JPH066719B2 - 液体洗浄剤組成物 - Google Patents

液体洗浄剤組成物

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JPH066719B2
JPH066719B2 JP60187436A JP18743685A JPH066719B2 JP H066719 B2 JPH066719 B2 JP H066719B2 JP 60187436 A JP60187436 A JP 60187436A JP 18743685 A JP18743685 A JP 18743685A JP H066719 B2 JPH066719 B2 JP H066719B2
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【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は低臭気性でしかも経時変化による着臭が極めて
少ない液体洗浄剤組成物に関する。
さらに詳しくは改良された第2級アルコールのエチレン
オキシド付加物である第2級アルコールエトキシレート
の品質の経時変化が極めて少ない安定化した第2級アル
コールエトキシレートを液体洗浄剤組成物の基材として
使用することに関するものである。第2級アルコールエ
トキシレートは液体洗浄剤組成物の洗浄活性成分として
広い分野で使用される。たとえば、台所用皿洗い洗剤、
シャンプー、毛糸洗い用洗剤、重質衣料用洗剤、その他
粉末家庭用洗剤、住居用洗剤、クリーニング用洗剤、自
動車用洗剤等に使用される。
これらの液体洗浄剤には、その用途に応じて種々の香料
が添加されるのが一般的である。しかし洗浄活性成分で
ある第2級アルコールエトキシレートに臭気の問題があ
る場合、香料の本来の使用効果が発揮できないことがあ
る。
本発明は乳酸および/または乳酸塩を含有する第2級ア
ルコールエトキシレートを液体洗浄剤原料として使用す
ることにより、低臭気性でしかも経時変化による着臭が
極めて少ない高品質の液体洗浄剤組成物を提供するもの
である。
液体洗浄剤原料として、洗浄力、易無隣化性、耐硬水
性、相溶性、易溶解性、低温安定性(耐寒性)泡切れ、
すすぎ性という面で特に炭素数6〜30の第2級アルコ
ールエトキシレートが使用されている。
(従来の技術) 一般に第2級アルコールエトキシレートは、水酸化ナト
リウム、水酸化カリウム、ナトリウムアルコキシド等の
アルカリ触媒または三フッ化ホウ素、三フッ化ホウ素−
錯体、五塩化アンチモン、四塩化スズ等の酸性触媒の存
在下、第2級アルコールまたは第2級アルコール低モル
エトキシレートにエチレンオキシドを付加して製造され
る。
このような方法で得られた第2級アルコールエトキシレ
ートは未反応の第2級アルコールを含む外に、触媒、ア
ルデヒド類、遊離酸類、エステル類、過酸化物類および
その他の悪臭あるいは着色の原因となるような不純物を
微量含有している。このアルデヒド類、遊離酸類、エス
テル類、過酸化物等の不純物はアルカリ水溶液による洗
浄、ケン化、蒸留により、またアルカリ触媒は通常、硫
酸、リン酸等の鉱酸あるいは酢酸等を添加して中和処理
して精製される。このようにして得られた第2級アルコ
ールエトキシレートはこの他にも悪臭および着色の原因
となる不純物があって、経時変化と共に悪臭を発生する
問題がある。また、経時変化した第2級アルコールエト
キシレートに三酸化硫黄、クロルスルホン酸等の硫酸化
剤で硫酸化した場合には生成した硫酸化物の色相が著し
く悪化するという問題がある。以上のように従来技術で
