JPH0632211A - 制動エネルギ回生装置のアキュムレータ固定装置 - Google Patents

制動エネルギ回生装置のアキュムレータ固定装置

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JPH0632211A
JPH0632211A JP4187999A JP18799992A JPH0632211A JP H0632211 A JPH0632211 A JP H0632211A JP 4187999 A JP4187999 A JP 4187999A JP 18799992 A JP18799992 A JP 18799992A JP H0632211 A JPH0632211 A JP H0632211A
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vehicle
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motor
cross beams
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 この発明の目的は、制動時のアキュムレータ
のずれを防止し、走行中、アキュムレータの振動が車両
に伝達するのを防止できる制動エネルギ回生装置のアキ
ュムレータ固定装置を提供することにある。 【構成】 この制動エネルギ回生装置のアキュムレータ
固定装置は、一対のメインフレーム41a,41bに、
車両の前後方向に一対づつ下方に向けて設けた吊フレー
ム50と、一対のアキュムレータ10がゴムシートを介
して弾性的に載置され、前記吊フレーム50にインシュ
レータを介して接続可能される一対のクロスビーム6
0,61と、一対のアキュムレータ10と一方のクロス
ビーム60を接続し、制動時、アキュムレータ10にか
かる車両前方向のスラスト荷重を吸収するテンションロ
ッド65と、両クロスビーム60,65を前後方向に接
続する連結ロッド67とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、制動時、車両の駆動
軸によりポンプを駆動して液圧エネルギをアキュムレー
タに蓄え、一方、発進や加速時には、アキュムレータ内
の液圧エネルギによりモータを駆動して、車両の駆動力
として利用できる制動エネルギ回生装置に係り、特にア
キュムレータの取付けを改良した制動エネルギ回生装置
のアキュムレータ固定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】制動エネルギ回生装置は、大型車両、特
に、路線バス用に開発されたものである。一般に、路線
バスの運行は、バス停間の距離が短いことから、発進及
び制動が繰り返し頻繁に行われており、バス停に停止す
るたびに、つまり、制動のたびに、ディスクブレーキ等
に生じる摩擦熱、すなわち、熱エネルギとして大気中に
放出される車両の運動エネルギも大となる。そのため、
その制動時に放出していたエネルギを、他の再利用可能
な液圧エネルギとして蓄え、その蓄えた液圧エネルギを
発進や加速時の車両の駆動力に還元するべく開発された
のが、制動エネルギ回生装置である。
【0003】この制動エネルギ回生装置は、主に、アキ
ュムレータ、作動油タンク、油圧ポンプ・モータ及び各
作動バルブからなっている。また、従来の大型車両(路
線バス)への制動エネルギ回生装置の取付けに関し、そ
の構成ユニットは、車両の前後方向に延びた一対のメイ
ンフレームの間に配設されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
場合、アキュムレータの車両(メインフレーム)への取
付けに関しては別段考慮されておらず、アキュムレータ
は、メインフレーム間に架け渡され固定されたクロスビ
ーム上に、クランプ等で固定されている。しかし、クラ
ンプをアキュムレータに強く締めすぎると、アキュムレ
ータ内部で摺動するピストンの動きを阻害するおそれが
あるため、クランプの固定は、あまり強く固定されてい
ない。このため、急激な制動を行った場合、アキュムレ
ータに車両前方向のスラスト荷重が過度にかかり、アキ
ュムレータがクロスビームから前にずれたり、また、走
行中、アキュムレータの振動が車体に伝達されて、騒音
の増大を招いたりするなどの不具合が生じる。
【0005】この発明は、上述した事情を考慮してなさ
れ、その目的は、制動時のアキュムレータのずれを防止
し、走行中、アキュムレータの振動が車両に伝達するの
を防止できる制動エネルギ回生装置のアキュムレータ固
定装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明の制動エネルギー回生装置は、制動時に、
車両の駆動軸により液圧ポンプ・モータをポンプとして
働かせ、作動液タンクからアキュムレータに圧液を加圧
供給してアキュムレータ内に畜圧し、一方、発進時及び
加速時には、アキュムレータに畜圧された圧液を液圧ポ
ンプ・モータを通じ作動液タンクに放出することによ
