプレ
ス手段で前記切線に沿ってガラス板を折割りして所望の
形状に加工し、加工したガラス板を搬送ステージで後工
程に搬送するガラス板加工方法において、前記補助切線
入れ手段の切線開始位置及び切線終了位置を決め、かつ
プレス手段を位置決めし、プレス手段の折り割りに用い
るプレスヘッドを選択するデータを予め入力する工程
と、該データに基づいて、前記補助切線入れ手段及びプ
レス手段を所定位置に位置決めする機構を駆動して、前
記補助切線入れ手段を所定位置に位置決めする工程と、
前記補助切線入れ手段を下降させてガラス板に補助切線
を入れる工程と、補助切線入れ完了後、前記データに基
づいて前記位置決め機構を駆動して、前記プレス手段を
所定位置に位置決めする工程と、前記プレス手段の前記
データに基づいて選択されたプレスヘッドを下降させて
ガラス板を切線に沿って折割りする工程を備えたことを
特徴とする。
【0006】
【作用】本発明によれば、位置決め機構を折りステージ
の搬送面に沿って任意の位置に移動可能に構成した。ま
た位置決め機構には補助切線入れ手段とプレス手段とを
昇降可能に設けた。さらに位置決め機構を作動させる駆
動手段を設け、制御部から駆動手段に駆動信号を出力し
て補助切線入れ手段及びプレス手段を所定位置に位置決
めする。そして補助切線入れ手段又はプレス手段が所定
位置に位置決めされたとき各々を下降させてガラス板に
補助切線を入れ又はガラス板を切線に沿って折割りす
る。
【0007】従って、ガラス板の品種が変わった場合に
新たな品種用のデータを制御部に入力するだけで補助切
線入れ手段及びプレス手段を新たなガラス板に適した位
置に位置決めすることができる。
【0008】
【実施例】以下添付図面に従って本発明に係るガラス板
加工方法及びその装置の好ましい実施例について説明す
る。図1に示すように本発明に係るガラス板加工装置1
0は主に位置決めステージ12、切りステージ14、折
りステージ16及び搬送ステージ18から構成されてい
て、位置決めステージ12は前工程から搬送されてきた
ガラス板20を所定位置に位置決めすることができる。
また切りステージ14にはX軸ガイド22がガラス板加
工装置10の搬送方向に沿って設けられ、X軸ガイド2
2にはY軸ガイド24が移動自在に設けられている。Y
軸ガイド24にはカッタ26が移動自在に設けられてい
る。カッタ26は、切刃部がカッタ26の進行方向と同
方向を向くように回動自在に支持され、位置決めステー
ジ12から搬送されてきたガラス板20に自動車用のフ
ロントウインド用ガラス板20Aを形成する切線が入れ
られる。
【0009】折りステージ16には図2乃至図4に示す
枠体28が形成され、枠体28には位置決め機構すなわ
ち第1、第2の切折り手段30、32及び第1、第2の
折割り手段34、36が移動自在に設けられている。図
2に示すように枠体28の支柱38、38、38、38
は搬送路40の両側に立脚され、それらの上端部には図
4に示すように梁42、42が固定されて一対の門が形
成されている。そして一対の門の間には梁44A、44
B、44Cが搬送路40と平行に配設されている。
【0010】梁44Aには支持部材46Aを介して第1
切折り手段30のX軸ガイド48が固定されている。X
軸ガイド48には図示しないボールねじが回動自在に設
けられていて、ボールねじはX軸サーボモータ49(図
7参照)に回転力が伝達可能に連結されている。またX
軸ガイド48にはY軸ガイド50がX−X方向に移動自
在に設けられると共に、Y軸ガイド50はボールねじに
連結されている。従ってX軸サーボモータ49が駆動し
てボールねじが回動するとY軸ガイド50はX軸ガイド
48に沿ってX−X方向に移動する。
【0011】Y軸ガイド50には図示しないボールねじ
が回動自在に設けられ、ボールねじはY軸サーボモータ
52に回転力が伝達可能に連結されている。またY軸ガ
イド50には切折り部54がY−Y方向に移動自在に設
けられると共に、切折り部54はボールねじに連結され
