JPH1128654A - 固定砥粒ワイヤソーのドレッシング方法及び装置 - Google Patents
固定砥粒ワイヤソーのドレッシング方法及び装置Info
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- JPH1128654A JPH1128654A JP17951097A JP17951097A JPH1128654A JP H1128654 A JPH1128654 A JP H1128654A JP 17951097 A JP17951097 A JP 17951097A JP 17951097 A JP17951097 A JP 17951097A JP H1128654 A JPH1128654 A JP H1128654A
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- Japan
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- wire
- dressing
- fixed abrasive
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- Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)
- Press-Shaping Or Shaping Using Conveyers (AREA)
- Grinding-Machine Dressing And Accessory Apparatuses (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】固定砥粒付ワイヤの目詰まりを効果的に防止
し、高精度な切断を可能とする固定砥粒ワイヤソーのド
レッシング方法及び装置の提供。 【解決手段】インゴット30を切断するワイヤ列20に
ドレッシングストーン34A、34Bを押し当て、その
ワイヤ列20でドレッシングストーン34A、34Bを
切断する。ワイヤ列20を構成する固定砥粒付ワイヤ1
2は、前記ドレッシングストーン34A、34Bを切断
することによりドレッシングされ、これにより、常に良
好な切れ味を維持することができる。
し、高精度な切断を可能とする固定砥粒ワイヤソーのド
レッシング方法及び装置の提供。 【解決手段】インゴット30を切断するワイヤ列20に
ドレッシングストーン34A、34Bを押し当て、その
ワイヤ列20でドレッシングストーン34A、34Bを
切断する。ワイヤ列20を構成する固定砥粒付ワイヤ1
2は、前記ドレッシングストーン34A、34Bを切断
することによりドレッシングされ、これにより、常に良
好な切れ味を維持することができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は固定砥粒ワイヤソー
のドレッシング方法及び装置に係り、特にシリコン、ガ
ラス、セラミック等の硬脆性材料を切断する固定砥粒ワ
イヤソーのドレッシング方法及び装置に関する。
のドレッシング方法及び装置に係り、特にシリコン、ガ
ラス、セラミック等の硬脆性材料を切断する固定砥粒ワ
イヤソーのドレッシング方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】棒状の材料(インゴット)を切断して薄
板(ウェーハ)を製造する装置の一つにワイヤソーがあ
る。このワイヤソーには、遊離砥粒方式によるものと固
定砥粒方式によるものがあり、おのおの次のように構成
されている。遊離砥粒方式によるワイヤソーは、所定ピ
ッチで張架されたワイヤ列を高速走行させ、ワイヤ列と
インゴットとの接触部にスラリ(遊離砥粒を水や油など
の研磨液に分散させた加工液)を供給することにより、
一種のラッピング作用によってインゴットを切断する。
板(ウェーハ)を製造する装置の一つにワイヤソーがあ
る。このワイヤソーには、遊離砥粒方式によるものと固
定砥粒方式によるものがあり、おのおの次のように構成
されている。遊離砥粒方式によるワイヤソーは、所定ピ
ッチで張架されたワイヤ列を高速走行させ、ワイヤ列と
インゴットとの接触部にスラリ(遊離砥粒を水や油など
の研磨液に分散させた加工液)を供給することにより、
一種のラッピング作用によってインゴットを切断する。
【0003】一方、固定砥粒方式によるワイヤソーは、
表面に砥粒が固着されたワイヤを用いてワイヤ列を形成
し、そのワイヤ列を高速走行させることによりインゴッ
トを切断する。現在、一般的に使用されているワイヤソ
ーは遊離砥粒方式によるものであるが、この遊離砥粒方
式によるワイヤソーは、スラリを用いた切断であるた
め、作業環境が悪いという問題がある。この点、固定砥
粒方式によるワイヤソーでは、スラリを用いていないた
め、比較的清潔な環境でインゴットの切断を行うことが
できる。
表面に砥粒が固着されたワイヤを用いてワイヤ列を形成