り、液圧ポンプ・モータをモータとして働かせて、車両
の駆動軸の駆動力を補助する制動エネルギ回生装置にお
いて、前記車両の前後方向に離間し、車両の一対のメイ
ンフレーム間に架け渡して固定可能な一対のクロスビー
ムと、これらクロスビーム上に載置されたアキュムレー
タを車体の上下左右方向に弾性的に支持する弾性保持手
段と、前記一対のクロスビーム間の間隔を調整可能にし
てこれらクロスビームを連結する連結手段と、一方のク
ロスビームとアキュムレータとの間を連結し車両の前後
方向でみたアキュムレータの動きを規制する規制手段と
を備えている。
【0007】
【作用】前記連結手段により、アキュムレータは、車両
の前後方向に所定の間隔を調整され離間された一対のク
ロスビーム上に設置される。前記弾性保持手段により、
アキュムレータはクロスビームとともに、一対のメイン
フレーム間に車体に対し上下左右方向に弾性的に支持さ
れる。また、前記規制手段により、アキュムレータの前
後方向の動きは規制される。
【0008】
【実施例】この発明の、一実施例を図1乃至図4に基づ
いて詳細に説明する。図1に示すように、制動エネルギ
回生装置は、主に、ピストン型のアキュムレータ装置、
油圧ポンプ・モータ16、作動油タンク17、電磁クラ
ッチ付ギアボックス18及びコントロールユニット30
から構成されている。
【0009】図1によれば、アキュムレータ装置は、一
対のアキュムレータ10を備えており、これらアキュム
レータ10は、ピストン11を介して2つの圧力室1
2,13を有する油圧シリンダからなっている。これら
アキュムレータ10は、一方の圧力室12に、所定圧の
窒素ガスが封入され、他方の圧力室13に、油圧が畜圧
可能とされている。圧力室13、13は共に高圧パイプ
14及び電磁式の切換弁15を介して相互に接続されて
おり、また、切換弁15は、管路P1を介して油圧ポン
プ・モータ16の第1ポート16aに接続されている。
【0010】切換弁15は、コントロールユニット30
に電気的に接続されており、制動時には、油圧ポンプ・
モータ16からアキュムレータ10への作動油の流れの
みを許容する第1切換位置に切換えられ、発進及び加速
時には、逆に、アキュムレータ10から油圧ポンプ・モ
ータ16への作動油の流れのみを許容する第2切換位置
に切換えられる。また、切換弁15は、停車及び通常走
行時にはアキュムレータ10と油圧ポンプ・モータ16
との間の接続を遮断する中立位置に切換えられる。
【0011】油圧ポンプ・モータ16は、斜板式アキシ
ャルプランジャ型のポンプからなっており、その回転方
向は常に同一方向となっている。この油圧ポンプ・モー
タ16は、別に設けられた油圧ポンプ(図示しない)を
介して、コントロールユニット30から制御され、制動
時はポンプとして作動し、発進及び加速時にはモータと
して作動する。また、油圧ポンプ・モータ16の第2ポ
ート16bは、管路P2を介して、作動油タンク17に
接続されている。作動油タンク17には、エアタンク1
9が接続されており、エアタンク19は、エアタンク1
9内に蓄えられた所定圧の空圧により、作動油タンク1
7の液面を常に加圧した状態に保っている。
【0012】一方、油圧ポンプ・モータ16は、図1に
示すように、そのポンプ軸が電磁クラッチ付ギアボック
ス18を介して連結軸J1に接続可能となっており、こ
の連結軸J1は、ディファレンシャルギア22を介して
車両の駆動輪の車軸に接続されている。なお、ディファ
レンシャルギア22は、プロペラシャフトJ2を介して
エンジン24のトランスミッション23の出力軸に接続
されている。
【0013】ギアボックス18の電磁クラッチは、コン
トロールユニット30に電気的に接続されており、コン
トロールユニット30からオン信号が供給されて電磁ク
ラッチがオン動作されると、油圧ポンプ・モータ16の
ポンプ軸とそのギア列、すなわち、車両の駆動車軸とを
接続し、それとは逆に、コントロールユニット30から
オフ信号が供給されて電磁クラッチがオフ動作される
と、油圧ポンプ・モータ16のポンプ軸と車両の駆動車
軸とを切り離す。
【0014】コントロールユニット30は、マイクロコ
ンピュータ等からなっており、コントロールユニット3
0には、前記切換弁15、ギアボックス18の電磁クラ
ッチ及び油圧ポンプ・モータ16のモード切換用の油圧
モータに加え、各種のセンサが接続されている。即ち、
コントロールユニット30には、ブレ−キセンサ31及
びアクセルセンサ32がそれぞれ電気的に接続されてい
る。
【0015】ブレーキセンサ31は、ブレーキペダルが
操作されると、そのセンサ信号をコントロールユニット
30に供給する。また、アクセルセンサ32は、アクセ
ルペダルが操作されると、そのセンサ信号をコントロー
ルユニット30に供給する。次に、アキュムレータ10
に油圧が畜圧されていることを前提として、上述した制
動エネルギ回生装置の作動を説明する。
【0016】発進及び加速時に、アクセルペダルが操作
され、アクセルセンサ32からセンサ信号がコントロー
ルユニット30に供給されると、コントロールユニット
30は、発進又は加速時であることを判断して、ギアボ
