JPH0631433U - コンバインの脱穀部駆動制御装置 - Google Patents
コンバインの脱穀部駆動制御装置Info
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- JPH0631433U JPH0631433U JP6731492U JP6731492U JPH0631433U JP H0631433 U JPH0631433 U JP H0631433U JP 6731492 U JP6731492 U JP 6731492U JP 6731492 U JP6731492 U JP 6731492U JP H0631433 U JPH0631433 U JP H0631433U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 刈取クラッチ11による刈取部5の駆動停止
時に一定時間にわたって脱穀部4の駆動を継続し、一定
時間経過後に脱穀部4の駆動を停止させて、脱穀部5内
の選別装置による穀粒の選別効果を損なったり、コンベ
ア42,43に穀粒が詰まったりするのを防止しなが
ら、刈取部4の非刈取作業時における騒音を低減し、ま
た、動力ロスも少なくする。 【構成】 刈取クラッチ11と脱穀クラッチ16とを連
動させ、刈取クラッチ11の入動作による刈取部5の駆
動時、脱穀クラッチ16を入動作させて脱穀部4を駆動
させ、また、刈取クラッチ11の切動作による刈取部5
の駆動停止時、刈取部5の駆動停止後一定時間の経過で
脱穀クラッチ16を切動作させるコントローラ17を備
えた。
時に一定時間にわたって脱穀部4の駆動を継続し、一定
時間経過後に脱穀部4の駆動を停止させて、脱穀部5内
の選別装置による穀粒の選別効果を損なったり、コンベ
ア42,43に穀粒が詰まったりするのを防止しなが
ら、刈取部4の非刈取作業時における騒音を低減し、ま
た、動力ロスも少なくする。 【構成】 刈取クラッチ11と脱穀クラッチ16とを連
動させ、刈取クラッチ11の入動作による刈取部5の駆
動時、脱穀クラッチ16を入動作させて脱穀部4を駆動
させ、また、刈取クラッチ11の切動作による刈取部5
の駆動停止時、刈取部5の駆動停止後一定時間の経過で
脱穀クラッチ16を切動作させるコントローラ17を備
えた。
Description
【0001】
本考案は、コンバインに搭載する脱穀部の駆動制御装置に関する。
【0002】
従来、コンバインは、走行機体に脱穀部とエンジンなどの駆動源とを搭載し、 前記機体の前方側に昇降装置を介して刈取部を上下昇降可能に支持すると共に、 前記駆動源と前記刈取部及び脱穀部との間には、それぞれ刈取クラッチと脱穀ク ラッチとを介装させている。また、前記刈取クラッチは、前記昇降装置による前 記刈取部の上下昇降に連動して入切動作させるようにしており、つまり、コンバ インを圃場に乗り入れて刈取脱穀作業を行うべく、前記刈取部を前記昇降装置を 介して所定の刈取作業位置へと下降させたときには、前記刈取クラッチを自動的 に入動作させて前記刈取部を駆動させ、さらに、コンバインが圃場端部などに至 って機体旋回を行うような場合で、前記刈取部を前記昇降装置で所定の非刈取作 業位置へと上昇させたときには、前記刈取クラッチを自動的に切動作させて前記 刈取部を駆動停止することにより、非刈取作業時における運転騒音をできるだけ 低減させるようにしている。一方、前記脱穀部の駆動制御は、前記昇降装置によ る刈取部の上下昇降には連動させることなく、前記脱穀クラッチの入切動作で行 うようにしており、そして、機体旋回時などに前記刈取部を前記昇降装置で非刈 取作業位置に上昇させたときには、前記脱穀クラッチを切動作させることなく、 該脱穀クラッチを入動作させたままで前記脱穀部の駆動を継続することにより、 この脱穀部内に設けた選別装置が穀粒の選別を行っている途中に選別作業が中断 されて選別効果を損なったり、また、前記選別装置の下部側に設けたコンベアが 穀粒の取出しを行っている途中に取出作業が中断されて、該コンベアに穀粒が詰 まったりするのを防止するようにしている。
【0003】
ところが、以上のように、前記昇降装置で前記刈取部が非刈取作業位置へと上 昇されたとき、該刈取部の駆動が自動的に停止させるにも拘らず、前記脱穀部が 駆動継続されているため、非刈取作業時における騒音が大きくなり、また、動力 ロスが大となるなどの問題があった。
