JPH0632376U - 脱臭剤用容器 - Google Patents
脱臭剤用容器Info
- Publication number
- JPH0632376U JPH0632376U JP6816292U JP6816292U JPH0632376U JP H0632376 U JPH0632376 U JP H0632376U JP 6816292 U JP6816292 U JP 6816292U JP 6816292 U JP6816292 U JP 6816292U JP H0632376 U JPH0632376 U JP H0632376U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- deodorant
- container
- storage chamber
- solid
- gel
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Packaging Of Annular Or Rod-Shaped Articles, Wearing Apparel, Cassettes, Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 要取替時期を視認出来ると共に、臭気の強い
ものであっても、急速脱臭が可能な脱臭剤用容器を提供
する。 【構成】 互いに嵌合可能な容器本体1と蓋体2とから
なり、容器本体1は、側面の中央部下方に凹陥部15を形
成した平面視略コ字状のゲル状脱臭剤G用収容室11と、
凹陥部15上方に隣接して一体に設けられた浅箱状の固形
脱臭剤D用収容室12とから構成され、ゲル状脱臭剤G用
収容室11と固形脱臭剤D用収容室12の開口面が同一面に
開口されると共に、固形脱臭剤D用収容室12の底面に通
気孔14が穿設されている。
ものであっても、急速脱臭が可能な脱臭剤用容器を提供
する。 【構成】 互いに嵌合可能な容器本体1と蓋体2とから
なり、容器本体1は、側面の中央部下方に凹陥部15を形
成した平面視略コ字状のゲル状脱臭剤G用収容室11と、
凹陥部15上方に隣接して一体に設けられた浅箱状の固形
脱臭剤D用収容室12とから構成され、ゲル状脱臭剤G用
収容室11と固形脱臭剤D用収容室12の開口面が同一面に
開口されると共に、固形脱臭剤D用収容室12の底面に通
気孔14が穿設されている。
Description
【0001】
本考案は互いに嵌合可能な本体と蓋体とからなり、蓋体に通気孔が穿設された 脱臭剤用容器に関する。
【0002】
従来、互いに嵌合可能な本体と蓋体とからなり、蓋体に通気孔が穿設された脱 臭剤用容器は、例えば意匠登録第676178号公報、同第676209号公報等に記載され ているように、公知である。
【0003】
互いに嵌合可能な本体と蓋体とからなり、蓋体に通気孔が穿設された脱臭剤用 容器に使用される脱臭剤として、活性炭に代って汎用されているゲル状脱臭剤は 、体積の減少によって要取替時期を視認出来る利点を有するが、臭気の濃度の如 何に拘らず、脱臭量は一定であるので、臭気の強いものが収納された場合、脱臭 される迄に長時間を要するので、待ち切れずに脱臭完了前に収納庫を開扉した場 合には、脱臭効果がない、又は、足りない等の苦情が発生することがある。
【0004】 本考案は、上記の事情に着目してなされたものであって、要取替時期を視認出 来ると共に、臭気の強いものであっても、急速脱臭が可能な脱臭剤用容器を提供 することを目的とする。
【0005】
本考案の脱臭剤用容器は、互いに嵌合可能な容器本体と蓋体とからなり、容器 本体は、側面の中央部下方に凹陥部を形成した平面視略コ字状のゲル状脱臭剤用 収容室と、凹陥部上方に隣接して一体に設けられた浅箱状の固形脱臭剤用収容室 とから構成され、ゲル状脱臭剤用収容室と固形脱臭剤用収容室の開口面が同一面 に開口されると共に、固形脱臭剤用収容室の底面に通気孔が穿設されていること を特徴とする。
【0006】 本考案の脱臭剤用容器の本体は、収容された脱臭剤が外部から視認出来るよう 、透明もしくは半透明な合成樹脂で成形される。