し、そのワイヤ列を高速走行させることによりインゴッ
トを切断する。現在、一般的に使用されているワイヤソ
ーは遊離砥粒方式によるものであるが、この遊離砥粒方
式によるワイヤソーは、スラリを用いた切断であるた
め、作業環境が悪いという問題がある。この点、固定砥
粒方式によるワイヤソーでは、スラリを用いていないた
め、比較的清潔な環境でインゴットの切断を行うことが
できる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、固定砥
粒方式によるワイヤソーでは、直接砥粒がワイヤに固着
された構成であるため、切断によって目詰まりが生じ、
切断精度が低下するという欠点がある。そして、この固
定砥粒付ワイヤの目詰まりを如何にして防止するかが固
定砥粒ワイヤソーの問題となっている。
粒方式によるワイヤソーでは、直接砥粒がワイヤに固着
された構成であるため、切断によって目詰まりが生じ、
切断精度が低下するという欠点がある。そして、この固
定砥粒付ワイヤの目詰まりを如何にして防止するかが固
定砥粒ワイヤソーの問題となっている。
【0005】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
もので、固定砥粒付ワイヤの目詰まりを効果的に防止
し、高精度な切断を可能とする固定砥粒ワイヤソーのド
レッシング方法及び装置を提供することを目的とする。
もので、固定砥粒付ワイヤの目詰まりを効果的に防止
し、高精度な切断を可能とする固定砥粒ワイヤソーのド
レッシング方法及び装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記目的を達
成するために、表面に砥粒が固着された固定砥粒付ワイ
ヤを複数個のグルーブローラに巻き掛けてワイヤ列を形
成し、該ワイヤ列を走行させながら被加工物を押し当て
ることにより、該被加工物を多数のウェーハに切断する
固定砥粒ワイヤソーにおいて、ドレッシングストーンを
前記グルーブローラ間のワイヤ列に押し当てて前記固定
砥粒付ワイヤをドレッシングすることを特徴とする。
成するために、表面に砥粒が固着された固定砥粒付ワイ
ヤを複数個のグルーブローラに巻き掛けてワイヤ列を形
成し、該ワイヤ列を走行させながら被加工物を押し当て
ることにより、該被加工物を多数のウェーハに切断する
固定砥粒ワイヤソーにおいて、ドレッシングストーンを
前記グルーブローラ間のワイヤ列に押し当てて前記固定
砥粒付ワイヤをドレッシングすることを特徴とする。
【0007】本発明では、ワイヤ列にドレッシングスト
ーンを押し当てることにより、固定砥粒付ワイヤをドレ
ッシングする。このように、ワイヤ列を構成する固定砥
粒付ワイヤをドレッシングすることにより、被加工物に
は、常にドレッシングされた固定砥粒付ワイヤが供給さ
れることとなり、終始安定した切断を行うことができ
る。また、ワイヤ列にドレッシングストーンを押し当て
るので、効率的にドレッシングを行うことができる。
ーンを押し当てることにより、固定砥粒付ワイヤをドレ
ッシングする。このように、ワイヤ列を構成する固定砥
粒付ワイヤをドレッシングすることにより、被加工物に
は、常にドレッシングされた固定砥粒付ワイヤが供給さ
れることとなり、終始安定した切断を行うことができ
る。また、ワイヤ列にドレッシングストーンを押し当て
るので、効率的にドレッシングを行うことができる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下添付図面に従って本発明に係
る固定砥粒ワイヤソーのドレッシング方法及び装置の実
施の形態について詳説する。まず、本発明に係るドレッ
シング装置が適用される固定砥粒ワイヤソーについて説
明する。
る固定砥粒ワイヤソーのドレッシング方法及び装置の実
施の形態について詳説する。まず、本発明に係るドレッ
シング装置が適用される固定砥粒ワイヤソーについて説
明する。
【0009】固定砥粒ワイヤソーは、表面に砥粒が固着
された固定砥粒付ワイヤを用いてワイヤ列を形成し、こ
のワイヤ列を高速走行させることにより、インゴットを
多数枚のウェーハに切断する。具体的には、次のように
構成されている。図1に示すように、固定砥粒付ワイヤ
12は、一対のワイヤリール14A、14Bに巻回され
ており、この一対のワイヤリール14A、14B間を複
数のガイドローラ16、16、…にガイドされながら往
復走行する。そして、この一対のワイヤリール14A、
14B間に配置された三本のグルーブローラ18、1
8、18に巻き掛けられることにより、水平なワイヤ列
20が形成される。
された固定砥粒付ワイヤを用いてワイヤ列を形成し、こ
のワイヤ列を高速走行させることにより、インゴットを
多数枚のウェーハに切断する。具体的には、次のように
構成されている。図1に示すように、固定砥粒付ワイヤ
12は、一対のワイヤリール14A、14Bに巻回され
ており、この一対のワイヤリール14A、14B間を複
