JPH0631630A - 研削砥石のドレッシング方法およびドレッシング装置 - Google Patents

研削砥石のドレッシング方法およびドレッシング装置

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Publication number
JPH0631630A
JPH0631630A JP18369292A JP18369292A JPH0631630A JP H0631630 A JPH0631630 A JP H0631630A JP 18369292 A JP18369292 A JP 18369292A JP 18369292 A JP18369292 A JP 18369292A JP H0631630 A JPH0631630 A JP H0631630A
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JP
Japan
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belt
grinding wheel
dressing
contact
grinding
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP18369292A
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English (en)
Inventor
Satoshi Matsui
敏 松井
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Via Mechanics Ltd
Original Assignee
Hitachi Seiko Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】高精度で長時間の使用が可能なドレッシング方
法およびドレッシング装置を提供すること。 【構成】砥粒を固着したベルトをドレッシング工具と
し、上記ベルトを長手方向に走行させながらベルトと研
削砥石とを当接させ、相対的に送り運動させて研削砥石
をドレッシングする。すなわち、研削砥石の加工をする
面が研削砥石の回転軸と平行の場合はベルトと研削砥石
とを回転軸と平行に、また、研削砥石の加工をする面が
研削砥石の回転軸と直角の場合は回転軸と直角に相対的
に送り運動させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は研削砥石、特にダイヤモ
ンド砥石やCBN砥石のような超砥粒砥石のドレッシン
グ方法およびドレッシング装置に関する。
【0002】
【従来の技術】超砥粒砥石をドレッシングするときに
は、一般に、平形やカップ形の普通砥石あるいは普通砥
石のブロックをドレッシング工具とし、これを回転する
研削砥石に対して切り込み、研削砥石の幅方向に送り運
動させる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記した従来
技術ではドレッシング工具の消耗が非常に大きいため、
頻繁にドレッシング工具を交換する必要があり、長時間
の無人運転をすることができなかった。また、ドレッシ
ング工具の交換装置を設けると装置が大形になるだけで
なく、ドレッシング工具の位置決めが面倒であった。さ
らに、ドレッシング工具を研削砥石の幅方向に送り運動
させるために主として研削砥石の両端部がドレッシング
され、ドレッシング後の砥石作業面が傾斜面となり、高
精度なドレッシングを行なうことが困難であった。本発
明の目的は、上記した従来技術の課題を解決し、高精度
で長時間の使用が可能で、しかも装置の小型化が可能な
ドレッシング方法及びドレッシング装置を提供すること
にある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記した課題は、砥粒を
固着したベルトをドレッシング工具とし、上記ベルトを
長手方向に走行させながらベルトと研削砥石とを当接さ
せ、相対的に送り運動させて研削砥石をドレッシングす
ることにより解決される。すなわち、研削砥石の加工を
する面が研削砥石の回転軸と平行の場合はベルトと研削
砥石とを回転軸と平行に、また、研削砥石の加工をする
面が研削砥石の回転軸と直角の場合は回転軸と直角に相
対的に送り運動させることにより解決される。このとき
ベルトと研削砥石とが当接する部分において、ベルトの
走行方向と研削砥石の回転方向とを略一致させ、あるい
はベルトを案内する部材によりベルトを押圧するように
しても良い。
【0005】
【作用】ドレッシングに必要な長さのベルトをリールに
巻いておくことにより、長時間の使用が可能になる。ま
た、ベルトを走行させるので、次々と新しい砥粒が砥石
作業面に作用し、研削砥石を幅方向にドレッシングする
場合も、高精度な砥石作業面を形成できる。
【0006】
【実施例】以下、本発明の第1の実施例を示す図1ない
し図5により説明する。図1は本発明の一実施例を示す
正面図であり、図2はその平面図である。同図におい
て、1はフレームで、研削盤のテーブル2に取り付けら
れている。3はベルトガイドで、フレーム1に回転自在
に保持されたシャフト4に固定されている。なお、ベル
トガイド3の中央部には凹みが設けてあり、後述するベ
ルト10を位置決めできるようになっている。5は供給
リールで、フレーム1に回転自在に保持されたシャフト
6に固定され、図示しないブレーキ装置により制動を受
けるようになっている。7は巻取リールで、フレーム1
に回転自在に保持されたシャフト8に固定されている。
9はシャフト8を駆動するモータ。10はベルトで、そ
の断面を表す図3に示すように、基材11に砥粒12を
結合剤13で固着した構造になっており、供給リール5
に巻かれている。14は砥石で、図示しない研削盤の主
軸15に回転自在に保持されている。
【0007】以上の構成において、モータ9を回転させ
ると、ベルト10は供給リール5から引き出されて、順
次巻取リール7に巻取られる。その際、供給リール5は
図示しないブレーキ装置により制動され、ベルト10に
は適度の張力が作用して、緩みが防止される。この状態
で、研削砥石14を回転させるとともに、研削盤側の送
り機構により研削砥石14をベルト10に当接させる。
そして、図1に示すように、研削砥石14の加工をする
面が主軸15と平行の場合は、ベルト10と研削砥石1
4とを回転軸すなわち主軸15と平行な研削砥石14の
幅方向に相対的に送り運動させ研削砥石14をドレッシ
ングする。また、研削砥石14の加工をする面が主軸1
5と直角の場合は、図4ないし図5に示すように、主軸
15と直角に相対的に送り運動させることにより研削砥
石14をドレッシングする。なお、図5は図4の側面図
である。
【0008】図6は本発明の第2の実施例を示すもの
で、ベルト10をベルトガイド3に対してねじる方向す
なわち斜めに走行させるようにしたものである。なお、
図1ないし図2と同じものは同一の符号を付してある。
同図において、20はベースで、研削盤のテーブル2に
取り付けられている。21はガイドブロックで、ベース
20上を同図の左右方向に,すなわちベルトガイド3の
軸心と平行の方向に移動可能である。22は巻取側サポ
ートで、巻取リール7、シャフト8およびモータ9を保
持している。23は供給側サポートで、供給リール5、
シャフト6を保持している。そして、巻取側サポート2
2および供給側サポート23は支点24の回りに回転可
能で、図示しない手段により任意の角度に固定すること
ができる。なお、この実施例では、フレーム1はベース
20に固定されている。また、ベルトガイド3の表面は
平坦で凹みは設けていない。ここで、ベルト10とベル
トガイド3のなす角度をθ,ベルト10の幅をwとする
とき、ベルト10の研削に関わる長さlは式1で表され
る。 lcosθ=w 式1 すなわち、ベルト10の幅wを1種類としても、巻取側
サポート22、供給側サポート23およびガイドブロッ
ク21を位置決めすることにより、理論上あらゆる研削
砥石14の幅に対応させることができる。したがって、
角度θを適切に選定すれば、同図におけるベルト10と
研削砥石14の左右方向の相対的な移動をさせる必要が
なくなり、作業能率を向上させることができるなお、上
記2つの実施例では、ベルト10と研削砥石14とが当
接する部分において、ベルト10の走行方向と研削砥石
14の回転方向とは略一致させてもよいし、互いに逆向
きになるようにしてもよい。また、長いベルト10を使
用するようにしたが、環状に接合したベルトを使用し
て、ベルトを連続走行させるようにしてもよい。
【0009】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、砥
粒を固着したベルトをドレッシング工具として使用し、
このベルトを走行させながら研削砥石に当接させて、研
削砥石の幅方向叉は半径方向に送り運動させるようにし
たので、ドレッシング工具を交換することなく長時間に
わたって作業を続けることができるという効果がある。
また、ベルトを走行させることにより、次々と新しい砥
粒が研削砥石に作用して、研削砥石のどの部分も同じ状
態でドレッシングされ、しかも、ドレッシング工具の位
置は変化しないから高精度な砥石作業面が得られるとい
う効果がある。さらに、ドレッシング工具の交換装置を
設ける必要がないから装置の小形化が可能になるという
効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す正面図。
【図2】図1の平面図。
【図3】ワイヤ13の詳細図。
【図4】研削砥石の半径方向の端面をドレッシングする
場合の説明図。
【図5】図4の側面図。
【図6】本発明の第2の実施例を示す正面図。。
【符号の説明】
3 ベルトガイド 10 ベルト 11 基材 12 砥粒 13 結合剤 14 研削砥石 15 主軸

