JPH0631403B2 - 液体洗浄剤組成物 - Google Patents

液体洗浄剤組成物

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JPH0631403B2 JP60183091A JP18309185A JPH0631403B2 JP H0631403 B2 JPH0631403 B2 JP H0631403B2 JP 60183091 A JP60183091 A JP 60183091A JP 18309185 A JP18309185 A JP 18309185A JP H0631403 B2 JPH0631403 B2 JP H0631403B2
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【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は低臭気性でしかも経時変化による着臭が極めて
少ない液体洗浄剤組成物に関する。
さらに詳しくは改良された炭素数6〜30の脂肪族第1
級アルコールとエチレンオキシドとを反応させて得られ
る炭素数6〜30の脂肪族第1級アルコールエトキシレ
ートの品質の経時変化が極めて少ない安定化した炭素数
6〜30の脂肪族第1級アルコールエトキシレートを液
体洗浄剤組成物の基材として使用することに関するもの
である。
炭素数6〜30の脂肪族第1級アルコールエトキシレー
トは液体洗浄剤組成物の主要洗浄活性成分として広い分
野で使用される。たとえば、台所用皿洗い洗剤、シヤン
プー、毛糸洗い用洗剤、重質衣料用洗剤、その他粉末家
庭用洗剤、住居用洗剤、クリーニング用洗剤、自動車用
洗剤等に使用される。
これらの液体洗浄剤にはその用途に応じて種々の香料が
添加されるのが一般的である。しかし主要洗浄活性成分
である炭素数6〜30の脂肪族第1級アルコールエトキ
シレートの臭気に問題がある場合、香料の本来の作用効
果が発揮できないことがある。本発明は乳酸および/ま
たは乳酸塩を含有する1級アルコールエトキシレートを
液体洗浄剤原料として使用することにより低臭気性でし
かも経時変化による着臭が極めて少ない高品質の液体洗
浄剤を提供するものである。
(従来の技術) 液体洗浄剤原料として、洗浄力、易無隣化性、耐硬水
性、相溶性、易溶解性、低温安定性(耐寒性)泡切れ、
すすぎ性という面で特に炭素数6〜30の脂肪族第1級
アルコールエトキシレートが使用されている。一般に炭
素数6〜30の脂肪族第1級アルコールのエトキシ化物
は、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、ナトリウムア
ルコキシド等のアルカリ触媒または三フッ化ホウ素、三
フッ化ホウ素−錯体、五塩化アンチモン、四塩化スズ等
の酸性触媒の存在下、第1級アルコールにエチレンオキ
シドを付加して製造される。
このような方法で得られた炭素数6〜30の脂肪族第1
級アルコールエトキシレートは未反応の炭素数6〜30
の脂肪族第1級アルコールを含む外に、触媒、アルデヒ
ド類、遊離酸類、エステル類、過酸化物類およびその他
の悪臭あるいは着色の原因となるような不純物を微量含
有している。このアルデヒド類、遊離酸類、エステル
類、過酸化物等の不純物はアルカリ水溶液による洗浄、
ケン化、蒸留により、又アルカリ触媒は通常、硫酸、リ
ン酸等の鉱酸あるいは酢酸等を添加して中和処理して精
製される。このようにして得られた第1級アルコールエ
トキシレートはこの他にも悪臭および着色の原因となる
不純物があって、経時変化と共に悪臭を発生する問題が
ある。また、経時変化した炭素数6〜30の脂肪族第1