数のガイドローラ16、16、…にガイドされながら往
復走行する。そして、この一対のワイヤリール14A、
14B間に配置された三本のグルーブローラ18、1
8、18に巻き掛けられることにより、水平なワイヤ列
20が形成される。
【0010】前記ワイヤ列20の両側に形成されるワイ
ヤ走行路には、それぞれトラバース装置22A、22
B、ダンサローラ24A、24Bが配設されている。ト
ラバース装置22A、22Bは、ワイヤリール14A、
14Bから固定砥粒付ワイヤ12を一定ピッチでガイド
し、また、ダンサローラ24A、24Bは走行する固定
砥粒付ワイヤ12に一定の張力を付与する。
ヤ走行路には、それぞれトラバース装置22A、22
B、ダンサローラ24A、24Bが配設されている。ト
ラバース装置22A、22Bは、ワイヤリール14A、
14Bから固定砥粒付ワイヤ12を一定ピッチでガイド
し、また、ダンサローラ24A、24Bは走行する固定
砥粒付ワイヤ12に一定の張力を付与する。
【0011】前記一対のワイヤリール14A、14Bに
は、それぞれモータ26A、26Bが連結されており、
このモータを駆動することにより、前記固定砥粒付ワイ
ヤ12が一対のワイヤリール14A、14B間を走行す
る。前記ワイヤ列20の上方にはワークフィードテーブ
ル28が設置されている。このワークフィードテーブル
28は、前記ワイヤ列20に対して垂直に昇降移動し、
このワークフィードテーブル28の下部に被加工物であ
るインゴット30が保持される。
は、それぞれモータ26A、26Bが連結されており、
このモータを駆動することにより、前記固定砥粒付ワイ
ヤ12が一対のワイヤリール14A、14B間を走行す
る。前記ワイヤ列20の上方にはワークフィードテーブ
ル28が設置されている。このワークフィードテーブル
28は、前記ワイヤ列20に対して垂直に昇降移動し、
このワークフィードテーブル28の下部に被加工物であ
るインゴット30が保持される。
【0012】また、前記ワイヤ列20の上方には、前記
ワークフィードテーブル28を挟んで一対のドレッシン
グ装置32A、32Bが設置されており、このドレッシ
ング装置32A、32Bによって走行する固定砥粒付ワ
イヤ12がドレッシングされる。なお、このドレッシン
グ32A、32Bの構成については、後に更に詳述す
る。
ワークフィードテーブル28を挟んで一対のドレッシン
グ装置32A、32Bが設置されており、このドレッシ
ング装置32A、32Bによって走行する固定砥粒付ワ
イヤ12がドレッシングされる。なお、このドレッシン
グ32A、32Bの構成については、後に更に詳述す
る。
【0013】以上のように構成された固定砥粒ワイヤソ
ー10において、インゴット30は次のように切断され
る。まず、インゴット30をワークフィードテーブル2
8に取り付ける。次に、ワイヤリール14A、14Bに
連結されたモータ26A、26Bを駆動して、固定砥粒
付ワイヤ12を走行させる。
ー10において、インゴット30は次のように切断され
る。まず、インゴット30をワークフィードテーブル2
8に取り付ける。次に、ワイヤリール14A、14Bに
連結されたモータ26A、26Bを駆動して、固定砥粒
付ワイヤ12を走行させる。
【0014】そして、固定砥粒付ワイヤ12の走行が安
定したところで、ワークフィードテーブル28をワイヤ
列20に向けて上昇させ、インゴット30を走行するワ
イヤ列20に押し当てる。ワイヤ列20に押し当てられ
たインゴット30は、そのワイヤ列20を構成する固定
砥粒付ワイヤ12によって接触部を研削され、これによ
り、ウェーハに切断される。
定したところで、ワークフィードテーブル28をワイヤ
列20に向けて上昇させ、インゴット30を走行するワ
イヤ列20に押し当てる。ワイヤ列20に押し当てられ
たインゴット30は、そのワイヤ列20を構成する固定
砥粒付ワイヤ12によって接触部を研削され、これによ
り、ウェーハに切断される。
【0015】次に、上述した固定砥粒ワイヤソーに適用
される本発明に係るドレッシング装置の実施の形態の構
成について説明する。前述したように、ドレッシング装
置32A、32Bは、ワイヤ列20の上方にワークフィ
ードテーブル28を挟むようにして設置されている。な
お、この一対のドレッシング装置32A、32Bは共に
同一構成であるので、一方側のドレッシング装置32A
についてのみ、その構成について説明し、他方側のドレ
ッシング装置32Bについては、類似番号を付して説明
は省略する。
される本発明に係るドレッシング装置の実施の形態の構
成について説明する。前述したように、ドレッシング装
置32A、32Bは、ワイヤ列20の上方にワークフィ
ードテーブル28を挟むようにして設置されている。な
お、この一対のドレッシング装置32A、32Bは共に
同一構成であるので、一方側のドレッシング装置32A
についてのみ、その構成について説明し、他方側のドレ
ッシング装置32Bについては、類似番号を付して説明
