JPH06320746A - インクタンク、該タンクとインクヘッドとを一体に構成してなるインクタンク一体型ヘッドカートリッジ、前記インクタンクまたはヘッドカートリッジを具備したインクジェットプリント装置 - Google Patents

インクタンク、該タンクとインクヘッドとを一体に構成してなるインクタンク一体型ヘッドカートリッジ、前記インクタンクまたはヘッドカートリッジを具備したインクジェットプリント装置

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JPH06320746A
JPH06320746A JP5111939A JP11193993A JPH06320746A JP H06320746 A JPH06320746 A JP H06320746A JP 5111939 A JP5111939 A JP 5111939A JP 11193993 A JP11193993 A JP 11193993A JP H06320746 A JPH06320746 A JP H06320746A
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潤 河合
Torachika Osada
虎近 長田
Takashi Saito
敬 斎藤
Noriya Ota
徳也 太田
Hiroshi Sugitani
博志 杉谷
Kazuaki Masuda
和明 益田
Hiroyuki Ishinaga
博之 石永
Masahiko Hikuma
昌彦 日隈
Yohei Sato
陽平 佐藤
Yoichi Tanetani
陽一 種谷
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    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/005Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
    • B41J2/01Ink jet
    • B41J2/17Ink jet characterised by ink handling
    • B41J2/175Ink supply systems ; Circuit parts therefor
    • B41J2/17566Ink level or ink residue control

Abstract

(57)【要約】 【目的】 インク残量を安価にかつ正確に検出できるイ
ンクタンク、カートリッジおよびインクジェットプリン
ト装置を提供することを目的とする。 【構成】 少なくとも一部に透明部分を有するインクタ
ンクハウジング12の内部にはインク吸収体11が収容
されている。このインク吸収体11としては、インク性
に優れており、インク除去後の反射濃度がインク注入前
のメラミンフォームの反射濃度に近い特質を有するもの
が用いられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、インクタンク、該タン
クとインクヘッドとを一体に構成してなるインクタンク
一体型ヘッドカートリッジ、および前記インクタンクま
たはヘッドカートリッジを具備したインクジェットプリ
ント装置に関し、特にインクタンク内にインク保持用の
吸収体を設けた構成の改良を図ったものである。ここ
で、プリントとは、布、糸、シート材等の各種のインク
付与を受けるインク支持体すべてへのインク付与を含む
ものをいう。本発明は、各種の情報処理装置すべて、あ
るいはそれらの出力器としてのプリンタを含むものへの
使用が可能なものである。
【0002】
【従来の技術】インク等のプリント液(以下、インクと
いう)の保持に利用されるインクタンクとしての液体貯
蔵容器からは、プリントヘッドで消費されるインクの液
量に相当する量の新たなインクが供給口を通じてプリン
トヘッドに供給される必要がある。また、プリントを行
わないためにインクの供給が必要でない場合に、供給口
から容器外部にインクが漏れないことが要求される。
【0003】このような要求は、プリントヘッドからイ
ンクを吐出してプリントを行うインクジェット方式に用
いられる容器において、特にインクの供給量に伴う画質
への影響から重要なものである。このような要求に応え
るインクタンクとして、従来より下記のような形態が知
られている。
【0004】図6は、従来のインクジェットプリント装
置に用いられているヘッドカートリッジのうちインクタ
ンクの内部構成を示す断面図である。 図6において、
311はカートリッジ本体である。カートリッジ本体3
