JPS6222126Y2 - - Google Patents

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JPS6222126Y2
JPS6222126Y2 JP1982098044U JP9804482U JPS6222126Y2 JP S6222126 Y2 JPS6222126 Y2 JP S6222126Y2 JP 1982098044 U JP1982098044 U JP 1982098044U JP 9804482 U JP9804482 U JP 9804482U JP S6222126 Y2 JPS6222126 Y2 JP S6222126Y2
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JP
Japan
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blade
scissors
bent
movable blade
edge
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JP1982098044U
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JPS5918836U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は長い柄の先端に備えしめた鋏により果
実の軸柄や高所の枝を切り取らせる際、同時に被
切断物を挟持させるようにした長尺鋏に関する。
従来、長尺鋏によつて果実類を切り取らせた際
に、これら果実の軸柄を挟持させる形式の鋏は、
例えば実開昭53−79263号あるいは実公昭56−
33216号公報により知られているのであるが、前
者のものは、鋏における一方の可動刃の上縁部を
側方やや下方に向けて折曲させると共に他方の固
定刃には、これらの両刃がはさみ合つたときに上
記折曲突縁に接近又は重合する突出片を設けてい
るのであり、さらに後者のものは可動刃と固定刃
の各片側に所要の挟持体をとりつけるようにして
いるのである。
ところで上記従来例の前者のものは、折曲突片
と突出片の間隔が開きすぎているので、果実等の
細い軸柄に対しては切断した瞬間に挟持させるの
が困難であるばかりか、上記間隔を自由に加減す
ることができないのである。また後者のものは、
比較的太い枝を切断させると、切断の完了直前に
挟持体の対向面が先に該枝木につかえることにな
つて完全にはさみ切ることができない事態が生じ
るのである。
本考案は、かかる従来例の有している弊害をな
くすことを目的とするもので、即ち、鋏における
固定刃と可動刃の各背縁を断面L形となるよう
夫々同一側方へ折曲させて折曲縁を設けしめると
共に、これら折曲縁を形成させたがわの側面に、
一方の固定刃には内端面を刃縁と略沿わせて、さ
らに他方の可動刃には内端面を刃縁より適宜の寸
法後退せしめて夫々断面角形の挟持体を着脱自在
に装着せしめたことを特徴とするのである。
以下、本考案を図の実施例について説明する
と、1はパイプ材よりなる長尺の柄で、先端には
ブラケツト2を介して鋏3における一方の固定刃
3aの基部が軸着4されると共に、該固定刃との
関係ではさみ切り作用をなす他方の可動刃3bが
両刃の交差部において軸5により開閉しうるよう
枢着せしめられ、然して上記固定刃3aと可動刃
3bは、断面L形を呈するように何れも背縁を
夫々同一側方へ折曲させて折曲縁3′,3′が各形
成されると共に、これら折曲縁を設けた側の固定
刃3aと可動刃3bの各側面には、断面角形をな
す挟持体13,14が、前者はその内端面13′
を刃縁3a′に略一致するよう沿わせて、さらに後
者は内端面14′を刃縁3b′より適宜寸法後退さ
せて夫々折曲縁3′がわから施こしたビス15,
15′により何れも着脱自在として装着されてい
る。6は柄1内に挿通させたワイヤーで、先端を
上記可動刃3bの基部に軸着7し、後端は柄1の
末端に備えしめた固定レバー8aと該レバーに枢
着させた操作レバー8bとよりなる把持部8にお
ける上記操作レバー8bの扇動部に軸着10され
ている。11は上記固定レバー8aに対し操作レ
バー8bを開き勝手に附勢するバネ、12は該操
作レバーの開き角度を調整するストツパーで、固
定レバー8aの基部8cがわに設けた段部イ,ロ
の何れかに係合させ、あるいは両段部より離脱状
態として使用しうるようになされている。16は
柄1の中間に設けた握り部である。
上記構成よりなる鋏は、ストツパー12を段部
イの対向部より離反させた状態として操作レバー
8bを固定レバー8aに対して握放操作を反覆し
て行うと、ワイヤー6を介して可動刃3bが固定
刃3aとの関係ではさみ切り作用をなすのであ
り、然して上記可動刃と固定刃は何れも背縁に形
成した折曲縁3′がわの側面に、固定刃3aには
刃縁3a′の高さに沿わせて、さらに可動刃3bに
は刃縁3b′より後退させて夫々内端面13′,1
4′を位置させた挟持体13,14が装着されて
いるので、果実類の軸柄や細い小枝を切断させた
とき、第3図Bに示すようにこれら軸柄、小技類
を挟持させることができるのである。
然して上記鋏でもつて比較的太い枝類を切断し
ようとするときは、第4図のように可動刃3bが
わの挟持体14を取外して使用することにより一
方の挟持体13と可動刃3bの折曲縁3′とによ
つて被切断材を切断と同時に挟持させることがで
きるのである。なお上記両挟持体13,14を取
り外しておくときは通常の鋏として用いうるので
ある。
以上のように本考案によるときは、可動刃がわ
の挟持体を適宜の大きさのものに取り替えて使用
したり、あるいはこれを取外すことにより、被切
断材が果実の軸柄のように細いものから、比較的
太い小枝の類に至るまで切断と同時にこれを挟持
させることができるのであり、さらには可動刃と
固定刃は背縁が一側に折曲させているので、強度
を大ならしめうることにより各構成刃を薄い板材
で成形しうることになつて、各刃を比較的長く形
成しうる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案長尺鋏の一実施例を示す一部切
欠側面図、第2図は把持部の同拡大側面図、第3
図Aは第1図−線の拡大断面図、同Bは使用
状態の同断面図、第4図は一方の挟持体を取り外
して示す断面図である。 1は筒体、3は鋏、3aは固定刃、3bは可動
刃、3′は折曲縁、13,14は挟持体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 長い柄の先端に支持させた鋏における固定刃と
    可動刃の各背縁を断面L形となるよう夫々同一側
    方へ折曲させて折曲縁を設けしめると共に、これ
    ら折曲縁を形成させたがわの側面に、一方の固定
    刃には内端面を刃縁に略沿わせて、さらに他方の
    可動刃には内端面を刃縁より適宜の寸法後退せし
    めて夫々断面角形の挟持体を着脱自在に装着せし
    めたことを特徴とする高枝用の長尺鋏。
JP9804482U 1982-06-28 1982-06-28 高枝用の長尺鋏 Granted JPS5918836U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9804482U JPS5918836U (ja) 1982-06-28 1982-06-28 高枝用の長尺鋏

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9804482U JPS5918836U (ja) 1982-06-28 1982-06-28 高枝用の長尺鋏

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5918836U JPS5918836U (ja) 1984-02-04
JPS6222126Y2 true JPS6222126Y2 (ja) 1987-06-05

Family

ID=30232955

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9804482U Granted JPS5918836U (ja) 1982-06-28 1982-06-28 高枝用の長尺鋏

Country Status (1)

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JP (1) JPS5918836U (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5379263U (ja) * 1976-12-03 1978-07-01

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5918836U (ja) 1984-02-04

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