JPH0737002B2 - 切断機 - Google Patents

切断機

Info

Publication number
JPH0737002B2
JPH0737002B2 JP2073815A JP7381590A JPH0737002B2 JP H0737002 B2 JPH0737002 B2 JP H0737002B2 JP 2073815 A JP2073815 A JP 2073815A JP 7381590 A JP7381590 A JP 7381590A JP H0737002 B2 JPH0737002 B2 JP H0737002B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
axis direction
plate material
guide
moving body
axis
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2073815A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH03274101A (ja
Inventor
宗之 三端
幸弘 永田
禎徳 世古
昭 倉井
和昭 中川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KIKUKAWA IRON WORKS, INC.
Original Assignee
KIKUKAWA IRON WORKS, INC.
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by KIKUKAWA IRON WORKS, INC. filed Critical KIKUKAWA IRON WORKS, INC.
Priority to JP2073815A priority Critical patent/JPH0737002B2/ja
Publication of JPH03274101A publication Critical patent/JPH03274101A/ja
Publication of JPH0737002B2 publication Critical patent/JPH0737002B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Laser Beam Processing (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、板材を一定の曲線に沿って切断する切断
機、より詳しくは三軸制御機構を有するバンドソー、レ
ーザ加工機、ウォータジェット加工機等の切断機に関す
る。
〔従来の技術〕
切断機、例えばバンドソーはフレーム内に収容され且つ
上下に水平軸を有する二つのホィールに帯鋸を巻装し、
通常下側のホィールを駆動して、作業者が予め記した加
工線に沿ってテーブル上で直接板材を移動させ切断する
ような簡単な加工機であり、殆どの場合このような板材
の切断作業は手作業である。従って、バンドソーを使用
して板材を精度良く円形加工や複雑な曲線加工をするこ
とは困難であるため切断後必要な精度に仕上げようとす
れば更に高精度用の二次加工や仕上げ加工等を必要とし
ている。また、近年は高精度加工に熟練した作業者も不
足している傾向にある。
従来、板材を一定の曲線に従い機械的に加工するための
機械としては、実公昭61−16081号や実公昭61−16082号
で開示されているようにX方向とY方向に移動する被加
工材を帯鋸を中心として旋回させたり、或いは特公昭2
−42956号で開示されているようにX方向とY方向に移
動する被加工材を加工する際倣い装置により帯鋸を一定
角度回転させるようにした鋸盤が知られている。
〔発明が解決しようとする課題〕
近時は一枚ものだけでなく端材を接合した板材を利用し
て家具や建材等の板材を精度良く円形或いは複雑な曲線
に加工することが要請されている。例えば第10図に示す
ような板材Wから同一寸法の多数の板材W1、W2…に正確
に切断加工することは困難であった。従来のバンドソー
等の切断機では特に曲率半径を小さくした曲線加工での
精度の良い加工が困難であった。この発明はかかる課題
に鑑みてなされたものであり、その目的とする所は、従
来から困難であった板材の複雑な曲線加工を正確に且つ
多数を同一の寸法に切断加工することの出来る切断機を
提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
即ち、この発明は上記する課題を解決するために、切断
機を構成する手段が、ビーム用ベースの上にY軸方向に
設置されたY軸用ガイドビーム上を駆動機構により移動
する移動体と、該移動体の上に設置され駆動機構により
X軸方向に移動する移動体と、該X軸方向の移動体に取
付けられ板材の端部を把持する板材把持機構と、刃具を
収納し固定ベッドに設置されたフレームと、該刃具の近
傍を中心として前記フレーム全体を前記固定ベッド上で