は省略する。
【0016】図1に示すように、前記ドレッシング装置
32Aは、固定砥粒付ワイヤ12をドレッシングするド
レッシングストーン34Aと、そのドレッシングストー
ン34Aをワイヤ列20に対して進退移動させる送り装
置36Aとから構成されている。前記ドレッシングスト
ーン34Aは棒状に形成されており、その長さは前記ワ
イヤ列20の幅よりもやや長めに形成されている(図2
参照)。なお、このドレッシングストーン34Aには、
固定砥粒付ワイヤ12の粒度及び結合度から最適のもの
を選んで使用する。
32Aは、固定砥粒付ワイヤ12をドレッシングするド
レッシングストーン34Aと、そのドレッシングストー
ン34Aをワイヤ列20に対して進退移動させる送り装
置36Aとから構成されている。前記ドレッシングスト
ーン34Aは棒状に形成されており、その長さは前記ワ
イヤ列20の幅よりもやや長めに形成されている(図2
参照)。なお、このドレッシングストーン34Aには、
固定砥粒付ワイヤ12の粒度及び結合度から最適のもの
を選んで使用する。
【0017】前記送り装置36Aは、図示しない固定砥
粒ワイヤソーの本体フレームに設けられており、コ字型
に形成されたベース38Aを有している。前記ベース3
8Aには前記ワイヤ列20に対して垂直にガイドレール
40Aが配設されおり、該ガイドレール40A上をスラ
イダ42Aがスライド自在に支持されている。スライダ
42Aには、昇降アーム44Aが固着されており、この
昇降アーム44Aの先端部に前記ドレッシングストーン
34Aを保持するホルダ46Aが設けられている。な
お、このホルダ46Aは、前記ドレッシングストーン3
4Aを着脱自在に保持するとともに、前記ドレッシング
ストーン34Aをワイヤ列20と平行に保持する。
粒ワイヤソーの本体フレームに設けられており、コ字型
に形成されたベース38Aを有している。前記ベース3
8Aには前記ワイヤ列20に対して垂直にガイドレール
40Aが配設されおり、該ガイドレール40A上をスラ
イダ42Aがスライド自在に支持されている。スライダ
42Aには、昇降アーム44Aが固着されており、この
昇降アーム44Aの先端部に前記ドレッシングストーン
34Aを保持するホルダ46Aが設けられている。な
お、このホルダ46Aは、前記ドレッシングストーン3
4Aを着脱自在に保持するとともに、前記ドレッシング
ストーン34Aをワイヤ列20と平行に保持する。
【0018】また、前記ベース38Aには、ガイドレー
ル40Aと平行にボールネジ48Aが回動自在に支持さ
れている。このボールネジ48Aは、前記昇降アーム4
4Aに形成された図示しないナット部に螺合されてお
り、前記ベース38Aの上端部に設けられたモータ50
Aを駆動することにより回転する。そして、このボール
ネジ48Aが回転することにより、前記昇降アーム44
Aが前記ワイヤ列20に対して昇降移動し、前記ドレッ
シングストーン34Aが前記ワイヤ列20に対して進退
移動する。
ル40Aと平行にボールネジ48Aが回動自在に支持さ
れている。このボールネジ48Aは、前記昇降アーム4
4Aに形成された図示しないナット部に螺合されてお
り、前記ベース38Aの上端部に設けられたモータ50
Aを駆動することにより回転する。そして、このボール
ネジ48Aが回転することにより、前記昇降アーム44
Aが前記ワイヤ列20に対して昇降移動し、前記ドレッ
シングストーン34Aが前記ワイヤ列20に対して進退
移動する。
【0019】前記のごとく構成された本発明に係る固定
砥粒ワイヤソーのドレッシング装置の実施の形態の作用
は次の通りである。固定砥粒ワイヤソーでは、一方向送
り切断と双方向送り切断の二通りの切断方法がある。一
方向送り切断は、固定砥粒付ワイヤを一方向に走行させ
てインゴットを切断する方法であり、双方向送り切断
は、固定砥粒付ワイヤを往復走行させてインゴットを切
断する方法である。
砥粒ワイヤソーのドレッシング装置の実施の形態の作用
は次の通りである。固定砥粒ワイヤソーでは、一方向送
り切断と双方向送り切断の二通りの切断方法がある。一
方向送り切断は、固定砥粒付ワイヤを一方向に走行させ
てインゴットを切断する方法であり、双方向送り切断
は、固定砥粒付ワイヤを往復走行させてインゴットを切
断する方法である。
【0020】まず、一方向送り切断でインゴット30を
切断する場合について説明する。例えば、図1に示す固
定砥粒ワイヤソー10において、図中左側のワイヤリー
ル14Aから図中右側のワイヤリール14Bに向かって
固定砥粒付ワイヤ12が走行しているとする。この場合
は、ワイヤ列20の走行方向に対してインゴット30の
下流側に設けられているドレッシング装置32B、すな
わち図中右側のドレッシング32Bを駆動して固定砥粒
付ワイヤ12をドレッシングする。ドレッシング方法
は、モータ50Bを駆動して昇降アーム44Bをワイヤ
列20に向けて下降させ、その昇降アーム44Bの先端
