JPH06326183A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置の製造方法

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JPH06326183A
JPH06326183A JP5077699A JP7769993A JPH06326183A JP H06326183 A JPH06326183 A JP H06326183A JP 5077699 A JP5077699 A JP 5077699A JP 7769993 A JP7769993 A JP 7769993A JP H06326183 A JPH06326183 A JP H06326183A
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JP
Japan
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film
region
silicon oxide
mask
oxide film
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JP5077699A
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Yasutaka Nakashiba
康▲隆▼ 中柴
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Original Assignee
NEC Corp
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Publication date
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    • H01L29/66Types of semiconductor device ; Multistep manufacturing processes therefor
    • H01L29/68Types of semiconductor device ; Multistep manufacturing processes therefor controllable by only the electric current supplied, or only the electric potential applied, to an electrode which does not carry the current to be rectified, amplified or switched
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    • HELECTRICITY
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    • H01L21/76Making of isolation regions between components
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 素子分離領域を活性領域に対し自己整合的に
形成する製法において、活性領域上に厚い熱酸化膜を形
成しないで済むようにして活性領域内に転移が導入され
るのを防止し、不純物プロファイルの変動を抑制する。 【構成】 p型半導体基板100上に酸化シリコン膜1
03、多結晶シリコン膜104、酸化シリコン膜105
を順に成長させた後、フォトレジスト膜120をマスク
として酸化シリコン膜105を選択的に除去する[図
(a)]。n型不純物を導入して電荷転送領域107を
形成し、酸化シリコン膜105をマスクとした選択的に
W膜108を成長させ[図(b)]、酸化シリコン膜1
05を除去した後、W膜108をマスクとしてp型の不
純物を導入して、電荷転送領域107に対し自己整合的
に素子分離領域111を形成する[図(c)]。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体装置の製造方法
に関し、特に、電荷結合素子(CCD)やCCD型固体
撮像素子等の半導体装置の素子分離領域の形成方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の電荷結合素子や固体撮像
素子の製造方法は、バーズビークによるアクティブ領域
の減少を防止するため、アクティブ領域上を選択熱酸化
することにより比較的厚い酸化シリコン膜を形成し、こ
の酸化シリコン膜をマスクとしてイオン注入を行い素子
分離領域をアクティブ領域に対し自己整合的に形成する
(織田:特開昭60−206142号公報、中柴:特開
平2−404974号公報参照)ものであった。
【0003】図8の(a)〜(c)乃至図9の(a)〜
(c)は、従来の固体撮像素子の主な製造工程における