【0004】 本考案の目的は、刈取クラッチによる刈取部の駆動停止時に一定時間にわたっ て脱穀部の駆動を継続し、一定時間の経過後に脱穀部の駆動を停止させることに より、この脱穀部内に設けた選別装置による穀粒の選別効果を損なったり、該選 別装置の下部側に設けるコンベアに穀粒が詰まったりするのを防止できながら、 前記刈取部の非刈取作業時における騒音を低減することができ、また、動力ロス も少なくできるコンバインの脱穀部駆動制御装置をを提供することにある。
【0005】
以上の目的を達成するために、本考案は、刈取部5及び脱穀部4を備えると共 に、駆動源3と前記刈取部5及び脱穀部4との間に刈取クラッチ11及び脱穀ク ラッチ16を備えたコンバインの脱穀部駆動制御装置において、前記刈取クラッ チ11と脱穀クラッチ16とを連動させ、前記刈取クラッチ11の入動作による 刈取部5の駆動時、前記脱穀クラッチ16を入動作させて脱穀部4を駆動させる と共に、前記刈取クラッチ11の切動作による刈取部5の駆動停止時、該刈取部 5の駆動停止後一定時間の経過で前記脱穀クラッチ16を切動作させるコントロ ーラ17を設けたのである。
【0006】
以上の脱穀部駆動制御装置においては、コンバインで穀稈の刈取脱穀作業を行 うべく、前記刈取クラッチ11の入動作により前記刈取部5が駆動されたとき、 前記コントローラ17からの出力で前記脱穀クラッチ16が入動作されて前記脱 穀部4が駆動され、これら脱穀部4と刈取部5との駆動で穀稈の刈取脱穀作業が 行われる。また、コンバインが圃場端部などに至って機体旋回を行うような場合 で、前記刈取クラッチ11の切動作により前記刈取部5が駆動停止されたときに は、その停止後一定時間が経過してから前記コントローラ17からの出力信号で 前記脱穀クラッチ16が切動作されて前記脱穀部4が駆動停止され、つまり、前 記刈取部5の駆動停止後、前記脱穀部4による穀稈処理状態例えば穀稈検出セン サで検出される穀稈の流れや車速センサで検出される車速に対応してタイマで設 定される一定時間、又は、一番コンベア部に設ける穀粒検出センサが穀粒を検出 している間の一定時間にわたって、前記脱穀部4の駆動が継続されるのである。 従って、前記脱穀部4内に設けた選別装置による穀粒の選別途中で選別作業が中 断されたりすることなく、その選別作業が一定時間継続されて選別効果の低下を 防止でき、また、前記選別装置の下部側に設けられるコンベアに穀粒が詰まった りするのも防止できるのであり、その上、前記刈取部5の駆動停止後一定時間が 経過すると、前記コントローラ17により前記脱穀部4が自動的に駆動停止され るため、前記刈取部5の非刈取作業時における騒音を著しく低減でき、しかも、 動力ロスも少なくできるのである。
【0007】
図6は、本考案の脱穀部駆動制御装置を適用するコンバインの一例として汎用 型コンバインを示しており、同図中、1は下部両側にクローラ式走行装置2を設 けた走行機体であって、上部側にエンジンから成る駆動源3と脱穀部4とを搭載 すると共に、前記走行機体1の前方側に昇降装置30を介して刈取部5を上下昇 降可能に支持し、前記駆動源3の回転動力で前記脱穀部4を駆動させ、また、前 記駆動源3の回転動力を前記走行装置2と刈取部5とに伝達して刈取脱穀作業を 行うようにしている。
【0008】 前記脱穀部4は、図5でも明らかにしたように、脱穀ロータ41と1番及び2 番コンベア42,43と、選別装置を構成する唐箕44及び揺動選別板45など を備え、前記刈取部5で刈取られて脱穀部4に搬送供給された穀稈を前記脱穀ロ ータ41で脱穀処理し、この脱穀処理物を前記唐箕44からの選別風と前記選別 板45の揺動とにより1番物と2番物とに選別して、1番物は前記1番コンベア 42に落下させて外部側に取出し、また、2番物は前記2番コンベア43から前 記脱穀ロータ41に供給して再処理するようにしている。
【0009】 また、前記刈取部5は、前記脱穀部4の穀稈供給口から前下方に向けて斜め状 に延びるフィーダハウス51と、該フィーダハウス51から前方側に水平方向に 延びるプラットホーム52とを備え、前記フィーダハウス51の内部に、前記プ ラットホーム52の後部側から前記穀稈供給口近くにかけて延びる搬送装置53 を設けると共に、前記プラットホーム52内に掻込オーガ54を回転可能に支持 し、かつ、前記プラットホーム52上に掻込リール55を回転可能に支持する一 方、前記プラットホーム52の前方下部側には刈刃56を設けている。
