JPH1071725A - インクタンク、及びインクジェットカートリッジ - Google Patents
インクタンク、及びインクジェットカートリッジInfo
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- JPH1071725A JPH1071725A JP8251656A JP25165696A JPH1071725A JP H1071725 A JPH1071725 A JP H1071725A JP 8251656 A JP8251656 A JP 8251656A JP 25165696 A JP25165696 A JP 25165696A JP H1071725 A JPH1071725 A JP H1071725A
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- inks
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- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
- B41J2/00—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
- B41J2/005—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
- B41J2/01—Ink jet
- B41J2/17—Ink jet characterised by ink handling
- B41J2/175—Ink supply systems ; Circuit parts therefor
- B41J2/17503—Ink cartridges
- B41J2/17543—Cartridge presence detection or type identification
- B41J2/17546—Cartridge presence detection or type identification electronically
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
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- B41J2/01—Ink jet
- B41J2/17—Ink jet characterised by ink handling
- B41J2/175—Ink supply systems ; Circuit parts therefor
- B41J2/17503—Ink cartridges
- B41J2/17513—Inner structure
Abstract
(57)【要約】
【課題】 例えば複写装置、プリンタ等に用いられるイ
ンクジェット記録装置において、例えば、カラー記録を
行う場合のインクタンク及びインクジェットカートリッ
ジのいずれも、従来は複数の異なるカラーインクがそれ
ぞれ同量充填されていたが、主に特定の指定色のみを印
字に使用した場合、そのインクを使い切ると、他色のイ
ンクが残存していても、そのインクタンクは使用不可能
となるため、記録する内容に適したカラーインクを収容
し、経済的に選択使用し得るインクタンク、及びインク
ジェットカートリッジを提供する。 【解決手段】 このため、複数のインク収容部にそれぞ
れ使用する記録データのの種類に適合するインク量を収
容し、それぞれの量１２を表示すると共に、その筐体に
前記記録データ１１の種類を表示したインクタンク３０
と、このインクタンク３０の複数のインク供給部に接続
され、複数の吐出口を備えた記録ヘッド部２０を有する
インクジェットカートリッジ１０とを設けた。
ンクジェット記録装置において、例えば、カラー記録を
行う場合のインクタンク及びインクジェットカートリッ
ジのいずれも、従来は複数の異なるカラーインクがそれ
ぞれ同量充填されていたが、主に特定の指定色のみを印
字に使用した場合、そのインクを使い切ると、他色のイ
ンクが残存していても、そのインクタンクは使用不可能
となるため、記録する内容に適したカラーインクを収容
し、経済的に選択使用し得るインクタンク、及びインク
ジェットカートリッジを提供する。 【解決手段】 このため、複数のインク収容部にそれぞ
れ使用する記録データのの種類に適合するインク量を収
容し、それぞれの量１２を表示すると共に、その筐体に