セル部の断面図を示したものである。まず、n型半導体
基板501上にp型ウェル層502を形成し、その上に
膜厚約40nmの酸化シリコン膜503、膜厚約220
nmの窒化シリコン膜504を順に成長させた後、フォ
トレジスト膜520aを形成し、これをマスクとして光
電変換領域506および電荷転送領域507となる部分
の窒化シリコン膜504をプラズマエッチング法にて選
択的に除去する[図8の(a)]。
【0004】次に、前記電荷転送領域507となる領域
上を覆うフォトレジスト膜520bを形成した後、前記
フォトレジスト膜520bと窒化シリコン膜504とを
マスクとしてn型不純物をイオン注入して光電変換領域
506を形成する[図8の(b)]。次に、前記光電変
換領域506上を覆うフォトレジスト膜520cを形成
し、前記フォトレジスト膜520cと窒化シリコン膜5
04とをマスクとしてn型不純物をイオン注入して電荷
転送領域507を形成する[図8の(c)]。
【0005】次に、窒化シリコン膜504をマスクとし
て熱酸化を施し、選択的に約300nmの比較的厚い酸
化シリコン膜508を成長させ、窒化シリコン膜504
をウェットエッチング法により除去した後、前記比較的
厚い酸化シリコン膜508をマスクとしてp型の不純物
(例えばボロン)をイオン注入して信号読み出し領域5
10のしきい値の調整を行い、さらにフォトレジストプ
ロセスを用いて前記信号読み出し領域510をフォトレ
ジスト膜520dにて被覆し、前記酸化シリコン膜50
8とフォトレジスト膜520dをマスクとしてp型の不
純物(例えばボロン)をイオン注入してp+ 型の素子分
離領域511を前記光電変換領域506および電荷転送
領域507に自己整合的に形成する[図9の(a)]。
【0006】次に、フォトレジスト膜520dおよび酸
化シリコン膜503、508を除去し、熱酸化を施すこ
とにより第1のゲート絶縁膜(図示せず)を形成し、さ
らに減圧CVD法、フォトリソグラフィ法およびプラズ
マエッチング法を用いて電荷転送を行うための第1の電
荷転送電極(図示せず)を形成する。続いて第1の電荷
転送電極をマスクとして第1のゲート絶縁膜をエッチン
グ除去し、新たに熱酸化を施すことにより第2のゲート
絶縁膜530を形成した後、第1の電荷転送電極を形成
したのと同様の手法を用いて、光電変換領域から電荷転
送領域への信号電荷の読み出しおよび電荷転送を行う第
2の電荷転送電極531を形成する。続いて、前記電荷
転送電極531をマスクとして、p型不純物(例えばボ
ロン)をイオン注入して光電変換領域506の表面に浅
いp+ 型領域512を形成する[図9の(b)]。
【0007】しかる後、層間絶縁膜532を堆積し、さ
らにコンタクトホール(図示せず)を開口した後、遮光
用および配線用の金属膜533を形成し、続いて、保護
酸化シリコン膜534を形成することにより従来法によ
る固体撮像素子の製造が完了する[図9の(c)]。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述したような従来の
半導体装置の製造方法では、光電変換領域および電荷転
送領域となるアクティブ領域上を選択熱酸化することに
より比較的厚い酸化シリコン膜を形成し、この酸化シリ
コン膜をマスクとしてイオン注入を行い素子分離領域を
前記光電変換領域および電荷転送領域と自己整合的に形
成するものであるため、以下の問題点があった。 (1)アクティブ領域上に選択熱酸化を施すものである
ため、 転位ループによるシリコン格子の乱れ、
酸化膜中への不純物の取り込みあるいはパイルアップ現
象(不純物が酸化膜中にとりこまれずシリコン表面に蓄
積する現象)による不純物プロファイル変動、が発生し
やすい。 (2)素子分離領域が活性領域に接して形成されるた
め、後工程の熱処理により素子分離領域の高濃度p+
不純物の横方向拡散により光電変換領域と電荷転送領域
が目減りし特性低下が発生する。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の半導体装置の製
造方法は、第1導電型半導体層上に、第1の絶縁膜と、
導電性膜と、第2の絶縁膜を順次形成する工程と、前記
第2の絶縁膜に選択的にエッチングを施して、形成すべ
き活性領域部分に開口を形成する工程と、前記第2の絶
縁膜をマスクとして第2導電型の不純物を導入して第2
導電型の活性領域を形成する工程と、前記第2の絶縁膜
をマスクとして選択CVD技術により金属膜を成膜する
工程と、前記第2の絶縁膜を除去した後、前記金属膜を
マスクとして第1導電型の不純物を導入して素子分離領
域を形成する工程と、を有するものである。
【0010】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。図1の(a)〜(d)は、本発明の第1の
実施例の主な製造工程における断面図を示したものであ
って、本発明を電荷転送素子に適用した場合の例を示す
ものである。まず、p型半導体基板100上に膜厚約2
