JPH06313959A - 感光材料処理装置 - Google Patents

感光材料処理装置

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Publication number
JPH06313959A
JPH06313959A JP10297593A JP10297593A JPH06313959A JP H06313959 A JPH06313959 A JP H06313959A JP 10297593 A JP10297593 A JP 10297593A JP 10297593 A JP10297593 A JP 10297593A JP H06313959 A JPH06313959 A JP H06313959A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
photosensitive material
receiving box
film
processing apparatus
partition wall
Prior art date
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Pending
Application number
JP10297593A
Other languages
English (en)
Inventor
Yuji Inoue
有二 井上
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
Priority to JP10297593A priority Critical patent/JPH06313959A/ja
Publication of JPH06313959A publication Critical patent/JPH06313959A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 受け箱内に収容された長尺状の感光材料の折
れを無くし、画質低下を防止する。 【構成】 受け箱80は上部が開口されており、内部に
は隔壁82が設けられている。この隔壁82は、受け箱
80の底部80Aの略中心に、フィルム幅方向に沿って
形成されており、上方へ延設されている。なお、隔壁8
2の上端82Aは、受け箱80の開口側端80Bより、
下方の位置とされており、隔壁82の両側縁82B、8
2Cは、受け箱80の内側壁80C、80Dに結合して
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、感光材料搬出口に感光
材料受け箱が装着された感光材料処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】画像が露光された感光材料は、感光材料
処理装置において、現像液、定着液、水洗水等の処理液
によって順次現像処理、定着処理、水洗処理等が行わ
れ、この後、乾燥部へ送り込まれて乾燥処理され搬出口
から搬出される。
【0003】長尺の感光材料を処理する感光材料処理装
置の搬出口には、図8に示される様な、受け箱100が
設けられており、乾燥処理後の感光材料を収容するよう
になっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図9に
示される如く、長尺状の感光材料102を、この受け箱
100にそのまま収容すると、長尺状の感光材料102
が受け箱100の底部100Aから蛇行状に順に折り重
なる。従って、上方の感光材料102の重さによって、
下方の感光材料102の折り返し部102Aに折れが発
生して、画質に悪影響を与える。
【0005】本発明は上記事実を考慮し、受け箱内に収
容された長尺状の感光材料の折れを無くすことができ、
画質低下を防止することができる感光材料処理装置を得
ることが目的である。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、処理後に順次排出される長尺の感光材料を蛇行状に
収容するための受け箱を備えた感光材料処理装置であっ
て、前記受け箱内に排出される感光材料の蛇行の略中心
線上に感光材料面の一部を支持する支持部材を設けたこ
とを特徴としている。
【0007】請求項2に記載の発明は、処理後に順次排
出される長尺の感光材料を蛇行状に収容するための受け
箱を備えた感光材料処理装置であって、前記受け箱内に
水平方向及び高さ方向の略中間から始まり、水平方向又
はそれより下方へ延びる板状支持部材を形成したことを
特徴としている。
【0008】
【作用】請求項1に記載の発明によれば、乾燥処理後に
感光材料処理装置から排出される長尺の感光材料が受け
箱内に蛇行状に収容される場合に、感光材料の蛇行の略
中心を支持部材により支持するため、感光材料の重量の
一部をこの支持部材によって受けることができる。従っ
て、下方の感光材料が上方の感光材料の重さを全て受け
ることがないため、上方の感光材料の重さによって、下
方の感光材料の折り返し部に折れが発生することが無
く、画質低下を防止することができる。
【0009】請求項2に記載の発明によれば、乾燥処理
後に感光材料処理装置から排出される長尺の感光材料が
受け箱内に蛇行状に収容される場合に、受け箱内に水平
方向及び高さ方向の略中間から始まり、水平方向又はそ
れより下方へ延び、感光材料の幅方向に沿う幅を持つ板