に設けられているドレッシングストーン34Bを走行す
るワイヤ列20に押し当てる。
切断する場合について説明する。例えば、図1に示す固
定砥粒ワイヤソー10において、図中左側のワイヤリー
ル14Aから図中右側のワイヤリール14Bに向かって
固定砥粒付ワイヤ12が走行しているとする。この場合
は、ワイヤ列20の走行方向に対してインゴット30の
下流側に設けられているドレッシング装置32B、すな
わち図中右側のドレッシング32Bを駆動して固定砥粒
付ワイヤ12をドレッシングする。ドレッシング方法
は、モータ50Bを駆動して昇降アーム44Bをワイヤ
列20に向けて下降させ、その昇降アーム44Bの先端
に設けられているドレッシングストーン34Bを走行す
るワイヤ列20に押し当てる。
【0021】ワイヤ列20に押し当てられたドレッシン
グストーン34Bは、図2に示すように、走行するワイ
ヤ列20によって切断されるが、このワイヤ列20がド
レッシングストーン34Bを切断する結果、ワイヤ列2
0を構成する固定砥粒付ワイヤ12がドレッシングされ
る。このように、一方向送り切断では、インゴット30
の下流側のワイヤ列20にドレッシングストーン34B
を押し当てて固定砥粒付ワイヤ12をドレッシングす
る。
グストーン34Bは、図2に示すように、走行するワイ
ヤ列20によって切断されるが、このワイヤ列20がド
レッシングストーン34Bを切断する結果、ワイヤ列2
0を構成する固定砥粒付ワイヤ12がドレッシングされ
る。このように、一方向送り切断では、インゴット30
の下流側のワイヤ列20にドレッシングストーン34B
を押し当てて固定砥粒付ワイヤ12をドレッシングす
る。
【0022】そして、このように固定砥粒付ワイヤ12
をドレッシングすることにより、インゴット30の切断
部には、常に目詰まりのない良好な切れ味の固定砥粒付
ワイヤ12を供給することができ、インゴット30を精
度よく切断することができる。すなわち、ドレッシング
ストーン34Bをワイヤ列20に押し当てて固定砥粒付
ワイヤ12をドレッシングすることにより、固定砥粒付
ワイヤ12はインゴット30を切断するたびにドレッシ
ングされることとなる。そして、一回転して、次にイン
ゴット30を切断する際には、常にドレッシングされた
切れ味の良好な状態でインゴット30を切断することが
できるようになる。この結果、終始安定してインゴット
30を高精度に切断することができるようになる。
をドレッシングすることにより、インゴット30の切断
部には、常に目詰まりのない良好な切れ味の固定砥粒付
ワイヤ12を供給することができ、インゴット30を精
度よく切断することができる。すなわち、ドレッシング
ストーン34Bをワイヤ列20に押し当てて固定砥粒付
ワイヤ12をドレッシングすることにより、固定砥粒付
ワイヤ12はインゴット30を切断するたびにドレッシ
ングされることとなる。そして、一回転して、次にイン
ゴット30を切断する際には、常にドレッシングされた
切れ味の良好な状態でインゴット30を切断することが
できるようになる。この結果、終始安定してインゴット
30を高精度に切断することができるようになる。
【0023】また、このようにドレッシングすることに
より、一度に大量箇所のドレッシングを実施することが
でき、きわめて効率的である。また、上述したように、
インゴット30の下流側のワイヤ列20にドレッシング
ストーン34Bを押し当てることにより、インゴット切
断直後の固定砥粒付ワイヤ12をドレッシングすること
ができ、より効果的なドレッシングを行うことができ
る。
より、一度に大量箇所のドレッシングを実施することが
でき、きわめて効率的である。また、上述したように、
インゴット30の下流側のワイヤ列20にドレッシング
ストーン34Bを押し当てることにより、インゴット切
断直後の固定砥粒付ワイヤ12をドレッシングすること
ができ、より効果的なドレッシングを行うことができ
る。
【0024】なお、ドレッシングストーン34Bは、イ
ンゴット30の送りに同期させてワイヤ列20に向けて
送るようにし、インゴット30と同様に切り進めてゆ
く。また、一方向送り切断においては、固定砥粒付ワイ
ヤ12が一方のワイヤリールに巻ききったところで、そ
の走行方向を逆転させるが、このように、走行方向が逆
転した場合は、その走行方向の逆転と同時に、駆動する
ドレッシング装置も変更させる。
ンゴット30の送りに同期させてワイヤ列20に向けて
送るようにし、インゴット30と同様に切り進めてゆ
く。また、一方向送り切断においては、固定砥粒付ワイ
ヤ12が一方のワイヤリールに巻ききったところで、そ
の走行方向を逆転させるが、このように、走行方向が逆
転した場合は、その走行方向の逆転と同時に、駆動する
ドレッシング装置も変更させる。
【0025】すなわち、上記例で固定砥粒付ワイヤ12
が、図中右側のワイヤリール14Bに向かって走行して
いるのが、図中左側のワイヤリール14Aの方向に逆転
した場合は、駆動するドレッシング装置を図中右側のド
