JPH0632202A - 車両の安全装置 - Google Patents

車両の安全装置

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JPH0632202A
JPH0632202A JP4213681A JP21368192A JPH0632202A JP H0632202 A JPH0632202 A JP H0632202A JP 4213681 A JP4213681 A JP 4213681A JP 21368192 A JP21368192 A JP 21368192A JP H0632202 A JPH0632202 A JP H0632202A
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JP
Japan
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waveform
collision
sensor
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center line
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Application number
JP4213681A
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English (en)
Inventor
Mineharu Shibata
峰東 柴田
Kenji Katsushiro
健次 勝代
Junichi Miyawaki
純一 宮脇
Etsuko Yamamoto
悦子 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mazda Motor Corp
Naldec Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
Naldec Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】エアバッグ等の安全装置を作動させるポ−ル衝
突と作動させない低速正面衝突とを明確に区別し得るよ
うにする。 【構成】GセンサGSの出力信号の波形に対して、例え
ばハイパスフィルタS2での波形処理によって、その上
下のピ−ク値間において中心線αが設定される。積分回
路S42、S62において、上記中心線αよりも車体減
速度方向を示す波形分についてのみ積分が行なわれる。
得られた積分値が、判定回路S81によって所定の判定
レベルと比較される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、衝突時に作動されて乗
員の保護を行なうためのエアバッグ等の安全装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】最近の車両では、車両の衝突時に作動さ
れて乗員の保護を図るための安全装置を装備したものが
増加する傾向にある。この安全装置としては、衝突時に
車室内に展開されるエアバッグや、衝突時に強制的に引
張り状態(緊張状態)とされるプリテンション式シ−ト
ベルトなどがある。
【0003】上述したエアバッグ等は、乗員の損傷が想
定されるような衝突時には確実に作動される一方、バン
パが若干変形する程度の軽衝突では作動しないようにす
ることが要求される。このため、車体に取付けたGセン
サ(加速度センサ)からの出力信号を基に所定の演算を
行なって、この演算結果に基づいてエアバッグ等を作動
させるか否かの判定を行なうことが提案されている。
【0004】特開平3−148348号公報、特開平1
14944号公報には、Gセンサの出力信号に対して積
分を行なって、積分値を所定の判定レベルと比較するこ
とが提案されている。すなわち、上記積分値に基づい
て、衝突形態や衝突エネルギをみることにより、エアバ
ッグ等を作動させる必要のある衝突状態か、あるいは作
動させる必要のない衝突状態であるかを判定するもので
ある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、エアバッグ
等を作動させる必要のない衝突状態の代表的なものとし
ては、低速での正面衝突(軽衝突)がある。この一方、
エアバッグ等を作動させる必要のある衝突状態の代表的
なものとして、高速正面衝突とポ−ル衝突(電柱等のポ
−ル状物に衝突したとき)がある。
