JPH06318839A - コンデンサ内蔵型圧電部品 - Google Patents

コンデンサ内蔵型圧電部品

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Publication number
JPH06318839A
JPH06318839A JP10684293A JP10684293A JPH06318839A JP H06318839 A JPH06318839 A JP H06318839A JP 10684293 A JP10684293 A JP 10684293A JP 10684293 A JP10684293 A JP 10684293A JP H06318839 A JPH06318839 A JP H06318839A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
piezoelectric component
capacitors
piezoelectric
built
capacitor
Prior art date
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Pending
Application number
JP10684293A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyuki Takahashi
宏幸 高橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Murata Manufacturing Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Murata Manufacturing Co Ltd filed Critical Murata Manufacturing Co Ltd
Priority to JP10684293A priority Critical patent/JPH06318839A/ja
Publication of JPH06318839A publication Critical patent/JPH06318839A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Piezo-Electric Or Mechanical Vibrators, Or Delay Or Filter Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 二つの内蔵コンデンサの容量が異なることに
起因する方向性を容易に判別することができるコンデン
サ内蔵型圧電部品を得る。 【構成】 一つの圧電振動子F1と二つのコンデンサC
1,C2を内蔵した圧電部品の表面に、外部電極
(A),(B),(C)と磁性材料からなる方向性表示
インク19が設けられている。方向性表示インク19
は、コンデンサC1,C2の容量が異なることに起因す
る方向性を表示するものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、発振回路等に使用され
るコンデンサ内蔵型圧電部品に関する。
【0002】
【従来の技術と課題】一つの圧電振動子と二つのコンデ
ンサを内蔵した三端子圧電部品において、二つのコンデ
ンサの容量が等しくなるように設計した場合であって
も、完成品は製造公差の関係上二つのコンデンサの容量
が若干異なるものになる。従って、内蔵コンデンサの容
量が異なることに起因する方向性を有することになる。
この圧電部品を自動実装装置にて印刷配線板等に実装す
るには、方向性を統一した状態でキャリアテープの収容
部に収納する必要がある。
【0003】ところが、従来の圧電部品では、パーツフ
ィーダを使用することによって縦横は判別することがで
きるが、内蔵コンデンサの容量が異なることに起因する
方向性までも判別することはできないため、人手に頼っ
てキャリアテープの収容部に圧電部品を収納していた。
そこで、本発明の課題は、二つの内蔵コンデンサの容量
が異なることに起因する方向性をも容易に判別すること
ができるコンデンサ内蔵型圧電部品を提供することにあ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段と作用】以上の課題を解決
するため、本発明に係るコンデンサ内蔵型圧電部品は、
一つの圧電振動子と二つのコンデンサを内蔵した三端子
圧電部品の表面に、方向性を表示するための磁性材料か
らなるインクを付与したことを特徴とする。外部電極が
形成された圧電部品に対して、二つの内蔵コンデンサの
容量を測定することにより、内蔵コンデンサの容量が異
なることに起因する圧電部品の方向性が決定される。そ
の方向性を表示するために、磁性材料からなるインクが
圧電部品の表面に付与される。この磁性材料からなるイ
ンクは磁気センサにて検出され、圧電部品の方向性が判
別される。
【0005】
【実施例】以下、本発明に係るコンデンサ内蔵型圧電部
品の一実施例について添付図面を参照して説明する。図
1に示すように、圧電部品は1枚の圧電体基板1と2枚
の誘電体封止基板5,15から構成されている。圧電体
基板1には表裏面に振動電極2,3が形成され、一つの
圧電振動子F1が備わっている。振動電極2,3の一部
はそれぞれ基板1の左右の縁部に露出して引出し部2
a,3aとされている。圧電体基板1にはPb(ZrT
i)O3,PbTiO3のセラミックス基板等が使用され
る。
【0006】封止基板5,15はBaTiO3等の誘電
体基板が使用される。封止基板5の表面には左右に補助
電極6,7、中央部に補助電極8が形成されている。封
止基板15の表面には左右に補助電極16,17、中央
部に補助電極18が形成されている。こうして準備され
た基板1,5,15は接着剤によって相互に固着され、
接着剤の厚みを利用して密閉された振動空間を形成す
る。
【0007】次に、図2に示すように、圧電部品の左右
の端部及び中央部にそれぞれ外部電極(A),(B),
(C)が形成される。外部電極(A)は補助電極6,1
6を被覆し、振動電極2の引出し部2aに電気的に接続
している。外部電極(B)は補助電極7,17を被覆
