JP2002173186A - 薬剤容器 - Google Patents

薬剤容器

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JP2002173186A
JP2002173186A JP2000370136A JP2000370136A JP2002173186A JP 2002173186 A JP2002173186 A JP 2002173186A JP 2000370136 A JP2000370136 A JP 2000370136A JP 2000370136 A JP2000370136 A JP 2000370136A JP 2002173186 A JP2002173186 A JP 2002173186A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 収容される薬剤の誤食を防止することができ
る薬剤容器を提供する。 【解決手段】 脱臭剤容器の容器本体2には上面21に
開口部22が設けられている。容器本体2の内部23に
は、底面24から各側面25に沿って上方に延出する複
数の縦リブ26が設けられている。容器本体2の各側面
25の内側には、中央の縦リブ26の上部に容器本体2
の側面25から内側方向に向かって湾曲した突起27が
それぞれ設けられており、側面25と中央の縦リブ26
と突起27とにより凹部28が構成されている。また、
この凹部28に係合して容器本体2の外部との仕切りを
形成する仕切り板には複数の丸穴が設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、芳香剤、消臭剤、
脱臭剤等の薬剤を収容する薬剤容器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、芳香剤、消臭剤、脱臭剤等の薬剤
を収容する薬剤容器は、一般的に内部に薬剤を収容する
容器本体と、この容器本体に着脱可能に取り付けられた
蓋とを備えている。容器本体には上部に開口部が設けら
れており、蓋には複数の穴が設けられている。そして、
薬剤を収容した薬剤容器を室内等に配置することにより
蓋の穴から薬剤が外部に揮散して芳香効果や消臭効果を
与えたり、脱臭剤による脱臭効果を与えている。また、
薬剤には、容器が倒れても外部に漏れ出さないように固
形状やゲル状のものが用いられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな薬剤容器では、容器本体内に固形状やゲル状の薬剤
を収容した場合には、乳幼児や老人が食べ物と勘違いし
て薬剤を誤って食べてしまう問題があった。特に、前記
薬剤容器を、容器本体内にゲル状薬剤を収容して冷蔵庫
や冷凍庫用の脱臭剤容器等として使用した場合には、脱
臭剤容器が食べ物と一緒に収容される状態となることか
ら、ゲル状薬剤が食べ物と勘違いされやすくなり、この
ため薬剤の誤食が重要な問題となっていた。
【0004】本発明は、かかる従来の課題に鑑みてなさ
れたものであり、収容される薬剤の誤食を防止すること
ができる薬剤容器を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に本発明の請求項1記載の薬剤容器では、内部に薬剤を
収容する容器本体の上面に開口部が設けられた薬剤容器
において、前記容器本体の前記内部に係合部を設ける一
方、この係合部に係合して前記容器本体の外部との仕切
を形成する仕切部を備え、この仕切部に複数の開口部を
設けたものとしている。
【0006】かかる構成においては、仕切り部を係合部
に係合させることにより仕切り部が容器本体内で固定さ
れて取り外しにくくなるため、仕切り部と容器本体との
間に固形状やゲル状の薬剤を収容しておくことで、これ
らの薬剤が取り出されるのを防ぐことができる。
【0007】また、請求項2記載の薬剤容器において
は、前記係合部を、前記仕切部の上面が前記容器本体の
前記上面よりも下側に位置するように前記容器本体の前
記内部に設けたものとしている。
