JPH0632556U - ポーチ - Google Patents

ポーチ

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JPH0632556U
JPH0632556U JP7392192U JP7392192U JPH0632556U JP H0632556 U JPH0632556 U JP H0632556U JP 7392192 U JP7392192 U JP 7392192U JP 7392192 U JP7392192 U JP 7392192U JP H0632556 U JPH0632556 U JP H0632556U
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JP
Japan
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beams
members
building
panel
front beam
Prior art date
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Pending
Application number
JP7392192U
Other languages
English (en)
Inventor
幸男 澤中
Original Assignee
新日軽株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 新日軽株式会社 filed Critical 新日軽株式会社
Priority to JP7392192U priority Critical patent/JPH0632556U/ja
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  • Building Awnings And Sunshades (AREA)
  • Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 勾配屋根を有するポーチにおいて、ポーチの
建屋からの突出量の大小に係わりなく、建屋に対する固
着位置を同じくすることができ、しかも、支柱等の主要
部材の共通化を可能にし、従って、突出量に制限を受け
ないようにしたポーチを提供する。 【構成】 支柱11と、両支柱を連結する前梁13と、
前梁13から後方に延びる側梁14と、側梁を連結する
後梁16を有する。前梁13の内側面には支持部材17
が、後梁16の内側面には支持部材19が固着され、支
持部材17,19は前方に傾斜するように取付けてあ
る。必要により、中間に中間支持材22が取付けられ
る。支持材17,19の上面にパネル状の屋根材21を
取付ける構成とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、勾配屋根を有するポーチに関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、ポーチには、降雨時又は積雪融解時の排水性を良くするため、勾配屋 根を備えることが多い。従来のポーチでは、屋根材を傾斜状態に支持するために は、図1に示すように、スラブ9立設される支柱1の上端部に建屋2の方向に上 り傾斜する側梁3を接続し、左右両側の側梁2の間sと左右の支柱1の上端部間 を連結する前梁4と側梁の上端部間を連結し、建屋2に固定される後梁5との間 に、屋根材6を、側梁3と平行状態に取付けていた。
【0003】
【解決しようとする技術課題】
上記のように、勾配を有する側梁3に、これと平行に屋根材6を取付けていた ので、ポーチの建屋2からの突出量を大きくする場合は、後梁5の建屋に対する 固着位置の高さの変動範囲が、玄関ポーチにおいては玄関ドア7又は欄間8、二 階部の窓の位置により、又、窓ポーチにおいては二階部の窓の位置により、制約 を受けるので、図2に示すように、後梁5の固着位置は突出量の小さい図1の場 合と同一とされ、支柱1Aの高さを小さくしている。
【0004】 従って、従来は、ポーチの突出量を変えると、側梁及び屋根材の寸法が変わる ばかりでなく、支柱の高さまで変わるので、材料管理に多くのスペースと手数が 係り、又、突出量が大きくなる程、支柱の高さが小さくなるので、突出可能な量 には自ずと制限がある。
【0005】 本考案は、勾配屋根を有するポーチにおいて、ポーチの建屋からの突出量の大 小に係わりなく、建屋に対する固着位置を同じくすることができ、しかも、支柱 等の主要部材の共通化を可能にし、従って、突出量に制限を受けないようにした ポーチを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するため、本考案に係るポーチは、支柱の上端部から建屋方 向に延びる側梁を水平に設け、両側梁の対向面と、前梁と後梁の対向面との間に 、これら各梁の上面と下面の間において後梁から前梁方向に下り傾斜させて屋根 材を取付けたことを特徴としている。