11のインクタンク内には、そのほぼ全体に吸収体31
2が収容されており、吸収体312にはインクが保持さ
れている。また、カートリッジ本体311の一側壁に
は、インクタンク内部と図示しないプリントヘッドとを
連通するインク供給口313が設けられている。なお、
カートリッジ本体311の他側壁には図示しない大気連
通口が設けられている。また、図6において、符号aは
吸収体312のうちインクを保持する部分を示し、bは
吸収体312のうちインクを保持していない部分を示
す。
【0005】このような構成のカートリッジでは、吸収
体312の毛管力により、インク容器内の負圧力が制御
され、外部へのインク漏れを生じない。
【0006】しかしながら、このようなカートリッジに
おいて、吸収体312の構成材料として例えばウレタン
フォーム等を用いた場合には、下記に示す2つの問題点
によりカートリッジ中のインクの残量を目視または光学
的手段により検知することは実用的に不可能であった。
【0007】問題点1:吸収体312内でのインクの有
無による吸収体の反射濃度の変化が小さく、その境界が
はっきりしない。すなわち、図6においてaの部分とb
の部分との境界が明確に目視できない。
【0008】問題点2:長期保存により吸収体312が
黄変してしまい反射濃度が著しく変化する。特に、イエ
ローインクの場合は濃度差がインク消費前後において
0.1以下になり残量検知が事実上不可能であった。
【0009】このような吸収体を用いたインクタンクに
おけるインク残量検知手段としては、例えば米国特許第
5,079,570号(特開平3−138158号)明
細書に示す構成のものが知られている。
【0010】図7は、当該米国特許等に開示されている
インク残量検知手段を有するカートリッジの構成を示す
断面図であって、(a)は吸収体全体にインクが満たさ
れた、いわゆる満タン状態を示し、(b)はインクの消
費が進行してきた状態を示す。図7において、210は
吸収体を用いたインクカートリッジである。カートリッ
ジ210は、ハウジング212と、その中に多量のイン
クを貯えるための吸収体インク溜め214と、インク液
面検知のためのC型透明管220と、プリントヘッド2
16とから構成されている。C型透明管220は、イン
ク液面の位置を外部表示する中央管部220aと、この
中央管部220a内にインクを供給するための上管部2
20bおよび下管部220cとから構成されている。
【0011】このような構成のカートリッジでは、イン
クの消費が進行してハウジング212内の吸収体中に保
持されているインクの液位が下がり、その液位が図7の
(b)に示すように220b以下になると、吸収体の毛
管力により中央管部220aおよび下管部220c内の
インクは吸収体側に吸収される結果、C型透明管220
全体のインクがなくなりそれによりインクの残量を検知
することができる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図7に
示した構成においては、下記の2つの問題点があった。
【0013】問題点1:ハウジング212にC型透明管
220を取り付ける工程を必要とするためにコスト高に
なる。
【0014】問題点2:上述のように、生インク管のた
めインク液面220b以下になるとC型透明管220内
の全インクが吸収体の毛管力によりその吸収体内に吸い
込まれるためアナログ的検知ができない。すなわち、吸
収体のaの部分にインクがまだ相当量保持されているに
も拘らず、インクの残量表示はインク切れを表示してし
まう不都合がある。
【0015】さらにインク導出部付近において吸収体に
当接する部材が存在する場合には、インク導出部付近に
おいて吸収体の経時劣化が生じ、ここに空隙部が形成さ
れるおそれもあり、空気の滞留による悪影響が考えられ
る。さらに甚だしい場合には大気連通口と導出部付近の
空隙部とが大気連通してしまう事態も予測され、そのよ
うな事態が生ずると所期の吐出動作が不可能となるのみ
ならず、インク供給経路に存在するインクがインク吐出
口より漏出し、装置内等を汚損することになる。
【0016】さらに、インク導出部へのインク供給は重
力の作用を利用するものであるので、最近とくに望まれ
ている高周波数にてプリントヘッド等を駆動するとイン
ク供給がこれに追随できないおそれがある。そこでその
追随性を高めるべくポアサイズをある程度大とし、流れ
の抵抗を小とすることも考えられるが、この場合には吸
収体のインク保持能力が低下し、大気連通口等からのイ
ンク漏洩が生じるおそれがある。
【0017】上記公報には、非圧縮状態での有用または
好適な特性を維持する一方、構造体の隙間スペースを調
節するため特定の適用例においては圧縮力が望ましい場
