JPH0632224Y2 - 回転式の小型ペレツト選別機 - Google Patents

回転式の小型ペレツト選別機

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JPH0632224Y2
JPH0632224Y2 JP1988093286U JP9328688U JPH0632224Y2 JP H0632224 Y2 JPH0632224 Y2 JP H0632224Y2 JP 1988093286 U JP1988093286 U JP 1988093286U JP 9328688 U JP9328688 U JP 9328688U JP H0632224 Y2 JPH0632224 Y2 JP H0632224Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は合成樹脂ペレツトを回転式に選別作用する小型
ペレツト選別機の改善に関する。
〈従来の技術〉 合成樹脂成形品の粉砕機と言わば直結する如く、その粉
砕機の狭隘な周辺スペースに据え置いて成形品粉砕後の
ペレツトをそのまま選別機側のホツパーへ導入させるべ
く使用可能な回転式の小型ペレツト選別機として、本出
願人は先に実願昭62−91815号と同62−918
16号を提案した。
ところが、その後も鋭意検討を重ねてきた結果、上記先
行考案の構成によれば、その実用上未だ改善されるべき
次の問題点があることを知るに至った。
〈考案が解決しようとする課題〉 即ち、上記実願昭62−91815号を挙げて言えば、
これではその構成上1次選別ドラム(D1)と2次選別
ドラム(D2)とから成る選別ドラム(D)が、その後
端部と中間部との2個所において、一対づつの従動ロー
ラー(32)(32)と、回転駆動ローラー(14)のゴムライニン
グ(27)(27)とにより、何れも下方から接触支持されてい
るにとどまると共に、その中間部から前方へ2次選別ド
ラム(D2)が長く派出しているため、上記駆動ローラ
ー(14)によって選別ドラム(D)を強制的に摩擦回転さ
せると、その選別ドラム(D)が上記中間部を所謂シー
ソー運動の支点として、後端部から不慮に浮き上がるお
それがある。
その対策としては、上記2次選別ドラム(D2)の前方
に向かう派出長さを短かくすることが考えられるが、そ
うするとその2次選別ドラム(D2)における規格品と
過大品との選別に必要な作用長さが不足し、選別精度の
低下を余儀なくされる結果となり、このことはホツパー
(42)から投入されるペレツトが大量であればある程、顕
著に発生する。
又、上記回転駆動ローラー(14)としても、モーター内蔵
型の複雑な構造を有する特殊品が採用されているため、
ペレツト選別機を折角に小型化したとしても、未だ量産
上高価となる。
更に、先行考案の場合ホツパー(42)が1次選別ドラム
(D1)内への導入状態として、取付座板(43)とその複
数のボルト(44)により、本体フレーム(10)の台枠(41)へ
固定設置されているため、1次選別ドラム(D1)内に
残溜するペレツトの完全な排除・清掃作業を、そのドラ
ム(D1)の組立状態のままにて行なうことが困難であ
る。ペレツトとして、その樹脂材料や着色の異なるもの
が万一混在していると、これによる成形品の再生上支障
を生ずることになるので、その異なる毎に選別ドラム
(D1)内の完全な清掃作業を行なう必要がある処、こ
れを能率良く完全に行ない難い。
〈課題を解決するための手段〉 本考案はこのような諸課題の抜本的解決を企図してお
り、そのための構成上ペレツト選別ドラムの外周面に、
開口径が大小相違する複数のペレツト排出用通孔を貫通
形成して、そのドラムを水平な中心線の廻りに回転させ
ると共に、 そのドラム内へホツパーを通じて後方から投入したペレ
ツトを、該ドラムの回転周速差に基き前方へ自動搬送す
る過程で、そのペレツトの規格品と非規格品とを選別作
用しつつ、上記通孔から各別に落下排出させる回転式の
小型ペレツト選別機において、 その選別機の本体フレームに、上記ドラムにおける後端
部の外周面を下方から支持する駆動ローラー並びに従動
ローラーの左右一対と、同じく中間部の外周面を下方か
ら支持する支持ローラーの左右一対とを軸支させ、 同じく本体フレームに取付けたギヤードモーターによる
駆動ローラーの回転駆動力を、その駆動ローラーとドラ
ムの外周面との接触摩擦力により、ドラムへ伝達させる
と共に、 そのドラムの垂直中心線上に位置するものとして、上記
本体フレームに軸支させたテンシヨンプーリーと、ドラ
ムにおける後端近傍部の外周面との相互間へ捲き掛けた
無端な押えベルトにより、そのドラムの浮き上がりを規
制し、 上記ドラムの後端部に臨む開閉蓋を、本体フレームへ起
伏的な回動自在に枢着すると共に、その開閉蓋にホツパ
ーの取付口筒と、その取付口筒に連通開口してドラム内