ックス18の電磁クラッチにオン信号を送って電磁クラ
ッチを接続し、油圧ポンプ・モータ16のポンプ軸を車
両の駆動車軸に接続する。そして、コントロールユニッ
ト30は、アキュムレータ10の切換弁15を前記第2
切換位置に切換え、一方、油圧ポンプ・モータ16をモ
ータモードに切り換える。このとき、アキュムレータ1
0に畜圧された作動油が油圧ポンプ・モータ16を通じ
て作動油タンク17に放出されるため、油圧ポンプ・モ
ータ16にトルクが発生し、このトルクがギアボックス
18を介して車両の駆動車軸に伝達される。この結果、
車両の駆動力は、油圧ポンプ・モータ16のトルクに助
けられることになるので、車両の滑らかな発進及び加速
が可能となる。
【0017】定常走行時になると、コントロールユニッ
ト30は、切換弁15をその中立位置に切換え、また、
ギアボックス18の電磁クラッチにオフ信号を送って電
磁クラッチを切り離す。従って、車両は、通常の車両と
同じくエンジン24の駆動力のみで走行することにな
る。制動時に、ブレーキペダルが操作され、ブレーキセ
ンサ31からセンサ信号がコントロールユニット30に
供給されると、コントロールユニット30は、制動時で
あることを判断して、ギアボックス18の電磁クラッチ
にオン信号を送って電磁クラッチを接続し、車両の駆動
車軸を油圧ポンプ・モータ16のポンプ軸に接続する。
そして、コントロールユニット30は、アキュムレータ
10の切換弁15を第1切換位置に切換え、また、油圧
ポンプ・モータ16をポンプモードに切り換える。この
とき、車両の通常ブレーキが作動する前に、車両の駆動
力が駆動車軸からギアボックス18を介して油圧ポンプ
・モータ16のポンプ軸に伝達され、油圧ポンプ・モー
タ16は、作動油タンク17の作動油をアキュムレータ
10に加圧送給して油圧を畜圧する。そして、アキュム
レータ10に油圧が十分に畜圧されると、コントロール
ユニット30は、切換弁15を中立位置に切換えると同
時にギアボックス18の電磁クラッチを切り離す。この
結果、アキュムレータ10の窒素ガスは圧縮され、車両
の駆動力つまり運動エネルギは、作動油の畜圧エネルギ
として、アキュムレータ10に畜圧される。このよう
に、アキュムレータ10に蓄えられた畜圧エネルギは、
再び発進及び加速時に利用される。
【0018】ここで、上述した制動エネルギ回生装置
の、車両におけるその構成ユニットのレイアウトを図2
を参照して説明する。例えば、車両が前乗り後降り式の
路線バスの場合、車両には、車体の前後方向に延びた一
対のメインフレーム41a,41bが設けられている。
これらメインフレーム41a,41bの間には、複数の
補助フレーム42が直交して渡され、はしご状の車体フ
レームを形成している。また、これらメインフレーム4
1a,41bの両側方には、複数のアウトリガ43が設
けられており、これらアウトリガ43は、メインフレー
ム41a,41bに対して直交して、側方に延びてい
る。そして、制動エネルギ回生装置は、両メインフレー
ム41a,41bの間に配置されており、その各構成ユ
ニットは,アキュムレータ10、作動油タンク17、油
圧ポンプ・モータ16の順に車両の前後方向に並べられ
ている。
【0019】ところで、アキュムレータ10の取り付け
をなすアキュムレータ固定装置は、主に前後に一つずつ
の吊フレーム50、クロスビーム60,61、テンショ
ンロッド65及び連結ロッド67から構成されており、
これらのメインフレーム41a,41bへのレイアウト
を図3及び図4を用いて説明する。各吊フレーム50
は、主に金属製の一対の角パイプ51からなり、その上
端がメインフレーム41に外側から接続されて下方に延
び、車両の前後方向に離間されている。また、一対の吊
フレーム50の角パイプ51は、車幅方向にそれぞれ対
向されている。更に、各吊フレーム50の下端には、図
4に示すように、一対の角パイプ51の間に位置し、所
定の傾斜面を有したブラケット53が取り付けられてい
る。なお、一対の角パイプ51の外側面には、これらを
覆うようにして渡された金属板52が貼り付けられてお
り、この金属板52は、一対の角パイプ51の前後方向
の強度を確保している。
【0020】一方、クロスビーム60,61は、図4に
示すように、その周囲が金属板で形成されている。クロ
スビーム60,61の両端の下側は、他の部位より厚い
金属板で斜めに形成されており、この傾斜面の角度は、
前記吊フレーム50のブラケット53の傾斜面と同じ傾
斜角とされている。そして、クロスビーム60,61の
両端は、一対の吊フレーム50のブラケット53に、そ
れぞれ振動に対するインシュレータ54及び固定ボルト
80を介して取付け可能となっている。これら、インシ
ュレータ54は、弾性材からなっている。
【0021】クロスビーム60,61の上面には、図4
で見て、メインフレーム41b側に寄せて2つのホルダ
溝68が設けられており、このホルダ溝68の断面形状
は、アキュムレータ10の断面形状に対応した半円形と
なっている。また、このホルダ溝68の周面には、ゴム
シート69が貼り付けられている。そして、一対のクロ