0nmの酸化シリコン膜103、膜厚約100nmの多
結晶シリコン膜104、膜厚約300nmの酸化シリコ
ン膜105を順に成長させた後、フォトレジスト膜12
0を形成し、これをマスクとして電荷転送領域107を
形成すべき領域上の酸化シリコン膜105をプラズマエ
ッチング法にて選択的に除去する[図1の(a)]。
【0011】次に、フォトレジスト膜120と酸化シリ
コン膜105とをマスクとしてn型不純物(例えばリ
ン)をイオン注入して電荷転送領域107を形成する。
次に、フォトレジスト膜120を除去し、続いて酸化シ
リコン膜105をマスクとして、WF6 /H2 ガスを用
いた300℃での選択CVD法により、選択的に約25
0nmのタングステン膜108を成長させる[図1の
(b)]。
【0012】酸化シリコン膜105をウェットエッチン
グ法により除去した後、前記タングステン膜108をマ
スクとしてp型の不純物(例えばボロン)を高濃度にイ
オン注入して、電荷転送領域107に対し自己整合的に
素子分離領域111を形成する[図1の(c)]。
【0013】次に、タングステン膜108をH22
を用いるウェットエッチング法により除去し、さらに、
多結晶シリコン膜104、酸化シリコン膜103をそれ
ぞれウェットエッチング法を用いて除去した後、熱酸化
を施すことにより第1のゲート絶縁膜130を形成し、
さらに減圧CVD法、フォトリソグラフィ法およびプラ
ズマエッチング法を用いて第1の電荷転送電極131を
形成する[図1の(d)]。
【0014】続いて、第1の電荷転送電極131をマス
クとしてp型の不純物(例えばボロン)をイオン注入し
て電荷転送領域107内にポテンシャルバリアを形成
し、さらに第1の電荷転送電極131をマスクとして露
出している第1のゲート絶縁膜をエッチング除去し、新
たに熱酸化を施すことにより第2のゲート絶縁膜(図示
なし)を形成した後、第1の電荷転送電極を形成したの
と同様の手法を用いて第2の電荷転送電極(図示なし)
を形成して電荷転送素子の製造が完了する。このように
形成された電荷転送素子では、電荷転送領域を形成した
後に厚い熱酸化膜を形成することがないので、この領域
内に導入される欠陥が少なくなり、またその不純物プロ
ファイルの変動も抑制されたものとなる。
【0015】図2の(a)〜(c)乃至図3の(a)〜
(c)は、本発明の第2の実施例を示す、固体撮像素子
の主な製造工程における断面図である。まず、n型半導
体基板201上にp型ウェル層202を形成し、その上
に膜厚約20nmの酸化シリコン膜203、膜厚約50
nmの多結晶シリコン膜204、膜厚約300nmの酸
化シリコン膜205を順に成長させた後、フォトレジス
ト膜220aを形成し、これをマスクとして光電変換領
域206および電荷転送領域207となる部分の酸化シ
リコン膜205をプラズマエッチング法にて選択的に除
去する[図2の(a)]。
【0016】次に、前記電荷転送領域207となる領域
上を覆うフォトレジスト膜220bを形成した後、前記
フォトレジスト膜220bと酸化シリコン膜205とを
マスクとしてn型不純物(例えばリン)をイオン注入し
て光電変換領域206を形成する[図2の(b)]。次
に、前記光電変換領域206上を覆うフォトレジスト膜
220cを形成した後、前記フォトレジスト膜220c
と酸化シリコン膜205とをマスクとしてn型不純物
(例えばリン)をイオン注入して電荷転送領域207を
形成する[図2の(c)]。
【0017】次に、酸化シリコン膜205をマスクとし
て選択CVD法により、約250nmのタングステン膜
208を成長させ、酸化シリコン膜205をウェットエ
ッチング法により除去した後、前記タングステン膜20
8をマスクとしてp型の不純物(例えばボロン)をイオ
ン注入して信号読み出し領域210のしきい値の調整を
行い、さらにフォトレジストプロセスを用いて前記信号
読み出し領域210上をフォトレジスト膜220dにて
被覆し、タングステン膜208とフォトレジスト膜22
0dとをマスクとしてp型の不純物(例えばボロン)を
イオン注入してp+ 型の素子分離領域211を、前記光
電変換領域206および電荷転送領域207に自己整合
的に形成する[図3の(a)]。
【0018】次に、フォトレジスト膜220dを除去
し、続いて、タングステン膜208をH22 液にてウ
ェットエッチング法を用いて除去し、さらに、多結晶シ
リコン膜204、酸化シリコン膜203をそれぞれウェ
ットエッチング法を用いて除去した後、熱酸化を施すこ
とにより第1のゲート絶縁膜(図示せず)を形成し、さ
らに減圧CVD法、フォトリソグラフィ法およびプラズ
マエッチング法を用いて第1の電荷転送電極(図示せ
ず)を形成する。続いて第1の電荷転送電極をマスクと
して第1のゲート絶縁膜をエッチング除去し、新たに熱
酸化を施すことにより第2のゲート絶縁膜230を形成
した後、第1の電荷転送電極を形成したのと同様の手法
を用いて、光電変換領域から電荷転送領域への信号電荷
の読み出しおよび電荷転送を行う第2の電荷転送電極2
