JPH06323002A - 煙突ライニング層解体用防音装置 - Google Patents

煙突ライニング層解体用防音装置

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JPH06323002A
JPH06323002A JP5112525A JP11252593A JPH06323002A JP H06323002 A JPH06323002 A JP H06323002A JP 5112525 A JP5112525 A JP 5112525A JP 11252593 A JP11252593 A JP 11252593A JP H06323002 A JPH06323002 A JP H06323002A
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傳 定光
Kiyohisa Kondo
清久 近藤
Kan Katayama
完 片山
Hiroshi Aoyama
弘 青山
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 高い煙突であっても、低コストで設置でき、
ライニング層の剥離除去作業の騒音を効果的に減少させ
る。 【構成】 遮音カバーで覆われて煙突1に外嵌する2分
割の分割カバー体21からなる遮音カバー12を、防音装
置用ウインチ13にワイヤロープ11を介して昇降自在に配
置し、煙突1内のライニング層1bの解体作業を行うライ
ニング層破砕装置5に対応して防音装置用ウインチ13を
操作し、遮音カバー12を昇降移動させる遮音カバー位置
制御装置14を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、煙突内面にライニング
されたライニング層を破砕除去する時に生じる騒音を遮
蔽して騒音公害を防ぐ煙突ライニング層解体用防音装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、煙突筒身の内面にライニングされ
たライニング層を衝撃工具を使用して剥離除去すると、
大きな衝撃音が生じて騒音公害を起こすおそれがあっ
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】とくに煙突ライニング
層の剥離作業では、衝撃工具の衝撃音は筒身や煙突頂部
から空中に伝わり、特に衝撃工具が直接作用する作業位
置近傍の筒身から騒音が発生する度合いが激しく、具体
的な防音対策は殆ど行われていない。
【0004】この対策として、煙突全体を遮音壁で覆う
ことも考えられるが、100〜250mのもの高さの煙
突では、コストも工事期間も長なって現実的ではない。
本発明は、上記問題点を解決して高い煙突であっても、
ライニング層の剥離除去作業の騒音を効果的に減少させ
ることができる煙突ライニング層解体用防音装置を提供
することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに本発明の煙突ライニング層解体用防音装置は、騒音
抑制手段を有して煙突に外嵌する遮音カバーを昇降駆動
装置により昇降自在に配置し、前記昇降駆動装置を操作
して煙突内のライニング層の解体作業を行うライニング
層除去作業位置の外周部に遮音カバーを昇降移動させる
遮音カバー位置制御装置を設けたものである。
【0006】上記第1の手段に、遮音カバーを周方向に
複数に分割した分割カバー体で構成し、これら分割カバ
ー体をそれぞれ煙突筒身に密着させる密着固定手段を設
けたものである。
【0007】また第2の手段において、騒音抑制手段
を、分割カバー体内に装着された吸音材により構成した
ものである。さらに第2の手段において、騒音抑制手段
を、遮音カバー体内に取り付けられて煙突筒身に密着さ
れ煙突筒身の振動を減衰させる防振材により構成したも
のである。
【0008】さらにまた第2の手段において、騒音抑制
手段を、分割カバー体の外面に取り付けられて下部が外
側に傾斜し煙突筒身から伝達される音を上方に拡散放出
する複数の音圧変向板で構成したものである。
