JPH06319853A - パチンコ機 - Google Patents

パチンコ機

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Publication number
JPH06319853A
JPH06319853A JP13668593A JP13668593A JPH06319853A JP H06319853 A JPH06319853 A JP H06319853A JP 13668593 A JP13668593 A JP 13668593A JP 13668593 A JP13668593 A JP 13668593A JP H06319853 A JPH06319853 A JP H06319853A
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JP
Japan
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game ball
winning device
door
prize
entrance
Prior art date
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Application number
JP13668593A
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English (en)
Inventor
Takashi Fukaya
隆 深谷
Kazuyasu Katano
和保 片野
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Toyomaru Industry Co Ltd
Original Assignee
Toyomaru Industry Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 [目的] 本発明は、パチンコ機に関し、より詳細に
は、所謂権利物のパチンコ機である。 [構成] 本発明のパチンコ機は、入口44とこの入口
から離隔して位置する始動入賞口48を設けた本体及び
前記入口に導かれた遊技球を保持する保持部47を有し
て駆動体45で予め設定された回転速度で回転する回転
体46をそれぞれ備えた始動入賞装置4と、予め設定さ
れた条件を満たしたとき権利状態中を維持し、該権利状
態中に遊技球が前記始動入賞装置の始動入賞口48に入
賞した毎にこれを検出して所定時間若しくは遊技球が所
定個数だけ入賞する間、扉51を開放する変動入賞装置
5とを具備し、前記権利状態中に前記変動入賞装置の扉
51が閉止しているとき、遊技球55が前記始動入賞口
48に入賞するまで前記回転体46の回転速度を前記予
め設定された回転速度より増大するものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、パチンコ機に関し、よ
り詳細には、所謂権利物のパチンコ機に関する。
【0002】
【従来の技術】図7はパチンコ機の遊技盤の正面図、図
8は前面にカバーを付設した状態の始動入賞装置の斜視
図を示す。遊技盤1の中央には中央入賞装置2、この中
央入賞装置2の下方に特定入賞装置3及び右方に始動入
賞装置4と変動入賞装置5がそれぞれ配置してある。中
央入賞装置2に入った遊技球は縦列に設けられた2つの
旋回体21に導かれて3つの排出口22のいずれかへ排
出される。この排出口22のうち運よく特定排出口22
aを通過すると両側に設けられた複数のランプ23が1
つづつ点灯し所定の時間経過後に点灯が停止するととも
に、特定排出口22aを通過した遊技球は遊技盤1の裏
側に設けられた図示略の通路を経て特定入賞装置3に入
り、この入口31に停留する。ランプ23が所定の位置
で停止点灯すると、特定入賞装置3の振分体32が左回
転して入口31に停留している遊技球を受部33に納め
ながら特定入賞口34に導き、ここを通過すると図示略
の権利スイッチが作動して権利状態中となる。反対に、
ランプ23がその他の位置で点灯停止した場合には、振
分体32は右回転して遊技球を通過口35に導き、権利
発生とはならない。始動入賞装置4は、図8に示すよう
に、基板42と該基板42に垂設し頂部に入口44を設
けたガード筒43により構成されている。ガード筒43
内にはステッピングモータ45を介して回転自在の回転