前記記録データ１１の種類を表示したインクタンク３０
と、このインクタンク３０の複数のインク供給部に接続
され、複数の吐出口を備えた記録ヘッド部２０を有する
インクジェットカートリッジ１０とを設けた。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、インクジェット記
録分野に関し、さらに、具体的には、複数の異なる種類
のインクを一体に収容したインクタンク及びインクジェ
ットカートリッジに関する。
録分野に関し、さらに、具体的には、複数の異なる種類
のインクを一体に収容したインクタンク及びインクジェ
ットカートリッジに関する。
【０００２】
【従来の技術】例えば、計算機、ワードプロセッサ、フ
ァクシミリ装置、複写装置、プリンタなどの各種機器に
おいて、用紙などの記録媒体に記録を行う手段として、
騒音を発生することが少なく、高速記録が可能で、しか
もカラー画像の記録も容易なことから、インクジェット
記録装置（以降、“インクジェットプリンタ”と称す
る）が広く利用されている。
ァクシミリ装置、複写装置、プリンタなどの各種機器に
おいて、用紙などの記録媒体に記録を行う手段として、
騒音を発生することが少なく、高速記録が可能で、しか
もカラー画像の記録も容易なことから、インクジェット
記録装置（以降、“インクジェットプリンタ”と称す
る）が広く利用されている。
【０００３】上述のインクジェットプリンタに用いられ
るインクタンクは、インク吐出口からインクを吐出して
記録を行うインクジェット記録ヘッドへインクを供給す
るものであるが、特にカラー印刷など複数のインクを用
いる場合、複数のインク収容部を有するインクタンクが
用いられることがある。
るインクタンクは、インク吐出口からインクを吐出して
記録を行うインクジェット記録ヘッドへインクを供給す
るものであるが、特にカラー印刷など複数のインクを用
いる場合、複数のインク収容部を有するインクタンクが
用いられることがある。
【０００４】また、近年では装置の小型化などの観点か
ら、インクタンクと記録ヘッド部とが一体化可能となっ
たインクジェットカートリッジが主流となっいてる。イ
ンクジェットカートリッジは、記録装置に対して着脱自
在に搭載可能なものであるが、さらに分類すると、記録
ヘッド部とインクタンクとが常時一体の構成と、記録ヘ
ッド部とインクタンクとが別体で、使用時に一体に使用
する構成とに分けることができるが、いずれの形態にお
いても、カラー記録を行う場合に、インクタンクに複数
のインク収容部を設ける構成が知られている。
ら、インクタンクと記録ヘッド部とが一体化可能となっ
たインクジェットカートリッジが主流となっいてる。イ
ンクジェットカートリッジは、記録装置に対して着脱自
在に搭載可能なものであるが、さらに分類すると、記録
ヘッド部とインクタンクとが常時一体の構成と、記録ヘ
ッド部とインクタンクとが別体で、使用時に一体に使用
する構成とに分けることができるが、いずれの形態にお
いても、カラー記録を行う場合に、インクタンクに複数
のインク収容部を設ける構成が知られている。
【０００５】上述のカラー記録を行う場合のインクタン
ク、及びインクジェットカートリッジのいずれも、通常
は複数の異なるカラーインクがそれぞれ同一量充填され
ており、使用する印字データによって指示された各カラ
ーインクがインク吐出ヘッドから吐出される。例えばカ
ラーインクをイエロー（Ｙ）、マゼンタ（Ｍ）、シアン
（Ｃ）の３種類用意し、プリンタのカラー印字データに
より多色印字する際に、印字データの内容により印字す
べき指定色を、上記３つのインクから適宜選択する。
ク、及びインクジェットカートリッジのいずれも、通常
は複数の異なるカラーインクがそれぞれ同一量充填され
ており、使用する印字データによって指示された各カラ
ーインクがインク吐出ヘッドから吐出される。例えばカ
ラーインクをイエロー（Ｙ）、マゼンタ（Ｍ）、シアン
（Ｃ）の３種類用意し、プリンタのカラー印字データに
より多色印字する際に、印字データの内容により印字す
べき指定色を、上記３つのインクから適宜選択する。
【０００６】上述の構成では、各色ごとに独立したイン
クタンクを用いる場合と比べ、誤って他の色のインクタ
ンクを装着する可能性がないこと、誤装着防止などの構
成を必要とせず、インクタンクを安価に提供できること
等の利点がある。また、通常の使用においては、平均す
ると前記Ｙ，Ｍ，Ｃの使用量は極端な偏りが見られない
ことから、インク残り量をそれほど気にすることはな
い。
クタンクを用いる場合と比べ、誤って他の色のインクタ