級アルコールエトキシレートに三酸化硫黄、クロルスル
ホン酸等の硫酸化剤で硫酸化した場合には生成した硫酸
化物の色相が著しく悪化するという問題がある。以上の
ように従来技術で得られた炭素数6〜30の脂肪族第1
級アルコールエトキシレートを用いて液体洗浄剤の製品
にした場合、製品の臭気、製品の品質および劣化の原因
となる問題があり好ましくない。
特に炭素数6〜30の脂肪族第1級アルコールとエチレ
ンオキシドとを反応させて炭素数6〜30の脂肪族第1
級アルコールエトキシレートを製造する際に使用される
水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、ナトリウムアルコ
キシド等のアルカリ触媒は通常、硫酸、リン酸等の鉱酸
あるいは酢酸のごとき中和剤を添加して中和処理して精
製されるが、この従来の中和剤を使用した炭素数6〜3
0の脂肪族第1級アルコールエトキシレートを液体洗浄
剤原料として使用した場合には配合時点ですでに臭気が
あると共に、経時変化により臭気が発生するため臭気の
少ない液体洗浄剤を製造する上で大きな問題であった。
(発明が解決しようとする問題点) 本発明の目的は、炭素数6〜30の脂肪族第1級アルコ
ールとエチレンオキシドとを反応させて得られた炭素数
6〜30の脂肪族第1級アルコールエトキシレートを用
いて液体洗浄剤の洗浄活性成分としたときに、液体洗浄
剤配合時点での臭気が少なく、なおかつ経時変化による
着臭も極めて少ない液体洗浄剤を提供することにある。
(問題点を解決するための手段) 本発明は炭素数6〜30の脂肪族第1級アルコールエト
キシレートを洗浄活性成分として含有する液体洗浄剤組
成物において、乳酸および/または乳酸塩を含有する炭
素数6〜30の脂肪族第1級アルコールエトキシレート
が炭素数6〜30の脂肪族第1級アルコールとエチレン
オキシドとをアルカリ触媒の存在下に反応させて得られ
る未中和の炭素数6〜30の脂肪族第1級アルコールエ
トキシレートに乳酸および/または乳酸塩を添加して得
られたものであるか、または、乳酸および/または乳酸
塩を含有する炭素数6〜30の脂肪族第1級アルコール
エトキシレートが炭素数6〜30の脂肪族第1級アルコ
ールとエチレンオキシドとをアルカリ触媒の存在下に反
応させて得られる未中和の炭素数6〜30の脂肪族第1
級アルコールエトキシレートの触媒を中和した状態また
はロ過によって触媒を除去した炭素数6〜30の脂肪族
第1級アルコールエトキシレートに乳酸および/または
乳酸塩を添加して得られたものである液体洗浄剤組成物
に関するものである。
本発明で使用する乳酸は醗酵法および合成法いずれの方
法で製造されたものでもよく、また乳酸の純度は特に限
定するものでないが通常市販されている工業用、醸造
用、食品添加用のいずれにも使用できる。
本発明で使用する乳酸塩は乳酸ナトリウム、乳酸カリウ
ム、乳酸リチウム等の乳酸のアルカリ金属塩、乳酸カル
シウム、乳酸マグネシウム、乳酸バリウム等の乳酸のア
ルカリ土類金属塩、乳酸アルミニウム、乳酸亜鉛、乳酸
銀、乳酸銅、乳酸鉄、乳酸マンガン、乳酸アンモニウム
等があり、特に乳酸ナトリウム、乳酸カリウムが好まし
い。
本発明で使用する乳酸および/または乳酸塩の添加量は
炭素数6〜30の脂肪族第1級アルコールエトキシレー
ト100重量部に対して、好ましくは1〜0.05重量
部である。添加に際し、水溶液のpHは4〜9好ましく
は、5〜7の範囲にすることが好ましい。
本発明の乳酸および/または乳酸塩の添加方法は炭素数
6〜30の脂肪族第1級アルコールとエチレンオキシド
とを水酸化ナトリウム、水酸化カリウムおよびナトリウ
ムアルコキシド等のアルカリ触媒の存在下に反応させて