【0010】 図4,図5は、以上の汎用型コンバインに備える動力伝達装置を示しており、 同各図においては、図面の便宜上動力伝達経路の一部を省略して、その終端側と 始端側とに丸印符号を付して、それぞれ同一符号のもの同士が接続されることを 示している。
【0011】 前記動力伝達装置は、前記駆動源3の回転動力で前記走行装置2と刈取部5と を同調して駆動させるようにしたものであって、前記駆動源3の回転軸31に2 つの第1及び第2プーリP1,P2を設けると共に、前記回転軸31と平行に第 1中間軸6を支持して、該第1中間軸6に2つの第3,第4プーリP3,P4を それぞれ設ける一方、前記第1プーリP1と第3プーリP3との間に駆動ベルト B1を掛回している。
【0012】 また、前記動力伝達装置には、前記駆動源3からの回転動力を変速して前記走 行装置2と刈取部5側とに伝達する液圧伝動装置(以下HSTと言う)70を備 えた変速装置7が設けられており、前記HST70は主変速機構を構成するので あって、このHST70の出力側には出力軸71を介して副変速機構72を連動 させている。また、前記HST70の入力側には、第5プーリP5をもつ入力軸 73を接続すると共に、前記副変速機構72の出力側に第6プーリP6をもつ刈 取駆動出力軸74を連動させて、前記入力軸73の第5プーリP5と前記第1中 間軸6に設けた第4プーリP4との間に伝動ベルトB2を掛回して、この伝動ベ ルトB2の中間に走行クラッチ8を介装させる一方、前記変速装置7の出力側に 前記走行装置2に設けた駆動輪21を連動させている。
【0013】 さらに、前記刈取部5側に、2つの第7及び第8プーリP7,P8をもつ第2 中間軸9を支持して、この第2中間軸9の第7プーリP7と前記変速装置7の刈 取駆動出力軸74に設けた第6プーリP6との間に伝動ベルトB3を掛回すると 共に、前記刈取部5に備える搬送装置53の駆動軸10に、第1スプロケットS 1と第9プーリP9とを設け、該第9プーリP9と前記第2中間軸9の第8プー リP8との間に伝動ベルトB4を掛回して、この伝動ベルトB4の中間に刈取ク ラッチ11を介装させている。また、前記搬送装置53に設けた駆動軸10の近 くに、中間に刈刃・リールクラッチ12を介装した第3中間軸13を支持して、 この第3中間軸13における前記刈刃・リールクラッチ12の動力入力方向一次 側に、2つの第2及び第3スプロケットS2,S3を設けると共に、前記第3中 間軸13における刈刃・リールクラッチ12の二次側に、第4スプロケットS4 と第10プーリP10とを設けて、前記第1スプロケットS1と第2スプロケッ トS2との間にチエンC1を掛回し、かつ、前記第3スプロケットS3と前記掻 込オーガ54側に設けた第5スプロケットS5との間にチエンC2を掛回して、 前記刈取クラッチ11の入動作に伴い前記駆動軸10を介して前記搬送装置53 を、また、前記第1〜第3スプロケットS1〜S3と第5スプロケットS5とを 介して前記掻込オーガ54をそれぞれ同時に回転駆動させるようにしている。さ らに、前記第3中間軸13の近くに2つの第6及び第7スプロケットS6,S7 をもつ第4中間軸14を支持して、この第4中間軸14の第6スプロケットS6 と、前記第3中間軸13における刈刃・リールクラッチ12の二次側に設けた第 4スプロケットS4との間にチエンC3を掛回し、かつ、前記第7スプロケット S7と前記掻込リール55側に設けた第8スプロケットS8との間にチエンC4 を掛回すると共に、前記第3中間軸13における刈刃・リールクラッチ12の二 次側に設けた第10プーリP10と、前記刈刃56側に設けた第11プーリP1 1との間に伝動ベルトB5を掛回して、前記刈取クラッチ11の入動作時で前記 刈刃・リールクラッチ12を入動作したとき、前記第4スプロケットS4と第6 〜第8スプロケットS6〜S8とを介して前記掻込リール55を、また、前記第 10及び第11プーリP10,P11を介して前記刈刃56をそれぞれ同時に駆 動させるようにしている。