合がる、とされている(国際公開番号WO91/026
52に対応する特許出願公表平4−501392号公報
第4頁右下欄第18行〜第21行)。
【0018】かかる記載は、収納空間の内寸と吸収体の
外寸との兼ね合いに着目してなされたものと考えられる
が、本発明者らは熱硬化メラミン縮合体でなる吸収体の
利点を活かしつつ、インクタンクの姿勢等によらずイン
ク供給を円滑かつ確実に行う上で適切にその吸収体を圧
縮して使用すればよいことを見出した。しかしながら、
本発明者らは、その吸収体の構造に対応して円滑な供給
を行うには適切な方向に圧縮を行うべきこと、その吸収
体は繊維構造が比較的脆く被圧縮部分に所謂「ヘタリ」
もしくは破壊が生じうること、また「ヘタリ」が生じる
と圧縮状態を維持できず、非圧縮状態と同等となって上
述したような問題が生じうること等の技術課題をも見出
した。
【0019】本発明の目的は、上述の技術的課題を解消
し、インク残量を安価にかつ正確に検出できるインクタ
ンク、カートリッジおよびインクジェットプリント装置
を提供することにある。
【0020】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1記載のインクタンクは、少なくとも一部
に透明部分を有するハウジングと、該ハウジング内に収
容されたインク吸収体とを含み、該インク吸収体は、そ
の吸収されたインク消費前の吸収体の反射濃度とインク
消費後の吸収体の反射濃度との差が吸光度(OD)で
0.1以上である多孔質体から構成されたものであるこ
とを特徴とする。
【0021】ここで、請求項1記載のインクタンクにお
いて、前記インク吸収体が三次元網目状構造を有する多
孔質体であり、かつアミノ基を有する化合物とホルムア
ルデヒドとの縮合生成物をベースとする熱硬化性の発泡
体であってもよい。請求項2記載のインクタンクにおい
て、前記アミノ基を有する化合物がメラミン、尿素、カ
ルボン酸アミド、ジシアンジアミド、グアニジン、スル
フリルアミド、スルホン酸アミド、脂肪族アミン、およ
びこれらの誘導体からなる群より選択された少なくとも
1種のものであってもよい。
【0022】また、請求項1記載のインクタンクにおい
て、前記インク吸収体がセラミック多孔質体または金属
繊維集合体であってもよい。
【0023】請求項5記載のインクカートリッジは、請
求項1ないし4のいずれかに記載のインクタンクと、プ
リント媒体に対しインクを吐出するためのインクヘッド
とを一体に有し、インクジェットプリント装置に対して
着脱可能であることを特徴とする。
【0024】ここで、請求項5記載のインクカートリッ
ジにおける前記インクタンクと前記インクヘッドとは分
離可能であってもよい。請求項5または6に記載のイン
クカートリッジにおいて、前記インクヘッドは、前記イ
ンクを吐出するために利用されるエネルギを発生する素
子として、前記インクに膜沸騰を生じさせる熱エネルギ
を発生する電気熱変換体を有してもよい。
【0025】請求項8記載のインクジェットプリント装
置は、請求項1ないし4のいずれかに記載のインクタン
クと、該インクタンクのハウジングの透明部分を通して
前記インク吸収体に含まれるインクの残量を検出するイ
ンク残量検出手段と、該インク残量検出手段によるイン
ク残量データに応じた情報提示手段とを含むことを特徴
とする。
【0026】請求項9記載のインクジェットプリント装
置は、請求項5ないし7のいずれかに記載のインクカー
トリッジと、該インクタンクのハウジングの透明部分を
通して前記インク吸収体に含まれるインクの残量を検出
するインク残量検出手段と、該インク残量検出手段によ
るインク残量データに応じた情報提示手段とを含むこと
を特徴とする。
【0027】ここで、請求項8または9に記載のインク
ジェットプリント装置において、前記インク残量検出手
段はインクの吸光度を測定する光学的手段であってもよ
い。
【0028】また、請求項10記載のインクジェットプ
リント装置において、前記インクタンクの透明部分は該
インクタンクの使用時において重力方向となる方向に沿
って形成され、かつ前記光学的インク残量検出手段は前
記インクタンクの透明部分の全体を通してインク残量を
検出するラインセンサであってもよい。
【0029】さらに、請求項10記載のインクジェット
プリント装置において、前記光学的インク残量検出手段
は前記インクタンクの透明部分の一部を通してインク残
量を検出するスポットセンサであってもよい。
【0030】またさらに、請求項10記載のインクジェ
ットプリント装置において、前記インクタンクから前記
インクヘッドへのインク供給部の少なくとも一部は透明
