JPH0631616U - 芳香液収納容器用中栓 - Google Patents
芳香液収納容器用中栓Info
- Publication number
- JPH0631616U JPH0631616U JP6691092U JP6691092U JPH0631616U JP H0631616 U JPH0631616 U JP H0631616U JP 6691092 U JP6691092 U JP 6691092U JP 6691092 U JP6691092 U JP 6691092U JP H0631616 U JPH0631616 U JP H0631616U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- container
- bottom plate
- storage container
- inner stopper
- liquid storage
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Closures For Containers (AREA)
- Packaging Of Annular Or Rod-Shaped Articles, Wearing Apparel, Cassettes, Or The Like (AREA)
- Disinfection, Sterilisation Or Deodorisation Of Air (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】液体芳香剤の収納容器の口元部に嵌め込んで使
用すれば、中栓自体の容器への固定が安定し、かつ外気
等の温度変化により、容器内の圧力が増加しても前記通
孔により、容器の内部と外部の圧力差を無くすことが出
来る芳香液収納容器用中栓を提供する。 【構成】円筒部の内側にはこの円筒部と同心円的に紐状
の芳香液浸透体を保持する保持筒中心に向かって傾斜す
る底板を介して立設され、この底板には前記保持筒に近
接して数カ所に通孔を設けたことを特徴とする芳香液収
納容器用中栓であり、また前記傾斜した底板が前記保持
筒の下端と前記円筒部の上端とを連設するものであるこ
とを特徴とする芳香液収納容器用中栓であり、さらには
前記傾斜した底板が前記保持筒の下端と前記円筒部の下
端とを連設した芳香液収納容器用中栓である。
用すれば、中栓自体の容器への固定が安定し、かつ外気
等の温度変化により、容器内の圧力が増加しても前記通
孔により、容器の内部と外部の圧力差を無くすことが出
来る芳香液収納容器用中栓を提供する。 【構成】円筒部の内側にはこの円筒部と同心円的に紐状
の芳香液浸透体を保持する保持筒中心に向かって傾斜す
る底板を介して立設され、この底板には前記保持筒に近
接して数カ所に通孔を設けたことを特徴とする芳香液収
納容器用中栓であり、また前記傾斜した底板が前記保持
筒の下端と前記円筒部の上端とを連設するものであるこ
とを特徴とする芳香液収納容器用中栓であり、さらには
前記傾斜した底板が前記保持筒の下端と前記円筒部の下
端とを連設した芳香液収納容器用中栓である。
Description
【0001】
本考案は、液体状の芳香剤を収納する容器の口元部に嵌め込まれ、かつ芳香液 を吸い上げる紐状浸透体を保持する中栓に関するものである。
【0002】
従来より、液体状の芳香剤を容器に収納し、口元部に嵌め込まれた中栓に繊維 状の浸透体を固定し、その浸透体を容器内の液状芳香剤に垂らし、他方の上端部 を外部に露出させ芳香を発散させるものがあり広く利用されている。 この様な液体状の芳香剤収納容器においては、外部の温度変化に伴い生じる毛 管現象により、前記浸透体を通って芳香液が外部に溢れでるという問題点があり 、この問題点の解決手段として、実開昭58−17816号に記載の如く、前記 中栓として、容器口元の内径と等しい外径を有する円筒部上端に、口元上端に密 着する鍔部を周設する共に、円筒部下部に通孔を有する底板を配した中栓を用い たものがあり、この通孔から溢れ出た芳香液が容器内に戻るようにしたものがあ る。
【0003】
上記従来の中栓では、円筒部と浸透体を固定する保持筒の間に設けられた底板 に通孔を設けるようにしたものであり、下方に延びた保持筒の形状により、通孔 の下方に壁ができてしまい、溢れ出た芳香液の一部はこの壁の内側に残ってしま い、芳香量が強くなってしまうという問題点があった、さらに従来の中栓におい ては、上記のごとく、円筒体、底板、及び保持筒が順に形成され、しかも保持筒 は底板に対して下方に垂設されているので、前記円筒部の丈が短くなってしまい 容器口元部への固定が不安定になるという問題点がある。
【0004】 また、容器口元部への安定性を考慮して、上記円筒部の丈を長くすると、中栓 自体の縦方向の長さが大きくなり、芳香液を収納する容器の頸部がそれだけの長 さを必要として、同径の容器を考えた場合に全体として容器の背丈が高いものに なってしまうという問題点があり、本考案は上記問題点を解消した芳香液収納容 器用中栓を提供かることを課題とするものである。
【0005】
芳香液収納容器の口元部に嵌め込まれる中栓であって、前記口元部の内径と等 しい外径を有する円筒部の上端に、前記口元部上端に密着する鍔部を周設する共 に、前記円筒部の内側にはこの円筒部と同心円的に紐状の芳香液浸透体を保持す る保持筒中心に向かって傾斜する底板を介して立設され、この底板には前記保持 筒に近接して数カ所に通孔を設けたことを特徴とする芳香液収納容器用中栓であ り、また前記傾斜した底板が前記保持筒の下端と前記円筒部の上端とを連設する ものであることを特徴とする芳香液収納容器用中栓であり、さらには前記傾斜し た底板が前記保持筒の下端と前記円筒部の下端とを連設するものであることを特 徴とする芳香液収納容器用中栓である。
【0006】
上記のように本考案の中栓を液体芳香剤の収納容器の口元部に嵌め込んで使用 すれば、前記中栓自体の容器への固定が安定し、かつ外気等の温度変化により、 容器内の圧力が増加しても前記通孔により、容器の内部と外部の圧力差を無くす ことが出来また、例え円筒部内に溢れ出ても前記通孔から容器内に戻り、芳香の 発散が一定に行うことができる。