レッシング装置32Bから図中左側のドレッシング装置
32Aに変更する。これにより、上述した例と同様の作
用でワイヤ列20を構成する固定砥粒付ワイヤ12をド
レッシングすることができる。
が、図中右側のワイヤリール14Bに向かって走行して
いるのが、図中左側のワイヤリール14Aの方向に逆転
した場合は、駆動するドレッシング装置を図中右側のド
レッシング装置32Bから図中左側のドレッシング装置
32Aに変更する。これにより、上述した例と同様の作
用でワイヤ列20を構成する固定砥粒付ワイヤ12をド
レッシングすることができる。
【0026】なお、上記の例では、ドレッシング効果を
考慮して、インゴット30の下流側のドレッシング装置
34Bで固定砥粒付ワイヤ12をドレッシングするよう
にしたが、これに限定されるものではなく、インゴット
30の上流側のドレッシング装置34Aを駆動してドレ
ッシングをしてもよいし、また、両方のドレッシング装
置34A、34Bを駆動してドレッシングしてもよい。
考慮して、インゴット30の下流側のドレッシング装置
34Bで固定砥粒付ワイヤ12をドレッシングするよう
にしたが、これに限定されるものではなく、インゴット
30の上流側のドレッシング装置34Aを駆動してドレ
ッシングをしてもよいし、また、両方のドレッシング装
置34A、34Bを駆動してドレッシングしてもよい。
【0027】次に、双方向送り切断でインゴット30を
切断する場合について説明する。上述したように、双方
向送り切断は、固定砥粒付ワイヤ12を往復走行させて
インゴット30を切断する。この場合、固定砥粒付ワイ
ヤ12は、送り量と戻し量に差をつけることにより、結
果として、一方のワイヤリールに巻き取るようにする。
切断する場合について説明する。上述したように、双方
向送り切断は、固定砥粒付ワイヤ12を往復走行させて
インゴット30を切断する。この場合、固定砥粒付ワイ
ヤ12は、送り量と戻し量に差をつけることにより、結
果として、一方のワイヤリールに巻き取るようにする。
【0028】例えば、図1に示す固定砥粒ワイヤソー1
0において、図中左側のワイヤリール14Aから図中右
側のワイヤリール14Bに向けて送る固定砥粒付ワイヤ
12の送り量を10mとし、図中右側のワイヤリール1
4Bから図中左側のワイヤリール14Aに向けて送る固
定砥粒付ワイヤ12の送り量を7mとする。そして、こ
れを1サイクルとして、固定砥粒付ワイヤ12を往復走
行させた場合、固定砥粒付ワイヤ12は、1サイクル当
たり3m分図中右側のワイヤリール14Bに巻き取られ
ることとなる。
0において、図中左側のワイヤリール14Aから図中右
側のワイヤリール14Bに向けて送る固定砥粒付ワイヤ
12の送り量を10mとし、図中右側のワイヤリール1
4Bから図中左側のワイヤリール14Aに向けて送る固
定砥粒付ワイヤ12の送り量を7mとする。そして、こ
れを1サイクルとして、固定砥粒付ワイヤ12を往復走
行させた場合、固定砥粒付ワイヤ12は、1サイクル当
たり3m分図中右側のワイヤリール14Bに巻き取られ
ることとなる。
【0029】以上のような双方向送り切断においては、
その1つのドレッシング方法として、一方のドレッシン
グ装置32Bのみを駆動して固定砥粒付ワイヤ12をド
レッシングする方法がある。ドレッシング方法は、上述
した一方向送り切断の場合と同じである。すなわち、モ
ータ50Bを駆動して昇降アーム44Bをワイヤ列20
に向けて下降させ、その昇降アーム44Bの先端に設け
られているドレッシングストーン34Bを走行するワイ
ヤ列20に押し当てる。これにより、走行するワイヤ列
20がドレッシングストーン34Bを切断し、ワイヤ列
20を構成する固定砥粒付ワイヤ12がドレッシングさ
れる。
その1つのドレッシング方法として、一方のドレッシン
グ装置32Bのみを駆動して固定砥粒付ワイヤ12をド
レッシングする方法がある。ドレッシング方法は、上述
した一方向送り切断の場合と同じである。すなわち、モ
ータ50Bを駆動して昇降アーム44Bをワイヤ列20
に向けて下降させ、その昇降アーム44Bの先端に設け
られているドレッシングストーン34Bを走行するワイ
ヤ列20に押し当てる。これにより、走行するワイヤ列
20がドレッシングストーン34Bを切断し、ワイヤ列
20を構成する固定砥粒付ワイヤ12がドレッシングさ
れる。
【0030】また、この他のドレッシング方法として、
両方のドレッシング装置34A、34Bを同時に駆動し
て、インゴット30の両側でドレッシングを行う方法、
又は、固定砥粒付ワイヤ12の走行方向に同期させてド
レッシングを行う方法がある。固定砥粒付ワイヤ12の
走行方向に同期させてドレッシングを行う方法は、常
に、ワイヤ列20の走行方向に対して下流側のドレッシ
ング装置で固定砥粒付ワイヤ12をドレッシングする方
法であり、固定砥粒付ワイヤ12の走行方向の逆転とと
もに、駆動するドレッシング装置32A、32Bを変更
する。