ンクを装着する可能性がないこと、誤装着防止などの構
成を必要とせず、インクタンクを安価に提供できること
等の利点がある。また、通常の使用においては、平均す
ると前記Ｙ，Ｍ，Ｃの使用量は極端な偏りが見られない
ことから、インク残り量をそれほど気にすることはな
い。
【０００７】しかしながら、上述した従来例では、主に
特定の指定色のみの印字に使用した場合、指定色のイン
クを使いきると、たとえ指定色以外のインクが残ってい
ても、そのインクタンクは使用不可能になるため、イン
ク残りの問題が生ずる。
特定の指定色のみの印字に使用した場合、指定色のイン
クを使いきると、たとえ指定色以外のインクが残ってい
ても、そのインクタンクは使用不可能になるため、イン
ク残りの問題が生ずる。
【０００８】このよな問題に対する解決策の一つとし
て、例えば特公平２−５５８７号公報に記載されている
ように、複数のインクにそれぞれ対応する複数の室を、
それぞれのインクの使用量に応じて室の容量に大小を設
けることが行われきた。
て、例えば特公平２−５５８７号公報に記載されている
ように、複数のインクにそれぞれ対応する複数の室を、
それぞれのインクの使用量に応じて室の容量に大小を設
けることが行われきた。
【０００９】しかしながら、上述した特定色のみの印字
を行うパターンが多岐に亘る場合、そのたび毎にインク
の使用量に応じて室の容量に大小を設けることは、コス
トの増加につながり不経済である。
を行うパターンが多岐に亘る場合、そのたび毎にインク
の使用量に応じて室の容量に大小を設けることは、コス
トの増加につながり不経済である。
【００１０】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記従来の
問題点を解消するためになされものであり、記録する内
容に適したカラーインク収容量を有し、経済的に選択使
用できるインクタンク、及びインクジェットカートリッ
ジの提供を目的としている。
問題点を解消するためになされものであり、記録する内
容に適したカラーインク収容量を有し、経済的に選択使
用できるインクタンク、及びインクジェットカートリッ
ジの提供を目的としている。
【００１１】
【課題を解決するための手段】このため、本発明におい
ては、複数の異なるインクを収容可能な所定のインク収
容可能量を有する複数のインク収容部と、該インク収容
部を構成する筐体と、前記複数のインク収容部に対し外
部へインクを導出可能な複数のインク供給部と、を有す
るインクタンクであって、前記複数のインク収容部に、
前記所定のインク収容可能量に関わらずそれぞれ使用す
る記録データの種類に適合するよう選定されたそれぞれ
のインクを収容し、前記筐体に前記記録データの種類を
表示する情報表示部を有することを特徴とするインクタ
ンクを提供することにより、前記目的を達成しようとす
るものである。
ては、複数の異なるインクを収容可能な所定のインク収
容可能量を有する複数のインク収容部と、該インク収容
部を構成する筐体と、前記複数のインク収容部に対し外
部へインクを導出可能な複数のインク供給部と、を有す
るインクタンクであって、前記複数のインク収容部に、
前記所定のインク収容可能量に関わらずそれぞれ使用す
る記録データの種類に適合するよう選定されたそれぞれ
のインクを収容し、前記筐体に前記記録データの種類を
表示する情報表示部を有することを特徴とするインクタ
ンクを提供することにより、前記目的を達成しようとす
るものである。
【００１２】また、本発明においては、複数の異なるイ
ンクを収容可能な所定のインク収容可能量を有する複数
のインク収容部と、該インク収容部を構成する筐体と、
前記複数のインク収容部に対応し外部へインクを導出可
能な複数のインク供給部と、を備え、前記複数のインク
収容部に前記所定のインク収容可能量に関わらずそれぞ
れ使用する記録データの種類に適合するよう選定された
それぞれのインクを収容し、前記筐体に前記記録データ
の種類を表示する情報表示部を有するインクタンクと、
該インクタンクの複数のインク供給部に接続され、イン
クの吐出を行う複数の吐出口を備えるインクジェットヘ
ッド部と、を有することを特徴とするインクジェットカ
ートリッジを提供することにより、前記目的を達成しよ
うとするものである。
ンクを収容可能な所定のインク収容可能量を有する複数
のインク収容部と、該インク収容部を構成する筐体と、
前記複数のインク収容部に対応し外部へインクを導出可
能な複数のインク供給部と、を備え、前記複数のインク
収容部に前記所定のインク収容可能量に関わらずそれぞ