31を形成する。
【0019】続いて、前記電荷転送電極231をマスク
として、p型不純物(例えばボロン)をイオン注入して
光電変換領域206の表面に浅いp+ 型領域212を形
成する[図3の(b)]。しかる後に、層間絶縁膜23
2を堆積し、さらにコンタクトホール(図示せず)を開
口した後、遮光および配線用の金属膜233を形成し、
さらに保護酸化シリコン膜234を形成することにより
本発明の第2の実施例による固体撮像素子が得られる
[図3の(c)]。
【0020】図4の(a)〜(c)乃至図5の(a)〜
(c)は、固体撮像素子についての本発明の第3の実施
例の主な製造工程におけるセル部の断面図を示したもの
である。まず、n型半導体基板301上にp型ウェル層
302を形成し、その上に膜厚約20nmの酸化シリコ
ン膜303、膜厚約100nmの多結晶シリコン膜30
4、膜厚約350nmの酸化シリコン膜305を順に成
長させた後、フォトレジスト膜320aを形成し、これ
をマスクとして光電変換領域306および電荷転送領域
307となる部分の酸化シリコン膜305をプラズマエ
ッチング法にて選択的に除去する[図4の(a)]。次
に、前記電荷転送領域307となる領域上を覆うフォト
レジスト膜320bを形成した後、前記フォトレジスト
膜320bと酸化シリコン膜305とをマスクとしてn
型不純物(例えばリン)をイオン注入して光電変換領域
306を形成する[図4の(b)]。
【0021】次に、前記光電変換領域306上を覆うフ
ォトレジスト膜320cを形成した後、前記フォトレジ
スト膜320cと酸化シリコン膜305とをマスクとし
てn型不純物(例えばリン)をイオン注入して電荷転送
領域307を形成する[図4の(c)]。次に、酸化シ
リコン膜305をマスクとして選択CVD法により、選
択的に膜厚約300nmのアルミニウム膜308を成長
させ、酸化シリコン膜305をウェットエッチング法に
より除去した後、前記アルミニウム膜308をマスクと
してp型の不純物(例えばボロン)をイオン注入して信
号読み出し領域310のしきい値の調整を行い、さらに
フォトレジストプロセスを用いて前記信号読み出し領域
310をフォトレジスト膜320dにて被覆し、アルミ
ニウム膜308とフォトレジスト膜320dとをマスク
としてp型の不純物(例えばボロン)をイオン注入して
+ 型の素子分離領域311を前記光電変換領域306
および電荷転送領域307に自己整合的に形成する[図
5の(a)]。
【0022】次に、フォトレジスト膜320dを除去
し、続いて燐酸を用いたウェットエッチング法によりア
ルミニウム膜308を除去し、さらに多結晶シリコン膜
304、酸化シリコン膜303をそれぞれウェットエッ
チング法を用いて除去する。その後、第2の実施例と同
様の手法により、第1のゲート絶縁膜(図示なし)、第
1の電荷転送電極(図示なし)、第2のゲート絶縁膜3
30、第2の電荷転送電極331を順次形成し、続いて
前記電荷転送電極331をマスクとして光電変換領域3
06の表面に浅いp+ 型領域312を形成する[図5の
(b)]。しかる後に、層間絶縁膜332を堆積し、さ
らにコンタクトホール(図示せず)を開口した後、遮光
および配線用の金属膜333を形成し、さらに保護酸化
シリコン膜334を形成することにより本実施例による
固体撮像素子の製造が完了する[図5の(c)]。
【0023】図6の(a)〜(c)乃至図7の(a)〜
(c)は、固体撮像素子についての本発明の第4の実施
例の主な製造工程におけるセル部の断面図を示したもの
である。本実施例において、図6の(a)の段階から図
6の(c)に至るまでの工程は、図2の(a)〜(c)
に示した第2の実施例のそれと同様であるので、対応す
る部分に下2桁が共通する符号を付して重複する説明は
省略する。
【0024】図6の(c)の状態とした後、酸化シリコ
ン膜405をマスクとして選択CVD法により、選択的
に約250nmのタングステン膜408を成長させ、酸
化シリコン膜405をウェットエッチング法により除去
し、前記タングステン膜408をマスクとしてp型の不
純物(例えばボロン)をイオン注入して信号読み出し領
域410のしきい値の調整を行う。次に、通常のLDD
型MOSFETの製造工程において用いられる手法によ
り前記タングステン膜408の側壁に酸化シリコン膜の
サイドウォール413を形成し、続いて、フォトレジス
トプロセスを用いて前記信号読み出し領域410上をフ
ォトレジスト膜420dにて被覆し、前記タングステン
膜408、酸化シリコン膜のサイドウォール413およ
びフォトレジスト膜420dとをマスクとしてp型の不
純物(例えばボロン)をイオン注入してp+ 型の素子分
離領域411を、前記光電変換領域406と電荷転送領
域407から所望の距離(好ましくは約0.2μm、こ
の距離はサイドウォール413を構成する酸化シリコン
膜の膜厚にて調整可能)をおいて自己整合的に形成する
[図7の(a)]。
【0025】次に、フォトレジスト膜420dを除去
し、続いてサイドウォール413を弗酸を用いた、タン