【0007】 また、両側梁の対向面に後梁至近から前梁至近まで下り傾斜し、かつ、両側梁 の対向方向先端上面にクッション材を設けた支持部材を突設し、前梁と後梁の対 向面に上面を前記支持部材の両端部における上面と合致させた支持部材を突設し 、これら四周の支持部材の上面に屋根材であるパネルを載置し、そのパネルの端 縁を挾持部材の押さえ片で押さえ、その挾持部材を前記各梁又は支持部材に固定 したことを特徴としている。
【0008】
【作用】
屋根材は、周辺の梁の上面から上方に及び下面から下方に突出することがない 。また、傾斜しているから、降雨時又は融雪時に良好な排水性を有する。 請求項2に記載のポーチにおいては、屋根材であるパネルの周端縁が支持部材 と挾持部材との間に強固に挾持され、強風、積雪荷重に耐えうる強度を有する。
【0009】
【実施例】
次に、本考案の実施例について、図3以下の図面に基づいて説明する。 図3は、本考案に係るポーチを玄関に取付けた状態の斜視図である。図4はポ ーチのみの正面図、図5は同じく平面図、図6は同じく右側面図、図7は図5の A−A断面図、図8は図7のB−B断面図である。
【0010】 正面手前の左右の支柱11,12と、両支柱の上端部間を連結する前梁13と 、前梁13の両端部から水平に建屋方向に延びる側梁14,15と、各側梁の後 端部間を連結する後梁16とを有する。
【0011】 各梁13,14,15,16は、ほぼ角筒状に形成され、かつ、平面矩形に連 結されており、少なくとも内周面は、いずれも等しい高さを有している。図7に 示すように、前梁13の内側面(後梁16に対向する面)には、その高さの中央 より下側において、支持部材17が前梁13の内側面から突出する状態で、前梁 13と平行状態にねじ18により固着されている。
【0012】 また、後梁16の内側面(前梁13に対向する面)には、その高さの中央より 上側において、支持部材17と同様の支持部材19が後梁16の内側面から突出 する状態で、後梁16と平行状態にねじ20により固着されている。
【0013】 そして、前後の支持部材17と19の上面に、一例としてプラスチック板又は ガラス等のパネル状の屋根材21の上、下端縁部が載置されている。22は、ポ ーチの建屋からの突出量が大きい場合に、屋根材21の中間部の荷重を支持する ため、側梁14,15の長手方向中間部に設けられた中間支持部材である。この 中間支持部材22の取付構造の一例を説明すると、図8に示すように、ほぼW字 形に形成されたブラケット23の下端部に、側梁14,15の内側面に形成して あるあり溝24に頭を挿入したボルト25を貫通し、その突出端にナット26を ねじ込んで所定位置に固定し、このブラケット23を、中間支持部材22の両端 部に挿入し、ブラケットの上端部を中間支持部材の上端部においてねじ27で結 合している。
【0014】 そして、上記支持部材17,22,19のそれぞれの上面に、クッション材2 8を装着した後、一枚のパネル21の下端部、中間部及び上端部を載置して、パ ネル21を傾斜状態で保持している。前梁側の支持部材17及び後梁側の支持部 材19の上側において、パネル21の上面を挾持する押さえ片を有する挾持部材 29,30が固着されている。
【0015】 また、前記中間支持部材22の長手方向端部をブラケット23の形状に沿って L字形に切除することにより、前梁13の内側面至近から側梁14,15の内側 面に沿って前記切除部を通って後梁16の内側面至近まで延長する支持部材31 ,32が、側梁14,15にそれぞれ固着されている。この支持部材31,32 は、前記前梁13の支持部材17、中間支持部材22及び後梁の支持部材19に 載置されたパネル21と平行に傾斜させてねじ33,34により取付けられてお り、従って、前記パネル21は、この側梁14,15の支持部材31,32の上 面の側梁の対向方向先端側部分にも載置される。なお、この支持部材31,32 の先端部上面にもクッション材35が装着されている。支持部材31,32の上 側には、等長の挾持部材36,37が載置され、挾持部材の長手方向に間隔をも って配置されたねじ38を支持部材31又は32にねじ込むことにより、支持部 材31,32に固定されている。挾持部材の先端部にもクッション材35が装着 されて、パネル21の端縁の保護が図られている。なお、支持部材31,32及 び挾持部材36,37は、幅方向中心に関して対称形に形成されて、左右共通に 使用できる。