得られた第2級アルコールエトキシレートを用いて液体
洗浄剤の製品にした場合、製品の臭気、製品の品質およ
び劣化の原因となる問題があり好ましくない。
特に第2級アルコール低モルエトキシレートとエチレン
オキシドとを反応させて第2級アルコールエトキシレー
トを製造する際に使用される水酸化ナトリウム、水酸化
カリウム、ナトリウムアルコシキド等のアルカリ触媒は
通常、硫酸、リン酸等の鉱酸あるいは酢酸のごとき中和
剤を添加して中和処理して精製されるが、この従来の中
和剤を使用した第2級アルコールエトキシレートを液体
洗浄剤原料として使用した場合には液体洗浄剤を調合し
て時点ですでに臭気があると共に経時変化により臭気が
発生するため、臭気の少ない液体洗浄剤を作り上で大き
な問題があった。
(発明が解決しようとする問題点) 本発明の目的は、第2級アルコールのエチレンオキシド
付加物である第2級アルコールエトキシレートを液体洗
浄剤の洗浄活性成分としたときに、液体洗浄剤配合時点
での臭気が少なく、なおかつ経時変化による着臭も極め
て少ない液体洗浄剤を提供することにある。
(問題点を解決するための手段) 本発明は第2級アルコールエトキシレートを洗浄活性成
分として含有する液体洗浄剤組成物において、乳酸およ
び/または乳酸塩を含有する第2級アルコールエトキシ
レートが第2級アルコール低モルエトキシレートとエチ
レンオキシドをアルカリ触媒の存在下に反応させて得ら
れる未中和の第2級アルコールエトキシレートに乳酸を
中和剤としてを添加して得られたものであるか、または
乳酸および/または乳酸塩を含有する第2級アルコール
エトキシレートが第2級アルコール低モルエトキシレー
トとエチレンオキシドをアルカリ触媒の存在下に反応さ
せて得られる未中和の第2級アルコールエトキシレート
の触媒を中和した状態またはロ過によって触媒を除去し
た第2級アルコールエトキシレートに乳酸および/また
は乳酸塩を添加して得られたものである液体洗浄剤組成
物に関するものである。
本発明で使用する乳酸は醗酵法および合成法いずれの方
法で製造されたものでもよく、また乳酸の純度は特に限
定するものでないが通常市販されている工業用、醸造
用、食品添加用のいずれにも使用できる。
本発明で使用する乳酸塩は乳酸ナトリウム、乳酸カリウ
ム、乳酸リチウム等の乳酸のアルカリ金属塩、乳酸カル
シウム、乳酸マグネシウム、乳酸バリウム等の乳酸のア
ルカリ土類金属塩、乳酸アルミニウム、乳酸亜鉛、乳酸
銀、乳酸銅、乳酸鉄、乳酸マンガン、乳酸アンモニウム
等があり、特に乳酸ナトリウム、乳酸カリウムが好まし
い。
本発明で使用する乳酸および/または乳酸塩の添加量は
第2級アルコールエトキシレート100重量部に対し
て、好ましくは1〜0.05重量部である。添加に際
し、水溶液のpHは4〜9好ましくは、5〜7の範囲にす
ることが好ましい。
本発明の乳酸および/または乳酸塩の添加方法は第2級
アルコール低モルエトキシレートとエチレンオキシドと
を水酸化ナトリウム、水酸化カリウムおよびナトリウム
アルコシキド等のアルカリ触媒の存在下に反応させて得
られる未中和の第2級アルコールエトキシレートに乳酸
を添加する方法、あるいは触媒を中和した状態またはロ
過等の公知の方法によって触媒を除去した第2級アルコ
ールエトキシレートに乳酸および/または乳酸塩を添加
する方法がある。乳酸および/または乳酸塩の添加は第
2級アルコールエトキシレートに乳酸および/または乳
酸塩をそのまま、または溶液にして添加し30分程度攪
拌し、完全に溶解させるのが好ましい。
本発明で用いられる第2級アルコールエトキシレートは
炭素数8〜20のn−パラフィンをホウ素化合物の存在