に形成され、かつ前記光学的インク残量検出手段は前記
インク供給部の透明部分を通してインク残量を検出する
スポットセンサであってもよい。
【0031】請求項11記載のインクジェットプリント
装置において、前記光学的インク残量検出手段はインク
の残量を経時的に検出するものであり、かつ前記情報提
示手段は前記光学的インク残量検出手段により経時的に
検出されたインク残量データに応じてインク残量を表示
するものであってもよい。
【0032】請求項12または13に記載のインクジェ
ットプリント装置において、前記情報提示手段は前記光
学的インク残量検出手段により検出されたインク残量デ
ータに応じてインク切れ表示を行うものであってもよ
い。
【0033】請求項10ないし15のいずれかに記載の
インクジェットプリント装置において、前記光学的イン
ク残量検出手段は前記インクタンク内のインク色に応じ
た補色フィルタを具備したものであってもよい。
【0034】請求項17記載のインクジェットプリント
装置は、インクを保持した吸収体と、該吸収体に対して
光学的にインク残量の検知を行う手段と、を備えたイン
クジェットプリント装置であって、前記光学的インク残
量検出手段はインクの残量を経時的に検出するものであ
り、かつ前記光学的インク残量検出手段により経時的に
検出されたインク残量データに応じて前記インク吸収体
の特性変化に応じた吐出条件を変更する手段を有するこ
とを特徴とする。
【0035】ここで、請求項17記載のインクジェット
プリント装置において、前記吐出条件が電圧またはパル
ス幅等のヘッドの駆動条件であってもよい。また、請求
項17記載のインクジェットプリント装置において、前
記吐出条件が保温ヒータを用いてもよい。さらに、請求
項17記載のインクジェットプリント装置において、前
記吐出条件が前記インクタンクを傾斜させることにより
変化させてもよい。
【0036】
【作用】本発明においては、少なくとも一部に透明部分
を有するハウジング内に、吸収されたインク消費前の吸
収体の反射濃度とインク消費後の吸収体の反射濃度との
差が吸光度(OD)で0.1以上であるインク吸収体が
収容されてなるものであるので、目視または光学的手段
によりハウジングの外部からでも容易にインクの残量を
検知または検出することができる。
【0037】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細
に説明する。
【0038】(実施例1)図1は本発明のカートリッジ
の一実施例を示すものであって、(a)はインクの消費
が比較的未だ進行していない状態のカートリッジの内部
を示す断面図であり、(b)は(a)におけるインク残
量の検出結果を示すグラフであり、(c)は(a)の状
態からインクの消費が進行した状態のカートリッジの内
部を示す断面図であり、(d)は(c)におけるインク
残量の検出結果を示すグラフである。図2は、図1に示
したカートリッジを取り付けた本発明のインクジェット
プリント装置の一実施例を示す一部を切り欠いた平面図
である。
【0039】まず、図1の(a)および(c)を参照し
てカートリッジの構成を説明する。同図において、11
はインク吸収体である。本実施例におけるインク吸収体
11の構成材料としては、メラミンフォーム(具体的に
は西独BASF社で製造されたバソテクト(商品名)な
ど)が用いられている。このメラミンフォーム製のイン
ク吸収体11は、後述するように、排インク性に優れて
おり、インク除去後の反射濃度がインク注入前のメラミ
ンフォームの反射濃度に近い特質を有しているものであ
る。また、同図において12はインクタンクハウジング
である。このハウジング12は、インク吸収体11の排
インク性等の特性を生かし、外部からのインクの残量の
観察または検出が可能なように、全体が透明材料により
形成されている。なお、ハウジング12の下壁部には、
後述するプリントヘッドへのインク供給を行うためのイ
ンク供給部13が設けられている。このインク供給部1
3を介して、インクタンクハウジング12と後述のプリ
ントヘッドとは、例えば着脱自在に一体化されて本発明
の一体型ヘッドカートリッジの一実施例を構成する。な
お、本実施例では、インク14として染料3.0%を含
有したブラックインクが用いられる。
【0040】このような構成のカートリッジ中のインク
残量検出は、例えば別体のラインセンサ101により行
うことができる。インク残量検出手段としてのラインセ
ンサ101は、インクタンクハウジング12の近傍に配
置されており、複数の個別センサごとに、そのセンサ位
置における吸収体の反射濃度を測定することによってハ
ウジング12内のインクの残量を検出するものである。
