JPH0631725Y2 - 携帯用太陽電池装置 - Google Patents
携帯用太陽電池装置Info
- Publication number
- JPH0631725Y2 JPH0631725Y2 JP5783988U JP5783988U JPH0631725Y2 JP H0631725 Y2 JPH0631725 Y2 JP H0631725Y2 JP 5783988 U JP5783988 U JP 5783988U JP 5783988 U JP5783988 U JP 5783988U JP H0631725 Y2 JPH0631725 Y2 JP H0631725Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- solar cell
- sheet
- cell element
- thin film
- base material
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E10/00—Energy generation through renewable energy sources
- Y02E10/50—Photovoltaic [PV] energy
Description
【考案の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本考案は任意の場所の太陽光下で発電出力を得る携帯用
太陽電池装置に関する。
太陽電池装置に関する。
(ロ)従来の技術 任意の場所の太陽光下で発電出力を得る携帯用太陽電池
装置は、本出願人が出願した実開昭63−44459号
公報によれば、複数の太陽電池素子を若干の間隔を空け
て配列し、各太陽電池素子間を接続線にて電気的に接続
した状態で折りたたみ可能なシート状基材に対して機械
的に接着シートにて固定している。
装置は、本出願人が出願した実開昭63−44459号
公報によれば、複数の太陽電池素子を若干の間隔を空け
て配列し、各太陽電池素子間を接続線にて電気的に接続
した状態で折りたたみ可能なシート状基材に対して機械
的に接着シートにて固定している。
こうした携帯用太陽電池装置の特徴は、発電動作時に較
べて携帯時の外形寸法が小さく持ち運びが容易なところ
にあり、このために、上述のものは、太陽電池素子の配
設間でシート状基材を折りたたむことにより、外形寸法
の縮小化を図っている。
べて携帯時の外形寸法が小さく持ち運びが容易なところ
にあり、このために、上述のものは、太陽電池素子の配
設間でシート状基材を折りたたむことにより、外形寸法
の縮小化を図っている。
しかるに、上述の構成において、各太陽電池素子間を接
続する接続線が外部に露出した状態で配されていると、
それ自信の耐候性の面で十分なものが得られない。
続する接続線が外部に露出した状態で配されていると、
それ自信の耐候性の面で十分なものが得られない。
そこで、斯る耐候性をもたらすために、接続線にて接続
された状態でシート状基材に固定された複数の太陽電池
素子を、接続線と共に覆うように保護シートを接着シー
トにて固着する構造が取られている。
された状態でシート状基材に固定された複数の太陽電池
素子を、接続線と共に覆うように保護シートを接着シー
トにて固着する構造が取られている。
(ハ)考案が解決しようとする課題 然るに、上記構成では、接続線の耐候性が向上するもの
の、装置全体の厚みが増えて取り扱かい難くなり、特
に、太陽電池素子の配線間の厚みが増えることにより、
装置の折りたたみが困難となる。
の、装置全体の厚みが増えて取り扱かい難くなり、特
に、太陽電池素子の配線間の厚みが増えることにより、
装置の折りたたみが困難となる。
そこで、本考案は装置全体の特に太陽電池素子の配設間
の厚みを増大させることなく接続線の耐候性を向上せん
とするものである。
の厚みを増大させることなく接続線の耐候性を向上せん
とするものである。
(ニ)課題を解決するための手段 本考案は、折りたたみ可能なシート状基材と、複数の太
陽電池素子と、これら太陽電池素子と略同じ大きさであ
って上記太陽電池素子の夫々を上記シート状基材に接着
固定する複数の接着材シートとを備えた携帯用太陽電池
装置であって、上記シート状基材は第1絶縁シート、金
属薄膜配線及びこの金属薄膜配線の一部を露出するため
の開口部を有する第2絶縁シートの積層構造からなると
共に、上記接着材シートは上記太陽電池素子の電極部と
対向する箇所に孔を有しており、上記太陽電池素子はそ
の電極部が上記接着材シートの孔を通して上記金属薄膜
配線と電気的に結合するように固着されていることを特