グステン膜408をH22 を用いたウェットエッチン
グ法によりそれぞれ除去し、さらに多結晶シリコン膜4
04、酸化シリコン膜403をウェットエッチング法を
用いて除去する。これ以降の工程は、図3の(b)、
(c)で説明した第2の実施例の場合と同様であるの
で、図7の(b)、(c)において対応する部分に下2
桁が共通する符号を付して重複する説明は省略する。
【0026】以上好ましい実施例について説明したが、
本発明はこれら実施例に限定されるものではなく各種の
変更が可能である。例えば、実施例において埋め込みチ
ャネル型であった電荷結合素子を表面チャネル型のもの
変更することができ、また、光電変換素子についても埋
め込み型フォトダイオードに代え通常型のフォトダイオ
ードを用いることができる。さらに、選択CVD法によ
って成膜する金属膜としてモリブデン等の金属材料を使
用することができ、また、本発明は、エリア型、リニア
型のいずれの固体撮像素子にも適用しうるものである。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の半導体装
置の製造方法は、活性領域を形成する際にマスクとして
用いた酸化シリコン膜をマスクとして、選択CVD法に
より金属膜を形成し、これをマスクに素子分離領域を形
成しているため、本発明によれば、活性領域上を選択酸
化することに起因する転位ループによる結晶欠陥の発生
や活性領域の不純物プロファイル変動の発生を抑制する
ことができる。また、前記金属膜にサイドウォールを形
成した後、活性領域と所望の距離をおいて自己整合的に
素子分離領域を形成することも可能であり、その場合に
は、素子分離領域の高濃度p型不純物の横方向拡散によ
る活性領域の目減りを抑制できるという効果が期待でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施例を説明するための工程
断面図。
【図2】 本発明の第2の実施例を説明するための工程
断面図の一部。
【図3】 本発明の第2の実施例を説明するための工程
断面図の一部。
【図4】 本発明の第3の実施例を説明するための工程
断面図の一部。
【図5】 本発明の第3の実施例を説明するための工程
断面図の一部。
【図6】 本発明の第4の実施例を説明するための工程
断面図の一部。
【図7】 本発明の第4の実施例を説明するための工程
断面図の一部。
【図8】 従来例を説明するための工程断面図の一部。
【図9】 従来例を説明するための工程断面図の一部。
【符号の説明】
100 p型半導体基板 201、301、401、501 n型半導体基板 202、302、402、502 p型ウェル層 103、203、303、403、503 酸化シリコ
ン膜 104、204、304、404 多結晶シリコン膜 504 窒化シリコン膜 105、205、305、405 酸化シリコン膜 206、306、406、506 光電変換領域 107、207、307、407、507 電荷転送領
域 108、208、408 タングステン膜 308 アルミニウム膜 508 酸化シリコン膜 210、310、410、510 信号読み出し領域 111、211、311、411、511 素子分離領
域 212、312、412、512 p+ 型領域 413 サイドウォール 120、220、320、420、520 フォトレジ
スト膜 130、230、330、430、530 ゲート絶縁
膜 131、231、331、431、531 電荷転送電
極 232、332、432、532 層間絶縁膜 233、333、433、533 金属膜 234、334、434、534 保護酸化シリコン膜

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1導電型半導体層上に、第1の絶縁膜
    と、導電性膜と、第2の絶縁膜を順次成膜する工程と、
    前記第2の絶縁膜に選択的にエッチングを施して、形成
    すべき活性領域部分に開口を形成する工程と、前記第2
    の絶縁膜をマスクとして第2導電型の不純物を導入して
    第2導電型の活性領域を形成する工程と、前記第2の絶
    縁膜をマスクとして選択CVD技術により金属膜を成膜
    する工程と、前記第2の絶縁膜を除去した後、前記金属
    膜をマスクとして第1導電型の不純物を導入して素子分
    離領域を形成する工程と、を有することを特徴とする半
    導体装置の製造方法。
  2. 【請求項2】 前記金属膜が、タングステン膜、モリブ
    デン膜またはアルミニウム膜であることを特徴とする請
    求項1記載の半導体装置の製造方法。
  3. 【請求項3】 前記第2の絶縁膜を除去した後、素子分
    離領域を形成するに先立って前記金属膜の側壁にサイド
    ウォールを形成することを特徴とする請求項1記載の半
    導体装置の製造方法。
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