【0014】 また、図5で示したように、前記脱穀部4側には、3つの第12〜第14プー リP12,P13,P14をもった第5中間軸15を支持して、この第5中間軸 15の第12プーリP12と、前記駆動源3の回転軸31に設けた第2プーリP 2との間に伝動ベルトB6を掛回し、該伝動ベルトB6の中間に脱穀クラッチ1 6を介装すると共に、前記第13プーリP13を伝動ベルトB7を介して前記脱 穀ロータ41の連動機構側に連動させ、かつ、前記第14プーリP14を複数の 伝動ベルトB8を介して前記揺動選別板45と1番及び2番コンベア42,43 と唐箕44とに連動させて、前記脱穀クラッチ16の入動作により、前記脱穀ロ ータ41と揺動選別板45と1番及び2番コンベア42,43及び唐箕44とを それぞれ同時に駆動させるようにしている。
【0015】 しかして以上のような脱穀部4を駆動制御するにあたって、前記刈取クラッチ 11と脱穀クラッチ16とを連動させると共に、前記刈取クラッチ11の入動作 による前記刈取部5の駆動時に、前記脱穀クラッチ16を入動作させて前記脱穀 部4を駆動させ、かつ、前記刈取クラッチ11の切動作による前記刈取部5の駆 動停止時には、該刈取部5の駆動停止後一定時間経過してから前記脱穀クラッチ 16を切動作させて前記脱穀部4を駆動停止させるコントローラ17を設けたの である。
【0016】 具体的には、図1で示したように、前記コントローラ17の入力側に、前記機 体1と刈取部5との間に設けた前記昇降装置30の昇降レバー18と、前記刈取 部5の刈高さを検出する刈高さセンサ19と、該刈高さ検出センサ19による検 出域の下限位置に設けられる上昇位置検出センサ20と、同じく上限位置に設け られる下降位置検出センサ21と、後で詳述するように、前記刈取クラッチ11 の入切動作によりオン・オフ動作される入,切リミッタ22,23と、前記脱穀 部4での穀稈流れを検出する流量センサ24とをそれぞれ接続させるのであり、 また、前記コントローラ17の出力側には、前記昇降レバー18で操作される前 記昇降装置30と、前記刈取クラッチ11を駆動させる刈取クラッチ用モータ2 5と、前記脱穀クラッチ16を駆動させる脱穀クラッチ用モータ26とをそれぞ れ接続させるのである。
【0017】 前記刈取クラッチ11は、図3で示したように、前記変速装置7の刈取駆動出 力軸74側に連動する前記第2中間軸9上の第8プーリP8と、前記刈取部5の 搬送装置53側に設けた駆動軸10上の第9プーリP9との間に掛回される前記 伝動ベルトB4の中間部位に、L形状をなすクランクアーム11aを枢軸11b を介して揺動可能に支持し、前記クランクアーム11aの枢軸11bを中心とす る一方側に、前記伝動ベルトB4に対し転接・離間されるテンションプーリ11 cを支持すると共に、正逆回転可能とされた前記刈取クラッチ用モータ25の回 転軸25a上に作動アーム11dを設けて、該作動アーム11dと前記クランク アーム11aの枢軸11bを中心とする他方側との間を連結杆11eで連動連結 して構成するのである。
【0018】 そして、前記刈取クラッチ11を入動作させるときには、前記モータ25を反 時計方向に回転駆動させ、これに伴い前記作動アーム11dと連結杆11eとを 介して前記クランクアーム11aを枢軸11bを中心に上方側へと揺動させ、前 記テンションプーリ11cを前記伝動ベルトB4に転接させてテンションを付与 することにより、前記第2中間軸9から前記駆動軸10側へと回転動力を伝達さ せるようになし、また、前述した場合とは逆に、前記刈取クラッチ11を切動作 させるときには、前記モータ25を時計方向に回転駆動させ、これに伴い前記ク ランクアーム11aを枢軸11bを中心に下方側へと揺動させ、前記テンション プーリ11cを伝動ベルトB4から離間させて前記テンションを解除することに より、前記第2中間軸9から前記駆動軸10側への回転動力を遮断するようにな すのである。