【0006】上述した低速正面衝突と高速正面衝突と
は、後者の方がGセンサの出力値の振幅および時間巾と
もに相当大きく、したがって積分値の値も相当に異なっ
て明確に区別され得るものである。
【0007】この一方、低速正面衝突と通常走行速度で
のポ−ル衝突とは、Gセンサからの出力信号の波形通り
にある所定時間積分した積分値を比較すると、その積分
値にあまり違いがでないため、明確に区別することがむ
ずかしいものとなる。より具体的には、Gセンサからの
出力信号の波形は、上下にかなりの振動を有するものと
なるが、低速正面衝突時の場合に得られるGセンサの出
力信号の波形は、減速度を示す方向へのピ−ク値および
振幅は比較的小さいものの比較的大きな時間巾を有する
波形がかなりの長い時間継続して出現し、この結果、波
形通りにしたがって積分したときの積分値としてはかな
り大きいものとなる。この一方、ポ−ル衝突の場合に得
られるGセンサの出力信号の波形は、減速度を示す方向
のピ−ク値や振幅は比較的大きく出現するものの、ピ−
ク値の大きくなる部分の時間巾はかなり小さく、したが
って積分値は低速正面衝突時とさほど変わらない値とな
ってしまう。
【0008】低速正面衝突とポ−ル衝突とを区別するた
め、減速度を示す方向のピ−ク値の大小関係をみるこ
と、すなわち大きなピ−ク値が出現したときにポ−ル衝
突であってエアバッグ等を作動させる必要があると判定
することが考えられる。しかしながら、ポ−ル衝突の際
に得られるピ−ク値の大きさは、悪路走行等の際にも出
現する程度のレベルであって、このピ−ク値を単に加味
しただけでは、誤ってエアバッグ等を作動させてしまう
可能性が極めて高くなる。
【0009】したがって、本発明の目的は、衝突状態を
より一層明確に区別すること、特に低速正面衝突とポ−
ル衝突とを明確に区別し得るようにした車両の安全装置
を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明にあっては次のような構成としてある。すな
わち、車体に取付けられたGセンサと、前記Gセンサの
出力信号の波形に対して、波形の上下の各ピ−ク値間に
位置するような中心線を設定する中心設定手段と、前記
Gセンサの出力信号のうち、前記中心設定手段で設定さ
れた中心線よりも減速度を示す側の波形分についてのみ
積分する積分手段と、前記積分手段で積分された積分値
が所定の判定レベルを越えているときに、乗員保護用の
安全装置を作動させる作動信号を出力する作動判定手段
と、を備えた構成としてある。
【0011】上記中心設定手段としては、ハイパスフィ
ルタとすることができる。
【0012】
【発明の効果】本発明によれば、中心設定手段により設
定される中心線を境として減速度を示す方向の波形は、
ポ−ル衝突時に生じる波形をより強調したものとなる。
すなわち、上記中心線を境にして減速度を示す方向の波
形の面積を考えてみると、減速度方向に比較的大きいピ
−ク値を示すポ−ル衝突については波形面積が大きくな
り、また、減速度方向に大きなピ−ク値を示さない低速
正面衝突については波形面積が小さいものとなる。した
がって、この中心線を境として減速度を示す方向を示す
波形についてのみ積分を行なうことにより、得られる積
分値は結局のところポ−ル衝突の際に出現する減速度方
向の大きなピ−ク値がより強調されたものとなって、ポ
−ル衝突と低速正面衝突とをより明確に区別できること
になる。
【0013】また、中心線の設定を汎用されているハイ
パスフィルタを利用して行なうことにより、不用な低周
波成分を除去しつつ、容易かつ簡単に中心線の設定を行
なうことができる。
【0014】
【実施例】以下本発明の実施例を添付した図面に基づい
て説明する。図1の説明 図1において、1、2はそれぞれエアバッグを膨張、展
開させるためのガス圧を得るためのインフレ−タであ
り、1は運転席エアバッグ用、2は助手席エアバッグ用
とされている。3はバッテリ、4はイグニッションスイ
ッチであり、イグニッションスイッチ4を経た後のバッ
テリ電圧が、昇圧回路5によって昇圧される。昇圧回路
5で昇圧された電圧は、インフレ−タ1、2の起爆用と
して用いられるもので、昇圧回路5からインフレ−タ
1、2に対する給電経路には、互いに直列に、スイッチ
イングトランジスタ6と7および低Gスイッチ8が接続
されている。
【0015】低Gスイッチ8は、Gボ−ルを利用した機
械的な構成とされて車体に固定設置されており、常時は
OFFとされる一方、車体に比較的小さなG例えば重力
加速度の4倍の加速度となる4Gが発生したときにON