【0016】 後梁16は、前半部16aと後半部16bに分割形成してあり、これらは上下 両端部に形成した嵌合部により分離・再結合が可能であり、ポーチの組立工場か らポーチの設置現場までは、図7に示すように、後半部16bが前半部16aに 結合された状態で搬送され、現場において、後半部16bを分離して、その後半 部のみを先に建屋2の外壁の所定位置に予め取付けた固定金具39に、ねじ40 等で固定し、この後半部16bに、スラブ9上に起立させたポーチの後梁16の 前半部16aを近接させ、嵌合部を嵌合させて、所定位置に位置決めし、後は、 従来と同様の方法でスラブ9上に図3に示すようにポーチを立設することができ る。
【0017】 上記構成において、側梁14,15は、支柱11,12から水平に建屋方向に 延びるから、ポーチの建屋からの突出量が大きくされる場合には、側梁14,1 5、側梁の支持部材31,32及び挾持部材36,37、並びにパネル21の寸 法がその突出量に対応するものに代えられるだけで、前梁13、後梁16、前梁 及び後梁の支持部材17,19と挾持部材29,30並びに支柱11,12は、 同一寸法のものを使用することができる。そして、突出量の大小に関係なく、建 屋に対する固着位置は同一で良く、また、突出量に制限を受けない。
【0018】 さらに、パネル21は、側梁の上面と下面の間において傾斜して設けられてい るので、図6に示されるように、外部からは傾斜状態が見えないため、側梁の水 平状態とパネルの傾斜状態の違和感がないとともに、外観が簡素であり、しかも 、降雨時又は融雪時の排水性が確保される。
【0019】 また、前梁13と後梁16の対向面には高さの異なる位置に各梁と平行に延び る支持部材17,19を、左右の側梁14,15の対向面には後梁至近から前梁 至近まで下り傾斜する支持部材31,32をそれぞれ取付け、これらの支持部材 に屋根材を載置して、その上側から挾持部材36,37でパネル21を挾持固定 するようにしたので、屋根材を傾斜状態で容易にかつ、強固に取付けることがで きる。
【0020】 図7に示すように、前梁13の内側壁13aに孔38が設けてあり、パネル2 1の下端縁から流出する雨水は、その孔38から前梁内に流入し、前梁内に設け てある横樋39に流れ込み、横樋の端部から支柱11又は11と12内に設けた 縦樋内に流下させて、支柱の下端部から排水路又は地面上に排出されるようにな っている。
【0021】
【考案の効果】
上述のように、請求項1記載の本考案のポーチによれば、勾配屋根を有するポ ーチにおいて、建屋からの突出量の大小に係わりなく、建屋に対する固着位置を 同じくすることができるとともに、突出量に制限を受けない。また、支柱、前梁 、後梁等の主要部材を共通化することができるので、部材管理コストの低減も可 能である。
【0022】 また、請求項2記載のポーチによれば、屋根材を周囲の梁材の間に傾斜状態で 取付けることが容易にでき、かつ、強固に支持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のポーチの縦断面図である。
【図2】建屋からの突出量を大きくした場合の同様の断
面図である。
【図3】本考案の実施例のポーチの取付け状態を示す斜
視図である。
【図4】同ポーチの正面図である。
【図5】同平面図である。
【図6】同右側面図である。
【図7】図5のA−A断面図である。
【図8】図7のB−B断面図である。
【符号の説明】
11,12 支柱 13 前梁 14,15 側梁 16 後梁 17,19 支持部材 22 中間支持部材 29,30 挾持部材 31,32 支持部材 36,37 挾持部材

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 支柱の上端部に建屋方向に延びる側梁を
    水平に設け、両側梁の対向面と、前梁と後梁の対向面と
    の間に、これら各梁の上面と下面の間において後梁から
    前梁に下り傾斜させて屋根材を取付けたことを特徴とす
    るポーチ。
  2. 【請求項2】 両側梁の対向面に後梁至近から前梁至近
    まで下り傾斜し、かつ、両側梁の対向方向先端上面にク
    ッション材を設けた支持部材を突設し、前記前梁と後梁
    の対向面に上面を前記支持部材の各端部における上面と
    合致させた支持部材を突設し、これら四周の支持部材の
    上面に屋根材であるパネルを載置し、そのパネルの端縁
    を挾持部材で押さえ、その挾持部材を前記各梁又は支持
    部材に固定したことを特徴とするポーチ。
JP7392192U 1992-09-30 1992-09-30 ポーチ Pending JPH0632556U (ja)

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JP7392192U JPH0632556U (ja) 1992-09-30 1992-09-30 ポーチ

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