へのペレツト導入シユートとを一体的に具備させたこと
を特徴とするものである。
〈実施例〉 以下、図示の実施例に基いて本考案の具体的構成を詳述
すると、その小型ペレツト選別機を表わした第1〜9図
において、(F)は比較的に背低い本体フレームの総称
であり、前壁(11)と後壁(12)並びに左右一対の側壁(13)
を有する平面視の全体的な長方形輪郭として、ステンレ
ス鋼や軽金属などのチヤンネル型材から枠組み一体化さ
れている。本体フレーム(F)の前端部はペレツトの過
大品落下口(S1)として開放されており、その過大品
が前壁(11)に前下がりの傾斜状態として張り出し固着さ
れた排出シユート(14)を経て、前方へ落下排出されるよ
うになっている。
(15)は本体フレーム(F)の長手方向(前後方向)に沿
う中途部を横断する中間仕切壁であって、側断面のU字
型を呈しており、これと前壁(11)との相互空間がペレツ
トの規格品落下口((S2)として画定されている。そ
の落下口((S2)は、これを前壁(11)と中間仕切壁(1
5)との相互間に固定支架させた漏斗型の排出シユート(1
6)によって、その規格品の捕集しやすく具体化すること
が好ましい。又、同じく中間仕切壁(15)と後壁(12)との
相互空間は、ペレツトの過小品や粉塵の落下口(S3)
として開放されている。図示省略してあるが、この個所
にも漏斗型の排出シユートを設置することができる。
(17)は上記U字型をなす中間仕切壁(15)の中途高さ位置
に、前後方向へ延在する橋渡し状態として固定された左
右一対のローラー支軸であり、これには第12図から示
唆されるように、ペレツト選別ドラム(D)の中間部を
支持する支持ローラー(18)が、各々遊転自在に嵌着され
ている。その支持ローラー(18)はゴムや合成樹脂などの
弾性材から成り、後述する駆動ローラー並びに従動ロー
ラーと前後の対をなして、ペレツト選別ドラム(D)の
外周面に接触作用する。
この点、図例では各支持ローラー(18)を、その貫通する
ローラー支軸(17)によって、所謂両持ち状態に支承させ
ているが、片持ち状態に支承させても勿論良い。(19)は
そのローラー支軸(17)に対する支持ローラー(18)の止め
輪、(20)(21)は前壁(11)と中間仕切壁(15)の中央部に各
々付与されたペレツト選別ドラム用逃し切欠であるが、
これを凹曲状に加工することに代えて、その前壁(11)と
中間仕切壁(15)を何れも左右一対の分別状態に配設する
こともできる。
本体フレーム(F)の後壁(12)は側断面のコ字型を呈し
ていると共に、後端位置からは後壁(12)の一部をなす開
閉蓋用支持バーも、上向き一体的に張り出し横断されて
いる。(M)はその後壁(12)へ後方から取付け固定され
たペレツト選別ドラム(D)の回転駆動用ギヤードモー
ターであり、その出力軸(23)が、第4、11、12図か
ら明白なように、円形なペレツト選別ドラム(D)の垂
直中心線(Y−Y)から左右何れか一方へ偏倚して配置
されている。
(24)はそのモーター出力軸(23)の前端部へ一体回転し得
るように嵌着された駆動ローラーであって、ゴムや合成
樹脂などの弾性材から成り、これがペレツト選別ドラム
(D)の外周面と接触作用しつつ、その摩擦力によって
該選別ドラム(D)を約18rpmの速度で回転させるよ
うになっている。(25)はモーター出力軸(23)へ第13図
のように、きー(26)やスプラインなどを介して嵌合され
た軸筒であり、これに駆動ローラー(24)が焼付けなどの
手段で被着一体化されている。(27)はモーター(M)の
取付フランジ、(28)はこれを後壁(12)に固定するボルト
である。
他方、(29)はペレツト選別ドラム(D)の後端部を支持
する従動ローラーであり、上記ドラム(D)の垂直中心
線(Y−Y)に対して、駆動ローラー(24)との左右対称
位置に臨んでいる。そして、これも駆動ローラー(24)と
同様な弾性材から成り、第14図のように本体フレーム
(F)の後壁(12)を貫通するローラー支軸(30)の前端部
へ、ボール軸受(31)を介して遊転自在に嵌着されてい
る。その軸受(31)へやはり焼付けなどの手数で被着一体
化されているのである。このような構成は、上記した支
持ローラー(18)の左右一対についても同様に採択されて
いる。
(32)は従動ローラー(29)のローラー支軸(30)を受け入れ
る水平調整長孔であって、上記本体フレーム(F)の後
壁(12)へ左右方向の細長く開口する形状に貫通形成され
ている。そのため、従動ローラー(29)の取付位置を、そ
のローラー支軸(30)の左右方向に沿う移動操作によって
調整することができ、上記駆動ローラー(24)と相俟って
ペレツト選別ドラム(D)の外周面を、常時確実に安定
良く支持し得ることとなる。(33)はその従動ローラー支
軸(30)の後端部に螺合締結された固定ナツト、(34)はデ
