JPH06320649A - 片面段ボール製造装置 - Google Patents

片面段ボール製造装置

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JPH06320649A
JPH06320649A JP10864293A JP10864293A JPH06320649A JP H06320649 A JPH06320649 A JP H06320649A JP 10864293 A JP10864293 A JP 10864293A JP 10864293 A JP10864293 A JP 10864293A JP H06320649 A JPH06320649 A JP H06320649A
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JP
Japan
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roll
molding
stage roll
base paper
meshing
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JP10864293A
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JPH0767772B2 (ja
Inventor
Haruyoshi Uchida
春吉 内田
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Uchida Manufacturing Co Ltd
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Uchida Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 中芯原紙1が厚紙の場合、各上段ロール11,
12を中段ロール10に噛合させる。中芯原紙1に対し、上
手の上段ロール11と中段ロール10の噛合により一回目の
波板成形を行え、下手の上段ロール12と中段ロール10の
噛合により二回目の波板成形を行える。複数回の波板成
形を行うことで、成形速度を高速にしながらも確実な波
板成形を行える。中芯原紙1が薄紙の場合、不要の上段
ロール12を非噛合位置に移動させる。中芯原紙1に対
し、上段ロール11と中段ロール10の噛合により波板成形
を行える。薄紙であることから、高速の波板成形を行え
る。 【効果】 複数の上段ロールの使用数を変えるだけで、
中芯原紙が薄紙であっても厚紙であっても、各ロールを
高速回転させて波板紙の成形を確実に行え、片面段ボー
ルの製造を常に高速で能率良く行える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、片面段ボールの製造を
行う片面ダンボール製造装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の装置としては、たとえば
特開平4−153032号公報に見られる構成が提供されてい
る。この従来構成では、上段ロールと下段ロールとによ
り中芯原紙を波板紙に成形し、そして波板紙の段頂に糊
付け装置を介して糊液を塗着し、次いでプレスロールを
介してライナー紙を段頂に当て付けることにより片面段
ボールを製造している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来構成による
と、中芯原紙が薄紙であるときには、各ロールを高速回
転させて波板紙の成形、すなわち片面段ボールの製造を
能率良く行える。しかし、中芯原紙が厚紙であるときに
は、高速では波成形が十分に行えないことから、各ロー
ルを低速回転させて波板紙の成形を行わなければなら
ず、片面段ボールの製造を能率良く行えない。
【0004】本発明の目的とするところは、中芯原紙が
薄紙であっても厚紙であっても、常に片面段ボールの製
造を高速で能率良く行える片面段ボール製造装置を提供
する点にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成すべく本
発明の片面段ボール製造装置は、プレスロールと糊付け
装置とを対向して配設した中段ロールに対向して、複数
の上段ロールを、噛合位置と非噛合位置とに各別に移動
自在に設けている。
【0006】
【作用】かかる本発明の構成によると、中芯原紙として
厚紙を使用する場合、各上段ロールを中段ロールに対す
る噛合位置に移動させる。この状態で運転すると、中芯
原紙に対して、まず上手の上段ロールと中段ロールとの
噛合により一回目の波板成形を行え、そして下手の上段
ロールと中段ロールとの噛合により二回目の波板成形を
行える。このように各上段ロールにより複数回に分けて
波板成形を行うことで、その成形速度を高速にしながら
も確実な波板成形を行える。
【0007】この複数回の波板成形により形成された波
板紙は糊付け装置に達し、ここで段頂に糊液を塗着し
得、そしてプレスロールを介して段頂に当接するように
ライナー紙を供給し、以て片面段ボールを製造し得る。
【0008】また中芯原紙として薄紙を使用する場合、
成形に使用しない上段ロールを中段ロールに噛合しない
非噛合位置に移動させる。そして残りの上段ロールを噛
合位置とした状態で運転させると、中芯原紙に対して、
この噛合位置にある上段ロールと中段ロールとの噛合に
より波板成形を行える。このように噛合位置にある上段
ロールを介してのみの一回の波板成形でありながら、薄
紙であることから、その成形速度が高速であっても確実
な波板成形を行える。
【0009】
【実施例】以下に本発明の一実施例を図に基づいて説明
する。10は中段ロールで、その上方側には複数(実施例
では二個)の上段ロール11,12が配設される。これら中
段ロール10と両上段ロール11,12とによって、中芯原紙
1を波板紙1Aに成形するものであり、その際に両上段
ロール11,12は、たとえばロール軸支持部(軸受け装置
部)に連動したシリンダー装置13,14の作動により、中
段ロール10に対する噛合位置と非噛合位置とに各別に移
動自在に構成している。
【0010】前記中段ロール10の下方には、波板紙1A
の段頂1aにライナー紙2を供給するためのプレスロー
ル15が配設され、また側外方で波板紙1Aが移行する部
分に対向して、この波板紙1Aの段頂1aに糊液16を塗
着させるための糊付け装置17が設けられる。この糊付け
装置17は、糊液16を溜める糊溜めパツト18と、糊付けロ