【0019】 また、前記作動アーム11dの回転軌跡上には、前記刈取クラッチ11の入切 動作を検出する前記入リミッタ22と切リミッタ23とをそれぞれ設けるのであ って、この入リミッタ22は、前記モータ25の駆動に伴い前記テンションプー リ11cが前記伝動ベルトB4にテンションを付与するまでは、前記作動アーム 11dに接触することなくオフ状態に保持され、該作動アーム11dが前記入リ ミッタ22に接触されたとき、前記コントローラ17側にオン信号を出力させる ようにしており、また、前記切リミッタ23は、前記モータ25の駆動に伴い前 記テンションプーリ11cが前記伝動ベルトB4から離間されてテンションを解 除するまでは、前記作動アーム11dに接触することなくオフ状態に保持され、 この作動アーム11dが前記切リミッタ23に接触されたとき、前記コントロー ラ17側にオン信号を出力させるようにしている。尚、前記脱穀クラッチ16も 前述した刈取クラッチ11の場合と同様に、脱穀クラッチ用モータ26を備え、 該モータ26の正逆回転駆動で前記脱穀クラッチ16の入切動作を行うようにし ている。
【0020】 さらに、前記コントローラ17の入力側に接続する前記流量センサ24は、前 記刈取クラッチ用モータ25の停止後に前記コントローラ17に内蔵されたタイ マで前記脱穀クラッチ用モータ26を切動作させるときの設定時間を設定するも のであって、前記刈取クラッチ用モータ25の切動作つまり前記刈取クラッチ1 1の切動作に伴い前記刈取部5側での刈取作業が行われなくなってから一定時間 の経過後で、前記脱穀部4側での穀稈流れが前記流量センサ24で検出されなく なるまでの時間を、前記脱穀クラッチ用モータ26を切動作させる設定時間とし て前記タイマに設定するのである。また、前記コントローラ17の入力側には、 前記流量センサ24に変えて車速センサを接続し、この車速センサで検出される 車速に対応して前記脱穀クラッチ用モータ26を駆動停止させる設定時間を前記 タイマに設定するようにしてもよい。また、以上のタイマを使用することなく、 前記一番コンベア42の近くに設ける穀粒検出センサを利用し、前記刈取クラッ チ11の切動作に伴い前記刈取部5側での刈取作業が行われなくなってから一定 時間の経過後で、前記検出センサにより穀粒が検出されなくなったときに、該検 出センサからの出力で前記刈取クラッチ11を切動作させるようにすることも可 能である。
【0021】 しかして、以上のコンバインで穀稈の刈取脱穀作業を行うときには、前記昇降 レバー18の操作で前記昇降装置30が下降駆動状態にあって、前記刈取高さセ ンサ19と前記上昇及び下降位置検出センサ20,21とで検出される前記刈取 部5の高さが所定の刈高さとなり、この刈取部5が穀稈刈取可能状態にあると認 められたとき、前記コントローラ17からの出力で前記刈取クラッチ用モータ2 5が回転され、前記刈取クラッチ11が入動作されて前記刈取部5が駆動され、 また、前記刈取クラッチ11の入動作による前記入リミッタ22のオン動作で前 記脱穀クラッチ用モータ26が回転されて、前記脱穀クラッチ16が入動作され ることにより、前記脱穀部4が前記刈取部5と共に駆動されて穀稈の刈取脱穀作 業が行われる。さらに、コンバインが圃場端部などに至って機体旋回を行うよう な場合には、前記操作レバー18の操作で前記昇降装置30が上昇駆動状態にあ って、前記刈取高さセンサ19と前記上昇及び下降位置検出センサ20,21と で検出される前記刈取部5の高さが所定の非刈取作業位置に上昇されたとき、前 記刈取クラッチ用モータ25が切動作され、これに伴う前記刈取クラッチ11の 切動作で前記刈取部5が駆動停止されるのであるが、このとき、前記脱穀部4側 は前記刈取部5の駆動停止後一定時間を経過してから駆動停止されるのであり、 つまり、前記刈取クラッチ用モータ25が切動作されて前記切リミッタ23がオ ン動作されてから、前記コントローラ17に内蔵されたタイマによる設定時間を 経過した後に、前記脱穀クラッチ用モータ26が切動作されて前記脱穀部4の駆 動が停止されるのである。
【0022】 以上の構成とするときには、前記刈取部5が駆動停止されるにも拘らず、その 停止後一定時間経過するまでは前記脱穀部4の駆動が継続されるため、前記脱穀 部4内の前記揺動選別板45などによる穀粒の選別途中で選別作業が中断された りすることなく、その選別作業が一定時間継続されて選別効果の低下が防止され 、また、前記一番コンベア42や二番コンベア43などへの穀粒の詰まりも防止 されるのであり、その上、前記刈取部5の駆動停止後一定時間が経過すると、前 記コントローラ17からの出力で前記脱穀部4が自動的に駆動停止されるため、 前記刈取部5の非刈取作業時における騒音が著しく低減され、また、動力ロスも 少なくできるのである。