ている。従ってY軸サーボモータ52が駆動してボール
ねじが回動すると切折り部54はY軸ガイド50に沿っ
てY−Y方向に移動する。
【0012】切折り部54は図5に示すように補助切線
入れ手段たる端切りカッタ55及びプレスヘッド56
A、56B、56Cを有していて、端切りカッタ55は
切折り部54の支持部材58に回動自在に支持されてい
る。また端切りカッタ55にはプーリ60が固着されて
いて、プーリ60とプーリ62とにはベルト64が張設
されている。プーリ62はサーボモータ66の駆動シャ
フト68に固着されている。従ってサーボモータ66が
駆動すると端切りカッタ55が回動して、端切りカッタ
55の先端部に設けられている回転刃すなわちカッタホ
イール55Aを補助切線入れ方向と同方向に向ける。さ
らに端切りカッタ55はエアシリンダ57のピストンロ
ッド部に設けられているのでエアシリンダ57にエアを
供給して、端切りカッタ55の昇降を調整する。
【0013】プレスヘッド56Aは棒状に形成され、そ
の上端部にエアシリンダを構成するピストンロッド部6
9が固定されている。ピストンロッド部69はエアシリ
ンダ71のシリンダ部70に移動自在に設けられてい
て、エアの供給でピストンロッド部69すなわちプレス
ヘッド56Aの伸長、収縮をコントロールする。またシ
リンダ部70はピン72を軸として支持部材58に回動
自在に設けられている。そしてシリンダ部70に形成さ
れている長穴70Aに嵌入されているボルト74を締め
つけてプレスヘッド56Aを支持部材58に固定する。
【0014】この場合プレスヘッド56Aはカッタ54
に対してθ度傾斜するように配設されていて、傾斜角θ
はボルト72の締めつけを解除して調整することができ
る。プレスヘッド56Aをθ°傾斜して設けたことによ
りガラス板20の折割りエリア130A、130B、1
30C(図6参照)を下方向に押圧すると共に折割りエ
リア130A、130B、130Cを切線から離す方向
の力を折割りエリア130A、130B、130Cに与
える。
【0015】ところで図5上ではカッタ55の左側に設
けられているプレスヘッド56Aについて説明したが、
切折り部54は図6に示すように3個のプレスヘッド5
6A、56B、56Cをカッタ55の回りに備えてい
る。そして他の2つのプレスヘッド56B、56Cも前
述したプレスヘッド56Aと同様にエアシリンダに設け
られ、さらにカッタ55に対してθ°傾斜して設けられ
ているので説明を省略する。
【0016】また、梁44Cには支持部材46Cを介し
て第2切折り手段32が設けられている。第2切折り手
段32は第1切折り手段30と同一構成なので、第1切
折り手段30と同一符号を付して説明を省略する。更
に、図3に示すように梁44Bの左側、即ち搬送路40
の上流側には支持部材80を介して第1折割り手段34
のX軸ガイド82が固定されている。X軸ガイド80に
は図示しないボールねじが回動自在に設けられ、ボール
ねじはサーボモータ84に回転力が伝達可能に連結され
ている。またX軸ガイド80には折割り部86がX−X
方向に移動自在に設けられると共に、折割り部86はボ
ールねじに連結されている。従ってサーボモータ84が
駆動してボールねじが回動すると折割り部86はX軸ガ
イド82に沿ってX−X方向に移動する。
【0017】折割り部86は図3に示すようにプレスヘ
ッド88を有している。プレスヘッド88は前述したプ
レスヘッド56Aと同一の形状に形成され、さらにプレ
スヘッド88はプレスヘッド56Aと同様にエアシリン
ダに設けられている。エアシリンダのシリンダ部90は
プレスヘッド56Aのシリンダ部70と同様に支持部材
92にθ°傾斜して設けられているので、その構成につ
いては説明を省略する。
【0018】さらに、図3に示すように梁44Bの右
側、即ち搬送路40の下流側には支持部材80を介して
第2折割り手段36の(図6参照、図3ではプレスヘッ