ラインセンサ101による検出結果の表示は、例えば図
2に示すプリント装置の操作パネル51上に設けられた
インク残量インジケータ52により行うことができる。
すなわち、インク吸収体11を備えたインクタンクにイ
ンクを満たし、インクタンク下部に配したインク供給口
13を介してプリントヘッド21より吐出を行い、順次
インクを消費していく。それと同時にタンクハウジング
12により5mm離して重力方向と平行になるように固
定したラインセンサ101に定電圧を印加し、反射光強
度を電流値として出力する。また、該出力を図示しない
A/D変換回路を通して図2に示した操作パネル51上
のインク残量インジケータ52でLED表示を行う。
【0041】また、図1の(b)および(d)に示すよ
うに、吸収体の反射濃度を測定することによってインク
タンク内のインク残量を正確に把握することできる。す
なわち、ラインセンサ101において、インクの除去さ
れた部分に対向した素子から順次反射光強度が強まって
いくから、これをマクベス反射濃度計RD−918で測
定した反射濃度で具体的に表現すると、インク入りのイ
ンク吸収体(a部分)の反射濃度は1.7±0.1とな
り、インク消費後のインク吸収体の反射濃度は0.9±
0.1となった。つまり、1.0〜1.6の範囲の反射
濃度をスレッシュホールドとすれば、インクタンク内の
インク量が常時検知できることになる。これは、本実施
例で用いたメラミンフォームが排インク性に優れインク
除去後の反射濃度がインク注入前のメラミンフォームの
反射濃度に近くなるためである。また、このような測定
を経時的に行うことによって測定時点でのインクの消費
状態を把握することも可能である。
【0042】なお、インク残量インジケータ52は、図
2においては4段階表示としたが、これに限定されるこ
となく、より細かな表示をも行うことができる。
【0043】比較例として従来から使用されているウレ
タンフォームによる反射濃度を測定したところ、インク
入りのインク吸収体312のa部分の反射濃度は1.7
±0.1となり、インク消費後のインク吸収体312の
b部分の反射濃度は1.6±0.1となり、反射濃度の
変化量が約0.1であるが、バラツキがあり、ほとんど
変化しないものもあるため、本発明においては使用でき
ないことがわかる。
【0044】また、メラミンフォームは長期保存におい
ても劣化が少なく、黄変による反射濃度の変化等はほと
んど見られなかった。
【0045】本実施例においては、インクを消費してい
った場合、満タン時からインク切れ時まで忠実にインク
量が検知できることができた。
【0046】また、前記方法により検知されたインク残
量に応じてメラミンフォームのインク排出特性が変化す
るため、前記プリントヘッドへの吐出条件、例えば駆動
電圧、駆動パルス等の駆動条件や、保温ヒータの利用、
インクタンクの水頭圧変化等の少なくとも1またはこれ
らの組合せを用いて吐出条件を適正化することができ
る。
【0047】特に、従来から用いられているウレタンフ
ォームの場合、インク保持力が弱いため、初期のインク
量を少なめにし、十分な負圧を発生させる必要があった
が、メラミンフォームにおいては親水性が高く、インク
保持力が強い。このため、インクタンク内のインク使い
切りにおいて、使用可能なインク量も多くなる反面、負
圧へ名kも大きくなってしまうという課題があるため、
吐出条件を適正化させることが高品位なプリントを得る
ためには望ましい手段となるからである。
【0048】本実施例においては、上記方法により高精
度にかつ応答性に優れたインク残量検知情報に応じて駆
動パルス幅を変化させて吐出条件を適正化した。つま
り、インク残量が少なくなるにつれてインク吸収体側の
負圧が高くなるため、通常は吐出量およびプリント濃度
が低くなるが、前記インク残量に応じて図示しない駆動
パルス変換回路を用いて駆動パルス幅を長くすることに
より、吐出量をインク使い切りまで確保でき、さらにパ
ルス幅をその特性変化量に応じて順に長く変化させるこ
とで一定に保ことができた。つまり、本発明ではアナロ
グ的にインク残量を検知できることにより、吐出条件を
常に適正化させることができ、安定した高品位なプリン
トが実現できるわけである。
【0049】(実施例2)図3は、本発明のカートリッ
ジの他の実施例を示す断面図である。本実施例は、先の
実施例1のラインセンサ101をスポットセンサ102
に代えた点、そしてそのスポットセンサ102をタンク
下部のインク供給部13付近にタンクハウジング12の
壁部より5mm離して固定した点を除き、先の実施例1
と同様の構成とした。
【0050】特に、安価なプリント装置においては、上