ール19と、糊切りロール20などから構成される。21,2
2,23は加熱ロール(ドライヤー)を示す。
【0011】次に上記実施例において片面段ボール3の
製造作業を説明する。中芯原紙1として厚紙を使用する
場合、図1に示すように両シリンダー装置13,14の作動
によって、両上段ロール11,12を中段ロール10に対する
噛合位置に移動させる。このように両上段ロール11,12
を波板成形位置にするとともに、噛合状態を厚紙の厚さ
に応じて調整する。さらに波板紙1Aの段頂1aに糊付
けロール19が当接すべく糊付け装置17の位置を調整す
る。
【0012】この状態で片面段ボール製造装置を運転さ
せると、加熱ロール21により加熱され、一方(上手)の
上段ロール11により供給されてきた中芯原紙1は、この
一方の上段ロール11と中段ロール10との噛合により波板
紙1Aに成形される。そして一回目の成形が行われた波
板紙1Aは中段ロール10とともに移動しながら、他方
(下手)の上段ロール12と中段ロール10との噛合により
再度、すなわち二回目の成形が行われる。このように両
上段ロール11,12により二回に分けて波板紙1Aの成形
を行うことで、その成形速度を高速にしながらも確実な
波板成形を行える。
【0013】この二回成形により形成された波板紙1A
は糊付け装置17に達し、ここで糊付けロール19を介して
段頂1aに糊液16が塗着される。そして加熱ロール22,
23により加熱され、プレスロール15を介して段頂1aに
当接するようにライナー紙2が供給され、以て片面段ボ
ール3を製造し得る。
【0014】また中芯原紙1として薄紙を使用する場
合、図2に示すように他方のシリンダー装置14の収縮作
動により、他方の上段ロール12を中段ロール10に噛合し
ない位置(非噛合位置)に移動させる。このようにして
一方の上段ロール11のみを嵌合位置にするとともに、噛
合状態を薄紙の厚さに応じて調整する。さらに波板紙1
Aの段頂1aに糊付けロール19が当接すべく糊付け装置
17の位置を調整する。
【0015】この状態で片面段ボール製造装置を運転さ
せると、加熱ロール21により加熱され、一方の上段ロー
ル11により供給されてきた中芯原紙1は、この一方の上
段ロール11と中段ロール10との噛合により波板紙1Aに
成形される。このように一方の上段ロール11を介しての
みの一回成形でありながら、薄紙であることから、その
成形速度が高速であっても確実な波板成形を行える。
【0016】このように一回成形により形成された波板
紙1Aは糊付け装置17に達し、ここで糊付けロール19を
介して段頂1aに糊液16が塗着される。そして加熱ロー
ル22,23により加熱され、プレスロール15を介して段頂
1aに当接するようにライナー紙2が供給され、以て片
面段ボール3を製造し得る。
【0017】上記実施例では一対(二個)の上段ロール
11,12を配設した構成を示したが、これは二個以上の上
段ロールを配設した構成であってもよい。また中芯原紙
1が薄紙のとき一方の上段ロール11のみを波板成形に使
用したが、これは他方の上段ロール12のみを波板成形に
使用する構成であってもよい。
【0018】
【発明の効果】上記構成の本発明によると、複数の上段
ロールの使用数を変えるだけで、中芯原紙が薄紙であっ
ても厚紙であっても、各ロールを高速回転させて波板紙
の成形を確実に行うことができ、片面段ボールの製造を
常に高速で能率良く行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示し、厚い中芯原紙を成形
する状態での側面図である。
【図2】同薄い中芯原紙を成形する状態での側面図であ
る。
【符号の説明】
1 中芯原紙 1A 波板紙 2 ライナー紙 3 片面段ボール 10 中段ロール 11 上段ロール 12 上段ロール 13 シリンダー装置 14 シリンダー装置 15 プレスロール 17 糊付け装置 19 糊付けロール 20 糊切りロール

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プレスロールと糊付け装置とを対向して
    配設した中段ロールに対向して、複数の上段ロールを、
    噛合位置と非噛合位置とに各別に移動自在に設けたこと
    を特徴とする片面段ボール製造装置。
JP5108642A 1993-05-11 1993-05-11 片面段ボール製造装置 Expired - Lifetime JPH0767772B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5108642A JPH0767772B2 (ja) 1993-05-11 1993-05-11 片面段ボール製造装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5108642A JPH0767772B2 (ja) 1993-05-11 1993-05-11 片面段ボール製造装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH06320649A true JPH06320649A (ja) 1994-11-22
JPH0767772B2 JPH0767772B2 (ja) 1995-07-26

Family

ID=14489980

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5108642A Expired - Lifetime JPH0767772B2 (ja) 1993-05-11 1993-05-11 片面段ボール製造装置

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04261839A (ja) * 1991-02-15 1992-09-17 Mitsubishi Heavy Ind Ltd シングルフェーサ

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH04261839A (ja) * 1991-02-15 1992-09-17 Mitsubishi Heavy Ind Ltd シングルフェーサ

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Publication number Publication date
JPH0767772B2 (ja) 1995-07-26

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