JP2002083985A - 太陽電池セル - Google Patents

太陽電池セル

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JP2002083985A
JP2002083985A JP2000312668A JP2000312668A JP2002083985A JP 2002083985 A JP2002083985 A JP 2002083985A JP 2000312668 A JP2000312668 A JP 2000312668A JP 2000312668 A JP2000312668 A JP 2000312668A JP 2002083985 A JP2002083985 A JP 2002083985A
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insulating
electrode portion
electrode
solar cell
battery cell
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JP2000312668A
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English (en)
Inventor
Hisashi Ueda
寿 植田
Satoshi Yonezawa
諭 米澤
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Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
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Publication date
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E10/00Energy generation through renewable energy sources
    • Y02E10/50Photovoltaic [PV] energy
    • Y02E10/541CuInSe2 material PV cells

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  • Photovoltaic Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 表面、側面および裏面にわたって導電膜が形
成され、端部に絶縁用溝を設けてその導電膜を電極部と
非電極部とに分離するようにした太陽電池セルにあっ
て、複数配設された太陽電池セル間を配線材によって接
続するに際して、簡単な手段を施すことにより太陽電池
セルが短絡するのを防止する。 【構成】 端部に設けられた絶縁用溝を塞ぐとともに、
その端部の非電極部分を覆う絶縁材を設けるようにす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、太陽電池セル同士を電
気的に接続する際の絶縁対策を施した太陽電池セルに関
する。
【0002】
【従来の技術】一般に、図1に示すように、太陽電池セ
ル1を複数配設してモジュール化を図るに際して、各配
設された太陽電池セル1が直列に接続されるように、各
太陽電池セル1の間を配線材2によって接続するように
している。
【0003】その場合、従来では、図2に示すように、
一方の太陽電池セル1Aの−電極部分と他方の太陽電池
セル1Bの+電極部分との間に配線材2を導電性の接着
剤(または半田)3によって取り付けるようにしてい
る。
【0004】しかして、各太陽電池セル1A,1Bに
は、その表面の−電極となる導電膜(透明電極)が側面
および裏面にもわたって形成されて、端部に絶縁用溝4
を設けてその導電膜を電極部5と非電極部6とに分離す
るようにしているので、図3ないし図5に示すような事
態が生じた場合に、太陽電池セル1A,1B間が短絡し
てしまうおそれが多分にあるものになっている。
【0005】図3は、ラミネート時に配線材2が各太陽
電池セル1A,1Bの絶縁用溝4によって分離された端
部の非電極部6に接触する場合を示している。
【0006】図4は、導電性の接着剤(または半田)3
が絶縁用溝4を越えて端部の非電極部6に接触する場合
を示している。
【0007】また、図5は、太陽電池セル1A,1Bが
ずれて、その太陽電池セル1A,1B同士が接触する場
合を示している。
【0008】図6および図7は、太陽電池セル1の一般
的な構成例を示している。ここではCIGS系の化合物
薄膜半導体構造からなっており、ガラス基板11上に、
+電極となるMo薄膜12、光吸収層となるCIGS薄
膜13、n型半導体層としてのCdS薄膜14、高抵抗
層としてのZnO薄膜15、透明電極層(−電極となる
導電膜)としてのZnOAl薄膜16が順次スパッタリ
ングなどによって成膜されている。そして、セル表面の
−電極となる導電膜16が絶縁用溝4によって電極部5
と非電極部6とに分離されている。また、ガラス基板1
1上にはMo薄膜12が形成されており、そのMo薄膜
12からセル表面に+電極部8が引き出されている。そ
の+電極部8は第2の絶縁用溝9によって導電膜16か
ら電気的に絶縁されている。図中、7は導電膜16上に
形成された−電極部を示している。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】解決しようとする問題
点は、表面、側面および裏面にわたって導電膜が形成さ
れ、端部に絶縁用溝を設けてその導電膜を電極部と非電
極部とに分離するようにした太陽電池セルを複数配設し
てモジュール化を図るに際して、各太陽電池セル間を配
線材によって接続する場合に、配線材またはその導電性
の接着剤(または半田)が太陽電池セルの絶縁用溝によ
って分離された端部の非電極部に接触したり、太陽電池
セル同士が接触したりすると、太陽電池セルが短絡して
しまうおそれを生ずることである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、表面、側面お
よび裏面にわたって導電膜が形成され、端部に絶縁用溝
を設けてその導電膜を電極部と非電極部とに分離するよ
うにした太陽電池セルにあって、太陽電池セル間を配線
材によって接続する場合に、配線材またはその導電性の
接着剤(または半田)が太陽電池セルの絶縁用溝によっ
て分離された端部の非電極部に接触することがないよう
に、また、太陽電池セル同士が直接接触することがない
ようにするべく、端部に設けられた絶縁用溝を塞ぐとと