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 砥粒を固着したベルトをドレッシング工
    具とし、上記ベルトを長手方向に走行させながらベルト
    と研削砥石とを当接させ、相対的に送り運動させて研削
    砥石をドレッシングすることを特徴とする研削砥石のド
    レッシング方法。
  2. 【請求項2】 ベルトと研削砥石との当接する部分にお
    いて、ベルトの走行方向と研削砥石の回転方向とを略一
    致させ、ベルトと研削砥石とを回転軸と平行に相対的に
    送り運動させることを特徴とする請求項1に記載の研削
    砥石のドレッシング方法。
  3. 【請求項3】 ベルトを案内する部材によりベルトを押
    圧しながら研削砥石に当接させることを特徴とする請求
    項1または請求項2いずれかに記載の研削砥石のドレッ
    シング方法。
  4. 【請求項4】 砥粒を固着したベルトを長手方向に走行
    させる手段を備え、上記ベルトをドレッシング工具とす
    ることを特徴とする研削砥石のドレッシング装置。
  5. 【請求項5】 ベルトをねじる方向に走行させる手段を
    備えたことを特徴とする請求項4に記載の研削砥石のド
    レッシング装置。
JP18369292A 1992-07-10 1992-07-10 研削砥石のドレッシング方法およびドレッシング装置 Withdrawn JPH0631630A (ja)

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JP18369292A JPH0631630A (ja) 1992-07-10 1992-07-10 研削砥石のドレッシング方法およびドレッシング装置

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JPH0631630A true JPH0631630A (ja) 1994-02-08

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ID=16140274

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Effective date: 19991005