体46が取付けられており、この回転体46には遊技球
を保持するU字状の保持部47が形成されている。基板
42には入口44から離隔した位置に始動入賞口48が
形成されていて、遊技球はガイド溝49を介して排出さ
れる。即ち、入口44に導びかれた遊技球は、保持部4
7が入口44と一致したとき、保持部47内に保持され
た状態で回転体46で案内されて、始動入賞口48から
排出する。
【0003】尚、権利状態中に、遊技球が始動入賞口4
8に入賞すると、該遊技球を検出して積算を行うと共
に、変動入賞装置5の扉51はソレノイドを介して、そ
の都度開放される。又、変動入賞装置5の扉51は、開
放してから所定時間(例えば10秒間)が経過した時
点、又は所定個数(例えば10個)の遊技球が入賞した
場合のいずれかの条件を満たしたとき、ソレノイドを介
して閉止する。その後、権利状態中において始動入賞口
48に遊技球が入賞される毎に扉51は開放動作を行
い、始動入賞口48への入賞数が所定個数になると権利
状態は解除される。又、権利状態中に遊技球が特定入賞
口34に入賞すると権利状態を停止するようにしたもの
もある。尚、変動入賞装置5の扉51が開放している間
に、遊技球が始動入賞口48に入賞すると権利回数に加
算されて遊技者に不利益となるため、回転体46はこれ
を回避するような遅い速度、例えば1回転を12秒かけ
て、回転するようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記、従来のパチンコ
機は、特定入賞装置3の特定入賞口34を遊技球が通過
することで権利が発生し、該権利状態中にあり、且つ、
変動入賞装置5の扉51が閉止している場合に、連続し
て打ち出された他の遊技球が始動入賞装置4の入口44
に停留しているにも拘らず、回転体46の速度によっ
て、この遊技球が回転体46に案内されて始動入賞口4
8に入り、変動入賞装置5の扉51が開放するまで時間
がかる。その為、変動入賞装置6の特典を有効に活用す
る上で、その間は遊技球の発射を中断することが有利と
なるが、変動入賞装置5の扉51は閉止状態であるにも
拘らず、遊技内容を十分に理解しない者にあっては遊技
球を無駄に発射させる。一方、理解のある者にとって
も、変動入賞装置5の扉51が開放されるまで、遊技球
の発射を中断しなければならない煩わしさが生ずる。そ
こで、本発明は、特に、パチンコ機の始動入賞装置を提
供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1のパチンコ機
は、入口とこの入口から離隔して位置する始動入賞口を
設けた本体及び前記入口に導かれた遊技球を保持する保
持部を有して駆動体で予め設定された回転速度で回転す
る回転体をそれぞれ備えた始動入賞装置と、予め設定さ
れた条件を満たしたとき権利状態中を維持し、該権利状
態中に遊技球が前記始動入賞装置の始動入賞口に入賞し
た毎にこれを検出して所定時間若しくは遊技球が所定個
数だけ入賞する間、扉を開放する変動入賞装置とを具備
し、前記権利状態中に前記変動入賞装置の扉が閉止して
いるとき、遊技球が前記始動入賞口に入賞するまで前記
回転体の回転速度を前記予め設定された回転速度より増
大するものである。請求項2のパチンコ機は、前記請求
項1記載の構成において、始動入賞装置の入口に遊技球
が停留したときこれを検出する検出手段を設け、権利状
態中に変動入賞装置の扉が閉止しており、且つ、前記検
出手段で遊技球を検出したとき、遊技球が前記始動入賞
口に入賞するまで回転体の回転速度を増大するものであ
る。請求項3のパチンコ機は、入口とこの入口から離隔
して位置する始動入賞口を設けた本体及び前記入口に導
かれた遊技球を保持する保持部を有して駆動体で予め設
定された回転速度で回転する回転体を備えた始動入賞装
置と、予め設定された条件を満たしたとき権利状態中を
維持し、該権利状態中に遊技球が前記始動入賞装置の始
動入賞口に入賞した毎にこれを検出して所定時間若しく
は遊技球が所定個数だけ入賞する間、扉を開放する変動
入賞装置とを具備し、始動入賞装置の入口に遊技球が停
留したときこれを検出する検出手段を設け、前記権利状
態中であって前記扉が開放している間に前記検出手段が
検出したとき前記保持部が前記入口に位置するまで、及
び、前記扉が閉止したとき遊技球が始動入賞口に入賞す
るまで前記回転体の回転速度を前記予め設定された回転
速度より増大するものである。
