JPH0631656U - 鋏 - Google Patents
鋏Info
- Publication number
- JPH0631656U JPH0631656U JP7087292U JP7087292U JPH0631656U JP H0631656 U JPH0631656 U JP H0631656U JP 7087292 U JP7087292 U JP 7087292U JP 7087292 U JP7087292 U JP 7087292U JP H0631656 U JPH0631656 U JP H0631656U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- blade
- blades
- scissors
- cutting
- pair
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Scissors And Nippers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 一対の刃のうちの一方のみを鋭利にし、この
一方の刃のみを切断加工に適切な材質にして、他方の刃
を比較的に安価な材質で済ませる。 【構成】 第1の刃1は、矢印で示す切断方向に沿って
鋭利にされている。また、第2の刃2は、この第1の刃
1に対して直交する方向で平坦化されている。このた
め、第1の刃1だけに切断加工に適切な材質を適用すれ
ば良く、第2の刃2については安価な材質で済ませるこ
とができる。例えば、第1の刃1には、ステンレス鋼、
セラミック等を適用すれば良く、第2の刃2の材質に
は、加工し易く安価な鋼を適用する。
一方の刃のみを切断加工に適切な材質にして、他方の刃
を比較的に安価な材質で済ませる。 【構成】 第1の刃1は、矢印で示す切断方向に沿って
鋭利にされている。また、第2の刃2は、この第1の刃
1に対して直交する方向で平坦化されている。このた
め、第1の刃1だけに切断加工に適切な材質を適用すれ
ば良く、第2の刃2については安価な材質で済ませるこ
とができる。例えば、第1の刃1には、ステンレス鋼、
セラミック等を適用すれば良く、第2の刃2の材質に
は、加工し易く安価な鋼を適用する。
Description
【0001】
この考案は、一対の刃を開閉して切断を行う鋏に関する。
【0002】
周知のように、鋏は、図4に示すような外観であって、一対の刃101を相互 に開閉可能に1つの軸102によって軸支し、これらの刃101にそれぞれの柄 103を付設してなる。これらの柄103を操作して、これらの刃101を開閉 すると、これらの刃101間で被加工物を切断することができる。
【0003】 ところで、従来の鋏において、一対の刃101は、図5に示すように、それら の刃先101aが共に鋭利にされており、両方からの切断が可能であった。
【0004】
しかしながら、従来の鋏のように、一対の刃を共に鋭利にするならば、両方の 刃を切断加工に適切な材質にせねばならず、このためにコストの低減が阻まれて いた。すなわち、鋏の構造から、二枚の刃を必要とするので、一枚の刃のみで済 む他の種類の刃物と比較すると、コストが比較的に高かった。
【0005】 そこで、この考案の課題は、一対の刃のうちの一方のみが鋭利であって、この 一方の刃のみを切断加工に適切な材質にすればよく、他方の刃の材質として、比 較的に安価なものを適用することができ、これによりコストを低減することが可 能な鋏を提供することにある。
【0006】
上記課題を解決するために、この考案に係わる鋏においては、一対の刃のうち の一方の刃を鋭利にするとともに、他方の刃を前記鋭利にされた刃に対して直交 する方向で平坦化している。
【0007】
この考案によれば、一対の刃のうちの一方の刃のみが鋭利にされており、他方 の刃は、鋭利にされた刃に対して直交する方向で平坦化されている。このため、 これらの刃に挟み込まれた被加工物は、平坦化された刃に押し付けられつつ、鋭 利にされた刃によって切断される。
【0008】
以下、この考案の実施例を添付図面を参照して説明する。
【0009】 図1は、この考案に係わる鋏の一実施例を部分的に示す断面図である。ここで は、第1の刃1および第2の刃2を備え、これらの第1および第2の刃1,2を 図4に示した鋏の各刃101,102として適用している。したがって、これら の第1および第2の刃1,2は、相互に開閉して被加工物を挟み込み、この被加 工物を切断する。
【0010】 第1の刃1は、矢印で示す切断方向に沿って鋭利にされている。また、第2の 刃2は、この第1の刃1に対して直交する方向で平坦化されている。
【0011】 いま、図2(a)に示すように第1および第2の刃1,2を開いて、これらの 刃1,2間に被加工物である紙3を配置し、これらの刃1,2を徐々に閉じてい くと、図2(b)に示すように紙3の切断が開始され、図2(c)に示すように 紙3が切り裂かれる。