スビーム60,61は、車両前後に離間した一対ずつの
吊フレーム50の間隔に並べられ、一対のアキュムレー
タ10が、それらホルダ溝68に、高圧パイプ14の側
を車両後方に向けて配設される。その後、クロスビーム
60,61の上面には、アキュムレータ10の上面の露
出した周面を覆うようにして、ゴムシート70を介して
クランプ62が取り付けられる。
【0022】一対のアキュムレータ10のガス導入口6
6には、これらに互いに渡して金属製の連結プレ−ト6
4が取り付けられている。この連結プレ−ト64と車両
前側のクロスビーム60とは、車両の前後方向に延びた
テンションロッド65が接続されており、また、車両前
後のクロスビーム60,61の間にも、互いに連結ロッ
ド67が接続されている。テンションロッド65の一端
はクロスビーム60のブラケットに、ねじ込まれてお
り、また、連結ロッド67の両端もまた、クロスビーム
60,61のブラケットにねじ込まれている。これらテ
ンションロッド65及び連結ロッド67は、一端側が右
ねじに、他端側が左ねじになっており、例えば、これら
を時計方向に回転すると、連結プレ−ト64と一方のク
ロスビーム60との間並びに一対のクロスビーム60,
61間の間隔をそれぞれ狭めることができ、それとは逆
に、反時計方向に回転すると、それらの間隔をそれぞれ
広げることができる。
【0023】従って、上述したように、制動エネルギ回
生装置のアキュムレータ固定装置は、あらかじめ、連結
ロッド67を回転させて、一対のクロスビーム60,6
1間の間隔を車両前後の一対ずつの吊フレーム50の間
隔に調整できる。すなわち、クロスビーム60,61側
及び前後の吊フレーム50側での固定ボルトの挿通孔の
間隔をあらかじめ一致させておくことができる。そし
て、一対のアキュムレータ10は、クロスビーム60,
61のホルダ溝68にゴムシート69を介して嵌合さ
れ、更に、その上からゴムシート70を介してクランプ
62が固定される。従って、アキュムレータ10とクロ
スビーム60,61とは、一体にしてユニット化される
ので、一対のアキュムレータ10は、高圧パイプ14を
取り付けた状態で、車両前後の一対づつの吊フレーム5
0に一体に載せることができ、従来よりアキュムレータ
10の取付けが容易となる。また、これらアキュムレー
タ10は、吊フレーム50、すなわち、車体に対して、
ゴムシート69,70及びインシュレータ54を介して
弾性的に取り付けられるので、走行中、アキュムレータ
10の振動が車両本体に直接伝達されず、車両の振動を
低減することができる。更に、制動時、アキュムレータ
10に車両前方向のスラスト荷重が生じても、テンショ
ンロッド65がそのスラスト荷重を吸収するので、アキ
ュムレータ10のクロスビーム60,61からのずれが
防止でき、一対のアキュムレータ10を互いに接続する
高圧パイプ14や管路P1が破損したりするのを防止で
きるなど優れた効果が得られる。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、この発明の制動エ
ネルギ回生装置のアキュムレータの固定装置は、前記連
結手段により一対のクロスビームの間隔を、車両前後の
所定幅予め調整でき、これらクロスビーム上にアキュム
レータを載置した状態で車体のメインフレームに固定で
き、その取付けが容易となる。また、前記弾性保持手段
により、アキュムレータは車体に対し上下左右方向に弾
性的に支持され、しかも、前記規制手段により、アキュ
ムレータの前後の動きが規制されていることから、走行
中、アキュムレータの振動が車体本体に直接伝達され
ず、車両への振動が低減でき、更に、制動時のアキュム
レータのずれも防止できるなど得られる効果が大であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】制動エネルギ回生装置の概略システム構成図で
ある。
【図2】路線バスの一部を破断して制動エネルギ回生装
置の配置を示す斜視図である。
【図3】アキュムレータ固定装置の配置を示すメインフ
レームの概略平面図である。
【図4】図3中IV−IV線の断面図である。
【符号の説明】
10 アキュムレータ 15 切換弁 16 油圧ポンプ・モータ 16a 第1ポート 16b 第2ポート 17 作動油タンク 18 ギアボックス 19 エアタンク 22 ディファレンシャルギア 23 トランスミッション 24 エンジン 30 コントロールユニット 31 ブレーキセンサ 32 アクセルセンサ 41a,41b メインフレーム 42 補助フレーム 43 アウトリガ 50 吊フレーム 53 ブラケット 54 インシュレータ 60,61 クロスビーム 62 クランプ 64 連結プレ−ト 65 テンションロッド 67 連結ロッド 69,70 ゴムシート
【手続補正書】
【提出日】平成5年3月8日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 制動エネルギ回生装置のアキュムレー
タ固定装置
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、制動時、車両の駆動