イスタンスカラーを示している。
(35)は駆動ローラー(24)並びに従動ローラー(29)よりも
やや下段位置において、ペレツト選別ドラム(D)の上
記垂直中心線(Y−Y)上に正しく配設されたテンショ
ンプーリーであるが、これを遊転自在に支承するプーリ
ー支軸(36)は、上記モーター出力軸(23)や従動ローラー
支軸(30)よりも長く前方へ張り出している。(37)はその
プーリー支軸(36)を受け入れる垂直調整長孔であり、上
下方向に沿う細長い開口形状として、やはり本体フレー
ム(F)の後壁(12)に貫通形成されている。そのため、
これを上下方向へ移動操作することにより、後述の押え
ベルトに常時効果的な緊張力を付与することができる。
(38)はプーリー支軸(36)の後端部に螺合締結された固定
ナツト、(39)はテンシヨンプーリー(35)の外周面に加工
されたベルト掛架用の凹周溝である。
又、(A)は後下がりの傾斜壁(40)と左右一対の側壁(4
1)を備えた側面視の直角三角形として、やはりステンレ
ス鋼などの金属板から区画された開閉蓋であり、上記本
体フレーム(F)における後壁(12)の就中支持バー(22)
へ、蝶番(42)などを介して起伏的な回動可能に枢着され
ている。その場合、第15〜17図のように傾斜壁(40)
の中央部は、投入ペレツトの落下シユートとして機能す
るようになっており、そのような中央部からは外向きに
垂立するホツパー取付口筒(43)が、一体的に張り出され
ている。その取付口筒(43)の上端部には、鎖線で示すよ
うなペレツト投入用のホツパー(H)が、着脱自在に連
結使用されることとなる。
(44)は同じく後下がり傾斜壁(40)の中央部から、逆な内
向きに張り出す前下がりの傾斜状態として固着一体化さ
れたペレツト導入シユートであり、第6、16図から明
白なようにホツパー取付口筒(43)の最下端部と開口連通
している。(45)はその導入シユート(44)の前下方に向か
う延長シユートであるが、導入シユート(44)が開閉蓋
(A)との一体に起伏作用し得る可動品であるに反し
て、この延長シユート(45)は本体フレーム(F)に対す
る固定品として、その後壁(12)の前端位置から一体的に
起立する脚柱(46)により固定支持されていると共に、そ
れ自体の上方が開放するU字型に形成されている。
そして、ペレツト選別機の使用中には、上記導入シユー
ト(44)とその延長シユート(45)とが、第6図のような相
互の連通状態に正しく合致して、ホツパー(H)からの
投入ペレツトをその選別ドラム(D)内へ、円滑に落下
案内できるようになっているのであり、又第10図のよ
うに開閉蓋(A)を後方への伏倒状態として回動操作し
た時には、導入シユート(44)がその延長シユート(45)か
ら支障なく分離されることとなっている。
上記脚柱(46)は本体フレーム(F)の後壁(12)へ、ボル
ト(47)や溶接などによって固定一体化されており、その
上端部に延長シユート(45)が溶接されている。(48)は開
閉蓋(A)における傾斜壁(40)の上端近傍部から、内向
きの垂下状態に張り出された規制板であり、その中央部
にはペレツト選別ドラム用逃し切欠(49)が、アーチ型に
切り欠かれている。これと向かい合う逃し切欠(50)を横
えた補強壁(51)が、上記本体フレーム(F)の後端近傍
部から対応的に立設されている。
更に、(C)は本体フレーム(F)に上方から施蓋する
カバーケースであって、金属板から断面倒立U字型に形
成されており、その施蓋状態ではカバーケース(C)の
両側壁(52)を、第7〜9図のような蝶ボルト(53)や掛け
金具などによって、これと対応する本体フレーム(F)
の両側壁(13)へ、固定維持することができるようになっ
ている。(54)はカバーケース(C)における頂壁(55)の
中央部から一体的に張り出された把手であり、これによ
って本体フレーム(F)の開閉操作と、その施蓋状態で
の全体的な持ち運びを行なうことができる。
(56)は同じく頂壁(55)の後半中央部に設けられた透視点
検窓であるが、これを特別に設置する代りに、カバーケ
ース(C)の全体を透明な合成樹脂材などから形成して
も良い。カバーケース(C)は前壁(57)を備えている
が、その後端部は開放形態にある。しかし、ペレツト選
別機の使用時には、その後端部が上記開閉蓋(A)によ
って遮蔽される関係状態にあるため、粉塵が外部へ飛散
する如き支障は一切ない。
(58)は本体フレーム(F)の中間仕切壁(15)と対応位置
するように、カバーケース(C)から内向き張り出し状
態に横断された中間仕切板の前後一対であり、その中央
部には何れもペレツト選別ドラム用の逃し切欠(59)が、
アーチ型に切り欠かれている。そのため、本体フレーム
(F)の中間仕切壁(15)とも相俟って、粉塵が後方から
前方へ飛散して、ペレツトの規格品に混入するおそれは