徴とする。
陽電池素子と、これら太陽電池素子と略同じ大きさであ
って上記太陽電池素子の夫々を上記シート状基材に接着
固定する複数の接着材シートとを備えた携帯用太陽電池
装置であって、上記シート状基材は第1絶縁シート、金
属薄膜配線及びこの金属薄膜配線の一部を露出するため
の開口部を有する第2絶縁シートの積層構造からなると
共に、上記接着材シートは上記太陽電池素子の電極部と
対向する箇所に孔を有しており、上記太陽電池素子はそ
の電極部が上記接着材シートの孔を通して上記金属薄膜
配線と電気的に結合するように固着されていることを特
徴とする。
(ホ)作用 本考案では、第1絶縁シート、金属薄膜配線及びこの金
属薄膜配線の一部を露出するための開口部を有する第2
絶縁シートの積層構造からなるシート状基材に、複数の
接着材シートを用いて複数の太陽電池素子を接着固定す
ることにより、金属薄膜配線が第1及び第2絶縁シート
にて保護された状態で各太陽電池素子を電気的に接続す
る。
属薄膜配線の一部を露出するための開口部を有する第2
絶縁シートの積層構造からなるシート状基材に、複数の
接着材シートを用いて複数の太陽電池素子を接着固定す
ることにより、金属薄膜配線が第1及び第2絶縁シート
にて保護された状態で各太陽電池素子を電気的に接続す
る。
(ヘ)実施例 第1図及び第2図は本考案の一実施例を示す分解斜視図
及び要部断面図である。(1)はシート状基材であって、
厚み0.05〜0.1mmのポリエステル、ポリカーボネート等
の樹脂からなる長方形状の第1透光性シート(2)と、こ
の第1透光性シート(2)の一方の面に所定パターンで形
成された厚み0.02〜0.01mmのA、Cu、Sn等からな
る複数の金属配線(3)と、金属配線(3)の各々の略端部を
露出する複数の開口部(4a)を有する状態で第1透光
性シート(2)の一方の面に積層形成された厚み0.05〜0.1
mmのポリエステル、ポリカーボネート等のからなる第2
透光性シート(4)とから構成される。(5)は略矩形状の複
数の太陽電池素子であり、各太陽電池素子(5)はステン
レス基板の表面に金属電極膜、アモルスアスシリコン等
の半導体膜及び透明電極膜を積層形成してなり、四隅に
は出力を外部へ導出するための電極部(6)が形成されて
いる。なお、斯る電極部(6)には、低融点クリーム半田
がスクリーン印刷により塗布されている。(7)は各太陽
電池素子(5)の電極部(6)が適宜の開口部(4a)を通し
て金属配線(3)と電気的に接続するように、各太陽電池
素子(5)をシート状基材(1)に接着固定するためのエチレ
ンビニルアセテート(EVA)やポリビニルブチラール
(PVB)等の熱可塑性接着材樹脂シートであり、これ
ら樹脂シート(7)は各太陽電池素子(5)の電極部(6)との
対向箇所に孔(8)が形成されている。
及び要部断面図である。(1)はシート状基材であって、
厚み0.05〜0.1mmのポリエステル、ポリカーボネート等
の樹脂からなる長方形状の第1透光性シート(2)と、こ
の第1透光性シート(2)の一方の面に所定パターンで形
成された厚み0.02〜0.01mmのA、Cu、Sn等からな
る複数の金属配線(3)と、金属配線(3)の各々の略端部を
露出する複数の開口部(4a)を有する状態で第1透光
性シート(2)の一方の面に積層形成された厚み0.05〜0.1
mmのポリエステル、ポリカーボネート等のからなる第2
透光性シート(4)とから構成される。(5)は略矩形状の複
数の太陽電池素子であり、各太陽電池素子(5)はステン
レス基板の表面に金属電極膜、アモルスアスシリコン等
の半導体膜及び透明電極膜を積層形成してなり、四隅に
は出力を外部へ導出するための電極部(6)が形成されて
いる。なお、斯る電極部(6)には、低融点クリーム半田
がスクリーン印刷により塗布されている。(7)は各太陽
電池素子(5)の電極部(6)が適宜の開口部(4a)を通し
て金属配線(3)と電気的に接続するように、各太陽電池
素子(5)をシート状基材(1)に接着固定するためのエチレ
ンビニルアセテート(EVA)やポリビニルブチラール
(PVB)等の熱可塑性接着材樹脂シートであり、これ
ら樹脂シート(7)は各太陽電池素子(5)の電極部(6)との
対向箇所に孔(8)が形成されている。
斯る構造の携帯用太陽電池装置は、真空中で高温処理を
行なうことによって形成される。即ち、シート状基材
(1)上に樹脂シート(7)及び太陽電池素子(5)を、適宜
に、具体的には太陽電池素子(5)の電極部(6)が樹脂シー
ト(7)の孔(8)を通して、第2透光性シート(4)の開口部
(4a)に露出する金属配線(3)と接触するように積層