記の安価なスポットセンサを装置に具備し、インク切れ
のみを検知し、警告ランプを点灯または点滅させる構成
が可能である。この場合においても、インク切れ前に反
射濃度が変化し、忠実にインク切れを検知することがで
きる。
【0051】(実施例3)図4は、本発明のカートリッ
ジのさらに他の実施例を示す断面図であって、(a)は
横断面図であり、(b)は縦断面図である。本実施例
は、先の実施例1の反射型ラインセンサ101を透過型
とし、LED110で発光し、受光素子120で透過光
強度を検知し出力するように構成した以外は、実施例1
と同様に構成した。
【0052】本実施例においても、実施例1と同様にイ
ンク消費に応じて、満タン時からインク切れまで忠実に
インク量が検知することができる。
【0053】なお、上記各実施例では、インク吸収体1
1としてメラミンフォームを用いたが、このメラミンフ
ォームも範疇に入る三次元網目状構造を有する多孔質体
でありかつアミノ基を有する化合物とホルムアルデヒド
との縮合生成物をベースとする熱硬化性の発泡体であれ
ば好適に使用可能である。ここで、上記のアミノ基を有
する化合物としては、メラミン、尿素、カルボン酸アミ
ド、ジシアンジアミド、グアニジン、スルフリルアミ
ド、スルホン酸アミド、脂肪族アミン、およびこれらの
誘導体からなる群より選択された少なくとも1種のもの
である。また、インク吸収体11としては、セラミック
多孔質体または金属繊維集合体も使用可能である。
【0054】また、上記各実施例では、タンクハウジン
グ12として透明ポリエチレン製のものを用いたが、こ
れに限定されることなく、例えばポリプロピレン,ポリ
カーボネート等の透明樹脂および、ガラス類などの透明
度の高いものであれば種々の材料を用いることができ
る。勿論、上記各実施例のように、タンクハウジング1
2全体に透明性を付与する必要はなく、少なくとも一
部、例えば一側壁のみを透明とした構成、あるいは壁部
にインク供給部13と離れた部分からそのインク供給部
13の近傍に向けて細長い透明窓を設ける構成を採用し
てもよい。さらに、そのインク供給部13の一部を透明
化してインク供給部13の内部のインク残量を検出する
ようにしてもよい。
【0055】さらに、上記各実施例では、インク14と
して染料3.0%を含有したブラックインクを用いた
が、これに限定されることなく、インク吸収体11に強
固に染着させるバインダ等が含まれていなければ、いか
なる溶媒組成のものも使用可能である。
【0056】さらに、上記各実施例ではインク色をブラ
ックとしたが、勿論種々のカラーインクも使用可能であ
る。この場合には、インク色の補色フィルタをセンサ部
に取り付けることにによりブラックインクと同等の残量
検知特性が得られることは言うまでもない。
【0057】また、上記各実施例におけるプリントヘッ
ドは、インクを吐出するために利用されるエネルギを発
生させる素子として、インクに膜沸騰を生じさせる熱エ
ネルギを発生する電気熱変換体を有するものであること
が好ましい。
【0058】図5は、本発明のインクジェットプリント
装置の一実施例を示すブロック図である。図5を参照し
てプリント装置におけるインク残量の検出、表示および
表示制御について説明する。図5において、1はキーボ
ード、1000はMPU、1001はROM、1002
はRAM、1003はタイマ、1004はインターフェ
ース部である。9はヘッドカートリッジ、9Aはヘッド
ドライバ、31はキャリッジモータ、35は搬送モー
タ、61は回復系モータ、31A、35Aおよび61A
はそれぞれモータドライバ、65は回復系ホームセン
サ、67はキャリッジホームセンサである。また、53
は残量表示コントローラである。MPU1000は、ラ
インセンサ101により検出された所定のスレッシュホ
ールドを超えた反射濃度に対応する検出信号により、イ
ンクタンク内のインクの液位を検知し、残量表示コント
ローラ53を介してインク残量を、インク残量インジケ
ータ52に表示することができる。
【0059】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、インク
ジェット用カートリッジにおいて、インク消費前後にお
けるインク吸収体の反射濃度が0.1以上異なり、イン
クタンクハウジングの一部または全部が透明な部材で構
成され、光学的手段によりインクタンクのインク残量を
検知することにより、安価で簡単な残量検知手段を提供
することができる。
【0060】また、インク残量検出手段としてラインセ
ンサを用いたので、インク残量をアナログ的に検知し表
示することができる。
【0061】さらに、光学的な検知手段を色々変えても