ない。
上記ペレツト選別ドラム(D)は、1次選別ドラム(D
1)と2次選別ドラム(D2)との組立体から成り、そ
の全体として水平な中心線(X−X)の廻りに回転作用
するようになっている。
即ち、先づ1次選別ドラム(D1)はホツパー(H)か
ら投入されたペレツトを前方へ搬送し乍ら、これに付着
の粉塵や規格外の過小品を選び出すものであって、第1
8図から明白なように前後一対の向かい合う円錐胴(60)
(61)と、その相互空間を包囲するカバー筒(62)とから成
る。後側円錐胴(61)は前方へ行くに連れて徐々に拡開す
るラツパ型に形成されており、その中心に開口する受け
入れ口(62)内へ、後方から上記延長シユート(45)が導入
されている。
(64)はその延長シユート受け入れ口(63)の前端部へ、前
方から圧入固定された流量規制用ゲート板であり、第7
図から明白なようにその外周面の一部には、一定な大き
さの切欠(65)が開口されている。その切欠(65)によっ
て、ペレツトを定量づつ前方へ搬送するようになってい
るのである。(66)はそのゲート板(64)の係止凹溝であっ
て、後側円錐胴(61)の内周面に設けられており、これに
ゲート板(64)が係脱自在として弾圧的に係止固定される
こととなる。その異なる大きさの切欠(65)を備えたゲー
ト板(64)との交換も可能である。
(67)は後側円錐胴(61)における後端部の外周面に形成さ
れた水平フラツトなローラー受け座面であり、ここに上
記駆動ローラー(24)と従動ローラー(29)との左右一対
が、各々接触するように対応されている。(68)はその両
ローラー(24)(29)へ前方から係止する如くに、やはり後
側円錐胴(61)の外周面から一体的に張り出された規制フ
ランジであり、これによって1次選別ドラム(D1)が
前後方向へ滑る如く移動しないようになっている。
(69)は上記してテンシヨンプーリー(35)と対応位置する
ように、同じく後側円錐胴(61)の外周面途中に設けられ
たボルト掛架用の凹周溝であり、その凹周溝(69)と上記
プーリー(35)の凹周溝(39)に亘って、無端な押えベルト
(70)が張架されている。その押えベルト(70)は熱可塑性
合成樹脂(例えばポリウレタン)やゴムなどの適度な伸
縮性を有する丸ロープから無端化されており、その緊張
作用によってペレツト選別ドラム(D)が、その後端部
から不慮に浮上することを防止し、そのベルト自体回転
力の伝達作用を営なまない。選別ドラム(D)の回転作
用はあくまでも上記ギヤードモーター(M)から、その
駆動ローラー(24)と1次選別ドラム(D1)との接触摩
擦力を介して与えられるようになっているのである。(7
1)は後側円錐胴(61)における前端部の外周面に切り欠か
れたカバー筒用受け段面を示している。
他方、前側円錐胴(60)は後方へ行くに伴なって徐々に拡
開するラツパ型をなしており、その中心には2次選別ド
ラム(D2)との連通口(72)が開設されている。(73)は
その前側円錐胴(60)における前端部の外周面に付与され
た水平フラツトなローラー受け座面であり、ここには上
記支持ローラー(18)の左右一対が接触するようになって
いる。(74)はその支持ローラー(18)へ後方から係止する
如くに、やはり前側円錐胴(60)の外周面から張り出され
た規制フランジであり、上記後側円錐胴(61)の規制フラ
ンジ(68)と相俟って、1次選別ドラム(D1)を移動不
能に拘束作用する。(75)は前側円錐胴(60)における後端
部の外周面に切り欠かれたカバー筒用受け段面であり、
後側円錐胴(61)のカバー筒用受け段面(71)と向かい合う
対をなしている。
(76)は上記前後一対の円錐胴(60)(61)を組立てる複数の
連結杆であり、その前端部が前側円錐胴(60)のネジ孔(7
7)へ螺入され、同じく後端部が後側円錐胴(61)のバカ孔
(78)に貫通された上、その後方から固定ナツト(79)によ
って螺合締結されている。そのため、その連結杆(76)の
長さが異なるものと交換して、これを着脱自在に組立て
ることにより、1次選別ドラム(D1)の作用長さを変
化させることが可能である。
上記カバー筒(62)として、図例では金網材から成るもの
を示しており、上記前後一対の円錐胴(60)(61)における
両受け段面(71)(75)へ、外方から連結杆(76)を被覆する
如くに捲き付けられ、且つ固定バンド(80)によって分解
掃除や交換も行なえるように締め上げ一体化されてい
る。その場合、カバー筒(62)は断面ラツパ型として、そ
の円周面がペレツト搬送方向の終端側(前方)へ行くに
伴ない徐々に拡開する傾斜勾配面に仕上げられており、
その回転周速差によってペレツトを自づと前方へ搬送作
用できるようになっている。
尚、カバー筒(62)としては粉塵やペレツトの過小品を落