【0008】かかる構成においては、仕切り部を係合部
に係合させることにより、仕切り部全体が容器本体の内
部で固定された状態となるため、仕切り部をより取り外
しにくくすることができる。
【0009】また、請求項3記載の薬剤容器において
は、前記容器本体の側面の内側に、前記容器本体の内側
方向に向かって開口する凹部を設け、この凹部により前
記係合部を構成したものとしている。
【0010】かかる構成においては、仕切り部凹部に係
合させることにより仕切り部が容器本体内に固定される
ため、仕切り部と容器本体との間に固形状やゲル状の薬
剤を収容しておくことで、これらの薬剤が取り出される
のを防ぐことができる。
【0011】また、請求項4記載の薬剤容器において
は、前記凹部の上部の外面を、前記容器本体の前記側面
から前記容器本体の前記内側方向に向かって斜め下方に
延在するように形成したものとしている。
【0012】かかる構成においては、凹部より上側の空
間が広がるため、凹部に仕切り部を容易に係合させるこ
とができる。
【0013】また、請求項5記載の薬剤容器において
は、前記凹部の上部の外面を、前記容器本体の前記側面
から前記容器本体の前記内側方向に向かって湾曲状に形
成したものとしている。
【0014】かかる構成においては、仕切り部を凹部に
入れる際に凹部の上部との接触面積が少なくなるため、
凹部に仕切り部を容易に係合させることができる。
【0015】また、請求項6記載の薬剤容器において
は、前記凹部の上部における前記容器本体の前記内側方
向への長さ寸法を、前記凹部の下部における前記容器本
体の前記内側方向への長さ寸法よりも短く設定したもの
としている。
【0016】かかる構成においては、凹部より上側の空
間が広がるため、凹部に仕切り部を容易に係合させるこ
とができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
にしたがって説明する。
【0018】図1は、本発明の第1の実施の形態を示す
冷凍庫用の脱臭剤容器1の分解図である。この容器1
は、容器本体2と、容器本体2の外部との仕切りを形成
する仕切り板3と、容器本体2に着脱可能に装着される
蓋4とから構成されている。
【0019】容器本体2は透明のプラスチック製からな
る四角形状であって、図2(A)及び(B)に示すよう
に上面21に開口部22が設けられている。容器本体2
の内部23には、底面24から各側面25に沿って上方
に延出する複数の縦リブ26が設けられている。
【0020】さらに、図3にも示すように、容器本体2
の各側面25の内側には、中央の縦リブ26の上部に、
容器本体2の側面25から内側方向2aに向かって湾曲
した突起27がそれぞれ設けられている。したがって、
側面25と中央に位置する縦リブ26と突起27とによ
り本発明の係合部である凹部28が構成されており、各
凹部28は容器本体2内で相対向して設けられている。
【0021】また、前記仕切り板3は半透明のプラスチ
ック製であって、大きさが容器本体2の開口部22とほ
ぼ同じ大きさであり、図4に示すように本発明の開口部
として複数の丸穴31が設けられている。また、前記蓋
4も仕切り板3と同様に半透明のプラスチック製であ
り、図5に示すように、一端側に丸穴41が設けられ、
この丸穴41に隣接して長手方向に並列した複数のスリ
ット42が設けられている。
【0022】かかる構成において出荷する際には、図6
や図7に示すように、容器本体2の内部23において凹
部28より下の位置にゲル状の脱臭剤5を入れた後、容
器本体2を外側方向に押し広げて開口部22から仕切り
板3を内部に入れ、周縁部32を各凹部28に合わせて
係合させる。
【0023】このとき、図7に示すように、凹部28の
上部を構成する突起27は、その内側方向2aへの長さ
寸法27wが、凹部28の下部を構成する縦リブ26の
内側方向2aへの長さ寸法26wよりも短く設定されて
いる。
【0024】このため、例えば、突起27の長さ寸法2
7wと縦リブ26の長さ寸法26wとが同じである場合
や、突起27の長さ寸法27wより縦リブ26の長さ寸
