JP2002299666A - シースルー型薄膜太陽電池モジュール - Google Patents

シースルー型薄膜太陽電池モジュール

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将史 平石
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Abstract

(57)【要約】 【課題】簡単な方法で製造することができ、しかも従来
にないブラインド調のシースルー構造を有する薄膜太陽
電池モジュールを提供する。 【解決手段】矩形平面形状を有する透光性基板(11)
の少なくとも一部の表面領域上に、それぞれほぼ長方形
の平面形状を有する複数の集積型薄膜太陽電池個別セグ
メント(12)を互いに離間させて有する。隣り合う太
陽電池個別セグメント(12)は、それらの間に基板
(11)の表面を露出させて光透過窓部(112)を規
定するように、その長方形の長辺同士を実質的に互いに
平行にしてほぼ一定の間隔で離間して配置されている。
また、隣り合う太陽電池個別セグメント(112)の間
には、透明封止樹脂が充填されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シースルー型薄膜
太陽電池モジュールに関する。
【0002】
【従来の技術】シースルー型薄膜太陽電池モジュール
は、一般に、ガラス基板上に透明前面電極、アモルファ
スシリコン光電変換ユニットおよび裏面金属電極を順次
形成した後、裏面金属電極と光電変換ユニットに多数の
透孔や切り溝を設けて形成されている。かかるシースル
ー型太陽電池モジュールは、透明前面電極側から入射し
た外光により発電すると同時に透孔から外光が透過する
ので、ほぼ全面的な透視性が確保される。
【0003】しかしながら、裏面金属電極と光電変換ユ
ニットに透孔を設けるためには、2段階のエッチング処
理(通常、裏面金属電極に対するウエットエッチングお
よび光電変換ユニットに対するドライエッチング)が必
要であり、製造工程が煩雑である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明は、簡
単な方法で製造することができ、しかも従来にないブラ
インド調のシースルー構造を有する薄膜太陽電池モジュ
ールを提供しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題は、本発明によ
り、矩形平面形状を有する透光性基板の少なくとも一部
の表面領域上に、それぞれほぼ長方形の平面形状を有す
る複数の集積型薄膜太陽電池個別セグメントを互いに離
間させて有し、隣り合う太陽電池個別セグメントは、そ
れらの間に該基板の表面を露出させて光透過窓部を規定
するように、その長方形の長辺同士を実質的に互いに平
行にしてほぼ一定の間隔で離間して配置され、隣り合う
太陽電池個別セグメントの間には、透明封止樹脂が充填
されていることを特徴とするシースルー型薄膜太陽電池
モジュールにより解決される。
【0006】また、本発明は、1つの透光性封止部材上
に、複数の上記本発明のシースルー型薄膜太陽電池モジ
ュールを該透明封止樹脂が該透光性封止部材と接するよ
うに互いに近接して配置し、かつ互いに電気的に接続し
たことを特徴とするシースルー型薄膜太陽電池モジュー
ルを提供する。
【0007】なお、本明細書において、光入射側を前面
といい、その反対側を裏面という。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
をより詳しく説明する。
【0009】図1は、本発明の一実施の形態に係るシー
スルー型薄膜太陽電池モジュールの平面図であり、図2
は、図1の線II−IIに沿った断面を拡大して示す一
部破断断面図である。なお、図1には、簡便のため、図
2に示す透明封止樹脂層および封止部材は示されていな
い。
【0010】図1および図2に示す本発明のシースルー
型薄膜太陽電池モジュール10は、矩形の平面形状を有
する透光性(透明)基板(例えばガラス基板)11の周
縁領域111を除く全面領域に、複数(図1では、5
個)の集積型薄膜太陽電池個別セグメント12を備え
る。これら複数の集積型薄膜太陽電池個別セグメント1
2は、実質的に同じ大きさの平面長方形形状を有し、そ
れらの長辺を互いに平行にしてほぼ等間隔で離間配置さ
れている。通常、各セグメント12の長辺は、矩形の基
板11の一辺11aと平行であり、他方複数のセグメン
ト12の両短辺同士は、それぞれ実質的に同一直線上に
位置し、矩形の基板11の辺11aと直交する辺11b