軸によりポンプを駆動して液圧エネルギをアキュムレー
タに蓄え、一方、発進や加速時には、アキュムレータ内
の液圧エネルギによりモータを駆動して、車両の駆動力
として利用できる制動エネルギ回生装置に係り、特にア
キュムレータの取付けを改良した制動エネルギ回生装置
のアキュムレータ固定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】制動エネルギ回生装置は、大型車両、特
に、路線バス用に開発されたものである。一般に、路線
バスの運行は、バス停間の距離が短いことから、発進及
び制動が繰り返し頻繁に行われており、バス停に停止す
るたびに、つまり、制動のたびに、ブレーキドラム等に
生じる摩擦熱、すなわち、熱エネルギとして大気中に放
出される車両の運動エネルギも大となる。そのため、そ
の制動時に放出していたエネルギを、他の再利用可能な
液圧エネルギとして蓄え、その蓄えた液圧エネルギを発
進や加速時の車両の駆動力に還元するべく開発されたの
が、制動エネルギ回生装置である。
【0003】この制動エネルギ回生装置は、主に、アキ
ュムレータ、作動油タンク、油圧ポンプ・モータ及び各
作動バルブからなっている。また、従来の大型路線バス
に制動エネルギ回生装置を取付ける場合、燃料タンク、
エアタンク、冷房用コンデンサ、配管等の床下機器(図
示しない)の搭載を考量して、その構成ユニットは、車
両の前後方向に延びた一対のメインフレームの間に配設
される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この場合、アキュムレ
ータの車両(メインフレーム)への取付けに関しては、
アキュムレータは、メインフレーム間に架け渡され固定
されたクロスビーム上に、クランプ等で固定されてい
る。しかし、クランプをアキュムレータに強く締めすぎ
ると、アキュムレータ内部で摺動するピストンの動きを
阻害するおそれがあるため、クランプの固定は、あまり
強く固定できない。このため、急激な制動を行った場
合、アキュムレータに車両前方向のスラスト荷重が過度
にかかり、アキュムレータがクロスビームから前にずれ
たり、また、走行中、アキュムレータの振動が車体に伝
達されて、騒音の増大を招いたりするなどの不具合が生
じる。
【0005】この発明は、上述した事情を考慮してなさ
れ、その目的は、制動時のアキュムレータのずれを防止
し、走行中、アキュムレータの振動が車両に伝達するの
を防止できる制動エネルギ回生装置のアキュムレータ固
定装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明の制動エネルギー回生装置は、制動時に、
車両の駆動軸により液圧ポンプ・モータをポンプとして
働かせ、作動液タンクからアキュムレータに圧液を加圧
供給してアキュムレータ内に蓄圧し、一方、発進時及び
加速時には、アキュムレータに蓄圧された圧液を液圧ポ
ンプ・モータを通じ作動液タンクに放出することによ
り、液圧ポンプ・モータをモータとして働かせて、車両
の駆動軸の駆動力を補助する制動エネルギ回生装置にお
いて、前記車両の前後方向に離間し、車両の一対のメイ
ンフレーム間に架け渡して固定可能な一対のクロスビー
ムと、これらクロスビーム上に載置されたアキュムレー
タを車体の上下左右方向に弾性的に支持する弾性保持手
段と、前記一対のクロスビーム間の間隔を調整可能にし
てこれらクロスビームを連結する連結手段と、一方のク
ロスビームとアキュムレータとの間を連結し車両の前後
方向でみたアキュムレータの動きを規制する規制手段と
を備えている。
【0007】
【作用】前記連結手段により、アキュムレータは、車両
の前後方向に所定の間隔を調整され離間された一対のク
ロスビーム上に設置される。前記弾性保持手段により、
アキュムレータはクロスビームとともに、一対のメイン
フレーム間に車体に対し上下左右方向に弾性的に支持さ
れる。また、前記規制手段により、アキュムレータの前
後方向の動きは規制される。
【0008】
【実施例】この発明の一実施例を図1乃至図4に基づい
て詳細に説明する。図1に示すように、制動エネルギ回
生装置は、主に、ピストン型のアキュムレータ装置、油
圧ポンプ・モータ16、作動油タンク17、クラッチ付
ギアボックス18及びコントロールユニット30から構
成されている。
【0009】図1によれば、アキュムレータ装置は、一
対のアキュムレータ10を備えており、これらアキュム
レータ10は、ピストン11を介して2つの圧力室1
2,13を有する油圧シリンダからなっている。これら
アキュムレータ10は、一方の圧力室12に、所定圧の
窒素ガスが封入され、他方の圧力室13に、油圧が蓄圧
可能とされている。圧力室13、13は共に高圧パイプ
14及び電磁式の切換弁15を介して相互に接続されて
おり、また、切換弁15は、管路P1を介して油圧ポン
プ・モータ16の第1ポート16aに接続されている。
【0010】切換弁15は、コントロールユニット30
に電気的に接続されており、通常は、油圧ポンプ・モー
タ16からアキュムレータ10への作動油の流れのみを