法26wの方が長い場合に比べて、凹部28より上側、
すなわち開口部22側の空間が広がるため凹部28に仕
切り板3の周縁部32が入れやすくなり、凹部28に仕
切り板3を容易に係合させることができる。
【0025】さらに、突起27の外面27aが容器本体
2の側面25から内側方向2aに向かって湾曲状に形成
されていることから、仕切り板3の周縁部を凹部28に
入れる際に突起27との接触面積が少なくなって凹部2
8により入れやすくなり、凹部28に仕切り板3をさら
に容易に係合させることができる。したがって、凹部2
8の上部をこの突起27で構成することによって容器1
の組立作業を効率良く行うことができる。
【0026】そして、凹部28に仕切り板3の周縁部が
係合されることにより、仕切り板3が容器本体2の内側
にはめ込まれるとともに複数のリブ26によって支持さ
れ、これによって容器本体2の外部との仕切りが形成さ
れる。仕切り板3を取り付けた後は、開口部22の縁に
アルミ箔等の気密シート(図示せず)を貼着して、蓋4
を容器本体2に取り付ける。
【0027】使用する際には、蓋4を外して前記気密シ
ートを剥がした後、再度蓋4を取り付けて冷凍庫等に配
置する。これにより、容器本体2内の脱臭剤が蓋4の丸
穴41及びスリット42と、仕切り板3の丸穴31とを
介して冷凍庫内等の悪臭を脱臭することによって、冷凍
庫内の空気を清潔な状態に保つことが可能となってい
る。
【0028】そして、容器1の使用状態においては、図
6及び図7で示したように、仕切り板3が容器本体2の
内側ではめ込まれた状態となっている。これにより、仕
切り板3が本体2内で固定されて取り外しにくくなって
いるため、内部23に収容された脱臭剤5が取り出され
てしまうのを防ぐことができる。よって、本実施の形態
の脱臭剤容器1では、収容される脱臭剤5の誤食を防止
することができる。
【0029】また、凹部28は、図7に示すように、仕
切り板3の上面33が容器本体2の上面21よりも下側
に位置するように容器本体2の内部23に設けられてい
ることから、この凹部28に係合した仕切り板3は、全
体が容器本体2の内部23で固定されている。このた
め、仕切り板3をより取り外しにくくすることができ
る。よって、脱臭剤5の誤食をさらに防止することがで
きる。
【0030】また、容器本体2に設けられた縦リブ26
は、凹部28の下部を構成する構成部材の他に容器本体
2の補強材も兼ねている。このため、容器本体2を補強
しつつ脱臭剤5の誤食を防止することもでき、また部品
点数を減らして製造コストの低減化も図ることができ
る。
【0031】なお、本実施の形態では、薬剤容器として
脱臭剤5を容器本体2内に収容する脱臭剤容器1の場合
について説明したが、芳香剤や消臭剤等を容器本体内に
収容する薬剤容器について本発明を適用した場合であっ
ても、本実施の形態と同様の効果を得ることができる。
【0032】また、薬剤容器に収容する薬剤として、本
実施の形態で使用した脱臭剤の他に、芳香剤、消臭剤、
防虫剤等を使用することができる。また、本実施の形態
で使用したゲル状の薬剤の他に性状が異なる薬剤とし
て、仕切り板3の丸穴31よりも大きいものであれば、
固形状の薬剤を使用したり、液状の薬剤を適当な担持体
に担持させたものを使用しても良い。
【0033】また、本発明の仕切り部として仕切り板3
を用いたが、仕切り板3の代わりに網を使用しても良
い。また、仕切り板3の開口部として丸穴31を設けた
が、これに限定されることはなく、容器本体2内に収容
される脱臭剤が粒状である場合には丸穴31の穴径を粒
径より小さくなるように設定し、また仕切り板3にスリ
ットを設けても良い。
【0034】図8(A)は本発明の第2の実施の形態を
示す薬剤容器60の斜視図である。この薬剤容器60
は、内部61に薬剤(図示せず)を収容し上面62に開
口部63が設けられた容器本体64と、複数の丸穴65
aを有し容器本体64の外部との仕切りを形成する仕切
り板65とから構成されている。
【0035】本実施の形態では(B)にも示すように、