【0007】 本考案の脱臭剤用容器に使用される脱臭剤としては、臭気の濃度の如何に拘ら ず、脱臭量は一定であるが、体積の減少によって要取替時期を視認出来る、テル ペノイド、フラボノイド等を含有する吸水性ポリマーからなるゲル状脱臭剤と、 臭気の濃度が増加すれば脱臭量も増加し、急速脱臭が可能な、モンモリロン石を 焼結した固形脱臭剤とが併用される。
【0008】 本考案の脱臭剤用容器本体の側面中央部下方の凹陥部は、通気孔が穿設された 合成樹脂製被覆体によって被覆されるのが好ましい。被覆することによって、容 器の強度、安定性、美観を向上させることが出来ると共に、該凹陥部に入り込ん だ食品等によって、固形脱臭剤用収容室底面の通気孔への吸気が妨げられること がない。
【0009】 本考案の脱臭剤用容器本体の上面開口部は、使用開始前に脱臭剤が外気に触れ て減耗しないよう、アルミラミネートフィルム等の非通気性シートによって、密 閉されてもよい。非通気性シートには、端縁から舌片が突設されるのが、使用時 舌片を摘んで剥離出来るので好ましい。
【0010】
本考案の脱臭剤用容器は、以上述べた通り、互いに嵌合可能な容器本体と蓋体 とからなり、容器本体は、側面の中央部下方に凹陥部を形成した平面視略コ字状 のゲル状脱臭剤用収容室と、凹陥部上方に隣接して一体に設けられた浅箱状の固 形脱臭剤用収容室とから構成され、ゲル状脱臭剤用収容室と固形脱臭剤用収容室 の開口面が同一面に開口されると共に、固形脱臭剤用収容室の底面に通気孔が穿 設されているから、ゲル状脱臭剤と固形脱臭剤とを併用することにより、固形脱 臭剤用収容室の通気孔と上方の開口部ととを臭気が流通し易く、臭気の強いもの であっても、急速脱臭が可能となり、又、ゲル状脱臭剤により長期に亙って臭気 を脱臭することが出来る。又、販売時、複数の開口部を1枚の非通気性シートに よって密閉し、使用時には、1回の剥離動作によって同時に開放することが出来 る。
【0011】
次に、本考案の脱臭剤用容器を図面の実施例を参照して更に説明する。 図1は本考案の実施例を示す斜視図、図2はその分解斜視図、図3は縦断面図 である。 これらの図に於いて、1は脱臭剤用容器の透明合成樹脂製角箱状容器本体であ り、側面の中央部下方に凹陥部15を形成した平面視略コ字状のゲル状脱臭剤G用 収容室11の中央に、隔壁13により分離され、底面に通気孔14が穿設された、浅箱 状の固形脱臭剤D用収容室12が、ゲル状脱臭剤G用収容室11の開口面と同一面に 開口するようにして隣接して一体に設けられている。
【0012】 2は複数の通気孔21が並設された白色合成樹脂製蓋体であって、短手方向の下 端中央には、僅かな切欠部22が設けられている。
【0013】 3は、本体1の固形脱臭剤用収容室12の下方の凹陥部15を隠蔽する為に、本体 1に嵌着するよう設けられた白色合成樹脂製被覆体であって、凹陥部15前面には 通気孔31、固形脱臭剤用収容室12前面には、固形脱臭剤Dの存在を視認出来る楕 円形の覗き窓32が穿設されている。
【0014】 4はアルミラミネートフィルムからなる非通気性シートであって、短手方向の 中央には、舌片41が突設されており、ゲル状脱臭剤Gと固形脱臭剤Dとを、本体 1の夫々の収容室11及び12に注入した後、本体1の開口部16に溶着されて気密に 閉塞し、本体1に嵌合された蓋体2の切欠部22から舌片41の先端が外方に突出さ れている。
【0015】 使用に際しては、一旦蓋体2を本体1から分離し、非通気性シート4の舌片41 を指先で摘んで上方に引上げて、非通気性シート4を本体1の開口部16から剥離 、除去した後、蓋体2を本体1に再嵌合して、冷蔵庫内等の使用場所に載置する 。
【0016】
本考案の脱臭剤用容器は、叙上の通り構成されているので、要取替時期を視認 出来ると共に、臭気の強いものであっても、急速脱臭が可能な脱臭剤用容器を、 安価に製造出来る。又、販売時、複数の開口部を1枚の非通気性シートによって 密閉し、使用時には、1回の剥離動作によって同時に開放することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例の斜視図である。
【図2】図1に示す本考案脱臭剤用容器の分解斜視図で
ある。
ある。
【図3】図1に示す本考案脱臭剤用容器の縦断面図であ
る。
る。