下、分子状酸素による液相酸化によって得られたランダ
ム第2級アルコールに、酸触媒を用いてエチレンオキシ
ドを平均で0.1〜6モル、好ましくは平均1〜4モル
反応させ、触媒を中和もしくは除去した後に未反応のフ
リーのアルコールを蒸留、抽出、その他の方法で十分除
去して実質上フリーのアルコールを含有しない低モルエ
トキシレートまたは該低モルエトキシレートに、水酸化
ナトリウム、水酸化カリウムおよびナトリウムアルコキ
シド等アルカリ触媒の存在下でさらにエチレンオキシド
を特に限定するものではないが通常平均付加モル数で
0.1〜100モルの範囲、特に、1〜50モルの範囲
で付加される方法によって得られる種々の第2級アルコ
ールエトキシレートである。市販されている第2級アル
コールエトキシレートとしては、日本触媒化学工業
(株)製、商品名、ソフタノール 炭素数12〜14の
第2級アルコールエトキシレート、炭素数10〜12の
第2級アルコールエトキシレートならびにユニオンカー
バイド社製、商品名、タージトール 炭素数11〜15
の第2級アルコールエトキシレートがある。これらのも
のはいずれも3モルエチレンオキシド付加物の時点でフ
リーアルコールは除去されて実質上含まれておらず、3
モルエチレンオキシド付加物を原料として塩基触媒でさ
らにエチレンオキシドを付加させたものである。具体的
にはたとえば次の第2級アルコールエトキシレートを挙
げることができる。
ソフタノール −50 炭素数12〜14の第2級アルコールの平均5モルエト
キシレート ソフタノール −70 炭素数12〜14の第2級アルコールの平均7モルエト
キシレート ソフタノール −90 炭素数12〜14の第2級アルコールの平均9モルエト
キシレート ソフタノール −120 炭素数12〜14の第2級アルコールの平均12モルエト
キシレート ソフタノール L−70 炭素数10〜12の第2級アルコールの平均7モルエト
キシレート ソフタノール −200 炭素数12〜14の第2級アルコールの平均20モルエト
キシレート 本発明で用いられる第2級アルコールエトキシレートは
前記第2級アルコールに水酸化ナトリウム、水酸化カリ
ウムおよびナトリウムアルコキシド等のアルカリ触媒、
または三フッ化ホウ素、三フッ化ホウ素−錯体、五塩化
アンチモン、四塩化スズ等の酸性触媒の存在下エチレン
オキシドを付加反応して得られたものが挙げられる。エ
チレンオキシドの付加モル数は特に限定するまのではな
いが通常平均付加モル数で0.1〜100モル範囲、特
に、1〜50モルの範囲が実用的である。
本発明の第2級アルコールエトキシレートを洗浄活性成
分として含有する液体洗浄剤組成物において、乳酸およ
び/または乳酸塩を含有する第2級アルコールエトキシ
レートの他に種々の用途に応じて配合される種々の添加
剤たとえば、活性剤、ハイドロトロープ剤、起泡剤、泡
安定剤、制泡剤、増粘剤、低粘剤、ビルダー、再汚染防
止剤、漂白剤、香料、香料、蛍光増白剤、染料増白剤等
を組み合せることにより極めて良好なパーホーマンスを
有する液体洗浄剤組成物が得られることがわかり本発明
を完成したものである。本発明の第2級アルコールエト
キシレートを洗浄活性成分として含有する液体洗浄剤組
成物において、乳酸および/または乳酸塩を含有する第
2級アルコールエトキシレートの液体洗浄剤組成物の含
有割合は0.1〜90重量%が好ましい。本発明の液体
洗剤組成物の用途による特徴たとえば起泡、制泡、洗浄
の相乗効果、仕上り効果、手荒れ防止を出すための効果
的な活性剤としてアルキルベンゼンスルホン酸塩類、ア
ルキルエーテルカルボン酸塩、脂肪酸石鹸類、α−レフ
ィンスルホン酸塩類、高級アルコール硫酸エステル塩