回転駆動する駆動機構と、前記二つの移動体の駆動機構
とフレーム全体の回転駆動機構とを制御するコンピュー
タと、より成ることを特徴とする。
〔作用〕
切断機を上記手段とすれば、板材をある曲線にそって切
断する場合、移動体を駆動する二つのモータとフレーム
全体の回転駆動用モータとは同時にコンピュータで速度
制御されつつX軸方向の駆動機構とY軸方向の駆動機構
とを同時に或いは個別に駆動される。そして板材把持機
構に把持された板材は、X軸方向とY軸方向に同時に或
いは個別に移動する。またこの板材の移動と同時にフレ
ーム全体は刃具の部分を中心に回転するので、予め意図
した曲線に沿って正確に切断加工される。この場合、板
材は意図する加工曲線の曲率が小さな場合でも予め決め
られた曲線に沿って正確に移動しつつ切断加工される。
〔実施例〕
以下、この発明の具体的実施例について図面を参照して
説明する。
第1図はこの発明の切断機の一種であるバンドソーの組
立平面図、第2図は組立側面図、第3図は組立正面図で
ある。1は固定ベッド、3はY軸用ガイドビーム5を設
置するためのビーム用ベースである。2は前記スライド
ガイド7の上に設置されたX軸用ガイドビーム、4はガ
イド支柱であって昇降ガイド6が固定されている。7は
前記Y軸用ガイドビーム5上を摺動するスライドガイド
であってY軸方向の移動体である。8aは上クランプバイ
ス、8bは下クランプバイスであって板材の端部を把持す
るためのものである。特に該上クランプバイス8aはシリ
ンダ10の軸10aにより前記昇降ガイド6に沿って上下に
移動させることが出来るようにしてある。これらクラン
プバイス8a及び8bと、シリンダ10とは板材把持機構を構
成する。前記ガイド支柱4は昇降ガイド6と一体となっ
てX軸用ガイドビーム2上をX軸方向に移動するX軸方
向の移動体である。
前記ガイド支柱4及び昇降ガイド6は板材の端部を把持
してX軸方向に移動させることが出来、スライドガイド
7はX軸用ガイドビーム2全体をY軸方向に移動させる
ことが出る。12はガイド支柱4及び昇降ガイド6の駆動
用モータであり、11はスライドガイド7の駆動用モータ
であるが、これら移動体の移動機構については後述す
る。
次に、30はフレームであって内部の上部にトップホィー
ル31が、下部にボトムホィール32が配置され、これらの
ホォール31と32には刃具の帯鋸33が巻装されている。34
は前記フレーム30を設置するフレームベースであるが、
該フレームベース34は第1図に示す如く帯鋸33の近傍
(板材が当たる帯鋸の位置)を中心O1として一定角度回
転させるようにしてある。35はこの回転駆動用モータ
で、43はフレーム30の回転軸であり前記O1の下方に位置
させてある。この回転駆動機構についても後述する。
第4図は一体に構成されたガイド支柱4及び昇降ガイド
6をX軸用ガイドビーム2上でX軸方向に移動させる機
構を示す。前記ガイドビーム2内部にはX軸方向に雄ネ
ジ杆14が回動可能に軸架され、一端は軸受16で支持さ
れ、他端にはプーリ18が嵌着され前記モータ12に嵌着さ
れたプーリ20及びベルト22によって回転駆動される。ま
た該雄ネジ杆14には雌ネジ金具24が螺着され、更に該雌
ネジ金具24には前記ガイド支柱4を固定したブラケット
26が固定されている。こうして前記モータ12によって雄
ネジ杆14を駆動すると雌ネジ金具24と共に前記ガイド支
柱4がX軸方向に移動し、前記ガイド支柱4の昇降ガイ
ド6に取付けられたクランプバイス8a、8bに挟持された
板材をX軸方向に移動させることが出来る。
第5図は前記ガイドビーム5と該ガイドビーム5上をY
軸方向へ移動させるスライドガイド7等の正面図で、第
6図は該スライドガイド7の駆動機構の一部を示す。ス
ライドガイド7は前記ガイドビーム5上を摺動するが、
ガイドビーム5の内部にはY軸方向に、前記X軸方向の
雄ネジ杆14と同様の雄ネジ杆13が軸架され一方をモータ
11により駆動される。この雄ネジ杆13には雌ネジ金具15
が螺着され、該雌ネジ金具15には前記スライドガイド7
が固定されている。こうして前記モータ11の駆動により
スライドガイド7はY軸方向に移動する。
次に、第7図は前記フレーム30部分の平面図、第8図は
側面図である。
前記固定ベッド1には上面から見た全体の形状がC字状
のC軸ベース36が固定され、更に該C軸ベース36に沿う
ようにC軸37が固定されている。また、前記フレームベ
ース34には前記C軸37に沿う形でC字形のラック38が固
定されている。
このラック38は第3図のQ矢視図である第9図に示すよ
うにラック本体38aに二つの金具38bでチェーン38cを取
付けた構成になっている。また、該ラック38を固定した
フレームベース34の下側には金具40によりカムフォロア
39が回動自在に枢着されている。前記ベッド1に固定さ
れたフレーム41にはモータ35が取付けられ、該モータ35
の軸にはスプロケット42が嵌着されると共に前記ラック
38のチェーン38cに係合している。従ってモータ35を駆
動すると前記スプロケット42とチェーン38cによりフレ