インクタンク自体に特別な構造を持つ必要がないため、
取り替え可能な消耗品であるインクジェット用カートリ
ッジのコスト高につながらない利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のカートリッジの一実施例を示す断面図
である。
【図2】図1に示したカートリッジが装着された本発明
のインクジェットプリント装置の要部を示す平面図であ
る。
【図3】本発明のカートリッジの他の実施例を示す断面
図である。
【図4】本発明のカートリッジのさらに他の実施例を示
す断面図である。
【図5】本発明のインクジェットプリント装置の他の実
施例を示すブロック図である。
【図6】従来のインクタンクの内部構造を示す断面図で
ある。
【図7】従来のインク残量検知手段を備えたインクタン
クの内部構造を示す断面図である。
【符号の説明】
11 インク吸収体 a インクが収容されている吸収体 b インク消費後の吸収体 12 ハウジング 13 インク供給口 14 インク 21 インクジェットヘッド 51 操作パネル 52 インク残量インジケータ 101 ラインセンサ 102 スポットセンサ 110 LED 120 受光素子 216 インクジェットヘッド 220 C型透明管
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 太田 徳也 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 杉谷 博志 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 益田 和明 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 石永 博之 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 日隈 昌彦 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 佐藤 陽平 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 種谷 陽一 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも一部に透明部分を有するハウ
    ジングと、該ハウジング内に収容されたインク吸収体と
    を含み、該インク吸収体は、その吸収されたインク消費
    前の吸収体の反射濃度とインク消費後の吸収体の反射濃
    度との差が吸光度(OD)で0.1以上であることを特
    徴とするインクタンク。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のインクタンクにおいて、
    前記インク吸収体が三次元網目状構造を有する多孔質体
    であり、かつアミノ基を有する化合物とホルムアルデヒ
    ドとの縮合生成物をベースとする熱硬化性の発泡体であ
    ることを特徴とするインクタンク。
  3. 【請求項3】 請求項2記載のインクタンクにおいて、
    前記アミノ基を有する化合物がメラミン、尿素、カルボ
    ン酸アミド、ジシアンジアミド、グアニジン、スルフリ
    ルアミド、スルホン酸アミド、脂肪族アミン、およびこ
    れらの誘導体からなる群より選択された少なくとも1種
    のものであることを特徴とするインクタンク。
  4. 【請求項4】 請求項1記載のインクタンクにおいて、
    前記インク吸収体がセラミック多孔質体または金属繊維
    集合体であることを特徴とするインクタンク。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし4のいずれかに記載のイ
    ンクタンクと、プリント媒体に対しインクを吐出するた
    めのインクヘッドとを一体に有し、インクジェットプリ
    ント装置に対して着脱可能であることを特徴とするイン
    クカートリッジ。
  6. 【請求項6】 請求項5記載のインクカートリッジにお
    ける前記インクタンクと前記インクヘッドとは分離可能
    であることを特徴とするインクカートリッジ。
  7. 【請求項7】 請求項5または6に記載のインクカート
    リッジにおいて、前記インクヘッドは、前記インクを吐
    出するために利用されるエネルギを発生する素子とし
    て、前記インクに膜沸騰を生じさせる熱エネルギを発生
    する電気熱変換体を有することを特徴とするインクカー
    トリッジ。
  8. 【請求項8】 請求項1ないし4のいずれかに記載のイ