1 容器本体 2 蓋体 11 ゲル状脱臭剤用収容室 12 固形脱臭剤用収容室 14 通気孔 15 凹陥部
Claims (2)
- 【請求項1】 互いに嵌合可能な容器本体と蓋体とから
なり、容器本体は、側面の中央部下方に凹陥部を形成し
た平面視略コ字状のゲル状脱臭剤用収容室と、凹陥部上
方に隣接して一体に設けられた浅箱状の固形脱臭剤用収
容室とから構成され、ゲル状脱臭剤用収容室と固形脱臭
剤用収容室の開口面が同一面に開口されると共に、固形
脱臭剤用収容室の底面に通気孔が穿設されていることを
特徴とする脱臭剤用容器。 - 【請求項2】 ゲル状脱臭剤用収容室と固形脱臭剤用収
容室の開口面が非通気性シートにより密封されているこ
とを特徴とする請求項1記載の脱臭剤用容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992068162U JP2577930Y2 (ja) | 1992-09-30 | 1992-09-30 | 脱臭剤用容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992068162U JP2577930Y2 (ja) | 1992-09-30 | 1992-09-30 | 脱臭剤用容器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0632376U true JPH0632376U (ja) | 1994-04-26 |
JP2577930Y2 JP2577930Y2 (ja) | 1998-08-06 |
Family
ID=13365793
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1992068162U Expired - Lifetime JP2577930Y2 (ja) | 1992-09-30 | 1992-09-30 | 脱臭剤用容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2577930Y2 (ja) |
-
1992
- 1992-09-30 JP JP1992068162U patent/JP2577930Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2577930Y2 (ja) | 1998-08-06 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2761821B2 (ja) | 芳香剤容器 | |
JPH01280463A (ja) | 耐損傷性の容器 | |
KR890701159A (ko) | 분상 약제 시약 용기 | |
USD460545S1 (en) | Air freshener | |
JPH0632376U (ja) | 脱臭剤用容器 | |
JP2002173186A (ja) | 薬剤容器 | |
JP4093339B2 (ja) | 切り換え可能に芳香剤等を収容した容器 | |
JPH0270720U (ja) | ||
JP2566257Y2 (ja) | 脱臭剤容器 | |
JPS63113886U (ja) | ||
JP3859886B2 (ja) | 香気用容器 | |
JPS6348272Y2 (ja) | ||
JPH0718615Y2 (ja) | 微粉末剤用防湿容器 | |
KR860001258Y1 (ko) | 휴대용 방향용구 | |
JP6700879B2 (ja) | 脱臭具 | |
JPS60180434U (ja) | 芳香剤収容容器 | |
JPH01165039U (ja) | ||
JPH0621382Y2 (ja) | コンパクト容器 | |
JPS601715Y2 (ja) | 芳香消臭液揮散装置 | |
JPS6034278Y2 (ja) | 芳香剤容器 | |
JPS588172Y2 (ja) | 芳香器 | |
JP3019291U (ja) | 防臭、防菌又は防虫等容器 | |
JPS6036187Y2 (ja) | 芳香剤容器 | |
JPH0232624Y2 (ja) | ||
JPS6454553U (ja) |