【0007】
以下、本考案の実施例を図面を用いて説明する。 図1は本考案の芳香液収納用中栓一実施例を収納容器に取り付けたの状態を示 す説明断面図であり、本考案の中栓1は一般的なガラス製あるいは合成樹脂製の 収納容器20の口元部21に取り付けるもので、前記口元部20の内径と等しい 外径を有する円筒部2の上端に、前記口元部20の上端に密着する鍔部3が周設 されている。
【0008】 ここで、本実施例の中栓においては、前記円筒部2の下端から下方向に傾斜し た底板4が連設され、この底板4の下端周縁から上方向に垂直に保持筒5が立設 されいて、この保持筒5に芳香液を吸い上げるための浸透体30が保持され、そ の浸透体30の下端は容器20内に吊り下げられる。
【0009】 また上記中栓1において、底板4の下端、即ち前記保持筒に近接した2ヵ所に は通孔6が設けられていて、円筒部2内に溢れ出た液は容器20内に全て戻せる ような構造になっている。本実施例においては前記通孔6を対向する2ヵ所に設 けたが、通孔6の数は本実施例に限定されるものではない。
【0010】 しかしながら、本考案において前記通孔6の位置は前記保持筒5に近接して設 ける必要があり、保持筒5に近接して設けることにより、溢れ出た液体を殆どこ の通孔6から容器20内に戻すことが可能となる。
【0011】 図2は本考案の別の実施例を示すもので、上記実施例と同様に円筒部2、鍔部 3、及び通孔6を有する底板4とからなるが、本実施例においては、この底板4 が保持筒5の下端と前記円筒部2の上端を連設するように設けられていて、円筒 部2と前記とは独立して設けられているので、容器20の口元部21の嵌合性が 前記実施例より優れている。
【0012】 上記二つの実施例において共通する本考案の特徴は、前記保持筒5を前記円筒 部2のほぼ内側に同心円的に立設し、中栓自身の外観形状をコンパクトにするこ とであり、かつ容器外部と容器内部の圧力差を無くすための通孔6を前記保持筒 5に近接して設けるようにしたものである。
【0013】 本考案の中栓1は、また前記保持筒5に紐状の浸透体30をその先端が保持筒 5より露出するように保持したものを前記円筒部2を収納容器20の口元部21 に嵌め込み固定することで、前記浸透体30から芳香液が吸い上げられその先端 から芳香が発散される。
【0014】
本考案は、上記の構成であり、本考案の中栓を液体芳香剤の収納容器の口元部 に嵌め込んで使用すれば、前記保持筒に浸透体を確実に保持し、かつ外気等の温 度変化により、容器内の圧力が増加しても前記通孔により、容器の内部と外部の 圧力差を無くすことが出来また、例え円筒部内に溢れ出ても前記通孔から容器内 に戻り、芳香の発散が一定に行うことができる。
【図1】本考案の中栓の一実施例を芳香液収納容器に取
り付けた状態を示す説明断面図である。
り付けた状態を示す説明断面図である。
【図2】本考案の中栓の他の実施例を示す説明断面図で
ある。
ある。
1 中栓 2 円筒部 3 鍔部 4 底板 5 保持筒 6 通孔 20 収納容器 21 口元部 30 浸透体
Claims (3)
- 【請求項1】芳香液収納容器の口元部に嵌め込まれる中
栓であって、前記口元部の内径と等しい外径を有する円
筒部の上端に、前記口元部上端に密着する鍔部を周設す
る共に、前記円筒部の内側にはこの円筒部と同心円的に
紐状の芳香液浸透体を保持する保持筒が中心に向かって
傾斜する底板を介して立設され、この底板には前記保持
筒に近接して数カ所に通孔を設けたことを特徴とする芳
香液収納容器用中栓。 - 【請求項2】前記傾斜した底板が前記保持筒の下端と前
記円筒部の上端とを連設するものであることを特徴とす
る請求項1に記載の芳香液収納容器用中栓。 - 【請求項3】前記傾斜した底板が前記保持筒の下端と前
記円筒部の下端とを連設するものであることを特徴とす
る請求項1に記載の芳香液収納容器用中栓。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6691092U JPH0631616U (ja) | 1992-09-25 | 1992-09-25 | 芳香液収納容器用中栓 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6691092U JPH0631616U (ja) | 1992-09-25 | 1992-09-25 | 芳香液収納容器用中栓 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0631616U true JPH0631616U (ja) | 1994-04-26 |
Family
ID=13329599
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6691092U Pending JPH0631616U (ja) | 1992-09-25 | 1992-09-25 | 芳香液収納容器用中栓 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0631616U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH09240756A (ja) * | 1996-03-08 | 1997-09-16 | Shiseido Co Ltd | 吸い上げ式液体容器 |
JP2017065696A (ja) * | 2015-09-28 | 2017-04-06 | 小林製薬株式会社 | 薬剤揮散器 |
-
1992
- 1992-09-25 JP JP6691092U patent/JPH0631616U/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH09240756A (ja) * | 1996-03-08 | 1997-09-16 | Shiseido Co Ltd | 吸い上げ式液体容器 |
JP2017065696A (ja) * | 2015-09-28 | 2017-04-06 | 小林製薬株式会社 | 薬剤揮散器 |
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