【0009】また、第2の手段において、密着固定手段
を、分割カバー体を互いに連結して周方向に接近離間可
能なカバー体連結固定装置により構成したものである。
さらに第2の手段において、密着固定手段を、カバー体
に取り付けられて煙突筒身に吸着する磁石により構成し
たものである。
【0010】さらにまた、第2の手段において、密着固
定手段を、分割カバー体内に設けた内部空間を負圧にし
て分割カバー体を煙突筒身に吸着させる吸着ホースを分
割カバー体に接続したものである。
【0011】
【作用】上記第1の手段によれば、遮音カバー位置制御
装置により、遮音カバーをライニング層除去作業位置に
対応して昇降させ、最大の騒音発生源となる剥離作業位
置の筒身の外周部を覆うので、効果的に騒音を減少させ
ることができ、煙突全体を覆うのに比べて設置作業も短
時間ですみ、低コストで効果的な遮音を行うことができ
る。
【0012】第2の手段によれば、遮音カバーを複数の
分割カバー体により構成したので、高い煙突でも組立が
容易で、さらに幾分テーパー状の煙突にも対応すること
ができるとともに、煙突の突起物を回避して取り付ける
ことができる。また密着固定手段により、分割カバーを
それぞれ筒身に密着させるので、遮音効果をより向上さ
せることができる。
【0013】第3の手段によれば、分割カバー体内に吸
音材を設けることにより、筒身から発生する音のエネル
ギーを吸収してより効果的に騒音を減少させることがで
きる。
【0014】第4の手段によれば、分割カバー体内に設
けた防振材を筒身に密着させることにより、ライニング
層剥離時に筒身に生じる振動を効果的に減衰して騒音の
発生を防止し、騒音の発生を効果的に抑制することがで
きる。
【0015】第5の手段によれば、筒身に対して上方に
向いて傾斜する音圧変向板により、筒身から発生した騒
音を上方に向けて放散させるので、直接波が下方に向け
て放射されるのを防ぎ、近隣の工場内や住宅地への直接
波や反射波による騒音を効果的に減少させることができ
る。
【0016】第6の手段によれば、カバー体連結固定装
置により、分割カバー体を互いに周方向に接近して筒身
を締め付け固定するので、昇降移動時には遮音カバーを
一体として取り扱うことができ、分割カバー体を個々に
操作するのに比べて昇降移動や位置決めが容易に行え
る。またテーパー状の煙突や途中に異径部が形成された
煙突にも対応することができる。
【0017】第7の手段によれば、磁石により分割カバ
ー体を筒身に固定するので、分割カバー体と筒身との密
着度を向上させることができ、騒音の遮音をより効果的
に行うことができる。分離も電磁石や極特性を利用した
切換手段により容易に行うことができる。
【0018】第8の手段によれば、筒身に臨む内部空間
の面積を大きくすることにより、大きい吸着力が得られ
るとともに、密度の薄い内部空間の空気により音の伝播
率を低下させて音圧の減衰を増大させることができる。
【0019】
【実施例】以下、本発明に係る煙突ライニング層解体用
防音装置の一実施例を図1〜図5に基づいて説明する。
【0020】この防音装置が使用される煙突ライニング
層破砕設備は、図1に示すように、煙突1の頂部からワ
イヤロープ2を介してゴンドラ3を吊り下げるととも
に、前記ワイヤロープ2の基端部を外部に設けた破砕装
置用ウインチ4のドラムに巻取ってゴンドラ3を昇降自
在に吊持され、このゴンドラ3に空気ハンマー等の駆動
装置により振動させたタガネ等の衝撃工具を、煙突1の
筒身1aの内面にライニングされたライニング層1bに
押し付けて破砕落下させるライニング層破砕装置5が設
けられている。
【0021】一方、防音装置は、煙突1の頂部からワイ
ヤロープ11を介して吊り下げた遮音カバー12を、外
部に設けた防音装置用ウインチ13のドラムにワイヤロ
ープ11を巻取って昇降自在とし、破砕装置用ウインチ
4のモーターの回転角を検出器で検出してゴンドラ3の
位置を検知し、この検出値に基づいて防音装置用ウイン
チ13のモーターを駆動し、ゴンドラ3の昇降作業位置
に対応してその外周部に遮音カバー12を昇降移動させ
る遮音カバー位置制御装置14が設けられている。
【0022】この遮音カバー12は、たとえば図2に示