れ使用する記録データの種類に適合するよう選定された
それぞれのインクを収容し、前記筐体に前記記録データ
の種類を表示する情報表示部を有するインクタンクと、
該インクタンクの複数のインク供給部に接続され、イン
クの吐出を行う複数の吐出口を備えるインクジェットヘ
ッド部と、を有することを特徴とするインクジェットカ
ートリッジを提供することにより、前記目的を達成しよ
うとするものである。
【００１３】なお、上記のインクタンク及びインクジェ
ットカートリッジはいずれも上記目的を達成できるもの
であるが、より好ましい条件としては、前記情報表示部
には、それぞれ収容した各インクを有効に使用し得る記
録シート枚数及び前記収容した各インクのインク収容量
の少なくとも一方が記載されていることが挙げられる。
ットカートリッジはいずれも上記目的を達成できるもの
であるが、より好ましい条件としては、前記情報表示部
には、それぞれ収容した各インクを有効に使用し得る記
録シート枚数及び前記収容した各インクのインク収容量
の少なくとも一方が記載されていることが挙げられる。
【００１４】
【作用】以上のような本発明構成により、ユーザが印字
パターンに合わせて適当なインクジェットカートリッジ
を容易に選択することができるので、その経済的利用が
可能である。
パターンに合わせて適当なインクジェットカートリッジ
を容易に選択することができるので、その経済的利用が
可能である。
【００１５】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を複数
の実施例に基づいて図面を用いて詳細に説明する。
の実施例に基づいて図面を用いて詳細に説明する。
【００１６】
（第１実施例）図１に、本発明に係る第１実施例のイン
クジェットカートリッジの概要を示す外観斜視図を示
す。
クジェットカートリッジの概要を示す外観斜視図を示
す。
【００１７】１０は、複数のカラーインクを収容したイ
ンクジェットカートリッジであり、複数のインク吐出口
を有する記録ヘッド部２０と、インクを収容するインク
タンク部とが一体的に形成されており、分離不能な構成
となっている。インクジェットカートリッジ１０は、不
図示のインクジェット記録装置の操作可能なキャリッジ
上に着脱自在に装着され、インク吐出口から被記録媒体
に向けてカラー印字データに従ってカラーインクを吐出
する。
ンクジェットカートリッジであり、複数のインク吐出口
を有する記録ヘッド部２０と、インクを収容するインク
タンク部とが一体的に形成されており、分離不能な構成
となっている。インクジェットカートリッジ１０は、不
図示のインクジェット記録装置の操作可能なキャリッジ
上に着脱自在に装着され、インク吐出口から被記録媒体
に向けてカラー印字データに従ってカラーインクを吐出
する。
【００１８】本実施例のインクジェットカートリッジ
は、３つのインク収容部を備えており、それぞれにはイ
エロー（Ｙ）、マゼンタ（Ｍ）、シアン（Ｃ）の３色の
インクが収納されている。３つのインク収容部は、それ
ぞれほぼ等しい量のインクを収容可能である。
は、３つのインク収容部を備えており、それぞれにはイ
エロー（Ｙ）、マゼンタ（Ｍ）、シアン（Ｃ）の３色の
インクが収納されている。３つのインク収容部は、それ
ぞれほぼ等しい量のインクを収容可能である。
【００１９】ここで、本実施例の特徴とする構成につい
て説明すると、各色の実際のインク収容量は、使用する
種類のカラー印字データに合わせて設定されており、図
１に示すように、インクジェットカラーカートリッジ１
０上に、記録データの種類を表示するための情報表示部
として、使用印字パターンの名称及びインク可能枚数を
表示する印字例表示部１１と、インクジェットカートリ
ッジ内の各色のインク収容量を表示するインク容量表示
部１２が設けてある。
て説明すると、各色の実際のインク収容量は、使用する
種類のカラー印字データに合わせて設定されており、図
１に示すように、インクジェットカラーカートリッジ１
０上に、記録データの種類を表示するための情報表示部
として、使用印字パターンの名称及びインク可能枚数を
表示する印字例表示部１１と、インクジェットカートリ
ッジ内の各色のインク収容量を表示するインク容量表示
部１２が設けてある。
【００２０】本実施例では、学会発表などの資料の背景
色によく利用されるブルーのパターン（ブルースライド
パターン）を印刷するためのものであり、Ｙ，Ｍ，Ｃの
各インク収容部には、それぞれＹ＝５ｍｌ、Ｍ＝１０ｍ
ｌ、Ｃ＝２０ｍｌ、のインクが収容されており、上記パ