許容する第1切換位置になっており、油圧ポンプ・モー
タ16をモータ作動させて発進及び加速する時には、ア
キュムレータ10から油圧ポンプ・モータ16への作動
油の流れを許容する第2切換位置に切換えられる。
【0011】油圧ポンプ・モータ16は、斜板式アキシ
ャルプランジャ型のポンプからなっており、その回転方
向は常に同一方向となっている。この油圧ポンプ・モー
タ16は、別に設けられた油圧ポンプ(図示しない)を
介して、コントロールユニット30から制御され、制動
時はポンプとして作動し、発進及び加速時にはモータと
して作動する。また、油圧ポンプ・モータ16の第2ポ
ート16bは、管路P2を介して、作動油タンク17に
接続されている。作動油タンク17には、減圧弁20を
介してエアタンク19が接続されており、エアタンク1
9から供給される空気は、減圧弁20により所定の圧力
に調整され、作動油タンク17の液面を常に加圧した状
態に保っている。
【0012】一方、油圧ポンプ・モータ16は、図1に
示すように、そのポンプ軸がクラッチ付ギアボックス1
8を介して連結軸J1に接続可能となっており、この連
結軸J1は、ディファレンシャルギア22を介して車両
の駆動輪の車軸に接続されている。なお、ディファレン
シャルギア22は、プロペラシャフトJ2を介してエン
ジン24のトランスミッション23の出力軸に接続され
ている。
【0013】ギアボックス18のクラッチは、コントロ
ールユニット30に電気的に接続されており、コントロ
ールユニット30からオン信号が供給されてクラッチが
オン動作されると、油圧ポンプ・モータ16のポンプ軸
とそのギア列、すなわち、車両の駆動車軸とを接続し、
それとは逆に、コントロールユニット30からオフ信号
が供給されてクラッチがオフ動作されると、油圧ポンプ
・モータ16のポンプ軸と車両の駆動車軸とを切り離
す。
【0014】コントロールユニット30は、マイクロコ
ンピュータ等からなっており、コントロールユニット3
0には、前記切換弁15、ギアボックス18のクラッチ
及び油圧ポンプ・モータ16のモード切換用の油圧モー
タに加え、各種のセンサが接続されている。即ち、コン
トロールユニット30には、ブレ−キセンサ31及びア
クセルセンサ32がそれぞれ電気的に接続されている。
【0015】ブレーキセンサ31は、ブレーキペダルが
操作されると、そのセンサ信号をコントロールユニット
30に供給する。また、アクセルセンサ32は、アクセ
ルペダルが操作されると、そのセンサ信号をコントロー
ルユニット30に供給する。次に、アキュムレータ10
に油圧が蓄圧されていることを前提として、上述した制
動エネルギ回生装置の作動を説明する。
【0016】発進及び加速時に、アクセルペダルが操作
され、アクセルセンサ32からセンサ信号がコントロー
ルユニット30に供給されると、コントロールユニット
30は、発進又は加速時であることを判断して、アキュ
ムレータ10の切換弁15を前記第2切換位置に切換
え、一方、油圧ポンプ・モータ16をモータモードに切
り換える。このとき、アキュムレータ10に蓄圧された
作動油が油圧ポンプ・モータ16及び管路P2を通じて
作動油タンク17に放出されるため、油圧ポンプ・モー
タ16にトルクが発生し、このトルクがギアボックス1
8を介して車両の駆動車軸に伝達される。この結果、車
両の駆動力は、油圧ポンプ・モータ16のトルクに助け
られることになるので、車両の滑らかな発進及び加速が
可能となる。
【0017】この際ピストン11はアキュムレータ10
のボトムキャップ10a側に移動するので、ストローク
センサ11aにピストン11が当たるのを検出して、コ
ントロールユニット30は、切換弁15を第1切換位置
に切換え、作動油の放出を中止する。従って、車両は、
通常の車両と同じくエンジン24の駆動力のみで走行す
ることになる。
【0018】制動時に、ブレーキペダルが操作され、ブ
レーキセンサ31からセンサ信号がコントロールユニッ
ト30に供給されると、コントロールユニット30は、
制動時であることを判断して、油圧ポンプ・モータ16
をポンプモードに切り換える。このとき、車両の駆動力
が駆動車軸からギアボックス18を介して油圧ポンプ・
モータ16のポンプ軸に伝達され、油圧ポンプ・モータ
16は、作動油タンク17の作動油をアキュムレータ1
0に加圧送給して油圧を蓄圧する。そして、アキュムレ
ータ10に油圧が既定の圧力まで蓄圧されると、高圧オ
イルはリリーフ管路P3を経由して作動油タンク17に
戻るが、このとき、アキュムレータ10の窒素ガスは圧
縮され、車両の駆動力つまり運動エネルギは、窒素ガス
の静圧エネルギとして、アキュムレータ10に蓄圧され
ている。このように、アキュムレータ10に蓄えられた
蓄圧エネルギは、再び発進及び加速時に利用される。
【0019】ここで、上述した制動エネルギ回生装置の
車両におけるその構成ユニットのレイアウトを図2を参
照して説明する。例えば、車両が路線バスの場合、車両
には、車体の前後方向に延びた一対のメインフレーム4
1a,41bが設けられている。これらメインフレーム