【0012】 この図2から明らかなように、紙3は、第2の刃2の平坦な端面に押し付けら れ、第1の刃1の鋭利な刃先によって切断される。すなわち、紙3を切断してい るのは、第1の刃1のみである。このため、第1の刃1だけに切断加工に適切な 材質を適用すれば良く、第2の刃2については安価な材質で済ませることができ る。例えば、第1の刃1には、ステンレス鋼、セラミック等を適用すれば良く、 第2の刃2には、加工し易く安価な鋼を適用する。
【0013】 このように一対の刃のうちの一方の刃のみを切断加工に適切な材質にして、他 方の刃に比較的安価な材質を適用すれば、両方の刃を共に切断加工に適切な材質 にしてなる従来の製品と比較すると、コストの低減を図ることが可能になる。
【0014】 なお、上記実施例では、図4に示すような外観の鋏を例示しているが、これに 限定されるものでなく、この考案をニッパ、あるいはペンチ等の工具にも適用す ることができる。
【0015】 図3は、この考案を適用したペンチを部分的に示す断面図である。ここでは、 第1の刃11の鋭利な刃先が、第2の刃12の平坦な端面に当接するようにされ ており、第1の刃11の鋭利な刃先と、第2の刃12の平坦な端面間で、被加工 物が押し切られる。
【0016】
以上説明したように、この考案によれば、一対の刃のうちの一方の刃のみが鋭 利にされており、他方の刃は、鋭利にされた刃に対して直交する方向で平坦化さ れている。このため、鋭利にされた刃のみを切断加工に適切な材質にして、平坦 化された刃に比較的に安価な材質を適用することができ、これによりコストを低 減することが可能となる。
【図1】この考案に係わる鋏の一実施例を部分的に示す
断面図
断面図
【図2】図1の鋏による切断の経過を示す図
【図3】この考案を適用したペンチを部分的に示す断面
図
図
【図4】鋏の外観を示す図
【図5】従来の鋏を部分的に示す断面図
1 第1の刃 2 第2の刃
Claims (1)
- 【請求項1】 一対の刃を相互に開閉可能に一つの軸に
よって軸支し、これらの刃に付設されたそれぞれの柄を
操作することにより、これらの刃を開閉して切断を行う
鋏において、 前記各刃のうちの一方の刃を鋭利にするとともに、他方
の刃を前記鋭利にされた刃に対して直交する方向で平坦
化してなる鋏。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7087292U JPH0631656U (ja) | 1992-10-12 | 1992-10-12 | 鋏 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7087292U JPH0631656U (ja) | 1992-10-12 | 1992-10-12 | 鋏 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0631656U true JPH0631656U (ja) | 1994-04-26 |
Family
ID=13444086
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7087292U Pending JPH0631656U (ja) | 1992-10-12 | 1992-10-12 | 鋏 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0631656U (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5556697A (en) * | 1978-10-20 | 1980-04-25 | Fujitsu Ltd | Method of manufacturing multilayer printed circuit board |
JPS59133765A (ja) * | 1983-01-20 | 1984-08-01 | Nec Corp | 発信加入者識別情報表示方式 |
-
1992
- 1992-10-12 JP JP7087292U patent/JPH0631656U/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5556697A (en) * | 1978-10-20 | 1980-04-25 | Fujitsu Ltd | Method of manufacturing multilayer printed circuit board |
JPS59133765A (ja) * | 1983-01-20 | 1984-08-01 | Nec Corp | 発信加入者識別情報表示方式 |
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