し、振動電極3の引出し部3aに電気的に接続してい
る。さらに、外部電極(C)は補助電極8,18を被覆
している。
【0008】これらの外部電極(A),(B),(C)
は、印刷配線板等への取付け用電極として使用されると
共に、容量電極としての機能をも有している。すなわ
ち、外部電極(A)−(C)間及び外部電極(B)−
(C)間に内蔵コンデンサC1,C2が形成される(図
3参照)。内蔵コンデンサC1,C2の容量が等しくな
るように設計した場合であっても、製造公差の関係上容
量が若干異なるものになる。従って、得られる圧電部品
は構造的には左右対称であり、左右の方向性を有さない
ものであるが、電気性能的には内蔵コンデンサC1,C
2の容量が異なることに起因する左右の方向性を有する
ものになる。そこで、キャリアテープの収容部に収納す
る前に、内蔵コンデンサC1,C2の容量を測定し、内
蔵コンデンサC1,C2の容量が異なることに起因する
圧電部品の方向性を決定する。この圧電部品の方向性に
基づいて、圧電部品の中央部奥側寄りの表面に磁性材料
からなる方向性表示インク19を塗布、乾燥させて設け
る。この方向性表示インク19の形状は矩形状であり、
その縦横の寸法の違い及び配設位置により方向性を判別
することができる。
【0009】方向性表示インク19が設けられた圧電部
品は、パーツフィーダにランダムに搭載され、パーツフ
ィーダからキャリアテープに一個ごとに供給される。こ
のとき、パーツフィーダに設けた磁気センサによりその
方向性表示インク19の縦横及び配設位置が検出され
る。方向性表示インク19を検出することにより、圧電
部品の方向性が判別された圧電部品は、その方向を修正
する必要があるものは適当に修正された後、キャリアテ
ープの収容部に方向性を統一した状態で自動的に収納さ
れる。従って、従来のように人手に頼ることなくキャリ
アテープの収容部に圧電部品を収納することができる。
【0010】なお、本発明に係るコンデンサ内蔵型圧電
部品は、前記実施例に限定するものではなく、その要旨
の範囲内で種々に変形することができる。特に、方向性
表示インクの表示形状や配設位置は方向性が判別するこ
とができればよく、任意である。
【0011】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明に
よれば、磁性材料からなる方向性表示インクを圧電部品
の表面に付与したため、この方向性表示インクを磁気セ
ンサにて検出することにより二つの内蔵コンデンサの容
量が異なることに起因する方向性を容易に判別すること
ができる。この結果、人手に頼ることなくキャリアテー
プの収容部に圧電部品を収納することができるコンデン
サ内蔵型圧電部品が得られる。
【0012】さらに、縦横の寸法が等しい、正方形状の
圧電部品であっても方向性の判別をすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るコンデンサ内蔵型圧電部品を示す
組立て斜視図。
【図2】図1に示したコンデンサ内蔵型圧電部品の外観
を示す斜視図。
【図3】図2に示したコンデンサ内蔵型圧電部品の電気
等価回路図。
【符号の説明】
1…圧電体基板 2,3…振動電極 5,15…封止基板 6,7,8,16,17,18…補助電極 19…方向性表示インク (A),(B),(C)…外部電極 F1…圧電振動子 C1,C2…コンデンサ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一つの圧電振動子と二つのコンデンサを
    内蔵した三端子圧電部品の表面に、方向性を表示するた
    めの磁性材料からなるインクを付与したことを特徴とす
    るコンデンサ内蔵型圧電部品。
JP10684293A 1993-05-07 1993-05-07 コンデンサ内蔵型圧電部品 Pending JPH06318839A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10684293A JPH06318839A (ja) 1993-05-07 1993-05-07 コンデンサ内蔵型圧電部品

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10684293A JPH06318839A (ja) 1993-05-07 1993-05-07 コンデンサ内蔵型圧電部品

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06318839A true JPH06318839A (ja) 1994-11-15

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ID=14443932

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10684293A Pending JPH06318839A (ja) 1993-05-07 1993-05-07 コンデンサ内蔵型圧電部品

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JP (1) JPH06318839A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6215229B1 (en) * 1998-06-02 2001-04-10 Murata Manufacturing Co., Ltd. Chip-type piezoelectric resonator and method for adjusting resonance frequency thereof

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6215229B1 (en) * 1998-06-02 2001-04-10 Murata Manufacturing Co., Ltd. Chip-type piezoelectric resonator and method for adjusting resonance frequency thereof

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