状支持部材を形成してある。この板状支持部材が鉛直に
近い場合には、感光材料が跨いだ状態で振り分けられ
る。従って、感光材料の重量を、感光材料の振り分け略
中心位置に当接する板状支持部材の上端部によって受け
ることができる。このため、上方の感光材料の重さによ
って、下方の感光材料の折り返し部に折れが発生するこ
とが無く、画質低下を防止することができる。
【0010】請求項2において、板状支持部材が水平に
近い場合には、乾燥処理後の感光材料が受け箱内に収容
される場合に、受け箱の底部から順に折り重なっていく
が、途中で、受け箱の中間部に水平方向へ向けて形成し
た板状支持部材に感光材料が載るため、これより上に重
なる感光材料の重量を板状支持部材によって受けること
ができる。従って、上方の感光材料の重さによって、下
方の感光材料の折り返し部に折れが発生することが無
く、画質低下を防止することができる。
【0011】請求項2において、板状支持部材が傾斜し
ている場合には、乾燥処理後の感光材料が受け箱内に収
容される場合に、受け箱の底部から順に折り重なってい
くが、途中で、斜め方向へ向けて形成した板状支持部材
に感光材料が載るため、これより上に重なる感光材料の
重量を板状支持部材によって受けることができる。従っ
て、上方の感光材料の重さによって、下方の感光材料の
折り返し部に折れが発生することが無く、画質低下を防
止することができる。
【0012】
【実施例】図1には、本発明の第1実施例の感光材料処
理装置である自動現像装置10が示されている。この自
動現像装置10は、感光材料の一例であるフィルム12
を現像液、定着液及び水洗水に浸漬して処理したのち乾
燥処理するものである。
【0013】自動現像装置10は、機枠14内に現像槽
16を備えた現像部18、定着槽20を備えた定着部2
2、リンス槽24を備えたリンス部26、水洗槽28を
備えた水洗部30及び乾燥部68が設けられている。
【0014】フィルム12は、挿入口48から挿入され
て各処理槽の搬送ラック38、40、42に案内され
て、現像液、定着液、水洗水に順次浸漬しながら搬送さ
れて現像、定着、水洗処理が行われる。また、定着槽2
0から水洗槽28へ受け渡す途中でリンス液によってフ
ィルム面が洗浄される。
【0015】水洗が終わったフィルム12は、乾燥部6
8で乾燥され、排出口78へ至り、排出口78から受け
箱80内にストックされるようになっている。
【0016】図2に示される如く、受け箱80は上部が
開口しており、内部には、隔壁82が設けられている。
この隔壁82は、受け箱80の底部80Aの略中心に、
フィルム幅方向(図2の矢印W方向)に沿って形成され
ており、上方(図2の矢印H方向)へ延設されている。
なお、隔壁82の上端82Aは、受け箱80の開口端8
0Bより、下方の位置にあり、隔壁82の両側縁82
B、82Cは、受け箱80の内側壁部80C、80Dに
結合している。
【0017】以下に本実施例の作用を説明する。露光に
よって画像が記録されたフィルム20は、自動現像装置
10の挿入口48から、自動現像装置10内へ挿入され
て処理される。自動現像装置10では、挿入口48から
挿入されたフィルム12を現像部18の搬送ラック38
に設けられたローラ対50によって引き入れて現像槽1
6へ送り込む。
【0018】現像槽16では、搬送ラック38のローラ
対32、34、36によって略U字状に搬送しながら現
像液に浸漬して現像処理を行う。現像部18での処理が
終了したフィルム12は、定着槽20へ送り込まれる。
定着槽20では、搬送ラック40のローラ対32、3
4、36によってフィルム12を略U字状に案内しなが
ら搬送して定着液に浸漬して定着処理を行う。定着槽2
0での処理が終了したフィルム12は、リンス部26を
通過する。このリンス部26の通過時に、ローラ対58
に挟持されることによって、フィルム12に付着する定
着液がスクイズされると共に下側のローラによって汲み
上げられたリンス液によってフィルム液面が洗浄され、
水洗部30へと至る。
【0019】水洗部30の水洗槽28では、搬送ラック
42の搬送ローラ32、36によってフィルム12を水
洗水に浸漬しながら搬送して、フィルム12の水洗を行
い、フィルムの表面から定着液成分を除去する。
【0020】水洗処理が終了したフィルム12は、水洗
部30から乾燥部68へ至る前にスクイズされると共に
水平状態とされ、この水平状態が維持されて乾燥部68
へ送り出される。
【0021】乾燥部68では、まず、対向ローラ対72
によって挟持され、ガイド板74によって案内されるた
め、フィルム12は水平に搬送される。このとき、チャ
ンバー76に設けられたスリット孔76Aから吹き出る
乾燥風によってフィルム12の表裏面が乾燥され、排出
口78から排出され、受け箱80内へストックされる。
【0022】この時、搬出口78から搬出されたフィル
ム12は、図3に示される如く、受け箱80内に形成し
た隔壁82に、この隔壁82を跨いだ状態で振り分けら
れる。従って、フィルム12の重量を、フィルム12の
振り分け略中心位置に当接する隔壁82の上端82Aに
よって受けることができる。このため、上方のフィルム
12の重さによって、下方のフィルム12の折り返し部
12Aに折れが発生することが無く、画質低下を防止す
ることができる。
【0023】次に本発明の感光材料処理装置の受け箱の
第2実施例を図4及び図5に従って説明する。
【0024】図4に示される如く、本実施例の受け箱8