【0006】
【作用】請求項1は、予め設定された条件を満たしたと
き権利状態中を維持し、該権利状態中で、変動入賞装置
の扉が閉止した時には、始動入賞装置の回転体の回転速
度を予め設定した回転速度より増大する。この結果、始
動入賞装置の入口に導びかれて停留している遊技球は回
転速度を増大した回転体によって速やかに案内されて始
動入賞口に入賞されて、変動入賞装置の扉が開放され
る。その結果、変動入賞装置の扉が閉鎖している時間を
少なくすることができる。尚、この扉が開放すると回転
体は予め設定された回転速度で回転する。請求項2は、
予め設定された条件を満たして権利状態中であって、変
動入賞装置の扉が閉止しており、且つ、始動入賞装置の
入口に遊技球が停留したことを検出したときは、始動入
賞装置の回転体の回転速度を予め設定した回転速度より
増大する。この結果、遊技球は回転速度を増大した回転
体に速やかに案内されて始動入賞口に入賞され、変動入
賞装置の扉が開放され、扉の閉止状態時間の減少を図る
ことができる。尚、この扉が開放すると回転体は予め設
定された回転速度で回転する。請求項3は、予め設定さ
れた条件を満たして権利状態中にある場合に、始動入賞
装置の入口に遊技球が停留して検出手段がこれを検出す
ると、回転体をその保持部が入口に位置するまで回転速
度を増大する。その後、保持部に遊技球を保持したまま
回転体を予め設定された回転速度で回転し、この間に変
動入賞装置の扉が閉止すると遊技球が始動入賞口に入賞
するまで予め設定された速度以上の高速回転する。その
結果、遊技球は速やかに始動入賞口に入賞され、変動入
賞装置の扉が開放され、扉の閉止状態時間の減少を図る
ことができる。その後、回転体は予め設定した回転速度
で回転する。
【0007】
【実施例】
(実施例1)本発明の実施例1を制御ブロック図を示す
図1、制御フローチャートを示す図2を参照して説明す
る。尚、本実施例の中央入賞装置2、特定入賞装置3、
始動入賞装置4及び変動入賞装置5等は、従来と同じ構
成であるため、説明及び図示を略す。即ち、遊技球が特
定入賞装置3の特定入賞口34に導かれたとき、権利ス
イッチ(図示略)が作動して権利状態中(権利フラッグ
F=1)となり、始動入賞装置4の入口44に停留中の
遊技球55が回転体46を介して始動入賞口48に入賞
すると、変動入賞装置5の扉51が開放される。この一
連の動作において、本発明は、駆動体(ステッピングモ
ータ)45を介して前記回転体46の回転速度の制御を
なすものである。尚、ステッピングモータ45の回転速
度は2段階とする。制御装置は、図1に示すように、図
示略の変動入賞装置の扉51の開閉を検出する検出器
(尚、この検出器は、扉51を開閉するソレノイドの信
号を用いる。)、特定入賞装置3の特定入賞口34に配
設された図示略の権利スイッチ、及び、ステッピングモ
ータ45の回転速度(低速回転と高速回転)用のパルス
発生器を切り換えるスイッチSに接続している。尚、前
記権利スイッチが「ON」の時には、制御装置内の権利
フラッグFがたっている状態(F=1)となり、権利発
生中である。又、パルス発生器は、CPUの基準パルス
発生器或は、独自のパルス発生器を使用して、必要なら
分周回路で適宜の発振数とする。この制御装置に内蔵の
パルス発生器の低速回転のパルス数は、変動入賞装置5
の扉51が開放している間に、遊技球が始動入賞口48
に入賞し、権利消滅となる条件の1つである入賞個数が
加算されて遊技者に不利益とならない速度、例えば1回
転を12秒で回転し、高速回転は低速回転以上で、且
つ、入口44に停留している遊技球を保持部47に受け
入れでき、且つ保持部47内の遊技球が始動入賞口48
に排出可能な速度で回転するパルス数である。
【0008】次に、前記回転体46の速度制御を図2の
制御フローチャートを参照して説明する。ステップ1
で、制御装置を介してスイッチSを低速側に接続して、
ステッピングモータ45を低速回転させる。ステップ2
で、権利フラッグFがたっている(F=1)か、即ち、
権利発生中か否かを判断する。権利発生でない場合(F
=0)には、ステッピングモータ45の回転を低速に維
持して次の処理に進む。反対に、権利発生中(F=1)
の場合には、変動入賞装置5の扉51が閉止状態かを判
断し(ステップ3)、開放状態のときには次の処理を行
う。扉51が閉止状態のときには、遊技球55を始動入
賞口48に速やかに案内するため、スイッチSを高速側