と平行である。隣り合う太陽電池個別セグメント12の
間では、基板11の表面部分112が露出され(すなわ
ち、太陽電池セル部が設けられていない)、光透過窓部
を構成している。
【0011】一例として、基板は、910mm×455
mmの長方形平面サイズを有するが、910mm×91
0mmの正方形平面サイズを有することもできる。ま
た、各セグメントの短辺は、少なくとも30mm(通
常、300mm以下)の長さを有し得、窓部112の幅
は、0.5〜50mmであり得る。また、周縁領域11
1の幅は、5〜150mmであり得る。
【0012】各集積型太陽電池個別セグメント12は、
太陽電池単位セルが集積されたタイプのものであって、
図2に最もよく示されているような通常の構造を有す
る。すなわち、各太陽電池個別セグメント12は、透光
性基板11上に集積された複数の太陽電池単位セル12
1からなる。各単位セル121は、透光性基板11から
順に、透明前面電極層121a、アモルファスシリコン
系光電変換ユニット121bおよび裏面電極層121c
を備える。
【0013】ガラス基板11上に形成される透明前面電
極層121aは、ITO、SnO2、またはZnOのよ
うな透明導電性酸化物で形成することができる。透明前
面電極層121aは単層構造でも多層構造であってもよ
く、いずれも、蒸着法、CVD法、スパッタリング法等
それ自体既知の気相堆積法を用いて形成することができ
る。
【0014】透明前面電極層121aの上に形成される
アモルファスシリコン系光電変換ユニット121bは、
それぞれ図示しないが、透明前面電極層121a上にp
型アモルファスシリコン系半導体層、アモルファスシリ
コン系薄膜光電変換層、およびn型シリコン系半導体層
を順次積層した構造を有する。これらp型半導体層、光
電変換層およびn型半導体層はいずれもプラズマCVD
法を用いて形成することができる。p型シリコン系半導
体層は、シリコン、水素化シリコン(Si:H)または
シリコンカーバイドやシリコンゲルマニウムのようなシ
リコン合金等のアモルファスシリコン系半導体材料で形
成することができ、ボロンやアルミニウム等のp導電型
決定不純物原子がドープされる。光電変換層は、真性半
導体のシリコン(水素化シリコン等)やシリコンカーバ
イドおよびシリコンゲルマニウム等のシリコン合金等の
アモルファスシリコン系半導体材料で形成される。ま
た、光電変換機能を十分に備えていれば、微量の導電型
決定不純物を含む弱p型もしくは弱n型のアモルファス
シリコン系半導体材料も用いられ得る。この光電変換層
は、通常、0.1〜10μmの範囲内の厚さに形成され
る。n型シリコン系半導体層は、シリコン、水素化シリ
コンまたはシリコンカーバイドやシリコンゲルマニウム
のようなシリコン合金等のアモルファスシリコン系半導
体材料で形成することができ、リンや窒素等のn導電型
決定不純物原子がドープされる。また、n型シリコン系
半導体層は、n型微結晶水素化シリコンで形成すること
もできる。
【0015】光電変換ユニット上121b上に形成され
る裏面電極層121cは、蒸着法やスパッタリング法等
により、銀、アルミニウム、クロム、チタン等の金属材
料で形成することができる。
【0016】以上説明した透明前面電極層121a、光
電変換ユニット121b、裏面電極層はレーザスクライ
ブ等により分割され、複数の個別単位セル121を構成
する。これら複数の単位セル121は、電気的に直列接
続または並列接続されている。
【0017】なお、図1に示されているように、ガラス
基板11の周縁領域111はサンドブラスト等の手段に
より、セル12の作製のために被着された裏面電極層、
光電変換ユニット、透明前面電極層が除去され、ガラス
面が露出されている。このように、ガラス基板11の周
縁領域111においてガラス面が露出していることによ
り、以後述べる封止樹脂との接着力が向上する。
【0018】さて、上に詳述した太陽電池モジュールの
裏面は、透明封止樹脂層(接着層)13を介して透明封
止部材、例えば透明フィルム14により封止・保護され
ている(図2参照)。
【0019】本発明に使用される透明封止樹脂は、ガラ
ス基板11上に形成された単位セル121を全面的に封
止し、保護フィルム14等の封止部材を強固に接着し得
るものであって、加熱により軟化・溶融を経て硬化し得
る樹脂であり、通常、有機過酸化物系の架橋剤が配合さ
れている。そのような樹脂の例を挙げると、例えば、エ
チレン/酢酸ビニル共重合樹脂(EVA)、エチレン/
酢酸ビニル/トリアリルイソシアヌレート共重合樹脂
(EVAT)、ポリビニルブチラール(PVB)、ポリ