すように、周方向に2分割した一対の半円筒状分割カバ
ー体21からなり、煙突1の外側に付設した梯子などの
突起物を避けて煙突1の筒身1aの外周部を覆うことが
できる。この半円筒状分割カバー体21は、半円状の上
下周枠21a,21bと一対の側枠21cに筒状格子フ
レーム21dを取り付けて形成され、外面が騒音抑制手
段の一例である遮音シート22で覆われている。
【0023】この遮音カバー12は、煙突1の筒身1a
に密着させる密着固定手段として、分割カバー体21の
上下周枠21a,21bおよび側枠21cにそれぞれ着
磁装置24が設けられている。この着磁装置24は、図
3〜図5に示すように、上下周枠21a,21bおよび
側枠21cに、連結部25aが可撓性材料で形成された
マグネットベース25が取り付けられ、このマグネット
ベース25の内面に長さ方向に所定間隔ごとに形成され
た収納凹部26内に、開口部に面してN極とS極が交互
に配置された接地用磁石27が配置されるとともに、奥
部にN極とS極が交互に配置されて配列方向に移動自在
な切換用磁石28が配置され、マグネットベース25に
は切換用磁石28を移動して切換用磁石28と接地用磁
石27の接触する極性を変化させて接地用磁石27の磁
力を増大または消去する切換用駆動装置(たとえばソレ
ノイドやシリンダー装置、レバー機構など)29が設け
られている。したがって、切換用駆動装置29により、
切換用磁石28と接地用磁石27の接触する極性を同一
にして接地用磁石27の磁力を増大させ、撓む連結部2
5aを介してマグネットベース25を筒身1aに確実に
着磁させることができ、反対に切換用磁石28と接地用
磁石27の接触する極性を相違させて接地用磁石27の
磁力を消去し、マグネットベース25を筒身1aから離
間させることができる。
【0024】なお、全体を電磁石で構成して電源をオン
−オフしてもよく、さらに切換用磁石28のみを電磁石
で構成して極性を変化させることもできる。
【0025】さらに密着固定手段として、この分割カバ
ー体21に設けた吸入口31に、排気ポンプに接続され
た吸引ホース32が接続され、吸引ホース32に介装さ
れた切換弁(図示せず)を切り換えることにより、分割
カバー体21の内部空間33を負圧として分割カバー体
21全体を筒身1a外面に吸着または離間させることが
できる。また、このように分割カバー体21の内部空間
33を減圧することにより、空気の密度を低下させて音
の伝播を減少させ、筒身1aの振動により発生する騒音
を減衰させることができる。
【0026】なお、上記実施例の騒音抑制手段を遮音シ
ート22と内部空間33の減圧状態としたが、図6に示
すように、分割カバー体21の内部空間33にグラスウ
ール等の吸音材41を充填してもよい。また、図7に示
すように、吸音材41に代えてゴムなどの防振材42を
取り付けておくことにより、衝撃工具の衝撃で振動する
筒身1aの振動を効果的に減衰させ、騒音の発生を未然
に防止することができる。
【0027】さらに、遮音シート22に代えて、図8に
示すように、下部が外周側に傾斜する鎧戸状に傾斜する
音圧変向板43を多数設けることにより、筒身1aの振
動により発生する伝播方向を、筒身1aに対して傾斜す
る音圧変向板43により上方に変化させて、直接波が下
方に向けて放射されるのを防ぎ、近隣の工場内や住宅地
に直接波や反射波による騒音の到達を効果的に減少させ
て、近隣の工場内や住宅への直接波の影響を大幅に軽減
して騒音公害を少なくすることができる。さらに送風ポ
ンプに接続された加圧ホース44により吹込口45を介
して内部空間46に高圧の空気を吹き込み、騒音の伝播
経路となる内部空間46を大気圧より高圧にして外部に
対する空気密度を変化させて周波数変動と音圧減衰を図
ることができる。
【0028】図9および図10は遮音カバーの密着固定
手段の他の実施例を示す。この分割カバー体21は、隣
接する側枠21cの上端部間および下端部間に分割カバ
ー体21を互いに連結して周方向に接近離間させ筒身1
aを締め付けるねじ式カバー体連結固定装置51が設け
られている。このねじ式カバー体連結固定装置51は、