容器本体64の各側面66の内側において上部の中央部
に突起67x,67yが上下に離間して設けられてい
る。したがって、側面66と両突起67x,67yとに
より本発明の係合部である凹部68が構成されており、
各凹部68は容器本体64内で相対向して設けられてい
る。
【0036】そして、この凹部68に仕切り板65の周
縁部69が係合されて仕切り板65が容器本体64の内
側にはめ込まれ、これによって容器本体64の外部との
仕切りが形成されている。
【0037】この結果、仕切り板65が容器本体64内
で固定されて取り外しにくくなっているため、内部61
に収容された薬剤が取り出されてしまうのを防ぐことが
できる。よって、本実施の形態の薬剤容器60において
も、薬剤の誤食を防止することができる。
【0038】なお、本実施の形態では、両突起67x,
67yを容器本体64の各側面66の内側上部の中央部
に設けて凹部68を構成したが、これに限定されること
はなく、例えば両突起67x,67yを各側面66の内
側上部の全体に渡って設けることによって凹部を構成し
ても良い。
【0039】また、両突起67x,67yにおいて、上
側の突起67xまたは下側の突起67yの何れか一方を
側面66の内側上部全体に渡って設け、上側の突起67
xまたは下側の突起67yの何れか他方を側面66の内
側上部の任意の箇所に設けることによって凹部を構成し
ても良い。
【0040】また、凹部68の上部を構成する上側の突
起67xは、その外面67aが側面66から容器本体6
4の内側方向64aに向かって斜め下方に延在するよう
に形成されている。これにより、凹部68より上側の空
間が広がるため、凹部68に仕切り板65を容易に係合
させることができる。よって、薬剤容器60の組立作業
を効率良く行うことができる。
【0041】図9(A)は本発明の第3の実施の形態を
示す薬剤容器70の斜視図である。この薬剤容器7は、
内部71に薬剤(図示せず)を収容し上面72に開口部
73が設けられた容器本体74と、複数の丸穴75aを
有し容器本体74の外部との仕切りを形成する仕切り板
75とから構成されている。
【0042】本実施の形態では(B)にも示すように、
容器本体74の各側面76の内側において上部に四角形
状の溝77が形成されている。したがって、この溝77
によって本発明の係合部である凹部が構成されており、
各溝77は容器本体74内で相対向して設けられてい
る。
【0043】また、仕切り板75には、周縁部において
各溝77に対応する位置に外側に向かって突出した突起
78が設けられており、各突起78が対応する溝77に
それぞれ係合されて仕切り板75が容器本体74の内側
にはめ込まれ、これによって容器本体74の外部との仕
切りが形成されている。
【0044】この結果、仕切り板75が容器本体74内
で固定されて取り外しにくくなっているため、内部71
に収容された薬剤が取り出されてしまうのを防ぐことが
できる。よって、本実施の形態の薬剤容器70において
も、薬剤の誤食を防止することができる。
【0045】なお、本実施の形態では、溝77を容器本
体74の各側面76の内側上部の任意の箇所に設けた
が、これに限定されることはなく、例えば溝77を各側
面76の内側上部の全体に渡って設けるようにしても良
い。この場合には、仕切板75の周縁部全体に渡って突
起78を設けることが可能となるため、仕切板75と容
器本体74との係合箇所が増加して仕切板75をさらに
取り外しにくくすることができ、薬剤の誤食防止効果を
高めることができる。
【0046】図10(A)は本発明の第4の実施の形態
を示す薬剤容器80の斜視図である。この薬剤容器8
は、内部81に薬剤(図示せず)を収容し上面82に開
口部83が設けられた容器本体84と、複数の丸穴85
aを有し容器本体84の外部との仕切りを形成する仕切
り板85とから構成されている。
【0047】本実施の形態では(B)に示すように容器
本体84の後方の側面86の上部87が外側方向84a
に屈曲形成されており、側面86の下部に連設して上下
方向に延在する連設部88と、連設部88の上端から外