ターンを３０枚印刷することが可能になっている。本実
施例では、上述の記録データの種類を表示するため、印
字例表示部には「ブルースライドパターン３０枚」、イ
ンク容量表示には「Ｙ＝５ｍｌ、Ｍ＝１０ｍｌ、Ｃ＝２
０ｍｌ」と表示されている。
色によく利用されるブルーのパターン（ブルースライド
パターン）を印刷するためのものであり、Ｙ，Ｍ，Ｃの
各インク収容部には、それぞれＹ＝５ｍｌ、Ｍ＝１０ｍ
ｌ、Ｃ＝２０ｍｌ、のインクが収容されており、上記パ
ターンを３０枚印刷することが可能になっている。本実
施例では、上述の記録データの種類を表示するため、印
字例表示部には「ブルースライドパターン３０枚」、イ
ンク容量表示には「Ｙ＝５ｍｌ、Ｍ＝１０ｍｌ、Ｃ＝２
０ｍｌ」と表示されている。
【００２１】印字パターンが、上述の実施例と異なる場
合には、そのパターンのインクの使用量に応じて各色の
インクの収容量を決定し、インクタンクに注入した上
で、情報表示部に記録データの種類を表示すればよい。
この時、最も多く使用するインクの実際の収容量が、イ
ンク収容部の最大収容可能量と等しくなるように設定す
ると、１つのインクタンクにおける印刷枚数を最大にす
ることができ、また、インクタンクの交換回数が少なく
なるので、より望ましい。
合には、そのパターンのインクの使用量に応じて各色の
インクの収容量を決定し、インクタンクに注入した上
で、情報表示部に記録データの種類を表示すればよい。
この時、最も多く使用するインクの実際の収容量が、イ
ンク収容部の最大収容可能量と等しくなるように設定す
ると、１つのインクタンクにおける印刷枚数を最大にす
ることができ、また、インクタンクの交換回数が少なく
なるので、より望ましい。
【００２２】すなわち、パターンＡを印刷するための各
色のインクの使用量の比がＹ：Ｍ：Ｃ＝４：３：３で、
インク収容部の最大収容可能量が２０ｍｌの場合、パタ
ーンＡようのインクタンクのインク容量はＹ＝２０ｍ
ｌ、Ｍ＝１５ｍｌ、Ｃ＝１５ｍｌ、となる。また、上述
のカートリッジでインクの使用量の比がＹ：Ｍ：Ｃ＝
２：４：３となるパターンＢを印刷するためには、イン
クタンクに注入するインク量をＹ＝１０ｍｌ、Ｍ＝２０
ｍｌ、Ｃ＝１５ｍｌ、とし、パターンＢの印刷可能枚数
などの情報を情報表示部に表示すればよい。
色のインクの使用量の比がＹ：Ｍ：Ｃ＝４：３：３で、
インク収容部の最大収容可能量が２０ｍｌの場合、パタ
ーンＡようのインクタンクのインク容量はＹ＝２０ｍ
ｌ、Ｍ＝１５ｍｌ、Ｃ＝１５ｍｌ、となる。また、上述
のカートリッジでインクの使用量の比がＹ：Ｍ：Ｃ＝
２：４：３となるパターンＢを印刷するためには、イン
クタンクに注入するインク量をＹ＝１０ｍｌ、Ｍ＝２０
ｍｌ、Ｃ＝１５ｍｌ、とし、パターンＢの印刷可能枚数
などの情報を情報表示部に表示すればよい。
【００２３】このように、各パターンのインクの使用量
に応じて各色の実際のインクの収容量を決定すること
で、インクの使用量に応じた新たなカートリッジを製造
することなく、インクを無駄なく使用可能なインクジェ
ットカートリッジを提供することができる。
に応じて各色の実際のインクの収容量を決定すること
で、インクの使用量に応じた新たなカートリッジを製造
することなく、インクを無駄なく使用可能なインクジェ
ットカートリッジを提供することができる。
【００２４】（第２実施例）図２には、本発明に係る第
２実施例のインクジェットカートリッジの概要を示す外
観斜視図を示す、（ａ）図は、記録ヘッドとインクタン
ク部とが結合したときの状態、（ｂ）図は、インクタン
ク部のみを取り出したときの状態を示す。
２実施例のインクジェットカートリッジの概要を示す外
観斜視図を示す、（ａ）図は、記録ヘッドとインクタン
ク部とが結合したときの状態、（ｂ）図は、インクタン
ク部のみを取り出したときの状態を示す。
【００２５】４０はカートリッジケースであり、複数の
インクを吐出する記録ヘッド部２０を備えている。３０
は、４つのインク収容部を備えるインクタンクであり、
各インク収容部にはそれぞれにはイエロー（Ｙ）、マゼ
ンタ（Ｍ）、シアン（Ｃ）、及びブラック（Ｂｋ）の４
色のインクが収納されている。使用時には図２（ａ）に
示すように、インクタンク３０と記録ヘッド部２０とを
不図示の結合部において結合させ、不図示のインクジェ
ット記録装置の操作可能なキャリッジ上に着脱自在に装
着して使用する。
インクを吐出する記録ヘッド部２０を備えている。３０
は、４つのインク収容部を備えるインクタンクであり、
各インク収容部にはそれぞれにはイエロー（Ｙ）、マゼ