類、アルキルエーテル硫酸塩類、脂肪酸アルキロールア
マイドの硫酸エステル塩類、アルキルエーテルリン酸エ
ステル塩、アルキルリン酸エステル塩類、N−アシルメ
チルタウリン、N−アシルアミノ酸塩類、アシル化ペプ
チド類、アルキルアルカノールアマイド類、脂肪族アミ
ン塩類、脂肪族4級アンモニウム塩類、ベンザルコニウ
ム塩類、イミダゾリニウム塩類、カルボキシベタイン
型、アミノカルボン酸塩類、イミダゾリニウムベタイン
類、アルキルアミノオキサイド類、ポリオキシエチレン
アルキルアミン類、脂肪酸アルカノールアミド類等の1
種または二種以上の混合物を0〜30重量%添加がする
のが好ましい。
液体洗剤には不可欠で非経済的となれている可溶化剤
(ハイドロトローブ)としては、低級アルコール類、エ
チレングリコール類、プロピレングリコール類、グリセ
リン、セルソルブ類、エタノールアミン類、トルエンス
ルホン酸塩、キシレンスルヘホン酸塩、尿素から選ばれ
た一種または二種以上の混合物を0〜10重量%用いる
ことができる。
粘度調整剤としては、無機塩類たとえば塩化ナトリウ
ム、塩化カリウム、塩化マグネシウム、硫酸ナトリウ
ム、炭酸ナトリウム、ピロリン酸カリウムから選ばれた
一種又は二種以上の混合物を0〜5重量%用いることが
できる。
そして残部は水であるが時に脱イオン水または蒸留水が
好ましい。
なお、腐敗を防止するために防腐剤、殺菌剤等を添加し
てもよい。さらにビルダー、再汚染防止剤、漂白剤、蛍
光剤、着色料、香料、酸化防止剤等の添加剤も使用でき
る。
(作用) 第2級アルコールとエチレンオキシドとを反応させて得
られた第2級アルコールエトキシレートに乳酸および/
または乳酸塩を含有させることにより、これを液体洗剤
の基材としたとき臭気の経時変化が極めて少い高品質の
液体洗浄剤が得られることがわかった。
(実施例) 以下、実施例をあげて、本発明の実施の態様を具体的に
例示して説明する。本発明はこれらの実施例に限定され
るものではない。
実施例で行なった各試験方法は以下の通りである。
(1)臭気 試料0.1mに活性炭処理を行なった無臭蒸留水10
0mを加え温度50℃にて標準品との一対比較法で判
定した。臭気の判定は次の通りとした。
5:標準品と同等 4:標準品よりかすかに臭気あり 3:標準品よりやや臭気あり 2:標準品より明らかに臭気あり 1:標準品より非常に臭気が強い 標準品 (A)実施例1〜2および比較例1〜2に対して、経時変
化していない実施例1の洗浄剤を標準品とした。
(B)実施例3および比較例3に対して経時変化していな
い実施例3の洗浄剤を標準品とした。
(C)実施例4および比較例4に対して経時変化していな
い実施例4の洗浄剤を標準品とした。
(2)洗浄力試験 《A法》 規定の濃度にした液体洗浄剤水溶液1に10×10cm
の人工汚染布65%ポリエステル35%綿ブロード布3
枚を入れ、ターゴトメーター(回転数:100rpm)に
て洗浄した。
(1)洗浄条件 洗浄剤濃度:0.067wt% 使用水 :水道水 水温 :25℃ 洗浄時間 :5分間 すすぎ :水道水にて5分間 人工汚染布の汚垢組成 A有機質(wt%) ミリスチン酸 16.7 オレイン酸 16.7 トレステアリン 16.7 トリオレイン 16.7 コレステロール 8.8 ステアリン酸コレステロール 2.2 パラフィンロウ(m.p.50〜52℃)11.1 スクワレン 11.1 B無機質 粘度(関東ローム 250メッシュ通過) Cカーボン カーボンブラック(250メッシュ通過) 有機質49.75重量%、無機質49.75重量%。カ
ーボン0.5重量%を混合して汚垢とし、反射率が45