41a,41bの間には、複数の補助フレーム42が直
交して渡され、はしご状の車体フレームを形成してい
る。また、これらメインフレーム41a,41bの両側
方には、複数のアウトリガ43が設けられており、これ
らアウトリガ43はメインフレーム41a,41bに対
して直交して側方に延びている。そして、制動エネルギ
回生装置は、両メインフレーム41a,41bの間に配
置されており、その各構成ユニットは、アキュムレータ
10、作動油タンク17、油圧ポンプ・モータ16の順
に車両の前後方向に並べられている。
【0020】ところで、アキュムレータ10の取り付け
をなすアキュムレータ固定装置は、主に前後に一つずつ
の吊フレーム50、クロスビーム60,61、テンショ
ンロッド65及び連結ロッド67から構成されており、
これらのメインフレーム41a,41bへのレイアウト
を図3及び図4を用いて説明する。各吊フレーム50
は、一対の角パイプからなり、その上端がメインフレー
ム41に外側から接続されて下方に延び、車両の前後方
向に離間されている。また、一対の吊フレーム50は、
車幅方向にそれぞれ対向されており、各吊フレーム50
の下端には、図4に示すように、一対の角パイプの間に
位置して、所定の傾斜面を有したブラケット53が取り
付けられている。
【0021】一方、クロスビーム60,61は、図4に
示すように、その周囲が金属板で形成されている。クロ
スビーム60,61の両端の下側は、斜めに形成されて
おり、この傾斜面の角度は、前記吊フレーム50のブラ
ケット53の傾斜面と同じ角度に傾斜されている。そし
て、クロスビーム60,61の両端は、一対の吊フレー
ム50のブラケット53に、それぞれ振動に対するイン
シュレータ54及び固定ボルト80を介して取付け可能
となっている。これらインシュレータ54は、弾性材か
らなっている。
【0022】クロスビーム60,61の上面には、図4
で見て、メインフレーム41b側に寄せて2つのホルダ
溝68が設けられており、このホルダ溝68の断面形状
は、アキュムレータ10の断面形状に対応して半円形と
なっている。また、このホルダ溝68の周面には、ゴム
シート69が貼り付けられている。そして、一対のクロ
スビーム60,61は、車両前後に離間した一対ずつの
吊フレーム50の間隔に並べられ、それらホルダ溝68
に一対のアキュムレータ10が高圧パイプ14の側を車
両後方に向けて配設される。その後、クロスビーム6
0,61の上面には、アキュムレータ10の上面の露出
した周面を覆うようにして、ゴムシート70を介してク
ランプ62が取り付けられる。
【0023】一対のアキュムレータ10のガス導入口6
6には、これらに互いに渡して金属製の連結プレ−ト6
4が取り付けられている。この連結プレ−ト64と車両
前側のクロスビーム60との間は、車両の前後方向に延
びたテンションロッド65が接続されており、また、車
両前後のクロスビーム60,61の間にも、互いに連結
ロッド67が接続されている。テンションロッド65の
一端はクロスビーム60のブラケットにねじ込まれてお
り、また、連結ロッド67の両端もまた、クロスビーム
60,61のブラケットにねじ込まれている。これらテ
ンションロッド65及び連結ロッド67は、一端側が右
ねじに他端側が左ねじになっており、例えば、これらを
時計方向に回転すると、連結プレ−ト64と一方のクロ
スビーム60との間並びに一対のクロスビーム60,6
1間の間隔をそれぞれ狭めることができ、それとは逆
に、反時計方向に回転すると、それらの間隔をそれぞれ
広げることができる。
【0024】従って、上述したように、制動エネルギ回
生装置のアキュムレータ固定装置は、あらかじめ、連結
ロッド67を回転させて、一対のクロスビーム60,6
1間の間隔を車両前後の一対ずつの吊フレーム50の間
隔に調整できる。すなわち、クロスビーム60,61側
及び前後の吊フレーム50側での固定ボルトの挿通孔の
間隔をあらかじめ一致させておくことができる。そし
て、一対のアキュムレータ10は、クロスビーム60,
61のホルダ溝68にゴムシート69を介して嵌合さ
れ、更に、その上からゴムシート70を介してクランプ
62が固定される。従って、アキュムレータ10とクロ
スビーム60,61とは、一体にしてユニット化される
ので、一対のアキュムレータ10は、高圧パイプ14を
取り付けた状態で、車両前後の一対づつの吊フレーム5
0に一体に載せることができ、従来よりアキュムレータ
10の取付けが容易となる。また、これらアキュムレー
タ10は、吊フレーム50、すなわち、車体に対して、
ゴムシート69,70及びインシュレータ54を介して
弾性的に取り付けられるので、走行中、アキュムレータ
10の振動が車両本体に直接伝達されず、車両への振動
を低減することができる。更に、制動時、アキュムレー
タ10に車両前方向のスラスト荷重が生じても、テンシ
ョンロッド65がそのスラスト荷重を吸収するので、ア
キュムレータ10のクロスビーム60,61からのずれ
が防止でき、一対のアキュムレータ10を互いに接続す
る高圧パイプ14や管路P1が破損したりするのを防止
