JPH06317727A - 光ファイバ用多心コネクタ - Google Patents
光ファイバ用多心コネクタInfo
- Publication number
- JPH06317727A JPH06317727A JP12479693A JP12479693A JPH06317727A JP H06317727 A JPH06317727 A JP H06317727A JP 12479693 A JP12479693 A JP 12479693A JP 12479693 A JP12479693 A JP 12479693A JP H06317727 A JPH06317727 A JP H06317727A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pitch
- plug
- fibers
- optical fiber
- curvature
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Mechanical Coupling Of Light Guides (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】ピッチの異なる光ファイバテープ心線をアダプ
タを用いることなく、この二つの光ファイバテープ心線
の端面を直接突き合わせできるようなプラグを提供する
ことを目的とする。 【構成】プラグＰの内部においてファイバ１を緩やかに
曲げてその先端を扇状に拡開させ、上記プラグＰの外端
面におけるピッチを接続すべき他の光ファイバテープ心
線１０のピッチｐ2と一致させた構成の光ファイバ用多
心コネクタとする。
タを用いることなく、この二つの光ファイバテープ心線
の端面を直接突き合わせできるようなプラグを提供する
ことを目的とする。 【構成】プラグＰの内部においてファイバ１を緩やかに
曲げてその先端を扇状に拡開させ、上記プラグＰの外端
面におけるピッチを接続すべき他の光ファイバテープ心
線１０のピッチｐ2と一致させた構成の光ファイバ用多
心コネクタとする。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は光ファイバテープ心線用
のコネクタに関するものであって、アダプタを用いるこ
となくピッチの異なる光ファイバテープ心線を互いに突
き合わせ接続できるものである。
のコネクタに関するものであって、アダプタを用いるこ
となくピッチの異なる光ファイバテープ心線を互いに突
き合わせ接続できるものである。
【０００２】
【従来の技術】光ファイバに関する技術の進歩に連れ
て、光ファイバテープ心線のピッチ（ファイバ間の間
隔）が小さくなり、高密度化が図られている。他方既設
の光通信ケーブルに採用されている従来の光ファイバテ
ープ心線のピッチは比較的大きいので、両者はピッチが
合わず、したがって直接突き合わせ接続することはでき
ない。このために、両端におけるピッチが異なるアダプ
タを介して両者を突き合わせ接続しているのが一般的で
ある。この様な従来の接続法は特別なアダプタを要する
ので不便であり、また、途中に介在するアダプタを防護
するための手段を講じなければならないという問題が残
される。さらに互いに接続される両光ファイバテープ心
線間に二つ接続点が介在することになるのでこの接続部
の伝送効率が著しく低下する。
て、光ファイバテープ心線のピッチ（ファイバ間の間
隔）が小さくなり、高密度化が図られている。他方既設
の光通信ケーブルに採用されている従来の光ファイバテ
ープ心線のピッチは比較的大きいので、両者はピッチが
合わず、したがって直接突き合わせ接続することはでき
ない。このために、両端におけるピッチが異なるアダプ
タを介して両者を突き合わせ接続しているのが一般的で
ある。この様な従来の接続法は特別なアダプタを要する
ので不便であり、また、途中に介在するアダプタを防護
するための手段を講じなければならないという問題が残
される。さらに互いに接続される両光ファイバテープ心
線間に二つ接続点が介在することになるのでこの接続部
の伝送効率が著しく低下する。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の問題
を一挙に解消することを目的として、ピッチの異なる二
つの光ファイバテープ心線の端面を直接突き合わせでき
るように、そのプラグを工夫することをその課題とする
ものである。
を一挙に解消することを目的として、ピッチの異なる二
つの光ファイバテープ心線の端面を直接突き合わせでき
るように、そのプラグを工夫することをその課題とする
ものである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記課題解決のために講
じた手段は次の要素（イ）、（ロ）によって構成される
ものである。 （イ）プラグの内部においてファイバを緩やかに曲げて
その先端を扇状に拡開させたこと、（ロ）上記プラグの
外端面におけるピッチを接続すべき他の光ファイバテー
プ心線のピッチと一致させたこと。 ファイバの曲げ曲率については、曲がり部における伸び
率を安全基準値０．２５％以下とするために、一定の曲
率以下にすることが必要である。この安全な曲率はファ
イバの線径によって異なるが、曲率半径が２５ｍｍ以上
であればどのようなファイバについても上記安全基準値
を越えることはない。プラグ内部において上記曲率半径
を２５ｍｍ以上の曲率で緩やかに曲げることは十分可能
であり、使用中にこの曲率が変化することはないので、
ファイバが接続部において安全な曲率以上に曲げられる
ことは決してない。そして、高密度の光ファイバテープ
心線のプラグの先端におけるピッチを大きくして、他の
光ファイバテープ心線のピッチと一致させているので、
両光ファイバテープ心線のプラグを直接嵌合させること
によつて、それらのファイバの端面を直接突き合わせる
ことができる。
じた手段は次の要素（イ）、（ロ）によって構成される
ものである。 （イ）プラグの内部においてファイバを緩やかに曲げて
その先端を扇状に拡開させたこと、（ロ）上記プラグの
外端面におけるピッチを接続すべき他の光ファイバテー
プ心線のピッチと一致させたこと。 ファイバの曲げ曲率については、曲がり部における伸び
