JPH0740512U - 特殊成分吸着防止アダプター - Google Patents

特殊成分吸着防止アダプター

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Publication number
JPH0740512U
JPH0740512U JP7401493U JP7401493U JPH0740512U JP H0740512 U JPH0740512 U JP H0740512U JP 7401493 U JP7401493 U JP 7401493U JP 7401493 U JP7401493 U JP 7401493U JP H0740512 U JPH0740512 U JP H0740512U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cylinder
vertical
outer cylinder
fitting
reciprocating pump
Prior art date
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Pending
Application number
JP7401493U
Other languages
English (en)
Inventor
孝之 後藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yoshino Kogyosho Co Ltd
Original Assignee
Yoshino Kogyosho Co Ltd
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Publication date
Application filed by Yoshino Kogyosho Co Ltd filed Critical Yoshino Kogyosho Co Ltd
Priority to JP7401493U priority Critical patent/JPH0740512U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】合成樹脂製竪型往復ポンプを装着した液体容器
における竪型シリンダdは、内装した摺動部材の良好な
滑りが要求されるため、その材質がポリエチレン樹脂、
ポリプロピレン樹脂等の限られたものにならざるを得
ず、その結果として、事実上、例えば、ビタミンEを含
む水溶液を収容した場合には、その含有ビタミンEが周
面に吸着されて、水溶液の成分が変動するなど、収容液
に対する材質上の不都合が生じている。そこで、かかる
不都合を簡単に解消しようとするものである。 【構成】合成樹脂製の竪型往復ポンプb付き容器におけ
るポンプの竪型シリンダdに下から外嵌させる特殊成分
非吸着性の外筒1を設け、該外筒の下端に吸上げパイプ
eを嵌合垂下させる嵌合小筒2を一体に垂設した。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、 合成樹脂製の竪型往復ポンプ付き容器に使用する特殊成分吸着防 止アダプターに係るものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、容器本体の口部に合成樹脂製の竪型往復ポンプを装着した液体容器は、 噴霧容器、吐出容器等として周知である。 例えば、図1、図2の場合、噴霧容器であり、図において、aは、合成樹脂製 の容器本体、bは、該容器本体の口部に装着したヘッド押下げ式竪型往復ポンプ 、cは、該竪型往復ポンプの押下げ噴霧ヘッド、dは、竪型往復ポンプの竪型シ リンダ、eは、該竪型シリンダの下端から嵌合垂下させた吸上げパイプである。 この場合、竪型往復ポンプbは、内蔵スプリングに抗して押下げ噴霧ヘッドcを 押し下げかつその内蔵スプリングで復帰動させることにより作動し、容器本体a 内に収容した液体を、吸上げパイプeを通じて吸い込みし、加圧して、押下げ噴 霧ヘッドcへ供給し、該ヘッドの噴霧ノズルから噴霧させる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、上記竪型シリンダdは、内装した摺動部材の良好な滑りが要求される ため、その材質がポリエチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂等の限られたものにな らざるを得ず、その結果として、事実上、例えば、ビタミンEを含む水溶液を収 容した場合には、その含有ビタミンEが周面に吸着されて、水溶液の成分が変動 するなど、収容液に対する材質上の不都合が生じている。 本考案は、かかる不都合を簡単に解消しようとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記目的達成のため、本考案は、合成樹脂製の竪型往復ポンプb付き容器にお けるポンプの竪型シリンダdに下から外嵌させる特殊成分非吸着性の外筒1を設 け、該外筒の下端に吸上げパイプeを嵌合垂下させる嵌合小筒2を一体に垂設し たことを特徴とする。
【0005】
【作用】
如上の構成であるから、使用に当たっては、従来の竪型往復ポンプbにおいて 、吸上げパイプEを竪型シリンダdの下端から一旦取り外して、その竪型シリン ダdの外周に外筒1を下から嵌合一体化させ、下端の嵌合小筒2に前記吸上げパ イプeを嵌合させて垂下させればよく、他は従来同様にして使用すればよい。 これにより、外筒1は、収容液中の所要の特殊成分、例えば、ビタミンEが竪 型シリンダdに吸着されるのを防止する。