ンタ（Ｍ）、シアン（Ｃ）、及びブラック（Ｂｋ）の４
色のインクが収納されている。使用時には図２（ａ）に
示すように、インクタンク３０と記録ヘッド部２０とを
不図示の結合部において結合させ、不図示のインクジェ
ット記録装置の操作可能なキャリッジ上に着脱自在に装
着して使用する。
【００２６】本実施例の場合、４つのインク収容部のう
ち、各色Ｙ，Ｍ，Ｃインクを収容する３つのインク収容
部は、それぞれほぼ等しい量のインクを収容可能であ
り、Ｂｋインクを収容するインク収容部は、上記の３つ
のインク収容部より多くのインクを収容可能である。も
ちろん、前述第１実施例に示したように、Ｂｋインクを
収容するインク収容部の大きさを、他の色のインクを収
容するインク収容部の大きさと同じにしてもよいが、各
インク収容部は必ずしも同じインク収容可能量である必
要はないため、本実施例のように、あらかじめ各色のイ
ンク収容部のインク収容可能量を適当に変えていてもよ
い。
ち、各色Ｙ，Ｍ，Ｃインクを収容する３つのインク収容
部は、それぞれほぼ等しい量のインクを収容可能であ
り、Ｂｋインクを収容するインク収容部は、上記の３つ
のインク収容部より多くのインクを収容可能である。も
ちろん、前述第１実施例に示したように、Ｂｋインクを
収容するインク収容部の大きさを、他の色のインクを収
容するインク収容部の大きさと同じにしてもよいが、各
インク収容部は必ずしも同じインク収容可能量である必
要はないため、本実施例のように、あらかじめ各色のイ
ンク収容部のインク収容可能量を適当に変えていてもよ
い。
【００２７】本実施例の場合にも、前記第１実施例と同
様、各色の実際のインク収容量は、使用する種類のカラ
ー印字データに合わせて設定されており、図２（ｂ）に
示すように、インクタンク３０上に、記録データの種類
を表示するための情報表示部として、使用印字パターン
の名称及び印字可能枚数を表示する印字例表示部１１
と、インクタンク内の各色のインク収容量を表示するイ
ンク容量表示部１２とが設けてある。
様、各色の実際のインク収容量は、使用する種類のカラ
ー印字データに合わせて設定されており、図２（ｂ）に
示すように、インクタンク３０上に、記録データの種類
を表示するための情報表示部として、使用印字パターン
の名称及び印字可能枚数を表示する印字例表示部１１
と、インクタンク内の各色のインク収容量を表示するイ
ンク容量表示部１２とが設けてある。
【００２８】本実施例の場合、例えば各インクの使用量
の比がＢｋ：Ｙ：Ｍ：Ｃ＝４：１：２：１となる年賀状
パターン印刷するためのものであり、インタンク３０の
インク収容可能量は最大でＢｋが４０ｍｌ、他はそれぞ
れ２０ｍｌである。インクタンクに注入するインク量を
一つのインクカートリッジにおける印刷枚数を最大にす
るように、本実施例ではＢｋ＝４０ｍｌ、Ｙ＝５ｍｌ、
Ｍ＝１０ｍｌ、Ｃ＝５ｍｌ、となっており、前記第１実
施例と同様、情報表示部に記録データの種類が表示され
ている。
の比がＢｋ：Ｙ：Ｍ：Ｃ＝４：１：２：１となる年賀状
パターン印刷するためのものであり、インタンク３０の
インク収容可能量は最大でＢｋが４０ｍｌ、他はそれぞ
れ２０ｍｌである。インクタンクに注入するインク量を
一つのインクカートリッジにおける印刷枚数を最大にす
るように、本実施例ではＢｋ＝４０ｍｌ、Ｙ＝５ｍｌ、
Ｍ＝１０ｍｌ、Ｃ＝５ｍｌ、となっており、前記第１実
施例と同様、情報表示部に記録データの種類が表示され
ている。
【００２９】なお、前記第１実施例同様、本第２実施例
も、必要に応じて何種類かの印字パターン用のインクタ
ンクをあらかじめ用意し、ユーザは各印字パターンに最
適なインクタンクを選択して使用することになる。
も、必要に応じて何種類かの印字パターン用のインクタ
ンクをあらかじめ用意し、ユーザは各印字パターンに最
適なインクタンクを選択して使用することになる。
【００３０】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明によれ
ば、印刷パターンに合わせてインクジェットカートリッ
ジをユーザが容易に選択することができるので、インク
ジェットカートリッジの経済的利用が可能である。さら
に、指定の枚数を確実に印字することができるので、記
録装置側に残量検出のための機構を設ける必要がなく、
装置の簡略化が実現できるという利点がある。
ば、印刷パターンに合わせてインクジェットカートリッ
ジをユーザが容易に選択することができるので、インク
ジェットカートリッジの経済的利用が可能である。さら