して配設し、これらを真空中で150℃程度に加熱す
る。これによって、樹脂シート(7)が溶融して太陽電池
素子(5)がシート状基材(1)に接着固定されると同時に、
電極部(6)に塗布されている低融点クリーム半田も溶融
し、電極部(6)が金属配線(3)に電気的に接続される。
行なうことによって形成される。即ち、シート状基材
(1)上に樹脂シート(7)及び太陽電池素子(5)を、適宜
に、具体的には太陽電池素子(5)の電極部(6)が樹脂シー
ト(7)の孔(8)を通して、第2透光性シート(4)の開口部
(4a)に露出する金属配線(3)と接触するように積層
して配設し、これらを真空中で150℃程度に加熱す
る。これによって、樹脂シート(7)が溶融して太陽電池
素子(5)がシート状基材(1)に接着固定されると同時に、
電極部(6)に塗布されている低融点クリーム半田も溶融
し、電極部(6)が金属配線(3)に電気的に接続される。
こうして、シート状基材(1)には、複数の太陽電池素子
(5)が金属配線(3)により電気的に並列接続された状態で
接着固定される。
(5)が金属配線(3)により電気的に並列接続された状態で
接着固定される。
斯る装置においては、各太陽電池素子(5)の配線間はシ
ート状基材(1)が存在するだけであるので、この部分で
容易に折りたたむことができる。
ート状基材(1)が存在するだけであるので、この部分で
容易に折りたたむことができる。
また、金属配線(3)は第1透光性シート(2)及び第2透光
性シート(4)により保護され、また、金属配線(3)と太陽
電池素子(5)の電極部(6)との接続部周辺は樹脂シート
(7)によって被覆、保護された構造となっている。従っ
て、本考案の携帯用太陽電池装置では、高い耐候性を有
する。
性シート(4)により保護され、また、金属配線(3)と太陽
電池素子(5)の電極部(6)との接続部周辺は樹脂シート
(7)によって被覆、保護された構造となっている。従っ
て、本考案の携帯用太陽電池装置では、高い耐候性を有
する。
(ト)考案の効果 本考案によれば、各太陽電池素子の配設間にはシート状
基材のみが存在するだけであるので、この部分で容易に
折りたたむことができる。
基材のみが存在するだけであるので、この部分で容易に
折りたたむことができる。
更に、各太陽電池素子を接続する金属配線は、シート状
基材を構成する第1絶縁シート及び第2絶縁シートによ
り保護されると共に、金属配線と太陽電池素子の電極部
との接続部周辺は接着材シートによって被覆、保護され
るので、耐候性が向上する。
基材を構成する第1絶縁シート及び第2絶縁シートによ
り保護されると共に、金属配線と太陽電池素子の電極部
との接続部周辺は接着材シートによって被覆、保護され
るので、耐候性が向上する。
第1図及び第2図は本考案の一実施例を示し、第1図は
分解斜視図、第2図は要部の側面断面図である。 (1)……シート状基材、(5)……太陽電池素子、(7)……
接着材樹脂シート。
分解斜視図、第2図は要部の側面断面図である。 (1)……シート状基材、(5)……太陽電池素子、(7)……
接着材樹脂シート。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 田中 博之 大阪府守口市京阪本通2丁目18番地 三洋 電機株式会社内 (72)考案者 岸 靖雄 大阪府守口市京阪本通2丁目18番地 三洋 電機株式会社内
Claims (1)
- 【請求項1】折りたたみ可能なシート状基材と、複数の
太陽電池素子と、これら太陽電池素子と略同じ大きさで
あって上記太陽電池素子の夫々を上記シート状基材に接
着固定する複数の接着材シートとを備えた携帯用太陽電
池装置であって、上記シート状基材は第1絶縁シート、
金属薄膜配線及びこの金属薄膜配線の一部を露出するた
めの開口部を有する第2絶縁シートの積層構造からなる
と共に、上記接着材シートは上記太陽電池素子の電極部
と対向する箇所に孔を有しており、上記太陽電池素子は
その電極部が上記接着材シートの孔を通して上記金属薄
膜配線と電気的に結合するように固着されていることを
特徴とする携帯用太陽電池装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5783988U JPH0631725Y2 (ja) | 1988-04-27 | 1988-04-27 | 携帯用太陽電池装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5783988U JPH0631725Y2 (ja) | 1988-04-27 | 1988-04-27 | 携帯用太陽電池装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01161345U JPH01161345U (ja) | 1989-11-09 |