【0006】
【実施例】
その1. 図1は、合成樹脂製の容器本体aの口部に合成樹脂製のヘッド押下げ式竪型往 復ポンプbを装着した噴霧容器に係る第1の実施例を示している。 この場合のヘッド押下げ式竪型往復ポンプb自体は、従来のものであり、上述 の従来例で説明した通りのものである。 かかる噴霧容器において、竪型シリンダdに下から外嵌させる特殊成分非吸着 性の外筒1を設け、該外筒は、上端が竪型シリンダdの上部に位置するよう比較 的短く形成するとともに、下端に吸上げパイプeを嵌合垂下させる嵌合小筒2を 一体に垂設している。 上記外筒1は、容器本体aにビタミンEを含む水溶液を収容する場合、例えば 、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリブタジエンテレフタレート(P BT)等の樹脂により形成する。なお、その他の収容液体の場合は、吸着を防止 すべき含有成分に対応させて外筒1の材質を選定すればよい。
【0007】 その2. 図2は、合成樹脂製の容器本体aの口部に合成樹脂製のヘッド押下げ式竪型往 復ポンプbを装着した噴霧容器に係る第2の実施例を示している。 この場合は、前例のものにおいて、外筒1の上端を竪型シリンダdに上端にま で伸長させている。したがって、外筒1の上端に竪型シリンダd上端のフランジ に沿わせたフランジ3を一体に形成するとともに、該フランジの下面から容器本 体aの口部内周に嵌合させる嵌合筒4を一体に垂設しおり、また、外筒1の上部 に竪型シリンダd上部の通気孔を開通させる通気路5及び通気小孔6を形成して いる。その他は前例と同様につき説明を省略する。
【0008】 なお、以上の実施例では、噴霧容器であるが、吐出容器でもよい。また、噴霧 容器の場合は、噴霧ノズルが突出するものでも没入するものでもよい。
【0009】
【考案の効果】
本考案によれば、竪型シリンダdに下から特殊成分非吸着性の外筒1を外嵌さ せ、該外筒の下端にある嵌合小筒2に吸上げパイプeを嵌合垂下させるので、外 筒1により収容液中の所要の特殊成分、例えば、ビタミンEが竪型シリンダdに 吸着されるのを防止することができ、また、竪型往復ポンプbをポンプとして支 障なく使用でき、しかも、構造並びに製作簡単で安価に提供でき、実用上頗る有 益である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案の特殊成分吸着防止アダプターに係る
一実施例を示す一部截断断面図である。
【図2】 本考案の特殊成分吸着防止アダプターに係る
他の実施例を示す一部截断断面図である。
【符号の説明】
1…外筒 2…嵌合小筒 3…フランジ 4…嵌合筒 5…通気路 6…通気小孔 a…容器本体 b…竪型往復ポン
プ c…押下げ噴霧ヘッド d…竪型シリンダ e…吸上げパイプ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 合成樹脂製の竪型往復ポンプb付き容器
    におけるポンプの竪型シリンダdに下から外嵌させる特
    殊成分非吸着性の外筒1を設け、該外筒の下端に吸上げ
    パイプeを嵌合垂下させる嵌合小筒2を一体に垂設した
    ことを特徴とする特殊成分吸着防止アダプター。
JP7401493U 1993-12-22 1993-12-22 特殊成分吸着防止アダプター Pending JPH0740512U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7401493U JPH0740512U (ja) 1993-12-22 1993-12-22 特殊成分吸着防止アダプター

Applications Claiming Priority (1)

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JP7401493U JPH0740512U (ja) 1993-12-22 1993-12-22 特殊成分吸着防止アダプター

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Publication Number Publication Date
JPH0740512U true JPH0740512U (ja) 1995-07-18

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005132466A (ja) * 2003-10-31 2005-05-26 Yoshino Kogyosho Co Ltd ポンプディスペンサー
JP2011093539A (ja) * 2009-10-27 2011-05-12 Yoshino Kogyosho Co Ltd 液体噴出器

Cited By (3)

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JP2005132466A (ja) * 2003-10-31 2005-05-26 Yoshino Kogyosho Co Ltd ポンプディスペンサー
JP4574159B2 (ja) * 2003-10-31 2010-11-04 株式会社吉野工業所 ポンプディスペンサー
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