に、指定の枚数を確実に印字することができるので、記
録装置側に残量検出のための機構を設ける必要がなく、
装置の簡略化が実現できるという利点がある。
【００３１】また、上述の各実施例は、いずれもカラー
インクの場合について説明したが、本発明のインクタン
クに収容されるインクは、複数の異なるインクであれ
ば、カラーインクのみに限定されるものでなく、例え
ば、濃淡インクの組み合わせや、前処理液、後処理液と
インクとの組み合わせなどにも適用可能なことはもちろ
んである。
インクの場合について説明したが、本発明のインクタン
クに収容されるインクは、複数の異なるインクであれ
ば、カラーインクのみに限定されるものでなく、例え
ば、濃淡インクの組み合わせや、前処理液、後処理液と
インクとの組み合わせなどにも適用可能なことはもちろ
んである。
【図１】 第１実施例のインクジェットカートリッジの
外観斜視図
外観斜視図
【図２】 第２実施例のインクジェットカートリッジの
外観斜視図で、（ａ）は記録ヘッドとインクタンク部と
か結合したときの状態、（ｂ）はインクタンク部のみを
取り出したときの状態を示す。
外観斜視図で、（ａ）は記録ヘッドとインクタンク部と
か結合したときの状態、（ｂ）はインクタンク部のみを
取り出したときの状態を示す。
１０ インクジェットカートリッジ １１ 印字例表示部 １２ インク容量表示部 ２０ 記録ヘッド部 ３０ カラーインクタンク ４０ カートリッジケース
Claims (7)
- 【請求項１】 複数の異なるインクを収容可能な所定の
インク収容可能量を有する複数のインク収容部と、 該インク収容部を構成する筐体と、 前記複数のインク収容部に対し外部へインクを導出可能
な複数のインク供給部と、を有するインクタンクであっ
て、 前記複数のインク収容部に、前記所定のインク収容可能
量に関わらずそれぞれ使用する記録データの種類に適合
するよう選定されたそれぞれのインクを収容し、 前記筐体に前記記録データの種類を表示する情報表示部
を有することを特徴とするインクタンク。 - 【請求項２】 前記情報表示部には、それぞれ収容した
各インクを有効に使用しうる記録シート枚数及び前記収
容した各インクのインク収容量の少なくとも一方が記載
されていることを特徴とする請求項１に記載のインクタ
ンク。 - 【請求項３】 前記複数のインク収容部には、それぞれ
異なるカラーインクが収容されていることを特徴とする
請求項１に記載のインクタンク。 - 【請求項４】 複数の異なるインクを収容可能な所定の
インク収容可能量を有する複数のインク収容部と、該イ
ンク収容部を構成する筐体と、前記複数のインク収容部
に対応し外部へインクを導出可能な複数のインク供給部
と、を備え、 前記複数のインク収容部に前記所定のインク収容可能量
に関わらずそれぞれ使用する記録データの種類に適合す
るよう選定されたそれぞれのインクを収容し、前記筐体
に前記記録データの種類を表示する情報表示部を有する
インクタンクと、 該インクタンクの複数のインク供給部に接続され、イン
クの吐出を行う複数の吐出口を備えるインクジェットヘ
ッド部と、 を有することを特徴とするインクジェットカートリッ
ジ。 - 【請求項５】 前記インクジェットヘッド部と前記イン
クタンクとが、相対的に着脱自在に構成されていること
を特徴とする請求項４に記載のインクジェットカートリ
ッジ。 - 【請求項６】 前記情報表示部には、それぞれ収容した
各インクを有効に使用しうる記録シート枚数及び前記収
容した各インクのインク収容量の少なくとも一方が記載
されていることを特徴とする請求項４に記載のインクジ
ェットカートリッジ。 - 【請求項７】 前記複数のインク収容部には、それぞれ
異なるカラーインクが収容されていることを特徴とする
請求項４に記載のインクジェットカートリッジ。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8251656A JPH1071725A (ja) | 1995-10-09 | 1996-09-24 | インクタンク、及びインクジェットカートリッジ |
| US08/726,164 US6019462A (en) | 1995-10-09 | 1996-10-04 | Ink tank and ink jet cartridge |
Applications Claiming Priority (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7-261591 | 1995-10-09 | ||