得られる未中和の炭素数6〜30の脂肪族第1級アルコ
ールエトキシレートに乳酸を添加する方法、あるいはロ
過等の公知の方法によって触媒を除去した炭素数6〜3
0の脂肪族第1級アルコールエトキシレートに乳酸を添
加する方法がある。乳酸および/または乳酸塩の添加は
炭素数6〜30の脂肪族第1級アルコールエトキシレー
トに乳酸および/または乳酸塩をそのまま、または溶液
にして添加し30分程度攪拌し、完全に溶解させるのが
好ましい。
本発明で用いられる炭素数6〜30の脂肪族第1級アル
コールエトキシレートの炭素数6〜30の飽和および/
または不飽和脂肪族第1級アルコール、たとえばヤシ
油、ココナッツ油等の植物油の水素化で得られる第1級
アルコール、牛脂、鯨油、羊毛油等の動物油の水素化で
得られる第1級アルコール、ステアリン酸、オレイン酸
等の有機酸の水素化で得られる第1級アルコール等が挙
げられる。また、エチレンよりチーグラー触媒による重
合ならびに酸化工程を経て偶数個の炭素原子をもつチグ
ラーアルコール。市販されているものにコンチネンタル
オイル社製の商品名「Alfonic」がある。また、
α−オレフィンまたは内部オレフインと一酸化炭素と水
素とよりコバルトカルボニル系触媒の存在下、オキソ反
応によるオキソアルデヒドを経て水素による還元で得ら
れるオキソアルコールがある。市販されているものに
は、Shell社製「ドバノール 」および「ネオドー
」、日産化学社製「オキソコール 」、三菱化成社
製「ダイヤドール 」がある。本発明で用いられる炭素
数6〜30の脂肪族第1級アルコールエトキシレートは
前記炭素数6〜30の脂肪族第1級アルコールに水酸化
ナトリウム、水酸化カリウムおよびナトリウムアルコキ
シド等のアルカリ触媒、または三フッ化ホウ素、三フッ
化ホウ素−錯体、五塩化アンチモン、四塩化スズ等の酸
性触媒の存在下エチレンオキシドを付加反応して得られ
たものが挙げられる。エチレンオキシドの付加モル数は
特に限定するものではないが通常平均付加モル数で0.
1〜100モル範囲、特に、1〜50モルの範囲が実用
的である。
本発明の炭素数6〜30の脂肪族第1級アルコールエト
キシレートを洗浄活性成分として含有する液体洗浄剤組
成物において、乳酸および/または乳酸塩を含有する炭
素数6〜30の脂肪族第1級アルコールエトキシレート
の他に種々の用途に応じて配合される種々の添加剤たと
えば活性剤、ハイドロトロープ剤、起泡剤、泡安定剤、
制泡剤、増粘剤、低粘剤、ビルダー、再汚染防止剤、漂
白剤、香料、蛍光増白剤、香料、蛍光増白剤、染料増白
剤等を配合組み合せることにより極めて良好なるパーホ
ーマンスを有する液体洗浄剤組成物が得られることがわ
かり本発明を完成したものである。
本発明の炭素数6〜30の脂肪族第1級アルコールエト
キシレートを洗浄活性成分として含有する液体洗浄剤組
成物において、乳酸および/または乳酸塩を含有する炭
素数6〜30の脂肪族第1級アルコールエトキシレート
の液体洗浄剤組成物の含有割合は1〜90重量%が好ま
しい。
本発明の液体洗浄剤組成物の用途による特徴たとえば起
泡、製法、洗浄の相乗効果、仕上り効果、手荒れ防止を
出すための効果的な活性剤としてアルキルベンゼンスル
ホン酸塩類、アルキルエーテルカルボン酸塩、脂肪酸石
鹸類、α−オレフィンスルホン酸塩類、高級アルコール
硫酸エステル塩類、アルキルエーテル硫酸塩類、脂肪酸
アルキロールアマイドの硫酸エステル塩類、アルキルエ
ーテルリン酸エステル塩、アルキルリン酸エステル塩
類、N−アシルメチルタウリン、N−アシルアミノ酸塩
類、アシル化ペプチド類、アルキルアルカノールアマイ
ド類、脂肪族アミン塩類、脂肪族4級アンモニウム塩
類、ベンザルコニウム塩類、イミダゾリニウム塩類、カ