側枠21cに取り付けたブラケット52Aの一方に、出
力軸に接線方向の駆動ねじ53が取り付けられた固定用
モーター54を設けるとともに、ブラケット52Bの他
方に駆動ねじ53が螺合する雌ねじ部材55を設けて構
成されている。また、前記ブラケット52A,52Bを
ワイヤロープ11で吊り下げる吊下部材56はヒンジま
たは可撓性部材57を介して連結されて、ブラケット5
2A,52Bの接近離間動作に対応することができる。
【0029】なお、このねじ式カバー体連結固定装置5
1に代えて、空気圧式や油圧式のシリンダー装置や、滑
車とロープを使用した巻取り機構により構成することが
できる。
【0030】上記設備における煙突1のライニング層1
aの剥離除去作業を説明する。破砕装置用ウインチ4を
駆動して所定位置にゴンドラを停止すると、遮音カバー
位置制御装置14により防音装置用ウインチ13が起動
されて遮音カバー12をゴンドラ3の停止位置外周部に
停止させる。そして、切換用駆動装置29により着磁装
置24が作動されるとともに、吸引ホース32により内
部空間33が負圧にされることにより、分割カバー体2
1がそれぞれ筒身1a外面に密着固定される。
【0031】次いでライニング層破砕装置5により衝撃
工具をライニング層1aに当て付けて衝撃と振動とを加
えることにより、ライニング層1aを破砕し、筒身1b
から離間させて落下除去させる。この時、筒身1Aを振
動させることにより生じる騒音は、分かつカバー体21
に設けた遮音シート22により一旦遮断されて外部に放
散されるので、効果的に減衰される。
【0032】したがって、上記構成によれば、遮音カバ
ー位置制御装置14により、昇降移動するライニング層
1bの剥離作業位置に対応して遮音カバー12を昇降移
動させ、筒身1aの外周部分を遮音カバー12で覆った
ので、剥離作業で筒身1aを介して放射される騒音を効
果的に減衰させることができる。
【0033】
【発明の効果】以上に述べたごとく本発明の煙突ライニ
ング層解体用防音装置によれば、遮音カバー位置制御装
置により、遮音カバーを作業位置に対応して昇降させ、
最大の騒音発生源となる剥離作業位置の筒身の外周部を
覆うので、効果的に騒音を減少させることができ、煙突
全体を覆うのに比べて設置作業も短時間ですみ、低コス
トで効果的な遮音を行うことができる。
【0034】また遮音カバーを複数の分割カバー体によ
り構成したので、高い煙突でも組立が容易で、さらに幾
分テーパー状の煙突にも対応することができるととも
に、煙突の突起物を回避して取り付けることができる。
また密着固定手段により、分割カバーをそれぞれ筒身に
密着させるので、遮音効果をより向上させることができ
る。
【0035】さらに分割カバー体内に吸音材を設けるこ
とにより、筒身から発生する音のエネルギーを吸収して
より効果的に騒音を減少させることができる。さらにま
た分割カバー体内に設けた防振材を筒身に密着させるこ
とにより、ライニング層剥離時に筒身に生じる振動を効
果的に減衰して騒音の発生を防止し、騒音の発生を効果
的に抑制することができる。
【0036】また、筒身に対して上方に向いて傾斜する
音圧変向板により、筒身から発生した騒音を上方に向け
て放散させるので、直接波が下方に向けて放射されるの
を防ぎ、近隣の工場内や住宅地への直接波や反射波によ
る騒音を効果的に減少させることができる。
【0037】さらに、カバー体連結固定装置により、分
割カバー体を互いに周方向に接近して筒身を締め付け固
定するので、昇降移動時には遮音カバーを一体として取
り扱うことができ、分割カバー体を個々に操作するのに
比べて昇降移動や位置決めが容易に行える。またテーパ
ー状の煙突や途中に異径部が形成された煙突にも対応す
ることができる。
【0038】さらにまた、磁石により分割カバー体を筒
身に固定するので、分割カバー体と筒身との密着度を向
上させることができ、騒音の遮音をより効果的に行うこ
とができる。分離も電磁石や極特性を利用した切換手段
により容易に行うことができる。
【0039】また、筒身に臨む内部空間の面積を大きく
することにより、大きい吸着力が得られるとともに、密
度の薄い内部空間の空気により音の伝播率を低下させて
