JPH0632544U - 樋受金具 - Google Patents

樋受金具

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JPH0632544U
JPH0632544U JP4111392U JP4111392U JPH0632544U JP H0632544 U JPH0632544 U JP H0632544U JP 4111392 U JP4111392 U JP 4111392U JP 4111392 U JP4111392 U JP 4111392U JP H0632544 U JPH0632544 U JP H0632544U
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JP
Japan
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receiving
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JP4111392U
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雅克 浅野
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Toyo Kagaku Co Ltd
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Toyo Kagaku Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 （修正有） 【目的】 棟換気口用樋の樋受金具であって、予め組立
られた棟換気口への取付けが可能で、しかも取付作業が
簡単である。 【構成】 受金具本体Ａの底受部１の下面に、外側端部
に下方に向けて曲成された固定片２を有し、内側端部近
傍に上記底受部に摺動自在に装着される装着部３を有す
る固定具Ｂを該底受部の長手方向に対し摺動自在に装着
した樋受金具である。

Description

【考案の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】
本考案は樋受金具、特に、棟換気用樋の支承の用に供される樋受金具に係るも のである。
【０００２】
【従来の技術】
従来、この種の樋受金具としては、実開昭５９−１３８６２６号公報等にみら れるように、支承せんとする軒樋の外周面に沿うようにＵ字状に曲成された帯金 からなる受金具本体の一端部に軒先固定部を装着してなるものが一般に使用され ていた。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、上記樋受金具は図３に示すように、幅が比較的狭い棟換気口の下方 に樋が設置される程度の幅をもって相対するように取付けられた左右の垂木の一 方に装着される関係上、予め組立られた棟部に軒樋を取付けることは極めて困難 であった。
【０００４】 そこで、これら樋受金具は、予め工場等で組立られた片流れの屋根ユニットの 一方に軒樋とともに装着し、これを現場にて組合わせる手段が講じられていたた め、搬送時や組合わせ時における接触により軒樋の破損や変形を生じ、また組合 わせ時における左右の屋根ユニットの確認作業を必要とする等の課題をも合わせ 有していた。
【０００５】 本考案は上記従来品の欠点を解消すべく考案されたものであって、現場におい て棟が組合わされた後に軒樋を簡単に取付けることができる樋受金具を提供せん とするものである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】 本考案は上記に鑑み考案されたものであって、支承せんとする軒樋の外周面に 沿うようにＵ字状に曲成された帯金からなる受金具本体の底受部の下面に、外側 端部に下方に向けて曲成された固定片を有し、内側端部近傍に上記底受部に摺動 自在に装着される装着部を有する帯金からなる固定具を、上記底受部の長手方向 に対し摺動自在に装着せしめてなることを特徴とする樋受金具である。
【０００７】 本考案における固定片としては、打ち込みにより固定すべく先端部に先鋭状と なした固定爪を設けたものや、釘着により固定すべく釘孔を穿設したもの等が用 いられ、また、装着部としては帯金に穿設された長孔と蝶ナットとの組み合わせ や、底受部を摺動自在に被包する筒体等が用いられる。
【０００８】
【作用】
本考案の樋受金具は受金具本体の底受部の下面に、外側端部に下方に向けて曲 成された固定片を有し、内側端部近傍に上記底受部に摺動自在に装着される装着 部を有する帯金からなる固定具を、上記底受部の長手方向に対し摺動自在に装着 せしめてなるため、予め組合わされた棟の両垂木間に樋を装着してなる樋受金具 を天井裏より嵌装し、固定具を摺動させて、その固定片を打ち込みや釘着により 固定することにより装着される。
【０００９】
【実施例】
以下、本考案を図面に示す実施例について詳細に説明すれば、図１は本考案の 樋受金具の一実施例を示す斜視図、図２は同上他の実施例を示す斜視図、図３は 同上使用状態を示す端面図である。
【００１０】 図中、Ａは支承せんとする軒樋Ｃの外周面に沿うようにＵ字状に曲成された帯 金からなる受金具本体であり、Ｂは受金具本体Ａの底受部１の下面に、該底受部 １の長手方向に対し摺動自在に装着された帯金からなる固定具であって、外側端 部に下方に向けて曲成された固定片２を設けるとともに内側端部近傍に上記底受 部１に摺動自在に装着される装着部３を設けてなるものである。
【００１１】 固定片２としては、図１に示すように、下方に向けて曲成された帯板の先端部 に先鋭状になした固定爪２１を水平方向に延設するか、図２に示すように、下方 に向けて曲成された帯板に釘孔２２を穿設したものが用いられ、また、装着部３ としては帯金に穿設された長孔３１と蝶ナット３２からなる組み合わせ、若しく は底受部１を摺動自在に被包する筒体３３が用いられている。
【００１２】 尚、図中、４は受金具本体Ａの両端部に形成された樋耳保持部を示すものであ る。
【００１３】 本考案の樋受金具は上記構成よりなるため、使用に際しては図３に示すように 工場等にて組立られた片流れ構造の屋根ユニット材Ｄを現場に搬送して組合わさ れた換気口５を有する建屋の両垂木６，６間に樋Ｃを装着してなる樋受金具を天 井裏より嵌装して固定具Ｂを摺動させながら固定片２を上記両垂木６，６に固定 することにより装着されるものである。
【００１４】
【考案の効果】
以上より明らかなように、本考案の樋受金具は支承せんとする軒樋の外周面に 沿うようにＵ字状に曲成された帯金からなる受金具本体の底受部の下面に、外側 端部に下方に向けて曲成された固定片を有し、内側端部近傍に上記底受部に摺動 自在に装着される装着部を有する帯金からなる固定具を、上記底受部の長手方向 に対し摺動自在に装着せしめてなる構成よりなるため、予め組合わされた棟の両 垂木間に樋を装着してなる樋受金具を天井裏より嵌装することにより固定され、 しかも、固定に際しては固定片を摺動させて釘着するか、若しくは金槌で叩きな がら固定片を上記垂木に打ち込むことにより固定されるために従来みられる軒樋 の破損や変形もなく、合わせ、施工性も著しく向上せしめられる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本考案の樋受金具の一実施例を示す斜視図であ
る。
【図２】本考案の樋受金具の他の実施例を示す斜視図で
ある。
【図３】本考案の樋受金具の使用状態を示す端面図であ
る。
【符号の説明】
Ａ 受金具本体 Ｂ 固定具 Ｃ 樋 １ 底受部 ２ 固定片 ３ 装着部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項１】 支承せんとする軒樋の外周面に沿うよう
    にＵ字状に曲成された帯金からなる受金具本体の底受部
    の下面に、外側端部に下方に向けて曲成された固定片を
    有し、内側端部近傍に上記底受部に摺動自在に装着され
    る装着部を有する帯金からなる固定具を、上記底受部の
    長手方向に対し摺動自在に装着せしめてなることを特徴
    とする樋受金具。
JP1992041113U 1992-05-22 1992-05-22 樋受金具 Expired - Lifetime JP2572895Y2 (ja)

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JPH0632544U true JPH0632544U (ja) 1994-04-28
JP2572895Y2 JP2572895Y2 (ja) 1998-05-25

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013002254A (ja) * 2011-06-22 2013-01-07 Panasonic Corp 谷樋改修構造

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS50106621A (ja) * 1974-01-09 1975-08-22

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JP2013002254A (ja) * 2011-06-22 2013-01-07 Panasonic Corp 谷樋改修構造

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