に接続して、扉51が開状態、即ち、回転体の保持部4
7が始動入賞口48に達して遊技球を入賞させるまで、
ステッピングモータ45を高速回転で回す(ステップ
4、ステップ5)。そして、扉51が開となった時点
で、スイッチSを低速側の切り換えて、ステッピングモ
ータ45を低速回転させて(ステップ6)、次の処理を
行う。以上のように、低速回転で回っている回転体46
は扉51が閉止したとき、入口44に遊技球が停留して
いるか否かに拘らず高速回転を維持し、入口44に停留
した遊技球55は、速やかに始動入賞口48に搬送され
て、変動入賞装置5の扉51を開放する。その結果、扉
の51が閉状態である時間を減少させることができるた
め、遊技球の発射を中断する必要がなくなる場合があ
る。また、扉51が開放中にあっては、回転体46はス
テッピングモータ45を介して低速回転するので、始動
入賞装置4の入口44に導かれた遊技球55は、始動入
賞口48へ導かれないため、権利消滅の条件の1つであ
る入賞個数が増加せず、遊技者に不利益とならない。
尚、本実施例においては、ステッピングモータ以外の形
式のモータを使用することも可能である。
【0009】(実施例2)本実施例は、実施例1とは、
図3に示すように、始動入賞装置4の入口44に停留す
る遊技球55の有無を検出する遊技球検出器50(近接
スイッチ)を備えている点を異にし、制御ブロック図を
図4に示す。尚、ステッピングモータ45の低速回転及
び高速回転の速度は実施例1と同じである。次に、本実
施例の回転体46の速度制御を図5に示す制御フローチ
ャートを参照して説明する。ステップ10で、制御装置
を介してスイッチSを低速側に接続して、ステッピング
モータ45を低速回転させる。ステップ11で、権利フ
ラッグFがたっているか、即ち、権利発生中か否かを判
断する。権利発生でない場合(F=0)には、ステッピ
ングモータ45の回転を低速に維持して次の処理に進
む。反対に、権利発生中の場合(F=1)には、ステッ
プ12で、入口44に遊技球55が滞留しているかを検
知する遊技球検出器50が「ON」か否かを判断し、
「OFF」の場合には、ステッピングモータ45を低速
に維持して、次の処理を行う。反対に、遊技球検出器5
0が「ON」の時には、変動入賞装置5の扉51が閉止
状態かを判断(ステップ13)し、開放状態のときに
は、次の処理を行う。反対に、扉51が閉止状態のとき
には、入口44に停留している遊技球55を始動入賞口
48に速やかに案内するため、スイッチSを高速側に接
続して、回転体の保持部47が始動入賞口48に達して
遊技球を入賞させるまで、ステッピングモータ45を高
速回転で回す(ステップ14、ステップ15)。そし
て、次のステップ16で、スイッチSを低速側の切り換
えて、ステッピングモータ45を低速回転させて、次の
処理を行う。以上のように、遊技球55が入口44に停
留し、且つ扉51が閉止のとき、回転体46を高速で回
転させて、遊技球を速やかに始動入賞口48に搬送し
て、変動入賞装置5の扉51を開放する。即ち、回転体
46は高速回転を始動後、必ず入口44で遊技球55を
保持部47に受け入れる点が、実施例1とは異なるが、
ほぼ同じ効果を得ることができる。尚、ステップ15の
条件に於て、ステッピングモータを使用しているため、
パルス数を計数することによって、回転体の保持部47
の位置がわかり、保持部47を始動入賞口48まで高速
で回転させることができるが、ステップ15の条件を扉
51が開放となったか否かで制御することもでき、係る
場合には他の形式のモータを使用することもできる。
【0010】(実施例3)本実施例は、実施例2と同じ
構成、即ち、遊技球検出器50を備えた状態で、異なる
制御をなすものであり、図6に示すフローチャートを参
照して説明する。尚、パルス発生器の低速回転のパルス
数は、実施例2とは異なり、回転体の保持部47が入口
44から始動入賞口48までの間を、扉55が開放して
いる時間に所定時間を加えた、例えば、12秒で回転す
る速度であって、変動入賞装置5の扉51が開放してい
る間に、次の遊技球が始動入賞口48に入賞して権利回
数に加算されて遊技者に不利益とならない速度で回転さ
せる。一方、高速回転は低速回転以上で、入口44に停
留している遊技球を保持部47に受け入れでき、且つ保
持部47内の遊技球が始動入賞口48に排出可能な速度
で回転するパルス数である。尚、制御装置は、低速回転
した時間と高速回転した時間とで、回転体46の保持部