下させるべき、多数の通孔(81)を具備する限り、上記金
網材に代えて、例えば予じめの円錐筒体として作成され
たパンチングメタルや、その他の包囲材を採用しても良
い。
又、(82)は上記連結杆(76)から所謂振り子式に吊り下げ
られた複数の叩打ハンマーであり、1次選別ドラム(D
1)の就中カバー筒(62)を自づと叩打作用し、以ってそ
の通孔(81)の目詰まり現象を予防する。つまり、叩打ハ
ンマー(82)は第7図から示唆されるように、1次選別ド
ラム(D1)の回転作用に伴なって一緒に公転すると共
に、その各個に独立して自転運動も行ない、これによっ
てカバー筒(62)を内方から瞬間的に、且つ繰り返し間歇
的に叩打するようになっているのである。
但し、ペレツトから粉塵を除去する必要性に乏しく、1
次選別ドラム(D1)によってペレツトの過小品のみを
選び出すにとどめるような場合には、そのハンマー(82)
の設置を省略してもさしつかえない。
更に、(83)に1次選別ドラム(D1)と2次選別ドラム
(D2)との境界位置に臨む複数の回転バケツト翼であ
って、第8図のように実質上雨樋又はスコツプのような
弯曲形態を呈しており、その張り出し基端部が1次選別
ドラム(D1)における上記前側円錐胴(60)の内周面
へ、ボルト(84)や支持ステー(85)などを介して、一体回
転し得るように固定支架されている。1次選別ドラム
(D1)の選別作用後に残るペレツトの規格品と過大品
を、その回転バケツト翼(83)によって自づと掬い出し、
2次選別ドラム(D2)内へ移し入れることができるよ
うになっているのである。
月に、その2次選別ドラム(D2)はパンチングメタル
の筒体から成り、その円周面にもペレツト搬送方向の終
端側(前方)へ行くに連れて、やはり徐々に拡開する傾
斜勾配が与えられており、その回転周速差に基きペレツ
トを前方へ搬送作用する。しかも、その円周面には1次
選別ドラム(D1)の上記通孔(81)よりも大きな開口径
を備えた通孔(86)が多数貫通形成されている。
(87)はそのような2次選別ドラム(D2)の後端部から
一定に張り出された取付フランジであり、上記1次選別
ドラム(D1)の前側円錐胴(60)へ前方から接合された
上、その円錐胴(60)のネジ孔(88)へ螺入されるボルト(8
9)によって、その1次選別ドラム(D1)との一体に回
転運動するように固定連結されている。そのボルト(8)
の抜き出しによって、分解することも勿論可能である。
先には、ギヤードモーター(M)の出力軸(23)に嵌着一
体化した駆動ローラー(24)により、その1次選別ドラム
(D1)との接触摩擦力を介して、選別ドラム(D)を
回転させると共に、その駆動ローラー(24)から別個独立
するテンシヨンプーリー(35)と、1次選別ドラム(D
1)との相互間に捲き掛けた押えベルト(70)によって、
その選別ドラム(D)の浮き上がり防止を図る構成につ
き説示したが、第21図の変形実施例から明白なよう
に、押えベルト(70)を非伸縮材から無端化された伝動ベ
ルト(70a)として、これによりギヤードモーター(M)
の回転駆動力を1次選別ドラム(D1)へ伝達させるよ
うに構成しても良い。
その場合には、上記テンシヨンプーリー(35)をモーター
(M)の出力プーリー(35a)に置換し、同じく駆動ロー
ラー(24)を従動ローラー(24a)として、モーター(M)
から別個独立させること言うまでもない。
〈作用〉 何れにしても、1次選別ドラム(D1)と2次選別ドラ
ム(D2)の両円周面には、前方へ行くに連れて徐々に
拡開する傾斜勾配が与えられていると共に、そこには互
いに開口径の大小相違する通孔(81)(86)も形成されてい
るため、その全体的にペレツト選別ドラム(D)がギヤ
ードモーター(M)を駆動源として、水平な中心線(X
−X)の廻りに回転された時には、ホツパー(H)から
の投入ペレツトが、その選別ドラム(D)の回転周速差
に基いて、順次前方へ自動的に搬送されることとなる。
そして、その搬送過程において、ペレツトの表面に付着
している粉塵やそのペレツトの過小品が、先づ1次選別
ドラム(D1)におけるカバー筒(62)の通孔(81)から、
その直下位置に臨む本体フレーム(F)の落下口(S
3)を経て排出され、残るペレツトの規格品とその過大
品が、引き続き2次選別ドラム(D2)内において、自
づと選別されることになる。その規格品は2次選別ドラ
ム(D2)の通孔(86)から、これと対応位置する本体フ
レーム(F)の規格品落下口(S2)を経て排出され、
残るペレツトの過大品が同じく2次選別ドラム(D2)
の開放前端部から、上記前下がり傾斜状態の排出シユー
ト(14)を経て、落下されることになるのである。
従って、第19図の使用状態図から示唆されるように、
上記落下する粉塵やペレツトの過小品を受け入れる第1
収容箱(B1)と、同じくペレツトの規格品を受け入れ