    ンクタンクと、該インクタンクのハウジングの透明部分
    を通して前記インク吸収体に含まれるインクの残量を検
    出するインク残量検出手段と、該インク残量検出手段に
    よるインク残量データに応じた情報提示手段とを含むこ
    とを特徴とするインクジェットプリント装置。
  9. 【請求項9】 請求項5ないし7のいずれかに記載のイ
    ンクカートリッジと、該インクタンクのハウジングの透
    明部分を通して前記インク吸収体に含まれるインクの残
    量を検出するインク残量検出手段と、該インク残量検出
    手段によるインク残量データに応じた情報提示手段とを
    含むことを特徴とするインクジェットプリント装置。
  10. 【請求項10】 請求項8または9に記載のインクジェ
    ットプリント装置において、前記インク残量検出手段は
    インクの吸光度を測定する光学的手段であることを特徴
    とするインクジェットプリント装置。
  11. 【請求項11】 請求項10記載のインクジェットプリ
    ント装置において、前記インクタンクの透明部分は該イ
    ンクタンクの使用時において重力方向となる方向に沿っ
    て形成され、かつ前記光学的インク残量検出手段は前記
    インクタンクの透明部分の全体を通してインク残量を検
    出するラインセンサであることを特徴とするインクジェ
    ットプリント装置。
  12. 【請求項12】 請求項10記載のインクジェットプリ
    ント装置において、前記光学的インク残量検出手段は前
    記インクタンクの透明部分の一部を通してインク残量を
    検出するスポットセンサであることを特徴とするインク
    ジェットプリント装置。
  13. 【請求項13】 請求項10記載のインクジェットプリ
    ント装置において、前記インクタンクから前記インクヘ
    ッドへのインク供給部の少なくとも一部は透明に形成さ
    れ、かつ前記光学的インク残量検出手段は前記インク供
    給部の透明部分を通してインク残量を検出するスポット
    センサであることを特徴とするインクジェットプリント
    装置。
  14. 【請求項14】 請求項11記載のインクジェットプリ
    ント装置において、前記光学的インク残量検出手段はイ
    ンクの残量を経時的に検出するものであり、かつ前記情
    報提示手段は前記光学的インク残量検出手段により経時
    的に検出されたインク残量データに応じてインク残量を
    表示するものであることを特徴とするインクジェットプ
    リント装置。
  15. 【請求項15】 請求項12または13に記載のインク
    ジェットプリント装置において、前記情報提示手段は前
    記光学的インク残量検出手段により検出されたインク残
    量データに応じてインク切れ表示を行うものであること
    を特徴とするインクジェットプリント装置。
  16. 【請求項16】 請求項10ないし15のいずれかに記
    載のインクジェットプリント装置において、前記光学的
    インク残量検出手段は前記インクタンク内のインク色に
    応じた補色フィルタを具備したものであることを特徴と
    するインクジェットプリント装置。
  17. 【請求項17】 インクを保持した吸収体と、該吸収体
    に対して光学的にインク残量の検知を行う手段と、を備
    えたインクジェットプリント装置であって、前記光学的
    インク残量検出手段はインクの残量を経時的に検出する
    ものであり、かつ前記光学的インク残量検出手段により
    経時的に検出されたインク残量データに応じて前記イン
    ク吸収体の特性変化に応じた吐出条件を変更する手段を
    有することを特徴とするインクジェットプリント装置。
  18. 【請求項18】 請求項17記載のインクジェットプリ
    ント装置において、前記吐出条件が電圧またはパルス幅
    等のヘッドの駆動条件であることを特徴とするインクジ
    ェットプリント装置。
  19. 【請求項19】 請求項17記載のインクジェットプリ
    ント装置において、前記吐出条件が保温ヒータを用いる
    ことを特徴とするインクジェットプリント装置。
  20. 【請求項20】 請求項17記載のインクジェットプリ
    ント装置において、前記吐出条件が前記インクタンクを
    傾斜させることにより変化させることを特徴とするイン
    クジェットプリント装置。
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