とされるものである。これにより、イグニッションスイ
ッチ4がONされていることを条件として、各スイッチ
イングトランジスタ6、7および低Gスイッチがそれぞ
れONされたときに、昇圧回路5からの高い電圧がイン
フレ−タ1、2に印加されて当該インフレ−タ1、2が
起爆され、対応するエアバッグが車室内に膨張、展開さ
れることになる。
【0016】インフレ−タ1、2に対する起爆用電源と
して、コンデンサを利用したバックアップ電源9が構成
され、スイッチイングトランジスタ10がONされるこ
とにより、イグニッションスイッチ3がOFFされてい
てもしばらくの間は、当該バックアップ電源からインフ
レ−タ1、2に対して起爆用電圧が給電可能とされてい
る。
【0017】Uはマイクロコンピュ−タを利用して構成
された制御ユニットで、そのCPUが符号11で示され
る。このCPU11には、車体に取付けたGセンサ(加
速度センサ)GS、モニタ回路12、13からの信号が
入力される。また、CPU11からは、前記昇圧回路
5、スイッチイングトランジスタ6、7、10の他、警
報ランプ14、警報ブザ−15に対して出力される。上
記モニタ回路12は、インフレ−タ1、2の給電回路の
断線等の異常を検出するものである。モニタ回路13は
警報ランプ14への給電経路の断線等の異常を検出する
ものであり、警報ランプ14が作動しないときに、CP
U11はブザ−15を作動させる。そして、CPU11
の異常がウオッチドッグタイマ16により監視される。
【0018】図2の説明 制御ユニットUすなわちCPU11による制御内容の概
略を図2に基づいて説明する。先ず、P(ステップ−以
下同じ)1において、200μsec毎の所定タイミン
グであるか否かが判別される。このP1の判別でYES
のときは、P2において、GセンサGSからの信号が取
込まれ、この後P3において、GセンサGSによって4
G以上の加速度が検出されたか否かが判別される。
【0019】P3の判別でYESのときは、P4におい
て、後述する出力波形のための計算が行なわれる。そし
て、P5において、P4での計算結果が、所定の判定値
以上であるか否かが判別される。P5の判別でYESの
ときは、P6において、スイッチイングトランジスタ
6、7をONすることによりにインフレ−タ1、2を起
爆させる。この後、P7において、P6でのスイッチイ
ングトランジスタ6、7のON開始後300msecが
経過したか否かが判別される。このP7の判別でNOの
ときはP6へ戻って、スイッチイングトランジスタ6、
7がON作動され続ける。P7の判別でYESとなる
と、スイッチイングトランジスタ6、7がOFFされ
て、これ以上のインフレ−タ1、2への起爆動作が停止
される。
【0020】前記P5の判別でNOのときは、P9にお
いて、4Gの加速度検出から200msec経過したか
否かが判別される。この200msecは、4Gの加速
度検出からエアバッグを展開させるのに要求される最長
時間よりも長い時間、すなわちエアバッグを展開させる
必要性のないことが確認された後の時間となる。このP
9の判別でYESのときは、P10において各種パラメ
−タ、例えば後述する積分値等が全てクリアされる。
【0021】P3の判別でNOのときは、P11におい
て、モニタ回路12、13等を利用した制御系の故障診
断が行なわれる。P1の判別でNOのときは、P12に
おいて、昇圧回路5に対する昇圧のための制御が行なわ
れる。
【0022】図3、図4の説明 図3は、低速正面衝突時におけるGセンサGSの出力値
の波形を示し、図4は、通常走行時でのポ−ル衝突の際
のGセンサGSからの出力値の波形を示す。この図3、
図4を比較して理解されるように、低速正面衝突の際
は、減速度方向(Gがプラスとして示される方向)への
ピ−ク値が小さくかつ振幅も小さいものの、時間巾がか
なり大きいものとなる。この一方、ポ−ル衝突の際は、
1つの波形の減速度方向へのピ−ク値および振幅は比較
的大きいものの、時間巾は小さいものとなる。
【0023】したがって、図3、図4に示す波形通りに
ある所定時間分GセンサGSの出力値を積分しただけで
は、図3の場合に得られる積分値と、図4の場合に得ら
れる積分値との間にははさほど差はなく、低速正面衝突
とポ−ル衝突とを区別することがむずかしいものとな
る。
【0024】ここで、図3、図4で示すように、振幅の
範囲すなわち上下のピ−ク値の範囲で中心線αを設定す
ることを考える。この場合、中心線αを境にして、減速
度方向への波形の面積は、ポ−ル衝突の方が低速正面衝