%±2%になるように精製白布を汚染した。
(3)人工汚染布の洗浄率の算出 洗浄前の原布および洗浄前後人工汚染布の530mμに
おける反射率を反射率計(平沼産業製SPR−3型)に
て測定し、次式によって洗浄率(%)を算出した。
《B法》 JIS−K3370−4,9に準処して、モデル汚れガ
ラス片6枚をリーナッツ改良洗浄力試験器にて洗浄し洗
浄器を測定した。
(イ)洗浄条件 洗浄剤濃度 0.15重量% 汚垢量 0.163gr/6枚 ガラスプレート JIS R3703のNO.2 使用水 3°DH水、 洗浄温度 30℃ 回転数 250rpm 洗浄時間 3分間 すすぎ時間 1分間、 液量 700m/ポット (ロ)モデル汚れの作成 牛脂と大豆油の混合油(1:1)20g、モノオレイン
0.25g、オイルレッド0.1gをクロロホルム60
mに溶かして汚こう浴を調製する。
25±1℃にした汚染浴にガラスプレートを1枚ずつ約
55mmのところまで1〜2秒間浸し、汚垢を付着させた
後、取りだす。
温度25±1℃、湿度60±5%の恒温恒湿槽にて、2
4時間風乾し重量を測定し、ただちに洗浄力試験に使用
した。
(ハ)洗浄力の算出 汚染前後の6枚のガラスプレートの重量および洗浄後、
恒温恒湿槽にて、6時間風乾して重量を測定し、次式に
よって洗浄率(%)を算出した。
合成品1 容量1000mステンレス製反応器に炭素数12〜1
4の平均分子量333の第2級アルコールの平均3モル
エトキシレート(日本触媒化学工業(株)製 商品名
ソフタノール −30)334.5g、触媒として水酸
化ナトリウム0.6g、エチレンオキシド265.5g
を仕込み、温度150℃、圧力6.0Kg/cm2Gで反応さ
せた。得られた第2級アルコールのエチレンオキシド平
均9モル付加物に50重量%乳酸水溶液2.8gを添加
し、よく攪拌し合成品−1を得た。
比較合成品1 容量1000mステンレス製反応器に炭素数12〜1
4の平均分子量333の第2級アルコールの平均3モル
エトキシレート(日本触媒化学工業(株)製 商品名
ソフタノール −30)334.5g、触媒として水酸
化ナトリウム0.6g、エチレンオキシド265.5g
を仕込み、温度150℃、圧力6.0Kg/cm2Gで反応さ
せた。得られた第2級アルコールのエチレンオキシド平
均9モル付加物に酢酸0.9gを添加し、よく攪拌し比
較合成品−1を得た。
合成品2 容量1000mステンレス製反応器に炭素数12〜1
4の平均分子量333の第2級アルコールの平均3モル
エトキシレート(日本触媒化学工業(株)製 商品名
ソフタノール −30)334.5g、触媒として水酸
化ナトリウム0.6g、エチレンオキシド265.5g
を仕込み、温度150℃、圧力6.0Kg/cm2Gで反応さ
せた。得られた第2級アルコールのエチレンオキシド平
均9モル付加物にキヨワード−600BUPS12g添
加し80℃で30分間した後ケイソウ土でプレコートし
たロ過器に移し触媒を吸着したキヨワード−600BU
PSを除去した。つぎにロ過したエチレンオキシド平均
9モル付加物へ50重量%乳酸ナトリウム水溶液3.5
gを添加し、よく攪拌し合成品−2を得た。
比較合成品2 容量1000mステンレス製反応器に炭素数12〜1
4の平均分子量333の第2級アルコールの平均3モル
エトキシレート(日本触媒化学工業(株)製 商品名
ソフタノール −30)334.5g、触媒として水酸
化ナトリウム0.6g、エチレンオキシド265.5g
を仕込み、温度150℃、圧力6.0Kg/cm2Gで反応さ
せた。得られた第2級アルコールのエチレンオキシド平
均9モル付加物にキヨワード−600BUPS12g添
