JPH0631399U - 半導体装置 - Google Patents
半導体装置Info
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- JPH0631399U JPH0631399U JP7328592U JP7328592U JPH0631399U JP H0631399 U JPH0631399 U JP H0631399U JP 7328592 U JP7328592 U JP 7328592U JP 7328592 U JP7328592 U JP 7328592U JP H0631399 U JPH0631399 U JP H0631399U
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- JP
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- Electromechanical Clocks (AREA)
- Metal-Oxide And Bipolar Metal-Oxide Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
- Control Of Stepping Motors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 モータ駆動ドライバー1と、このモータ駆動
ドライバーと並列に設けるトランジスタサイズがモータ
駆動ドライバーより小さなCMOSインバータ7とを有
する。 【効果】 モータ駆動時のノイズが低減し、安定したモ
ータ駆動が可能となる。
ドライバーと並列に設けるトランジスタサイズがモータ
駆動ドライバーより小さなCMOSインバータ7とを有
する。 【効果】 モータ駆動時のノイズが低減し、安定したモ
ータ駆動が可能となる。
Description
【0001】
本考案は、半導体集積回路(以下ICと言う)における時計などの小型精密機 器用ステップモータのモータ駆動ドライバーの構成に関する。
【0002】
ICが外部のモータを駆動するために、ICにはモータ駆動用のドライバーが 必要とされる。
【0003】 図3は、従来のモータ駆動ドライバーを示す回路図であり、図4は、このモー タ駆動ドライバーを動作させるための入力波形を示す波形図である。以下図3と 図4とを用いて説明する。
【0004】 図3に示すように、第1の入力信号4によって動作するPチャネル型電界効果 トランジスタ(以下PMOSと言う)2と、第2の入力信号5によって動作する Nチャネル型電界効果トランジスタ(以下NMOSと言う)3とから、相補型電 界効果トランジスタ(以下CMOSと言う)からなるモータ駆動ドライバー1を 構成し、その出力信号6が外部のモータを駆動する。
【0005】 外部のモータを駆動するために、このモータ駆動ドライバー1は大きな電流供 給能力が必要であるため、PMOS2とNMOS3の出力インピーダンスは非常 に小さくしなくてはならない。
【0006】 ここで第1の入力信号4と第2の入力信号5とを同じ波形にすると、モータ駆 動ドライバー1の貫通電流が非常に大きくなる。
【0007】 この貫通電流をなくすために、図4の波形図に示すように、第1の入力波形9 と第2の入力波形10のように、PMOS2の第1の入力信号4とNMOS3の 第2の入力信号5の波形を変えて、第1の時間12と第2の時間13との期間は モータ駆動ドライバー1の出力信号6がハイインピーダンスになるようにしてい る。
【0008】
モータ駆動ドライバー1のPMOS2、NMOS3の両トランジスタの出力イ ンピーダンスは非常に小さい。
【0009】 このことはトランジスタのゲート長に対するゲート幅の比率が大きい、つまり トランジスタサイズが非常に大きいことを意味するので、トランジスタの寄生容 量も大きく、モータ駆動ドライバー1の出力がハイインピーダンスになっている ときに、この寄生容量に充電された電荷がそのあと出力を確定させるときに一度 に放電される。
【0010】 このためにモータ駆動時に過大な電流がながれ、電源にノイズを生じてICの 内部回路に誤動作を引き起こす。
【0011】 本考案の目的は、上記課題を解決して、モータ駆動時の電源ノイズを低減する ことによりICの正確な動作が可能な半導体回路の構成を提供することにある。
【0012】
上記の目的を達成するために、本考案の半導体装置は、モータ駆動ドライバー と、このモータ駆動ドライバーと並列にトランジスタサイズがモータ駆動ドライ バーより小さなCMOSインバータとを有し、モータ駆動ドライバーとCMOS インバータとは動作タイミングをずらす。
【0013】
このようにしてモータ駆動ドライバーと並列にCMOSインバータを有する回 路構成にすることにより、モータ駆動ドライバーの出力がハイインピーダンスに なる期間をなくし、モータ駆動時の電源ノイズを低減することが可能となる。
【0014】
以下本考案の実施例を図1の回路図と、図2波形図に基づいて説明する。
【0015】 図1に示すように、第1の入力信号4によって動作するPMOS2と、第2の 入力信号5によって動作するNMOS3とからなるモータ駆動ドライバー1と並 列に、第3の入力信号8によって動作するCMOSインバータ7を配置する。