ルボキシベタイン型、アミノカルボン酸塩類、イミダゾ
リニウムベタイン類、アルキルアミンオキサイド類、ポ
リオキシエチレンアルキルアミン類、脂肪酸アルカノー
ルアミド類等の1種または二種以上の混合物を0〜30
重量%添加するのが好ましい。
また、液体洗剤には不可欠で非経済的とされている可溶
化剤(ハイドロトロープ)としては、低級アルコール
類、エチレングリコール類、プロピレングリコール類、
グリセリン、セルソルブ類、エタノールアミン類、トル
エンスルホン酸塩、キシレンスルヘホン酸塩、尿素から
選ばれた一種または二種以上の混合物を0〜10重量%
用いることができる。
粘度調整剤としては、無機塩類たとえば塩化ナトリウ
ム、塩化カリウム、塩化マグネシウム、硫酸ナトリウ
ム、炭酸ナトリウム、ピロリン酸カリウムから選ばれた
一種または二種以上の混合物を0〜5重量%用いること
ができる。
そして残部は水であるが特に脱イオン水または蒸留水が
好ましい。
なお、腐敗を防止するために防腐剤、殺菌剤等を添加し
てもよい。さらにビルダー、再汚染防止剤、漂白剤、蛍
光剤、着色料、香料、酸化防止剤等の添加剤も使用でき
る。
(作用) 炭素数6〜30の脂肪族第1級アルコールとエチレンオ
キシドとを反応させて得られた炭素数6〜30の脂肪族
第1級アルコールエトキシレートに乳酸および/または
乳酸塩を含有させることにより、これを液体洗剤の基材
としたとき臭気の経時変化が極めて少ない高品質の液体
洗浄剤が得られることがわかった。
(実施例) 以下、実施例をあげて、本発明の実施の態様を具体的に
例示して説明する。本発明はこれからの実施例に限定さ
れるものではない。
実施例で行なった各試験方法は以下の通りである。
(1)臭気 試料0.1mに活性炭処理を行なった無臭蒸留水10
0mを加え温度50℃にて標準品との一対比較法で判
定した。臭気の判定は次の通りとした。
5:標準品と同様 4:標準品よりかすかに臭気あり 3:標準品よりやや臭気あり 2:標準品より明らかに臭気あり 1:標準品より非常に臭気が強い 標準品 (A)実施例1〜3および比較例1〜3に対して、経時
変化していない実施例1の洗浄剤を標準品とした。
(B)実施例4〜6および比較例4〜6に対して経時変
化していない実施例4の洗浄剤を標準品とした。
(2)洗浄力試験 (A法) 規定の濃度にした液体洗浄剤水溶液1に10×10cm
の人工汚染布65%ポリエステル35%綿ブロード布3
枚を入れ、ターゴトメーター(回転数:100rpm)に
て洗浄した。
(1)洗浄条件 洗浄剤濃度:0.067wt% 使用水:水道水 水温:25℃ 洗浄時間:5分間 すすぎ:水道水にて5分間 人工汚染布の汚垢組成 A有機質(重量%) ミリスチン酸 16.7 オレイン酸 16.7 トリステアリン 16.7 トリオレイン 16.7 コレステロール 8.8 ステアリン酸コレステロール 2.2 パラフインロウ(m.p.50〜52℃) 11.1 スクワレン 11.1 B無機質 粘土(関東ローム250メッシュ通過) Cカーボン カーボンブラック(250メッシュ通過) 有機質49.75重量%、無機質49.75重量%、カ
ーボン0.5重量%を混合して汚垢とし、反射率が45
%±2%になるように精製白布を汚染した。
(3)人工汚染布の洗浄率の算出 洗浄前の原布および洗浄前後人工汚染布の530mμに
おける反射率を反射率計(平沼産業製SPR−3型)に
て測定し、次式によって洗浄率(%)を算出した。
(B法) JIS−K3370−4,9に準処して、モデル汚れガ
ラス片6枚をリーナッツ改良洗浄力試験器にて洗浄し洗
浄力を測定した。