もに、その端部の非電極部分を覆う絶縁材を設けるよう
にしている。
【0011】
【実施例】本発明は、図8および図9に示すように、表
面の−電極となる導電膜(透明電極)が側面および裏面
にもわたって形成されて、端部に絶縁用溝4を設けてそ
の導電膜を電極部5と非電極部6とに分離するようにし
た太陽電池セル1にあって、その端部に、絶縁用溝4を
塞ぐとともに非電極部6の端部分を覆う絶縁シート10
を接着するようにしている。
【0012】その太陽電池セル1としては、CIGS系
の化合物薄膜半導体構造からなっており、厚さ0.7〜
3mm程度のガラス基板11上に、+電極となるMo薄
膜12、光吸収層となるCIGS薄膜13、n型半導体
層としてのCdS薄膜14、高抵抗層としてのZnO薄
膜15、透明電極層(−電極となる導電膜)としてのZ
nOAl薄膜16が順次スパッタリングなどによって成
膜されている。そして、セル表面の−電極となる導電膜
16が0.1〜1.0mm程度の幅をもった絶縁用溝4
によって電極部5と非電極部6とに分離されている。ま
た、ガラス基板11上にはMo薄膜12が形成されてお
り、そのMo薄膜12からセル表面に+電極部8が引き
出されている。その+電極部8は第2の絶縁用溝9によ
って導電膜16から電気的に絶縁されている。図中、7
は導電膜16上に形成された−電極部を示している。
【0013】その絶縁シート10は、ボリイミド、ポリ
エステル等の可撓性をもった絶縁性の樹脂からなり、
0.05〜0.3mm程度の厚さを有している。そし
て、絶縁シート10をもって絶縁用溝4を塞ぐ場合、そ
の絶縁用溝4の先方に1mm程度突出させるように絶縁
シート10を配設するようにして絶縁性を確保してい
る。
【0014】なお、絶縁シート10における太陽電池セ
ル1の裏面への折り返し部分は特になくともよい(図1
0参照)。
【0015】しかして、このように端部に絶縁シート1
0が接着された太陽電池セル1を複数配設してモジュー
ル化を図るに際して、各太陽電池セル1同士を電気的に
直列接続する場合、図10に示すように、一方の太陽電
池セル1Aの−電極部7と他方の太陽電池セル1Bの+
電極部8との間に配線材2を導電性の接着剤(または半
田)3によって取り付けるようにしても、配線材2が各
太陽電池セル1A,1Bの絶縁用溝4によって分離され
た端部の非電極部6に接触したり(図3)、導電性の接
着剤(または半田)3が絶縁用溝4を越えて端部の非電
極部6に接触したり(図4)、また、太陽電池セル1
A,1B同士が接触したり(図5)するようなことが確
実に防止できるようになる。
【0016】また、可撓性をもった絶縁シート10の代
わりに、絶縁用溝4を塞ぐとともに非電極部6の端部分
を覆うように絶縁性の樹脂プレートを折り曲げた絶縁プ
レートを端部に接着するようにしてもよい。
【0017】図11は、基板ホルダー81にセットされ
たガラス基板11に、ターゲット材料82をスパッタリ
ングすることにより各種成分の薄膜を順次形成していく
スパッタ装置の概要を示している。このようなスパッタ
装置によれば、ガラス基板11に各種成分の薄膜を順次
形成していくに際して、基板ホルダー81の影になるデ
ッドゾーンが存在することなく、ガラス基板11の全面
にわたって成膜されるようになる。そして、このような
スパッタ装置を用いてガラス基板11上に各種成分の薄
膜を順次形成していくと、ガラス基板11の表面のみな
らず、その側面および裏面にもわたって各種成分の薄膜
が順次形成されていくことになる。
【0018】
【発明の効果】以上、本発明は、表面、側面および裏面
にわたって導電膜が形成され、端部に絶縁用溝を設けて
その導電膜を電極部と非電極部とに分離するようにした
太陽電池セルにあって、端部に設けられた絶縁用溝を塞
ぐとともに、その端部の非電極部分を覆う絶縁材を設け
るようにしたもので、配線材またはその導電性の接着剤
(または半田)が太陽電池セルの絶縁用溝によって分離
された端部の非電極部に接触することがなくなり、また
太陽電池セル同士が直接接触することがなくなり、簡単
な手段を施すことにより太陽電池セルが短絡するような
ことを確実に防止できるという利点を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】モジュール化を図るに際して複数配設された太
陽電池セルの間を配線材によって接続した状態を示す平
面図である。
【図2】2つの太陽電池セルの間に配線材を導電性の接
着剤(または半田)によって取り付ける状態を示す正面
図である。
【図3】配線材が各太陽電池セルの絶縁用溝によって分
離された端部の非電極部に接触する状態を示す正面図で
ある。
【図4】導電性の接着剤(または半田)が絶縁用溝を越
えて端部の非電極部に接触する状態を示す正面図であ
る。
【図5】太陽電池セル同士が接触する状態を示す正面図
である。
【図6】太陽電池セル1の一般的な構成例を示す正断面
図である。
【図7】太陽電池セル1の一般的な構成例を示す平面図
である。
【図8】本発明の一実施例による太陽電池セルを示す正
断面図である。
【図9】同実施例による太陽電池セルの側断面図であ
る。
【図10】本発明による太陽電池セルの間に配線材を導
電性の接着剤(または半田)によって取り付ける状態を
示す正面図である。
【図11】ガラス基板にターゲット材料をスパッタリン
グすることにより各種成分の薄膜を順次形成していくス
パッタ装置の概略構成図である。
【符号の説明】
1 太陽電池セル 2 配線材 3 導電性の接着剤(または半田) 4 絶縁用溝 5 電極部 6 非電極部 7 −電極部 8 +電極部 9 +電極部用の絶縁用溝 10 絶縁シート 16 導電膜

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表面、側面および裏面にわたって導電膜
    が形成され、端部に絶縁用溝を設けてその導電膜を電極
    部と非電極部とに分離するようにした太陽電池セルにあ
    って、端部に設けられた絶縁用溝を塞ぐとともに、その
    端部の非電極部分を覆う絶縁材を設けたことを特徴とす
    る太陽電池セル。
  2. 【請求項2】 絶縁材が接着シート部材であり、そのシ
    ート部材を太陽電池セルの端部に接着したことを特徴と
    する請求項1の記載による太陽電池セル。
JP2000312668A 2000-09-06 2000-09-06 太陽電池セル Pending JP2002083985A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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