| JP26159195 | 1995-10-09 | ||
| JP16744296 | 1996-06-27 | ||
| JP8-167442 | 1996-06-27 | ||
| JP8251656A JPH1071725A (ja) | 1995-10-09 | 1996-09-24 | インクタンク、及びインクジェットカートリッジ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1071725A true JPH1071725A (ja) | 1998-03-17 |
Family
ID=27322858
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8251656A Pending JPH1071725A (ja) | 1995-10-09 | 1996-09-24 | インクタンク、及びインクジェットカートリッジ |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US6019462A (ja) |
| JP (1) | JPH1071725A (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7438400B2 (en) * | 2003-07-16 | 2008-10-21 | Seiko Epson Corporation | Liquid container, liquid ejecting device, and method of checking arrangement of liquid storing packs |
| US7661810B2 (en) * | 2005-03-02 | 2010-02-16 | Fujifilm Corporation | Image recording apparatus and inkjet apparatus for double-side recording |
| JP2007168132A (ja) * | 2005-12-19 | 2007-07-05 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置 |
Family Cites Families (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5763285A (en) * | 1980-10-03 | 1982-04-16 | Seiko Epson Corp | Ink cartridge tank |
| DE69026983T2 (de) * | 1989-06-29 | 1996-11-21 | Canon Kk | Verbesserte Tintenmengenfühlvorrichtung und Aufzeichnungsgerät mit der Vorrichtung |
| ES2185722T3 (es) * | 1989-08-05 | 2003-05-01 | Canon Kk | Cartucho de tinta. |
| JP3222454B2 (ja) * | 1990-02-02 | 2001-10-29 | キヤノン株式会社 | インクタンクカートリッジ |
| JP3138359B2 (ja) * | 1993-05-13 | 2001-02-26 | キヤノン株式会社 | インクタンク、該タンクとインクヘッドとを一体に構成してなるインクタンク一体型ヘッドカートリッジ、前記インクタンクまたはヘッドカートリッジを具備したインクジェットプリント装置 |
| JP3183760B2 (ja) * | 1993-10-04 | 2001-07-09 | キヤノン株式会社 | インク容器、インクジェット記録ヘッド、インクジェットカートリッジおよびインクジェット記録装置 |
-
1996
- 1996-09-24 JP JP8251656A patent/JPH1071725A/ja active Pending
- 1996-10-04 US US08/726,164 patent/US6019462A/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| US6019462A (en) | 2000-02-01 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20021105 |