イソブチレン(PIB)等の熱可塑性樹脂である。封止
樹脂としては、ガラス基板11との接着性および価格の
点から、EVAが好ましいが、耐光性の観点からはポリ
ビニルブチラールが好ましい。
【0020】透明封止フィルム14は、屋外環境に置か
れた際に太陽電池モジュールを保護するものであって、
耐湿性や耐水性に優れ、絶縁性であることが好ましい。
そのような封止フィルム14は、ポリフッ化ビニルフィ
ルム(例えば、テドラーフィルム(登録商標名))等の
フッ素樹脂フィルムやポリエチレンテレフタレート(P
ET)フィルムのような樹脂フィルムを封止樹脂層13
と接する側に有するものであればよく、有機フィルムの
単層構造であっても、積層構造であってもよい。樹脂フ
ィルムとしてはフッ素樹脂フィルムが好ましい。なお、
裏面封止部材は、樹脂フィルム14に限らず、基板11
と同サイズのガラス板であってもよい。透明封止樹脂お
よび封止部材による裏面封止は、常法により、加圧下で
の加熱により行うことができる。いうまでもなく、この
封止により、封止樹脂は、図1に示すセグメント12間
の領域(光透過窓部112)にも充填されることとな
る。
【0021】本発明のシースルー型薄膜太陽電池モジュ
ールは、ガラス基板11のほぼ全面上に個別単位セル
(ストリングともいう)が集積された薄膜太陽電池をそ
れぞれ上に述べた手法により作製した後、周縁領域11
1における裏面電極、光電変換ユニットおよび透明電極
を除去するとともに、図3に破線112aと112bと
の間の領域(図1における窓部112に対応する領域)
において裏面電極、光電変換ユニットおよび透明電極を
除去することによって製造することができる。より具体
的には、周縁領域111の裏面電極、光電変換ユニット
および透明電極を除去した後の集積型薄膜太陽電池(図
3)において、窓部112を規定する各2つの平行分離
溝112a、112bをレーザスクライブで形成し、各
2つの平行分離溝112a、112b間の領域における
セル部分をサンドブラスト、グラインダー等の研磨手段
により研磨除去する。この研磨により露出するガラス基
板11の表面部分(窓部112)は、曇りガラス様の表
面となるが、窓部112に充填される上記透明封止樹脂
により透明性が回復する。なお、上記のように各ストリ
ングを横断する方向においてセル部分を除去する場合
は、各セグメント12における単位セル121間の電気
的接続が確保される。これに対し、ストリングと平行な
方向においてセル部分を除去することも可能であるが、
その場合には、別途ストリング間の電気的接続が必要と
なる。
【0022】本発明のシースルー型薄膜太陽電池モジュ
ールは、窓や天窓として建物に組み込んだとき、太陽電
池セグメント12においては外光が透過しないが、それ
らの間の領域(窓部112)においては、外光が透過す
るため、従来には達成されていないいわゆるブラインド
調の光透過構造を提供する。
【0023】なお、このブラインド調の光透過構造を有
する本発明のシースルー型薄膜太陽電池モジュールは、
図1に示すように、透光性基板11のほぼ全面に、それ
ぞれの間に光透過窓部112を介して複数の太陽電池セ
グメントを設けたものが好ましいが、ブラインド調光透
過構造は、透光性基板11の一部の領域、例えば上また
は下半分の領域、中央領域のみに形成してもよい。
【0024】以上図1および図2に関して説明したシー
スルー型薄膜太陽電池モジュールは、それぞれ個別に裏
面封止部材で封止されている。しかしながら、本発明の
シースルー型薄膜太陽電池モジュールは、図1に示すよ
うな太陽電池モジュールを複数個一括して1つの大型の
透光性裏面封止部材で封止することもできる。すなわ
ち、大型の透光性裏面封止部材上に、透明封止樹脂が透
光性封止部材と接するように複数の太陽電池モジュール
を近接して配置する。その場合、太陽電池セグメントの
電気的接続の組み合わせ(直列および/または並列)に
より所望の出力電圧を得ることができるので、出力電圧
を例えばパワーコンディショナーへの入力電圧(通常2
00〜250V)に容易に調整することができる。
【0025】その例を図4および図5に示す。これら図
において、複数個(図4および図5においては4個)の
図1に示すような太陽電池モジュール(個別モジュー
ル)10が1つの大型の透明裏面封止材(透明樹脂フィ
ルムまたはガラス板等)21の上に近接して配置され、
上に述べたような封止樹脂(図示せず)を介して封止さ
れている。また、電気接続ラインは、太線で示されてい
る。
【0026】図4(a)には、各個別モジュール10内