47の位置(回転角度)を把握することは可能である。
ステップ20で、制御装置を介してスイッチSを低速側
に接続して、ステッピングモータ45を低速回転させ
る。ステップ21で、権利フラッグFがたっているか、
即ち、権利発生中か否かを判断する。権利発生でない場
合(F=0)には、ステッピングモータ45の回転を低
速に維持して次の処理に進む。反対に、権利発生中の場
合(F=1)には、ステップ22で、入口44に遊技球
55が滞留しているかを検知する遊技球検出器50が
「ON」か否かを判断し、「OFF」の場合には、ステ
ッピングモータ45の速度を低速維持して次の処理を行
う。反対に、遊技球検出器50が「ON」の時には、制
御装置を介してスイッチSを高速側に接続して、回転体
の保持部47を入口44の位置まで高速で回転して(ス
テップ23)、遊技球55を保持部47に受け入れる。
そして、制御装置を介してスイッチSを低速側にして、
ステッピングモータ45の回転を低速回転にする(ステ
ップ24)。次に、変動入賞装置5の扉51が閉止状態
かを判断(ステップ24)し、開放状態のときには、回
転体46を低速回転で維持する。尚、この低速回転は、
前記した様に、回転体の保持部47が入口44から始動
入賞口48までの間を、扉55が開放している時間に所
定時間を加えた、例えば、12秒で回転する速度に設定
してあるため、変動入賞装置5の扉51が開放している
間に、次の遊技球が始動入賞口48に入賞して権利回数
に加算されることはない。反対に、扉51が閉止状態と
なったとき、保持部47内の遊技球55を速やかに始動
入賞口48まで案内して、遊技球55を入賞させるた
め、スイッチSを高速側に接続して、ステッピングモー
タ45を高速回転で回す(ステップ26、ステップ2
7)。そして、回転体の保持部47が始動入賞口48に
達したら、次のステップ28で、スイッチSを低速側に
切り換えて、ステッピングモータ45を低速回転させ
て、次の処理を行う。以上のように、入口44に遊技球
が停留したとき、回転体の保持部47を入口44まで高
速で回転させて遊技球を保持部47に受け入れた後、低
速回転を維持し、扉51が閉となった時点で、再度、高
速回転させるものである。その結果、回転体の保持部4
7は、遊技球を受け入れた状態で、始動入賞口48によ
り近付いた位置で退避でき、より速やかに遊技球を始動
入賞口48に入賞させて、扉51を開放することができ
る。その結果、扉51が閉止している時間の短縮を図る
ことができる。尚、パルス数を計数することによって、
ステッピングモータの保持部47の回転位置を知ること
ができるが、入口44及び始動入賞口48に光電管等を
設置して、保持部47の位置を検出することによって、
他の形式のモータを使用することもできる。又、ステッ
プ27の条件を扉51が閉か否かで判断するように構成
することもできる。又、前記各実施例において、権利発
生を特定入賞装置を使用しているが、例えば、図柄表示
器に所定の図柄が表示されたこと、等により発生させて
もよい。
【0011】
【発明の効果】本発明のパチンコ機によれば、権利状態
中、扉が開放している場合には回転体は低速回転して権
利回数の積算は行われないし、変動入賞装置の扉が閉止
している場合には回転体を高速回転して、始動入賞装置
の入口に導かれた遊技球を速やかに始動入賞口に入賞さ
せて変動入賞装置の扉を開放することができる。その結
果、変動入賞装置の扉を閉止している間隔を短縮でき、
遊技球の発射を中断する必要性を減少させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1の制御ブロック図である。
【図2】実施例1の制御フローチャートである。
【図3】実施例2の始動入賞装置の斜視図である。
【図4】実施例2の制御ブロック図である。
【図5】実施例2の制御フローチャートである。
【図6】実施例3の制御フローチャートである。
【図7】従来のパチンコ機の正面を示す図である。
【図8】従来の始動入賞装置の斜視図である。
【符号の説明】
1 パチンコ機 2 中央入賞装置 3 特定入賞装置 4 始動入賞装置 5 変動入賞装置 44 入口 45 駆動体(ステッピングモータ) 46 回転体 47 保持部 48 始動入賞口

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入口とこの入口から離隔して位置する始
