JPH0632311Y2 - ロボット用作業台 - Google Patents

ロボット用作業台

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JPH0632311Y2
JPH0632311Y2 JP1173989U JP1173989U JPH0632311Y2 JP H0632311 Y2 JPH0632311 Y2 JP H0632311Y2 JP 1173989 U JP1173989 U JP 1173989U JP 1173989 U JP1173989 U JP 1173989U JP H0632311 Y2 JPH0632311 Y2 JP H0632311Y2
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JP
Japan
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surface plate
work
jig surface
robot
jig
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1173989U
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English (en)
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JPH02104984U (ja
Inventor
喜代司 ▲高▼
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Daihatsu Motor Co Ltd
Original Assignee
Daihatsu Motor Co Ltd
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Publication date
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  • Workshop Equipment, Work Benches, Supports, Or Storage Means (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、ロボットにて加工を行う際に、ワークをロ
ボットへ供給するための作業台に関するものである。
〔従来の技術〕
あるワークにロボットで加工を行う場合、ロボットに対
して被加工ワークをロボットの可動範囲内へ供給せねば
ならない。ワークを供給する方法としては、比較的小型
の部品であれば、作業者が作業台を介して供給する方法
が採られている。
上記方法は、第5図に示す様に、ロボット(1)の前面
に、作業台(2)を走行自在に設け、作業者(3)が移
載位置で作業台(2)上にワーク(4)を載せ、作業台
(2)を記載位置からロボット(1)の可動範囲内まで
移動させて行っている。
上記作業台(2)には加工されたワーク(4)を移載位
置まで作業台(2)から取出すためのリフト機構(5)
が内蔵されており、作業者(3)はリフト機構(5)に
て持上げられたワーク(4)を受取り、次工程へ送る。
またロボット(1)と作業者(3)との間には、作業者
(3)の安全のためと、ロボット(1)に備えられた各
種センサーへの光等の外乱の影響を防止するために、シ
ャッタ(6)が昇降可能に設けられており、作業台
(2)が移動する度にエアシリンダ(7)にて昇降動作
させられ、作業台(2)と干渉しないようになってい
る。
〔考案が解決しようとする課題〕
上記方法では、作業台(2)を水平移動させるために、
広いスペースが必要である。また作業台(2)を走行さ
せるための走行機構やワーク(4)を取出すためのリフ
ト機構(5)、シャッタ(6)を昇降させるためのエア
シリンダ(7)等の昇降機構等複数の駆動機構が必要
で、設備全体が大型で複雑となり、コストが高くつくと
共に、作業台(2)とリフト機構(5)、シャッタ
(6)を順序よく動作させねばならず、制御も面倒であ
った。
〔課題を解決するための手段〕
この考案におけるロボット用作業台は、支持フレームに
架設された正逆回転可能な回転軸と、前記回転軸に取付
けた治具定盤と、前記治具定盤が水平状態のときに所定
角度で起立し、かつ前記治具定盤が起立したときに前記
回転軸より下方へ倒伏するように前記回転軸に取付けた
シャッタと、前記シャッタと反対側に突出するように前
記治具定盤の端面に取付けた円弧状の規制板とを備えて
いる。
〔作用〕
上記構造の作業台は、回転軸を回転させて治具定盤を水
平状態にし、かつシャッタを起立させる。この状態で治
具定盤にワークを供給する。ワーク供給後回転軸を逆回
転させて治具定盤をロボットの前方に起立させ、且つシ
ャッタを回転軸より下方へ逃がし、同時に規制板を作業
者と治具定盤との間に配置させる。この状態でロボット
にてワークへの加工を行う。加工が終了すると、回転軸
を正回転させて治具定盤を水平状態にし、ワークを治具
定盤から取り出す。
治具定盤が水平状態のときにはシャッタがロボットと作
業者との間に起立して作業者の安全を確保し、治具定盤
が起立したときには、シャッタは下方へ逃げてロボット
と治具定盤と間を開放し、しかも治具定盤がシャッタの
役目をしてロボットへの外乱の影響を無くし、かつ規制
板が治具定盤と作業者との間に位置して作業者の安全を
確保する。
このように、回転軸の回転のみで、治具定盤の移動とシ
ャッタの開閉を行え、しかもロボットの作業性を損うこ
ともなく、作業者の安全も確保する。
〔実施例〕
以下、この考案の実施例を第1図乃至第4図を参照して
説明する。
第1図及び第2図において、(10)はロボット(1)の
前方に起立固定した支持フレームで、その上端には回転
軸(11)を回転自在に架設し、図示しない駆動機構にて
回転軸(11)を正逆回転させるようにしてある。(12)
は回転軸(11)に取付けた治具定盤で、ロボット(1)
側の面にワーク(4)を取付けるようになっている。こ
の治具定盤(12)は例えば幅寸法がワーク(4)より短
くなっている。(13)は回転軸(11)に取付けたシャッ