ーム30及びフレームベース34は固定ベッド上で回転軸43
回りに、即ち、帯鋸33の刃の近傍の中心O1を回転中心と
して回動する。
この発明の切断機は以上のような構成からなり、板材を
加工する際には次のように動作する。
板材をある曲線にそって切断する場合、移動体を駆動す
る二つのモータ11及び12とフレーム全体の回転駆動用モ
ータ35とは同時にコンピュータで速度制御されつつX軸
方向の駆動機構とY軸方向の駆動機構とを同時に或いは
個別に駆動される。そして板材把持機構(クランプバイ
ス8a、8b等)に把持された板材は、X軸方向とY軸方向
に同時に或いは個別に移動する。またこの板材の移動と
同時にフレーム30全体は刃具(帯鋸33)の部分を中心に
回転するので、予め意図した曲線に沿って正確に切断加
工される。この場合、板材は意図する加工曲線の曲率が
小さな場合でも予め決められた曲線に沿って正確に移動
しつつ切断加工される。
尚、前記実施例においてガイド支柱4やスライドガイド
7等の移動体をX軸方向やY軸方向に移動させる機構は
モータ、雄ネジ杆14、13や雌ネジ金具24、15等による手
段としたが、これらに限らず例えばピニオンとラック、
エアシリンダ、リニアモータ、スプロケットとチェーン
等による手段でもよい。更にフレーム30を回転させる駆
動手段も上記例に限らずピニオンとラック、ピンとラッ
ク等の手段でも良い。更に、この発明の切断機としては
実施例でバンドソーで説明したが、帯鋸33をレーザやウ
ォータジェット等に置き換えればレーザ加工機、ウォー
タジェット加工機等他の切断機でも使用することが出来
る。
〔発明の効果〕
この発明の切断機は以上詳述したような構成としたの
で、手作業に負う部分の多かった板材の曲線に沿う切断
加工作業を自動化し且つ精度良く切断加工することが出
来る。特に、板材から多数の同一寸法で且つ同一の曲線
形状をもった加工品に簡単に加工することが出来る。ま
た、この切断機は従来に比べて曲率の小さな曲線の板材
でも正確に加工することが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の切断機の一種であるバンドソーの組
立平面図、第2図は組立側面図、第3図は組立正面図、
第4図は一体に構成されたガイド支柱及び昇降ガイドを
X軸用ガイドビーム上でX軸方向に移動させる機構を示
す図、第5図はガイドビームと該ガイドビーム上をY軸
方向へ移動するスライドガイドを示す部分の正面図、第
6図はスライドガイドの駆動機構を示す図、第7図はフ
レーム部分の平面図、第8図は側面図、第9図は第8図
のQ矢視図、第10図は曲線状に加工する板材の例図であ
る。 1…固定ベッド、2…X軸用ガイドビーム 3…ビーム用ベース、4…ガイド支柱 5…Y軸用ガイドビーム、6…昇降ガイド 7…スライドガイド、8a、8b…クランプバイス 11、12…モータ、13、14…雄ネジ杆 15、24…雌ネジ金具、26…ブラケット 30…フレーム、31、32…ホィール 33…帯鋸、34…フレームベース 35…モータ、36…C軸ベース 37…C軸、38…ラック 39…カムフォロア、42…スプロケット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭51−101290(JP,A) 特開 昭54−127098(JP,A)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ビーム用ベースの上にY軸方向に設置され
    たY軸用ガイドビーム上を駆動機構により移動する移動
    体と、該移動体の上に設置され駆動機構によりX軸方向
    に移動する移動体と、該X軸方向の移動体に取付けられ
    板材の端部を把持する板材把持機構と、刃具を収納し固
    定ベッドに設置されたフレームと、該刃具の近傍を中心
    として前記フレーム全体を前記固定ベッド上で回転駆動
    する駆動機構と、前記二つの移動体の駆動機構とフレー
    ム全体の回転駆動機構とを制御するコンピュータと、よ
    り成ることを特徴とする切断機。
JP2073815A 1990-03-23 1990-03-23 切断機 Expired - Lifetime JPH0737002B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2073815A JPH0737002B2 (ja) 1990-03-23 1990-03-23 切断機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2073815A JPH0737002B2 (ja) 1990-03-23 1990-03-23 切断機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH03274101A JPH03274101A (ja) 1991-12-05
JPH0737002B2 true JPH0737002B2 (ja) 1995-04-26