【0016】 このCMOSインバータ7は、1個のPチャネル型電界効果トランジスタと1 個のNチャネル型電界効果トランジスタとからなり、Pチャネル型電界効果トラ ンジスタのゲートとNチャネル型電界効果トランジスタのゲートとを接続し、ま たさらにPチャネル型電界効果トランジスタのドレインとNチャネル型電界効果 トランジスタのドレインとを接続した信号反転回路である。
【0017】 このとき外部のモータを駆動する出力信号6を、モータ駆動ドライバー1の出 力と、このモータ駆動ドライバー1に並列に配置するCMOSインバータ7の出 力とを合成して作り出す。
【0018】 PMOS2とNMOS3とは、電流供給能力を大きくするために出力インピー ダンスを小さくし、CMOSインバータ7は貫通電流を小さくするために出力イ ンピーダンスを大きくする。
【0019】 トランジスタサイズの一例としては、すべてのゲート長を2μmとし、モータ 駆動ドライバー1のPMOS2のゲート幅を1000μm、NMOS3のゲート 幅を500μm、CMOSインバータ7を構成するPチャネル型電界効果トラン ジスタのゲート幅を10μm、Nチャネル型電界効果トランジスタのゲート幅を 5μmとする。すなわちモータ駆動ドライバー1よりCMOSドライバー7のト ランジスタサイズを小さくする。
【0020】 図2にモータ駆動ドライバー1の貫通電流を少なくして、かつモータ駆動ドラ イバー動作時のノイズを低減するための入力波形を示す。
【0021】 第1の入力波形9と第2の入力波形10のタイミングをずらすことによって、 モータ駆動ドライバー1の出力を第1の時間12と第2の時間13との期間はハ イインピーダンスにしてこれの貫通電流をなくし、同時にモータ駆動ドライバー 1の出力がハイインピーダンスになっている間に図1のCMOSインバータ7の 第3の入力波形11を反転させる。
【0022】 CMOSインバータ7をモータ駆動ドライバー1と並列に配置することによっ て、外部のモータを駆動する出力信号6は常時確定するので、モータ駆動時のノ イズは低減する。
【0023】 なお以上の実施例の説明では、グラウンド電位をVDDにしたときの例につい て説明したが、グラウンド電位をVSSにしても良い。
【0024】
以上の説明で明らかなように、本考案の半導体集積回路においては、モータ駆 動ドライバーと、このモータ駆動ドライバーと並列にトランジスタサイズがモー タ駆動ドライバーより小さなCMOSインバータを設けている。
【0025】 このため出力インピーダンスの小さなモータ駆動ドライバーと並列に出力イン ピーダンスの大きなCMOSインバータを配置することによって、モータ駆動時 のノイズが低減し、安定したモータ駆動が可能となる。
【図1】本考案における半導体装置を示す回路図であ
る。
る。
【図2】本考案における半導体装置の入力信号波形を示
す波形図である。
す波形図である。
【図3】従来例における半導体装置を示す回路図であ
る。
る。
【図4】従来例における半導体装置の入力信号波形を示
す波形図である。
す波形図である。
1 モータ駆動ドライバー 4 第1のの入力信号 5 第2のの入力信号 7 CMOSインバータ 8 第3の入力信号
Claims (1)
- 【請求項1】 モータ駆動ドライバーと、モータ駆動ド
ライバーと並列にトランジスタサイズがモータ駆動ドラ
イバーより小さなCMOSインバータとを有することを
特徴とする半導体集積回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992073285U JP2607769Y2 (ja) | 1992-09-29 | 1992-09-29 | 半導体装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992073285U JP2607769Y2 (ja) | 1992-09-29 | 1992-09-29 | 半導体装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0631399U true JPH0631399U (ja) | 1994-04-22 |
JP2607769Y2 JP2607769Y2 (ja) | 2002-07-08 |
Family
ID=13513727
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1992073285U Expired - Lifetime JP2607769Y2 (ja) | 1992-09-29 | 1992-09-29 | 半導体装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2607769Y2 (ja) |
-
1992
- 1992-09-29 JP JP1992073285U patent/JP2607769Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2607769Y2 (ja) | 2002-07-08 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R323533 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
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