両方のドレッシング装置34A、34Bを同時に駆動し
て、インゴット30の両側でドレッシングを行う方法、
又は、固定砥粒付ワイヤ12の走行方向に同期させてド
レッシングを行う方法がある。固定砥粒付ワイヤ12の
走行方向に同期させてドレッシングを行う方法は、常
に、ワイヤ列20の走行方向に対して下流側のドレッシ
ング装置で固定砥粒付ワイヤ12をドレッシングする方
法であり、固定砥粒付ワイヤ12の走行方向の逆転とと
もに、駆動するドレッシング装置32A、32Bを変更
する。
【0031】以上のように、ワイヤ列20にドレッシン
グストーン34A、34Bを押し当てて、固定砥粒付ワ
イヤ12をドレッシングすることにより、双方向送り切
断の場合であっても、上述した一方向送り切断の場合と
同様に、終始安定してインゴット30を高精度に切断す
ることができる。なお、本実施の形態では、直接インゴ
ット30の切断に寄与するワイヤ列20に対してドレッ
シングストーン34A、34Bを押し当てて、ドレッシ
ングするようにしているが、ドレッシング位置は、この
部分に限定されるものではない。例えば、図3に示すよ
うに、切断に寄与しない部分のワイヤ列20A、20B
にドレッシングストーン34A、34Bを押し当てて、
固定砥粒付ワイヤ12をドレッシングするようにしても
よい。
グストーン34A、34Bを押し当てて、固定砥粒付ワ
イヤ12をドレッシングすることにより、双方向送り切
断の場合であっても、上述した一方向送り切断の場合と
同様に、終始安定してインゴット30を高精度に切断す
ることができる。なお、本実施の形態では、直接インゴ
ット30の切断に寄与するワイヤ列20に対してドレッ
シングストーン34A、34Bを押し当てて、ドレッシ
ングするようにしているが、ドレッシング位置は、この
部分に限定されるものではない。例えば、図3に示すよ
うに、切断に寄与しない部分のワイヤ列20A、20B
にドレッシングストーン34A、34Bを押し当てて、
固定砥粒付ワイヤ12をドレッシングするようにしても
よい。
【0032】また、本実施の形態の固定砥粒付ワイヤ1
2は、上述した固定砥粒ワイヤソー10以外のワイヤソ
ー、すなわち、固定砥粒付ワイヤの両端を固定してワイ
ヤ列を形成し、そのワイヤ列を直動させることにより、
被加工物を切断するタイプのワイヤソーにも同様に使用
することができる。
2は、上述した固定砥粒ワイヤソー10以外のワイヤソ
ー、すなわち、固定砥粒付ワイヤの両端を固定してワイ
ヤ列を形成し、そのワイヤ列を直動させることにより、
被加工物を切断するタイプのワイヤソーにも同様に使用
することができる。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
グルーブローラ間のワイヤ列にドレッシングストーンを
押し当てるようにしたので、被加工物には常にドレッシ
ングされた固定砥粒付ワイヤが供給されることとなり、
この結果、終始安定した切断を行うことができる。ま
た、ワイヤ列にドレッシングストーンを押し当てるの
で、固定砥粒付ワイヤを効率的にドレッシングすること
ができる。
グルーブローラ間のワイヤ列にドレッシングストーンを
押し当てるようにしたので、被加工物には常にドレッシ
ングされた固定砥粒付ワイヤが供給されることとなり、
この結果、終始安定した切断を行うことができる。ま
た、ワイヤ列にドレッシングストーンを押し当てるの
で、固定砥粒付ワイヤを効率的にドレッシングすること
ができる。
【図1】本発明に係るドレッシング装置が適用された固
定砥粒ワイヤソーの全体構成図
定砥粒ワイヤソーの全体構成図
【図2】本発明に係るドレッシング装置が適用された固
定砥粒ワイヤソーの要部拡大斜視図
定砥粒ワイヤソーの要部拡大斜視図
【図3】本発明に係るドレッシング装置の他の実施の形
態の構成を示す要部拡大図
態の構成を示す要部拡大図
10…固定砥粒ワイヤソー 12…固定砥粒付ワイヤ 18…グルーブローラ 20…ワイヤ列 30…インゴット 32A、32B…ドレッシング装置 34A、34B…ドレッシングストーン 36A、36B…送り装置
Claims (2)
- 【請求項1】 表面に砥粒が固着された固定砥粒付ワイ
ヤを複数個のグルーブローラに巻き掛けてワイヤ列を形
成し、該ワイヤ列を走行させながら被加工物を押し当て
ることにより、該被加工物を多数のウェーハに切断する
固定砥粒ワイヤソーにおいて、 ドレッシングストーンを前記グルーブローラ間のワイヤ
列に押し当てて前記固定砥粒付ワイヤをドレッシングす
ることを特徴とする固定砥粒ワイヤソーのドレッシング
方法。 - 【請求項2】 表面に砥粒が固着された固定砥粒付ワイ
ヤを複数個のグルーブローラに巻き掛けてワイヤ列を形
成し、該ワイヤ列を走行させながら被加工物を押し当て
ることにより、該被加工物を多数のウェーハに切断する
固定砥粒ワイヤソーにおいて、 前記固定砥粒付ワイヤをドレッシングするドレッシング
ストーンと、 前記ドレッシングストーンを保持して、そのドレッシン