できるなど優れた効果が得られる。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、この発明の制動エ
ネルギ回生装置のアキュムレータの固定装置は、前記連
結手段により一対のクロスビームの間隔を、車両前後の
所定幅に予め調整でき、これらクロスビーム上にアキュ
ムレータを載置した状態で車体のメインフレームに固定
でき、その取付けが容易となる。また、前記弾性保持手
段により、アキュムレータは車体に対し上下左右方向に
弾性的に支持され、しかも、前記規制手段により、アキ
ュムレータの前後の動きが規制されていることから、走
行中、アキュムレータの振動が車体本体に直接伝達され
ず、車両への振動が低減でき、更に、制動時のアキュム
レータのずれも防止できるなど得られる効果が大であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】制動エネルギ回生装置の概略システム構成図で
ある。
【図2】路線バスの一部を破断して制動エネルギ回生装
置の配置を示す斜視図である。
【図3】アキュムレータ固定装置の配置を示すメインフ
レームの概略平面図である。
【図4】図3中IV−IV線の断面図である。
【符号の説明】 10 アキュムレータ 15 切換弁 16 油圧ポンプ・モータ 16a 第1ポート 16b 第2ポート 17 作動油タンク 18 ギアボックス 19 エアタンク 22 ディファレンシャルギア 23 トランスミッション 24 エンジン 30 コントロールユニット 31 ブレーキセンサ 32 アクセルセンサ 41a,41b メインフレーム 42 補助フレーム 43 アウトリガ 50 吊フレーム 53 ブラケット 54 インシュレータ 60,61 クロスビーム 62 クランプ 64 連結プレ−ト 65 テンションロッド 67 連結ロッド 69,70 ゴムシート
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図1
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図3
【補正方法】変更
【補正内容】
【図3】
【手続補正4】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図4
【補正方法】変更
【補正内容】
【図4】

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 制動時には、車両の駆動軸により液圧ポ
    ンプ・モータをポンプとして働かせ、作動液タンクから
    アキュムレータに圧液を加圧供給してアキュムレータ内
    に畜圧し、一方、発進時及び加速時には、アキュムレー
    タに畜圧された圧液を液圧ポンプ・モータを通じ作動液
    タンクに放出することにより、液圧ポンプ・モータをモ
    ータとして働かせて、車両の駆動軸の駆動力を補助する
    制動エネルギ回生装置において、 前記車両の前後方向に離間し、車両の一対のメインフレ
    ーム間に架け渡して固定可能な一対のクロスビームと、
    これらクロスビーム上に載置されたアキュムレータを車
    体の上下左右方向に弾性的に支持する弾性保持手段と、
    前記一対のクロスビーム間の間隔を調整可能にしてこれ
    らクロスビームを連結する連結手段と、一方のクロスビ
    ームとアキュムレータとの間を連結し車両の前後方向で
    みたアキュムレータの動きを規制する規制手段とを具備
    したことを特徴とする制動エネルギー回生装置のアキュ
    ムレータ固定装置。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4819125A (en) * 1987-07-23 1989-04-04 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Overcurrent detector
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US4858058A (en) * 1987-08-04 1989-08-15 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Circuit breaker including selectively operable long-time-delay tripping circuit
US4862312A (en) * 1988-11-22 1989-08-29 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Circuit breaker with overcurrent protection
WO2013129255A1 (ja) * 2012-02-28 2013-09-06 ナブテスコ株式会社 鉄道車両のエネルギ回生装置及び鉄道車両の駆動アシスト装置

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