4は上部が開口しており、内部には、隔壁86が設けら
れている。この隔壁86は、受け箱84の上下方向中間
部の一部に水平に形成されており、隔壁86の端86A
と、対向する内壁84Aとの間には、隙間88が形成さ
れている。
【0025】従って、搬出口78から搬出されたフィル
ム12は、図5に示される如く、受け箱84の底部84
Bから順に折り重なっていくが、途中で、隔壁86に載
るため、隔壁86より上に重ねるフィルム12の重量を
隔壁76によって受けることができる。よって、上方の
フィルム12の重さによって、下方のフィルム12の折
り返し部12Aに折れが発生することが無く、画質低下
を防止することができる。
【0026】次に本発明のフィルム処理装置の受け箱の
第3実施例を図6及び図7に従って説明する。
【0027】図6に示される如く、本実施例の受け箱9
0は上部が開口しており、内部には隔壁92が設けられ
ている。この隔壁92は、受け箱90の底部90Aの搬
出口78側の縁部に、フィルム幅方向(図6の矢印W方
向)に沿って斜め内側上方へ向けて形成されている。な
お、隔壁92の上端92Aは、受け箱90の開口端90
Bより下方の位置にあり、隔壁92の両側縁92B、9
2Cは、受け箱90の内側壁90C、90Dに結合して
いる。
【0028】従って、搬出口78から搬出されたフィル
ム12は、図7に示される如く、受け箱90の底部90
Aから順に折り重なっていくが、途中で、隔壁92に載
るため、隔壁92に載ったフィルム12は、隔壁92に
沿って底へ向かって滑った後、蛇行しながらさらに蓄積
される。従って、上に載ったフィルム12の重量を確実
に隔壁92によって受けることができる。よって、上方
のフィルム12の重さによって、下方のフィルム12の
折り返し部12Aに折れが発生することが無く、画質低
下を防止することができる。
【0029】なお、受け箱90は、第3実施例と異なり
隔壁92がフィルム処理装置の搬出口78と反対側の内
側壁の下端、受け箱90の底部から斜めに形成されたも
のでも良い。
【0030】
【発明の効果】以上説明した如く本発明に係る感光材料
処理装置は、受け箱内に収容された長尺状の感光材料の
折れを無くすことができ、画質低下を防止することがで
きるという優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係る感光材料処理装置の
概略構成図である。
【図2】本発明の第1実施例に係る感光材料処理装置の
受け箱の斜視図である。
【図3】本発明の第1実施例に係る感光材料処理装置の
受け箱の側断面図である。
【図4】本発明の第2実施例に係る感光材料処理装置の
受け箱の斜視図である。
【図5】本発明の第2実施例に係る感光材料処理装置の
受け箱の側断面図である。
【図6】本発明の第3実施例に係る感光材料処理装置の
受け箱の斜視図である。
【図7】本発明の第3実施例に係る感光材料処理装置の
受け箱の側断面図である。
【図8】従来例に係る感光材料処理装置の受け箱の斜視
図である。
【図9】従来例に係る感光材料処理装置の受け箱の側断
面図である。
【符号の説明】
10 自動現像装置(感光材料処理装置) 12 フィルム(感光材料) 80 受け箱 82 隔壁 84 受け箱 86 隔壁 90 受け箱 92 隔壁 94 受け箱 96 隔壁

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 処理後に順次排出される長尺の感光材料
    を蛇行状に収容するための受け箱を備えた感光材料処理
    装置であって、 前記受け箱内に排出される感光材料の蛇行の略中心線上
    に感光材料面の一部を支持する支持部材を設けたことを
    特徴とする感光材料処理装置。
  2. 【請求項2】 処理後に順次排出される長尺の感光材料
    を蛇行状に収容するための受け箱を備えた感光材料処理
    装置であって、 前記受け箱内に水平方向及び高さ方向の略中間から始ま
    り、水平方向又はそれより下方へ延びる板状支持部材を
    形成したことを特徴とする感光材料処理装置。
JP10297593A 1993-04-28 1993-04-28 感光材料処理装置 Pending JPH06313959A (ja)

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JP10297593A JPH06313959A (ja) 1993-04-28 1993-04-28 感光材料処理装置

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10297593A JPH06313959A (ja) 1993-04-28 1993-04-28 感光材料処理装置

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JPH06313959A true JPH06313959A (ja) 1994-11-08

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JP10297593A Pending JPH06313959A (ja) 1993-04-28 1993-04-28 感光材料処理装置

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