(イ)洗浄条件 洗浄剤濃度 0.15重量% 汚垢量 0.163gr/6枚 ガラスプレート JIS R3703 のNO2 使用水3° DH水 洗浄温度 30℃ 回転数 250rpm 洗浄時間 3分間 すすぎ時間 1分間 液量 700ml/ポット (ロ)モデル汚れの作成 牛脂と大豆油の混合油(1:1)20g、モノオレフイ
ン0.25g、オイルレッド0.1gをクロロホルム6
0mlに溶かして汚こう浴を調製する。
25±1℃にした汚染浴にガラスプレートを1枚ずつ約
55mmのところまで1〜2秒間浸し、汚垢を付着させた
後、取りだす。
温度25±1℃、湿度60±5%の恒温恒湿槽にて、2
4時間風乾し重量を測定し、ただちに洗浄力試験に使用
した。
(ハ)洗浄力の算出 汚染前後の6枚のガラスプレートの重量および洗浄後、
恒温、恒湿槽にて、6時間風乾して重量を測定し、次式
によって洗浄率(%)を算出した。
合成品1 容量1000mステンレス製反応器に炭素数12〜1
3平均分子量194の第1級アルコール(日産化学社
製、商品名、オキソコール )183g、触媒として水
酸化ナトリウム0.6g、エチレンオキシド417gを
仕込み、温度150℃圧力6.0kg/cm2Gで反応させ
た。得られた第1級アルコールのエチレンオキシド平均
10モル付加物に50重量%乳酸水溶液2.8gを添加
し、よく攪拌し合成品−1を得た。
比較合成品1 容量1000mステンレス製反応器に炭素数12〜1
3平均分子量194の第1級アルコール(日産化学社
製、商品名、オキソコール )183g、触媒として水
酸化ナトリウム0.6g、エチレンオキシド417gを
仕込み、温度150℃圧力6.0kg/cm2Gで反応させ
た。得られた第1級アルコールのエチレンオキシド平均
10モル付加物に酢酸0.9gを添加し、よく攪拌し比
較合成品−1を得た。
合成品2 容量1000mステンレス製反応器に炭素数11〜1
5平均分子量202の第1級アルコール(三菱化成社
製、商品名、ダイヤドール )188g、触媒として水
酸化ナトリウム0.6g、エチレンオキシド412gを
仕込み、温度150℃圧力6.0kg/cm2Gで反応させ
た。得られた第1級アルコールのエチレンオキシド平均
10モル付加物に50重量%乳酸水溶液2.8gを添加
し、よく攪拌し合成品−2を得た。
比較合成品2 容量1000mステンレス製反応器に炭素数11〜1
5平均分子量202の第1級アルコール(三菱化成社
製、商品名、ダイヤドール )188g、触媒として水
酸化ナトリウム0.6g、エチレンオキシド412gを
仕込み、温度150℃圧力6.0kg/cm2Gで反応させ
た。得られた第1級アルコールのエチレンオキシド平均
10モル付加物に酢酸0.9gを添加し、よく攪拌し比
較合成品−2を得た。
合成品3 容量1000mステンレス製反応器に炭素数12〜1
3平均分子量194の第1級アルコール(SheII社
製、商品名、ドバノール )183g、触媒として水酸
化ナトリウム0.6g、エチレンオキシド417gを仕
込み、温度150℃圧力6.0kg/cm2Gで反応させ
た。得られた第1級アルコールのエチレンオキシド平均
10モル付加物に50重量%乳酸水溶液2.8gを添加
し、よく攪拌し合成品−3を得た。
比較合成品3 容量1000mステンレス製反応器に炭素数12〜1
3平均分子量194の第1級アルコール(SheII社
製、商品名、ドバノール )183g、触媒として水酸
化ナトリウム0.6g、エチレンオキシド417gを仕
込み、温度150℃圧力6.0kg/cm2Gで反応させ
た。得られた第1級アルコールのエチレンオキシド平均
10モル付加物に酢酸0.9gを添加し、よく攪拌し比
較合成品−3を得た。
合成品4 容量1000mステンレス製反応器にヤシ油を水素化
して得られる炭素数12〜16平均分子量197の第1