ド56A、56B、56Cの背後となる)X軸ガイド9
4が固定されている。X軸ガイド94には折割り部96
が移動自在に設けられ、折割り部96にはプレスヘッド
98が設けられている(図6参照)。プレスヘッド98
は第1折割り手段34のプレスヘッド88と同様にエア
シリンダに設けられ、エアシリンダのシリンダ部はプレ
スヘッド88とは反対側にθ°傾斜して設けられてい
る。尚、第2折割り手段36は第1折割り手段34と同
一構成なので説明を省略する。
【0019】図7は第1、第2の切折り手段30、3
2、及び第1、第2の折割り手段34、36の作動を制
御するコントローラ部100が示されている。コントロ
ーラ部100はティーチング部102及びCPU部10
4から成り、ティーチング部102は第1、第2の切折
り手段30、32、及び第1、第2の折割り手段34、
36を位置決めするためのデータを入力する。CPU部
104はティーチング部102から入力されたデータに
基づいて第1、第2の切折り手段30、32、及び第
1、第2の折割り手段34、36の各々のサーボモータ
49、52、66、84を駆動するための信号を出力す
る。
【0020】また、コントローラ部100のCPU部1
04は外部CPU部110と接続してデータの送受信が
可能である。すなわち図7に示すようにNC切り機制御
部108のCPU部110にCPU部104を接続して
ガラス板20の形状とガラス板20の折り情報とをCR
T112の画面にグラフィック表示することができる。
さらに第1、第2、第3、第4の折割り手段30、3
2、34、36を位置決めするためのデータをキーボー
ド114やフロッピデスク116から入力することもで
きる。尚、図7上で118は切替器、140はプリンタ
である。
【0021】前記の如く構成されたガラス板加工装置の
作用について説明する。先ず、ティーチング部102で
第1、第2の切折り手段30、32、及び第1、第2の
折割り手段34、36を位置決めするためのデータを入
力する。これにより、補助切線入れ手段の切線入れ開始
位置、切線入れ終了位置、折り割りに使用するプレスヘ
ッドとそれが駆動される位置が決められる。次にガラス
板加工装置を作動して前工程から搬送されてきたガラス
板20を位置決めステージ12で所定位置に位置決め
し、次いで位置決めされたガラス板20を切りステージ
14に搬送する。切りステージ14に搬送されたガラス
板20は、カッタ26をX−Y方向に移動してガラス板
20に所定形状20Aの切線を入れ、切線が入れられた
ガラス板20は搬送路40を経て折りステージ16に搬
送される。ガラス板20が折りステージ16に搬送され
ると、折りステージ16の略中央に配置された吸盤(図
示せず。)が下降して、ガラス板20を吸着すると共に
搬送路40に押圧して、ガラス板20を搬送路40に固
定する。
【0022】この状態で、ティーチング部102から入
力されたデータに基づいて第1、第2の切折り手段3
0、32の各々のX軸、Y軸用のサーボモータ49、4
9、52、52を駆動して第1、第2の切折り手段3
0、32を所定位置に配置する。次にティーチング部1
02から入力されたデータに基づいて第1、第2の切折
り手段30、32のカッタ回転用のサーボモータ66、
66を駆動して端切りカッタ55、55のカッタホイー
ル55A、55Aに必要な角度制御を行う。カッタホイ
ール55A、55Aの角度制御完了後、第1、第2の切
折り手段30、32にエアを供給して端切りカッタ5
5、55を下降させてカッタホイール55A、55Aで
折り割り用の切線120A、122Aを入れる(図6参
照)。次に、第1、第2の切折り手段30、32を前工
程と同一手順で所定位置に配置すると共にカッタホイー
ル55A、55Aに必要な角度制御を行い、カッタホイ
ール55A、55Aで折り割り用の切線120B、12
2Bを入れる。
【0023】次いで、第1、第2の切折り手段30、3
2のプレスヘッド56B、56Bをガラス板20の点1