【0023】 次に、以上の構成による作用を、図2に示したフローチャートに基づいて更に 詳しく説明する。尚、同図においては、図面の便宜上メインルーチンの途中に同 一のA符号を付して、各符号A間を接続させている。
【0024】 先ず、前記刈取及び脱穀クラッチ11,16のクラッチ制御開始と同時に、ス テップ1において、前記刈高さセンサ19と前記上昇及び下降位置検出センサ2 0,21とで検出される前記刈取部5の刈高さが一定以上であるか否かが判断さ れ、イエスの場合、前記昇降レバー18の操作で前記昇降装置30が上昇駆動さ れているか否かが判断(ステップ2)され、その判断結果がイエスの場合には、 つまり、前記刈取部5の刈高さが一定以上で前記昇降装置30が上昇駆動状態に あるときには、前記刈取部5が所定の非刈取作業位置に上昇され、該刈取部5や 脱穀部4を駆動停止させる条件下にあるとして、刈取クラッチフラグ及び脱穀ク ラッチフラグをそれぞれ0とする条件設定(ステップ3)が行われ、この後ステ ップ4において、前記脱穀クラッチフラグが1から0になっているか否かが判断 され、つまり、後述するように前記脱穀部4の作業状態にあるときに対応する脱 穀クラッチフラグ1から脱穀部の駆動を停止する状態にあるときに対応する脱穀 クラッチフラグ0となっているか否かが判断され、イエスの場合に、ステップ5 において、前記コントローラ17に内蔵したタイマに所定時間T1がセットされ る。
【0025】 また、ステップ6において、前記刈高さセンサ19と前記上昇及び下降位置検 出センサ20,21とで検出される前記刈取部5の刈高さが一定以下であるか否 かが判断され、イエスの場合、前記昇降レバー18の操作で前記昇降装置30が 下降駆動されているか否かが判断(ステップ7)され、その判断結果がイエスの 場合には、つまり、前記刈取部5の刈高さが一定以下で前記昇降装置30が下降 駆動状態にあるときには、前記刈取部5が所定の刈取位置に下降されて刈取作業 可能状態にあり、即ち、該刈取部5や脱穀部4が駆動可能条件下にあるとして、 前記刈取及び脱穀クラッチフラグをそれぞれ1とする条件設定(ステップ8)が 行われる。尚、前記ステップ1,2での判断結果がノーの場合、つまり、前記刈 取部5の刈高さが一定高さに達することなく、かつ、前記昇降装置30が上昇駆 動状態にないときつまり、刈取作業状態にあるときには、何れも前記ステップ4 へと移行され、また、ステップ4での判断結果がノーの場合、つまり、前記脱穀 クラッチフラグが1から0になっていないときには、前記ステップ6へと移行さ れる。さらに、前記ステップ6,7での判断結果がノーの場合、つまり、前記刈 取部5の刈高さが一定以上で前記昇降装置30が下降駆動状態にないときつまり 、刈取作業状態にないときつまり、刈取作業状態にないときには、何れも後述す るステップ9へと移行される。
【0026】 次に、以上の条件設定が行われた後に、同図左下に示すAから右上のAへと移 行されてクラッチ制御が実行される。即ち、先ずステップ9で、、前記刈取クラ ッチフラグが1となっているか否かの判断が行われてその判断結果がイエスの場 合、つまり、前記刈取部5が刈取作業状態にあるときには、ステップ10におい て、前記入リミッタ22がオフ状態にあるか否かが判断され、イエスの場合、つ まり、前記刈取クラッチ11が入動作又は切動作されているかが不明で、前記入 リミッタ22が少なくともオン状態にない場合には、ステップ11において、前 記刈取クラッチ用モータ25が一方向に回転されて前記刈取クラッチ11が入駆 動され、前記刈取部5の駆動が行われる。また、前記ステップ9での判断結果が ノーの場合には、ステップ12において、前記切リミッタ23がオフ状態にある か否かが判断され、イエスの場合、つまり、前記刈取クラッチ11が入動作又は 切動作されているかが不明で、前記切リミッタ23が少なくともオン状態にない 場合には、ステップ13において、前記刈取クラッチ用モータ25が他方向に回 転されて前記刈取クラッチ11が切駆動され、前記刈取部5の駆動停止が行われ る。さらに、前記ステップ10,12での判断結果が何れもノーの場合、つまり 、前記入,切リミッタ22,23の両者がオフでない場合つまり、オンの場合に は何れも入リミッタ22がオンで刈取クラッチ11が入となり、切リミッタ23 がオンで刈取クラッチが切となるのであるから、ステップ14において、前記刈 取クラッチ用モータ25の回転制御が行われることなく、前記刈取クラッチ11 の入,切が保持される。