JPH0631725Y2 true JPH0631725Y2 (ja) | 1994-08-22 |
Family
ID=31283679
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5783988U Expired - Lifetime JPH0631725Y2 (ja) | 1988-04-27 | 1988-04-27 | 携帯用太陽電池装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0631725Y2 (ja) |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3602721B2 (ja) * | 1998-06-12 | 2004-12-15 | 株式会社豊田自動織機 | 太陽電池モジュール |
JP2002299666A (ja) * | 2001-03-29 | 2002-10-11 | Kanegafuchi Chem Ind Co Ltd | シースルー型薄膜太陽電池モジュール |
US20100116330A1 (en) * | 2007-01-31 | 2010-05-13 | Tetsuyoshi Inoue | Solar cell module, solar cell wiring member, and method of manufacturing solar cell module |
JP4875124B2 (ja) * | 2009-09-17 | 2012-02-15 | シャープ株式会社 | 太陽電池モジュール |
WO2011105510A1 (ja) * | 2010-02-24 | 2011-09-01 | 京セラ株式会社 | 太陽電池モジュールおよびその製造方法 |
JP2012049221A (ja) * | 2010-08-25 | 2012-03-08 | Toppan Printing Co Ltd | 太陽電池モジュールとその製造方法とバックシート付き回路層と太陽電池 |
-
1988
- 1988-04-27 JP JP5783988U patent/JPH0631725Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01161345U (ja) | 1989-11-09 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3239657B2 (ja) | 薄膜太陽電池およびその製造方法 | |
JPH0631725Y2 (ja) | 携帯用太陽電池装置 | |
JP3017420B2 (ja) | 太陽電池モジュール | |
JP2728416B2 (ja) | 太陽電池シート | |
JP2003264308A (ja) | 薄膜太陽電池モジュールとその製造方法 | |
JPH0635480Y2 (ja) | 携帯用太陽電池装置 | |
JPH01212480A (ja) | 太陽電池のモジュール化方法 | |
JPH08116081A (ja) | 薄膜太陽電池 | |
JP3133269B2 (ja) | 太陽電池パネル | |
JP3075830B2 (ja) | 光起電力装置の製造方法 | |
JP3347620B2 (ja) | 太陽電池 | |
JPS62173765A (ja) | 太陽電池 | |
JP3111813B2 (ja) | 可撓性太陽電池モジュールの製造方法 | |
JP2877545B2 (ja) | 光起電力装置及びその製造方法 | |
JP3280075B2 (ja) | 太陽電池パネル用ダイオード | |
JPH09199747A (ja) | 太陽電池モジュールアレイ | |
JPH0713238Y2 (ja) | 光起電力装置 | |
JP2002359382A (ja) | 太陽電池モジュール | |
JP2819538B2 (ja) | 光起電力装置の製造方法 | |
JP2713419B2 (ja) | 光二次電池 | |
JP3801385B2 (ja) | 太陽電池パネル構造体 | |
JP2002083985A (ja) | 太陽電池セル | |
JP2001085726A (ja) | 太陽電池パネル構造体 | |
JPH02102747U (ja) | ||
JP2983671B2 (ja) | 光起電力装置 |