24A、126Aの上方に移動すると共に、第1折割り
手段34のプレスヘッド88をガラス板20の点128
Aの上方に移動する。移動完了後、第1、第2の切折り
手段30、32及び第1折割り手段34にエアを供給し
てプレスヘッド56B、56B、88を下降し、ガラス
板20の点124A、126A、128Aを押圧してガ
ラス板20のエリア130Aを切線で折り割りする。
【0024】続いて、プレスヘッド56A、56Aをガ
ラス板20の点124B、126Bの上方に移動完了
後、プレスヘッド56A、56Aを下降してガラス板2
0の点124B、126Bを押圧し、次いでプレスヘッ
ド56A、56Aをガラス板20の点124C、126
Cの上方に移動した後、プレスヘッド56A、56Aを
下降してガラス板20の点124C、126Cを押圧す
る。これによりガラス板20のエリア130B、130
Bを切線で折り割りする。
【0025】エリア130B、130Bの折り割り完了
後、プレスヘッド56C、56Cをガラス板20の点1
24D、126Dの上方に移動すると共に、第2折割り
手段36のプレスヘッド98をガラス板20の点128
Bの上方に移動する。移動完了後、各々のプレスヘッド
56C、56C、98を下降してガラス板20の点12
4D、126D、128Bを押圧してガラス板20のエ
リア130Cを切線で折り割りする。これにより、自動
車用のフロントウインド用ガラス板20Aが加工され
る。尚、このように第1、第2の切折り手段30、32
は往路でガラス板20に切線入れを行い、復路で折割り
作業を行うことにより作業時間の短縮を図っている。
【0026】加工完了後、フロントウインド用ガラス板
20A及折割りされたエリア130A、130B、13
0Cが搬送ステージ18に搬送され、フロントウインド
用ガラス板20Aは後工程に搬送され、折割りされたエ
リア130A、130B、130Cは廃却される。前記
実施例では自動車用のフロントウインド用ガラス板の加
工について説明したが、これに限らず、本発明に係るガ
ラス板加工装置は他のガラス板の加工にも適用すること
ができる。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るガラ
ス板加工方法及びその装置によれば、制御部から駆動手
段に駆動信号を出力して補助切線入れ手段及びプレス手
段を所定位置に位置決めする。更に補助切線入れ手段又
はプレス手段が所定位置に位置決めされたとき各々を下
降させてガラス板に切線を入れ又はガラス板を切線に沿
って折割りする。
【0028】従って、ガラス板の品種が変わった場合に
新たな品種用のデータを制御部に入力するだけで補助切
線入れ手段及びプレス手段を新たなガラス板に適した位
置に位置決めすることができる。これによりプレスヘッ
ドの位置調整を短時間で行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るガラス板加工装置の平面図であ
る。
【図2】本発明に係るガラス板加工装置の折りステージ
の平面図である。
【図3】本発明に係るガラス板加工装置の折りステージ
の側面図である。
【図4】本発明に係るガラス板加工装置の折りステージ
の正面図である。
【図5】本発明に係るガラス板加工装置の要部拡大図で
ある。
【図6】本発明に係るガラス板加工装置の折りステージ
でガラス板を切折りする状態を説明した図である。
【図7】本発明に係るガラス板加工装置のコントロール
部を示したブロック図である。
【符号の説明】
10…ガラス板加工装置 12…位置決めステージ 14…切りステージ 16…折りステージ 18…搬送ステージ 20…ガラス板 30、32、34、36…第1、第2の切折り手段及び
第1、第2の折割り手段(位置決め機構) 55…カッタ(補助切線入れ手段) 56A、56B、56C、88、98…プレスヘッド