の5個のセグメント12がそれぞれ並列に接続され、そ
の各モジュール10内で並列接続されたセグメント12
群がモジュール10間で直列に接続されている4直列、
5並列接続構造が示されている。この場合、各太陽電池
セグメントが50個の単位セルからなり、各太陽電池セ
グメントが開放端電圧Vocが40Vとすると、全体で1
60VのVocとなる。
【0027】図4(b)には、各個別モジュール10内
の5個のセグメント12がそれぞれ並列に接続され、そ
の各モジュール10内で並列接続されたセグメント12
群がモジュール10間で並列に接続された1直列、20
並列接続構造が示されている。この場合、各太陽電池セ
グメントが50個の単位セルからなり、各太陽電池セグ
メントが開放端電圧Vocが40Vとすると、全体で40
VのVocとなる。
【0028】図5(a)には、各個別モジュール10内
の5個のセグメント12がそれぞれ並列に接続され、そ
の各モジュール10内で並列接続されたセグメント12
群が、左側2つのモジュール間で直列に、右側2つのモ
ジュール間で直列に接続された2直列、10並列接続構
造が示されている。この場合、各太陽電池セグメントが
50個の単位セルからなり、各太陽電池セグメントが開
放端電圧Vocが40Vとすると、全体で80VのVocと
なる。
【0029】図5(b)には、各個別モジュール10内
の5個のセグメント12がそれぞれ直列に接続され、そ
の各モジュール10内で直列接続されたセグメント12
群が、左側2つのモジュール間で直列に、右側2つのモ
ジュール間で直列に接続されるとともに、左端のモジュ
ールと右端のモジュールの間、および中央2つのモジュ
ールの間において並列に接続された10直列、2並列接
続構造が示されている。この場合、各太陽電池セグメン
トが50個の単位セルからなり、各太陽電池セグメント
が開放端電圧Vocが40Vとすると、全体で400Vの
Vocとなる。
【0030】図4および図5に関して述べたように、図
1に示すような太陽電池モジュールを複数個一括して1
つの大型の透光性裏面封止部材で封止すると、太陽電池
セグメントの電気的接続の組み合わせ(直列および/ま
たは並列)により所望の出力電圧を得ることができる。
【0031】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、簡
単な方法で製造することができ、しかも従来にないブラ
インド調のシースルー構造を有する薄膜太陽電池モジュ
ールが提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係るシースルー型薄膜
太陽電池モジュールの平面図。
【図2】図1の線II−IIに沿った拡大断面図。
【図3】図1に示すシースルー型薄膜太陽電池モジュー
ルの製造方法を説明するための平面図。
【図4】複数の太陽電池モジュールを集合して封止した
タイプのシースルー型薄膜太陽電池モジュールを示す平
面図。
【図5】複数の太陽電池モジュールを集合して封止した
タイプの他のシースルー型薄膜太陽電池モジュールを示
す平面図。
【符号の説明】
11…透光性基板 12…集積型太陽電池個別セグメント 13…透明封止樹脂層 14…透明封止部材 21…大型封止部材 112…光透過窓部 112a,112b…窓部を規定する分割溝 121…太陽電池単位セル 121a…透明前面電極層 121b…光電変換ユニット 121c…裏面電極層

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 矩形平面形状を有する透光性基板の少な
    くとも一部の表面領域上に、それぞれほぼ長方形の平面
    形状を有する複数の集積型薄膜太陽電池個別セグメント
    を互いに離間させて有し、隣り合う太陽電池個別セグメ
    ントは、それらの間に該基板の表面を露出させて光透過
    窓部を規定するように、その長方形の長辺同士を実質的
    に互いに平行にしてほぼ一定の間隔で離間して配置さ
    れ、隣り合う太陽電池個別セグメントの間には、透明封
    止樹脂が充填されていることを特徴とするシースルー型
    薄膜太陽電池モジュール。
  2. 【請求項2】 1つの透光性封止部材上に、複数の請求
    項1に記載のシースルー型薄膜太陽電池モジュールを該
    透明封止樹脂が該透光性封止部材と接するように互いに
    近接して配置し、かつ互いに電気的に接続したことを特
    徴とするシースルー型薄膜太陽電池モジュール。
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