側方向Yに屈曲した屈曲部89と、屈曲部89の上端か
ら上方に延出した延出部90とから構成されている。
【0048】さらに、延出部90の内側には、屈曲部8
9から離間して突起が91が設けられており、この突起
91と屈曲部89とにより本発明の係合部である凹部9
2が構成されている。そして、この凹部92に仕切り板
85の周縁部85aが係合されて仕切り板85が容器本
体84の内側にはめ込まれ、これによって容器本体84
の外部との仕切りが形成されている。
【0049】この結果、仕切り板85が容器本体84内
で固定されて取り外しにくくなっているため、内部81
に収容された薬剤が取り出されてしまうのを防ぐことが
できる。よって、本実施の形態の薬剤容器80において
も、薬剤の誤食を防止することができる。
【0050】また、他の実施の形態では、容器本体の内
部に複数の凹部を設けたが、凹部の設置個数は特に限定
されることはなく、本実施の形態のように容器本体84
の内部81に一箇所だけ設けても良い。また、薬剤容器
の他の実施の形態として、これまでに説明してきた実施
の形態を組み合わせて凹部を構成しても良い。
【0051】図11(A)は本発明の第5の実施の形態
を示す薬剤容器100の斜視図である。この薬剤容器1
00は、内部101に薬剤(図示せず)を収容し上面1
02に開口部103が設けられた容器本体104と、複
数の丸穴105aを有し容器本体104の外部との仕切
りを形成する仕切り板105とから構成されている。
【0052】本実施の形態では(B)にも示すように容
器本体104の内部101において底面106に、本発
明の係合部を構成する複数のフランジ107が側面10
8と平行に起立して設けられている。また、仕切り板1
05には、各フランジ107に対応して複数の係合穴1
09が設けられている。また、この係合穴109と前記
丸穴105aとを兼用して設けても良い。
【0053】そして、仕切り板105の各係合穴109
にそれぞれフランジ107の上端部107aが挿入され
て係合することにより、仕切り板105が容器本体10
4の内側にはめ込まれるとともに支持され、これによっ
て容器本体104の外部との仕切りが形成されている。
【0054】この結果、仕切り板105が容器本体10
4内で固定されて取り外しにくくなっているため、内部
101に収容された薬剤が取り出されてしまうのを防ぐ
ことができる。よって、本実施の形態の薬剤容器100
においても、薬剤の誤食を防止することができる。
【0055】
【発明の効果】以上説明したように本発明の請求項1記
載の薬剤容器においては、仕切り部を係合部に係合させ
ることにより仕切り板が容器本体内で固定されて取り外
しにくくなるため、仕切り部と容器本体との間に固形状
やゲル状の薬剤を収容しておくことで、これらの薬剤が
取り出されるのを防ぐことができる。よって、薬剤の誤
食を防止することができる。
【0056】また、請求項2記載の薬剤容器において
は、仕切り部を係合部に係合させることにより、仕切り
部全体が容器本体の内部で固定された状態となるため、
仕切り部をより取り外しにくくすることができる。よっ
て、薬剤の誤食をさらに防止することができる。
【0057】また、請求項3記載の薬剤容器において
は、仕切り部を凹部に係合させることにより仕切り部が
容器本体内に固定されるため、仕切り部と容器本体との
間に固形状やゲル状の薬剤を収容しておくことで、これ
らの薬剤が取り出されるのを防ぐことができる。よっ
て、薬剤の誤食を防止することができる。
【0058】また、請求項4記載の薬剤容器において
は、凹部より上側の空間が広がるため、凹部に仕切り部
を容易に係合させることができる。よって、薬剤容器の
組立作業を効率よく行うことができる。
【0059】また、請求項5記載の薬剤容器において
は、仕切り部を凹部に入れる際に凹部の上部との接触面
積が少なくなるため、凹部に仕切り部を容易に係合させ
ることができる。よって、薬剤容器の組立作業をさらに
効率良く行うことができる。
【0060】また、請求項6記載の薬剤容器において
は、凹部より上側の空間が広がるため、凹部に仕切り部