Family

ID=13529032

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2073815A Expired - Lifetime JPH0737002B2 (ja) 1990-03-23 1990-03-23 切断機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0737002B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100637758B1 (ko) * 2000-04-14 2006-10-24 한국항공우주산업 주식회사 절단장치
CN103862526B (zh) * 2014-03-25 2015-09-09 成都浪度家私有限公司 一种木料切割机
CN103862527A (zh) * 2014-03-25 2014-06-18 成都浪度家私有限公司 一种木料切割装置

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS51101290A (ja) * 1975-03-05 1976-09-07 Goro Fukugami Itazaisetsudansochi
JPS54127098A (en) * 1978-03-24 1979-10-02 Toshiba Machine Co Ltd Method of deciding direction of tool on basis of axial moving data and tool turn controller that use said method

Also Published As

Publication number Publication date
JPH03274101A (ja) 1991-12-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0028735B1 (en) A machining center equipped with a robot device
US4589174A (en) Polar coordinate apparatus
JP3626265B2 (ja) 工作機械
US4909108A (en) Mechanical hand for processing edges of a curved plate and an apparatus for processing the edges of the curved plate
JP2002321119A (ja) 角鋼管などの切断開先加工装置
JPH0692063B2 (ja) 色つきの又は無色の普通板ガラス、磨き板ガラス又はつや消し板ガラスの内角を面取りする方法及び装置
JPH0367829B2 (ja)
US3642040A (en) Workpiece-sensing milling apparatus
JPH0737002B2 (ja) 切断機
US5367834A (en) Edge grinding apparatus
CN115383221A (zh) 一种多工位去毛刺数控设备
JPH0737003B2 (ja) 切断機
CN214353358U (zh) 一种卧式工件加工设备
JP2536005Y2 (ja) 自動化容易なロール研削盤用ロール着脱装置
JPH05185338A (ja) 曲げ・レーザ複合加工装置
JPS637482Y2 (ja)
JP2718003B2 (ja) パイプ切断機における作業部分の移動装置
JP2000210903A (ja) 帯鋸切断装置
JP2563579B2 (ja) 開先用フライスカッターの位置設定方法
JP2531486Y2 (ja) 金属製型材用切断加工装置
JPS6294216A (ja) 帯鋸盤
JPH07266310A (ja) 木造建築材のほぞ加工装置
JPS6144752Y2 (ja)
JPS59107817A (ja) 角鋼管などの開先加工装置
CN117086684A (zh) 圆盘锯防护罩的机加工设备及其加工方法