突の場合に比して、減速度方向へ大きなピ−ク値を示す
関係上大きなものとなる。したがって、中心線αを境に
して、減速度を示す方向の波形分についてのみ積分する
ことにより、得られる積分値は、ポ−ル衝突の場合の方
が低速正面衝突の場合よりも十分大きくなる。
【0025】図5の説明 次に、図5を参照しつつ、図2のP4とP5とについて
詳述する。先ず、GセンサGSからの出力が、ロ−パス
フィルタS1とハイパスフィルタS2とを通過される。
そして、ハイパスフィルタS2を通過することにより、
図3、図4で説明した中心線αの設定が行なわれる。
【0026】この後、S9、S5、S33、S42での
衝突形態情報に関する計算と、S51、S62での速度
情報に関する計算とが行なわれる。衝突形態情報の計算
結果は、第1積分値Bとして示され、車速(車速変化)
情報に関する計算結果は第2積分値Aとして示される。
そして、第1積分値Bと第2積分値Aとが加算回路S7
によって加算されて、加算値Cが算出される。そして最
後に、判定回路S81によって、加算値Cが所定の判定
レベルよりも大きいか否かが判定される。勿論、この判
定回路Cでの判定結果が、図3のP5での判定結果とな
る。
【0027】上述の衝突形態情報に関する計算は次のよ
うにして行なわれる。先ず、増副回路S9によって、入
力が大きい場合は小さい場合に比して、より大きな増幅
率で波形を増幅するものとなっており、実施例では指数
関数的に増幅率が変化するように設定してあるが、増幅
率は線形的に変化するように設定することもできる。こ
れにより、波形のピ−ク値がより強調されて、低速正面
衝突とポ−ル衝突との区別がより明確にあらわれるばか
りでなく、高速正面衝突の際の起爆時間を早めることが
できる(起爆判定をより短時間の間で行なえる)。
【0028】次いで、バイアス回路S5によって、低車
速で正面衝突した際の平均加速度となるGL 分だけ、G
センサGSからの出力値から減算される。このS5での
処理は、エアバッグを作動させる必要性のない低車速成
分をカットするためになされる。
【0029】さらに、波形修正回路S33において、後
述する減衰ラインCRを用いた波形修正が行なわれる。
この後、第1積分回路S42によって、40msecの
移動積分が行なわれて、第1積分値Bが算出される。こ
の積分の際、ハッチングを付して示すように、前述の中
心線αよりも減速度を示す方向の波形分についてのみ積
分が行なわれる。
【0030】一方、車速情報に関する計算は、先ずバイ
アス回路S51(S5と同じ)によって、低車速で正面
衝突した際の平均加速度となるGL 分だけ、GセンサG
Sからの出力値から減算される。この後、第2積分回路
S6によって、40msecの移動積分が行なわれて、
第2積分値Aが算出される。この第2積分回路S62に
よる積分も、ハッチングを付して示すように、中心線α
を境として減速度を示す方向の波形分についてのみ行な
われる。
【0031】前記第1積分値Aと第2積分値Bとは、加
算回路S7によって加算されるが、重み付け係数kによ
って、両積分値AとBとをどの程度重視するかの処理を
も合わせて行なわれる。すなわち、kを小さい値にする
ことにより第2積分値Aをより重視した加算値Cを得る
ことになり、kを大きい値にすることにより第1積分値
Bをより重視した加算値Cを得ることになる。
【0032】判定回路S81では、所定の判定レベルと
加算値Cとを比較して、加算値Cが判定レベルを越えた
ときにのみ、インフレ−タ1、2を作動させる必要性の
ある衝突時であるとして、起爆信号が出力される。
【0033】ここで、S33を通過した後の波形におい
て、破線で示すように、1つの波形毎にそのピ−ク値か
ら所定の減衰ラインCRにしたがって減衰するように波
形修正することを考える。この場合、修正後の1つの波
形について得られる積分値は、ピ−ク値が大きい波形を
有する方が小さいピ−ク値を有する波形よりも大きくな
る(波形の時間巾を大きくしたのに相当し、図3で破線
を示す部分が積分値となる)。換言すれば、比較的大き
いピ−ク値が出現する図4のポ−ル衝突の際には、1つ
の波形毎に積分値が大きいものとして得られるように修
正されることになる一方、小さいピ−ク値しか出現しな
い図3の低速正面衝突の際の波形は、1つの波形毎の積
分値は、減衰ラインCRによる修正を行なってもさほど
増加しないものとなる。
【0034】この結果、減衰ラインCRによって修正さ
れた後の波形に基づいて積分を続けていくことにより、
ポ−ル衝突の際は比較的短時間のうちに所定の判定レベ
ルを越えるような大きな積分値が得られる。これに対し