タで、治具定盤(12)と一定の角度をもって配置され、
治具定盤(12)が水平状態のときに所定角度で起立する
ようになっている。(14)と作業者(3)の作業位置に
設けた安全柵、(15)は治具定盤(12)の先端に取付け
た規制板で、シャッタ(13)と反対側に配置されてお
り、回転軸(11)を中心とする円弧状に形成されてい
る。この規制板(15)は治具定盤(12)が起立したとき
でも、下端と安全柵(14)との間が離れないような長さ
になっている。(16)はワーク(4)を治具定盤(12)
から取出すためエジェクタで、第4図にも示す様に、例
えば治具定盤(12)の両側に配置され、溝状のワーク送
り部(17)と板状ワーク受取り部(18)とからなり、ワ
ーク送り部(17)は治具定盤(12)の前方下方に配置さ
れ、かつワーク受取り部(18)は水平状態より下方へ回
転した治具定盤(12)とオーバラップするように配置し
てある。但し、ワーク受取り部(18)の上端は水平状態
の治具定盤(12)から上方へ突出しないようになってい
る。
上記構造の作業台は、ワーク供給時、治具定盤(12)を
水平状態に配置させ、これに作業者(3)がワーク
(4)を載せ固定する。この後回転軸(11)が逆回転し
て治具定盤(12)を起立させ、第3図に示す様に、保持
したワーク(4)をロボット(1)に対向させる。この
状態でロボット(1)を動作させて、ワーク(4)を加
工する。加工が終わると、第4図に示す様に、回転軸
(11)が正回転して治具定盤(12)を水平より少し下方
まで戻してエジェクタ(16)とオーバラップさせ、治具
定盤(12)からエジェクタ(16)のワーク受取り部(1
8)へワークを移す。移されたワーク(4)はワーク受
取り部(18)を滑ってワーク送り部(17)まで移動し、
次の工程へ送られる。エジェクタ(16)からワーク
(4)がなくなると、回転軸(11)が少し逆回転して治
具定盤(12)を水平状態にする。この後作業者が治具定
盤(12)へワーク(4)を供給する。
〔考案の効果〕
この考案によれば、回転軸を回転させるだけで治具定盤
を作業者の作業位置からロボットの作業位置まで移動さ
せることができ、しかも治具定盤が水平状態のときには
シャッタが起立して作業者とロボットとの間を遮断し、
治具定盤が起立したときには、治具定盤がシャッタの役
目を兼用し、かつ規制板が作業者とロボットとの間に突
出して作業者の侵入を阻止するので、安全であるととも
にロボットの各種センサーへの外乱の影響を防止でき、
さらに駆動機構も少なくなって、構造が簡単になり、コ
ストも安価になる。また設置スペースも狭くできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る作業台の概略側面図、第2図は治
具定盤とエジェクタとの関係を示す概略平面図、第3図
及び第4図は動作状態を示す概略側面図、第5図は従来
の作業台の概略側面図である。 (10)……支持フレーム、(11)……回転軸、 (12)……治具定盤、(13)……シャッタ、 (15)……規制板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】作業用ロボットと作業者の作業位置との間
    に設置されるロボット用作業台であって、ロボットと作
    業位置との間に設置された支持フレームと、前記支持フ
    レームに架設された正逆回転可能な回転軸と、前記回転
    軸に取付けた治具定盤と、前記治具定盤が水平状態のと
    きに所定角度で起立し、かつ前記治具定盤が起立したと
    きに前記回転軸より下方へ倒伏するように前記回転軸に
    取付けたシャッタと、前記シャッタと反対側に突出する
    ように前記治具定盤の端面に取付けた円弧状の規制板と
    を備えたことを特徴とするロボット用作業台。
JP1173989U 1989-02-01 1989-02-01 ロボット用作業台 Expired - Lifetime JPH0632311Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1173989U JPH0632311Y2 (ja) 1989-02-01 1989-02-01 ロボット用作業台

Applications Claiming Priority (1)

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JP1173989U JPH0632311Y2 (ja) 1989-02-01 1989-02-01 ロボット用作業台

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02104984U JPH02104984U (ja) 1990-08-21
JPH0632311Y2 true JPH0632311Y2 (ja) 1994-08-24

Family

ID=31220556

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JP1173989U Expired - Lifetime JPH0632311Y2 (ja) 1989-02-01 1989-02-01 ロボット用作業台

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE202015106871U1 (de) * 2015-12-16 2017-03-17 Kuka Industries Gmbh Bearbeitungseinrichtung
SE545671C2 (en) * 2018-01-12 2023-11-28 Yaskawa Nordic Ab Robot cell comprising two adjacent stations
CN112077802B (zh) * 2020-08-14 2024-05-17 重庆登科金属制品有限公司 一种联动式夹具

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JPH02104984U (ja) 1990-08-21

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