率を安全基準値０．２５％以下とするために、一定の曲
率以下にすることが必要である。この安全な曲率はファ
イバの線径によって異なるが、曲率半径が２５ｍｍ以上
であればどのようなファイバについても上記安全基準値
を越えることはない。プラグ内部において上記曲率半径
を２５ｍｍ以上の曲率で緩やかに曲げることは十分可能
であり、使用中にこの曲率が変化することはないので、
ファイバが接続部において安全な曲率以上に曲げられる
ことは決してない。そして、高密度の光ファイバテープ
心線のプラグの先端におけるピッチを大きくして、他の
光ファイバテープ心線のピッチと一致させているので、
両光ファイバテープ心線のプラグを直接嵌合させること
によつて、それらのファイバの端面を直接突き合わせる
ことができる。
【０００５】
【実 施 例】次いで図１、図２を参照しつつ本発明の
実施例を説明する。一定の小ピッチｐ1でファイバ１が
配置され被覆されているテープＴの先端にテープＴより
も幅Ｗが大きいプラグＰが一体に設けられている。プラ
グＰの内部においてファイバ１は緩やかに曲げられてピ
ッチを徐々に広げられ、その先端Ｅにおけるピッチｐ2
はピッチが大きい他の光ファイバテープ心線１０のピッ
チｐ2と等しい。ファイバの二つの曲がり２、３のいず
れについても、プラグＰの長さＬを選択することによっ
てその曲率半径を２５ｍｍ以上にすることができる。フ
ァイバ１の先端部はプラグＰに埋設されて固定されてい
るものであるから、外力によって曲がり２、３の曲率が
変化することはない。
実施例を説明する。一定の小ピッチｐ1でファイバ１が
配置され被覆されているテープＴの先端にテープＴより
も幅Ｗが大きいプラグＰが一体に設けられている。プラ
グＰの内部においてファイバ１は緩やかに曲げられてピ
ッチを徐々に広げられ、その先端Ｅにおけるピッチｐ2
はピッチが大きい他の光ファイバテープ心線１０のピッ
チｐ2と等しい。ファイバの二つの曲がり２、３のいず
れについても、プラグＰの長さＬを選択することによっ
てその曲率半径を２５ｍｍ以上にすることができる。フ
ァイバ１の先端部はプラグＰに埋設されて固定されてい
るものであるから、外力によって曲がり２、３の曲率が
変化することはない。
【０００６】
【効 果】前記の本発明の課題を解決した発明は公知で
はない。したがって本発明の課題は新規であり、この新
規な課題を解決して前記従来技術の問題を解消したこと
自体が本発明特有の効果である。すなわち、ピッチの異
なる光ファイバテープ心線を直接突き合わせ接続できる
ので、その接続作業が簡単、迅速に行われ、またアダプ
タ等の付属品について防護等の始末を施す必要がないの
で、上記接続のためのコストを大幅に低減できる。さら
に、両光ファイバテープ心線が直接突き合わせ接続され
るので、アダプタを用いる従来技術に比してその接続部
における伝送効率を著しく向上させることができる。
はない。したがって本発明の課題は新規であり、この新
規な課題を解決して前記従来技術の問題を解消したこと
自体が本発明特有の効果である。すなわち、ピッチの異
なる光ファイバテープ心線を直接突き合わせ接続できる
ので、その接続作業が簡単、迅速に行われ、またアダプ
タ等の付属品について防護等の始末を施す必要がないの
で、上記接続のためのコストを大幅に低減できる。さら
に、両光ファイバテープ心線が直接突き合わせ接続され
るので、アダプタを用いる従来技術に比してその接続部
における伝送効率を著しく向上させることができる。
【図１】本発明の実施例の斜視図である。
【図２】図１の断面図である。
１・・・ファイバ ２、３・・・曲がり １０・・・他の光ファイバテープ心線 Ｔ・・・テープ Ｐ・・・プラグ ｐ1・・・小ピッチ ｐ2・・・他の光ファイバテープ心線１０のピッチ Ｅ・・・先端 Ｗ・・・プラグの幅 Ｌ・・・プラグの長さ
Claims (1)
- 【請求項１】プラグの内部においてファイバを緩やかに
曲げてその先端を扇状に拡開させ、 上記プラグの外端面におけるピッチを接続すべき他の光
ファイバテープ心線のピッチと一致させた光ファイバ用
多心コネクタ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12479693A JPH06317727A (ja) | 1993-04-30 | 1993-04-30 | 光ファイバ用多心コネクタ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12479693A JPH06317727A (ja) | 1993-04-30 | 1993-04-30 | 光ファイバ用多心コネクタ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06317727A true JPH06317727A (ja) | 1994-11-15 |
Family
ID=14894340
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12479693A Pending JPH06317727A (ja) | 1993-04-30 | 1993-04-30 | 光ファイバ用多心コネクタ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06317727A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013137343A (ja) * | 2011-12-28 | 2013-07-11 | Sumitomo Electric Ind Ltd | 光ファイバ心線と光ファイバ保持部材との接続方法、および光モジュールの製造方法 |
-
1993
- 1993-04-30 JP JP12479693A patent/JPH06317727A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013137343A (ja) * | 2011-12-28 | 2013-07-11 | Sumitomo Electric Ind Ltd | 光ファイバ心線と光ファイバ保持部材との接続方法、および光モジュールの製造方法 |
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