【0027】 そして、前記ステップ11,13で前記刈取クラッチ11の入切制御が行われ た後に、ステップ15において、前記脱穀クラッチフラグが1になっているか否 かが判断され、イエスの場合、つまり、前記脱穀クラッチフラグが1とされ、前 記脱穀部4が脱穀作業状態にあるときには、ステップ16において、前記入リミ ッタ22がオフ状態にあるか否かが判断され、ノーの場合には、つまり、前記入 リミッタ22がオフでなく、刈取クラッチ11が入の場合には、ステップ17に おいて、前記脱穀クラッチ用モータ26の作動で前記脱穀クラッチ16が入駆動 され、前記脱穀部4が前記刈取部5と共に駆動される。また、前記ステップ15 での判断結果がノーの場合、つまり、脱穀クラッチフラグ1から0になるとき、 前記タイマによる設定時間が0であるか否かが判断(ステップ18)され、その 判断結果がノーの場合、つまり、前記タイマによる設定時間が経過しておらず、 その設定時間が減少している場合には、ステップ19でタイマデグリメントが実 行され、前記脱穀クラッチ用モータ26の回転制御が行われることなく、前記脱 穀クラッチ16が駆動オフ状態に保持される。(ステップ20)従って、前記刈 取部5側においては既に駆動停止されているにも拘らず、前記タイマによる設定 時間が0となるまで前記脱穀部4の駆動が継続され、前記脱穀部4内の前記揺動 選別板45などによる穀粒の選別途中で選別作業を中断したりすることなく、そ の選別作業を一定時間継続することにより選別効果の低下が防止され、かつ、前 記一番コンベア42や二番コンベア43などへの穀粒の詰まりも防止される。さ らに、前記ステップ18での判断結果がイエスの場合、つまり、前記タイマによ る設定時間が消費されて0となっているときには、ステップ21において、前記 切リミッタ23がオフ状態にあるか否かが判断され、ノーの場合、つまり、前記 切リミッタ23がオフでなくオンである場合、換言すると、刈取クラッチ11が 切となっている場合にはステップ21において、前記脱穀クラッチ用モータ26 の作動で前記脱穀クラッチ16が切駆動されて、前記脱穀部4が前記刈取部5と 共に駆動停止されるのであり、従って、この刈取部5の非刈取作業時における脱 穀部4や刈取部4による騒音が著しく低減され、また、動力ロスも少なくできる のである。
【0028】 又、ステップ21においてイエスの場合、刈取クラッチ11が切となっていな いのであるから、脱穀クラッチ用モ−タ26の駆動はオフされ脱穀クラッチ16 が切となることはない。(ステップ20)また、ステップ16においてイエスの 場合も刈取クラッチ11は入となっていないから、脱穀クラッチ用モ−タ26の 駆動は脱穀クラッチ16が入となることはない(ステップ20)
【0029】
以上説明したように、本考案では、刈取部5と脱穀部4とを備え、これら脱穀 部4及び刈取部5と駆動源3との間に刈取クラッチ11及び脱穀クラッチ16を 設けたコンバインの脱穀部駆動制御装置において、前記刈取クラッチ11と脱穀 クラッチ16とを連動させ、前記刈取クラッチ11の入動作による刈取部5の駆 動時、前記脱穀クラッチ16を入動作させて脱穀部4を駆動させ、また、前記刈 取クラッチ11の切動作による刈取部5の駆動停止時、該刈取部5の駆動停止後 一定時間の経過で前記脱穀クラッチ16を切動作させるコントローラ17を設け たから、コンバインが圃場端部などに至って機体旋回を行うような場合で、前記 刈取クラッチ11の切動作で前記刈取部5を駆動停止させたときには、その停止 後一定時間が経過してから前記コントローラ17からの出力信号で前記脱穀クラ ッチ16が切動作されて前記脱穀部4が駆動停止され、つまり、該脱穀部4は前 記刈取部5の駆動停止後一定時間にわたって駆動継続されるのであり、従って、 前記脱穀部4内に設けた選別装置による穀粒の選別途中で選別作業を中断したり することなく、その選別作業を一定時間継続させて選別効果が低下するのを防止 でき、また、前記選別装置の下部側に設けられるコンベアに穀粒が詰まったりす るのも防止できるのであり、その上、前記刈取部5の駆動停止後一定時間が経過 すると、前記コントローラ17により前記脱穀部4が自動的に駆動停止されるた め、前記刈取部5の非刈取作業時における騒音を著しく低減でき、しかも、動力 ロスも少なくできるのである。