級アルコール185g、触媒として水酸化ナトリウム
0.6g、エチレンオキシド415gを仕込み、温度1
50℃圧力6.0kg/cm2Gで反応させた。得られた第
1級ヤシ油アルコールのエチレンオキシド10モル付加
物に50重量%乳酸水溶液2.8gを添加し、よく攪拌
し合成品−4を得た。
比較合成品4 容量1000mステンレス製反応器にヤシ油を水素化
して得られる炭素数12〜16平均分子量197の第1
級ヤシ油アルコール185g、触媒として水酸化ナトリ
ウム0.6g、エチレンオキシド415gを仕込み、温
度150℃圧力6.0kg/cm2Gで反応させた。得られ
た第1級ヤシ油アルコールのエチレンオキシド10モル
付加物に酢酸0.9gを添加し、よく攪拌し比較合成品
−4を得た。
合成品5 容量1000mステンレス製反応器に炭素数12〜1
3平均分子量194の第1級アルコール(日産化学社
製、商品名、オキソコール )183g、触媒として水
酸化ナトリウム0.6g、エチレンオキシド417gを
仕込み、温度150℃圧力6.0kg/cm2Gで反応させ
た。得られた第1級アルコールのエチレンオキシド平均
10モル付加物にキョワード600BUPS12g添加
し80℃で30分間攪拌した後、ケイソウ土でプレコー
トしたロ過器へ移し、触媒を吸着したキョワード600
BUPSを除去した。つぎにロ過したエチレンオキシド
平均10モル付加物へ50重量%乳酸ナトリウム水溶液
3.5gを添加し、よく攪拌し合成品−5を得た。
比較合成品5 容量1000mステンレス製反応器に炭素数12〜1
3平均分子量194の第1級アルコール(日産化学社
製、商品名、オキソコール )183g、触媒として水
酸化ナトリウム0.6g、エチレンオキシド417gを
仕込み、温度150℃圧力6.0kg/cm2Gで反応させ
た。得られた第1級アルコールのエチレンオキシド平均
10モル付加物にキョワード600BUPS12g添加
し80℃で30分間攪拌した後、ケイソウ土でプレコー
トしたロ過器へ移し、触媒を吸着したキョワード600
BUPSを除去し比較合成品−5を得た。
実施例1〜5 合成品1〜5で得られた乳酸および/または乳酸塩を含
有する炭素数6〜30の脂肪族第1級アルコールエトキ
シレートを主要洗浄活性成分として含有する液体洗浄剤
組成物を調製し、臭気、洗浄力の試験を行なった。結果
は第1表に示す通りであった。
比較例1〜5 比較合成品1〜5で得られた炭素数6〜30の脂肪族第
1級アルコールエトキシレートを主要洗浄活性成分とし
て含有する液体洗浄剤組成物を調製し、臭気、洗浄力の
試験を行なった。結果は第2表に示す通りであった。
(発明の効果) 本発明の実施により、従来の炭素数3〜30の脂肪族第
1級アルコールエトキシレートに比較し、乳酸および/
または乳酸塩を含有する炭素数6〜30の脂肪族第1級
アルコールエトキシレートを洗浄活性成分として含有す
る液体洗浄剤組成物はこれを液体洗剤の基材としたとき
臭気の経時変化が極めて少なくなる作用を発揮し、高品
質の液体洗浄剤が得られるものである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】炭素数6〜30の脂肪族第1級アルコール
    エトキシレートを洗浄活性成分として含有する液体洗浄
    剤組成物において、洗浄活性成分が乳酸および/または
    乳酸塩を炭素数6〜30の脂肪族第1級アルコールエト
    キシレート100重量部に対して1〜0.05重量部含
    有する炭素数6〜30の脂肪族第1級アルコールエトキ
    シレートであることを特徴とする液体洗浄剤組成物。
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