グストーンを前記グルーブローラ間のワイヤ列に向けて
送る送り手段と、からなることを特徴とする固定砥粒ワ
イヤソーのドレッシング装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17951097A JPH1128654A (ja) | 1997-07-04 | 1997-07-04 | 固定砥粒ワイヤソーのドレッシング方法及び装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17951097A JPH1128654A (ja) | 1997-07-04 | 1997-07-04 | 固定砥粒ワイヤソーのドレッシング方法及び装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1128654A true JPH1128654A (ja) | 1999-02-02 |
Family
ID=16067068
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17951097A Pending JPH1128654A (ja) | 1997-07-04 | 1997-07-04 | 固定砥粒ワイヤソーのドレッシング方法及び装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1128654A (ja) |
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006181701A (ja) * | 2004-12-28 | 2006-07-13 | Asahi Diamond Industrial Co Ltd | 電着ワイヤ工具およびその製造方法 |
WO2010099157A3 (en) * | 2009-02-26 | 2011-01-20 | Saint-Gobain Abrasives, Inc. | Automatic winding of wire field in wire slicing machine |
JP2011020197A (ja) * | 2009-07-14 | 2011-02-03 | Shin Etsu Handotai Co Ltd | ワークの切断方法 |
JP2011031386A (ja) * | 2009-07-10 | 2011-02-17 | Mitsubishi Chemicals Corp | 電着式固定砥粒ワイヤーおよびこれを用いた結晶スライス方法 |
EP3106256A1 (en) | 2015-06-19 | 2016-12-21 | Meyer Burger AG | Method for cutting a workpiece |
ITUB20153151A1 (it) * | 2015-08-05 | 2017-02-05 | F Lli Milano Srl | Riavvivatrice filo diamantato a doppia mola |
CN106626111A (zh) * | 2015-10-28 | 2017-05-10 | 利德株式会社 | 固定磨粒丝锯以及固定磨粒丝的修整方法 |
CN106945153A (zh) * | 2017-03-30 | 2017-07-14 | 佛山市卓益机电有限公司 | 一种陶瓷砖坯粉料输送成型结构 |
CN107457452A (zh) * | 2017-09-28 | 2017-12-12 | 张家港天工机械制造有限公司 | 一种开刃复绕机用开刃装置 |
KR20190136006A (ko) | 2017-04-04 | 2019-12-09 | 신에쯔 한도타이 가부시키가이샤 | 워크의 절단방법 |
-
1997
- 1997-07-04 JP JP17951097A patent/JPH1128654A/ja active Pending
Cited By (18)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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US8490658B2 (en) | 2009-02-26 | 2013-07-23 | Saint-Gobain Abrasives, Inc. | Automatic winding of wire field in wire slicing machine |
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CN106626111B (zh) * | 2015-10-28 | 2020-01-07 | 利德株式会社 | 固定磨粒丝锯以及固定磨粒丝的修整方法 |
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