る第2収容箱(B2)と、更にペレツトの過大品を受け
入れる第3収容箱(B3)とに亘って、小型ペレツト選
別機の本体フレーム(F)を上方から載置させることに
より、その選別機を所謂卓上式として効果的に使用する
ことができるのである。
又、第20図のように選別したペレツトの規格品を、そ
の排出シユート(16)へ連通接続した搬送管路(90)によ
り、目的の個所へ圧送させるように配管することも可能
と言える。尚、ペレツト選別機の全体として小型である
ため、その選別機のホツパー取付口筒(43)を、粉砕機に
よる粉砕ペレツトの落下口へ、連通接続させるべく据え
付けることも支障なく行なえる。
〈考案の効果〉 以上を要するに、本考案では、ペレツト選別ドラム
(D)の外周面に、開口径が大小相違する複数のペレツ
ト排出用通孔(81)(86)を貫通形成して、そのドラム
(D)を水平な中心線(X−X)の廻りに回転させると
共に、 そのドラム(D)内へホツパー(H)を通じて後方から
投入したペレツトを、該ドラム(D)の回転周速差に基
き前方へ自動搬送する過程で、そのペレツトの規格品と
非規格品とを選別作用しつつ、上記通孔(81)(86)から各
別に落下排出させる回転式の小型ペレツト選別機におい
て、 その選別機の本体フレーム(F)に、上記ドラム(D)
における後端部の外周面を下方から支持する駆動ローラ
ー(24)並びに従動ローラー(29)の左右一対と、同じく中
間部の外周面を下方から支持する支持ローラー(18)の左
右一対とを軸支させ、 同じく本体フレーム(F)に取付けたギヤードモーター
(M)による駆動ローラー(24)の回転駆動力を、その駆
動ローラー(24)とドラム(D)の外周面との接触摩擦力
により、ドラム(D)へ伝達させると共に、 そのドラム(D)の垂直中心線(Y−Y)上に位置する
ものとして、上記本体フレーム(F)に軸支させたテン
シヨンプーリー(35)と、ドラム(D)における後端近傍
部の外周面との相互間へ捲き掛けた無端な押えベルト(7
0)により、そのドラム(D)の浮き上がりを規制し、 上記ドラム(D)の後端部に臨む開閉蓋(A)を、本体
フレーム(F)へ起伏的な回動自在に枢着すると共に、
その開閉蓋(A)にホツパー(H)の取付口筒(43)と、
その取付口筒(43)に連通開口してドラム(D)内へのペ
レツト導入シユート(44)とを一体的に具備させた構成の
ため、冒頭に述べた従来技術の課題を完全に改善できる
効果がある。
つまり、本考案の小型ペレツト選別機では、合計4個の
ローラー(18)(24)(29)により、選別ドラム(D)の外周
面を下方から支持していると共に、そのローラー(18)(2
4)(29)の1個が駆動ローラー(24)として、そのギヤード
モーター(M)による回転駆動力が、駆動ローラー(24)
とドラム(D)との接触摩擦力を介して、そのドラム
(D)へ伝達されるようになっているため、極めて簡素
な小型機構のもとに、ドラム(D)の回転によるペレツ
トの選別作用を効果的に行なえるのである。
しかも、そのドラム(D)が上記ローラー(18)(24)(29)
によって、下方から接触支持されているにとどまるとし
ても、本体フレーム(F)に別途軸支されたテンシヨン
プーリー(35)と、ドラム(D)の外周面との相互間に
は、無端な押えベルト(70)が捲き掛けられているため、
ドラム(D)がその後端部から不慮に浮き上がるおそれ
なく、常に安定な設置状態のもとで、頗る円滑な選別作
用を営なませることができ、その結果2次選別ドラム
(D2)についても、その必要な作用長さを一切の制約
なく充分にそして、このような効果は請求項2の構成を
採用するも、その伝動ベルト(70a)によりドラム(D)
の浮き上がりが規制されていることに変りないため、全
く同様に達成することができる。
特に上記押えベルト(70)として、その図示実施例に説示
したような適度の伸縮性があるポリウレタンロープを採
用するならば、従来の伝動ゴムベルトやチエンなどと異
なり、これから黒鉛などの異物が発生せず、無給油で足
りると共に、その無端化も切断端面の突き合わせ溶着に
よって著しく簡素に行なえるため、実用上一層有益であ
ると言える。
又、本考案では選別ドラム(D)の後方を覆う開閉蓋
(A)に、ホツパー(H)の取付口筒(43)と、これと連
通開口するドラム(D)内へのペレツト導入シユート(4
4)とが一体的に具備されていると共に、そのような開閉
蓋(A)が本体フレーム(F)へ起伏的な回動自在に枢
着されているため、その開閉蓋(A)を後方へ伏倒させ
る如く回動操作すると、ドラム(D)の後端部が言わば
全開状態に露呈し、その結果ドラム(D)内に残溜する
ペレツトの完全な排除・清掃作業を行なうに当り、これ
をドラム(D)の組立状態のままで、極めて簡便に能率
良く実行できる効果がある。
更に、請求項3の構成を採用するならば、両選別ドラム