て、低速正面衝突の際は、エアバッグを展開させるのに
要求される最長時間を経過しても、上記判定レベルを越
えるような大きな積分値は得られないものとなる。これ
により、低速正面衝突とポ−ル衝突とを積分値を用いて
明確に区別されることになる。
【0035】勿論、ノイズ等により単発的に大きなピ−
ク値が出現しても、減衰ラインCRによる積分値の増大
はこの単発的な大きなピ−ク値についてのみだけなの
で、全体としてみれば所定の判定レベルを越えるような
値にまで積分値を大きく増大させるものとはならない。
【0036】前述の減衰ラインCRは、線形あるいは指
数関数等の非線形(時定数処理)として設定することが
できる。図5では簡単化のため線形として設定した場合
を示したが、時定数的に減衰するように設定するのが好
ましい。
【0037】図6は本発明の他の実施例を示すもので、
図5に示すものと同一構成要素には同一符号を付してそ
の説明は省略する。本実施例では、積分を積分回路S6
2の1種類のみとしてある点において、図5に示す場合
と相違している。
【0038】以上実施例について説明したが、中心線α
は、GセンサGSからの出力信号の波形の上下のピ−ク
値間に位置する限り、任意に設定できる(図3、図4
で、+側へ中心線αをずらすほど、ポ−ル衝突と低速正
面衝突とが区別し易くなる一方、得られる積分値が小さ
くなる)。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す制御系統図。
【図2】本発明の制御例を示すフロ−チャ−ト。
【図3】低速正面衝突の際に出現されるGセンサの出力
波形を示す図。
【図4】ポ−ル衝突の際に出現されるGセンサの出力波
形を示す図。
【図5】Gセンサ出力に基づく演算部分と判定部分とを
ブロック図的に示す図。
【図6】本発明の第2実施例を示すもので、図6に対応
した図。
【符号の説明】
1,2:インフレ−タ(エアバッグ用) 6,7:スイッチングトランジスタ(起爆用) 11:CPU U:制御ユニット GS:Gセンサ S2:ハイパスフィルタ S42,S62:積分回路 S7:加算回路 S81:判定回路 α:中心線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宮脇 純一 広島県安芸郡府中町新地3番1号 ナルデ ック株式会社内 (72)発明者 山本 悦子 広島県安芸郡府中町新地3番1号 ナルデ ック株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車体に取付けられたGセンサと、 前記Gセンサの出力信号の波形に対して、波形の上下の
    各ピ−ク値間に位置するような中心線を設定する中心設
    定手段と、 前記Gセンサの出力信号のうち、前記中心設定手段で設
    定された中心線よりも減速度を示す側の波形分について
    のみ積分する積分手段と、 前記積分手段で積分された積分値が所定の判定レベルを
    越えているときに、乗員保護用の安全装置を作動させる
    作動信号を出力する作動判定手段と、 を備えていることを特徴とする車両の安全装置。
  2. 【請求項2】請求項1において、 前記中心設定手段が、ハイパスフィルタとされているも
    の。
JP4213681A 1992-07-17 1992-07-17 車両の安全装置 Pending JPH0632202A (ja)

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JP4213681A JPH0632202A (ja) 1992-07-17 1992-07-17 車両の安全装置

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JP4213681A JPH0632202A (ja) 1992-07-17 1992-07-17 車両の安全装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020138636A (ja) * 2019-02-28 2020-09-03 ダイハツ工業株式会社 乗員保護装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020138636A (ja) * 2019-02-28 2020-09-03 ダイハツ工業株式会社 乗員保護装置

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