を容易に係合させることができる。よって、薬剤容器の
組立作業を効率よく行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を示す脱臭剤容器の
分解図である。
【図2】(A)は容器本体の平面図、(B)は(A)の
C−C線に沿う断面図である。
【図3】図3(B)におけるD部の拡大図である。
【図4】仕切り板の平面図である。
【図5】蓋の平面図である。
【図6】(A)は容器本体に仕切り板を係合させた状態
での平面図、(B)は(A)のC−C線に沿う断面図で
ある。
【図7】図6(B)におけるD部の拡大図である。
【図8】(A)は本発明の第2の実施の形態を示す薬剤
容器の斜視図であり、(B)は仕切り板と凹部との係合
状態を示す断面図である。
【図9】(A)は本発明の第3の実施の形態を示す薬剤
容器の斜視図であり、(B)は仕切り板と溝との係合状
態を示す断面図である。
【図10】(A)は本発明の第4の実施の形態を示す薬
剤容器の斜視図であり、(B)は仕切り板と凹部との係
合状態を示す断面図である。
【図11】(A)は本発明の第5の実施の形態を示す薬
剤容器の斜視図であり、(B)は仕切り板とフランジと
の係合状態を示す断面図である。
【符号の説明】 1 脱臭剤容器 2 容器本体 2a 内側方向 3 仕切り板 5 脱臭剤 21 上面 22 開口部 23 内部 25 側面 26 縦リブ 26w 縦リブの内側方向への長さ寸法 27 突起 27a 外面 27w 突起の内側方向への長さ寸法 28 凹部 31 丸穴 33 上面 60 薬剤容器 61 内部 62 上面 63 開口部 64 容器本体 64a 内側方向 65 仕切り板 65a 丸穴 66 側面 67x 突起 67y 突起 67a 外面 68 凹部 70 薬剤容器 71 内部 72 上面 73 開口部 74 容器本体 75 仕切り板 75a 丸穴 76 側面 77 溝 80 薬剤容器 81 内部 82 上面 83 開口部 84 容器本体 85 仕切り板 85a 丸穴 86 側面 89 屈曲部 91 突起 92 凹部 100 薬剤容器 101 内部 102 上面 103 開口部 104 容器本体 105 仕切り板 105a 丸穴 107 フランジ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部に薬剤を収容する容器本体の上面に
    開口部が設けられた薬剤容器において、前記容器本体の
    前記内部に係合部を設ける一方、この係合部に係合して
    前記容器本体の外部との仕切を形成する仕切部を備え、
    この仕切部に複数の開口部を設けたことを特徴とする薬
    剤容器。
  2. 【請求項2】 前記係合部を、前記仕切部の上面が前記
    容器本体の前記上面よりも下側に位置するように前記容
    器本体の前記内部に設けたことを特徴とする請求項1記
    載の薬剤容器。
  3. 【請求項3】 前記容器本体の側面の内側に、前記容器
    本体の内側方向に向かって開口する凹部を設け、この凹
    部により前記係合部を構成したことを特徴とする請求項
    1又は2記載の薬剤容器。
  4. 【請求項4】 前記凹部の上部の外面を、前記容器本体
    の前記側面から前記容器本体の前記内側方向に向かって
    斜め下方に延在するように形成したことを特徴とする請
    求項3記載の薬剤容器。
  5. 【請求項5】 前記凹部の上部の外面を、前記容器本体
    の前記側面から前記容器本体の前記内側方向に向かって
    湾曲状に形成したことを特徴とする請求項3記載の薬剤
    容器。
  6. 【請求項6】 前記凹部の上部における前記容器本体の
    前記内側方向への長さ寸法を、前記凹部の下部における
    前記容器本体の前記内側方向への長さ寸法よりも短く設
    定したことを特徴とする請求項3から5のいずれか1項
    に記載の薬剤容器。
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