(D1)(D2)の通孔(81)(86)や、2次選別ドラム
(D2)の開放前端部と対応する各種落下口(S1)
(S2)(S3)が、選別機の本体フレーム(F)に開
口形成されているため、第19図の使用状態から示唆さ
れるように、その本体フレーム(F)を各種収容箱(B
1)(B2)(B3)へ上方から載置させるだけで、所
謂卓上式として効果的に使うことができ、そのペレツト
の規格品と非規格品を各別に落下排出させ得るのであ
る。
請求項4の構成を採用するならば、1次選別ドラム(D
1)と2次選別ドラム(D2)との相互間に、その後者
を前者よりも径小とする回転周速差が与えられたとして
も、両ドラム(D1)(D2)の境界段差部にペレツト
規格品やその過大な規格品の滞溜するおそれがなく、こ
れを両ドラム(D1)(D2)と一体回転するバケツト
翼(83)によって、自づと1次選別ドラム(D1)から2
次選別ドラム(D2)へ移し入れることができる効果も
ある。
請求項5の構成を採用するならば、ホツパー(H)から
ペレツト導入シユート(44)を経て、1次選別ドラム(D
1)内へ導入されるペレツトを、その流量規制用ゲート
板(64)によって定量づつに規制できるため、大量のペレ
ツトをホツパー(H)から投入するも、その円滑・確実
な選別作用を維持し得る効果がある。
又、請求項6の構成を採用するならば、選別機の本体フ
レーム(F)をカバーケース(C)による施蓋状態とし
て、そのドラム(D)の回転中に外部へ粉塵の飛散する
おそれなく使えるほか、そのカバーケース(C)の把手
(54)によって全体的な持ち運びも行なえるため、小型の
ペレツト選別機としてますます効果的であると言える。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るペレツト選別機の全体側面図、第
2〜4図は同じく平面図、正面図並びに背面図、第5、
6図は第4図の5−5線並びに6−6線に沿う各断面
図、第7〜9図は第6図の7−7線、8−8線並びに9
−9線に沿う各断面図、第10図は開閉蓋の伏倒操作状
態を示す第6図に対応する側断面図、第11図は第10
図の11−11線に沿う断面図、第12図は本体フレー
ムを抽出して示す平面図、第13、14図は第12図の
13−13線並びに14−14線に沿う各部分拡大断面
図、第15図は開閉蓋を抽出して示す背面図、第16図
は第15図の16−16線に沿う断面図、第17図は同
じく開閉蓋の平面図、第18図はペレツト選別ドラムを
分解して示す側断面図、第19図はペレツト選別機の使
用状態を示す側断面図、第20図は同じく使用状態の変
形例を示す側断面図、第21図はペレツト選別機の変形
例を示す側断面図である。 (18)……支持ローラー (24)……駆動ローラー (29)……従動ローラー (35)……テンシヨンプーリー (43)……ホツパー取付口筒 (44)……導入シユート (45)……延長シユート (70)……押えベルト (70a)……伝動ベルト (81)(86)……通孔 (35a)……出力プーリー (D)……ペレツト選別ドラム (D1)……1次選別ドラム (D2)……2次選別ドラム (F)……本体フレーム (H)……ホツパー (M)……ギヤードモーター (X−X)……水平中心線 (Y−Y)……垂直中心線

Claims (6)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ペレツト選別ドラム(D)の外周面に、開
    口径が大小相違する複数のペレツト排出用通孔(81)(86)
    を貫通形成して、そのドラム(D)を水平な中心線(X
    −X)の廻りに回転させると共に、 そのドラム(D)内へホツパー(H)を通じて後方から
    投入したペレツトを、該ドラム(D)の回転周速差に基
    き前方へ自動搬送する過程で、そのペレツトの規格品と
    非規格品とを選別作用しつつ、上記通孔(81)(86)から各
    別に落下排出させる回転式の小型ペレツト選別機におい
    て、 その選別機の本体フレーム(F)に、上記ドラム(D)
    における後端部の外周面を下方から支持する駆動ローラ
    ー(24)並びに従動ローラー(29)の左右一対と、同じく中
    間部の外周面を下方から支持する支持ローラー(18)の左
    右一対とを軸支させ、 同じく本体フレーム(F)に取付けたギヤードモーター
    (M)による駆動ローラー(24)の回転駆動力を、その駆
    動ローラー(24)とドラム(D)の外周面との接触摩擦力
    により、ドラム(D)へ伝達させる一方、 そのドラム(D)の垂直中心線(Y−Y)上に位置する
    ものとして、上記本体フレーム(F)に軸支させたテン
    シヨンプーリー(35)と、ドラム(D)における後端近傍
    部の外周面との相互間へ捲き掛けた無端な押えベルト(7