加し80℃で30分間した後ケイソウ土でプレコートし
たロ過器に移し触媒を吸着したキヨワード−600BU
PSを除去し比較合成品−2を得た。
合成品3 容量1000mステンレス製反応器に炭素数12〜1
4の平均分子量333の第2級アルコールの平均3モル
エトキシレート(日本触媒化学工業(株)製 商品名
ソフタノール −30)274g、触媒として水酸化カ
リウム1.0g、エチレンオキシド326gを仕込み、
温度150℃、圧力6.0Kg/cm2Gで反応させた。得ら
れた第2級アルコールのエチレンオキシド平均12モル
付加物に50重量%乳酸水溶液3.3gを添加し、よく
攪拌し合成品−3を得た。
比較合成品3 容量1000mステンレス製反応器に炭素数12〜1
4の平均分子量333の第2級アルコールの平均3モル
エトキシレート(日本触媒化学工業(株)製 商品名
ソフタノール −30)274g、触媒として水酸化カ
リウム1.0g、エチレンオキシド326gを仕込み、
温度150℃、圧力6.0Kg/cm2Gで反応させた。得ら
れた第2級アルコールのエチレンオキシド平均12モル
付加物に酢酸1.1gを添加し、よく攪拌し比較合成品
−3を得た。
合成品4 容量1000mステンレス製反応器に炭素数10〜1
2の平均分子量306の第2級アルコールの平均3モル
エトキシレート(日本触媒化学工業(株)製 商品名
ソフタノール L−30)381g、触媒として水酸化
ナトリウム0.6g、エチレンオキシド219gを仕込
み、温度150℃、圧力6.0Kg/cm2Gで反応させた。
得られた第2級アルコールのエチレンオキシド平均7モ
ル付加物に50重量%乳酸水溶液2.8gを添加し、よ
く攪拌し合成品−4を得た。
比較合成品4 容量1000mステンレス製反応器に炭素数10〜1
2の平均分子量306の第2級アルコールの平均3モル
エトキシレート(日本触媒化学工業(株)製 商品名
ソフタノール L−30)381g、触媒として水酸化
ナトリウム0.6g、エチレンオキシド219gを仕込
み、温度150℃、圧力6.0Kg/cm2Gで反応させた。
得られた第2級アルコールのエチレンオキシド平均7モ
ル付加物に酢酸0.9gを添加し、よく攪拌し比較合成
品−4を得た。
実施例1〜4 合成品1〜4で得られた乳酸および/または乳酸塩を含
有する第2級アルコールエトキシレートを洗浄活性成分
として含有する液体洗浄剤組成物を調製し、臭気、洗浄
力の各試験を行なった。結果は第1表に示す通りであっ
た。
比較例1〜4 比較合成品1〜4で得られた第2級アルコールエトキシ
レートを洗浄活性成分として含有する液体洗浄剤組成物
を調製し、臭気、洗浄力の各試験を行なった。結果は第
1表に示す通りであった。
(発明の効果) 本発明の実施により、従来の第2級アルコールエトキシ
レートに比較し、乳酸および/または乳酸塩を含有する
第2級アルコールエトキシレートを洗浄活性成分として
含有する液体洗浄剤組成物はこれを液体洗浄の基材とし
たとき臭気の経時変化が極めて少なくなる作用を発揮し
高品質の液体洗浄剤が得られるものである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第2級アルコールエトキシレートを洗浄活
    性成分として含有する液体洗浄剤組成物において、洗浄
    活性成分が乳酸および/または乳酸塩を第2級アルコー
    ルエトキシレート100重量部に対して1〜0.05重
    量部含有する第2級アルコールエトキシレートであるこ
    とを特徴とする液体洗浄剤組成物。
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