【図1】本考案にかかる脱穀部駆動制御装置の制御ブロ
ック図。
ック図。
【図2】同駆動制御装置のフローチャート図。
【図3】刈取クラッチを示す側面図。
【図4】脱穀部駆動制御装置を適用するコンバインの動
力伝達装置を示す経路図。
力伝達装置を示す経路図。
【図5】同動力伝達装置における脱穀部側の経路図。
【図6】脱穀部駆動制御装置を適用する汎用型コンバイ
ンの側面図。
ンの側面図。
3 駆動源 4 脱穀部 5 刈取部 11 刈取クラッチ 16 脱穀クラッチ 17 コントローラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 岡田 悟 大阪府大阪市北区茶屋町1番32号 ヤンマ ー農機株式会社内 (72)考案者 川渕 博史 大阪府大阪市北区茶屋町1番32号 ヤンマ ー農機株式会社内 (72)考案者 水倉 泰治 大阪府大阪市北区茶屋町1番32号 ヤンマ ー農機株式会社内 (72)考案者 中川 渉 大阪府大阪市北区茶屋町1番32号 ヤンマ ー農機株式会社内
Claims (1)
- 【請求項1】 刈取部5及び脱穀部4を備えると共に、
駆動源3と前記刈取部5及び脱穀部4との間に刈取クラ
ッチ11及び脱穀クラッチ16を備えたコンバインの脱
穀部駆動制御装置であって、前記刈取クラッチ11と脱
穀クラッチ16とを連動させ、前記刈取クラッチ11の
入動作による刈取部5の駆動時、前記脱穀クラッチ16
を入動作させて脱穀部4を駆動させると共に、前記刈取
クラッチ11の切動作による刈取部5の駆動停止時、該
刈取部5の駆動停止後一定時間の経過で前記脱穀クラッ
チ16を切動作させるコントローラ17を備えているこ
とを特徴とするコンバインの脱穀部駆動制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6731492U JPH0631433U (ja) | 1992-09-28 | 1992-09-28 | コンバインの脱穀部駆動制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6731492U JPH0631433U (ja) | 1992-09-28 | 1992-09-28 | コンバインの脱穀部駆動制御装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0631433U true JPH0631433U (ja) | 1994-04-26 |
Family
ID=13341442
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6731492U Pending JPH0631433U (ja) | 1992-09-28 | 1992-09-28 | コンバインの脱穀部駆動制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0631433U (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6471415A (en) * | 1987-09-11 | 1989-03-16 | Iseki Agricult Mach | Running speed control device of combine |
-
1992
- 1992-09-28 JP JP6731492U patent/JPH0631433U/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6471415A (en) * | 1987-09-11 | 1989-03-16 | Iseki Agricult Mach | Running speed control device of combine |
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