    動入賞口を設けた本体及び前記入口に導かれた遊技球を
    保持する保持部を有して駆動体で予め設定された回転速
    度で回転する回転体を備えた始動入賞装置と、予め設定
    された条件を満たしたとき権利状態中を維持し、該権利
    状態中に遊技球が前記始動入賞装置の始動入賞口に入賞
    した毎にこれを検出して所定時間若しくは遊技球が所定
    個数だけ入賞する間、扉を開放する変動入賞装置とを具
    備するパチンコ機において、前記権利状態中に前記変動
    入賞装置の扉が閉止しているとき、遊技球が前記始動入
    賞口に入賞するまで前記回転体の回転速度を前記予め設
    定された回転速度より増大することを特徴とするパチン
    コ機。
  2. 【請求項2】 前記始動入賞装置の入口に遊技球が停留
    したときこれを検出する検出手段を設け、該検出手段が
    検出し、且つ変動入賞装置の扉が閉止しているとき、遊
    技球が前記始動入賞口に入賞するまで前記回転体の回転
    速度を前記予め設定された回転速度より増大することを
    特徴とする前記請求項1記載のパチンコ機。
  3. 【請求項3】 入口とこの入口から離隔して位置する始
    動入賞口を設けた本体及び前記入口に導かれた遊技球を
    保持する保持部を有して駆動体で予め設定された回転速
    度で回転する回転体をそれぞれ備えた始動入賞装置と、
    予め設定された条件を満たしたとき権利状態中を維持
    し、該権利状態中に遊技球が前記始動入賞装置の始動入
    賞口に入賞した毎にこれを検出して所定時間若しくは遊
    技球が所定個数だけ入賞する間、扉を開放する変動入賞
    装置とを具備するパチンコ機において、始動入賞装置の
    入口に遊技球が停留したときこれを検出する検出手段を
    設け、前記権利状態中であって前記扉が開放している間
    に前記検出手段が検出したとき前記保持部が前記入口に
    位置するまで、及び、前記扉が閉のとき遊技球が始動入
    賞口に入賞するまで前記回転体の回転速度を前記予め設
    定された回転速度より増大することを特徴とするパチン
    コ機。
JP13668593A 1993-05-14 1993-05-14 パチンコ機 Pending JPH06319853A (ja)

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JP13668593A JPH06319853A (ja) 1993-05-14 1993-05-14 パチンコ機

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JP13668593A JPH06319853A (ja) 1993-05-14 1993-05-14 パチンコ機

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JPH06319853A true JPH06319853A (ja) 1994-11-22

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ID=15181085

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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11206990A (ja) * 1998-01-28 1999-08-03 Takeya Co Ltd パチンコ遊技機
JP2005034220A (ja) * 2003-07-16 2005-02-10 Daiichi Shokai Co Ltd 遊技機
JP2005103042A (ja) * 2003-09-30 2005-04-21 Sansei R & D:Kk 弾球遊技機
JP2010051831A (ja) * 2009-12-10 2010-03-11 Sansei R&D:Kk 弾球遊技機
JP2014195693A (ja) * 2014-04-03 2014-10-16 株式会社三洋物産 遊技機
JP2015165992A (ja) * 2015-07-01 2015-09-24 株式会社三洋物産 遊技機

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