音圧の減衰を増大させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る煙突ライニング層解体用防音装置
を備えたライニング層破砕設備を示す全体断面図であ
る。
【図2】同煙突ライニング層解体用防音装置の遮音カバ
ーを示す一部切欠き斜視図である。
【図3】同分割カバー体の部分断面図である。
【図4】同分割カバー体の部分平面図である。
【図5】同分割カバー体の着磁装置を示す断面図であ
る。
【図6】同分割カバー体に設けた騒音抑制手段の他の実
施例を示す部分断面図である。
【図7】同分割カバー体に設けた騒音抑制手段のさらに
他の実施例を示す部分断面図である。
【図8】同分割カバー体に設けた騒音抑制手段のさらに
他の実施例を示す部分断面図である。
【図9】同分割カバー体に設けた密着固定手段の他の実
施例を示す一部切欠き斜視図である。
【図10】同密着固定手段の平面図である。
【符号の説明】 1 煙突 1a 筒身 1b ライニング層 2 ワイヤロープ 3 ゴンドラ 4 破砕装置用ウインチ 5 ライニング層破砕装置 11 ワイヤロープ 12 遮音カバー 13 防音装置用ウインチ 14 遮音カバー位置制御装置 21 分割カバー体 22 遮音シート 24 着磁装置 27 接地用磁石 28 切換用磁石 29 切換用駆動装置 32 吸引ホース 33 内部空間 41 吸音材 42 防振材 43 音圧変向板 44 加圧ホース 46 内部空間 51 ねじ式カバー体連結固定装置 53 駆動ねじ軸 54 固定用モーター
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 片山 完 大阪府大阪市此花区桜島1丁目4番6号 日立造船エンジニアリング株式会社内 (72)発明者 青山 弘 大阪府大阪市此花区桜島1丁目4番6号 日立造船エンジニアリング株式会社内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 騒音抑制手段を有して煙突に外嵌する遮
    音カバーを昇降駆動装置により昇降自在に配置し、前記
    昇降駆動装置を操作して煙突内のライニング層の解体作
    業を行うライニング層除去作業位置の外周部に遮音カバ
    ーを昇降移動させる遮音カバー位置制御装置を設けたこ
    とを特徴とする煙突ライニング層解体用防音装置。
  2. 【請求項2】 遮音カバーを周方向に複数に分割した分
    割カバー体で構成し、これら分割カバー体をそれぞれ煙
    突筒身に密着させる密着固定手段を設けた請求項1記載
    の煙突ライニング層解体用防音装置。
  3. 【請求項3】 騒音抑制手段を、分割カバー体内に装着
    された吸音材により構成した請求項2記載の煙突ライニ
    ング層解体用防音装置。
  4. 【請求項4】 騒音抑制手段を、遮音カバー体内に取り
    付けられて煙突筒身に密着され煙突筒身の振動を減衰さ
    せる防振材により構成した請求項2記載の煙突ライニン
    グ層解体用防音装置。
  5. 【請求項5】 騒音抑制手段を、分割カバー体の外面に
    取り付けられて下部が外側に傾斜し煙突筒身から伝達さ
    れる音を上方に拡散放出する複数の音圧変向板で構成し
    た請求項2記載の煙突ライニング層解体用防音装置。
  6. 【請求項6】 密着固定手段を、分割カバー体を互いに
    連結して周方向に接近離間可能なカバー体連結固定装置
    により構成した請求項2記載の煙突ライニング層解体用
    防音装置。
  7. 【請求項7】 密着固定手段を、カバー体に取り付けら
    れて煙突筒身に吸着する磁石により構成した請求項2記
    載の煙突ライニング層解体用防音装置。
  8. 【請求項8】 密着固定手段を、分割カバー体内に設け
    た内部空間を負圧にして分割カバー体を煙突筒身に吸着
    させる吸着ホースを分割カバー体に接続した請求項2記
    載の煙突ライニング層解体用防音装置。
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