    0)により、そのドラム(D)の浮き上がりを規制し、 上記ドラム(D)の後端部に臨む開閉蓋(A)を、本体
    フレーム(F)へ起伏的な回動自在に枢着すると共に、
    その開閉蓋(A)にホツパー(H)の取付口筒(43)と、
    その取付口筒(43)に連通開口してドラム(D)内へのペ
    レツト導入シユート(44)とを一体的に具備させたことを
    特徴とする回転式の小型ペレツト選別機。
  2. 【請求項2】テンシヨンプーリー(35)を駆動ローラー(2
    4)に代るギヤードモーター(M)の出力プーリー(35a)
    とし、これとドラム(D)との相互間に捲き掛けられる
    押えベルト(70)を伝動ベルト(70a)として、 そのモーター(M)により伝動ベルト(70a)を介して、
    ドラム(D)を回転駆動させると同時に、そのドラム
    (D)の浮き上がりも伝動ベルト(70a)により規制した
    ことを特徴とする請求項1記載の回転式の小型ペレツト
    選別機。
  3. 【請求項3】ペレツト選別ドラム(D)を後側の1次選
    別ドラム(D1)と前側の2次選別ドラム(D2)とか
    ら成る組立体とし、 上記1次選別ドラム(D1)の外周面には、ペレツトに
    付着の粉塵やペレツトの過小な非規格品排出用通孔(81)
    を、上記2次選別ドラム(D2)の外周面には、ペレツ
    トの規格品排出用通孔(86)を各々貫通形成すると共に、
    同じく2次選別ドラム(D2)の開放前端部からペレツ
    トの過大な非規格品を排出させ得るように定める一方、 上記2次選別ドラム(D2)の開放前端部に臨む本体フ
    レーム(F)の前端部を、ペレツトの過大な非規格品落
    下口(S1)として開放させ、同じく2次選別ドラム
    (D2)の外周面と対応位置する本体フレーム(F)の
    中途部を、ペレツトの規格品落下口(S2)として開放
    させると共に、上記1次選別ドラム(D1)の外周面と
    対応位置する本体フレーム(F)の前端部を、ペレツト
    の過小な非規格品や粉塵の落下口(S3)として開放さ
    せたことを特徴とする請求項1記載の回転式の小型ペレ
    ツト選別機。
  4. 【請求項4】ペレツト選別ドラム(D)を後側の径大な
    1次選別ドラム(D1)と前側の径小な2次選別ドラム
    (D2)とから成る組立体とし、 その1次選別ドラム(D1)の外周面に開口径の小さな
    複数のペレツト排出用通孔(81)を、2次選別ドラム(D
    2)の外周面に開口径の大きな複数のペレツト排出用通
    孔(86)を各々貫通形成すると共に、 上記1次選別ドラム(D1)と2次選別ドラム(D2)
    との境界段差部に複数の回転バケツト翼(83)を、その両
    ドラム(D1)(D2)と一体回転し得るように固定支
    架させて、その回転バケツト翼(83)により1次選別ドラ
    ム(D1)から2次選別ドラム(D2)へ、ペレツトの
    規格品とこれよりも過大な非規格品を自づと移し入れる
    ことができるように定めたことを特徴とする請求項1記
    載の回転式の小型ペレツト選別機。
  5. 【請求項5】ペレツト選別ドラム(D)を後側の1次選
    別ドラム(D1)と前側の2次選別ドラム(D2)とか
    ら成る組立体とし、 その1次選別ドラム(D1)の内部に、ホツパー(H)
    の取付口筒(43)からペレツト導入シユート(44)を経て、
    1次選別ドラム(D1)内へ導入されるペレツトの流量
    規制用ゲート板(64)を交換自在に圧入固定したことを特
    徴とする請求項1記載の回転式の小型ペレツト選別機。
  6. 【請求項6】選別機の本体フレーム(F)を前壁(11)、
    後壁(12)並びに左右一対の側壁(13)から成る平面視の全
    体的な長方形に枠組み一体化して、 その上方から断面倒立U字型のカバーケース(C)を開
    閉操作可能に被着させると共に、 そのカバーケース(C)の頂壁(55)から張り出す把手(5
    4)によって、全体の持ち運びを行なえるように定めたこ
    とを特徴とする請求項1記載の回転式の小型ペレツト選
    別機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS592481U (ja) * 1982-06-25 1984-01-09 川崎重工業株式会社 鋼板切断屑の篩分機
JPH0121023Y2 (ja) * 1985-10-15 1989-06-23
JPS62109786U (ja) * 1985-12-27 1987-07-13

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