(プレス手段) 57…エアシリンダ(補助切線入れ昇降手段) 71…エアシリンダ(プレス昇降手段) 100…コントローラ部(制御部)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 坂東 茂 徳島県徳島市城東町1丁目2番38号

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガラス板に所望の加工形状の切線を入
    れ、切線入れ完了後ガラス板を折りステージに搬送し、
    折りステージの補助切線入れ手段でガラス板の前記所望
    の加工形状に形成された切線の周辺に折割り用の補助切
    線を入れ、ガラス板に対して傾斜した、複数のプレスヘ
    ッドを有する折りステージのプレス手段で前記切線に沿
    ってガラス板を折割りして所望の形状に加工し、加工し
    たガラス板を搬送ステージで後工程に搬送するガラス板
    加工方法において、 前記補助切線入れ手段の切線開始位置及び切線終了位置
    を決め、かつプレス手段を位置決めし、プレス手段の折
    り割りに用いるプレスヘッドを選択するデータを予め入
    力する工程と、 該データに基づいて、前記補助切線入れ手段及びプレス
    手段を所定位置に位置決めする機構を駆動して、前記補
    助切線入れ手段を所定位置に位置決めする工程と、 前記補助切線入れ手段を下降させてガラス板に補助切線
    を入れる工程と、 補助切線入れ完了後、前記データに基づいて前記位置決
    め機構を駆動して、前記プレス手段を所定位置に位置決
    めする工程と、 前記プレス手段の前記データに基づいて選択されたプレ
    スヘッドを下降させてガラス板を切線に沿って折割りす
    る工程と、 を備えたことを特徴とするガラス板加工方法。
  2. 【請求項2】 位置決めステージで前工程から搬送され
    てきたガラス板を位置決めし、切りステージで位置決め
    ステージから搬送されてきたガラス板に所望の加工形状
    の切線を入れ、折りステージで前記所望の加工形状に形
    成された切線の周辺に折割り用の補助切線を入れて前記
    切線に沿ってガラス板を折割りして所望の形状に加工
    し、加工したガラス板を搬送ステージで後工程に搬送す
    るガラス板加工装置において、 前記折りステージの搬送面に沿って任意の位置に移動可
    能な位置決め機構と、 該位置決め機構に昇降可能に設けられ、下降時にガラス
    板に前記補助切線を加工可能な補助切線入れ手段と、 前記位置決め機構に昇降可能に設けられるとともに、ガ
    ラス板に対して傾斜した複数のプレスヘッドを有し、下
    降時に該プレスヘッドでガラス板を押圧してガラス板を
    切線に沿って折割り可能なプレス手段と、 前記位置決め機構を駆動させる駆動手段と、 前記補助切線入れ手段及びプレス手段を所定位置に位置
    決めするデータが入力され、該データに基づいて前記駆
    動手段に駆動信号を出力して前記補助切線入れ手段の切
    線開始位置及び切線終了位置を決め、かつプレス手段を
    所定位置に位置決めし、プレス手段のうち折り割りに用
    いるプレスヘッドを選択する制御部と、 前記補助切線入れ手段を昇降する手段であって、前記補
    助切線入れ手段が所定位置に位置決めされたとき補助切
    線入れ手段を下降させてガラス板に前記補助切線をいれ
    る補助切線入れ昇降手段と、 前記プレス手段を昇降する手段であって、前記プレス手
    段が所定位置に位置決めされたときプレス手段を下降さ
    せてガラス板を前記切線に沿って折割りするプレス昇降
    手段と、 を備えたことを特徴とするガラス板加工装置。
JP23344491A 1991-09-12 1991-09-12 ガラス板加工方法及びその装置 Expired - Fee Related JP3199074B2 (ja)

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